ダニエル・バード

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ダニエル・バード
Daniel Bard
テキサス・レンジャーズ(マイナー)
Daniel Bard, Fenway Park Boston 2012 05 29.jpg
レッドソックス時代(2012年5月29日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 テキサス州ヒューストン
生年月日 1985年6月25日(28歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 ドラフト1巡目(全体28位)でボストン・レッドソックスから指名
初出場 2009年5月13日 エンゼルス
年俸 $1,862,500(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダニエル・ポール・バード(Daniel Paul Bard, 1985年6月25日 - )はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身の野球選手投手)。右投右打。MLBテキサス・レンジャーズ傘下所属。

経歴[編集]

プロ入り以前[編集]

1980年5月15日テキサス州ヒューストンで生まれ、5才で野球を始めショートを守っていた。高校では、野球をするために転校して新しいチームでは投手として好記録を残し、打者としても3割を打ち5本のホームラン。翌年には4割を打って10本のホームランを打った。2003年ドラフトニューヨーク・ヤンキースから20巡目(全米604位)指名を受けたが、学業に励みたいという自身の意思から、地元ノースカロライナ州ノースカロライナ大学チャペルヒル校に進学。2004年ベースボール・アメリカでアメリカの最も優れた新人であると評された。このシーズン16試合に登板し8勝4敗、防御率3.88を記録した。新人の8勝はノースカロライナ大学チャペルヒル校の新記録であった。

2005年は7勝5敗、防御率4.22、2006年も9勝4敗、防御率3.64を記録し、チームメイトのアンドリュー・ミラーと共にドラフト候補に挙がった。

レッドソックス時代[編集]

2006年のMLBドラフト1巡目(全米28位)でボストン・レッドソックスから指名され入団。

2007年はマイナーリーグのグリーンビル・ドライブとランカスター・ジェットホークスで先発投手として75イニングを投げ、防御率7.05、78四球の成績を残した。この成績から中継ぎに移された。シーズン終了後レベル的にAAA級のハワイ・ウィンターリーグで16試合に投げて防御率1.08と好投し、制球問題に関しても大幅に改善した。

2008年はグリーンビル・ドライブとポートランド・シードッグスで中継ぎとして投げ、77イニングを投げ、防御率1.51、107奪三振の成績を残し、近年はジョン・レスタークレイ・バックホルツが選出されていたマイナーリーグのピッチャー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

2009年はAAA級のポータケット・レッドソックスでシーズンをスタートし、16イニングで打者58人に対し29奪三振。6安打され、うち2本が本塁打であった。5月10日、ハビアー・ロペスのマイナー降格に伴いメジャー昇格し、5月13日、ロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビューを果たした。5月20日、トロント・ブルージェイズ戦でフェンウェイ・パークで初登板し3安打を打たれ失点した。6月12日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で延長13回に登板しメジャー初セーブを記録した。8月26日のシカゴ・ホワイトソックス戦でデビッド・オルティーズのサヨナラホームランでメジャー初勝利を記録した。

2010年ジョナサン・パペルボンに繋ぐセットアップマンとして定着し、73試合の登板で防御率は1.93だった。32ホールドはリーグ最多だった。

2011年は5月27日から7月31日にかけて、25登板連続無失点の球団新記録を樹立。しかし、9月以降に0勝4敗、防御率10.64と不振に陥り、レッドソックスは歴史的失速によってプレーオフ進出を逃した[2]

2012年は自ら志願して先発に転向したが、深刻な制球難に陥り、6月5日には3シーズンぶりにマイナー降格の屈辱を味わった。降格後はリリーフに戻ったが、乱れた制球は改善されず、3Aで防御率7点台と苦しんだ。8月30日に再昇格したが、最後まで調子を取り戻すことはなかった。

2013年9月1日にDFAとなった。

カブス時代[編集]

2013年9月4日にウェーバーでシカゴ・カブスに移籍。12月2日にFAとなった。

レンジャーズ時代[編集]

2014年1月31日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び[3]、2月3日に球団が発表した[4]

投球スタイル[編集]

6' 4"(約193cm)の長身を活かしたサイドスローから投げ込む直球が武器とし、毎年投球回数に迫るほどの奪三振を残す。最速101mph(約162.5km/h)を計時し、平均98mph(約157.7km/h)を超えるフォーシームのほかスライダーやカーブ、たまにチェンジアップ・フォークを組み合わせ投げる。

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2009 BOS 49 0 0 0 0 2 2 1 13 .500 212 49.1 41 5 22 3 3 63 1 1 24 20 3.65 1.28
2010 73 0 0 0 0 1 2 3 32 .333 295 74.2 45 6 30 3 2 76 2 0 18 16 1.93 1.00
2011 70 0 0 0 0 2 9 1 34 .182 288 73.0 46 5 24 3 2 74 2 1 29 27 3.33 0.96
2012 17 10 0 0 0 5 6 0 0 .455 277 59.1 60 1 43 1 8 38 1 2 42 41 6.22 1.74
2013 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 6 1.0 1 0 2 0 0 1 0 0 1 1 9.00 3.00
通算:5年 211 10 0 0 0 10 19 5 79 .345 1078 257.1 193 25 121 10 15 252 6 4 114 105 3.67 1.22
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

脚注[編集]

  1. ^ Daniel Bard Contracts, Salaries, Cap Hits, & Transactions” (英語). Spotrac.com. 2014年1月13日閲覧。
  2. ^ Boston Red Sox ugly September shows by the numbers
  3. ^ T.R. Sullivan (2014年1月31日). “Rangers sign Bard to Minor League deal”. MLB.com. 2014年2月1日閲覧。
  4. ^ Rangers sign RHP Daniel Bard to minor league contract with invitation to major league spring training”. MLB.com Rangers Press Release (2014年2月3日). 2014年2月4日閲覧。

外部リンク[編集]