日本食品標準成分表

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日本食品標準成分表(にほんしょくひんひょうじゅんせいぶんひょう、: Standard Tables of Food Composition in Japan)は、文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会が調査して公表している日常的な食品の成分に関するデータである。略して食品成分表とも称される。2015年の七訂版が最新である[1][2]

学校病院などの給食業務で栄養素を計算する上で重要な資料のひとつである。食品可食部100g当たりの食品成分の含量などが示されている。一般的な健康食品等における「○○何個(何グラム)分」との成分表示はこの表を参考に算出されている。

エネルギーの表記単位[編集]

個々の食品についてのエネルギーの値については、国際単位系(SI)によるキロジュール(kJ)によるものと、国際単位系(SI)は認めていないが計量法で認めているキロカロリー(kcal)によるものとの両方の表記がなされている。

なお、アメリカ合衆国の食品成分表であるen:USDA National Nutrient Databaseにおいては、エネルギーの単位は、kJのみであり、カロリー表記はなされていない[3]

改訂の歴史[編集]

  • 1931年(昭和6年) 『日本食品成分総覧』を佐伯矩が出版する。食品数1045。
  • 1947年(昭和22年) 『暫定標準食品栄養価分析表』、食品数が104と少なく不便であった。
  • 1950年(昭和25年) 『日本食品標準成分表』を公表する。食品数538。
  • 1954年(昭和29年) 『改訂日本食品標準成分表』、食品数695。
  • 1963年(昭和38年) 『三訂日本食品標準成分表』、食品数878。たんぱく質の評価基準であるFAOプロテインスコアをとり入れる。
  • 1982年(昭和57年) 『四訂日本食品標準成分表』、食品数1621。WHO/FAOが発表したアミノ酸スコア1973年版を採用する。
  • 2000年(平成12年) 『五訂日本食品標準成分表』、食品数1882。WHO/FAO/UNUによって発表されたアミノ酸スコア1985年版を採用する。
  • 2005年(平成17年) 『五訂増補日本食品標準成分表』、食品数1878。
  • 2010年(平成22年) 『日本食品標準成分表2010[4]』、食品数1878。FAO報告書と厚生労働省食事摂取基準に則り、成分値の項目に「アミノ酸組成によるたんぱく質」「トリアシルグリセロール当量」「ヨウ素」「セレン」「クロム」「モリブデン」「ビオチン」の計7項目を追加する[4]
  • 2015年(平成27年) 『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』、食品数2191。15年ぶりに食品数が増加。成分項目に「利用可能炭水化物(単糖当量)を追加し、別冊として「炭水化物成分表編」を新設[5][6]

アミノ酸成分表[編集]

  • 1966年(昭和41年) 『日本食品アミノ酸組成表』
  • 1986年(昭和61年) 『改訂日本食品アミノ酸組成表』
  • 2010年(平成22年) 『日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010[4]
  • 2015年(平成27年) 『日本食品標準成分表2015年版(七訂)アミノ酸成分表編』[7]

脂肪酸成分表[編集]

  • 1989年(平成元年) 『日本食品脂溶性成分表-脂肪酸、コレステロール、ビタミンE-』
  • 2005年(平成17年) 『五訂増補日本食品標準成分表 脂肪酸成分表編』
  • 2015年(平成27年) 『日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表編』[8]

炭水化物成分表[編集]

  • 2015年(平成27年) 『日本食品標準成分表2015年版(七訂)炭水化物成分表編』[9]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]