ペーパーマリオシリーズ

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ペーパーマリオシリーズ
ジャンル アクションRPG
アクションアドベンチャー
開発元 インテリジェントシステムズ
発売元 任天堂
1作目 マリオストーリー
2000年8月11日
最新作 ペーパーマリオ スーパーシール
2012年12月6日
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ペーパーマリオシリーズは、インテリジェントシステムズが開発、任天堂より発売されているコンピュータゲームのシリーズ。

概要[編集]

ペーパーマリオシリーズは、文字通りのようにペラペラなマリオが、敵を倒し、時に仲間の力も借りながら謎を解いて冒険をするゲームシリーズ。ジャンルは、アクションRPGおよびアクションアドベンチャー

当初はスーパーファミコンで発売された『スーパーマリオRPG』の続編として企画・開発されていたロールプレイングゲームだった。後に独自色が強くなり、RPGでいう「経験値」の概念が無くなるなど、アクションアドベンチャーにゲームジャンルそのものがシフトしていき、タイトルからも「RPG」の文字が外れる。

シリーズ一覧[編集]

数値は全て日本のもの。

タイトル 発売日 ハード ジャンル 売上本数
マリオストーリー 2000年8月11日 NINTENDO64 アクションRPG 54万本
ペーパーマリオRPG 2004年7月22日 ニンテンドーゲームキューブ アクションRPG 43万本
スーパーペーパーマリオ 2007年4月19日 Wii アクションアドベンチャー 59万本
ペーパーマリオ スーパーシール  2012年12月6日 ニンテンドー3DS シールバトルアドベンチャー 50万本

特徴[編集]

絵本やペーパークラフトのような世界観(実際にの中の話という設定)に紙のようにペラペラなキャラクターたちが活躍する点が、シリーズの主な特徴。仕掛けを作動させると、本の1ページをめくったように階段が移動したり、パラパラ漫画のように橋が完成したりと、独特の演出が多くみられる。また、戦闘中の背景も絵本のような演出がされている。

作品ごとに大きくゲームシステムが変更されているのも特徴で、1作目の『マリオストーリー』2作目の『ペーパーマリオRPG』では多数の仲間と冒険するRPGの形式であったが、3作目の『スーパーペーパーマリオ』以降はアクションアドベンチャー形式となっている。しかし、基本的に主人公のマリオを操作してフィールドを冒険し、敵を倒したり謎を解いたりしてゲームを進めていく点は変わらない。

また、ほかのマリオシリーズに比べると、小ネタややりこみ要素が多い。このほか、舞台となる街の背景や一部の住民の言動などに、マリオシリーズらしからぬアンダーグラウンドな要素やブラックジョーク、現代社会の事情や若者言葉などが多く含まれており、独特の世界観を構築しているのも特徴的である。この点については、2作目『ペーパーマリオRPG』から顕著になってきたものである。

共通点[編集]

シリーズを通しての共通点も多い。

  • ゲームのストーリーは全て本の中の話となっている。各作品のオープニングムービーを見ると語り手が「さて、今日は『◯◯(本の名前)』のお話をしましょう。」と語り始め、2作目以降からは画面に本が映っている。作品ごとの本の名前は、『星へのねがい(マリオストーリー)』『スターストーンと魔法の地図(ペーパーマリオRPG)』『ふういんのヨゲン書(スーパーペーパーマリオ)』となっている。いずれも作者、およびそれらの本を読んでいる人物は不明。
  • 「デアール」「ミステール」「サンデール」「コブロン」というキャラクターが『ペーパーマリオ スーパーシール』以外のすべての作品に登場している。ただし、同じ姿・名前の別人とされていて、コブロン以外の3人については作品ごとに若干の設定は違うものの、魔法が使える点と言動や姿は共通している(ただし、「サンデールについては2作目まで英語混じりな喋り方だったが、3作目では普通の口調となっている)。なお、デアールたちは本シリーズの原型となった『スーパーマリオRPG』に登場した「スペール」という魔法使いの敵キャラクターたちが元となっている。
  • 仲間の一人称が全員違うものとなっている。
  • シリーズ中の仲間の能力には同じ効果があるものが多い。
  • ゲームデータ一覧の下には、集めるべきものが今何個なのかが一目で分かるように、そのためのくぼみの表示がある。
  • 作品によってはアイテムを調理してほかのアイテムに変える「料理キャラ」が存在し、いずれも「シー」で終わる4文字の名前である。
  • ゲーム中にしばしば「クイズ」(イベントではなく必ずクリアする必要があるもの)のイベントが登場するが、イベント内で表記される「開催された回数」は共有されており、1作目では「64回」(NINTENDO64と掛けている)、2作目では「65回」、3作目では「66回」となっている。

こぼれ話[編集]

  • 「クリスチーヌ」という仲間が登場したのは2作目だが、1作目のハテナ虫のクイズの1問目の選択肢の中に「クリスチーヌ」があった。さらに、2作目の仲間の一人の「ノコタロウ」もハテナ虫のクイズの19問目の選択肢の中に同じ「ノコタロウ」があった。
  • 「スターストーン」という宝物は2作目に登場したが、1作目にも同名のアイテム(分類は「だいじなもの」であり、用途も全く違う)が存在していた。ちなみに、2作目ではシナリオに深く関わる最重要キーアイテムだったが、1作目では『クリスターしんでん』という神殿への道を開けるアイテムだった。
  • ストーリーとさほど関係のないおつかいイベントでは、作中では事細かに明言されない「曰くつきのアイテム」がよく登場する。1作目は「カメのしんぴ」というメスガメの裸の写真が載っていた本「れいのモノ」とよばれるVHS、2作目は「ブツ」と呼ばれるマフィア間での取引物、3作目は「れいのもの」とよばれるDVD。
  • 2作目では1作目の「パレッタ」がオープニングに、「レサレサ」がクリア後に登場する。ただし、仲間にすることはできない(パレッタの場合は話すことすらできない)。レサレサは、初代より肌の色が少々薄くなっている。
  • 3作目では異次元の世界が舞台ということもあり、住民が特異な姿をしている(角張っている、関節が分離しているなど)。
  • 3作目では(少し見づらいが)マリオの家に2作目、1作目の仲間の写真が、「カメレゴン城」のある部屋にレサレサとセバスチャンのポスターがある。
  • 1作目ではいわゆる『裏ボス』という存在は居なかったが、2作目には1体(ゾンババ)、3作目には2体(ザンババ、カゲ)と、数が増している。