コンテンツにスキップ

ハル研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ハル研究所
HAL Laboratory, Inc.
本社が入居するKANDA SQUARE
本社が入居するKANDA SQUARE
種類 株式会社
略称 ハル研
本社所在地 日本の旗 日本
101-0054
東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1
KANDA SQUARE
北緯35度41分35.0秒 東経139度45分48.2秒 / 北緯35.693056度 東経139.763389度 / 35.693056; 139.763389座標: 北緯35度41分35.0秒 東経139度45分48.2秒 / 北緯35.693056度 東経139.763389度 / 35.693056; 139.763389
設立 1980年2月21日[1]
業種 情報・通信業
法人番号 8010001026663 ウィキデータを編集
事業内容
  • 家庭用ゲーム機のソフトウェア開発
  • 電子玩具、ゲーム用周辺機器の開発
  • ゲーム開発環境、支援ツールの開発
  • ゲーム機本体内蔵ソフトウェアの開発
  • キャラクターマーチャンダイジング
代表者 代表取締役社長 川瀬滋史
資本金 8000万円(2024年7月1日現在)[1][2]
純利益 7億7700万円(2021年3月期)[2]
総資産 68億3500万円(2021年3月31日現在)[2]
従業員数 242名(2024年7月1日現在)[1]
決算期 3月31日
メインバンク
関係する人物
外部リンク www.hallab.co.jp ウィキデータを編集
テンプレートを表示

株式会社ハル研究所HAL研究所、ハルけんきゅうしょ、: HAL Laboratory, Inc.[3])は、主にゲームソフトウェア、周辺機器、ゲーム制作システムの開発を行う日本の企業[1]

1980年2月21日に創業。MZ-80K/CPC-8001といったマイコンの時代から存在している老舗ソフトハウス。マイコン時代には各種ハードウェアも開発・販売していた。家庭用ゲーム機向けソフトウェアの開発は1984年に任天堂ファミリーコンピュータから参入した。後にパソコン関連製品事業とハードウェア事業を切り離してからは任天堂の家庭用ゲーム機向けソフトウェア開発のほか、任天堂ゲーム機で使用されるサービス・本体機能の開発および音楽・書籍・キャラクター関連の企画制作を行っている[1]

沿革

[編集]

創業

[編集]

西武百貨店池袋店のパソコンコーナーに、コモドールのパソコン「PET 2001」の一角があった。その前に集っていた岩田聡を初めとする当時、大学生のパソコンマニア達に、後に経営者となる一人の店員が声をかけ[4]、岩崎技研工業による出資のもとハル研究所が設立された[5][6][7]。代表取締役社長は池田光博[8]1980年のことである。社員ひとりと6人の学生アルバイトで、秋葉原にあるマンションの一室を開発室としてのスタートだった[注釈 1]

社名の「HAL」は、「IBM」のアルファベットを1文字ずつ前にずらし、(当時最大のコンピュータ企業だった)IBMの一歩先を行くという意味を込めたとされる『2001年宇宙の旅』のコンピュータ「HAL 9000」に倣い名付けられた[10](ただし、「HAL 9000」の由来は俗説であり原作者のアーサー・C・クラークらは否定している。詳細はこちらを参照)。登記上は株式会社ハル研究所だが、広告や商品パッケージなどでは1980年の設立当初から株式会社HAL研究所と表記していた[11]。なお、2002年に商業登記規則等の改正によりアルファベットが使えるようになってからも[12]社名は変更しておらず、現在では各種SNSアカウントをはじめ、ハル研究所と表記している。

創業当初

[編集]

創業当初はパソコン関連の周辺機器を多く開発し、特にパソコン(当時はマイコンと言った)の画像表示とサウンド能力を向上させるユニットPCGシリーズはヒットを記録した(詳細は後述の「周辺機器」を参照)。周辺機器としては他にもトラックボールや、NECのPC-8801シリーズの拡張音源ユニットを発売。

当時のパソコン専門誌『I/O』にもPCG-8100を用いたゲームプログラムが投稿されている。ハル研究所も自社ブランドでPCG-8100を用いたナムコのゲームソフトを移植して発売した[注釈 2]

元々PET 2001のユーザーグループを母体とした会社であり、PET 2001にサードパーティとしてPCGやゲームソフトを提供した。その実績を買われ、PET 2001の後継機VIC-1001ではコモドールジャパンの下請けとしてゲームの開発を担当する。引き続いてVIC-1001の後継機マックスマシーンにも『Jupiter Lander』(1982年)などを提供し、これらのゲームはマックスマシーンが発売されなかった欧米では上位互換機のコモドール64向けゲームとしてコモドール本社からリリースされた。

ファミリーコンピュータ発売以後

[編集]

1982年、アルバイト従業員だった岩田が大学を卒業して正社員となり、1983年に任天堂からファミリーコンピュータが発売される。ハル研究所の出資会社が任天堂と取引していた関係から、ファミコン市場にも早くから参入した。参入第1作は『ジャウスト』だったが、諸般の事情で任天堂から発売されることはなく、1984年2月に任天堂から発売された『ピンボール』がファミコンでの初リリース作品となった。同年に任天堂から出資を受けてから以後は同社のセカンドパーティーとして[13]、任天堂ブランドで発売された『ゴルフ』『マッハライダー』『バルーンファイト』『F1レース』の開発に携わった[7]

1984年4月には代表取締役社長に池田毅が就任。1980年代中期以降、「MSXMacintoshにする」という触れ込みで、MSX2にGUI日本語FEPを用意した統合環境である「HALNOTE」を開発[14]するがほとんど売れなかった。この後継版はアスキーから「MSXView」として発売、MSX最後のマシンである松下電器「FS-A1GT」では標準搭載され正式にMSXturboRのGUI環境として認められたほか、HALNOTEの日本語FEPソニーのMSXマシンに標準採用された。また、ソニーのMSX2+マシンに標準添付されたグラフィックツールの開発も担当した。このように、HALNOTEの遺産は新世代のMSXの基本アプリケーションを構成したが、その後MSXの市場が消滅したため報われることはなかった。

倒産

[編集]

自社ブランドでソフト事業とハードウェア事業を展開し、1990年には社員が90人近くにまで拡大したため、1991年から拠点を山梨県にしようと開発センターの建設を行い、同年4月に完成した[15]。しかし、建設費用の大半である銀行からの借入金の金利負担が大きく、資金繰りが悪化した[15][13]。ゲームソフトの売上げ不振も重なり、1992年6月22日に和議を申請して倒産、負債総額は約50億円[15]だった。任天堂のサードパーティで倒産したのはハル研究所が初めてだった[15]。このことを任天堂の社長であった山内溥は「ハル研究所が行き詰ったのは、ユーザーが面白いと思う味つけが下手だった」[16]からと述べていた。

再建

[編集]

一方で、ハル研究所のソフト開発力を評価していた任天堂は、岩田を再建社長とすることを条件に資金援助を行った[17][13]1993年3月に岩田がハル研究所の代表取締役社長に就任し[18]、社員は半減させ、負債は15億円までに減額されて6年で返済する計画で再建を図ることになる[17][13]

まず、ハル研究所からパソコン関連製品事業を行う株式会社ハル・コーポレーション[注釈 3]が分社化されて、ハル研究所の本体の事業はゲームソフト開発に一本化された。

「じっくり練ってモノを出そう、ミリオンセラーにならないモノは作らないぞ!」との決意[9]の元で製作されたファミコン用ソフト『星のカービィ 夢の泉の物語』(1993年)は、全世界175万本を超える売上を達成。『星のカービィ』シリーズや『MOTHER2 ギーグの逆襲』などのヒットもあって、1999年に和議申請から予定通り6年で15億円の負債を完済し、ハル研究所は再建を果たす[17][20]

再建以後

[編集]

以降は『星のカービィ』シリーズを中心に、任天堂のゲームソフト開発に注力している。

2017年8月22日スマートフォン事業向けの新ブランド「HAL Egg」の立ち上げを表明[21]11月14日、第1弾タイトルとしてAndroid/iOS用ゲームアプリ『はたらくUFO』の配信を開始した[22]。10月には、ハードウェア事業をハル・コーポレーション社へ切り離して以来、25年ぶりのハードウェアの商品となるPasocomMiniの発売を開始した[23]

2025年4月1日、関連会社の株式会社ワープスターが任天堂の連結子会社に異動。同年8月27日、「ニンテンドースターズ株式会社」に商号変更し、任天堂の知的財産権(IP)を用いた映画における二次利用事業を担う子会社(任天堂100%出資)として事業再編された[24]。なお、代表取締役はハル研究所の黒木信登が務めている[24]

企業理念

[編集]

企業理念は「モノづくりを通じて お客さんと社員が共にHappyになる」である[25][26]。顧客の幸せが企業の幸せであり、顧客にとって心に残る製品を継続的に生み出すことで双方の幸せな関係を維持することを目指している[25]

企業ロゴは、イヌを暖めている様子が描かれており「犬たまご」と呼ばれている。1999年に考案され、考案者はコピーライター糸井重里と当時ハル研究所社長の谷村正仁[27]。このロゴには「思いがけない組み合わせから新しいモノを生み出す」「新しいアイデアや楽しいことを大切に暖める」という気持ちが込められている[28]

事業所

[編集]
事業所所在地
本社・東京開発センター東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1 KANDA SQUARE
山梨開発センター山梨県甲斐市竜王新町1999-9

出身者

[編集]

開発作品

[編集]

パーソナルコンピュータ

[編集]
タイトル対応機種発売元
パックマン[注釈 4]VIC-1001コモドール・ジャパン
ギャラクシアン[注釈 5]
ラリーX
マネー・ウォーズ
ジュピター・ランダー
ポーカー
ロード・レース
ラリーXPC-8001ハル研究所
ギャラクシアン
スーパーエイリアン
ジュピターランダー
モールアタック英語版
ナイトドライブ
HOLE IN ONEPC-8801
スーパービリヤード
ローラーボール英語版
HALNOTE (HNS-100)MSX
Gterm (HNS-10)
直子の代筆 (HNS-102)
GCARD (HNS-103)
GCALC (HNS-104)
グラフィックエディタEDDY (HT-001)
LAB Letter
バラン数 (HM-101)
泳いでタンゴ (HM-102)
カラ丸珍道中 (HM-103)
キュースター (HM-104)
ステップアップ[注釈 6] (HM-001)
フルーツサーチ (HM-002)
ドラゴンアタック (HM-003)
ピクチャーパズル (HM-004)
スーパースネーク (HM-005)
スペースメイズアタック (HM-006)
ぶた丸パンツ (HM-007)
ヘビーボクシング (HM-008)
スーパービリヤード (HM-010)
ミュージックエディタMUE (HM-011)
Mr.Chin (HM-012)
スペーストラブル (HM-013)
EDDY II (HM-014)
ローラーボール英語版 (HM-015)
ホールインワン (HM-016)
てつまん (HM-017)
エッガーランドミステリー (HM-018)
ホールインワン プロフェッショナル (HM-019)
ダンクショット (HM-021)
ホールインワン スペシャル (HM-022)
迷宮神話 (HM-023)
ブルとマイティー危機一髪 (HM-024)
機動惑星スティルス (HM-025)
ずっこけやじきた隠密道中 (HM-026)MSX2
忍者くん 阿修羅の章 (HM-028)MSX
パチプロ伝説 (HM-029)
田代まさしのプリンセスがいっぱい (HM-030)
ガルフォースソニー
F1ツールディスクII

コンソールゲーム

[編集]
発売日(日本)タイトルプラットフォーム発売元
1984年2月2日ピンボールファミリーコンピュータ任天堂
1984年5月1日ゴルフファミリーコンピュータ任天堂
1984年11月2日F1レースファミリーコンピュータ任天堂
1985年1月22日バルーンファイトファミリーコンピュータ任天堂
1985年12月21日マッハライダーファミリーコンピュータ任天堂
1985年12月21日ロットロット[30]ファミリーコンピュータ徳間書店
1986年10月30日けいさんゲーム 算数4年ファミリーコンピュータ東京書籍
1986年11月19日ガルフォースファミリーコンピュータ ディスクシステムハル研究所
1987年1月29日エッガーランドファミリーコンピュータ ディスクシステムハル研究所
1987年2月21日ゴルフJAPANコースファミリーコンピュータ ディスクシステム任天堂
1987年6月14日ゴルフUSコースファミリーコンピュータ ディスクシステム任天堂
1987年6月27日所さんのまもるもせめるもファミリーコンピュータエピックソニーレコード
1987年8月17日エアー・フォートレス英語版ファミリーコンピュータハル研究所
1987年9月24日スター・ゲイトファミリーコンピュータハル研究所
1987年10月1日ミリピード 巨大昆虫の逆襲英語版ファミリーコンピュータハル研究所
1987年10月30日ジャウスト[注釈 7]ファミリーコンピュータハル研究所
1988年1月7日殺意の階層 ソフトハウス連続殺人事件ファミリーコンピュータハル研究所
1988年2月1日ファイヤーバムファミリーコンピュータ ディスクシステムハル研究所
1988年2月1日ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナルファミリーコンピュータハル研究所
1988年4月14日ファミコングランプリII 3Dホットラリーファミリーコンピュータ ディスクシステム任天堂
1988年8月9日エッガーランド 迷宮の復活ファミリーコンピュータハル研究所
1988年8月20日エッガーランド 創造への旅立ちファミリーコンピュータ ディスクシステムハル研究所
1988年12月20日ローラーボール英語版ファミリーコンピュータハル研究所
1989年7月28日上海ゲームボーイハル研究所
1989年10月18日ピンボール66匹のワニ大行進ゲームボーイハル研究所
1989年11月7日御存知 弥次喜多珍道中ファミリーコンピュータハル研究所
1990年1月6日アドベンチャーズ オブ ロロファミリーコンピュータハル研究所
1990年9月7日宇宙警備隊SDFファミリーコンピュータハル研究所
1990年10月16日ゴーストバスターズ2ゲームボーイハル研究所
1990年12月26日アドベンチャーズ オブ ロロ2ファミリーコンピュータハル研究所
1990年12月26日NEWゴーストバスターズ2ファミリーコンピュータハル研究所
1991年1月8日突撃!ポンコツタンク英語版ゲームボーイハル研究所
1991年2月23日ジャンボ尾崎のホールインワンスーパーファミコンハル研究所
1991年8月30日メタルスレイダーグローリーファミリーコンピュータハル研究所
1991年8月31日ハイパーゾーンスーパーファミコンハル研究所
1992年3月27日カードマスター リムサリアの封印スーパーファミコンハル研究所
1992年4月27日星のカービィゲームボーイ任天堂
1992年6月26日スーパーダンクショット英語版スーパーファミコンハル研究所
1993年3月23日星のカービィ 夢の泉の物語ファミリーコンピュータ任天堂
1993年11月27日カービィのピンボールゲームボーイ任天堂
1993年12月17日アルカエストスーパーファミコンスクウェア
1994年3月4日パワーゴルフ2 ゴルファーPCエンジンSUPER CD-ROM2ハドソン
1994年3月25日ロロの大冒険ゲームボーイイマジニア
1994年8月27日MOTHER2 ギーグの逆襲スーパーファミコン任天堂
1994年9月21日カービィボウルスーパーファミコン任天堂
1995年3月21日星のカービィ2ゲームボーイ任天堂
1995年5月26日シムシティ2000スーパーファミコンイマジニア
1996年3月21日星のカービィ スーパーデラックススーパーファミコン任天堂
1997年1月25日カービィのきらきらきっずゲームボーイ任天堂
1997年2月21日糸井重里のバス釣りNo.1スーパーファミコン任天堂
1998年3月27日星のカービィ3スーパーファミコン任天堂
1999年1月21日ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズNINTENDO 64任天堂
1999年3月21日ポケモンスナップNINTENDO64任天堂
1999年6月25日カービィのきらきらきっずスーパーファミコン任天堂
2000年2月1日シムシティー64NINTENDO64任天堂
2000年3月24日星のカービィ64NINTENDO64任天堂
2000年3月31日糸井重里のバス釣りNo.1 決定版!NINTENDO64任天堂
2000年11月29日メタルスレイダーグローリーディレクターズカットスーパーファミコン任天堂
2001年11月21日大乱闘スマッシュブラザーズDXニンテンドー ゲームキューブ任天堂
2002年10月25日星のカービィ 夢の泉デラックスゲームボーイアドバンス任天堂
2003年7月11日カービィのエアライドニンテンドーゲームキューブ任天堂
2004年4月15日星のカービィ 鏡の大迷宮ゲームボーイアドバンス任天堂
2005年3月24日タッチ!カービィニンテンドーDS任天堂
2006年4月20日MOTHER3ゲームボーイアドバンス任天堂
2006年11月2日星のカービィ 参上! ドロッチェ団ニンテンドーDS任天堂
2006年10月26日監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDSニンテンドーDS任天堂
2006年3月23日ポケモンレンジャーニンテンドーDS任天堂
2007年12月18日メタルスレイダーグローリーWii(VC)任天堂
2008年3月6日みんなの常識力テレビWii任天堂
2008年11月6日星のカービィ ウルトラスーパーデラックスニンテンドーDS任天堂
2009年3月12日立体ピクロスニンテンドーDS任天堂
2010年7月28日カメラであそぶ 顔グライダーニンテンドーDSiウェア任天堂
2011年2月26日顔シューティング[31]ニンテンドー3DS任天堂
2011年8月4日あつめて!カービィニンテンドーDS任天堂
2011年10月27日星のカービィ WiiWii任天堂
2012年7月19日星のカービィ 20周年スペシャルコレクションWii任天堂
2014年1月11日星のカービィ トリプルデラックスニンテンドー3DS任天堂
2014年7月23日カービィファイターズZニンテンドー3DS(DL任天堂
2014年7月23日デデデ大王のデデデでデンZニンテンドー3DS(DL)任天堂
2015年1月15日ハコボーイ!ニンテンドー3DS(DL)任天堂
2015年1月22日タッチ!カービィ スーパーレインボーWii U任天堂
2015年10月1日カタチ新発見! 立体ピクロス2ニンテンドー3DS任天堂
2015年12月09日メタルスレイダーグローリー ディレクターズカットWii U(VC)任天堂
2016年1月6日ハコボーイ! もうひとハコニンテンドー3DS(DL)任天堂
2016年4月28日星のカービィ ロボボプラネットニンテンドー3DS任天堂
2017年2月2日さよなら! ハコボーイ!ニンテンドー3DS(DL)任天堂
2017年4月13日みんなで!カービィハンターズZニンテンドー3DS(DL)任天堂
2017年7月4日カービィのすいこみ大作戦ニンテンドー3DS(DL)任天堂
2017年11月30日カービィ バトルデラックス!ニンテンドー3DS任天堂
2018年3月16日星のカービィ スターアライズNintendo Switch任天堂
2019年4月26日ハコボーイ!&ハコガール!Nintendo Switch(DL)任天堂
2019年9月5日スーパーカービィハンターズNintendo Switch(DL)任天堂
2020年9月24日カービィファイターズ2Nintendo Switch(DL)任天堂
2020年10月28日はたらくUFONintendo Switch(DL)任天堂
2022年3月25日星のカービィ ディスカバリーNintendo Switch任天堂
2022年8月17日カービィのグルメフェスNintendo Switch(DL)任天堂
2023年2月24日星のカービィ Wii デラックスNintendo Switch任天堂
2025年8月28日星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールドNintendo Switch 2任天堂

スマートデバイス

[編集]
配信日(日本)タイトル配信プラットフォーム発売元備考
2017年6月20日ユニクロ×ハコボーイ!App StoreGoogle Playユニクロユニクロ配信のアプリ『ユニクロアプリ』内のコンテンツとして。
2017年11月14日はたらくUFOApp Store、Google Playハル研究所「HAL Egg」第1弾。2020年10月28日にはNintendo Switch版が任天堂より発売。
2019年10月8日歩数で勝負!!カメさんぽApp Store、Google Playハル研究所「HAL Egg」第2弾。

周辺機器

[編集]
PCG
音源ボード
  • 響(NEC PC-8801)
  • GSX-8800(NEC PC-8801)
トラックボール
  • CAT-8801(NEC PC-8801)
  • COBAUSE(NEC PC-8801)
  • CAT-X1(シャープX1シリーズ)
ゲームコントローラ
拡張コネクタ
  • ジョイペア(ファミリーコンピュータ) - ジョイボール用の拡張端子として開発。拡張端子を2つに増やす。
無線通信機器
  • ジョイレーダー(JOY RADAR)(ファミリーコンピュータ) - ジョイレーダー本体(電波送信機)とファミコン本体を接続し、テレビに出力するワイヤレスパック。
本体のRF入力端子と電源入力端子をファミコン本体に接続。本体をACコンセントに接続。テレビのチャンネルをUHFの13ch、14chに合わせて使用する。RF出力のファミコン専用でアナログチューナー(テレビ・ビデオなど)のみ使用可能。
  • ジョイレーダーMK2(JOY RADAR MK2)(ファミリーコンピュータ) - 上記の改良版。
スキャナ
  • ハンディスキャナーMSX2(MSX2)
  • HALSCAN(MSX2)
  • Fine Scanner-X68 HGS-68(X68000)
カードリーダ

その他の製品

[編集]
シールプリントシステム
ハル研究所が開発に携わった1999年発売のゲームソフト『ポケモンスナップ』に対応した筐体[32]。『ポケモンスナップ』のロムカセットを差し込むと、「プリント倶楽部」のような要領でシールが出力される。当時、ローソンポケモンセンターの店内に設置された。
sysdolphin
ニンテンドー ゲームキューブ用のゲーム開発システム。2001年より任天堂を通じて各開発会社へ提供された[33]
星のカービィ メダルランドの魔法の塔
アトラスが開発し2007年12月に発売したメダルゲーム機。ゲームシステムや筐体の装飾デザインなど全般にわたりハル研究所が提案を行った[34]
ニンテンドー3DS/Wii U用のインターネットブラウザーおよび電子説明書
ニンテンドー3DSシリーズとWii Uで用いられるインターネットブラウザーのプログラムなどの実装、デザイン、ユーザーインターフェース、ブラウザエンジン組み込み・調整など、および電子説明書の専用ビューアと制作用PCソフトウェアの作成を担当した[35][36][37][38]
カービィのコピとる!
星のカービィシリーズのキャラクターをモチーフにしたカードゲーム。ハル研究所が企画・制作し、エンスカイより2015年11月28日に発売[39]
Nintendo Switch (オペレーティングシステム)
Nintendo SwitchのWebブラウザコンポーネント、Miiライブラリ、ゲーム開発環境、開発ツールを制作した[40]
カービィのスイーツパーティー
星のカービィシリーズのキャラクターをモチーフにした対戦&協力型ボードゲーム。ハル研究所が企画・制作し、エンスカイより2017年10月5日に発売[41]
PasocomMini
1970年代から1980年代にかけて発売されたパーソナルコンピュータを小型化した製品シリーズ。以下のほか、2017年5月開催の展示イベントでは「FM-7」版のモックアップも参考展示されていたが発売は未定としている[42][43]
PasocomMini MZ-80C
2017年10月14日発売。「MZ-80」のエミュレータプログラミング言語SmileBASIC」が搭載され、対応ゲームソフト5本収録のmicroSDカードが同梱[44]
PasocomMini PC-8001
PC-8001」のエミュレーターが「N-BASIC」と共に搭載され、対応ゲームソフト21本[注釈 8]収録のmicroSDカードが同梱[46]。当初は「PC-8001」の生誕40周年を記念した「LAVIE」のNEC Direct限定モデル(500台限定)の添付品として[47]、もしくは2019年8月6日から11月4日までに「LAVIE」を購入し応募したユーザーから抽選で2000人にプレゼントされるという形式のみだったが[48]、2019年10月5日、PC-8001の周辺機器「PCG8100」のミニチュア版「PasocomMini PCG8100」をセットにしたパッケージ「PasocomMini PC-8001 PCGセット」として一般発売された[49]
なお、これ以降のPasocomMiniシリーズの事業は電波新聞社のハードウェア・ソフトウェア開発・製造部門であるマイコンソフトが継承している[50]
ウェルウォーク WW-2000
トヨタ自動車が開発・販売する、下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット。操作パネルのUIの実装、デザイン、音響制作をハル研究所が担当している[51]
My Nintendo 3DS & Wii U Memories
2022年2月16日より期間限定公開されたウェブサービスで、ニンテンドーアカウントでログインしたユーザーがニンテンドー3DSとWii Uでプレイしたソフトについて、総プレイ時間やジャンルの傾向などの分析結果を見ることができた(現在は公開終了)。ページデザインのアイデア提案やWeb開発に適した素材制作・調整などをハル研究所が担当した[52]

不祥事

[編集]

2021年に新型コロナウイルスによる影響により、在宅にてテレワークをしていた従業員に対して、定時外での勤務があったにもかかわらず、時間外手当と深夜手当の支払いを行っていなかったとして、2022年に労働基準監督署から臨検(立ち入り検査)並びに是正勧告を受けていたことが2023年1月にフライデー講談社)から報じられた。ハル研究所はフライデーの取材に対し、それらの事実を認め、2021年当時はシステム対応が不十分で正確な就業時間の把握が難しかったことから、在宅勤務者に対してサービス残業などを行わないように残業禁止のルールを設定していたが、ルール導入後に中途入社した当該社員には明確な説明がなされていなかったことを明らかにしている[53]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. 松岡聡の制作した『ローラーボール英語版』のタイトルに、「キムチブラザーズ」として岩田聡松岡聡、菅浩秋、羽生昭夫など創業メンバーの6人の学生バイトのうち5人の名前がある。名前の由来は当時、松岡が住んでいた麻布の自宅の近所に韓国大使館があったため。残りの1人は後にハル研究所の社長となる谷村正仁で、当時は既に別の会社に就職しながらもハル研究所に入り浸っており、全員「クラブ活動のノリだった」と語る[9]
  2. 当初はナムコに無許諾だったが、後に正式に許諾を得た。これはライセンス契約を得たパソコンのゲームソフトとしてはもっとも初期の部類に入る[7]
  3. ハル・コーポレーションは、学習リモコンのクロッサム、Windows版のエッガーランドなどを発売したが、2002年頃に廃業した[19]
  4. 後に『ジェリー・モンスター』へ改題。
  5. 後に『スター・バトル』へ改題。
  6. クレジットにはマーベルソフトの名義が記載されている。
  7. 1983年ファミリーコンピュータのゲームソフト開発を開始した際に、最初に制作したゲームソフトだったが権利関係で発売中止となる。1987年、自社ブランドで販売された。
  8. 当初は16本だったが、2019年12月3日配信のアップデートで2本、2020年9月10日配信のアップデートで3本追加された[45]

出典

[編集]
  1. 1 2 3 4 5 企業情報|会社を知る”. ハル研究所. 2025年4月21日閲覧。
  2. 1 2 3 第42期決算公告、2021年(令和3年)8月4日付「官報」(号外第180号)128頁。
  3. ハル研究所 [@HAL_Laboratory] (2019年9月6日). “よくあるご質問・その1”. X(旧Twitter)より2019年9月7日閲覧.
  4. 社長に学べ! <おとなの勉強は、終わらない> 第5回 世の中が変わるという予感。”. ほぼ日刊イトイ新聞. ほぼ日 (2005年3月7日). 2021年3月10日閲覧。
  5. 日経産業新聞」1986年5月14日付
  6. 藤本健 (2018年7月11日). 任天堂元社長・故岩田聡さんと開発したFM音源&MIDIインターフェイス、HAL研究所“響””. DTM温故知新. 藤本健の “DTMステーション”. 2021年3月10日閲覧。
  7. 1 2 3 「任天堂のゲームを支えたプログラマー 岩田聡」『ユーズド・ゲームズ』1999 AUTUMN VOL.12、キルタイムコミュニケーション、pp.6-12
  8. 沿革 | COMPANY | ハル研究所”. 2023年12月3日閲覧。
  9. 1 2 カービィの所属プロダクション(!?)HAL研究所に迫る!”. Nintendo Online Magazine 2000年3月号. 任天堂. 2017年2月13日閲覧。
  10. 鈴木みそクイズ!! あんたっちゃぶる 社名特集」『あんたっちゃぶる 1巻、アスキー出版局、1993年3月、54頁。ISBN 4-7561-0677-3 岩田聡の発言より。
  11. I/O』1980年4月号、p.54。HAL研究所広告ページ。
  12. 商号にローマ字等を用いることについて”. 法務省. 2021年3月10日閲覧。
  13. 1 2 3 4 井上 2009, p. 88.
  14. MSXマガジン』1986年10月号、アスキー。
  15. 1 2 3 4 ソフト開発会社のHAL研が倒産 和議申請し再建をめざす」『ゲームマシン』(PDF)、第431号(アミューズメント通信社)1992年8月1日、4頁。2021年3月12日閲覧。
  16. 晴海で開かれた第4回初心会展 山内社長が講演 CD-ROMはソフト次第、強調」『ゲームマシン』(PDF)、第436号(アミューズメント通信社)1992年10月15日、3頁。2021年2月19日閲覧。
  17. 1 2 3 溝上 2008, pp. 181–183.
  18. 沿革”. ハル研究所. 2017年2月13日閲覧。
  19. 今週見つけた主な新製品”. AKIBA PC Hotline!. インプレス (2002年5月25日). 2021年3月10日閲覧。
  20. 井上 2009, p. 92.
  21. “ハル研究所、スマートフォン向け新規キャラクターのゲームアプリを開発中”. GAME Watch. インプレス. 2017年8月22日. 2017年11月14日閲覧.
  22. “ハル研究所の新ブランド「HAL Egg」、新作ゲームアプリ「はたらくUFO」をリリース!”. GAME Watch. インプレス. 2017年11月14日. 2017年11月14日閲覧.
  23. 社長の夢から生まれた1/4サイズのマイコン名機「PasocomMini MZ-80C」 開発秘話と今後をハル研究所三津原社長に聞いた”. livedoor ニュース. LINE (2017年6月5日). 2021年3月10日閲覧。
  24. 1 2 任天堂IPを用いた映画における二次利用事業の強化について』(プレスリリース)任天堂株式会社、2025年8月27日2025年8月27日閲覧
  25. 1 2 企業理念”. ハル研究所. 2022年9月12日閲覧。
  26. GAME HISTORY - ウェイバックマシン(2000年8月23日アーカイブ分)
  27. 犬たまごができるまで”. ハル研究所. 2022年9月12日閲覧。
  28. 犬たまご|会社を知る”. ハル研究所. 2017年2月13日閲覧。
  29. 松岡聡 [@ProfMatsuoka] (2012年2月15日). “Satoshi Matsuokaさんのツイート”. X(旧Twitter)より2021年3月10日閲覧.
  30. 大手有名雑誌も騙された!! ウソ技登場【1986】ファミマガ1月号/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム - ウェイバックマシン(2011年5月14日アーカイブ分)
  31. 社長が訊く『ニンテンドー3DS』内蔵ソフト篇 6.悔しさをバネに『顔シューティング』”. 任天堂 (2011年3月10日). 2016年6月29日閲覧。
  32. シールプリントシステム”. ハル研究所. 2017年7月13日閲覧。
  33. sysdolphin”. ハル研究所. 2017年7月13日閲覧。
  34. 星のカービィ メダルランドの魔法の塔”. ハル研究所. 2023年6月23日閲覧。
  35. ニンテンドー3DS インターネットブラウザー 開発協力”. ハル研究所. 2023年6月23日閲覧。
  36. ニンテンドー3DS 電子説明書 開発協力”. ハル研究所. 2023年6月23日閲覧。
  37. Wii U インターネットブラウザー 開発協力”. ハル研究所. 2023年6月23日閲覧。
  38. Wii U 電子説明書 開発協力”. ハル研究所. 2023年6月23日閲覧。
  39. カービィのコピとる!”. ハル研究所. 2017年7月13日閲覧。
  40. HAL Laboratory developed various parts of Switch”. Nintendo Everything. nintendoeverything.com (2017年4月2日). 2022年7月4日閲覧。
  41. カービィのスイーツパーティー”. ハル研究所. 2019年9月7日閲覧。
  42. 誕生から40年、N-BASICが動く「PasocomMini PC-8001」が降臨!開発者に聞いた”. AKIBA PC Hotline!. インプレス (2019年8月5日). 2019年8月15日閲覧。
  43. 【静岡ホビーショー】アオシマブースのミニPC「PasocomMini MZ-80C」レポート”. GAME Watch. インプレス (2017年5月12日). 2017年7月13日閲覧。
  44. PasocomMini”. ハル研究所. 2017年7月13日閲覧。
  45. 「PasocomMini PC-8001」で遊べるゲームにナムコタイトルが登場。Amazonでの販売も始まったPasocomMiniの特徴と魅力を紹介”. 4Gamer.net. Aetas (2020年9月12日). 2020年10月12日閲覧。
  46. 細部まで再現し、BASICが動作する「PasocomMini PC-8001」”. PC Watch. インプレス (2019年8月5日). 2019年8月15日閲覧。
  47. NEC PC、PC-8001生誕40周年を記念した「LAVIE Pro Mobile」 〜旧NECロゴ採用。直販500台限定で「PasocomMini PC-8001」が添付”. PC Watch. インプレス (2019年8月5日). 2019年8月15日閲覧。
  48. 写真で見る「PasocomMini PC-8001」(パッケージ・接続編)”. ITmedia PC USER. ITmedia (2019年8月5日). 2020年10月12日閲覧。
  49. 「PasocomMini PC-8001」が10月5日発売 「PCG8100」のミニチュア版とセットで2万4800円”. ITmedia (2019年9月29日). 2023年6月23日閲覧。
  50. 往年の名機の復刻版小型ゲーム機「PasocomMini PC-8801 mkII SR」は2025年春に発売!”. 4Gamer.net (2024年8月8日). 2024年8月9日閲覧。
  51. ゲームユーザーインターフェースの技術を医療機器に活かす!トヨタ自動車(株)のリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク WW-2000」の UX などの開発に参加 (PDF). ハル研究所 (2020年2月21日). 2020年10月30日閲覧。
  52. My Nintendo 3DS & Wii U Memories 開発協力”. ハル研究所. 2023年6月23日閲覧。
  53. 『星のカービィ』『スマブラ』のゲーム制作会社に下された「労基署の是正勧告」の中身”. FRIDAYデジタル (2023年1月19日). 2023年1月19日閲覧。

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]