アイスクライマー

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アイスクライマー
Ice Climber
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ [FC]
アーケード [AC]
ディスクシステム [FCD]
ゲームボーイアドバンス [GBA]
Wiiニンテンドー3DSWii Uバーチャルコンソール) [VC]
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1~2人
メディア [FC] 192キロビットカセット[1]
[FCD] ディスクカード(片面)
[GBA] カセット
発売日 [FC] 1985年1月30日
[AC] 1985年
[FCD] 1988年11月18日
[GBA] 2004年2月14日
[Wii VC] 2007年1月16日
[3DS VC] 2012年7月4日
[Wii U VC] 2013年4月27日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI:3+
OFLC:General
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アイスクライマー』(Ice Climber)は、任天堂から発売されたアクションゲームである。

作品解説[編集]

1985年1月30日にファミリーコンピュータ用のゲームソフトとして発売された。発売当時、そのゲーム性が大きな人気を呼んだ作品で、同年に『VS.アイスクライマー』としてゲームセンターに登場。1988年11月18日には『VS.アイスクライマー』を元にした内容のディスクシステム版も発売されている。ただし、25面~48面の頂上を飛んでいるのは青いコンドルになっていた。タイトルBGMもアーケード版のアレンジになっている。

ファミコン版発売から相当年が経っている現在でも根強い人気でファンが多く、2004年2月14日に発売されたファミコンミニ第1弾のタイトルにも選ばれた。純粋な単品移植ではないが、NINTENDO64版の『どうぶつの森』のプレイデータをニンテンドーゲームキューブ版の『どうぶつの森+』に移し替えるサービスを任天堂から受けると、この『アイスクライマー』がゲーム内ゲームとしてプレゼントされた。Wiiバーチャルコンソールでも2007年1月16日に配信が開始され、2008年1月31日発売の『大乱闘スマッシュブラザーズX』にはその体験版が収録されている。

ルール[編集]

ゲームタイトルが示す通り、プレイヤーはプレイヤーキャラクターであるエスキモーを操作して山の頂上を目指す。1プレイヤー側は青い服の男の子・ポポ、2プレイヤー側は赤い服の女の子・ナナという名前である(画面上での違いは服の色のみ)。山は階層状になっており、ほとんどの場合その階層の間はブロックで隔てられている。このブロックを木槌で砕きながら上へと進み、山頂を目指す。このゲームは2人同時プレイが可能で、協力し合いながら山を登ることも、相手の邪魔をして争うといった異なる遊び方もできるため、ゲームとしての魅力が増している。

山は全部で32種類あり、33面以降は2周目となる。永久ループのためエンディングはない。

ステージ[編集]

プレイヤーが進む山中には、砕けないブロック、乗っているとベルトコンベアのように強制移動させられるブロック、それより先へと侵入することができない柱などの様々な障害物がある。また、サイドの山形ブロックの形が異なる層ではが発生しており、これが横に絶え間なく流れている。プレイヤーキャラクターはこの雲の上に乗ることが可能。ステージによっては、上層のブロックや雲から次第に水滴が垂れ始め、それが氷柱になって落ちてくる。氷柱は木槌で砕くことが可能。また、画面の左右はつながっており、例えば、画面左端からさらに左へ半身を出すと、はみ出した半身は右端に表れ、そのまま左へ移動すれば、右端から出て来る事が出来る。

『VS.アイスクライマー』のみのフィーチャーとして、ステージによっては吹雪が発生し、その場に留まっていると吹雪に流されてしまう。また、面が進むと高難易度面が出現する。雲が上下ジグザグに動き、頂上のコンドルが蝶のようなキャラクターになり、細かく上下にも動くようになる。さらに、ブロックの中に丸囲み数字の形をしたアイテムが隠されていることがあり、取得するとボーナスステージの野菜獲得数を増やすことができる。通常は4個が上限だが、2倍、3倍、4倍にするアイテムがある。

敵キャラクター[編集]

山中には以下に示す敵キャラクター達が登場し、プレイヤーの行く手を阻む。これらはブロックの破壊に使う木槌を使って追い払うこともできる。

トッピー
アザラシのようなキャラクター。『VS.アイスクライマー』では白い雪男イエティ)のようなキャラクターになっている。フロアに穴が開いているのを見つけると氷で埋めてフロアを作る。このキャラクターに触れるとミスになる。木槌で叩けば追い払うことができ、フロアに穴があった場合はそこから下に落ちて行く。なお、このキャラクターを追い払っても得点にはならないが、運んで来た氷を木槌で壊すと得点になる。
ニットピッカー
鳥のようなキャラクター(『ドンキーコングJR.』にも同名の鳥のキャラクターが登場)。トッピー同様、触れるとミスになる。木槌で叩き落とすことにより得点が加算される。ステージが進むごとに飛翔スピードが高速化し、難度性は増して行く。しかし、56面になると同時にそのスピードは初期値に戻り、それから再びスピードが少しずつ速くなって行く。『VS.アイスクライマー』では、垂直飛行やホバリングなどファミコン版では見られないアルゴリズムで襲い掛かってくる。
ホワイトベア
白熊のようなキャラクターで、なぜかサングラスとパンツを着用している。プレイヤーが同じフロア内に長い間留まっていると画面を強制的に1フロア分スクロールさせる、いわゆる永久パターン防止用のキャラクター。スクロールによって画面外に押しやられるとミスになる。当たってもミスとはならず、木槌で追い払うことも可能だが、追い返しても強制スクロール自体を避けることは不可能になっている。なお、ファミコン版では最上階(8フロア目)に到達した時点でホワイトベアは登場しなくなるが、『VS.アイスクライマー』では最上階に到達しても登場し、強制スクロールを掛けてプレイヤーが存在しないままボーナスステージを発生させてしまう。この時点でプレイヤーはボーナスステージを失敗したことになるが、ミスにはならない。
蜂(名称不明)
『VS.アイスクライマー』のみに登場するオリジナルキャラクター。フロアを高速で横切るように襲い掛かってくる。高次面になると、途中で斜めに角度を変えて飛んでくることもある。

ボーナスステージ[編集]

8階層目より上へと登るとそのステージは暫定的にクリアとなり、山岳上層部の40秒間の時間制限付きボーナスステージへと突入する。これ以降は画面外に落ちても残り人数が減ることはなく、次の山に進むことができる。敵はいない。ボーナスステージ内には以下のようなさまざまな種類の野菜が配置されており、これを取ることでステージクリア時のボーナススコアを増やすことができる。

ボーナスステージに登場する野菜は、10ステージごとにこの登場順を繰り返す。この作品はステージセレクトが可能だが、どのステージから始めた場合でも登場する野菜の順番は変わらない。なお、第5ステージ目に登場するコーンは、いずれか1つ以上取ってステージをクリアするとそのプレイヤーキャラクターは1UPをするという効果がある。コーンは第5ステージ以降では第15ステージ、第25ステージと10ステージごとに登場するが、1UP効果を持つコーンは第5ステージに登場するコーンのみである。

ファミコン版では残り人数が3人の場合は1UPしても表示は3人のままになっているが、実際には4人の扱いとなっている。また、VS版では残り人数を数字で表示しているため、残り人数が3人の場合で1UPすると、表示は4人になる。

山頂では、ゲーム開始時に登場したコンドルがその上空を飛んでいる。制限時間内にこの飛んでいるコンドルの脚に掴まることでその山を制覇したことになり、ステージクリアとなり、スペシャルボーナス(表記上はWINNER BONUS)が加算される。ボーナスステージ内で獲得した野菜のボーナス点は、「ボーナスステージ突入」を完了させなければ加算されない。 このボーナスステージは、後のニンテンドーゲームキューブ用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズDX』内に登場するボーナスステージのモチーフにもなっている。

その他[編集]

NES版[編集]

NES版『アイスクライマー』では、トッピーのグラフィックが『VS.アイスクライマー』と同じ物になっている。またヨーロッパ版では、パッケージ裏面に使われている写真のトッピーが不自然に塗り潰されている。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ[編集]

プレイヤーキャラクターのポポとナナは、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも『アイスクライマー』として唯一の2人1組で登場する。声優は共に小林沙苗。外国語版でも小林の声がそのまま使われている。初出は2001年発売の『大乱闘スマッシュブラザーズDX』。ゲームへの登場は実に16年振りである。デザインが大きくアレンジされ、頭身が低めのファンシーな姿になった。シンボルはボーナスゲーム時に入手できる野菜の一つであるナス。また、敵キャラクターであるトッピーやホワイトベアもアドベンチャーのアイシクルマウンテンに登場する。

『アイスクライマー』ではポポとナナは単なる色違いのキャラクターだったが、本作では髪型が若干違うなどの差がつけられている。また、2人の間柄についても「幼なじみ的な男女で、友達以上恋人未満」(DXの場合)や「ふたりはなかよしだ!! たぶん。」(Xの場合)といった説明がなされている。

BGMが『アイスクライマー』のメドレーアレンジになっていることや、ジャンプ時の独特な音や仰け反ったような体勢、勝った際には飛び跳ねて喜び、負けたときに泣いているなど、『アイスクライマー』の特徴が忠実に再現されている。

本シリーズでは、ポポが本体で、ナナはオプション扱いである。そのため、ナナがステージ外に吹っ飛ばされてもミスにはならないが、ポポだけになり戦力が大きく下がる。一方、ポポがステージ外に吹っ飛ばされるとミスになり、ナナはその場で消滅する。なお、色を変えると立ち位置が反対になり、ナナをメインで操作することができる。

亜空の使者での活躍[編集]

ストーリーモード「亜空の使者」では、中盤に登場。氷山をどんどん登っていくメタナイトに対抗意識を燃やし、一緒に氷山を登り、氷山の頂上についたときには飛んで喜んでいた。総計登場時間はソニックの次に短く、ムービー中のメインメンバーの中で唯一、これといった役立つ活躍をしていない。

パソコンゲーム[編集]

  • 『アイスクライマー』ハドソン、1985年、PC88
    • 全32面。FC版の移植。

CD[編集]

ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.1
2004年1月7日、サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 24頁。

外部リンク[編集]