パンチアウト!!

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パンチアウト!!』は、任天堂1980年代に発売したアーケードおよびファミリーコンピュータ(ファミコン)用ボクシングゲームである。ファミコン版には景品版と一般販売版がありタイトルは景品版は『パンチアウト!!』、一般販売版は最終対戦相手にマイク・タイソンを据えたことから『マイクタイソン・パンチアウト!!』となっている。後に景品版はWii、ニンテンドー3DSWii Uのバーチャルコンソールでも配信された。

ファミリーコンピュータ版は、後にWii用ゲームとしてリメイクがなされており、本項ではリメイク版に関しても記述する。

アーケード版[編集]

PUNCH-OUT!!
ジャンル スポーツアクションボクシング
対応機種 アーケード
開発元 任天堂総合開発本部
発売元 任天堂
プロデューサー 竹田玄洋
デザイナー 宮本茂
音楽 近藤浩治
人数 1人
発売日 日本の旗 1983年
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『パンチアウト!!』シリーズの第1作目。主人公も背後からのカメラアングル、こちらよりもかなり大きく描かれた敵ボクサーなどシリーズの特徴となる点は既にこのころから登場していた。

元々『パンチアウト!!』はニンテンドー・オブ・アメリカの意向が大きく反映された作品で、製作は日本ながらグラフィックやキャラクターはかなり米国受けを意識したデザインとなっている。実際にも世界各国で人気を博した作品であり、その後の続編はいずれも各国向けに製作されている。

システム[編集]

プレイヤーは主人公を操作し、対戦相手の繰り出すパンチをかわしつつ対戦相手をKOさせるためパンチを繰り出す。パンチの回避方法はスウェー、パンチは頭部・腹部*右手・左手を打ち分けられるほか、条件を満たすと大ダメージのアッパーカットが繰り出せる。3分1ラウンドだが、判定はなくタイムアップするとゲームオーバーとなる。

アーケード版は、得点およびステータス表示画面と自キャラクターおよび敵キャラクター動作表示画面の2画面筐体。キャラクター表示画面は自キャラクター背面頭部付近からの俯瞰構図になっており、自キャラクターはワイヤーフレーム表示されている。

マリオドンキーコングが観客として登場している。

対戦相手[編集]

GLASS JOE(グラス・ジョー)
フランスパリ出身。最弱の相手で1周目は特徴がないが、2周目ではかなりの強敵となっている。
ファミコン版では金髪になっている。スーパーファミコン版では、ほぼ同じ扱いの「ガビー・ジェイ」がいる。Wii版にも登場する。
PISTON HURRICANE(ピストン・ハリケーン)
キューバ出身。上下交互に攻撃を仕掛ける「ハリケーンラッシュ」が必殺技。特に2周目では攻撃回数が増えており、ガードしている間にタイムアップになってしまうこともある。
ファミコン版には登場していないが、ほぼ同じ性質を持つ「ピストン本田」がいる。スーパーファミコン版では、大幅なデザインチェンジがなされている。
BALD BULL(ボールド・ブル)
トルコイスタンブール出身。後ろに下がったあと、飛び跳ねながら主人公に近づき強烈なアッパーを放つ「ブルチャージ」が必殺技。2周目では飛び跳ねる途中で一時停止するというフェイントもある。
アーケード版の続編を除く全ての作品に登場しており、まさにシリーズにおいての敵選手を代表するキャラクターである。
KID QUICK(キッド・クイック)
アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン出身。名前の通り小柄で、段々に攻撃スピードが上がっていくという特徴を持つ。
後の作品には一切登場していないが、Wii版には彼の特徴を引き継いでリファインされたような、ディスコ・キッドというキャラクターがいる。
PIZZA PASTA(ピッツァ・パスタ)
イタリアナポリ出身。クリンチを仕掛けて来ることがあり、レフェリーのブレイクのコールで離れた瞬間にアッパーカットを出す。またダウンから起き上がって急にラッシュを仕掛けるなど、厄介な対戦相手である。
キッド・クイック同様彼自身は後の作品には一切登場していないが、スーパーファミコン版にはほぼ同じ性質を持つアラン・ライアンという選手が登場している。
MR. SANDMAN(Mr.サンドマン)
アメリカ合衆国・ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。世界チャンピオンであり、本作のラストボス。三連続のアッパーカットは非常に強力。
ボールド・ブルと同じくアーケード版の続編を除く全ての作品に登場している。

なお1周クリア後はチャンピオン防衛戦扱いでプレイヤーが負けるまでゲームが続くが、対戦相手の行動パターンも増え1周目に比べて難易度が増す。

ファミコン版[編集]

景品版、一般販売版共にゲーム内容にはほとんど差は無いが景品版はやや大きめ(ファミリーベーシックと同サイズ)の金色のカートリッジで任天堂の企画「第2回 ファミリーコンピュータ ゴルフトーナメント」(ファミリーコンピュータ ディスクシステムゴルフJAPANコース」「ゴルフUSコース」を使用したスコアランキング大会)上位入賞者および全参加者に対する抽選の当選者に配布された。一般販売版は黒色のカートリッジで最終対戦相手に当時ボクシングヘビー級チャンピオンだったマイク・タイソンを据え、タイトルもマイクタイソン・パンチアウト!!とされた(海外版およびVC版は、マイクタイソンの代わりにMr. Dreamという架空のボクサーが登場する)。販売は1987年11月21日

GC用ソフト『どうぶつの森+』でプレイできるものと2007年4月3日よりWiiで配信、2012年2月1日よりニンテンドー3DSで配信、2013年6月5日よりWii Uで配信のバーチャルコンソール版は、海外再版を移植したものである。これは権利問題、および後にタイソンが起こした様々な不祥事(詳しくは、マイク・タイソン#プロボクサー時代を参照)によるもののためである。条件付きで『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の名作トライアルというモードで体験版が収録されている上にニンテンドーeショップに接続することでバーチャルコンソールとして購入することが出来る。

マリオがレフェリーとして登場している。

主人公リトル・マックを操りチャンピオン目指して対戦相手を撃破するのが目的。

システム[編集]

試合は3分3ラウンド。打撃を受け体力ゲージが0に達するとダウン。ダウン中10カウントでKO。同一ラウンド内3度のダウンあるいは試合中5度のダウンを喫するとTKO負けとなる。3ラウンド内で決着がつかなかった場合、獲得した得点による判定へと持ち込まれるが勝利に必要な得点は対戦相手によって異なり、中には判定勝ちが不可能な相手もいる(実際には時計の進みが速く3分よりも短い)。

W. V. B. A.のMINOR CIRCUIT、MAJOR CIRCUIT、WORLD CIRCUITの3ステージがあり、各ステージではランカーとの対戦およびチャンピオンとの対戦が行われる。チャンピオンに勝利すると訓練ムービーが流れた後10桁の数字が表示され、次回ゲーム開始時にこの数字を入力すると次のステージからゲームが開始できる。

キャラクターの体力は相手の打撃を受けることで減少するが、インターバル中に回復可能である(アーケード版では不可能)。ただし終盤の相手の一部打撃には一撃でマックの体力を全て奪い去る威力があり、また逆に相手によっては特定のタイミングでのアッパーカットやパンチ一発でダウンを奪うことが出来る場合もある。 自キャラクター・マックのステータスには体力のほかにスタミナを示すハートアッパーカット使用可能回数を示すスターがある。ハートは打撃を受けるあるいは打撃をガードされる事により減少し、相手の打撃を連続的に回避することで回復する。スターは特定のタイミング(相手が油断している場合やカウンター打撃を与えた場合など)に獲得でき、アッパーカットを放つたびに1つ消費される。

登場人物[編集]

リトル・マック
アメリカ合衆国・ニューヨーク州ブロンクス出身。本作の主人公。喧嘩っ早い白人青年。黒いランニングシャツを着用している。
対戦相手の2分の1ほどの大きさしかない。体格差の設定に関してFC版では理由説明がなされていなかったが、後述のWii版においては身長172センチメートルと設定され「アメリカ人としては背が低いが飛びぬけて小さいわけではなく、対戦相手が巨大である」となっている。
ドック・ルイス
マックのトレーナーである黒人男性。以前は有名なヘビー級ボクサーだったが、引退後は酒浸りの毎日を送っていた。しかしリトル・マックとの偶然の出会いをきっかけに酒を断ち、彼をボクシングチャンピオンにするために立ち上がる。
ラウンド間に対戦相手の情報を教えてくれるが、「JOIN THE NINTENDO FUN CLUB TODAY! MAC!(訳:任天堂ファンクラブにでも入るか、マック!)」や「DANSIN LIKE A FLY BEAT LIKE A MOSQUITO!(訳:ハエのように舞い、蚊のように刺せ!)」など冗談を言う事もある。

対戦相手[編集]

対戦相手はファミコン版の市販バージョンのみ登場するマイク・タイソン、海外版およびVC版のみ登場するMr. ドリームを除いて10人。ゲーム中複数回対戦する相手もおり、その際には行動パターンが変更されている。また、キング・ヒッポ以外のキャラクターはグラフィックが2人ずつ共通している。以下、そのグラフィックが共通しているキャラクターを「○○タイプ」と表記する。

グラス・ジョー(GLASS JOE) - グラス・ジョータイプ
フランス・パリ出身、38歳、110パウンド、1勝99敗1KO。最初の相手だけあってかなり弱い。
フォン・カイザー(VON KAISER) - フォン・カイザータイプ
西ドイツベルリン出身、42歳、144パウンド、23勝13敗10KO。「ドイツの鋼鉄マシーン」という異名を取る(VC版HPより)。
ピストン本田(PISTON HONDA) - ピストン本田タイプ(賞品版ではオリジナル)
日本東京出身、28歳、174パウンド、26勝1敗18KO。
ドン・フラメンコ(DON FLAMENCO) - グラス・ジョータイプ
スペインマドリード出身、23歳、152パウンド、22勝3敗9KO。マリオの髪型を気に入っているらしい。
キング・ヒッポ(KING HIPPO) - オリジナル
南太平洋出身、18勝9敗18KO。年齢、体重不詳。王冠を被った巨漢のボクサーで、鉄壁の防御を誇る。攻略のヒントは、インターバル時のドックのアドバイスに隠されている。パンチを受けるとズボンが脱げる演出がある。
なお、彼は自分の体重が重すぎて自力で起き上がれないため1回ダウンさせればこちらの勝利となる。
グレート・タイガー(GREAT TIGER) - フォン・カイザータイプ
インドボンベイ出身、29歳、132パウンド、24勝5敗3KO。父親は名の知れた魔術師だったらしい。
ボールド・ブル(BALD BULL) - ボールド・ブルタイプ
トルコ・イスタンブール出身、36歳、298パウンド、34勝4敗29KO。ドック・ルイスを馬鹿にしている。
ソーダ・ポピンスキー(SODA POPINSKI) - ソーダ・ポピンスキータイプ
ソビエト連邦モスクワ出身、35歳、237パウンド、33勝2敗24KO。酒豪のため、身体が真っ赤になっているが、試合前に飲んでいるのはソーダである。唯一のサウスポー。
Mr. サンドマン(Mr. SANDMAN) - ボールド・ブルタイプ
アメリカ合衆国・ペンシルベニア州フィラデルフィア出身、27勝2敗21KO。
スーパー・マッチョマン(SUPER MACHOMAN) - ソーダ・ポピンスキータイプ
アメリカ合衆国・カリフォルニア州ハリウッド出身、35勝0敗29KO。自身の肉体を気に入っている。
マイク・タイソン(MIKE TYSON) - ピストン本田タイプ
アメリカ合衆国・ニューヨーク州キャッツキル出身、31勝0敗27KO。『マイクタイソン・パンチアウト!!』のみに登場する。
Mr. ドリーム(Mr. DREAM) - ピストン本田タイプ
ドリームランド(夢の国?)出身、99勝0敗99KO。海外版およびVC版『パンチアウト!!』のみに登場。

なお、マイク・タイソンとMr. ドリームの台詞は同じである。

対戦順[編集]

ステージはW. V. B. A.のMINOR CIRCUIT、MAJOR CIRCUIT、WORLD CIRCUITに分かれており、それぞれランカーとの対戦を行いランク1位の選手に勝利するとチャンピオンとの対戦となる。チャンピオンに勝利すると次のステージへと進む。敗北するとその前の相手に戻される。

なお、『マイクタイソン・パンチアウト!!』および各国の版・VC版においてはWORLD CIRCUITチャンピオンになった後にDREAM MATCHが待っている。

THE W. V. B. A. MINOR CIRCUIT
グラス・ジョー(GLASS JOE)
試合開始直後はまったく攻撃してこないが、ステップバックした後に挑発を行い、フックやストレートを放ってくる。
フォン・カイザー(VON KAISER)
ガードは固いが、攻撃を放つ直前に首を振る癖がある。
ピストン本田(PISTON HONDA)
眉毛が動くとストレートを放つ兆候、ステップバック後のストレート連打は要注意。
THE W. V. B. A. MAJOR CIRCUIT
ドン・フラメンコ(DON FLAMENCO)
主人公がパンチを繰り出すとカウンターにアッパーカットを放ってくる。
キング・ヒッポ(KING HIPPO)
基本的にガードは完璧で、闇雲パンチを打っていてるだけで絶対にダメージを与えられない。
グレート・タイガー(GREAT TIGER)
額の宝石が光るとパンチを放ってくる兆候。ステップバック後に分身パンチを放ってくる。
ボールド・ブル(BALD BULL)
長いステップバックした後に突進、一撃必殺のアッパーカットを放ってくる。
THE W. V. B. A. WORLD CIRCUIT
ピストン本田(PISTON HONDA)
開始直後にストレートを連発。その後アッパーカットの連発をしてくる。
ソーダ・ポピンスキー(SODA POPINSKI)
連続フックと強烈なアッパーカットを放ってくる。
ボールド・ブル(BALD BULL)
長いステップバックと短いステップバックの必殺パンチを放ってくる他に、ある方法で無いとダウンさせられなくなっている。
ドン・フラメンコ(DON FLAMENCO)
ストレートとフックを放ってくる。一度目の対戦よりも攻撃的。
Mr. サンドマン(Mr. SANDMAN)
鋭いアッパーカットの3連発は非常に強力。また、ガードも固く、こちらのパンチを回避してから反撃もしてくる。
スーパー・マッチョマン(SUPER MACHOMAN)
体をねじって強烈なフックと2種類の回転パンチを放ってくる。
DREAM MATCH
マイク・タイソン(MIKE TYSON)
試合開始直後の連続アッパーは一撃でダウンしてしまうほどで、その後もかなりの速さでストレートやジャブなどを打ってくる。
Mr. ドリーム(Mr. DREAM)
行動パターンはマイク・タイソンと同じ。

発売29年後の発見[編集]

ピストン本田戦で特定の観客の表情が変化する瞬間、パンチを打つとカウンターパンチが確実に決まることが発見された[1]

Wii版[編集]

PUNCH-OUT!!
ジャンル スポーツアクションボクシング
対応機種 Wii
開発元 Next Level Games
発売元 任天堂
人数 1 - 2人
メディア Wii用12cm光ディスク
ダウンロード販売
発売日 Wii版
日本の旗 2009年7月23日
アメリカ合衆国の旗 2009年5月18日
欧州連合の旗 2009年5月22日
オーストラリアの旗 2009年8月27日
ダウンロード版
日本の旗 2015年6月24日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRB:E10+(Everyone 10+)
PEGI:12+
OFLC:PG(Parental General)
デバイス ヌンチャク対応
バランスWiiボード対応
その他 Mii対応
テンプレートを表示

2009年にWiiにおいてリメイクがなされた。カナダの企業であるNext Level Gamesが開発している。画面は3Dでトゥーンレンダリングを用いる。Wii.comやみんなのニンテンドーチャンネルで、FC版の大ファンだったという芸人・バカリズムのプレイ動画を公開した。

2015年6月24日より、Wii Uニンテンドーeショップでダウンロード版の販売が開始された(Wii UのWii互換機能を応用したもの)。

システムの変更点[編集]

  • 時計の進みはFC版同様にかなり早いが、マックがラッシュパンチを決めている最中のみ極端に遅くなる。
  • アッパーカットが「スターパンチ」となり、回数の蓄積ができなくなった。発動条件のスターはFC版と同様特定のタイミングでのパンチで獲得できるが、スターパンチを発動するか、相手のパンチにヒットしてしまうとすべて失われる。
    • その代わり獲得したスター数に応じて、スターパンチの威力が変動し、最大3個でのスターパンチは通常ヒットでも相手にかなりの大ダメージを与えることが出来るのほとんどとんどを瞬飛ばすっ飛ばす。
    • また、いたるところにスターパンチ(一定以上の星の数が条件になる事も)のカウンターによるダウン確定ポイントが存在し、中には決めた瞬間、相手を即KOできるポイントもある。

登場人物[編集]

キャラクターに関しては一部新たに設定し直された要素がある。各選手ごとに身長や体重についても設定された他、登場人物は出身地に対応した言語を喋るようになった。

リトル・マック(Little Mac)(声:Matt Hardy
アメリカ合衆国ブロンクス出身、17歳。身長172cm、体重48kg。
設定では対戦相手全員よりも小柄であり、この設定と遠近法によりFC版であった極端な体格の差を忠実に再現している。
対戦モードでは「ギガ・マック」という変身形態が登場。相手プレイヤーから一定数のカウンターヒットを決めると筋骨隆々しい姿に変身・巨大化。この時はシングルプレイにおける相手選手さながらの巨大キャラクターとなり、スタミナ消費なしで高威力の一撃を発揮できるが、避けられると大きな隙を晒し、シングルプレイ同様のラッシュを決められてしまう。
ドック・ルイス(Doc Louis)(声:Riley Inge
リトル・マックのトレーナー兼セコンドであり、元ベビー級ボクサー。性格の陽気さが強調され、試合時のジョークの種類も増加。チョコバーが好物とされ、ジョークに関しても食べ物ネタが多い。海外限定のWiiウェア版ではスパーリングの相手を務めており、現役時代から全く衰えていないフットワークを見せ、マックよりも数段強力な一撃必殺のスターパンチを繰り出す。体力が減ってくるとチョコバーを食べて体力を回復する。チョコバーを弾き飛ばされると激怒し、服を一枚脱ぐ。
グラス・ジョー(Glass Joe)(声:Christian Bernard
フランスパリ出身、38歳、1勝99敗1KO。身長178cm、体重49kg。
対戦相手ではもっとも小柄で、リトル・マックの体格に近い。気弱そうな顔つきで凄まじいまでの敗戦戦績を持っている。時折FC版同様に試合中にステップバックして挑発してくる。ダウンを取られるまではあまり攻撃的ではない。
パンチの予備動作がかなり大きいためスキを突きやすく、避けてラッシュを決める・カウンターパンチでスターを獲得するという本作のスタイルを学ぶのには最適の相手。
2周目以降(チャンピオン防衛戦)での再戦においては弱点のアゴを防御するべくヘッドギアを装備しているため、普通にアッパーするだけではヘッドギアで防がれてしまう。また、攻撃スピードの上昇に加えディレイアッパーも織り交ぜるようになる。
フォン・カイザー(Von Kaiser)(声:Horst Laxton
ドイツベルリン出身、42歳、23勝13敗10KO。身長183cm、体重65kg。
試合でも靴磨きを欠かさない紳士。「ドイツの鋼鉄マシーン」の異名を持ち、子供にボクシングを教えている。
ジャブを打つ前に体を震わせるクセがあり、ダウンを奪うと素早いアッパーも放つようになるが首を震わせるのは同様。スターパンチに弱く、3スターパンチを当てるとほぼ一撃でダウンする。
2周目以降ではヘアースタイルが角刈りになり体を震わせない右ジャブや、アッパーの構えから何もしないフェイントを織り交ぜてくる。加えてダウン復帰直後に全体重をかけて一撃必殺のパンチを放つようになる。
ディスコ・キッド(Disco Kid)(声:Donny Lucas
アメリカ合衆国・ブルックリン出身、20歳、4勝12敗2KO。身長191cm、体重95kg。
新登場キャラクター。ダンスを愛する陽気な黒人青年。パフォーマンスに派手なポーズを取るほか、クセのあるフックが特徴。試合前のムービーでは数多くのトロフィー(踊る人間や音符が装飾されている)を確認でき、ダンスの腕前はかなりのものであると考えられる。
肝心のボクシングの実力は発展途上のようで、ジャブをブロックされると痛がる仕草を見せ、試合中に突然踊りだしたり、決めポーズを取ったりと何かと自分を格好良く見せたがる性分が災いし戦績もあまり良くない。
2周目以降では髪が伸びて小さなアフロヘアーに変化し、ボクササイズに通ったことで衣装とパフォーマンスがエアロビクスのようになる。より素早く、トリッキーなパンチを打つようになり、1周目には無かった必殺技として、挑発後にラッシュを叩き込む「ディスコアタック」が追加されている。
キング・ヒッポー(King Hippo)(声:サウンド加工音声(担当:Scott McFadyen
南太平洋・ヒッポーアイランド出身、18勝9敗18KO。年齢・身長・体重ともに不明。
マイナーサーキットのチャンピオン。非常に大きな体格で肥満体であるうえ、台詞を喋らずに唸り声のようなものを上げたりと、怪人らしい雰囲気が強くなった。
体格通りの大食いで、試合前のムービーでは食料を一日中食い続けている。
ガードが非常に固く、闇雲にパンチを打っても防がれるのみ。ここからカウンター攻撃を狙うということが一気に重要になる。
2周目以降では王冠が大きくなり、腹部を防御するために、マンホールの蓋を3枚のテープで張り付けている(試合前のムービーでは腹部を守るものを探している中、見つけたということが確認できる。)。
FC版と同様に、一回ダウンを奪うだけでKO勝ちとなる(その際今作では倒れ際にロープで体重を受け止めきれず、そのままリングから転落してしまう)。それに伴い基本的にダウンを奪った回数で敵の行動が変化する今作において、唯一残り体力で行動パターンが変化する。
特定のタイミングでカウンターを当てると一撃でダウン扱いになるが、この場合2度決めないとKOにはならない(1度目は王冠がどこかへ飛んで行くだけで、本人はロープで体重を受け止めることに成功。体力を回復し、ロープの反動で復帰してくる)。
ピストン・ホンドー(Piston Hondo)(声:高橋研二
日本東京出身、28歳、26勝1敗18KO。身長188cm、体重78kg。
FC版における「ピストン本田」から名前が変更された(「ホンドー」の漢字表記は明かされていない)。一人称は「拙者」、KO時に「無念…」と言う、試合開始直前に名乗りを上げて礼を行うなど、一際武士道を意識した表現が増えた。出身と声優設定の関係上、彼のみ日本語音声で喋る。また、挑発の代わりに「礼!」とお辞儀をしたり、殴られると寿司卵焼きを出す、「さくらさくら」がテーマ曲になっているなど、外国から見た日本のイメージを随所で醸し出している(試合前のムービーでも座禅をしている)。
伝統のラッシュ攻撃(名称は「ホンドーラッシュ」)は健在。スウェーやダッキングでは凌げないためブロックを多用する必要があり、こちらのスタミナはかなり多く設定されている。
2周目以降ではグローブとトランクスの色が白に、鉢巻の「一番」の文字が赤から黒に変わる。ムービーでは真剣白羽取り、新幹線と競争など真面目に特訓をしているが、一方で寿司の大食いにも挑戦している。また、試合開始直前には座禅の状態から居合切りの如く、残像が見えるほどの高速のラッシュを見せる。
ジャブにカウンターしようとすると素早く反撃を行う、アッパーの予備動作中にステップを踏んで向きを変える、ホンドーラッシュは眉毛を動かすだけのフェイントも混ぜるなどよりテクニカルになっている。
ベア・ハッガー(Bear Hugger)(声:Richard Newman
カナダブリティッシュコロンビア州サーモンアーム出身、32歳、17勝12敗10KO。身長191cm、体重199kg。
『スーパーパンチアウト!!』から登場のキャラクター。キング・ヒッポー並みの巨体やヒゲ面、鮭やハチミツを好むなど、まさに熊そのものといった選手(試合前のムービーでは野生の熊とトレーニングしている)。髭の色がAC版、SFC版の黒から薄い茶色に変更されている。しばしばマックをおちょくるような態度を見せる。得意技は名前そのままベアハッグで、かなりの威力がある。
パンチは大振りだが体力が多く、通常のラッシュでは体力を削りにくい。一転してスターパンチには弱く、スター1つでも大ダメージを与えられる。
2周目以降では頭にニット帽を被っており、その中にはボクシンググローブを付けたリスがいる。試合前のムービー中で途中からその存在は確認できるが、いつリスと仲良くなったのかは不明。ベアハッグなど各種攻撃にフェイント・ディレイをかけてくる他、普通のパンチだけではラッシュが2回しか掛けられず、、スターパンチを気絶中に当てることでようやく長いラッシュが掛けられるようになる。
なお、出身地のサーモンアームという都市は架空のものである(英語版ではブリティッシュコロンビア州にあることが確認できる)。
グレート・タイガー(Great Tiger)(声:Sumit Seru
インドムンバイ出身、29歳、24勝5敗3KO。身長181cm、体重59kg。
奇術師らしさがFC版よりも強調され、リングに上がる際に空中浮遊や瞬間移動を使用する。分身攻撃は左右から幻影と連続攻撃を放つようになった。
ラッシュを掛けられる回数が全体的に少なく、パンチの頻度も低いため体力を削りにくい。ダウンを取るとカウンターが不可能なジャブも繰り出すようになり、確実な攻撃が求められる。
2周目以降ではグローブと虎柄のトランクスが白くなり、額の宝石の色によって4種の攻撃を打ち分けるほか、色を利用した予備動作なしの連続パンチも習得。さらに分身攻撃が「スーパーマジックアタック」となり、FC版を思わせるようなリング奥から孤を描く複数回攻撃に変化する。
ドン・フラメンコ(Don Flamenco)(声:Juan Amador Pulido
スペインマドリード出身、23歳、22勝3敗9KO。身長186cm、体重68kg。
メジャーサーキットのチャンピオン。所々キザな性格が垣間見える。ムービーでは闘牛を吹っ飛ばすほどのアッパーを繰り出しており、女性からの人気も高いようである。テーマ曲は「カルメン」。
FC版の挑発でマックのパンチを誘い、カウンターを行うことを主軸としたスタイルがメインになり、必殺技はフラメンコの様に手を叩いてからの3連続右フックを放つ「ローズアタック」。
髪型が大きく変わったがFC版同様カツラであり、攻撃を受けているうちに飛んで行ってしまう。カツラを飛ばされると激怒。今までの受け身中心のファイトスタイルから一変して、暴れ牛の如く攻撃的なスタイルになる。この状態はラウンド終了かマックをダウンさせるまで続く。
2周目以降では色調が黒になる(持参している薔薇も黒くなる)。ムービーではマックに強い恨みを持つようになり、彼のポスターを滅茶苦茶に破った後、リベンジをするために特訓に励んでいる。新たに裏拳を使うほか、カウンターが時折連続攻撃に派生する。「ローズアタック」は左右のフックを打ち分けるようになり、ダウンを取るたびに攻撃回数が増える(最大5回)。今度は激怒するとラウンド終了まで攻撃的なスタイルは収まらない。
ちなみにフラメンコに敗北すると、恨みを晴らしたためか、フラメンコの持つ黒いバラが1週目の赤いバラに変化する。
アラン・ライアン(Aran Ryan)(声:Stephen Webster
アイルランドダブリン出身、23歳、18勝10敗16KO。身長186cm、体重72kg。
SFC版『スーパーパンチアウト!!』から登場のキャラクター。同作品初登場で本作に登場した選手の中では、彼のみキャラクターイメージや戦法が別人のように変化し、かなり凶悪な面構えとなり、勝つためならグローブに蹄鉄を仕込む・反則技のヘッドバットを行うようなラフプレーも辞さない悪役ボクサーに変貌した。
フットワークは全選手中最高クラスでかなり機敏に動き回り、定位置(リトル・マックの正面)にいないことが多く、殆ど左右どちらかの隅にいる。今までの選手と違いパンチ後の隙を突いてパンチを食らわせると、パンチの威力を利用して左右に跳んで逃げてしまい、ラッシュに持ち込めず、カウンターパンチのみでしか大ダメージが与えられない。
数字の7に何かと関連付けられており、こちらのスタミナが全試合中最小の7・ダウンしても必ず7カウントで立ち上がる・ラッシュは基本7発までと統一されている。
2周目では、1周目で使用していた紫色のグローブが、指先が破けて使い物にならなくなったため、緑色のグローブに変えている。ロープに上らずに頭突きをしたり、肘でエルボー、破けてしまった青色のグローブを縄で結びつけ、それをカウボーイのロープの如く振り回すなど、反則技がさらに多くなっている。インターバルでは客席から物を投げられるなど、観客のブーイングもいっそう激しくなっている。
ラッシュ中に急にカウンターアッパーを出す、こちらのカウンターパンチ後に派生攻撃を行うなどよりトリッキーになった。ダウンすると倒れながら縄付きグローブで共倒れを狙ってくるため、スウェーやダッキングで避けるか、カウンターで迎撃しなければならない。
ソーダ・ポピンスキー(Soda Popinski)(声:Ihor Mota
ロシアモスクワ出身、35歳、33勝2敗24KO。身長199cm、体重107kg。
試合中にもソーダを飲もうとするほどの無類のソーダ好きで、飲まれると体力を回復されてしまう。ダウンから起き上がったり、ソーダを飲むのを邪魔されたり、スターパンチを喰らった直後は必ず連続アッパーを繰り出してくる。殴られるとソーダのブクブク音と泡が出る。
パンチの種類は少ないがスピードが速く、フックとアッパーを素早く見分けて回避しなければならない。一度ダウンを取ると通常のフックとは回避方向が逆のステップフックも織り交ぜるようになり、よりパターンの把握が重要になる。
2周目以降ではグローブとパンツの色が紫になる。研究によりソーダの性能が向上してあり(ムービーでもトラックを歯で引っ張れるようになっている)、ソーダを飲む度に攻撃スピードが段々速くなっていく。ポピンスキー自身もラッシュをかけにくい体質と化しているが、ドックのアドバイスにそれを打ち破るヒントが隠されている。
ボールド・ブル(Bald Bull)(声:Erse Yagan
トルコイスタンブール出身、36歳(日本語版公式サイトでは年齢の記述が無い)、34勝4敗29KO。身長188cm、体重135kg。
猪突猛進な性格。試合前のムービーではあまりにしつこいパパラッチに憤慨し追い出すシーンがある。試合開始直前では何故かコーナーに頭突きをしたり、自分の頭を殴っている。
伝統である突進攻撃「ブルチャージ」は健在。チャージ時には蒸気機関車のごとく鼻から湯気を噴き、身体を真っ赤にして突進してくるが、今回は3〜4回までになっている。
手元で拳を回してからのストレートや頭を振ってからのアッパーなど素早いが特徴的なパンチが目立つ。ボディブローには弱くジャブより少し多くのダメージを与えられるが、そこでラッシュが終わってしまう。
2周目以降ではトランクスが深紅に変わり、FC版の2回戦同様通常のパンチではダウンせずに体制を立て直してしまうため、スターパンチでなれけばトドメを刺せない。ムービーでは猛牛に突き飛ばされるも、倒れずに堪えられるようになっているようになっている。
ブルチャージもスピードに磨きをかけており回避が難しい上、通常のパンチでカウンターに成功しても即ダウンにはならなくなっている。
スーパー・マッチョマン(Super Machoman)(声:Mike Inglehart
アメリカ合衆国・ハリウッド出身、27歳、35勝1敗29KO。身長194cm、体重109kg。
デザイン面でかなり大きなアレンジがされている。財力で人気を得ており、本人もスター気取りである。身体を日焼けさせ、髪が銀色(これはアーケード版『スーパーパンチアウト』のデザインがモデル)で金の装飾を身に付け、サングラスを愛用。歯の一部は金歯である。
ボディビル演出が多く、試合前の大胸筋を動かすパフォーマンス以外に、試合中もポージングを行う。肝心の実力は、 敗北は1回のみ(恐らくミスターサンドマンとの対戦)、全試合の2/3以上をKOで勝利など、ワールドサーキットに出場できるだけはあるが、評判は良くないようで、観客からはブーイングされている(マッチョマン本人はさほど気にしてはいない)。
シリーズ通しての必殺技である回転パンチは、本作では回転ラリアットということになっている。さらに強力な3連続ラリアットもあり、この攻撃の際にはサングラスを付けた後に派手なアクションと共にフラッシュが焚かれるという演出が入る。
2周目以降では人気をすっかりマックに取られてしまい、憤慨し、リベンジのために特訓する様子がムービーで確認できる。また、スポットライトからも避けられ、観客からはさらにブーイングを浴び、インターバルにはトマトなどの物を投げつけられるなど散々なキャラクターとなってしまった。パンツの色が青になっている。ポージングの種類が増え、新技として大振りのビッグアッパーカットを繰り出してくるほか、必殺の3連続ラリアットはフラッシュが焚かれなくなりサングラスをつけなくなる代わりに行動は素早くなり、FC版同様、一撃必殺パンチとなる。
なお、彼に敗北すると再びスポットライトで照らされるようになる。
ミスター・サンドマン(Mr. Sandman)(声:Riley Inge)
アメリカ合衆国・フィラデルフィア出身、31歳、31勝0敗31KO。身長196cm、体重128kg。
FC版ではスーパー・マッチョマンよりも先に登場する相手だったが、今回はAC版と同じく、ワールドサーキットのチャンピオンとなっている。入場シーン、テーマ曲のメタル調アレンジなど、キャラクターイメージが全体的に威厳のあるものになっている。1,2周目ともに最後の対戦相手として立ちはだかる。
眠りをもたらす同名の妖精に因み、彼にとって相手を倒すことは「寝かしつける」ことであり、必殺技の3連続アッパーにも「ドリームランドエクスプレス」という象徴的な名前を与えられている。試合前のムービーで最後に倒されたスーパー・マッチョマンが「Z」を出して寝ている(倒れている)ほか、自らも殴られると「Z」を出し、ダウンするとベッドメリーのようなオルゴール音が僅かに流れる。
全体的な能力、特にパンチの速さが今までの選手の比ではなく、更にフェイントを巧みに使い分けて翻弄するなど、世界チャンピオンに相応しい実力を誇る。
2周目以降では髪型がモヒカンのようになり(髪の生えている部分が「Z」の字を模したような形になっている)、見た目とファイトスタイル・攻撃スピードがFC版のマイク・タイソンを思わせるものに強化。片目でウィンクをした後には「ドリームランドエクスプレス」を上回る超高速のアッパーカットを放つ。追い詰めると、この必殺アッパーでラッシュをかけてくる。
試合前のムービーではマックのポスターを、ポスターが貼られた建物ごとパンチで粉砕している。
ドンキーコング(DK)(声:長嶝高士
出身・年齢・身長・体重、戦績の全てが不明。『マリオシリーズ』及び『ドンキーコングシリーズ』から特別出演のキャラクター。
BGMも『パンチアウト!!』のテーマ曲アレンジと言うよりも、『スーパードンキーコング』シリーズに近い曲調となっている。
チャンピオン防衛戦以降に行う、ラストスタンド編でランダムで対戦できるWii版における真のチャンピオン。戦闘スタイルはドン・フラメンコに似た受け身中心のスタイルだが、プレイヤーの行動で攻撃パターンが変化する特徴を持つ。
挑発アクションでこちらの攻撃を誘い、トリッキーな動きで同時パンチや連続パンチなど強力なカウンター攻撃を次々と繰り出すが、その一方で顔に自身のネクタイが張り付いて慌てる演出など、原作同様にとてもコミカルである。

Doc Louis's PUNCH-OUT!![編集]

Doc Louis's PUNCH-OUT!!
ジャンル Boxing(ボクシング)
対応機種 Wii(Wiiウェア
開発元 Next Level Games
発売元 任天堂
人数 1人
メディア ダウンロード販売
発売日 アメリカ合衆国の旗 2009年10月27日
対象年齢 ESRB:E10+
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Doc Louis's Punch-Out!!』は、北米におけるクラブニンテンドーの2009年度プラチナ会員特典として発表されたWiiウェア用の非売品ソフトである(日本での2008年度プラチナ会員特典であった「スーパーマリオの帽子(Mario Hat)」と選択式)[1]

タイトルのとおりドッグ・ルイスがメインの作品で、セコンドであるルイスと戦うことができる。通常のWii版と基本システムは同様である。だが、ドッグ・ルイス関連の内容のみのため、モード数は大幅に減少している。

備考[編集]

上述してきたようにFC版の一般販売版とWii版においては、ラウンド間のインターバルで対戦相手のセリフとリトルマックとドッグ・ルイスの会話がそれぞれ表示される。内容は様々で、以下のようなエピソードもある。

  • 内容の中には攻略のヒントになっているものもあり、そのためFC版においては説明書とは別にソフトに附属している小冊子(辞書)で内容を確認できた。
  • FC版に存在したドッグ・ルイスの台詞の一種「JOIN THE NINTENDO FUN CLUB TODAY! MAC!」という「任天堂のファンクラブ」ネタは、Wii版においては「Join the NINTENDO Fun… I mean, Club NINTENDO Today! Mac!(ニンテンドーファン…じゃなくて、クラブニンテンドーに入るんだ、マック!)」や「Join Club NINTENDO Today! Mac!(さあ、クラブニンテンドーに入ろう、マック)」などクラブニンテンドーに絡んだネタになっている。
    • なおWii版以前に発売された『キャプテン★レインボー』に存在するリトルマックとのFC版『パンチアウト!!』風の模擬戦でも、インターバル間会話でクラブニンテンドー関連ネタが既に登場していた(ローマ字表記で「CLUB NITENFDO NI HAIRAHENNO?(クラブニンテンドーに入らへんの?)」とひかりが言い「CLUB NITENFDO NI BOKU MO HAIRITAI!(クラブニンテンドーにボクも入りたい!)」とリトルマックが言い返すという内容)。

続編及び関連作品[編集]

続編[編集]

アーケード版の正当続編。反則技を使う相手が多い。
  • 1985年 アームレスリング
海外でのみリリースされたアームレスリングゲームであり、番外編に位置する作品。本作のボールド・ブルがゲスト出演している(ただし覆面を被っており、「Mask-X」という名前で登場している)他、本作のサウンドが一部取り入れられている。
反則技を使用する選手がほとんどで、異種格闘技戦の色が強くなっている。

関連作品[編集]

ゲーム&ウオッチ
1984年7月31日にマイクロVSシステムで発売された作品。元々のタイトル名は「ボクシング」であったが後期発売分では「パンチアウト!!」に変更された。
さわるメイド イン ワリオ
プチゲーム「ファミコン コントローラ2」で本作にそっくりな架空のボクシングゲームの画面が登場する。
おどるメイド イン ワリオ
プチゲーム「パンチアウト」が登場。Wiiリモコンを上下させてレフリー(マリオ)のカウントをとる動作をするという内容である。また、ボクシングが題材のボスゲーム「ダブルパンチ」では対戦相手が本作の敵選手を意識したデザインとなっている。
キャプテン★レインボー
リトルマックが登場している。特定のイベント後には原作を意識した演出が多数なされたリトルマックとのボクシングミニゲームをすることもできる。なお、模擬戦におけるリトルマックの必殺技はスターアッパーではなく、スーパー・マッチョマンの攻撃を髣髴とさせるスピンパンチとなっている。元世界チャンピオンという設定は同じだが、大幅に太って別人のような姿になってしまった。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ[編集]

大乱闘スマッシュブラザーズX[編集]
本作の主人公リトルマックが『X』ではアイテム「アシストフィギュア」で出現するお助けキャラの一体として登場している。担当声優は日本版、海外版共通で江川央生。小さいが本作同様ワン・ツー攻撃が素早く、アッパーカットも強力。グラフィック、顔つきなどは3D化に伴い、FC版から大幅にリニューアルされている。また、BGM「ファミコンメドレー」では本作の訓練ムービーのBGMが一部組み込まれている。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U[編集]
2014年2月14日に『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の公式HPにおいて主人公・リトルマックが発売前に参戦が発表された[2]。担当声優は鳥海浩輔。ボクサーの性能通りの拳だけで戦う。身体が小さい設定が強調され[3]、設定上リトルマックより背が低いはずのシュルクより小さい(シュルク自身が設定より長身に描写されているのもある)。
地上での攻撃性能と突破力はトップクラス。一部攻撃に相手の攻撃のダメージを受けても怯まずそのまま攻撃する特性があったり、敵の攻撃をダッシュやカウンター必殺ワザですり抜けることも可能。さらに地上攻撃のふっ飛ばしは他キャラより一段高く、スマッシュ攻撃に至ってはメガトン級の破壊力をもつ。更に固有能力としてアーケード版準拠の「KOゲージ」を持っており、相手の攻撃を受けたりダメージを与える事でゲージが溜まっていく。このゲージがMAXになってから一定時間中は通常必殺ワザが「KOアッパーカット」に変化し、最後のきりふだに匹敵する文字通り必殺の威力を持つ。
反面、空中戦は非常に苦手であり、全ての空中通常攻撃が総じて攻撃力が低いのみならず隙も大きい他、名前の頭に「苦手○○」という名称まで付けられている[4]。このため復帰力も悪く、足場外に飛ばされたらそれだけで致命傷になる。
両極端な性能であると桜井政博は語っている[3]
最後のきりふだにより、Wii版『パンチアウト!!』の「ギガマック」に変身する事が可能。
キャラクターのカラーバリエーションにジャージ姿や『スーパーパンチアウト』版がある他、今作では通常のモデルと「ワイヤーフレーム」版の両モデルが存在し[5]、両モデルにそれぞれ同じ衣装のカラーが8種類ずつ用意されているため、参戦キャラクター最多の16種類のカラーが存在する[4]
セコンドのドック・ルイスも演出で登場。海外版ではWii版と同一の声優が担当しているが、日本語版では新たに小山剛志による日本語音声が当てられている。アピールの際にマックに声援を送ったり、勝利時にも姿を見せる。
フィギュアにはリトル・マック、ドック・ルイスのほか、Wii版のグラス・ジョー、ボールド・ブル、ミスター・サンドマンが登場している。今回の参戦で『週刊ファミ通』においてファイターの原作である、ファミコン版『パンチアウト!!』が紹介された[6]
オンライン対戦では、リトル・マックの勝率が著しく低いことが明らかにされており、桜井は「このキャラクターが強い」と思ったプレイヤーたちが挙って使い、返り討ちにあった結果と語っている[7]
『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』のリトル・マックのamiiboが発売されている[8]

脚注[編集]

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  1. ^ ファミコン版「パンチアウト!!」発売から29年後に裏技発覚 観客のサインに合わせて打つと1発K.O.
  2. ^ 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U 公式HP
  3. ^ a b 週刊ファミ通 2014年3月13日号「桜井政博のゲームについて思うこと」より。
  4. ^ a b エンターブレイン『大乱闘スマッシュブラザーズfor NINTENDO 3DSファイティングパーフェクトガイド・極』より。
  5. ^ 『大乱闘スマッシュブラザーズ (for Nitendo 3DS / Wii U)Direct 2014、4、9プレぜーテンション映像』より。
  6. ^ 週刊ファミ通2014年11月6日号「Enjoy!3DS+Wii U LIFE!!vol.161 スマブラ3DS参戦ファイターの作品をバーチャルコンソールで遊ぼう」より。
  7. ^ 週刊ファミ通 2012年11月27・12月4日合併号「桜井政博のゲームについて思うこと」より。
  8. ^ amiibo リトル・マック (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)|Nintendo”. 任天堂. 2015年10月4日閲覧。

海外版ページ[編集]

外部リンク[編集]