ジョナサン・ブロクストン

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ジョナサン・ブロクストン
Jonathan Broxton
シンシナティ・レッズ #51
Jonathan Broxton on May 26, 2012.jpg
ロイヤルズ時代(2012年5月26日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 ジョージア州オーガスタ
生年月日 1984年6月14日(30歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
300 lb =約136.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 ドラフト2巡目でロサンゼルス・ドジャースに指名
初出場 2005年7月29日 カージナルス
年俸 $4,000,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2009年

ジョナサン・ロイ・ブロクストン(Jonathan Roy Broxton, 1984年6月16日 - )は、MLBシンシナティ・レッズに所属の投手アメリカ合衆国ジョージア州オーガスタ出身。右投げ右打ち。130kgを超える巨漢投手である。

経歴[編集]

州立バーク高校3年生時に防御率1.21、9勝2敗、74イニングで134奪三振の成績をおさめ、2002年ドラフトで2巡目指名を受ける。

入団後は2002年からはマイナーリーグで先発投手として投げ、通算でイニングを上回る奪三振率を記録。2005年にメジャーに初昇格するがこの年は14試合の登板にとどまる。翌2006年はAAAからのスタートとなったが、リリーフ11試合で防御率0.00の好成績やランス・カーターの不調に伴い、5月1日にメジャーに昇格する[2]。ここでも安定感のある投球をし、イェンシー・ブラゾバンの故障などもあったためクローザー斎藤隆へつなぐセットアッパーとしての地位を確立する。

2007年ルディ・シアネスジョー・バイメルらと共に、クローザーの斎藤へと繋ぐセットアッパーとして83試合に登板し、リーグ5位となる32ホールドを記録。82投球回で、この年のリリーバーの奪三振数2位となる99三振をマーク。また、昨シーズンの7月からこの年の8月にかけて、球団記録(1958年にロサンゼルス移転以降)となる96.2イニング連続被本塁打なしを樹立[3]

2008年のオールスター開催後に斎藤隆が故障者リスト入りとなり、ブロクストンがクローザーとして起用されることになった。クローザーとして3敗を喫したが、ジョー・トーリ監督はクローザーとして起用し続け[4]、自己最多の14セーブを記録。

2009年開催の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、アメリカ合衆国代表の一員として出場。シーズンでは、自己最多の36セーブ、114奪三振を記録し、オールスターにも初選出された。

2010年も2年連続でのオールスター出場を果たしたが、後半戦は防御率7.13と大不振に陥った。2011年は肘や肩の故障もあって僅か14試合の登板に留まった。オフにFAとなり、カンザスシティ・ロイヤルズと1年400万ドルで契約を結んだ[5]

2012年7月31日にマイナー投手2名とのトレードでシンシナティ・レッズに移籍した。移籍後は主にアロルディス・チャップマンに繋ぐセットアッパーを務めた。オフにFAになったが、11月28日に3年2100万ドルでレッズと再契約した[6]

選手としての特徴[編集]

レスラーのような巨体から、100マイル近いフォーシームツーシームスライダー・チェンジアップスプリッターを投げる。本塁打を浴びるのを避けるため、外角一辺倒の攻めをすることで知られている[7]。そのため、リック・ハニカット投手コーチの勧めで、ツーシームを習得した[7]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2005 LAD 14 0 0 0 0 1 0 0 1 1.000 68 13.2 13 0 12 2 1 22 2 0 11 9 5.93 1.83
2006 68 0 0 0 0 4 1 3 12 .800 320 76.1 61 7 33 6 1 97 7 0 25 22 2.59 1.23
2007 83 0 0 0 0 4 4 2 32 .500 334 82.0 69 6 25 3 1 99 4 0 30 26 2.85 1.15
2008 70 0 0 0 0 3 5 14 13 .375 285 69.0 54 2 27 5 3 88 3 0 29 24 3.13 1.17
2009 73 0 0 0 0 7 2 36 1 .778 300 76.0 44 4 29 1 1 114 2 0 24 22 2.61 0.96
2010 64 0 0 0 0 5 6 22 3 .455 271 62.1 64 4 28 5 2 73 1 0 30 28 4.04 1.48
2011 14 0 0 0 0 1 2 7 0 .333 62 12.2 15 2 9 2 0 10 0 0 10 8 5.68 1.90
2012 KC 35 0 0 0 0 1 2 23 0 .333 151 35.2 36 1 14 0 2 25 0 0 11 9 2.27 1.40
CIN 25 0 0 0 0 3 3 4 10 .500 87 22.1 20 1 3 0 1 20 0 0 7 7 2.82 1.03
'12計 60 0 0 0 0 4 5 27 10 .444 238 58.0 56 2 17 0 3 45 0 0 18 16 2.48 1.26
2013 34 0 0 0 0 2 2 0 12 .500 133 30.2 27 4 12 2 4 25 0 0 17 14 4.11 1.27
通算:9年 480 0 0 0 0 31 27 111 84 .534 2011 480.2 403 31 192 26 16 573 19 0 194 169 3.16 1.24
  • 2013年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Jonathan Broxton Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月8日閲覧。
  2. ^ Gurnick, Ken (2006年5月1日). “Notes: Carter gets sent down” (英語). MLB.com. 2009年6月14日閲覧。
  3. ^ PHILADELPHIA (AP) (2007年8月23日). “Los Angeles Dodgers vs. Philadelphia Phillies - Recap - August 23, 2007” (英語). ESPN.com. 2009年6月14日閲覧。
  4. ^ Schwartz, Michael (2008年8月25日). “Dodgers display confidence in Broxton” (英語). MLB.com. 2009年6月14日閲覧。
  5. ^ Kaegel, Dick(2011-11-29). Royals sign Broxton to set up for Soria. MLB.com(英語). 2011年12月24日閲覧
  6. ^ Reds sign Broxton; Chapman to start? sportsnet.ca
  7. ^ a b 城ノ井道人「2009 救援投手ランキング ジョナサン・ブロクストン」 『月刊スラッガー』2009年9月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-6、26頁。

外部リンク[編集]