聖光学院高等学校
聖光学院高等学校 | |
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過去の名称 | 聖光学院工業高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人聖光学院 |
校訓 | 神と共に働く人に |
設立年月日 | 1962年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 通信制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 工業科 |
高校コード | 07506A |
所在地 |
〒960-0486(第一校舎) 969-1652(第二校舎) |
福島県伊達市六角3(第一校舎) 福島県伊達郡桑折町大字成田字土井ノ内10(第二校舎) ![]() 北緯37度49分33.9秒 東経140度29分58.4秒 / 北緯37.826083度 東経140.499556度座標: 北緯37度49分33.9秒 東経140度29分58.4秒 / 北緯37.826083度 東経140.499556度 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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聖光学院高等学校(せいこうがくいんこうとうがっこう)は、福島県伊達市(第二校舎は伊達郡桑折町)にあるキリスト主義の私立高等学校。
神奈川県横浜市に所在する聖光学院中学校・高等学校、静岡県静岡市に所在する静岡聖光学院中学校・高等学校、山口県光市に所在する聖光高等学校とは人的・資本的関係が一切無い。
私立高校としては福島県で最北端にある。
概要[編集]
1962年(昭和37年)に聖光学院工業高等学校として創立。1977年(昭和52年)に聖光学院高等学校と改称する。 「聖光」は、マタイによる福音書第5章14節の「あなたがたは、世の光である」に由来する。 「神と共に働く人に」を校訓に掲げ、キリスト教主義に基づく教育を行う。 また「80/3mind」の精神を教育理念として掲げる。これは高校3年間が人生の決める3年間であるという独自の理念である。 4年制大学への進学を目指す普通科と、卒業生の就職率が高い工業系学科がある。 また、運動部を中心とした部活動にも力を入れている。
2022年4月より学科再編を行い、2学科6コースという編成となる。
設置学科[編集]
・進学探究コース
自治体・企業・大学などと連携を図り、地域に根付いた様々な探究学習・活動を行う。探究活動・学習を通して主体的に学ぶ力を育み、社会の担い手となるべく、明確な進路目標と、その実現に向けて生徒独自の「成解」を創り出していく。また、丁寧な進学指導を構築する。
・スポーツ探究コース
部活動に打ち込める環境はもちろん、「探究」の授業において「トレーニング講習」や「自己啓発活動」などアスリートとしての資質を高める取り組みを行う。北海道・東北唯一の体育総合大学である宮城県の仙台大学と提携し、大学講師陣の講義を受講できることも魅力である。
・福祉探究コース
介護だけでなく、看護・保育・手話などの福祉の基礎を学ぶ。相手の幸せのためには、自分自身が幸せであることが大前提とし、幸せとは何か、を探究する。また国立大学法人群馬大学と連携し、高校では全国で初めて「手話」の授業を取り入れる。
・基礎コース(1年次)
1年次は全員が同じカリキュラムで学ぶ。基礎コースでは様々な専門性を体験し、1年をかけて各コースの特性を十分理解した上で2年次から各コースを選択できるようにするため、ミスマッチのないコース選択が可能になる。また、幅広くい資格取得に挑戦できるようになるのもメリットである。
・機械工学コース(2年次より選択)
機械設計・機械工作・原動機など、機械に関する専門分野を学ぶ。旋盤、溶接、機械製図(CAD)など充実した実習を行い、即戦力のエンジニアの育成を目指す。
・プロダクト工学(2年次より選択)
人間生活に求められる「モノ」を工業に関する技術や視点から具現化する活動に取り組む。デザイン・環境など実践を交えて学ぶ。
・情報工学(2年次より選択)
情報・通信・電気について学ぶ。プログラミングや電子・電気回路、ネットワーク、マルティメディア基礎、応用などを学ぶ。
沿革[編集]
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- 1962年 - 聖光学院工業高等学校として創立。
- 1977年 - 校名を聖光学院高等学校に改称。
- 2007年 - 通信制課程の普通科を開設。
- 2018年3月 - 通信制課程の新入生募集を停止[1]。
- 2022年4月 - 学科再編。
施設[編集]
2010年3月に完成した学生寮は、校舎から徒歩5分、100人の収容規模で、約400平方メートルのトレーニング場も併設されている。
部活動[編集]
硬式野球部[編集]
硬式野球部は、斎藤智也監督のもと選抜高等学校野球大会に6回、全国高等学校野球選手権大会に16回出場している。どちらの出場回数も福島県勢最多である。夏の甲子園初出場は2001年(第83回大会)。夏の甲子園では、2008年(第90回大会)、2010年(第92回大会)、2014年(第96回大会)、2016年(第98回大会)の4度、ベスト8に進出している。また、センバツでも2013年(第85回大会)にベスト8に進出している。国民体育大会にも平成19・20・22・26・28年と出場しており、平成19・22・26年にはベスト8、平成28年にはベスト4まで勝ち上がった。2008年の第90回全国高等学校野球選手権記念福島大会の2回戦から2013年の秋季高校野球福島大会の準々決勝まで、福島県内公式戦95連勝を記録した。夏の選手権福島大会は2007年から2019年まで地方大会としては戦後最長となる13連覇だったが(独自大会を含めると14連覇[2])、中止を挟んだ2021年の第103回の福島大会の準々決勝で光南戦で1-5で敗れ、連続出場が13で止まった[3][4]。しかし、同年秋の県大会で優勝を果たすと、第74回秋季東北大会で東奥義塾、能代松陽、青森山田高校を撃破して決勝に進出、4年ぶりの選抜出場が決定した。
サッカー部[編集]
学校の強化指定部[5]のサッカー部も2001年にインターハイに初出場、2012年には高校サッカー選手権大会に初出場した。かつては元Jリーガーの鋤柄昌宏が監督を務めていた。2019年度からは同校出身の元Jリーガー茂木弘人をコーチに招聘し、同年の選手権県大会で決勝に進出した。
ラグビー部[編集]
2018年ラグビー花園大会に初出場。
著名な出身者[編集]
野球[編集]
- 歳内宏明 - 元プロ野球選手
- 園部聡 - 元プロ野球選手
- 八百板卓丸 - プロ野球選手
- 横山貴明 - 元プロ野球選手
- 知野直人 - プロ野球選手(中退)
- 湯浅京己 - プロ野球選手
- 岡野祐一郎 - プロ野球選手
- 佐藤都志也 - プロ野球選手
- 遠藤雅洋 - 元社会人野球選手
サッカー[編集]
交通[編集]
脚注[編集]
- ^ 募集停止のお知らせ - 学校法人 聖光学院 聖光学院高等学校 2020年6月28日閲覧
- ^ “聖光学院・坂本寅泰「ルービックキューブ打法」でV15狙う - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2021年7月25日閲覧。
- ^ 聖光学院「最高の主将だよ」絶不調の自分に打ち勝ち涙朝日新聞デジタル
- ^ “聖光学院夏連勝「87」でストップ 最多タイ14大会連続出場消える/福島 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2021年7月30日閲覧。
- ^ 部活動 | 聖光学院高等学校
関連項目[編集]
- 福島県高等学校一覧
- 日本の工業高等学校一覧
- 日本の通信制高等学校一覧
- 聖光(曖昧さ回避)
- 田村隆寿 - 野球部元監督