恵泉女学園大学

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恵泉女学園大学
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大学設置 1988年
創立 1929年
学校種別 私立
設置者 学校法人恵泉女学園
本部所在地 東京都多摩市南野2-10-1
北緯35度36分30.9秒 東経139度26分9.9秒 / 北緯35.608583度 東経139.436083度 / 35.608583; 139.436083座標: 北緯35度36分30.9秒 東経139度26分9.9秒 / 北緯35.608583度 東経139.436083度 / 35.608583; 139.436083
学部 人文学部人間社会学部
研究科 人文学研究科平和学研究科
ウェブサイト 恵泉女学園大学公式サイト
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恵泉女学園大学(けいせんじょがくえんだいがく、英語: Keisen University)は、東京都多摩市南野2-10-1に本部を置く日本私立大学である。1988年に設置された。 創設者は河井道リベラルアーツ(教養教育)主義の大学。ちなみに恵泉女学園園芸短期大学2005年廃止になった。

建学の精神[編集]

3つの柱「聖書」「国際」「園芸」を建学の精神とする。

  • 聖書:自己を尊重し、人種や階級に関わりなく他人を尊重すること
  • 国際:日本女性が世界を知り、偏見をなくし、それに対峙すること
  • 園芸:自然を慈しみ、生命を尊び、人間の基本的なあり方を学ぶこと[1]

大学の教育理念[編集]

「自立した女性を育てる」:

<恵泉女学園大学が目指す3つの自立>

1) 精神的自立(価値観・世界観):「イエスとノーをはっきり言える人間に」と説いた河井道の教えを源とする価値観や世界観をもつことで可能となる自立

2) 孤立ではない自立(協調性・社会性):人間性の根幹に触れるキリスト教教育、広く多元的な視野をもった国際教育、人間関係形成にも重点を置いた園芸教育、さらにこれを生かした体験学習を通して培われる自立

3) 経済的自立(就業意識・キャリアデザイン):社会人になるための自覚や就業意識の教育を通して、知識、教養、技術を一人の社会人として身に着ける自立

<5つの特徴>

1) 伝統ある女性教育、2) 手厚い就職支援、3) 一人ひとりを大切に、4) 豊富な実体験学習、5) 「いのち」を育む教育

<参考:初代学長の村井資長が、河井道の教えから掲げた言葉>

  • 考える大学:学問の出発は、考えること、疑問を持つこと、批判することにあるとして、真剣に自分で考え活発に討議しあう、考える大学
  • 平和を目指す女性の大学:平和と共存を担うものとして、社会で活躍する女性を育てる大学
  • 地球大学:地球規模でものを考え、欧米やアジアに焦点をあわせた文化・語学を学べる大学

大学の特色[編集]

  • 必修の共通教養科目として、「キリスト教学入門」「平和研究入門」「生活園芸」が設けられている。
  • 体験学習として、FS(フィールド・スタディ)やCSL(コミュニティ・サービス・ラーニング)、FT(フィールド・トリップ)、文化現地研修などのプログラムがある。 「体験学習」は、文部科学省の2006年度「特色ある大学教育支援プログラム」選定。
  • 「生活園芸」を中心とする園芸科目では、学生がキャンパスに隣接した農場で有機園芸を体験する。

⇒12種類の野菜や花を栽培する教育農場の広さは7,000平方メートルで、有機JAS認証(有機農業であることを証明する国の基準認定)を取得。 定期的に検査をクリアしている。(「生活園芸」は、文部科学省の2007年度「特色ある大学教育支援プログラム」選定)

  • 敷地内にはさまざまな花壇が設けられ、一年を通して色とりどりの花々が咲き乱れる。キャンパス内にあるハーブガーデンでは、35種類のハーブが楽しめる他、前庭花壇、ウッドランドガーデン、三日月花壇、キッチンガーデン、ロックガーデン、シェードガーデンなどがあり、草花の苗を育てるガラス室がある。
  • キャンパスは、「公共の色彩賞-環境色彩10選」[2]に1989年選定。テレビや映画のロケ地として数多く使用されている。


沿革[編集]

  • 1929年4月10日 - 恵泉女学園を東京都新宿区神楽坂にて創立
  • 1950年4月1日 - 恵泉女学園短期大学(英文科・園芸科)を東京都世田谷区に開学
  • 1987年12月23日 - 大学設置認可を取得
  • 1989年4月1日 - 教育課程(国語・英語)を新設
  • 1990年4月1日 - 日本語教員養成課程を新設
  • 1992年4月1日 - 国際交流プログラムを開始
  • 1995年4月1日 - 日本語教員養成課程(主専攻)を新設
  • 1997年4月1日 - 平和文化研究所を開所
  • 1997年5月12日 - 多摩キャンパス、情報・園芸・研究棟を起工
  • 1998年4月1日 - 国際社会文化学科開設
  • 1999年4月1日 - 短期フィールドスタディ (FS) 始まる
  • 2000年4月1日 - 長期フィールド・スタディ (FS)始まる
  • 2001年4月1日 - 人間環境学科・大学院(人文学研究科)開設
  • 2002年3月8日 - 大学基準協会による相互評価を受け、適合認定を取得
  • 2003年4月1日 - 園芸文化研究所開所
  • 2005年4月1日 - 人間社会学部を開設、2学部5学科でスタート:人文学部日本語日本文化学科英語コミュニケーション学科文化学科)と人間社会学部国際社会学科人間環境学科
  • 2005年4月1日 - コミュニティ・サービス・ラーニング (CSL) 始まる
  • 2006年8月4日 - 「専門性をもった教養教育としての体験学習」が特色GPに採択される
  • 2007年4月1日 - 大学院に人間社会学研究科開設
  • 2007年8月6日 - 「教養教育としての生活園芸」が特色GPに採択される
  • 2009年4月1日 - 大学院人間社会研究科を廃止し、平和学研究科を開設、同研究科は日本で初めて「平和学」で修士号を取れる大学院となる
  • 2013年4月1日 - 人間社会学部社会園芸学科を開設、人文学部文化学科を歴史文化学科へ名称変更
  • 2014年4月1日 - 人間社会学部人間環境学科を現代社会学科へ名称変更

教育及び研究[編集]

学部[編集]

  • 人文学部
    • 日本語日本文化学科
    • 英語コミュニケーション学科
    • 歴史文化学科
  • 人間社会学部
    • 国際社会学科
    • 社会園芸学科
    • 現代社会学科

大学院[編集]

大学関係者一覧[編集]

教授陣[編集]

イ・ヨンチェ曰く、教授陣の80%がNGOで活動している人達[3]

対外関係[編集]

学生生活・行事[編集]

<年間行事>

  • 4月:入学式、新入生フェロシップ(全体、学部、学科)、ガイダンス、イースター礼拝、春学期授業開始、健康診断
  • 5月:ランチタイム・オルガンコンサート、キリスト教強調週間、スプリングフェスティバル(春の学園祭)
  • 6月:チャペルコンサート
  • 7月:春学期授業・試験終了
  • 8月:夏期休暇
  • 9月:サマーキャンプ、9月卒業式・学位授与式、秋学期授業開始
  • 10月:河井道メモリアルウィーク
  • 11月:創立記念日、恵泉祭(秋の学園祭)、収穫感謝礼拝、クリスマスツリー点火式
  • 12月:クリスマス賛美礼拝
  • 1月:春期休暇
  • 2月:卒業リトリート
  • 3月:卒業式・学位授与式

<クラブ・サークル>

  • 48団体

ソフトボール部、スキー部、バドミントン部、軽音部、茶道部、華道部、能楽部、園芸部、チアリーディング部、硬式テニス部、ジャズダンスSylphy、ユースホステル部、ECO多摩部、天文部、Amigas del Charango、恵話会、シェアリング部、ポニーボランティアTails、芸術創作部夢追人、IBM(イラスト・文章・マンガ)、留学生会など

併設施設[編集]

  • 恵泉女学園中学校・高等学校
  • 恵泉蓼科ガーデン
  • 恵泉園芸センター:恵泉女学園が運営するフラワーショップとフラワースクール
  • 恵泉花と平和のミュージアム

テレビドラマ・映画などでのロケの使用[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ KEISEN UNIVERSITY CAMPUS GUIDE 2016
  2. ^ 環境デザインの点から公共空間を考えるために、専門家によって1981年に設立された民間団体「公共の色彩を考える会」が日本各地における優れた環境色彩を顕彰する制度として始めた。
  3. ^ [[ハンギョレが会った人] 日本で市民運動を繰り広げるイ・ヨンチェ恵泉女学園大学教授 ]「http://japan.hani.co.kr/arti/international/15369.html」ハンギョレ

外部リンク[編集]