帯広大谷短期大学
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帯広大谷短期大学 | |
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大学設置 | 1960年 |
創立 | 1923年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人帯広大谷学園 |
本部所在地 |
北海道河東郡音更町希望が丘3 北緯42度59分21.35秒 東経143度11分45.06秒 / 北緯42.9892639度 東経143.1958500度座標: 北緯42度59分21.35秒 東経143度11分45.06秒 / 北緯42.9892639度 東経143.1958500度 |
学部 |
総合教養学科 生活科学科栄養士課程 社会福祉科(子ども福祉専攻/介護福祉専攻) |
ウェブサイト | http://www.oojc.ac.jp/ |
帯広大谷短期大学(おびひろおおたにたんきだいがく、英語: Obihiro Ohtani Junior College)は、北海道河東郡音更町希望が丘3に本部を置く日本の私立大学。1923年創立、1960年大学設置。大学の略称は頭文字をとってOOJC(Obihiro Ohtani Junior Collegeの英称から)と称されることもある。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 帯広大谷短期大学は、北海道河東郡音更町にある日本の私立短期大学。学校法人帯広大谷学園により1960年帯広市内に設置された。後に音更町に移転される。十勝支庁では唯一の短大で、2学科と1学科2専攻からなる。元々は、女子短期大学だったが、現在は共学化されている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 帯広大谷短期大学における建学の精神は、親鸞聖人の教えに基づいた人間教育を行うこととなっている。
教育および研究
[編集]- 帯広大谷短期大学は、「人間学」という親鸞聖人の教義を基にした科目がある。
学風および特色
[編集]- 帯広大谷短期大学は北海道道内で唯一、社会福祉系の学科をもつ短大となっている。社会福祉専攻によるユニークなボランティアサークルとして「こめつ部」がある。
- 1923年 設立認可。帯広尋常高等小学校旧校舎を仮校舎として帯広大谷女学校の第1回入学式を挙行。その後、市内に新校舎が落成し移転
- 1925年 帯広大谷高等女学校に昇格
- 1944年 財団法人帯広大谷学園に組織変更
- 1951年 学校法人帯広大谷学園に組織変更
- 1960年 帯広市西5条南20-1に帯広大谷短期大学開学。国語科を設置[2]。
- 1961年 国語科を国文科に名称変更
- 1962年 生活科学科が増設される[3]。
- 1965年 生活科学科に課程制を導入(学科に生活科学課程、栄養士課程を設置)
- 1966年 社会福祉科を増設[4]。
- 1988年 音更町に新校舎竣工。
- 1989年 キャンパスを音更町に移転。
- 1989年 社会福祉科を社会福祉専攻と介護福祉専攻に専攻分離。
- 1996年 国文科を日本語日本文学科に改称。
- 1999年 男女共学となる。
- 2000年 生活科学科の生活科学課程を地域社会システム課程に名称変更。
- 2003年 日本語日本文学科に日本語教師養成コースを設置。
- 2005年 日本語日本文学科を総合文化学科(日本文化コース、比較文化コース)に改組。
- 2013年 社会福祉科社会福祉専攻を社会福祉科子ども福祉専攻に改称。
- 2013年 総合文化学科、生活科学科地域社会システム課程の学生募集停止。社会福祉科社会福祉専攻を子ども福祉専攻に名称変更。
- 2014年 地域教養学科設置。総合文化学科、生活科学科地域社会システム課程を廃止。
- 2020年3月 - 看護学科開設に向け、社会医療法人北斗北斗病院 (帯広市)と協定を締結[5]
- 2023年4月 - 看護学科を設置する予定。[6]
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 北海道河東郡音更町希望が丘3
交通アクセス
[編集]教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 地域教養学科(旧総合文化学科、生活科学科地域社会システム課程)
- 生活科学科
- 「栄養士課程」が設置されている。
- 社会福祉科
- 子ども福祉専攻(旧社会福祉専攻)
- 介護福祉専攻
専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 中学校教諭二種免許状
- 図書館司書:地域教養学科(2014年度入学生より)。総合文化学科でも取得可能だった。(2013年度入学生まで)
- 司書教諭:総合文化学科:2012年度入学生をもって、廃止。
- 栄養士:生活科学科栄養士課程
- 栄養教諭二種免許状:生活科学科栄養士課程:2012年度入学生をもって、廃止。
- 介護福祉士:社会福祉学科介護福祉専攻
- 保育士:社会福祉学科子ども福祉専攻(子ども福祉専攻の前身である社会福祉専攻でも取得可能だった)
- 幼稚園教諭二種免許状:社会福祉学科子ども福祉専攻:2013年度入学生より取得可能。
附属機関
[編集]- 図書館
- 国際交流センター
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]- 帯広大谷短期大学で活発な活動として「YOSAKOIサークル蘭」と称したクラブ活動がある。ほか、サッカー・バドミントン・バレーボール・バドミントン・バスケットボール・陸上などの体育系クラブ、茶道・書画・ボランティアなどの文化系クラブがある。
学園祭
[編集]- 帯広大谷短期大学の学園祭は「蘭華祭」と呼ばれ、毎年概ね11月上旬に行われている。ライヴが人気であり、古くはMr.ChildrenやTOSHI(X-JAPAN)など、最近ではEASTERN YOUTH、氣志團などがライヴアクトとして出演している。
大学関係者と出身者
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大学の組織
[編集]- 帯広大谷短期大学の同窓会組織がある。
施設
[編集]キャンパス
[編集]- 入浴実習室・介護実習室・アリーナ・講堂・図書館・学生ホール・売店・調理実習室・集団給食実習室・学生食堂などが校舎内にある。
寮
[編集]系列校
[編集]対外関係
[編集]系列校
[編集]- 帯広大谷高等学校
- 認定こども園帯広大谷短期大学附属音更大谷幼稚園
地方自治体等との協定
[編集]- 音更町
- 一般社団法人帯広市文化スポーツ振興財団
他大学等との協定
[編集]アメリカ
[編集]- ハワイ大学マノア校
- セント・メアリーズ大学
中国
[編集]- 朝陽農業学校
モンゴル
[編集]姉妹校
[編集]現存
[編集]- 大谷大学
- 札幌大谷大学
- 愛知新城大谷大学
- 愛知文教大学
- 同朋大学
- 名古屋音楽大学
- 名古屋造形大学
- 京都光華女子大学
- 大阪大谷大学
- 札幌大谷大学短期大学部
- 函館大谷短期大学
- 飯田女子短期大学
- 愛知新城大谷大学短期大学部
- 愛知文教女子短期大学
- 大谷大学短期大学部
- 大阪大谷大学短期大学部
- 九州大谷短期大学
廃止
[編集]その他
[編集]社会との関わり
[編集]- 「豆料理コンテスト」において奨励賞を受賞している。
- 「ミルクフェスタ2008」に出店している。
卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 総合文化学科(日本語日本文学科含む):ヒオキ・十勝信用組合・ネッツトヨタ帯広・北電興業・釧路信用金庫・東北海道いすゞ自動車・網走信用金庫・サンエイ工業・帯広信用金庫・サティなど一般企業ほか各市町村の図書館や役場、中学校教員など官公庁への就職者もみられる。
- 生活科学科:花王化粧品販売・北海道銀行・北海道ホテル・不二サッシ・レンタコム北海道・トーコーテック・ソーゴー印刷・長崎屋・ヤマト運輸・柳月・日本郵政公社ほか一般企業や聾学校・各市町村役場等の官公庁への就職者もいる。栄養士課程では在学中に取得した資格を活かして日清医療食品・富士産業・LEOC・アルムシステムなど一般企業や各種病院や保育所・学校給食など活躍の場は多彩である。
- 社会福祉科
編入学・進学実績
[編集]- 系列の大谷大学ほか、以下の実績もある。
脚注
[編集]- ^ 各学科の設置当初における学生数は、各年に発行された年に該当する『全国学校総覧』より
- ^ 在学者数は44人。
- ^ 在学者数は66人。
- ^ 在学者数は66人
- ^ 日本放送協会. “帯広大谷短大 看護学科新設方針|NHK 北海道のニュース”. NHK NEWS WEB. 2020年3月31日閲覧。
- ^ “看護学科新設 延期 コロナ対応 校舎を増築 帯大谷短大”. 十勝毎日新聞社. 2022年4月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『帯広大谷短期大学』(入学案内小冊子)