美作大学
| 美作大学 | |
|---|---|
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| 大学設置 | 1967年 |
| 創立 | 1915年 |
| 学校種別 | 私立 |
| 設置者 | 学校法人美作学園 |
| 本部所在地 | 岡山県津山市北園町50 |
| 学部 | 生活科学部 |
| 研究科 |
生活科学研究科 人間発達学研究科 |
| ウェブサイト | https://mimasaka.jp/ |
美作大学(みまさかだいがく、英語: Mimasaka University)は、岡山県津山市北園町に本部を置く私立大学。1915年創立、1967年大学設置。大学の略称は美大(みまだい)、美作(みまさか)。
概観
[編集]美作大学は、「食」「子ども」「福祉」の分野で、栄養士・管理栄養士、栄養教諭、中学校・高校教諭(家庭)、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士、社会福祉士等の人材を養成している。
生活科学および福祉・教育分野を通じて「地域社会に貢献できる実践的専門職業人」の育成を理念としている私立大学である[1]。
創立母体である学校法人美作学園は1915年に家政教育機関として出発し、地域の暮らしを支える人材育成を使命として発展してきた歴史を持つ[2]。
建学の理念
[編集]本学園は豊かな情操と知性とを育むことにより、人としての道を培い、一人の自立した人間として国際的な視点から社会に貢献できる。自由で創造的な人格の育成を目的とする。あわせて本学園は、寒さに耐え凛として薫り高い花を咲かせる白梅を学花に定め、これを目指す人間像の象徴とする。
理念・目的
[編集]美作大学及び美作大学短期大学部は、学園の「建学の理念」則り、教育研究の研鑽 に真摯に取組む教職員による高等学校・学術の拠点としてその社会的使命を果たしていくため、次の4点を未来に向けた本学の目的とする。
- 専門教育と教養教育の充実、及び両者の調和を図ることにより、新しい時代の生活の向上に寄与できる、人間性豊かな専門的職業人の養成を目指す。
- 小規模大学の特性を生かし、学生の個性を尊重し能力を向上させ、創造的で自立した人間の育成を目指す。
- 地域社会の課題を反映させた教育研究への取組みにより、社会の発展に寄与することを目指す。
- 地域社会の人々に対し広く学習の機会を提供し、文化の進展に寄与することを目指す。
沿革
[編集]1915年に岡山県苫田郡津山町(現・津山市)に津山高等裁縫学校として創立され、家政教育を中心とする女子教育機関として出発した。
1951年に美作短期大学(のち短期大学部)が開学し、1967年に美作女子大学として大学を設置し、生活科学分野の専門教育を展開したのち、2003年の男女共学化を経て、現在の美作大学となった。
年表
[編集](関連ある短期大学部、幼稚園の沿革も含める)
- 1915年 苫田郡教育会が津山町に津山高等裁縫学校創設
- 1951年 美作短期大学創立、家政科を設置
- 1953年 美作短期大学に英語科を増設(同学科は1958年に学生募集停止)
- 1954年 美作短期大学の家政科に栄養課程を設置(栄養士養成施設として指定)
- 1958年 美作短期大学の英語科を学生募集停止
- 1962年 美作短期大学に服飾科を増設
- 1965年 美作短期大学に保育科を増設
- 1967年 美作女子大学創立、家政学部家政学科を設置。美作幼稚園創設
- 1968年 美作幼稚園を美作女子大学附属幼稚園に名称変更
- 1969年
- 美作女子大学の家政学部家政学科を家政学科専攻と管理栄養士専攻の2専攻とする
- 美作短期大学の学科を家政学科、服飾学科、幼児教育学科と改称
- 1978年
- 美作短期大学校舎を上河原校地に新築・移転
- 美作短期大学を美作女子大学短期大学部と名称変更
- 1981年 美作女子大学家政学部家政学科学生募集停止、食物学科・児童学科に改組
- 1982年
- 美作女子大学短期大学部の服飾学科を学生募集停止
- 美作女子大学短期大学部の家政学科家政学専攻に生活科学・服飾デザイン・生活経営の3コース設置
- 1984年 美作女子大学短期大学部の家政学科家政学専攻生活経営コースを秘書・情報コースに名称変更
- 1988年 美作女子大学短期大学部の家政学科を生活科学科に、家政学専攻を生活科学専攻に、生活科学コースを生活文化コースに名称変更
- 1995年 美作女子大学短期大学部の生活科学科生活科学専攻秘書・情報コースを生活情報コースに名称変更
- 1997年 作陽音楽大学が倉敷市へ移転。これにより津山市唯一の大学となる
- 2000年
- 美作女子大学の家政学部を生活科学部に名称変更
- 美作女子大学の生活科学部に福祉環境デザイン学科設置
- 美作女子大学の生活科学部食物学科に管理栄養士養成課程設置
- 美作女子大学の家政学部改組に伴い、美作女子大学短期大学部生活科学科生活科学専攻の学生募集停止
- 2001年 美作女子大学短期大学部の生活科学科食物栄養学専攻を栄養学科に名称変更
- 2002年
- 美作女子大学短期大学部の児童学科が保育士養成施設の指定を受ける
- 美作女子大学短期大学部に専攻科介護福祉専攻を設置
- 2003年 共学化に伴い、美作女子大学を美作大学に、美作女子大学短期大学部を美作大学短期大学部に改称。地域生活科学研究所設置
- 2005年 美作大学大学院生活科学研究科生活科学専攻修士課程を設置
- 2007年 美作大学大学院生活科学研究科生活科学専攻を博士課程(前期課程・後期課程)に改める
- 2008年
- 美作大学生活科学部の福祉環境デザイン学科社会福祉コースを福祉のまちづくり学科社会福祉専攻に改組・名称変更
- 美作大学生活科学部の福祉環境デザイン学科福祉建築コースを福祉のまちづくり学科建築・まちづくり専攻に改組・名称変更
- 美作大学大学院に人間発達学研究科人間発達学専攻(修士課程)を設置
- 2010年 美作大学生活科学部児童学科の児童心理コース、教育実践コースを小学校教員養成コース、保育士・幼稚園教員養成コースに改組
- 2011年 美作大学生活科学部福祉のまちづくり学科を社会福祉学科に名称変更
- 2012年 美作大学大学院生活科学研究科博士課程の後期課程を学生募集停止
- 2015年 美作学園創立100周年
- 美作学園創立100周年記念式典開催
- 学園創立100周年記念館竣工
- 美作大学大学院生活科学研究科博士前期課程を美作大学大学院生活科学研究科修士課程に名称変更
- 2016年 100周年記念館開館
- 2017年 美作大学創立50周年
- 2019年 新白梅寮(女子寮)竣工
- 2022年 新6号館竣工
- 2026年 美作大学短期大学部閉校
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 岡山県津山市北園町50
- キャンパスは緑に囲まれた落ち着いた環境に講義棟・実験実習施設・図書館・学生食堂・体育館などの施設を集中して配置している。 敷地内には、食物学科の実習室や、児童学科の茂木保育園宗室、福祉学科の演習室など、専門分野に大した実習設備が整備されている。
美作大学 学部・学科
[編集]2026年5月1日現在の入学定員は大学210名であり、小規模大学として少人数教育を特徴としている。教員一人当たり学生数は14.84名となっており、ゼミや演習を通じたきめ細やかな指導が行われている。[3]
取得可能な資格・免許
[編集]生活科学部では、学科により下記のような資格・免許を取得できるカリキュラムを整備している。また、社会福祉主事任用資格や児童福祉司任用資格、防災士資格など、地域福祉や防災に関わる資格も取得可能であり、地域社会での実践力を高める仕組みとなっている。
管理栄養士国家試験受験資格、栄養士資格、栄養教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(家庭)、高等学校教諭一種免許状(家庭)
中学校教諭免許状(家庭)、小学校教諭第一種免許状、幼稚園教諭第一種免許状、保育士、日本心理学会認定心理士資格、レクリエーション・インストラクター資格
社会福祉士国家試験受験資格、各種福祉系任用資格、高等学校教諭一種免許状(福祉)、レクリエーション・インストラクター資格
就職・進路
[編集]卒業生は、病院・福祉施設・保健所などの医療・保険分野、保育所・幼稚園・認定こども園・小学校などの教育・保育分野、社会福祉協議会や行政機関などの公的機関に就職する例が多い。
美作大学大学院
[編集]附属機関
[編集]地域連携・企業連携・社会貢献
[編集]岡山県北唯一の私立大学として、津山市をはじめとする中山間地域の自治体・福祉施設・医療機関と連携し、管理栄養士や社会福祉士、保育士・教員養成を通じた地域貢献を重視している。[4]
学生は、地域の高齢者向け健康教室や子育て支援イベントに参加する機会も多く、授業と地域活動を結びつけた実践教育が行われている[5]。
家庭や事業者から余っている食料品をご提供いただき、配布しています。また、食事を提供する活動もしています[6]。
- 岡山県教育委員会津山教育事務所と協定締結
「美作地域における人材育成、特に教員の養成・育成」において、連携しながら推進を図る目的で連携・協力の協定書を交わしている。
- 岡山県奈義町教育委員会と協定締結
児童学科学生の教員免許必修科目「教職実践演習」として、奈義町立奈義小学校における放課後学習支援を実施、順調な活動を担保する目的で連携協力協定を締結している。
- 子育て支援「みまさか子育てカレッジ」
岡山県が平成21年度から開始した子育て支援事業の「おかやま子育てカレッジ」の一環として、美作大学を中心として年4月に平成スタートした、地域の子育て支援の取り組み。大学の体育館を遊び場として開放したり、乳児期の親子と児童学科の学生が一緒に交流したりといった親子交流を中心とした活動を行っている。
- 障がい理解の輪を広げる「美作福祉部隊リカイヒロメタインジャー」
美作福祉部隊リカイヒロメタインジャーは「障がいがあってもええがん」をもっとーに、地域に出向き「障がい者」や「障がい」について楽しく理解できるように工夫した劇や、知的障がいや自閉症の疑似体験を用いて公演を行っている。
- 津山市城東地区で多世代間交流「じ・ば・子のおうち」「じ・ば・子のおうち支縁」
空きや問題や、少子高齢化の問題を抱える津山市の城東地区で、地域の人をはじめ、NPO支援センターや社会福祉協議会、津山市等と連携を取りながら、城東地区全体が明るくなるような様々な取り組みを行っている。地域内に地域のみんなが集まれる「じ(じいちゃん)・ば(ばあちゃん)・子のおうち」を整備し、子どもの居場所事業や、高齢者講座等を通じて、子どもと高齢者を支援する取り組みを行っている。
- 認知症カフェ「おあしすカフェ」
津山市の城東地区「じ・ば・子の茶の間」で、認知症の方やそのご家族を支援することを目的としたカフェを開催。認知症の方やそのご家族が、地域の人や専門家と集い、悩みを語り合ったりアドバイスを受けることのできる場として地域に根付いている。
- 障がい者福祉事業所の支援活動
・「Smile Company(すまいるかんぱにー)」では福祉事業所で生産した商品を、障がいのある人と美作大学の学生が、学内で販売するという活動。月に1度開催されており、県内福祉事業所の共同学内販売の他、県内及び他県の福祉事業所の委託販売を行っている。
・「ミマスト」は社会福祉法人共栄会就労継続支援B型事業所「さくらワークヒルズ」に運営を委託し、美作大学の中にオープンした学内購買。利用者の方が美作大学の中で実際に働きながら、接客や商品管理を担っている。
・「きんちゃいみまさかれっじ」は学習機会の少ない知的障害のある方を大学に招き、講義の聴講、グループワーク、模擬作業等を実施。知的障がい者を対象としたオープンカレッジは岡山県内初の取り組み。
- ボランティアセンター
学生の主体性、自発性に基づくさまざまなボランティアへの意欲、活動を組織的、体系的に支援し、地域社会との架橋としての役割を果たすべく、平成17年に設置した組織。「食と子どもと福祉」の分野での専門家、すなわち「地域の生活を支える人材」を育てる一環として、専門性とともに人間性の育成も重要な教育目標としている美作大学の取り組みの一つである。
学生活動
[編集]学友会
[編集]学友会が以下の組織で構成されている。詳細はリンク先参照のこと。
部活動
[編集]県人会
[編集]県外からの学生が集まった県人会活動が活発である。沖縄県人会など4つの県人会がある。詳細はリンク先参照のこと。
学園祭
[編集]- 白梅祭 10月中旬に学友会及びクラブ・サークル・県人会などが参加し、ステージイベント・模擬店・展示の他、プロライブ・講演会が行われる。
大学関係者
[編集]客員教授
[編集]出身者
[編集]系列学校
[編集]対外関係
[編集]教育機関との協定
[編集]国内大学
[編集]高等学校
[編集]- 津山工業高等専門学校
- 岡山県立津山商業高等学校
- 岡山県立津山東高等学校
- 岡山県美作高等学校
交通アクセス
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ↑ “美作大学 岡山県北唯一の私立大学”. mimasaka.jp. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “沿革|大学概要|大学案内|美作大学”. mimasaka.jp. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “学生状況|情報公開|大学案内|美作大学”. mimasaka.jp. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “外部連携|美作大学”. mimasaka.jp. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “地域連携|外部連携|美作大学”. mimasaka.jp. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ “食品ロス削減活動|地域連携|外部連携|美作大学”. mimasaka.jp. 2026年6月13日閲覧。
- ↑ 放送大学 平成28年度 単位互換案内