ゲームボーイポケット

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ゲームボーイポケット
Gameboy-pocket-logo.svg
Game-Boy-Pocket-FL.jpg
ゲームボーイポケット
メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
発売日 日本の旗 1996年7月21日
CPU LR35902(4MHz)
対応メディア ロムカセット
対応ストレージ バッテリーバックアップ
コントローラ入力 内蔵
外部接続 通信ポート
互換ハードウェア ゲームボーイ
ゲームボーイライト
ゲームボーイカラー
前世代ハードウェア ゲーム&ウオッチ
次世代ハードウェア ゲームボーイアドバンス
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ゲームボーイポケット (GAMEBOY pocket) とは、1996年平成8年)7月21日任天堂が発売した携帯型ゲーム機。発売当初の定価は6,800円。1998年2月14日に一度目の値下げで5,800円に、同年11月14日の二度目の値下げで3,800円となった。1998年4月14日には、上位機種としてゲームボーイライト (GAMEBOY LIGHT) が発売している[1]

概要[編集]

ゲームボーイの小型軽量化、液晶機能の向上と背景色変更による画面の視認性向上が図られた。2007年10月31日に公式サポートが終了した。

開発に際しては徹底的なコスト削減が図られ、価格は初代ゲームボーイよりも安価だった。電池の残量を示すランプも外され(後期型で復活)、通信ポート(外部拡張コネクタ)も「無くせばコスト削減や更なる薄型化ものぞめる」と廃止が検討された。しかしソフト開発者側からの猛反発を受け、妥協案としてコネクタの形状を小型化、コネクタカバーを廃止することで落ち着いた。後に通信機能を生かした『ポケットモンスター』が大ヒットしたが、ゲームボーイポケットの開発に携わっていた出石武宏は「もし無くしていればポケモンの交換も出来なかったわけで。田尻智さんにどうお詫びしたらいいやら」と後年のインタビューで冗談交じりに語っている。

また、横井軍平が発売を見届けた最後のゲーム機でもある(横井は、その後独立するも翌1997年に交通事故で亡くなった)。
さらに、海外版はモノクロ画面を使った海外の任天堂の最後の携帯型ゲーム機である[2]

基本仕様[編集]

  • CPU:LR35902(4MHz)
  • RAM:8kバイト
  • VRAM:8Kバイト
  • ROM:256kビット~32Mビット
  • 画面:4階調モノクロ、160×144ドット
  • スプライト:8×8(最少)1画面中 最大40個表示 / 1水平ライン上に 最大10個表示
  • BG:1面/256×256制御(32x32タイル)
  • ウィンドウ機能(スクロール制限あり)
  • サウンド:パルス波(矩形波)2ch+波形メモリ音源1ch+ノイズ1ch
ステレオ出力可。イヤホン使用時のみステレオ音声。イヤホン未使用時は本体に登載のスピーカーが1つの関係で各チャンネルの音声は合成されてモノラル出力となる。
  • 電源:単4形乾電池2本、もしくはバッテリーパック・ACアダプタが使用可能
  • 通信ポート:シリアル通信ポートを搭載。ゲームボーイとはコネクタの形状が異なるためゲームボーイと通信する際は変換コネクタ(MGB-004)が必要である。
  • バッテリー持続時間:8時間(単4形乾電池使用時)[1]
  • 重量:150g
  • 初期型にはバッテリーの残量確認用のランプ(画面横の赤いランプ)が付いていない。また、当機種以降は必要なバッテリー残量が得られないと本体側で強制的に電源が切れる状態となった。そのため、バッテリー残量が判別しない上に、突然電源が切れることが多発した。これらの要因により、ピンクカラー発売を機に全ての本体で残量ランプが搭載されている(初代ゲームボーイではバッテリー残量がわずかでも駆動する場合もあった)。

カラーバリエーション[編集]

オリジナルカラー
グレー(1996年7月21日 - )
赤(1996年7月21日 - )
黄(1996年7月21日 - )
緑(1996年7月21日 - )
黒(1996年7月21日 - )
銀(1996年10月19日 - )
金(1997年4月18日 - )
ピンク(1997年7月11日 - )
クリアパープル(1997年11月21日 - )

周辺機器[編集]

型番 名称 備考 価格
MGB-001 ゲームボーイポケット[3] 本体 3,800円
7,800円
(ゴールド&シルバー)
MGB-002 バッテリーパック充電式電池と充電器のセット。GBP・GBL・GBC対応3,500円
MGB-003 チャージャ
MGB-004 変換コネクタ GBのコネクタを、GBPにも接続可能にするアダプタ 800円
MGB-005 ACアダプタ 家庭用コンセントから電源を供給 1,500円
MGB-006 ポケットカメラ モノクロの簡易型デジタルカメラ 5,800円
MGB-007 ポケットプリンタ モノクロの感熱式簡易型プリンタ。電源は乾電池のみ 5,800円
MGB-008 通信ケーブル 接続コネクタがGBP対応 1,500円
MGB-009 プリントシール ポケットプリンタ用の感熱紙 500円
MGB-101 ゲームボーイライト 本体 6,800円

脚注[編集]

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  1. ^ a b M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、6ページから7ページ
  2. ^ 日本ではゲームボーイライトが最後である。
  3. ^ MGB-001のゴールド、シルバー以外は1998年11月14日に価格改定、発売当時は6,800円(税別)

外部リンク[編集]