まとめサイト

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まとめサイトとは、ある話題についての情報を収集・編集したウェブサイトのこと。「キュレーションサイト」ともいう。

概要[編集]

2ちゃんねるなどのコミュニティサイトが発達し、利用者間でやりとりされる情報量が膨大になるとともに、投稿された有用な情報や創作物を個別のトピックごとに包括的にまとめるウェブサイトが出現した[1][2]運営は有志の個人によることが多かったが、2005年以降になるとウィキが普及し、誰でも編集に参加できる形式の「まとめWiki」が広まった。[要出典]コンテンツをニュースブログの形式で配信する「まとめブログ」が定着しはじめたのも同時期である[3]

2009年にはNAVERまとめなどのまとめサイトの作成に特化したWebサービスが登場した。それと前後して、情報を整理して提供する「キュレーション」という概念に注目が集まり、多くの企業がキュレーション関連のサービスに乗り出した[4]。2014年にはDeNAがキュレーションメディア運営会社2社を合計約50億円で買収し、キュレーション事業に参入したことが報じられた[5]

まとめサイトにより、閲覧者はそのトピックについて手軽に効率よく情報を入手できる。その一方で、コンテンツの転載に伴う著作権侵害[6][7]、閲覧数の増加や広告収入の増大を目的とした恣意的な編集や不正確な情報の流布といった問題[8]も指摘されている。また、ネット炎上案件や電凸テンプレートまとめなどは利用者が増えると影響・被害が増大する[9]

分類[編集]

キュレーションメディア[編集]

キュレーションメディアの「元祖」とも言われるNAVERまとめ[10]Togetterなどは、運営事業者がインフラを用意し、一般利用者がまとめページを自由に作成するCGM型サービスである。

そのほか、運営事業者によって審査された執筆者のみによるメディア[11]や、特定のジャンルや利用者層に特化したメディア[12]もある。

CGM型キュレーションサービスの最大手であるNAVERまとめは2013年時点で月間12億2800万ページビューユニークユーザー数4100万をもつ[13]。しばしば著作権を侵害したまとめが掲載され、問題を起こしている[14]。また、ページビューに応じて金銭が支払われる仕組みになっている[15]

バイラルメディア[編集]

バイラル・マーケティングの手法を応用し、ソーシャルメディアでの口コミによる集客をねらったWebサイト[16]。文章を主体とする従来的なメディアと違い、話題性のある画像や動画などをまとめ、人目を引くタイトルをつけて、利用者の感覚に訴えることに重点を置く[16][17]

バイラルメディアの先駆けとされるBuzzFeedが娯楽性の高いコンテンツのみならず、政治・経済のニュースや調査報道を加えることで支持を広げた[18]一方で、悪質なバイラルメディアが著作権侵害や虚報などにより炎上する事例も度々見られる[19][20][21][22][23]

サイゾービジネスジャーナルJ-CASTニュースロケットニュース24デイリーニュースオンラインnetgeek秒刊SUNDAYGIGAZINE、カラパイアなどのニュースサイトも同じ性質を備えている。

まとめWiki[編集]

ウィキ記法を用いて情報を加筆する形式のまとめサイト。ウィキペディアウィキペディア日本語版もこの一。

ウィキ記法を理解すれば誰でも情報を追加・更新できるため、膨大なメディアやソースから情報を速やかに選定・加筆してまとめるには適しているとされる[24]ウェブブラウザ上で編集が完結するため複数の人物による更新が容易である反面、匿名での荒らし行為の対象にもなりうる。多くのWikiシステムは編集履歴を保持し、バックアップの機能を有するため、荒らし行為そのものによってサイトの情報が失われることは少ない。

電凸用まとめWikiやゲーム攻略Wikiなどは数が多い。

ゲーム攻略Wikiでは、Wikiの作成者がAmazonのアフィリエイトや広告収入を独占し、ページの更新自体はすべて利用者に委ねているようなものもあり、発売前のゲームに関するWikiが乱立する理由となっている。

まとめブログ[編集]

記事を手軽に作成できるブログ形式のまとめサイト[25]。自由度が高く、動画埋め込みなども容易なことから様々なまとめサイトに使われる。中でも2ちゃんねるのまとめサイト(2chまとめ)は膨大な数が存在するが、2ちゃんねるのスレッドのレスを編集したものは「コピペブログ」、その中でもアフィリエイト広告を設置しているものは「アフィブログ」等と呼ばれ[26]、どちらも揶揄的なニュアンスを有する[27][28]。アクセス数を稼ぐためにしばしば「[悲報]――」「――wwwwwwwww」等他者を嘲笑したりする扇情的な見出しを付ける傾向がある。

まとめブログの分類として、主にニュース速報板からの転載で構成されたニュース系、ニュース速報(VIP)板からの転載で構成されたVIP系、ハード・業界板(ゲハ)からの転載で構成されたゲハ系、なんでも実況J板からの転載で構成されたなんJ系などがある[29]。ただし、ゲハ系であった『オレ的ゲーム速報@刃』やPC・ガジェット系であった『IT速報』が嫌韓・政治・芸能などの話題を扱うなどの事例もあり、転載元や扱うジャンルによる分類はあくまでも便宜的なものである。

まとめブログがアクセスを集める理由として、

  • 企業や公共施設では2ちゃんねるの閲覧は制限されていることが多いが、まとめブログは閲覧できること[30]
  • 情報の一覧性の高さ[31][32]
  • 扇情的で下世話な記事は知的水準に関係なく理解でき、かつ興味を惹くこと
  • 更新頻度が多く気軽に閲覧できるので暇つぶしになること
  • Twitterなどのソーシャルメディアやまとめサイトのアンテナサイトでよく拡散されるので、多くの人の目に触れやすいこと
  • コメント欄で他人の意見を確認することができる

などが挙げられる。

一方でまとめブログには批判も多い。その理由として、

  • 安易なコピー・アンド・ペーストでコンテンツを生成し、運営者が異なるにも関わらずほとんど内容が同一のブログが大量に検索結果に表示され、結果としてまとめブログ以外の情報ソースへの到達が困難になっていること
  • 取り上げることがらについて執筆者は事実確認を全く行わないのみならず、時には捏造すら行うこと
  • 恣意的な編集が可能で、読者をミスリードする例が後を絶たないこと[33]
  • 著作権法に定められた手続きを踏まないか軽視する傾向が強いこと。引用元を明記していなかったり、有料著作物や無断転載を禁じている媒体の著作物を転載したりして、トラブルになる例が多発していること
  • 対立煽り・叩き(FUD)・デマ・捏造・人種差別を主眼とした悪意のある転載でアクセス数を上げ、広告収入やアマゾンなどからのアフィリエイト収入を狙うサイトが存在すること[34]
  • 本来転載不可のものをソースロンダリングしてまで転載すること(例:新聞やTVからの情報をコピペして2ch.netへスレッドを立て、その書き込み内容を2ch.scを経由してまとめブログで記事化)
  • URLやブログ名などで商標を勝手に利用
  • 運営主体を秘匿にしているため責任の所在が不明確
  • 有名人・企業の不祥事には厳しいが、自らの著作権侵害やデマなどの行為は不問に付すこと
  • コメント欄が運営者に寄って操作され、運営者や特定の企業に都合の悪いコメントは排除される可能性があること
  • 運営者や情報ソースの匿名性を利用してステルスマーケティングに利用されている可能性があること
  • 2chやTwitterがアフィブログで感化された人やステルスマーケティングによって荒らされること
  • デマ情報がはびこることで本来疑う必要のないものまで疑わざるをえなくなって社会不安が広がること
  • 発売前のゲームのネタバレなどを拡散すること

などが挙げられる。

主なまとめブログとして、『やらおん!』『オレ的ゲーム速報@刃』『ハムスター速報』『アルファモザイク』『保守速報』『IT速報』『痛いニュース』『速報@保管庫(Alt)』『キニ速』『VIPPER速報』『ゴールデンタイムズ』などがある。企業で運営している『はちま起稿』はまとめブログとバイラルメディアの合いの子である。『はちま起稿』についてはDMM.comがコンサルで雇用している実体を実業家の山本一郎がツイッターで暴露している[35]

また、まとめブログにサーバーなどのサービスを提供する企業としては、LINE(livedoor Blog)、fc2などがある。

批判の事例[編集]

  • 『やらおん!』『オタク.com』などアニメ系まとめサイト
    • ゲームシナリオライターのヤマグチノボルが病気で闘病中であることを公表した際、その事実を揶揄するようなまとめ記事を掲載。ヤマグチはtwitterで苦言を呈した[36]
    • 声優の荒川美穂関する虚偽の情報を掲載し、俳協(東京俳優生活協同組合)法務部から警告メールを受けた。警告文にて『はちま』のみを個人ではなく「貴社」と表記している。後に『はちま』が企業単位で運営していることが発覚する。
    • 漫画家の平野耕太は『ドリフターズ』のアニメ化に際し友人とのやりとりを恣意的に抽出し、『やらおん』『オレ的』が前後関係を無視したまとめ記事を掲載したことに激怒しtwitterを一旦閉鎖し、非公開にした。
  • 『はちま起稿』『オレ的ゲーム速報@刃』などゲーム系の大手まとめサイト。通称:ゲハブログ、ゲーム系迷惑サイト
    • 2009年、ゲーム開発者・ライターの岩崎啓眞は「煽りしか知らないゴミブログ」と非難[37]
    • 同年、ゲーム制作企業アリカの副社長が『オレ的』を訴える可能性があると警告[38]
    • ゲームアナリストの平林久和は「著作権侵害、商標権侵害、肖像権侵害、名誉毀損、業務妨害、信用毀損などでいつ訴えられてもおかしくはない企業が訴訟したら敗訴濃厚」と指摘[39]
    • 2011年3月、東日本大震災で、『はちま』が「被災者の事を考えると飯がうまい!」「ゆっくり被曝していってね!!!」と被災者を馬鹿にする[40]
    • 2012年3月、漫画作品『銀の華』がアニメ化という誤報を流し、原作者の田亀源五郎は「かなり迷惑」「心が折れそう」と批判[41]
    • 2012年4月、個人ブログの内容の一部分だけ切り取って無断転載し、また恣意的に文言を書き換えたとして批判[42][43]
    • 2015年11月、声優の緒方恵美が東映版『遊☆戯☆王』の武藤遊戯役に決まった時の話を恣意的に書き換えたとして『はちま』に抗議[44]
    • 2016年10月、『はちま』がNintendo Switchのテイザー映像に含まれた『The Elder Scrolls V: Skyrim』の映像を無断で使用したと誤訳。誤訳したサイトは日本語版では「オレ的、はちまの転載は禁止」すると明言している『GamesIndustry.biz』の英語版であった[45]
  • 『ハムスター速報』は2011年10月、テレビ番組の映像を切り出して「福島県産米で産地偽装が行われている」との記事を掲載し、JAグループ熊本が「言われなき中傷」と強く抗議した[46]
  • 『ニュー速VIPブログ』は2012年、お笑い芸人の井上マーのネタについて「ネットからアイデアを剽窃した」と読める記事を掲載し、井上は「パクった扱い、冗談じゃない」と批判した[47]
  • 『アケゲ速報』は2015年、MOBA『Lord of Vermilion ARENA』スタッフの謝罪をAC版『III』に対する中傷へと誘導したとして『III』プロデューサーの丹沢悠一から「他者の著作物を権利者の許諾なしに掲載してるばかりか誹謗中傷してくるアケゲ速報」と名指しで批判される[48]

問題点[編集]

2ちゃんねるからの転載禁止問題[編集]

2006年5月23日、雑誌『ネットランナー』2005年12月号の対談で一部のまとめサイトの管理者が2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板を見下したような発言をした、ということに関する2ちゃんねるのスレッド[49]上での批判を契機に、いくつかのブログが閉鎖した[32]。ここで嫌儲(けんちょ)というネットスラングが生まれ、アフィリエイトブログへの転載を禁止するニュース速報(嫌儲)板が設立された。当時2ちゃんねる管理人の西村博之は規約を「書き込んだ時点で、著作権が2ちゃんねるへ帰属する」と変更した。

2012年初頭にはアニメ制作会社シャフトがまとめサイトのアフィリエイトリンクを誤って公式サイトに貼ったこと等を契機としてニュース速報(VIP)板からニュース速報(嫌儲)板への流入が起きた[50]

2012年6月には『東京黎明ノート』に関するまとめサイト記事に対して小学館の編集者がtwitterおよび公式サイト上で訴訟を示唆した[51]。2ちゃんねるは6月4日に『やらおん』『ハム速』『はちま』『オレ的』『ニュー速VIP』の5サイトについて以後の転載を禁止すると警告し[52]、翌月7月10日には「広告付きまとめサイトを作成している人はニコニコ大百科への登録必須」とした[53]

7月19日、『はちま』『オレ的』が別の個人ブログの内容を無断転載したことを受け[54][55]、2ちゃんねるとNHN Japan(現・LINE)およびFC2は該当のlivedoor Blogに対し2ちゃんねる転載記事の削除と広告削除を要請[56]。削除後の同8月7日にはこれらブログの影響力が3分の1にまで落ちたと報じられた[57]。2ちゃんねるは同11月には悪質な記事偽装広告を乗せているまとめサイトにも警告を出した[58]

2014年3月2日に2ちゃんねるがVIP板の転載を禁止[59][60]。翌日以降、なんでも実況J板[61]ニュース速報+板ニュース速報板等の転載も禁止された[62][63]3月20日には2ちゃんねるトップページ下部に「無断複写・転載を禁じます」と明記された。

2ちゃんねる(2ch.net)の運営を巡って「お家騒動」が起きる中、2014年4月11日に西村博之が開設した2ch.scは当初、2ch.netからログをコピーして2ch.sc内に反映させていたが、転載禁止の記載はなかった[64]。これにより2ch.scからの転載という形で2ちゃんねるのまとめサイトが再興した。2ch.net側は2ch.scにコピーされる場合に転載禁止文字が削除されない設定を施したが、2016年時点ではいたちごっこに終始している。転載を嫌う投稿者は、レス中に転載禁止を明言する、まとめられそうなスレッドを荒らす、だましgif画像や公序良俗に反するレスを転載させそのブログを通報する等の「自衛」を行っている。

2ちゃんねるの他にも東京スポーツやゲーム業界サイトの『GamesIndustry.biz Japan Edition』がまとめサイトへの転載を禁止とした[65]

著作権侵害[編集]

2014年3月5日、『ナルトちゃんねる』のネタバレ記事対し出版社が警告を行い削除をさせた。出版社は今後、ネタバレ・まとめサイトについては警告なく法的手段とる可能性もあるという[66]。この報道を受け複数のネタバレ系まとめサイトが過去記事を消してたり対応しはじめた。

2016年12月7日、通販サイト「浴衣結」に4年前に作成し掲載した浴衣の装いを解説する画像があるがよく盗用されている画像として有名なためwithnewsで取材したところ運営会社エスアイピーがインタビューで色々なまとめサイトに無断転載され収拾つかない状態になっており迷惑をしている。盗用のせいで以後、他に転載前提の割高契約をせまられたりしたと答えている[67]

誹謗中傷[編集]

2014年8月15日、在日韓国人のフリーライター李信恵が、『保守速報』に対して約2200万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした[68][69]。訴訟提起理由は在日特権を許さない市民の会(在特会)の会長らによる2ちゃんねる掲示板上の差別的な発言・誹謗中傷をそのまま掲載し拡散していることであり、いわゆるヘイトスピーチを巡って個人が賠償請求する訴訟は初めてである。

2013年9月には東京高裁が、中傷記事を転載しただけでも名誉毀損になると判断を下している[70]

広告による被害[編集]

複数のまとめサイトが出会い系などのまとめサイト風広告をステルスマーケティングとして乗せていたことが発覚し謝罪したが、新たにまとめサイトが「バイナリーオプション」という金融取引のまとめサイト風の広告やアダルトサイト広告を乗せていたことが発覚しトラブル被害が拡大している[71]

キュレーションサイトにおける情報の信頼性[編集]

DeNAが運営しているヘルスケア情報まとめサイト『WELQ』には正確な情報より出鱈目な記事が多くある中、検索結果では上位に出てくる為に問題視され炎上した。この問題を受け、東京都はDeNAの担当者から聴取した[72]。DeNAはこの件を謝罪をし、他にも同社が運営しているキュレーションサイトを全て非公開とし第三者による調査委員会を設置して原因究明を行なうと発表した[73]。この問題は他社にも広がりリクルートサイバーエージェントヤフー等が運営しているキュレーションサイトも問題ある記事を非公開や削除した[74]。元祖キュレーションサイトのNAVERまとめを運営しているLINE社は今回の騒動でまとめ情報の質の向上を目指すため新方針を発表したが過去の記事については見直す計画はない[10]

クラウドソーシング会社の問題[編集]

クラウドソーシング会社クラウドワークスランサーズ等がある。このクラウドソーシング会社に登録するとクライアントが募集している仕事を引き受けることができるのだが、そのクライアントの中にはキュレーションサイト、2ちゃんねる系まとめサイトの運営者等もおり、パクリをはじめとした記事作成の仕事依頼を出したりしている。このためクライアントの審査をしないクラウドソーシング会社も含め問題となっている[75]

まとめサイトに関する主な出来事[編集]

2012年[編集]

1月14日、『はちま』が個人運営ではなく父親が経営する会社による運営であることが判明。

2月21日、『はちま』を運営していた株式会社KNDが解散。『はちま』管理人の清水鉄平が代表清算人として対応していた。

2013年[編集]

8月、2ちゃんねるビューア個人情報流出の際にはまとめサイトの管理人が2ちゃんねるで自演・誹謗中傷を書いていたことが発覚[76]

11月、立命館大学ゲーム研究センターが古いゲームの寄付を募ったところ、一部のまとめサイトが「立命館大学『昔のゲームソフト・本体・攻略本下さい。汚いのやダブリは要らないです。送料は負担ヨロシク』」等の記事を掲載。本意と異なる文脈に誤解したまとめサイト閲覧者から立命館大学に批判が殺到した[77]。同じくして、まとめサイトが「月刊アフタヌーンの部数が半分以下に」と事実と異なる記事を掲載[78]

12月10日、『はちま』が本来関係のないミネラルウォーターの「エビアン」の発言であるかのようなタイトルをつけ意図的にミスリードさせる[79]

2014年[編集]

7月、佐世保の女子高生殺人事件に関連しまとめサイトが「事件のおかげでアクセス稼げた!被害者・加害者(実名を挙げて)の友情に感謝!」との記事を掲載、炎上した[80]

8月4日、Yahoo! Japanが配信するRSSニュースサービスにおいて一部まとめサイトの記事配信を行っていた事に対し、インターネットニュースサイトが著作権法違反に当たらないか質問状を送付した所、Yahoo!はこれらまとめサイトが違法サイトであるとの認識を示し表示をやめると回答し撤回した[7]

2015年[編集]

1月18日、『はちま』が民主党がTwitterに投稿した高級カツカレー写真に対して、民主党は安倍首相の時に高級カツカレー食べたことを叩いてたのに自分らは食べているとデマを拡散した。実際には一部マスコミとネットが主に叩いてたのであり、民主党ではない[81]

2月4日、まとめサイトの運営の一人がまとめサイトは個人ではなく会社で運営されており、給料が未払いであるなど暴露している[82]

2月8日、『Netgeek』がホットペッパーに関するTwitterの発言を捏造して記事化[83]

2月9日、『BuzzNews』『A!@attrip』が他人の作成した文章や写真などを無断盗用していた題で謝罪しサイト閉鎖や全記事削除した[19]。なお『BuzzNews』側は(バイラルメディアとしての)「役割を終えたと判断」したことによる「サービス終了」としており、著作権問題については和解が成立していると発表している[84]

2月14日、『エヴァ速』がPINKちゃんねるの転載禁止板「ニュース速報F」から無断転載したことで炎上し、ドメイン情報から個人情報が特定され謝罪し閉鎖した[85]

2月15日、『はちま』等のまとめサイトが、産経ニュースの記事提供先の『livedoor NEWS』で電通に関する記事が消えたことを電通の圧力で記事が消されたとデマを拡散した。実際は『livedoor NEWS』では一定期間過ぎると記事が消される仕組みであり提供元の産経ニュースでは記事は消されていない[86]

2月、複数のまとめサイトが、川崎市男子中学生殺害事件の犯人について誰が犯人かもわからない段階でこの人物が犯人らしいと実名や顔写真を公開したり、デマの情報などを拡散しており問題になっている[87]

3月29日、『オレ的』『やらおん』が漫画家の平野耕太の私的ツイートを恣意的にまとめ、Twitterアカウントを削除、非公開とした[88]問題で謝罪した。

4月3日、『やらおん』がアニメ『翠星のガルガンティア』2期の計画があったがバンダイビジュアルの意向で無しになったとデマを流したため、バンダイビジュアル宣伝担当がTwitterで批判した[89]

5月3日、『やらおん』がネットで連載していたエッセイ漫画『ゆがみちゃん』を無断転載したため、作者の原わたが削除しない場合は然るべき処置を取ると警告をした[90]

5月29日、『ハム速』が民主党の後藤祐一議員の捏造発言を拡散し謝罪もせず、密かに当該記事を削除した[91]

6月25日、東急田園都市線で中学3年の女子生徒がはねられた人身事故があったが、複数のまとめサイトが「歩きスマホ」が原因で女子高生が転落とのデマを拡散した[92]

7月10日7月9日に在日韓国人が在留資格失い、強制送還というデマを複数のまとめサイトが拡散した。真に受けた者達が入管に不法滞在通報しようと殺到したためサーバーダウンした。法務省は在留資格を失うことも強制送還もないと回答している[93]

7月13日、『オレ的』『はちま』が度々任天堂の誹謗中傷や営業妨害的な記事を書いておきながら任天堂・岩田聡社長の死去を報じたためフリーライターの赤木智弘が痛烈に批判をした[94]

7月16日、複数のまとめサイトがブラック企業など若者の労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」代表らに対してカルト法人などのデマを流した。それにより中傷メールが大量に送られメールを送り続けた30代の自称フリーデザイナーの男を書類送検した[95][96]

8月16日ピース又吉直樹が実名を伏せ暴露した、馴れ馴れしい口調で聞いてきた女性記者について、複数のまとめサイトが馴れ馴れしい口調で聞いてきた女性記者は芸能ライターの松本佳子だとデマを流し、本人が否定し、デマを流したサイトは謝罪する騒動があった[97]

8月27日、Twitter社は『オレ的』のURLを有害サイトとして指定する。

9月16日、『オレ的』が『探偵ファイル』の2020年東京オリンピックエンブレムの関連記事を誤解を招く改変・偏った編集をしデマを流した。これについて『探偵ファイル』は怒りとともに盗用について、アフィブログやまとめサイトは笑ったり批判する資格は無いと批判した[98]

11月19日、複数のまとめサイトが北九州市の小学校の6年生の担任が教え子の11歳の女子を妊娠させて懲戒免職となったというデマを拡散しSNSなどでも釣られる人が続出した。この件に対し北九州市教育委員会は今後対応を考えたいとしている[99]。スレッドを立てた本人は2016年3月、福岡県警察から偽計業務妨害容疑で書類送検された[100]

11月20日、『やらおん』が声優の江口拓也に対し悪質な記事を書いた為、本人がツイッターで否定と非難をし『やらおん』が謝罪する事態となった[101]東京スポーツではこの事件について悪質なまとめサイトが原因であると紹介した[102]。また、アメリカの嘘ニュースサイト『Now8News』のレッドブルを飲んだアメリカ人が死亡したという記事を複数のまとめサイトが事実であるかのよう記事にして拡散したがデマと指摘が入り謝罪した。J-CASTの取材に対しレッドブル・ジャパンは信憑性のない情報に関するコメントはないと回答した[103]

11月22日、複数のまとめサイトが橋本環奈が学校で嫌われている発言を番組でしたというデマに釣られ拡散し、橋本はそのような発言はしてないと否定した。また該当の番組公式ツイッターでもそのような発言をしていないと否定[104]

11月24日、『はちま』が声優の緒方恵美の発言を歪曲し拡散したため、緒方がツイッター上で悪質であると抗議をした[105]

12月14日、『オレ的』等のまとめサイトが「STAP現象を米国研究者が再現した」というデマを拡散した[106]

12月16日、『はちま』等のまとめサイトが、以前に進研ゼミ公式に公開されたショートムービーを勘違いし、「進研ゼミ高校講座の初アニメ化決定!」というデマを流した。その後、『ロケットニュース24』がベネッセに取材をしたところアニメ化はデマということが発覚した[107]

12月24日、『はちま』『オレ的』等のまとめサイトが、『ガールズ&パンツァー』のイベントで戦車が来れなかった理由は日本共産党の圧力があったからというデマを流し拡散した。『おたぽる』が大洗町の町役場に取材したところ正式な理由は日程が合わなかっただけということが発覚した[108]

2016年[編集]

2月19日、『ハム速』が民主党の福島伸享議員の同人作家の権利を守る発言を叩く目的で逆の意味で拡散したが、後に福島議員が否定し、『ハム速』の捏造が発覚した[109]

4月26日、『グリムノーツ』や『ブレイブリーアーカイブ』のプロデューサーであるスクウェア・エニックス石井諒太郎が『はちま』の管理人との飲み写真をTwitterに載せたことにより癒着やステマ疑惑が浮上し炎上した[110]。これに伴い『はちま』に掲載された「スクエニの隠し玉か!? 謎のゲーム『グリムノーツ』の存在が明らかに!」の記事がステマだったのではないかとの疑いが持たれている[111][112]。同時に、山本一郎がTwitterで「なんか、はちま清水さんとスクエニの管理職が居酒屋でコミットしている写真がどうので炎上謝罪してるけど、それを言ったらそんなはちま清水さんをコンサルで雇用してるDMMとかどうなってしまうんだ」と発言し、『はちま』の(元)管理人とDMM.comの関係性が指摘される[113]

5月18日、『オレ的』『はちま』がGoogle ChromeAdobe Flashの無効化をあたかも回避策がないかのように報道[114][115]

5月24日、「【衝撃】はちま、DMMが管理していた」というスレッドが2chに立つ。そこでは『はちま』が新しく作った掲示板のIPアドレスがDMM.comのものと一致するとの指摘がなされる[116]

6月11日、『IT速報』がAnkerモバイルバッテリーを紹介するヒカキンの動画をキャプチャしただけのものをあたかも自分が購入したかのように騙る2ちゃんねるのニュース速報(VIP)板の書き込みを記事化[117][118][119]。また、読者を煽るために元のスレタイにない「」を見出しに追加している。

8月29日、『はちま』等複数のまとめが24時間TVのドラマで高畑裕太が光で消されているデマや登山企画で「怒鳴られてブン殴られる」「指示に従わない障害者を殴る」等デマを流し拡散した[120][121]

10月5日、『オレ的』が『シン・ゴジラ』の北米での試写会レビューにおいてポジティブ意見が多いのに対し少数のネガティブのみを捏造しながら取り上げ、北米で酷評の嵐というデマを流した[122]

10月11日、アニメ演出家の山本寛が自身のブログの無断転載に関し警告をしたが更生の意思ないため『やらおん』を訴えると公言[123]

10月12日、『はちま』『オレ的』『VIPPER速報』などのまとめサイトが「ゲイの家に入った泥棒が監禁され強姦され続けた」という海外タブロイド紙に掲載されたデマを拡散[124][125]

10月13日、『はちま』が『BuzzFeed』の「『停電時に中国人が火事場泥棒』デマ」の記事を剽窃し、『BuzzFeed』ではモザイクになっていたTwitterのアカウント名をモザイクを外した状態でスクリーンショットを掲載[126]

10月21日、『はちま』がNintendo Switchに関する記事で、原文では“We're happy to have had the opportunity to collaborate with Nintendo on the video.”(任天堂とコラボする機会に恵まれてうれしい)とあるにも関わらず、「【超悲報】ニンテンドースイッチのPVのスカイリム映像、無断使用だった」との捏造記事を掲載[127][128][45]。『はちま』は『GamesIndustry.biz』の日本版において名指しで転載禁止言い渡されている。また、『保守速報』がNHKのホームページのニュースの見出し「鳥取県で震度6弱」を「鳥取県でインド6弱」にしたコラージュ画像[129]を2ちゃんねるから転載し、「[悲報]」などとことさら扇情的な見出しを付け、「受信料返せ」と意味不明なNHKを批判するレスを恣意的に抽出した記事を投稿[130]

10月22日、デマサイトとして有名な『Sputnik』が「世界保健機関(WHO)が性的パートナーがいない人は障がい者にあたると判断した」というデマ記事を書き、まとめサイト達も釣られ記事をコピペし拡散した。拡散した『はちま』は「童貞は病気だ」と元記事にないデマを書いて拡散した[131]

11月20日以降、『やらおん』『ゲハを斬る!』等が海外で不正に流出した『ファイナルファンタジーXV』のロムから判明したエンディングまでの詳細なネタバレを拡散、Twitterでは「#FFXV1129」タグにネタバレが展開される事態に発展し、公式が注意喚起[132]、また「自称」スクウェア・エニックスの株主からスクウェア・エニックスに対して法的な措置を求めるよう声明を出した[133]。この件に関していつもネタバレを乗せて批判されている『はちま』『オレ的』が、他人事のように記事にしネタバレは駄目と批判した[134]

11月25日、『はちま』が表現の自由関係のニュースに関して、「表現の自由を守る会」会長の山田太郎元参議院議員を使いデマを流した[135]

11月27日、『はちま』『オタク.com』が『コードギアス』のイベントでネタバレ厳禁と言われている事を記事にし、ネタバレを拡散したため、公式が厳重注意した[136]

11月29日DeNAが『DeNA Palette』として運営していたヘルスケア情報キュレーションメディア『WELQ』を始めとした9サイトを閉鎖。情報の不正確と制作体制を巡り炎上していた。

参考文献[編集]

脚注[編集]

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  106. ^ 「STAP現象を米国研究者が再現」情報で大騒ぎ 専門家からは「小保方氏のものとは違う」との声
  107. ^ 【ネットで話題】進研ゼミ高校講座のアニメ化はデマだった! ベネッセに問い合わせて発覚した新事実
  108. ^ 「日程が合わないから来ていないだけ」『ガルパン』イベントに戦車が来なくなった大洗町 町役場は“共産党の抗議説”を全面否定
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  110. ^ スクエニのプロデューサーがゲーム系まとめサイト「はちま起稿」管理人との飲み写真投稿で炎上、ライブドア
  111. ^ スクエニのプロデューサーがゲーム系まとめサイト「はちま起稿」管理人との飲み写真投稿で炎上
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  123. ^ 犯罪者3
  124. ^ 「ゲイの家に入った泥棒が監禁され強姦され続けた」というデマ
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  132. ^ 「FF15」応援用ハッシュタグにネタバレ画像 公式が注意喚起 ねとらぼ
  133. ^ スクウェア・エニックスの株主の一人より、今回のFF15の騒動に対しての声明
  134. ^ FF15のネタバレについて否定的なゲーム系迷惑サイトは、過去ネタバレにどのような態度を取ってきたか togetter
  135. ^ ゲーム系迷惑サイト「はちま寄稿」が、山田太郎元議員を使い、表現の自由について盛大にデマを流す togetter
  136. ^ 「コードギアス」イベント、公式が「ネタバレ厳禁」と念を押すも速攻でネタバレ記事が出回る 公式「オタク.comとはちま起稿には厳重注意する」 ねとらぼ

関連項目[編集]

メディア
情報