活水女子大学(かっすいじょしだいがく、英語: Kwassui Women's University)は、長崎県長崎市東山手町1-50に本部を置く日本の私立大学である。1981年に設置された。大学の略称は活水、活水大、活水女子大。
かつては難関女子短大として知られ、特に英文科は1980年代には東京の明治学院大学、法政大学、武蔵大学以上の難易度を誇った。
大学全体[編集]
大学名や法人名である「活水」は、『ヨハネによる福音書』4章10節の「活ける水によってサマリヤの女に天来の福音を説いた」とする記述に因む[1][2]。
日本私立大学連盟に加盟している。
建学の精神(校訓・理念・学是)[編集]
活水女子大学の建学の精神として「知恵と命の泉、主イエス・キリストに掬(むす)べよ」[3]が掲げられている。これは、活水学院の創立者エリザベス・ラッセルの「知恵と命の泉、主イエス・キリストにむすべよ。女子に最高水準の教育を」[4]との言葉に基づいている。
学風および特色[編集]
1993年頃まで、パンツルックでの登校は禁止であった。
教員と特別な場合を除いて、男性のキャンパス内への立ち入りは禁止されている。
2014年度以降、学部1年生は、自宅での新聞(一般商業紙:朝日・産経・長崎・西日本・日本経済・毎日・読売のいずれか)の購読を義務づけられ、1年間、新聞スクラップの作成を行わなければならない。同時に、教養教育カリキュラムが全面的に改正され、20名程度の「教養セミナーⅠ・Ⅱ」(各2単位)の履修が新たに必修となり、学部・学科混成の少人数クラスにおいて、大学で学習・研究を進めるために必要とされる基礎的な能力を身につける教育がおこなわれる。
2014年度から、国連アカデミック・インパクトの加盟校となった。毎年、高校生を対象とした英語プレゼンテーションコンテストが行われており、国連の理念に関わるテーマが設定される。
教員養成学部はおかれていないが、教職課程での教育にも力を入れており、家庭科や音楽科、養護教諭など、採用数が少ない区分の教員採用試験にも合格者を出している。また、神戸親和女子大学の通信教育課程を併修することにより、小学校教諭の免許を取得することが出来る。
- 活水女子短期大学#沿革・活水中学校・高等学校#沿革も参照。
- 1879年(明治12年)12月 - 活水女学校創設
- 1882年(明治15年)6月 - 現校地所在地に校舎を新築
- 1981年(昭和56年)
- 1月 - 活水女子大学文学部英文学科、日本文学科設置認可
- 4月1日 - 活水女子大学開学。文学部英文学科、日本文学科を設置
- 1983年(昭和58年)3月 - 短期大学専攻科英文専攻廃止
- 1991年(平成3年)
- 3月 - 大学院文学研究科英文学専攻修士課程設置
- 4月1日 - 短期大学家政科を生活学科(生活専攻、食物栄養専攻)と改称
- 1993年(平成5年)12月 - 大学音楽学部ピアノ・オルガン学科、声楽学科、音楽制作・教育学科設置認可
- 1994年(平成6年)4月1日 - 大学音楽学部ピアノ・オルガン学科、声楽学科、音楽制作・教育学科を設置
- 1997年(平成9年)
- 5月 - 短期大学日本文学科廃止認可
- 9月 - 専攻科食物栄養専攻(2年制)を設置届出
- 12月 - 大学文学部人間関係学科を設置認可
- 1998年(平成10年)4月1日 - 大学文学部に人間関係学科設置
- 2000年(平成12年)
- 7月 -
- 大学文学部に現代日本文化学科設置認可
- 大学音楽学部に演奏学科、応用音楽学科設置認可
- 10月 -
- 大学文学部の英文学科を英語学科に名称変更認可
- 短期大学の英文科を英語科に名称変更認可
- 2001年(平成13年)
- 4月1日 -
- 大学文学部の日本文学科、英文学科を現代日本文化学科、英語学科に改称
- 音楽学部を演奏学科、応用音楽学科に改組
- 短期大学英文科を英語科に改称
- 2002年(平成14年)4月1日 - 大学健康生活学部食生活健康学科を設置
- 2003年(平成15年)11月 - 大学健康生活学部に生活デザイン学科、子ども学科の設置認可される
- 2004年(平成16年)
- 4月1日 -
- 健康生活学部に生活デザイン学科、子ども学科を設置
- 短期大学の学生募集停止
- 大学音楽学部のピアノ・オルガン学科と音楽制作・教育学科の廃止認可される
- 2005年(平成17年)
- 4月 - 大学文学部の日本文学科、大学音楽学部の声楽学科の廃止認可される
- 5月30日 - 短期大学部を廃止
- 2008年(平成20年)10月 - 大学看護学部看護学科が設置認可される
- 2009年(平成21年)
- 4月1日 - 大学看護学部看護学科を設置
- 6月 - 大学音楽学部音楽学科の設置届出が受理される
- 12月 - 創立130周年を迎える
- 2010年(平成22年)4月 - 大学音楽学部に音楽学科を設置
- 2013年(平成25年)3月 - 大学音楽学部の演奏学科を廃止
- 2014年(平成26年)3月 - 大学音楽学部の応用音楽学科を廃止
- 2018年(平成30年) - 大学文学部を国際文化学部に、大学文学部の現代日本文化学科を日本文化学科に改組(予定)
基礎データ[編集]
所在地[編集]
- 東山手キャンパス(長崎県長崎市東山手町1-50)- 文学部(英語学科、現代日本文化学科、人間関係学科)・国際文化学部(英語学科、日本文化学科)・ 健康生活学部(生活デザイン学科、子ども学科)
- 新戸町キャンパス(長崎県長崎市新戸町3丁目1004-1)- 音楽学部・健康生活学部(食生活健康学科)
- 大村キャンパス(長崎県大村市久原町2丁目1246-3)- 看護学部
教育および研究[編集]
大学院[編集]
附属機関[編集]
大学関係者と組織[編集]
大学関係者組織[編集]
活水女子大学の同窓会は「活水同窓会」と称し、東山手キャンパス内に事務所を設置している[5]。活水女子大学の前身である活水女学校では1892年に初めての同窓会が開催され[5]、その後、日本国内だけでなく国外にも支部が設けられている[6]。
大学関係者一覧[編集]
キャンパス[編集]
東山手キャンパス[編集]
- 使用学部:全学部
- 使用研究科:大学院文学研究科
- 使用附属施設:図書館・チャペル
- 交通アクセス:長崎電気軌道大浦支線(5号系統)メディカルセンター電停または長崎自動車30・40・60系統市民病院前停留所(徒歩4分)
- 地図
新戸町キャンパス[編集]
- 使用学部:音楽学部、健康生活学部
- 使用研究科:なし
- 使用附属施設:図書館
- 交通アクセス:JR長崎本線長崎駅から長崎自動車40番系統大山入口停留所(徒歩4分)
- 地図
大村キャンパス[編集]
- 使用学部:看護学部
- 使用研究科:なし
- 使用附属施設:図書館
- 交通アクセス:JR大村線大村駅から長崎県交通局長崎医療センター停留所(徒歩1分)または長崎医療センター前停留所(徒歩3分)
- 諫早市・長崎市方面から大村キャンパスへ行くスクールバスも長崎県交通局によって運行されている。
- 地図
- 新戸町キャンパス敷地内に楠光寮(なんこうりょう)という大学寮がある。大村キャンパスには活水看護寮がある。
対外関係[編集]
他大学との協定[編集]
国内大学との協定[編集]
系列校[編集]
外部リンク[編集]
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