ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

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ドラゴンクエストシリーズ > ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ドラゴンクエストXI
過ぎ去りし時を求めて
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PlayStation 4
ニンテンドー3DS
Nintendo Switch※開発予定
開発元 スクウェア・エニックス
[PS4]オルカ
[3DS]トイロジック
発売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 齊藤陽介
[PS4]岡本北斗
[3DS]横田賢人
ディレクター 内川毅
デザイナー 堀井雄二
シナリオ 堀井雄二
音楽 すぎやまこういち
美術 鳥山明
シリーズ ドラゴンクエストシリーズ[1]
人数 1人
メディア [PS4]BD-ROM
[3DS]3DSカード
両機種ともにダウンロード版もあり
発売日 [PS4/3DS]2017年7月29日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)[2]
エンジン [PS4]Unreal Engine 4
解像度 [PS4]1080
売上本数 日本の旗 合計300万本出荷(2017年8月7日)[3]
その他 [PS4]PS Vitaリモートプレイ対応
[3DS]すれちがい通信対応
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(ドラゴンクエスト イレブン すぎさりしときをもとめて)は、2017年7月29日スクウェア・エニックスによりPlayStation 4ニンテンドー3DSで同時発売された[4]コンピュータRPG[5]。略称は『ドラクエXI』、『ドラクエ11』、『DQXI』など。

概要[編集]

2015年7月28日の「ドラゴンクエスト新作発表会」にて正式発表されたドラゴンクエストシリーズのナンバリングタイトル第11作目。これまでのナンバリングタイトルは基本的に任天堂またはソニー・インタラクティブエンタテインメント用のシングルプラットフォームだったが、シリーズ初のSIE・任天堂の両ハードでのマルチプラットフォームの発売となる。

2013年の企画開始当初はPS4単独であったが、採算面で不安視されたため3DS版も追加された[6]。『X』までは委託先または自社開発のエンジンを採用していたが、本作ではUnreal Engine 4(UE4)という外部メーカーのゲームエンジン採用に踏み切ることになった。しかしUE4を採用したとはいえPS4版の開発の手間が大幅に軽減できたわけではなく、PS4の開発開始が先行したのはUE4の技術検証のためであり[7]、実際の開発は手間が比較的かからない3DS版の制作を先行させ、それに追随してPS4版の制作を本格化させるというかたちとなった[6]

前作『ドラゴンクエストX オンライン』はネットワーク接続が必須のMMORPGだったが、本作は『I』から『IX』までと同様のスタンドアローンのRPGとなる。戦闘も『X』がリアルタイム式だったのに対し、本作は非リアルタイムのコマンド入力式になる[8]。ただしPS4版は各キャラクターのコマンド入力タイミングが行動直前に変更された。

堀井によると『過ぎ去りし時を求めて』というサブタイトルはシリーズ30周年ということで、30周年の思いを込めたことと、物語が時を絡めたものになるため決定したとのこと。また、ロゴのバックのドラゴンは初代『ドラゴンクエスト』のタイトルロゴの反転したものになっているが、これは原点回帰を掲げたものである[9]

作曲はすぎやまこういちが担当。シリーズでおなじみの「序曲」はイントロが『I』から『III』で使用されたもののアレンジバージョンとなっている。新曲が多数書き下ろされる予定とされた[9]

PS4パッケージ版、3DSパッケージ版、この両方が入った「ドラゴンクエストXI ダブルパック 勇者のつるぎボックス」、PS4本体同梱版、New2DS LL本体同梱版、PlayStation Storeニンテンドーeショップでのダウンロード版も発売された。

スクウェア・エニックスはNintendo Switch版の開発の意向を表明し[1]、任天堂の公式サイトでは発売予定ソフト欄に掲載されている。スクウェア・エニックスの公式サイトには記載されないままであるが、堀井雄二はPS4/3DS版発売直前のインタビューで「同時発売ではないけど、スイッチ(任天堂の新型ゲーム機)向けも準備していますよ」と発言している[10]。またエグゼクティブプロデューサーの三宅有も「(2017年8月上旬の現時点では)まだ発売日が言えない状況である」としつつ、同様の発言を行って補足している[6]

なおオリジナルのPS4/3DS版発売開始に合わせた2017年7月28日(日本時間は発売当日の29日)、海外版「Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age」のリリースが正式発表された。5ヶ国語に翻訳された上で、2018年に発売を予定している[11]

ゲームシステム[編集]

本作では馬車などはないが、5人以上になっても基本的に全員が行動を共にする。イベント中などに別行動となる場合もあるが、完全に離脱していない限りは道具・装備や呪文などのコマンド操作は可能。

フィールドに女神像(地図上では焚き火のマーク)がある場所があり、キャンプを張ることができる。キャンプでは仲間との会話や買い物・回復・セーブなどができる。また、『X』の鍛冶とほぼ同じミニゲームに挑戦して装備品を鍛造する「ふしぎな鍛冶」が可能。「うちなおしの宝珠」を使用することで装備品の強化もできる。

モンスターのなかには乗れるものがある。ドラゴンライダーやスカルライダーといった騎乗系のモンスターや、内部に操縦者がいるメカ系のモンスターの一部が該当し、倒すと騎乗者や操縦者のみが消えて乗ることができるようになる。徒歩や通常の方法ではいけない場所への移動などに用いるほか、弱い敵をはじき飛ばしたり、体当たりでダンジョン内の岩を壊すなど、さまざまなアクションが行える。モンスター以外では、馬に乗って移動することもできる。

アイテム[編集]

アイテムを管理するふくろは「どうぐふくろ」「そうびぶくろ」に入るが、回復系アイテムのみ先頭のキャラが持つ。また、重要アイテムは「だいじなもの」として別枠で管理される。

本作では装備品はキャラの持ち物に含み、装備しないものを所持することも可能となったほか、所持していないものも含め戦闘中でも自在に付け替えられる。なお、両手剣・両手杖・ヤリ・ムチを装備する場合は盾を装備できない(装備している場合は自動的に外される)。ツメは両手に装備し、2回攻撃を繰り出す。

道具・ふくろの整理は、一覧からのボタン操作のみで可能となった。また、ふくろから出す際に複数個をまとめて渡すことができるようになった。

戦闘[編集]

戦闘中に集中力が高まり、能力が上がる「ゾーン」システムを追加。効果は消えるまで次のバトル以降も続く。ゾーン状態のメンバーが2人以上いる場合、強力な「れんけい」も使用可能になる(一部、ゾーン状態の仲間が1人でも発動できる技もある)。モンスター側もゾーンに入ることがあり、同様に複数による連携を繰り出してくることがある。「れんけい」は複数のキャラクターで繰り出すが、その技自体は実行者として選択した1人の行動扱いとなり、それ以外のキャラクターは「れんけい」とは別にそのターンの行動を行える。

3DS版では、『VIII』以降で可能となっていた単体攻撃の個別指定ができなくなった。

スキルシステムは六角形状のパネルを解放して特技や能力値向上を習得する「スキルパネル」に変更。

ふっかつのじゅもん[編集]

ファミコン版の『II』以来となる「ふっかつのじゅもん」が実装される。過去作での呪文を入力することも可能。また、新たにじゅもんを生成することでプレイヤーの名前とおおまかな進行状況をパスワードとして保存することができる。このじゅもんはPS4と3DSのどちらでも使用できるが、所持アイテムなどを完全に再現することはできない。

ゲームクリア時に表示される「ふっかつのじゅもん」を入力する(ゲームクリアのセーブデータが必要)とPlayStation Store、ニンテンドーeショップでDQ1(スマートフォン版からの移植)の無料ダウンロードが可能となる(2018年1月28日まで)[12]

PS4版は指定された「ふっかつのじゅもん」を入力すると、 『ドラゴンクエストX』 先行体験版がダウンロード可能となる[13]

作中の世界[編集]

本作の舞台は「ロトゼタシア」という世界で、命の大樹によって生み出された。

イシの村
デルカダール王国領内にある小村で、主人公の故郷。渓谷の谷間に位置するため村人たちは外界をほとんど知らず、ほかの領民も存在すら知らない者も多い。人々は大地の精霊を崇めており、16歳になり成人を迎えた者は神の岩に登り、祈りを捧げるのが村のしきたりとされる。主人公が旅立ったあとに、悪魔の子を育てた村としてデルカダール王国軍に滅ぼされる。世界異変後は最後の砦として、デルカダール王国の拠点となっている。
命の大樹
ロトゼタシアの中心に浮かぶ大木。世界中に根を張りめぐらせており、各地に多くの根が顔を出している。主人公の勇者の力に感応し、根の周囲の過去の出来事を見せることがある。
デルカダール王国
大陸一の大国。城下町は富裕層や庶民が暮らす上層部と、貧困者やならず者たちが住む治安の悪い下層部に分かれている。
ホムラの里
ヒノノギ火山の裾野に広がる和風の里。火山による地熱で温泉が湧いており、良質な鉱石が採れるため鍛冶技術が発達している。
サマディー王国
騎士の国と呼ばれる砂漠国家。城下町では、王家お抱えのサーカス公演やオアシスに作られたレース場で競馬が行われている。
ダーハルーネ
世界有数の大きさを誇る港町。ロールケーキと海の男コンテストが名物。
グロッタの町
大陸北東部のユグノア地方に位置する町。闘技場があり、そこでは仮面をつけた闘士がペアを組んで戦う仮面武闘会が開催されている。
ユグノア王国
大陸北東部にかつて栄えた王国で、主人公の故郷。主人公が出生した日に魔物の大群の襲撃を受けて壊滅、16年後の現在は廃墟となっている。
バンデルフォン王国
大陸東部にかつて栄えた王国で、グレイグの故郷。物語開始の数十年前に魔物によって滅ぼされ、現在ではわずかな廃墟を残すのみとなっている。
ソルティコの町
美しい景観をもち、カジノが置かれているリゾート地。またグレイグが修行を積んだ町としても有名であり、騎士として訓練を行うための兵舎も設置されている。
ナギムナー村
大陸南部に位置する小さな漁村。漁業の際に採れる真珠が有名。村人たちは温厚な気質をしているが、人魚の呪いの言い伝えから人魚に対しての偏見が強い。
海底王国ムウレア
人魚達が住む海底の楽園。外界との交流はほとんどなく、また女王であるセレンの魔法結界によって周囲からは見えないため魔物にも襲われることがない。
プチャラオ村
メダチャット地方にあるアジア調が特徴の村。かつては静かな村だったがプワチャット遺跡で美女の壁画が発見されたのを機に観光客が殺到し、一転観光地として栄える事となった。
クレイモラン王国
年中雪に覆われた王国。近郊に古代図書館が発見されて以降は世界中から学者や研究者が集まる学問の聖地となった。
聖地ラムダ
命の大樹から西の山中にあるベロニカとセーニャの故郷。かつての勇者ローシュと共に邪神と戦ったセニカを崇めている。
ドゥルダ郷
大陸西部のドゥーランダ山の山頂にある修行の郷で、かつて勇者ローシュが修行を積んだ場所でもある。ユグノア王国に産まれた王族の男性はドゥルダ郷で6年間の修行を積むことが慣わしとなっている。

登場人物[編集]

パーティメンバー[編集]

主人公[14][注釈 1]
イシの村で育った16歳の少年[16]。成人の儀を終えたあとに「勇者」として冒険の旅に出るが、デルカダール王から「悪魔の子」と呼ばれ追われる身となる。
命の大樹でホメロスに敗れ、そこに現れたウルノーガに勇者の力を奪われ、命の大樹と世界は崩壊。自身も重傷を負って海に転落し、海底王国ムウレアで魚の姿に変えられていたため、魔王の監視から逃れた。地上に戻り、魔王ウルノーガを倒すために冒険に出る。セミロングのストレートヘアー(サラサラヘアーと評される)が特徴で、紫色の服を着ている。生まれつき左手にアザがあり、危機が迫るとアザが光輝き不思議な力を呼び覚ます。従来作品の主人公と同様に、基本的にセリフはないが、過去の世界で対面する子供時代の主人公は普通に話す。スキルは片手剣、両手剣、剣神、ゆうしゃ。
カミュ
ツンツンした青髪をもつ盗賊の青年。義理人情に厚い性格で、宝を求めて世界各地を旅していたことから世情に詳しい。左利き。かつては、クレイラモン王国で妹のマヤとともにバイキングとして過酷な生活を送っていた。マヤの誕生日祝いとして贈った首飾りの呪いでマヤが黄金と化し、そのあやまちから逃れたいがために盗賊となり、すさんだ人生を歩むようになった。ある日出会った預言者から「オーブを集め、勇者に力を貸せば贖罪は果たされる」と預言され、それにしたがってデルカダール城の秘宝「レッドオーブ」を盗み出すが、軍に捕まり地下牢に幽閉された。投獄中に主人公と出会ったことで預言の正しさを確信し、脱獄後は相棒として主人公に同行する。スキルは片手剣、短剣、ブーメラン、かみわざ。
命の大樹の異変後は記憶を失うが、食料を求めて忍び込んだ船で主人公と再会し、後に失った記憶を取り戻す。
ベロニカ
聖地ラムダ出身の女魔法使い。勝ち気なおてんば娘。強大な魔力を駆使した攻撃呪文の使い手だが、デンダ一味に捕らわれ魔力を吸い取られ、それに抵抗した結果年齢まで奪われ幼い姿となった。ホムラの里で出会った主人公とともに魔物を倒し魔力を取り戻すが、年齢は戻らず幼い姿のままとなる。しかし、本人は若返ったとして意に介さない。ただその幼い姿が災いし、ことあるごとに町や村の人間と衝突することもあるトラブルメーカーにもなっている。なお年齢が吸い取られる前の姿はオープニングムービーで見られる。スキルは両手杖、ムチ、まどうしょ。
異変直後、命の大樹の爆発から仲間たちを守るべく、自分の命と引き換えに仲間たちを世界各地に飛ばす。
その後、ウルノーガ討伐後に主人公が時間遡行したことから運命が変わり生還。パーティに復帰し、復活した邪神と戦うこととなる。
セーニャ
ベロニカの双子の妹。姉とは反対におっとりしたお人好しで、姉からその性格を問題視されることもある。甘いものに目が無い。回復や補助系の呪文を得意とし、音色で特殊な効果を発生させる竪琴を操る。スキルはスティック、ヤリ、たてごと。
異変後は主人公たちが魔竜ネドラに襲われているところに再会し、パーティに再合流する。当初はベロニカの死を受け入れられずふさぎ込むが、やがて姉の意志を継ぐために再起し、決意表明として自分の長髪をナイフで切り落とす。パーティ再加入直前に、ベロニカの装備可能アイテムなどのすべての能力を継承する。
ベロニカ復帰後はセーニャ本来の能力に戻る。
シルビア
女口調で話す旅芸人の男性。いい男に目がなく、カミュからはベロニカ・セーニャ姉妹と合わせて「女子3人組」と呼ばれるが、「おっさん」とも呼ばれる。明るく前向きなムードメーカーで、世界中の人々を自分の芸で笑顔にするのが夢。その正体は、ソルティコの名騎士であるジエーゴの息子「ゴリアテ」。幼少期からの鍛錬により優れた武術の腕をもつが、とあるサーカス団のショーに感銘を受けて芸の道を志すようになり、それに反対する父親との大げんかの末に家を飛び出した。サマディーでは夜にサーカスを披露した翌日に、ウマレースに参加する予定だった選手が特訓中に負傷したため代打出場する。グロッタの仮面武道会ではレディ・マッシブと名乗り、マスク・ザ・ハンサムとともに出場する。スキルは片手剣、短剣、ムチ、きょくげい、おとめ、きしどう。
異変後は、暗い世界に光を照らすために、同じ女性口調で話す男性たちとともに各地で「世助けパレード」を行うが、メダチャット地方北部で主人公と再会し合流する。
マルティナ
青紫色のポニーテールが特徴の女武闘家。16年前に死亡したとされるデルカダールの姫で、産まれてすぐに母を亡くし、主人公の母親エレノアから娘のようにかわいがられていた。ユグノア城が魔物の襲撃を受けると、エレノアから赤子の主人公を託されて城から脱出したが、川に落ちて主人公を手放し、自身はロウに助けられた。祖国に救援を求めるも、父によって自身は勇者に殺されたと公表され、その真意を確かめるために旅に出る。スキルはツメ、ヤリ、かくとう、おいろけ。
異変後はグロッタの街で突如現れた妖魔軍王ブギーに操られ、呪われしマルティナとなって主人公たちと敵対する。ブギー撃破後は、操られたときのパワーを自力で発揮できる「デビルモード」を取得し、再度パーティに合流する。
ロウ
マルティナに同行する老人。その正体はユグノア王国の前国王で、主人公の祖父。歴史や古代文字に精通しており、高度な呪文と武術の使い手でもある。16年前の娘夫婦の死とデルカダール王の変心の謎を解くために旅に出る。密かにムフフ本を収集するなど、スケベな一面もある。 スキルは両手杖、ツメ、さとり。
異変後は、ドゥーランダ山の山頂の聖地で生死にかかわるほどの修行を自身に課し、主人公との再会時は体型まで変わり果てる(その後おかゆを食べただけで元通りになった)。そして、主人公の資質を見抜いたサンポ大僧正によって導かれた冥府の中で、愛弟子であるニマ大師によって厳しい修行をし、究極奥義である「グランドクロス」を、さらに主人公がその後の修行で身に付けた「覇王斬」との究極連携技「グランドネビュラ」をも完成させ、冥府に潜んでいた魔王ウルノーガを追い払い、冥府から主人公とともに生還を果たす。
グレイグ
デルカダール王国将軍。黒色の鎧を身に着けている。バンデルフォン出身。無敗を誇るデルカダール随一の武人で、王への忠誠心も誰より強い。その強さはロトゼタシアじゅうに知られており、仮面武闘会が行われているグロッタの町では胸像が建立されている。寒さと虫を苦手としている。スキルは片手剣、盾、オノ、両手剣、えいゆう、はくあい。
異変後は最後の砦で魔物の軍と戦っていたところに帰還した主人公と共闘し、そのまま和解して主人公の盾となることを誓う。合流後はロウのムフフ本に反応したりシルビアの正体がゴリアテと知って大仰に驚いたりとコミカルな一面を見せるようになる。
パーティメンバーの中で唯一発売前の事前情報で仲間になることは明かされず、パッケージイラスト等にも描かれていない。

イシの村[編集]

エマ
村長の孫娘で、主人公と同年同日に生まれた幼なじみ。金髪と頭に巻いた赤いスカーフが特徴。幼い頃から一緒だった主人公に特別な感情を抱いている様子を見せる。
ルキ
エマの飼い犬。成人の儀ではNPCとして主人公の戦いに加勢する。
ダン
イシの村の村長で、エマの祖父。
ペルラ
主人公の養母。テオ亡き後は女手一つで主人公を実の我が子のように育て上げた。
テオ
イシの大滝に流れついた赤子の主人公を拾った老人。主人公の成長後は故人となっている。若い頃は世界を旅したトレジャーハンターであり、自身の旅の記録を著書として残している。

デルカダール王国[編集]

デルカダール王
剣術に長けた聡明な君主で、マルティナの実父。寛大な性格だが、秩序を乱す者には厳しい。16年前に勇者の出現を恐れるウルノーガに憑依されて人格が変異し、勇者である主人公を悪魔の子と呼び排除しようとする。
グレイグ
詳細はパーティメンバーを参照。
ホメロス / 魔軍司令ホメロス
デルカダール王国軍師。銀色の鎧を身に着けている。個人の力量はグレイグにやや劣るものの、優れた知略と判断力で軍をまとめ上げる。内心では常に自分より前を行くグレイグに劣等感を抱いており、そのことをウルノーガに付け込まれて配下となっていた。異変後はシルバーオーブの力で六軍王の一角と化す。
デク
カミュの元相棒。盗みよりも商売の才能に優れている。カミュがデルカダール城下町の下層に隠したレッドオーブを売却したが、それはカミュを脱獄させる資金を工面するためだった。現在はミランダと結婚しており、城下町の上層で店を開いている。世界に異変が起きた後は最後の砦で道具屋を営む。

ホムラの里[編集]

ヤヤク
里長を務める女性。里を脅かす怪物「人食い火竜」を倒した英雄だが、左脚を怪我し、ともに戦った息子のハリマが火竜と化してしまい、息子を元に戻せるまで真実を隠して里の人々を生贄に捧げている。人食い火竜が里を襲撃した際にみずから進んで捕食され死亡した。
ハリマ
ヤヤクの息子。人食い火竜を退治するものの呪いを受け、みずから人食い火竜へと変貌する。
ルコ
父親とはぐれて迷子となった少女。
ルパス
ルコの父親で情報屋。デンダ一味に捕らえられていた。生来の不幸体質ゆえにあらゆる騒動に巻き込まれてきたが、逆にその体質を利用することで誰も知り得ない裏情報を集めており、結果的に優秀な情報屋として名を上げている。
テバ、サキ
里に住む子供達。母親を火竜の生贄にされるのを防ぐため、ヒノノギ火山の怪物のふりをしている。

サマディー王国[編集]

サマディー王
現君主。王妃とともに一人息子のファーリスを溺愛しており、国政そっちのけで息子の晴れ舞台であるファーリス杯の準備に注力する。
ファーリス
王子。容姿端麗で、乗馬や武芸に優れていると言われている。まもなく16歳を迎える身であり、ファーリス杯での活躍を両親や国民から強く期待されている。しかし、実際は一度も馬に乗ったことがなく、また武芸の鍛錬をするふりをして街にお忍びで出かけるなど、評判とは正反対の人物。親や周囲の評価を裏切らないために、部下に虚偽の報告をさせるなどしてごまかしていた。その後、主人公との出会いやシルビアの激励によって心を入れ替え真面目に訓練に取り組むようになる。
オグイ
王国騎士。ファーリスを除けば随一の乗馬技術をもつと評判だったが、ファーリス杯を目前に不慮の事故に遭い、シルビアと役目を交代する。自身の実力におごらない純朴な人物で、純粋にファーリスと勝負することを望んでいた。

ダーハルーネ[編集]

ラハディオ
町長。かつては有能な商人で、1人でダーハルーネの街を興し、世界有数の港町まで発展させた。誰に対しても人当たりがいい人物と評されていたが、息子が「悪魔の子」の呪いで声を失ったという思い込みから、ドックの開放を求める主人公とカミュを追い返す。しかし主人公たちがヤヒムの声を治したことを知り、ホメロスから追われる主人公たちを手助けする。
ヤヒム
ラハディオの息子。主人公たちを追って来たホメロスが魔物と通じている現場を目撃したところ、ホメロスの強力な呪いによって声を奪われる。主人公たちの活躍で声を取り戻し、ラハディオの主人公に対する誤解を解く。
ラッド
宿屋の息子で、ヤヒムの友人。店の仕事をサボり、ヤヒムを自分の非行に巻き込むなど、周囲の評判はよくない。

ソルティコ[編集]

ジエーゴ
ソルティコの領主で、世界最高とたたえられる騎士。シルビア(ゴリアテ)の父親で、グレイグのかつての師でもある。豪快かつ自他共に厳しい性格。
セザール
ジエーゴの執事。主人の息子であるゴリアテ(シルビア)を可愛がっており、彼の出奔後も気にかけていた。

グロッタ[編集]

ハンフリー
仮面武闘会前回チャンピオン。今大会では抽選で選ばれた主人公とタッグを組む。人格者としても知られ、大会で得た賞金を自分が育った孤児院の運営費にあてていた。しかし、本来格闘家としては三流程度の実力しかなく、生活費が底をついて困窮していたところにアラクラトロにそそのかされ、拉致した武闘会参加者のエキスを差し出す代わりに、分け与えられたエキスを飲むことでチャンピオンとしての力を得ていた。アラクラトロが倒されたあとは過去の所業を謝罪し、優勝表彰式の場で自分自身の実力で主人公にエキシビジョンマッチを挑み敗北、その後罪を犯したけじめとして町人たちに真実を打ち明け、現役を引退する。
ガレムソン
仮面武闘会予選の相手。あらくれの姿をしている。
ベロリンマン
仮面武闘会予選の相手。舌が長いのが特徴で語尾に「ベロン」をつける。
ビビアン、サイデリア
仮面武闘会決勝トーナメント初戦の相手。魔法使いのバニーガールと女戦士のコンビ。
マスク・ザ・ハンサム
仮面舞踏会決勝トーナメント2回戦の相手。レディ・マッシブとチームを組む。
アラクラトロ
グロッタ付近の地下遺跡に営巣しているクモの魔物。かつてグレイグとの戦いに敗れて重傷を負い、失った力を回復するために格闘家を拉致してそのエキスを吸い取っていた。左目にはグレイグに斬りつけられた傷跡が残っている。

ユグノア[編集]

アーウィン
ユグノア国王。ロウの娘婿で、主人公の父親。即位する前はユグノア王国騎士団団長であり、ユグノア最強の騎士と名高い人物であった。16年前、ユグノアを狙う魔物たちに立ち向かい、主人公、エレノア、マルティナを逃がしたが、デルカダール王に憑依したウルノーガに殺害された。しかし現世への未練から嘆きの戦士となってユグノアにとどまり、バクーモスに悪夢を食われ続ける。
エレノア
ユグノア王妃。ロウの娘で、主人公の母親。16年前の魔物襲撃時に、赤子の主人公と幼いマルティナを守るために自らおとりとなり命を落とした。
バクーモス
悪夢を食らうライオンのような魔物。

王立メダル女学園[編集]

メダル校長
ちいさなメダル好きが高じて学園を設立。主人公のメダルの才能を見抜き、客員生徒に認める。

プチャラオ村[編集]

メル
両親と迷子になっている少女。しかし、その正体はウルノーガの呪いで欲深い人間を塗料とする壁画の怪物メルトアが壁画のもとへおびき寄せるために擬態した姿。
ブブーカ
大金持ちになるために壁画の御利益を求めてやって来た観光客。メルトアに取り込まれるが、勇者たちによって解放される。

ナギムナー村[編集]

キナイ
村の漁師。にぎやかな場所が苦手で他人ともあまり交わらず、周囲からは変わり者と認識されている。
キナイ・ユキ
キナイの祖父。優秀な漁師で村長の娘との婚約も決まっていたが、その間に出た漁で嵐に遭い命を落としかけたところを人魚のロミアに救われ、種族を越えた恋に落ちる。再会を約束して村に帰ったが、村長の怒りを買ってしじまヶ浜へと幽閉された。幽閉後も長きにわたってロミアを想い続け、同じ悲劇を繰り返させないように自身の出来事を人魚の呪いの言い伝えとして村へと残し、死去した。

海底王国ムウレア[編集]

セレン
海底王国の女王。特殊な魔法により海上の世界での出来事をほぼ把握しており、主人公たちの来訪も予見していた。異変後は重傷を負った主人公を魚の姿に変えて匿った。
ロミア
白の入り江で出会う美しい人魚。自身が命を助けたキナイ・ユキと恋に落ち、結婚を誓い合った。村に帰ったキナイ・ユキが幽閉されたことを知らず、また人間と人魚の寿命の差を忘れたまま白い入江で数十年に渡って待ち続けている。主人公たちと出会いをきっかけにナギムナー村を訪れ、キナイ・ユキの死を受け入れ、陸に上がり彼の墓に接吻をしたあとに再度海に戻り泡と化して消滅する。なおストーリーの進行次第では、ロミアが消滅しないような選択も可能。

クレイモラン王国[編集]

シャール
女王。氷の魔女であるリーズレットに代わり、魔女の禁書の中に閉じ込められている。リーズレットが倒され封印されたことにより禁書から解放されたように思われたが、封印の呪文詠唱に失敗したことで解放されない。しかし王の間でようやく主人公に自身の声が届き、偽物のシャールの正体が全員に露見したことで解放される。封印中は女王の責務に押しつぶされそうな悩みを抱えていたが、リーズレットが相談に乗ってくれたことを感謝しており、リーズレットが兵士に捕えられそうになった際は助命を訴える。
リーズレット
魔女の禁書に閉じ込められていた氷の魔女。ホメロスから彼女の封印を解いた見返りにグレイグを倒すよう命令されており、シャールに変装してデルカダール軍や主人公らに魔女の討伐を依頼し、同時に魔女は魔獣を使役するとの嘘の情報を与えることで、自身の力を封印している聖獣ムンババを倒すように仕向けた。直後にムンババを倒した主人公とグレイグの前に現れ襲撃するが、ベロニカの魔法攻撃によって撤退。その後クレイモラン王国で再びシャールの姿で再会するが、感づいたベロニカによって正体を暴かれ、主人公らに倒され禁書に封印される。
封印の呪文詠唱に失敗したことで再びシャールに変装した状態で禁書から出現するが、エッケハルトの質問に答えられなかったことで再びベロニカに正体を暴かれる。この時点でほぼ魔力を失っていたため、抵抗することなく兵士に捕えられそうになるが、シャールの説得により助けられる。以降は付き人としてシャールの良き相談相手となる。
エッケハルト
王国から離れた小さな小屋で暮らす魔法学者。王国が氷に閉ざされる前はシャールの教育係を務めていた。魔女の封印方法を調べるため、主人公たちとともに古代図書館へ向う。
マヤ / 鉄騎軍王キラゴルド
カミュの妹。一人称が「おれ」など、男言葉で話す。カミュとともにバイキングのもとで働くなか、身につけた人が触れた物を黄金に変えるペンダントを手に入れる。しかしそれが呪いのアイテムとは知らず、外そうとした際に全身が黄金と化した。しばらくその場に放置されていたが、世界の異変直後にウルノーガによって復活、六軍王となり黄金化の力を自在に操れるようになった。誰からも助けてもらえず、兄にも見捨てられたと思い込んだことで絶望し、クレイモラン周辺に黄金病をばら撒き、世界中の人間を屈服させようと企む。
ムンババ
リーズレットの力を封印している聖獣だが、策略によって倒される。邪神復活に伴い自身も邪神の眷属として復活するが、主人公の光を浴びて正気に戻り、イシの村に移住する。
魔竜ネドラ
かつてローシュ一行によって氷獄の湖に封印された、邪神の眷属の闇竜。1周目ではウルノーガによって、2周目では邪神の復活に伴い復活する。

ドゥルダ郷[編集]

ニマ大師
ドゥルダ郷を修める指導者。ロウの師匠であり、主人公の師にもなるはずであった女性。しかし命と引き換えに守護方陣を展開し世界崩壊の衝撃から郷を守り死亡、生きてロウと主人公に合うことは叶わなかった。死後、冥府でロウと主人公に奥義「グランドクロス」「覇王斬」「グランドネビュラ」を授ける。
一人称は「あたい」。その指導は厳しく、修行時代のロウに6年で1万回も専用の「お尻叩き棒」による尻叩き制裁を加えており、郷における伝説となっている。実際、冥府における修行でも軽く尻叩き棒を振りかざして恫喝しただけでロウを震え上がらせた。
時間遡及後は世界崩壊がなかったため生存し、邪神に挑もうとする主人公らに連武討魔行を用意して待っていた。最終試練では戦闘には参加しないものの、自ら魔物を召喚して相対する。
ロウの師匠ということもあり、ロウより年上の高齢であるはずだが、その姿は実年齢に釣り合わない若さを保ったものである。なぜ若い姿のままなのかは説明がないため不明。時間遡及後の歓迎イベント後に話しかけると、寿命が近いことを示唆しつつ、生きて主人公に会えたことに「長生きはするもんだ」と吐露した。
サンポ大僧正
ニマ大師死後、ドゥルダ郷を修める大僧正。眼鏡をかけた幼い容姿だが人の本質を見抜く素質に優れ、若くして大僧正に抜擢された。時間遡及後はニマ大師が生存したため郷のナンバー2となっており、彼女の指示で連武討魔行の受付を担当する。

聖地ラムダ[編集]

ファナード
ラムダの長老。予知夢を見ることができ、それゆえベロニカの末路を予期することとなる。

神の民の里[編集]

イゴルタブ
かつての先代勇者とも面識がある神の民の長老。長命ゆえ普段は深く眠りについている。

敵対者[編集]

ウルノーガ
デルカダール王に憑依していた魔道士。命の大樹の魂を取り込み、魔王となって世界に異変を引き起こす。
本作の1周目のラストボス。第1形態は目玉のついた大剣(魔王の剣)を持った人型だが、第2形態は剣に宿る力を解放して下半身のない骸のような異形の姿と化し、剣は竜の上半身のような邪竜ウルナーガに変化して2体がかりで襲ってくる。
2周目の時間遡行後は同様に命の大樹に現れるが計画が失敗、デルカダール城に撤退して騙し討ちを図るも気づかれ、本性を現して襲いかかる。
邪神ニズゼルファ
かつて命の大樹を狙った邪神。2周目のラストボスで今作の真のラストボス。勇者ローシュ一行と戦い、強大な闇の力でウラノスを闇に落とすも、体を「勇者の星」に封印され、天空に打ち上げられた。
体が封印されているとは知らずにウルノーガが勇者の星を破壊したため、1周目の時間軸では復活ができなくなり、体から分離した精神が主人公とともに時間遡行を行わざるを得ず、時間遡行後の時間軸でウルノーガが倒されたことで、勇者の星と一体化し、復活を果たす。

六軍王[編集]

異変後にウルノーガが各地に派遣する軍団の指揮官。オーブを守護する。

屍騎軍王ゾルデ
パープルオーブを守る魔物。ゾンビ系の魔物を配下に置く。「ンフフフフ」という不気味な笑い方が特徴。闇を清浄なるものとして愛しており、デルカダール周辺の地域を暗闇で覆った元凶。逆に光は不浄なるものとして憎んでいる。
覇海軍王ジャコラ
レッドオーブを守る魔物。自然系の魔物を配下に置く(ジャコラ自身はドラゴン系)。ムウレアを襲撃し、その後海全域を牛耳る。
妖魔軍王ブギー
グリーンオーブを守る魔物。悪魔系の魔物を配下に置く。グロッタの町を占領し、カジノの町へと作り変えた。スロットは非常に高い確率で大当たりが出る設定となっており、大勝ちして調子に乗った人間を魔物に変化させている。特に魔物となったマルティナはお気に入りらしい。主人公らに敗れた後、正気を取り戻したマルティナによって成敗される。
鉄鬼軍王キラゴルド
イエローオーブを守る魔物で、六軍王の紅一点。物質系の魔物を配下に置く。詳細はクレイモラン王国を参照。
邪竜軍王ガリンガ
ブルーオーブを守る魔物で、天空魔城の門番。ドラゴン系の魔物を配下に置く。
魔軍司令ホメロス
シルバーオーブを守る魔物。詳細はデルカダール王国を参照。

先代の勇者一行[編集]

ローシュ
かつての勇者。当時、世界を混沌に陥れようとした邪神ニズゼルファと戦っていた最中にウラノスに殺害された。
セニカ
ローシュの仲間の賢者。ローシュを助けられなかったことを悔やみ、邪神の身体を封印し勇者の剣を命の大樹へ還した後、時のオーブで過去に戻ろうとしたが勇者の剣ではなかったため叶わず、その姿は時の番人へと変り果て、忘却の塔で自身の事も忘れ、時を見守る存在となる。
ウラノス
ローシュの仲間の魔道士。ニズゼルファと戦っている中で邪神に精神を蝕まれ、抵抗するも逆らえずローシュを殺害。邪神の力で魔道士ウルノーガへと変貌した。しかし善の心は消えておらず、精神体となってウルノーガから分離し、預言者として新たな勇者の誕生を待ち続ける。
預言者
主人公やカミュの夢の中に現れ助言をしていく謎の人物。その姿は見る者によって変わる。
ネルセン
パンデルフォン王国の建国者。晩年、伝説の武器をふさわしいものに授けるために地下迷宮を築き、精神体となって挑戦者に試練を課す。

用語[編集]

勇者のつるぎ
先代勇者ローシュが使った伝説の剣。命の大樹に安置されていたが、ウルノーガの策略により魔王の剣へと変質する。時のオーブは勇者の資格をもつ者が振るう勇者のつるぎでしか砕くことができない。
命の大樹
大空に浮かぶロトゼタシアの生命力の根源である大樹。世界中の命全てが大樹の葉と繋がっているとされ、命が産まれる時は新たな葉が芽吹き、命が生涯を終えた時はその葉が散り、魂は再び大樹へと還っていくと言われる。各地にある輝く木の根は、選ばれし者にのみ大樹の意志(思いの記憶)を伝えることがある。
勇者の星
世界が闇に染まったあと、サマディー砂漠に降下する黒い太陽。伝承では邪神を倒したローシュが天に昇って星になったとされているが、実際は邪神の身体を封印した球体。1巡目の世界では魔王自らが両断し復活を阻んでいる。
時のオーブ
忘却の塔にある失われた時の化身が古より紡ぎ続けたロトゼタシアの時の結晶。このオーブを勇者の力を持つ者が勇者の剣を以て砕くことで、世界の時を断ち斬り過去に戻ることができる。これは魔王にも邪神さえもできないことで、時のオーブの暴走は時の渦に飲まれる危険性もある。
シルビア号
主人公たちの使うシルビア所有の船。アリスは整備士で船の操縦も任されている。
ケトス
かつて先代勇者とともに戦った神の乗り物と呼ばれる空飛ぶ巨大クジラ。覚醒することで金色に輝く姿となる。
ヨッチ族 / 時の化身
勇者以外の普通の人間には姿を見ることも触ることもできない不思議な妖精。時の行く末を見守る種族。その中で1匹だけ黒いヨッチ族らしき妖精が勇者達の行く先で現れている。
聖竜
命の大樹のもう一つの姿ともいえる存在。邪神に破れたが神の民達の奇跡によって命の大樹になる。

PlayStation 4版[編集]

PS4版は上記の通りUnreal Engine 4を使用し、リアル頭身のキャラクターを3DCGによるトゥーンレンダリングで描写し、そのままに動かせる。高い場所や遠くの場所まで緻密に描かれたグラフィックスとなっている[9]

移動操作にはジャンプがあり、それによって屋根の上に登ったりできる。またマップが広いのでダッシュができたり、船、馬でも加速が出来る。

戦闘シーンは「フリー移動バトル」と、「オートカメラバトル」の2つのモードを「バトル演出切り替え」コマンドで切り替えることが可能。PlayStation Vitaでのリモートプレイにも対応する。

PS4版のカジノにはパチスロのような目押しが出来るマジックスロット[17]がある。また、ある程度ストーリーを進めるとボウガンが入手出来、それで各エリアに隠されたマトを射るとステータスがあがる種をもらえる。

ニンテンドー3DS版[編集]

3DS版は3D(キャラクターやモンスターは『ドラゴンクエストX』をベースにしたトゥーンレンダリング描写だが、解像度の関係で頭身が下げられ、マップが簡略化されている)と、2D(『ドラゴンクエストVI』までのようなドット絵)の2種類のモードが用意される。序盤は3D・2Dが上下2画面で連動し、その後は3Dか2Dのどちらかを選択して進行する(教会で切り替えも可能)[18]。上画面にはメインのゲーム画面が表示され、下画面にマップが表示される。重要なシーンにおいてはPS4版と共通のプリレンダムービーが流れる。

3Dモードでのみジャンプができるが特に意味はない。3D立体視には非対応。

時渡りの迷宮[編集]

ある程度ストーリーを進めると時の化身ヨッチ族の村に行けるようになり、「時渡りの迷宮」に挑戦できる。「時渡りの迷宮」はフィールドでつかまえたり、すれちがい通信(ストックできる上限は10人)や「いつの間に通信」で集めたヨッチ族を派遣する(同時に8体まで)。一部の敵はバリアを貼っていて通常の攻撃を受け付けないが、バリアの色と同じヨッチ族は攻撃でバリアを消すことが可能なほか、呪文(後述)はバリアを無視して敵にダメージを与えることができる(2色のヨッチ族や、全色のバリアに対応したメタルもいる)。迷宮の宝箱には素材やヨッチ族の装備(ぼうし)のほか、「冒険の書の合言葉」が入っていることがある。

ヨッチ族
それぞれに名前(スタッフに関連したものもいる)、ランク(S~F)、やる気、武器、攻撃力、体の色などがある。「やる気」はモンスターからの攻撃を耐えられる数値で、迷宮内でダメージを受け、やる気を無くしたヨッチ族は去っていく。スキルが貯まると色に相応した呪文を使用出来るようになる。
すれちがい通信用には「おでかけヨッチ」(プレイヤーがゲーム内でつかまえたもの)、「おともヨッチ」(通信で手に入れたもの、配信記録が一杯だと登録できない)が登録可能。50体までヨッチ族をストック出来る。
通信で手に入れたヨッチ族はVIPアルバムに20体まで登録可能。登録されたヨッチ族はやる気を無くしてもいなくならないが、復活させるにはゴールドが必要。

ヨッチ村にある祭壇の間には異なる世界に生きた伝説の功績が冒険の書として刻まれているが、何者かによって汚されていた。「冒険の書の合言葉」を入手すると過去シリーズの世界へ行くことが出来るようになり[19]、そこで起きた事件を解決することになる。

スタッフ[編集]

初代からのメインスタッフである堀井、鳥山、すぎやまの「御三家」は本作でも健在。堀井は『ドラクエX』の運営段階に入ってからは監修に留まっていたが、『XI』では現場に戻っており、シナリオは細部まで関わっている[18]。前作『ドラクエX』から齋藤陽介がプロデューサーを続投[注釈 2]する。また、2機種同時開発であることや、齊藤が同時期に『ニーア オートマタ』のプロデュースも手がけている事情もあり、齋藤の下にPS4版と3DS版のプロデューサーが付くこととなった。ディレクターは『IX』『X』『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズに関わった内川毅が一括して担当している。

『ドラクエX』と同様にスクウェア・エニックス社内の開発で、PS4版はオルカが、3DS版はトイロジックが開発に協力する。

沿革[編集]

  • 2015年7月28日 - スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト新作発表会』において堀井雄二、齊藤陽介らが登壇しPS4、3DSでの開発を発表。開発中バージョンの実機でのデモンストレーションが行われた[9]。発表会の最後には、NX(のちのNintendo Switch)版の発売も予定していることが発表された。
  • 2016年12月17日 - 集英社主催によるイベント「ジャンプフェスタ2017」において開催された本作のスペシャルイベント[21]ステージにおいてPS4・3DS版の発売年が「2017年」である事を発表。このほか主人公の簡単な出自や相棒「カミュ」の存在、PS4・3DS版のオープニングムービーなどが公開されたのと同時に公式(ティザー)サイトもオープンした。
  • 2017年4月11日 - 「ドラゴンクエストXI発売日発表会」が開催。PS4版・3DS版ともに発売日が2017年7月29日であることが発表された[4]

コラボレーション[編集]

ドラゴンクエストX オンライン
2017年7月28日から8月14日にかけて『ドラクエX』のオルフェアの街にシルビアが登場し、シルビアの衣装「パレードウェア」が貰える[22]。また、7月29日から11月15日までは、アズランの街に時の化身クルッチが登場、『ドラクエXI』の「ふっかつのじゅもん」を入力することでアイテムが貰える。

関連商品[編集]

ドラゴンクエストスライムコントローラー for PlayStation 4
ホリからゲームと同時発売予定のPS4用コントローラー。本作に登場するモンスターのスライムの形状をしている[23]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ スクウェア・エニックスは「イレブン」と名付けてゲーム画面のスクリーンショットを公開している[15]
  2. ^ 『X』はオンラインタイトルでサービス中のため、厳密には「兼務」である。

出典[編集]

  1. ^ a b 最新作「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」が発表。プラットフォームはPlayStation 4とニンテンドー3DS。NX向けの開発も明らかに”. 4Gamer.net (2015年7月28日). 2015年7月31日閲覧。
  2. ^ (PS4)ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて スクウェア・エニックス e-STORE
  3. ^ 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』発売10日間で300万本販売 ※実売数に非ず square-enix.com 2017年8月7日
  4. ^ a b [1] ドラゴンクエスト宣伝担当(Twitter) 2017年4月10日22時3分
  5. ^ シリーズ最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』発売決定のお知らせ”. スクウェア・エニックス (2015年7月28日). 2015年7月31日閲覧。
  6. ^ a b c 300万本突破!超人気「ドラクエⅪ」の舞台裏”. 東洋経済オンライン (2017年8月8日). 2017年8月9日閲覧。
  7. ^ 「新世代スタッフが挑戦した"国民的RPGに懸けた想い ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて"」、『ニンテンドードリーム』22巻9号、徳間書店、2017年7月21日、 22頁。
  8. ^ 『ドラゴンクエスト新作発表会』ムービー1時間20分~21分
  9. ^ a b c d e 「ドラゴンクエスト XI」は“新たに1作目を作る気持ち”で制作!”. GAME Watch (2015年7月18日). 2015年7月29日閲覧。
  10. ^ ドラクエ生みの親・堀井雄二 「ドラクエ30年」を語り尽くす!「2ちゃんねる」見ていた理由とは…(2/6ページ)”. 産経ニュース (2017年7月28日). 2015年7月30日閲覧。
  11. ^ “DRAGON QUEST XI COMING TO THE WEST IN 2018” (プレスリリース), Square Enix, Inc., (2017年7月28日), http://press.na.square-enix.com/releases/1002/dragon-quest-xi-coming-to-the-west-in-2018 2017年8月1日閲覧。 
  12. ^ ドラゴンクエスト“ロト伝説”シリーズ 公式プロモーションサイト”. スクウエア・エニックス (2017年8月10日). 2017年8月10日閲覧。
  13. ^ “ふっかつのじゅもん”でアストルティアへ旅立とう! PlayStation®4 先行体験版!”. 目覚めし冒険者の広場. スクウエア・エニックス (2017年8月6日). 2017年8月9日閲覧。
  14. ^ キャラクター”. 公式サイト. 2017年7月30日閲覧。
  15. ^ ゲームシステム”. 公式サイト. 2017年7月30日閲覧。
  16. ^ 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』主人公は勇者! イシの村出身の16歳青年”. ファミ通.com (2016年12月17日). 2016年12月19日閲覧。
  17. ^ “ドラゴンクエストXI カウントダウンカーニバル”in名古屋で新たなカジノゲーム“マジックスロット”初公開!【DQXI カウントダウンカーニバル】(1/2)”. ファミ通.com (2017年6月20日). 2017年6月22日閲覧。
  18. ^ a b 週刊少年ジャンプ 2015年36号
  19. ^ 『ドラゴンクエストXI』3DS版ではすれちがい通信で“時渡りの迷宮”に挑む! 迷宮をクリアーすると過去作の世界に行ける!?”. ファミ通.com (2017年6月21日). 2017年6月22日閲覧。
  20. ^ ドラゴンクエスト宣伝担当(Twitter)” (2017年6月18日). 2017年6月19日閲覧。
  21. ^ 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のステージイベントがジャンプフェスタ2017にて実施決定”. ファミ通.com (2016年12月9日). 2016年12月11日閲覧。
  22. ^ 『 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 』 発売記念コラボイベント開催!”. 目覚めし冒険者の広場. スクウエア・エニックス (2017年8月9日). 2017年7月14日閲覧。
  23. ^ HORI,DUALSHOCK 4互換の「ドラゴンクエストスライムコントローラー」を「ドラゴンクエストXI」と同時発売

外部リンク[編集]