宇都宮文星短期大学
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宇都宮文星短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1989年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人宇都宮学園 |
本部所在地 |
栃木県宇都宮市上戸祭4-8-15 北緯36度35分55.31秒 東経139度51分31.96秒 / 北緯36.5986972度 東経139.8588778度座標: 北緯36度35分55.31秒 東経139度51分31.96秒 / 北緯36.5986972度 東経139.8588778度 |
学部 | 地域総合文化学科 |
ウェブサイト | http://www.bunsei.ac.jp/UBJC/ |
宇都宮文星短期大学(うつのみやぶんせいたんきだいがく、英語: Utsunomiya Bunsei Junior College)は、栃木県宇都宮市上戸祭4-8-15に本部を置く日本の私立大学。1989年創立、1989年大学設置。 2023年3月閉学。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 宇都宮文星短期大学は、かつて栃木県宇都宮市上戸祭4-8-15にあった日本の私立短期大学。学校法人宇都宮学園により1989年に設置された[1]。設置当初は、2学科体制だったが、文星芸術大学の併設により1学科に縮小されている。少子化の影響で定員割れが続いたため、2020年末の評議員会と理事会、2021年1月の教授会で短大の廃止が承認された[1]。2023年3月閉学[2]。
- 宇都宮文星短期大学のカレッジマークは北斗七星をイメージとしたものとなっている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 宇都宮文星短期大学における建学の精神は「三敬精神」となっている。「三敬」とは、「一つ自己を敬え、一つ他人を敬え、一つ仕事を敬え」である。
教育および研究
[編集]- 宇都宮文星短期大学には地域総合文化学科が設置されており、食に関する素材の吟味や、調理、マナーなど食文化についての総合的な学びを通して、国家資格(調理師、栄養士、製菓衛生師受験資格)を取得することを目指す「フードフィールド」がある。小田ひで次による講義も行われている。
学風および特色
[編集]- 宇都宮文星短期大学には地域総合文化学科と称した学科が置かれているが、これは地域密着型の多様な領域設置が認められた総合学科であることから、多様なジャンル科目が設置されているところに特色がある。
- 資格取得教育や実地における実技実習を重視している
- チューター制度が取り入れられており、学生各の生活指導や援助が行われている。
- 宇都宮文星短期大学の学園祭は「北斗祭」と呼ばれ概ね10月に行われていた。
閉学後の跡地
[編集]- 短大敷地の一部は、閉学より前に解体されトヨタウッドユーホームによる住宅分譲地となる[3]。残る敷地には2023年10月に教育施設「文星リカレントセンター」が開設される予定[4]。
学校法人宇都宮学園は短大跡地について2024年4月に専門学校を創設することを検討している[1]。
沿革
[編集]年度別学生数
[編集]- | 美術学科 | 文化学科 | 出典 |
---|---|---|---|
1989年 | 男18 女69 |
男8 女126 |
[7] |
1990年 | 男37 女138 |
男27 女227 |
[8] |
1991年 | 男52 女177 |
男37 女240 |
[9] |
1992年 | 男55 女212 |
男42 女282 |
[10][11] |
1993年 | 男47 女205 |
男51 女289 |
[12] |
1994年 | 男45 女219 |
男54 女243 |
[13] |
1995年 | 男56 女207 |
男67 女179 |
[14] |
1996年 | 男64 女186 |
男86 女151 |
[15] |
1997年 | 男62 女174 |
男81 女129 |
[16] |
1998年 | 男55 女164 |
男53 女86 |
[17] |
1999年 | 男24 女77[18] |
男44 女101 |
[19] |
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 地域総合文化学科
- ライフデザインフィールド
- フードフィールド
学科の変遷
[編集]- 美術学科:現在の文星芸術大学の母体となっている。
- 文化学科:地域総合文化学科
専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 栄養士・調理師の各国家資格と製菓衛生師受験資格が得られるカリキュラムがある。何れもフードフィールドにて取得可能だが、一度に複数の取得は出来ない。なお、資格取得は任意である。
- 中学校教諭二種免許状(美術)が過去にあった美術学科にて設けられていた[20]。
施設
[編集]キャンパス
[編集]- 第1キャンパス
- 管理棟
- 図書館
- 南校舎棟
- 北校舎棟
- 体育館
- 学生食堂:「レストラン竹」と称する
- 第2キャンパス
- 調理実習棟
- 栄養士実習棟
- 製菓衛生師棟(3号館)
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 栃木県立益子芳星高等学校との高大連携教育の連携に関する協定書が2007年6月27日に結ばれている。
- 公開講座が行われている。
卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- コースにより多少の違いはあるものの、一般企業への就職者が多いものとなっている。
編入学・進学実績
[編集]- 系列の文星芸術大学ほか札幌国際大学・東北学院大学・いわき明星大学・作新学院大学・上武大学・川村学園女子大学・武蔵野美術大学・立正大学・金沢星稜大学・京都精華大学・名古屋造形大学・大阪芸術大学・高野山大学などがある。
関係者
[編集]- 小田ひで次:本短大特任講師
著名な卒業生
[編集]大学関係者組織
[編集]- 宇都宮文星短期大学には、在学生の保護者により結成された「父母の会」がある。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 宇都宮文星短大、廃止へ 定員割れ続き来春から学生の募集停止 東京新聞、2021年2月17日閲覧。
- ^ 宇都宮文星短期大学は閉学しました 宇都宮文星短期大学(2023年11月20日閲覧
- ^ “文星短大跡地に住宅分譲地 29日から販売開始 トヨタウッド|経済|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)”. 下野新聞 SOON. 2022年2月16日閲覧。
- ^ “宇都宮文星短大の跡地に社会人教育施設 23年3月に閉学|県内主要,社会,地域の話題|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)”. 下野新聞 SOON. 2022年2月16日閲覧。
- ^ “宇都宮文星短大、廃止へ 定員割れ続き来春から学生の募集停止”. 東京新聞. 東京新聞. 2022年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
- ^ “宇都宮文星短期大学の学生募集停止について”. 宇都宮文星短期大学. 学校法人宇都宮学園. 2022年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
- ^ 1990年度版『総覧』56頁
- ^ 1991年度版『総覧』56頁
- ^ 1992年度版『総覧』57頁
- ^ 1993年度版『総覧』58頁
- ^ 『短大蛍雪 』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ、1992年9月臨時増刊号)190頁には「男97、女494(うち1年生男48、女248)」と表記されている。
- ^ 1994年度版『総覧』60頁
- ^ 1995年度版『総覧』62頁
- ^ 1996年度版『総覧』64頁
- ^ 1997年度版『総覧』65頁
- ^ 1998年度版『総覧』67頁
- ^ 1999年度版『総覧』59頁
- ^ 募集停止。
- ^ 2000年度版『総覧』62頁
- ^ 『'99 全国短期大学案内』p166より。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『より広く より深く より自由に-新しい「学び」のスタイル 宇都宮文星短期大学地域総合文化学科 2009入学案内』