ゲーム&ウオッチ

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ゲーム&ウオッチ
Game and watch logo.svg
メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
世代 第2世代
発売日 日本の旗 1980年4月28日ボール
対応メディア 内蔵ゲーム
コントローラ入力 内蔵
売上台数 日本の旗 1,287万個
世界 4,340万個
次世代ハードウェア ゲームボーイ
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ゲーム&ウオッチ[注釈 1](ゲームアンドウオッチ、GAME&WATCH)は、任天堂発売の携帯型液晶ゲーム機電子ゲーム、LSIゲーム)。第一作は1980年発売。CMなど一般での呼称は「ゲームウオッチ」。

概要[編集]

1980年4月28日発売のシリーズ第一作『ボール』。当タイトルでMr.ゲーム&ウォッチというキャラクターが登場。なおその後のタイトルにはスヌーピーミッキーマウスポパイなど他社の人気キャラクターを採用したものもあった。
第2作、『フラッグマン』
第3作、『バーミン』

任天堂開発による初の携帯型ゲーム機である。ゲームソフトが本体内のROMに書き込まれた「1ハード1ソフト」方式の機種であり、後継ゲーム機のようにカートリッジ(ロムカセット)交換で様々なソフトを実行することはできない。タイトルの多くは、難易度が低めのGAME Aと高めのGAME Bのどちらで遊ぶかを選択できる(一部例外あり。なおこの選択方法はファミリーコンピュータの初期タイトルにも使用されている)。ゲームをしない間は時計として使え、これが商品名「ゲーム&ウオッチ」の由来である(後にアラーム機能も付くようになった)。

第一作は1980年4月28日発売の『ボール』。手元で遊べる手軽さが受けてヒット製品となり社会現象にもなり、同年6月、7月にも『フラッグマン』『バーミン』『ファイヤ』と3つの新作を発売、やはりヒットし、その後もほぼ「1ヶ月に1タイトル」ほどのペースで新作を発表しつづけ[1]、総計で59タイトルが発売され[1]#タイトル一覧)、販売総数は日本で1287万個、日本国外で3053万個、総計4340万個を記録した[1]。当シリーズの大ヒットとその利益により、任天堂は当時抱えていた70億円近くもの莫大な借金を完済でき、さらに40億円ほどの黒字にもなった[2]。任天堂を高収益の優良企業へと成長させたシリーズであり、これで得られた利益がファミリーコンピュータの開発に投資されたことでも知られる。任天堂のテレビゲーム路線のきっかけを作った製品とも言え、任天堂の出石武宏上村雅之らは度々「ゲーム&ウオッチは任天堂のゲームの原点」という発言をしている。

発売初期のテレビCMは、「いつでもゲームウオッチ、どこでもゲームウオッチ」というCMソングに合わせて商品で遊ぶ場面やゲーム画面が映し出され、最後に「マイクロコンピューターを使ったゲームウオッチ。ゲームをしない時はデジタル式クォーツ時計です」のナレーションが入るというものだった。

1983年ファミリーコンピュータが発売されると人々の関心はそちらへ移り、1985年2月発売の『ブラックジャック』を最後に日本での発売は終了したが、それとほぼ入れ違いで日本国外向けに10年以上に渡り開発が進められた。最後の作品は1991年10月発売の『マリオジャグラー』。また『ドンキーコング』などのアーケードゲームやファミリーコンピュータの移植版も開発された。1990年代に入ってから、日本国外のみ発売を含むタイトルが逆輸入版として日本で発売されたことがあり、一部の量販店などでいわゆる「輸入トイ」のような扱いで売られた例もあった[注釈 2]

発売40周年記念作 COLOR SCREEN

ゲーム&ウオッチ発売40周年記念作の第一弾『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』が2020年11月13日に、2021年3月末までの期間限定生産品として発売された。(同年は奇しくもスーパーマリオシリーズ35周年にあたる)[注釈 3]。主に単色・固定の液晶表示のみだった従来のゲーム&ウオッチと異なり、フルカラーのドット液晶表示方式なので「COLOR SCREEN(カラースクリーン)」と命名されており、ファミリーコンピュータ(ファミコン)版『スーパーマリオブラザーズ』『スーパーマリオブラザーズ2』の完全移植版、および、ゲーム&ウオッチの歴史的第一作『ボール』の計3作を収録。なお『ボール』のキャラクターはマリオルイージにアレンジしてある[3][4]。「マリオ時計」モードでは、特定の時間やボタン操作などの条件により35種類の秘密イベントが起こる[注釈 4]

2021年11月12日には、40周年記念作の第2弾、『ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説』が発売された(同年はゼルダの伝説シリーズ発売から35周年にもあたる)。ファミリーコンピュータ ディスクシステム版の『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』とゲームボーイ版『ゼルダの伝説 夢をみる島[注釈 5]及び、ゲーム&ウオッチ第3作『バーミン』のキャラクターをリンクに差し替えたバージョンの計4作品を収録。時計機能も『ゼルダの伝説』をモチーフにした「遊べるゼルダ時計」と『リンクの冒険』をモチーフにした「遊べるショートタイマー」を搭載している[6][7][8]

開発[編集]

横井軍平が、新幹線の中で暇潰しに電卓のボタンを押して遊んでいる人を見て、「暇つぶしのできる小さなゲーム機」として発案[9][10]。その後、横井がたまたま社長車の代理運転手を引き受けたとき、運転中に雑談ながら構想を社長の山内博に話したところ、向かった会合先で、液晶生産用の新工場を立ち上げたものの電卓の需要が頭打ちとなり、新たな応用先を探していたシャープ社長の佐伯旭に伝わり、「電卓サイズのゲーム機」を作る事に意気投合して一気に具現化した[11]

横井軍平がゲームのアイデアとゲームデザイン、岡田智電子回路の設計とゲームプログラムを担当した[12]

時計機能については、もともとは入れる予定はなく、名前も「マイクロゲーム」とする予定だった[13]。3つのボタンに3種類のゲームを入れる予定だったが、1つが面白くなかったこともあり、それを時計ボタンに変えた。時計機能をつけた理由としては、時計機能を加えてもコストがあまり高くならず、「時計を買うため」ということで大人にも買いやすくなると見込んだこともある。

当初はサラリーマンなどが通勤途中に遊べるもの[10]、という目的を念頭に、座った時に手を組んだまま「隠して操作できる」ワイシャツのポケットサイズでデザインされた。ゲーム内容も横井が「誰もが説明書を読まなくても遊べるゲーム」を目指し、親指でボタンを押すだけの極力シンプルな操作体系にした「ゲーム付きの時計」というコンセプトで開発した。しかし発売後は小中学生が主な購買層となったため、その後はターゲットを変更し、よりゲーム性が重視されることになった。

なお、同時期に上村雅之がほぼゲームボーイに近いスペックのゲームを構想していたが、そちらのほうはコスト面などの問題が解消できず、開発の着手に至らなかった[14]

当時の任天堂には液晶マイコンマイクロコントローラ)関連の技術が不足していたのでシャープと共同開発をした[15]。最初は、液晶とマイコンの製造は技術的に難しいと断わられたが、横井の置いていった試作機をシャープの技術者が遊んだ事がきっかけで製品化が実現した。シャープとは光線銃SP時代からの付き合いがあった。[16]

チップの選択、セグメント数

ゲーム&ウオッチの開発にあたり採用したチップ集積回路)は電卓で使われているものだった[1]。 電卓のディスプレイのひとつの数字は7セグメントで表示されており(7セグメントディスプレイ)、つまり0から9までの数字はいずれも、ひとつひとつが「セグメント」と呼ばれるパーツを7個組み合わせて数字として表示している[1]。したがって8桁の電卓用のチップなら、7セグメント×8桁=56セグメント、および数字の間の小数点や「-(マイナス)」などの記号のセグメントを制御できる能力もあった[1](つまり56個よりは数個ほど多い数のセグメントを制御できる能力があった)。そのチップを使って第一作の『ボール』をつくった[1]。つまり、電卓のチップは72セグメントの1個1個それぞれをON/OFFできる仕組みになっていたので、それを数字用の液晶セグメントの代わりに絵の液晶セグメントを制御するために使うことで、ゲーム&ウォッチを作った[1]。 ただし、第一作『ボール』の画面の右上には得点や時刻を表示する4桁のカウンタがついており、そのカウンタ部分だけで 7セグメント×4桁=28個 のセグメントを使ってしまうので、残りで、つまりわずか 56-28 = 28個(さらにプラス数個)ほどのセグメントで キャラクタやボールなどの動きを描かなければならなかった[1]


ハードウェア[編集]

表示装置[編集]

画面サイズ比較。普通サイズ(上)とWIDE SCREEN(下)の比較

液晶画面は、1991年発売の「マリオジャグラー」までは、液晶セグメント表示方式でキャラクターなどの動きを表現しており(つまりドットマトリクス方式ではなく)、モノクロ(単色)であった。

最初期のシリーズ5作品までは完全なモノクロ画面である。続く「ゴールド」シリーズでは液晶の前面に別のスクリーンが置かれ、カラーで背景やオブジェを表現。以降、画面を約1.7倍に広げた「ワイドスクリーン」、2画面の折り畳み式にした「マルチスクリーン」、カラー液晶を採用した「テーブルトップ」と「パノラマスクリーン」、4色に色分けされたカラースクリーンで疑似カラー画面を表現した「スーパーカラー」、さらに2020年の「カラースクリーン」よりフルカラードット液晶へと発展していった。

入力装置[編集]

初期のゲームウオッチは、プレイヤーキャラクタの移動も含め、本体左右に装備された丸ボタンで操作していた。

マルチスクリーン『ドンキーコング』はゲーム機史上初めて十字キー(説明書での呼称は『+ボタン』)を装備した[17]。これまでゲーム機のコントローラといえば丸・角形ボタンかスティック状のレバーなどだったが、十字キーはコンパクトながら親指だけで4方向にキーを押す感覚が伝わる画期的な操作性で、その後のゲーム機の標準となっている。

電源[編集]

  • シルバー、ゴールド、ワイドスクリーン - ボタン型電池(LR43またはSR43)2個
  • マルチスクリーン、 ニューワイド、パノラマスクリーン、スーパーカラー、マイクロVSシステム - ボタン型電池(LR44またはSR44)2個
  • カラースクリーン テーブルトップ - 単2型乾電池2個
  • クリスタルスクリーン - コイン形リチウム電池(CR2025)1個
  • カラースクリーン - 内蔵リチウムイオン電池(給電はUSB-C端子
なお、後に有志により電池フタの3Dプリンター用データが公開された[18][19]

シリーズ[編集]

(SILVER) / GOLD
初めの5タイトルは本体前面が銀色であるが、「SILVER」のシリーズ名は発売当時はなく後から便宜的につけられた。あとの3タイトルは本体前面が金色で「GOLD」と箱に記載され、本体背面にスタンドの内蔵、アラーム機能、ミス帳消しの機能が追加された。定価5,800円。型番は[01~08]。
WIDE SCREEN
WIDE SCREEN(ワイドスクリーン)は画面サイズを従来の1.7倍に拡大。それにともないモードボタンの位置がそれまでの画面下部から本体右上に変更された(上から「GAME A」「GAME B」「TIME」の順)。定価6,000円。型番は[21~30]。なお『タートルブリッジ』以降は一定得点までノーミスの場合、次にミスをするまで(あるいは一定時間)得点が2倍になる「チャンスタイム」というルールが追加された。
MULTI SCREEN
MULTI SCREEN
MULTI SCREEN(マルチスクリーン)は2画面で折り畳み式。ミス帳消し・チャンスタイムは300点に達してからとなる。日本国外発売を含め、最もタイトル数が多い。定価6,000円。型番は[51~65]。
TABLE TOP
据え置き型。自然光を鏡に反射して照明とし、カラー液晶表示を実現した。定価7,800円。型番は[71~74]。
PANORAMA SCREEN
テーブルトップを携帯サイズにしたものが多い。定価6,000円。型番は[91~96]。
(NEW WIDE)
「WIDE SCREEN」の廉価版。「NEW WIDE」のシリーズ名は発売当時はなく後から便宜的につけられた。定価4,800円。型番は[101~108]。
SUPER COLOR
縦長サイズで、カラーフィルムを貼り疑似カラー表示。タイトル数は2つのみと最も少ない。定価6,000円。型番は[201~202]。
MICRO VS. SYSTEM(ドンキーコング3)
MICRO VS. SYSTEM
横長サイズで、コントローラー2つが付いており対戦ができる。定価6,000円。型番は[301~303]。
CRYSTAL SCREEN
国外のみの発売。液晶の反射板がなく、画面が透明になっている。型番は[801~803]。
(賞品)
大会上位入賞者に送られた。型番は[901]。
(復刻版)
ゲーム&ウオッチ30周年として復刻されたもの。型番は[001]。
COLOR SCREEN
ゲーム&ウオッチ40周年として発売された新シリーズ。2.36インチのフルカラー・ドット液晶ディスプレイを搭載。第1弾は「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」(ファミコンの『スーパーマリオ』2作およびゲーム&ウオッチ第一作『ボール』を収録。2020年11月13日発売、2021年3月31日生産終了)。第2弾は「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」(ファミコンの『ゼルダの伝説』シリーズ3作およびゲーム&ウオッチ第二作『バーミン』を収録。2021年11月12日発売[20])。希望小売価格:5,478~5,480円(税込)。型番は[001]あるいは[35]。CEROA(全年齢対象)(スーパーマリオブラザーズ)およびCEROB(12才以上対象)(ゼルダの伝説)[21]

タイトル一覧[編集]

発売日欄「※」は日本国外のみ販売タイトル。

タイトル 英語表記 型番 発売日[22][23] 備考
シルバー [SILVER]
ボール BALL AC-01 1980年04月28日
フラッグマン FLAGMAN FL-02 1980年06月05日
バーミン VERMIN MT-03 1980年07月10日
ファイア FIRE RC-04 1980年07月31日
ジャッジ JUDGE IP-05 1980年10月04日 本体カラーは前期販売品は緑、後期販売品は紫の2種類がある。[注釈 6]
ゴールド [GOLD]
マンホール MANHOLE MH-06 1981年01月27日
ヘルメット HELMET CN-07 1981年02月21日 日本国外のCGL社は「HEADACHE」として発売した。
ライオン LION LN-08 1981年04月27日
ワイドスクリーン [WIDE SCREEN]
パラシュート PARACHUTE PR-21 1981年06月19日
オクトパス OCTOPUS OC-22 1981年07月16日
ポパイ POPEYE PP-23 1981年08月05日
シェフ CHEF FP-24 1981年09月08日
ミッキーマウス MICKEY MOUSE MC-25 1981年10月09日 日本国外でもCGL社などにより販売されていた[24]
エッグ EGG EG-26 1981年10月09日※ 内容は『ミッキーマウス』と同一。
ファイア FIRE FR-27 1981年12月04日 前述のシルバー版とは内容が若干異なる。
タートルブリッジ TURTLE BRIDGE TL-28 1982年02月01日
ファイアアタック FIRE ATTACK ID-29 1982年03月26日
スヌーピーテニス SNOOPY TENNIS SP-30 1982年04月28日
マルチスクリーン [MULTI SCREEN]
オイルパニック OIL PANIC OP-51 1982年05月28日 一部の日本国外版は、下画面の車の位置が逆。
ドンキーコング DONKEY KONG DK-52 1982年06月03日
ミッキー&ドナルド MICKEY & DONALD DM-53 1982年11月12日
グリーンハウス GREEN HOUSE GH-54 1982年12月06日
ドンキーコングII DONKEY KONG II JR-55 1983年03月07日
マリオブラザーズ MARIO BROS. MW-56 1983年03月14日 画面は左右横開き。
レインシャワー RAINSHOWER LP-57 1983年08月10日※ 画面は左右横開き。
ライフボート LIFEBOAT TC-58 1983年10月25日※ 画面は左右横開き。
ピンボール PINBALL PB-59 1983年12月05日
ブラックジャック BLACK JACK BJ-60 1985年02月15日
スキッシュ SQUISH MG-61 1986年04月※
ボムスイーパー BOMB SWEEPER BD-62 1987年06月※
セイフバスター SAFEBUSTER JB-63 1988年01月※
ゴールドクリフ GOLD CLIFF MV-64 1988年10月※
ゼルダ ZELDA ZL-65 1989年08月※
カラースクリーン テーブルトップ [COLOR SCREEN TABLETOP]
ドンキーコングJR. DONKEY KONG JR. CJ-71 1983年04月28日 一部の国や地域では、コレコの蛍光表示管ゲームとして発売された。
マリオズ・セメントファクトリー MARIO'S CEMENT FACTORY CM-72
スヌーピー SNOOPY SM-73 1983年07月05日
ポパイ POPEYE PG-74 1983年08月※
パノラマスクリーン [PANORAMA SCREEN]
スヌーピー SNOOPY SM-91 1983年08月30日
ポパイ POPEYE PG-92
ドンキーコングJR. DONKEY KONG JR. CJ-93 1983年10月07日
マリオズ・ボンアウェイ MARIO'S BOMBS AWAY TB-94 1983年11月10日
ミッキーマウス MICKEY MOUSE DC-95 1984年02月※ 内容は『ドンキーコングサーカス』と同一。
ドンキーコングサーカス DONKEY KONG CIRCUS MK-96 1984年09月06日※
ニューワイド [NEW WIDE]
ドンキーコングJR. DONKEY KONG JR. DJ-101 1982年10月26日
マリオズ・セメントファクトリー MARIO'S CEMENT FACTORY ML-102 1983年06月16日 前述のカラースクリーンテーブルトップ版とは若干内容が異なる。
マンホール MANHOLE NH-103 1983年08月24日※
トロピカルフィッシュ TROPICAL FISH TF-104 1985年07月08日※
スーパーマリオブラザーズ SUPER MARIO BROS. YM-105 1988年03月※
クライマー CLIMBER DR-106 ファミコン『アイスクライマー』のアレンジ。
バルーンファイト BALLOON FIGHT BF-107
マリオジャグラー MARIO THE JUGGLER MB-108 1991年10月※ 『ボール』のリメイク。
スーパーカラー [SUPER COLOR]
スピットボール スパーキー SPITBALL SPARKY BU-201 1984年02月07日
クラブグラブ CRAB GRAB UD-202 1984年02月21日
マイクロVSシステム [MICRO VS SYSTEM]
ボクシング / パンチアウト!! BOXING / PUNCH-OUT!! BX-301 1984年07月31日 「パンチアウト!!」は海外版タイトル。
ドンキーコング3 DONKEY KONG 3 AK-302 1984年08月20日
ドンキーコングホッケー DONKEY KONG HOCKEY HK-303 1984年11月13日
クリスタルスクリーン [CRYSTAL SCREEN]
スーパーマリオブラザーズ SUPER MARIO BROS. YM-801 1986年06月25日※
クライマー CLIMBER DR-802 1986年07月04日※
バルーンファイト BALLOON FIGHT BF-803 1986年11月19日※
カラースクリーン [COLOR SCREEN]
スーパーマリオブラザーズ SUPER MARIO BROS. HXA-001[注釈 7] 2020年11月13日 FC『スーパーマリオブラザーズ(1・2)』移植版とキャラクターをアレンジした『ボール』の3種類のゲームを収録。
ゼルダの伝説 THE LEGEND OF ZELDA HXB-001[注釈 8] 2021年11月12日 FC『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』 GB『ゼルダの伝説 夢をみる島』移植版とキャラクターをアレンジした『バーミン』の4種類のゲームを収録。
非売品
スーパーマリオブラザーズ SUPER MARIO BROS. YM-901 1987年 ディスクシステムファミコングランプリ F1レース』大会景品。

周辺機器[編集]

型番 名称 備考
HAC‐006 バッテリー カラースクリーン本体に内蔵。Nintendo SwitchのJoy‐Conのバッテリーと供用。
HAC‐010 USB充電ケーブル カラースクリーン本体に0.3m長のタイプが同梱。type C端子のUSBケーブル。
CLV‐003 ニンテンドーUSB ACアダプター USB充電ケーブルと組み合わせることでカラースクリーン本体の充電をすることができる。

類似品[編集]

当時流行した同様の携帯ゲーム機としてカシオの「ゲーム電卓」などがある。ゲーム&ウオッチのヒットにならい、タカトクトイスバンダイトミーなどから多数のLSIゲーム電子ゲームが発売され、増田屋コーポレーションからは「PLAY&TIME」という名前や外観がゲーム&ウオッチに酷似した商品が発売された。他社製品も含めて「ゲームウオッチ」と呼ばれる場合もある。

また、ソビエト連邦ではElektronikaという海賊版が販売されていた。内容は「エッグ」とその書換えがほとんどである[25]。なお、ソ連ではCOCOM規制のため、ゲーム&ウオッチは販売されていなかった。

1998年より、複数メーカー開発によるMini Classicsシリーズが日本国外で販売されている。任天堂よりライセンスを受けたマルチスクリーンを含むゲーム&ウオッチの移植版や、オリジナルタイトルが遊べるキーチェーンサイズの携帯ゲーム機である。電源はボタン型電池(LR44)2個。

他ハードへの移植例[編集]

ニンテンドーDSiウェア版[編集]

2009年7月から8月にかけてゲーム&ウオッチの9作品を移植したニンテンドーDSiウェアが発売された(ニンテンドー3DSシリーズ向けに「ニンテンドーeショップ」でも販売)。ニンテンドーDSiショップでの料金区分は「DSiウェア200」。

上画面にゲームが表示され、下画面にはタイトル等が表示される。タッチ操作は説明書を除いて一切なし。2009年8月19日から配信の3作は、ニューワイド版が元になっている。

オリジナル版の内容を忠実に再現し、オリジナル版にはなかったハイスコアのセーブ機能とゲーム開始時のスコアを設定できるスコアセレクトの機能が追加されている。また、効果音は実機のゲーム&ウオッチで実際に使われているものを録音して忠実に再現している。なお、時計機能は使えるがアラーム機能は搭載されていない。

タイトル 発売日 必要ブロック数
ゲーム&ウオッチ ボール 2009年7月15日 12ブロック
ゲーム&ウオッチ フラッグマン
ゲーム&ウオッチ バーミン
ゲーム&ウオッチ ジャッジ
ゲーム&ウオッチ ヘルメット 2009年7月29日
ゲーム&ウオッチ シェフ 13ブロック
ゲーム&ウオッチ ドンキーコングJR. 2009年8月19日
ゲーム&ウオッチ マリオズセメントファクトリー
ゲーム&ウオッチ マンホール

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 」が直音(大きいカタカナ)となっており、「ウッチ」は厳密には誤記である。
  2. ^ 元々ゲーム機本体は英語表記のため、日本版と逆輸入版との違いは外箱や説明書の表記のみで、ゲーム機本体に大きな違いはない。
  3. ^ ゲーム&ウオッチ発売40周年にあたり、景品・非売品を除いては29年ぶりの新モデル発売となる。
  4. ^ イベントの一つである「マリオ絵描き歌」には言語選択と表示される歌詞字幕の言語に一部仕様の誤りがある[5]
  5. ^ 『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』は日本語版と英語版、『夢をみる島』はそれに加えてドイツ語版とフランス語版を収録。
  6. ^ 前期販売品にあった得点上のバグを後期販売品で修正している。参照 > ジャッジ (ゲーム&ウオッチ)
  7. ^ 従来シリーズで型番を記載していたパッケージ側面には「SUPER MARIO35周年」の意味で「SM-35」と記載(本来の型番とは異なる)。
  8. ^ 従来シリーズで型番を記載していたパッケージ側面には「ZELDA35周年」の意味で「ZL-35」と記載(本来の型番とは異なる)。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 『社長が訊く』 ゲーム&ウオッチ
  2. ^ 山崎功『任天堂コンプリートガイド 玩具編』主婦の友社 ISBN 978-4-07-294757-9
  3. ^ “任天堂『「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」が11月13日に発売決定。価格は税別4980円”. 4Gamer.net. (2020年9月3日). https://www.4gamer.net/games/527/G052780/20200903136/ 2020年9月5日閲覧。 
  4. ^ 1980年に登場した『ゲーム&ウオッチ』が、35周年を迎えた『スーパーマリオブラザーズ』とのコラボレーションで復活!”. 任天堂 (2020年9月3日). 2020年9月5日閲覧。
  5. ^ 『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』「マリオ時計」における一部仕様の誤りについて(お詫び)”. 任天堂 (2020年11月10日). 2020年11月18日閲覧。
  6. ^ 『ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説』11月12日発売。『夢をみる島』や『リンクの冒険』などを収録【E3 2021】,ファミ通.com,2021年6月16日
  7. ^ 「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」11月12日発売決定!,GAME Watch,2021年6月16日
  8. ^ 懐かしの「ゼルダの伝説」が遊べる「ゲーム&ウオッチ」が新登場。11月12日(金)発売。,Nintendoトピックス,2021年6月16日
  9. ^ 【講演会だより】(基調講演)新しいビジネスは枯れた技術の水平思考から”. M&T総合センター情報. 京都府中小企業総合センター. 2019年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。1997年10月18日閲覧。
  10. ^ a b 【任天堂「ファミコン」はこうして生まれた】第4回:携帯型ゲーム機を発想 | 新幹線で携帯型ゲーム機を着想”. 日経BP. 2008年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月6日閲覧。
  11. ^ 横井軍平ゲーム館、株式会社アスキー ISBN 4-89366-696-7
  12. ^ 昭和50年男 Vol.008
  13. ^ 【任天堂「ファミコン」はこうして生まれた】第5回:試行錯誤のなかから十字ボタンを見いだす ゲーム&ウォッチがヒット商品に”. 日経BP. 2018年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月12日閲覧。
  14. ^ 武田亨『イッツ・ザ・ニンテンドウ(It's the Nintendo)』ティーツー出版、2000年。NCID BA45716825ISBN 4887497164
  15. ^ 【任天堂「ファミコン」はこうして生まれた】第5回:試行錯誤のなかから十字ボタンを見いだす シャープを口説き落とす”. 日経BP. 2018年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月6日閲覧。
  16. ^ 雑談。当製品ではなく、あくまで「その後」の話だが、その後も両社は親密な関係が続き、ファミリーコンピュータゲームボーイスーパーファミコンなどでも技術面での提携関係にあり、ツインファミコンファミコンテレビC1などのシャープ製ファミコンを発売したり、シャープ製パソコンで採用されていたクイックディスクHu-BASICディスクシステムファミリーベーシックに採用したりしていた。この関係がニンテンドーDSのようなハードウェアの誕生につながった。)
  17. ^ 【任天堂「ファミコン」はこうして生まれた】第5回:試行錯誤のなかから十字ボタンを見いだす シリーズ展開、十字ボタンが登場”. 日経BP. 2018年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月12日閲覧。
  18. ^ LR44用
  19. ^ 単2型乾電池用
  20. ^ 任天堂公式サイト
  21. ^ 『ゼルダの伝説 夢をみる島』のみCEROレーティングBに該当する。
  22. ^ 「ゲーム&ウオッチ発売詳細リスト」『ゲーム&ウオッチパーフェクトカタログ』ロングランドジェイ、174頁。ISBN 9784862978035
  23. ^ HISTORY ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ 公式サイト”. 任天堂. 2020年12月14日閲覧。
  24. ^ intheattic.co.uk - Mickey Mouse
  25. ^ RUSSIAN Game & Watch clone games”. 2004年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]