ドンキーコングJR.

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ドンキーコングJR.
ジャンル 固定画面アクション
対応機種 アーケード
開発元 任天堂
発売元 任天堂レジャーシステム
プロデューサー 横井軍平
ディレクター 宮本茂
音楽 兼岡行男
美術 宮本茂
坂本賀勇
シリーズ ドンキーコングシリーズ
人数 1 - 2人(交互プレイ)
メディア 業務用基板
(44.75キロバイト
稼働時期 日本 1982081982年8月
アメリカ合衆国 1982年
対象年齢 日本 CEROA(全年齢対象)
アメリカ合衆国 ESRBE(6歳以上)
ヨーロッパ PEGI3
デバイス 4方向レバー
1ボタン
CPU Z80 (@ 3.072 MHz)
サウンド I8035 (@ 400 kHz)
DAC
ディスクリート
ディスプレイ ラスタースキャン
縦モニター
256×224ピクセル
60.61Hz
パレット521色
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ドンキーコングJR.』(ドンキーコングジュニア、DONKEY KONG JR.)は、1982年任天堂から稼動されたアーケードゲームである。

概要[編集]

マリオによって檻に幽閉されたドンキーコングを、息子のドンキーコングジュニア[1]が助けに向かう、一画面固定アクションゲーム。

ゲーム内容[編集]

4面を1周として構成されており、4面をクリアすると難易度が上がった1面からまた始まるループ制。

ジャンプがメインの前作と異なり、ツルを上り下りするアクションが特徴的。ツルを上るときは2本のツルを両手でつかむことで速く上昇し、下りるときは1本のツルにしがみつくことで一気に下降することができる。ジュニアの唯一の武器となるステージの各所に配置されている果物を、上手く使って攻略していく。4面は鍵を押し上げてパパコングの閉じ込められた檻を開けるステージになっている。

ドンキーコングの基板及びプログラムを元に作られているためか、前作と同様にレベル22はボーナスポイントが400(4カウント分)減っただけでミスとなる。

登場キャラクター[編集]

ドンキーコングJr.
主人公(プレイヤーキャラクター)。前作の悪役であったドンキーコングの息子。
ドンキーコング
本作での救出対象であり、前作でのレディ(ポリーン)の役目にあたる。
マリオ
本作の悪役で、前作の主人公。本作で唯一悪役で登場。今作から個人名が付けられた。常にを持っており、鞭を叩いて敵キャラクターをJr.に突撃させる。
アーケード版の開始デモではマリオに姿や服装がそっくりな人物と共に2人でドンキーコングを搬送しているが、もうひとりの彼がルイージなのかは明言されていない。
スナップジョー
敵キャラクター。機械ワニ。赤と青の2種類あり、1面と4面(赤のみ)で登場する。
ニットピッカー
敵キャラクター。鳥。ワシ(2面で登場)とカラス(4面で登場)の2種類ある。ワシは飛行する際、を投下する。
スパーク
敵キャラクター。電気物体。3面で登場し、黄色と青の2種類ある。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 DONKEY KONG JUNIOR
欧州連合の旗 1982年 Atari 2600 コレコ コレコ ロムカセット - -
日本国内未発売
2 DONKEY KONG JUNIOR
アメリカ合衆国の旗 1983年 インテレビジョン
コレコビジョン
コレコ コレコ ロムカセット - -
日本国内未発売
3 ドンキーコングJR.
日本の旗 1983年7月15日
欧州連合の旗 1987年6月15日
日本の旗 ファミリーコンピュータ
欧州連合の旗 Nintendo Entertainment System
任天堂
SRD
任天堂 192キロビットロムカセット[2] 日本の旗 HVC-JR
欧州連合の旗 NES-JR-EEC
-
4 DONKEY KONG JUNIOR
欧州連合の旗 1984年 BBC Micro - -
5 ドンキーコングJR.
日本の旗 1988年7月19日 ファミリーコンピュータ ディスクシステム 任天堂
SRD
任天堂 ディスクカード FMC-JRD -
書き換え専用
6 Donkey Kong Classics
欧州連合の旗 1989年8月10日 Nintendo Entertainment System 任天堂
SRD
任天堂 ロムカセット NES-DJ-EEC -
7 DONKEY KONG JUNIOR
アメリカ合衆国の旗 2002年9月16日 カードe 任天堂 カード - -
8 ドンキーコングJR.
バーチャルコンソール
日本の旗 2006年12月2日
欧州連合の旗 2006年12月22日
Wii - 任天堂 ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
9 ドンキーコングJR.
バーチャルコンソール
日本の旗 2012年4月18日
欧州連合の旗 2012年8月23日
ニンテンドー3DS - 任天堂 ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
10 ドンキーコングJR.
バーチャルコンソール
欧州連合の旗 2013年4月27日
日本の旗 2013年7月15日
Wii U - 任天堂 ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
コレコビジョン版
  • ファミコン版でいう1面、4面、1面、2面、4面の計5面で構成されている。
ファミリーコンピュータ版
  • どうぶつの森+』(2001年)、『どうぶつの森e+』(2003年)の「ファミコン家具」としても登場している。
  • ファミリーコンピュータへの移植の際に1面カットされた『ドンキーコング』とは異なり、本作品の移植版は削られることはなかった。
C1同梱版

シャープより発売されていたファミコン内蔵テレビC1の同梱ソフト(非売品)。ロムのラベルには、

[1]ドンキーコングJR.
[2]JR.算数レッスン

と表記されている。

ドンキーコングJR.(1面と4面だけの2ステージ構成で難易度選択は無い)とドンキーコングJR.の算数遊びの一部(「+-×÷EXERCISE」に相当)が収録されている。

音楽[編集]

サウンドトラック[編集]

ファミコン・ミュージック1986年5月25日
G.M.O.レコードより発売されたアルバム内の一作品として収録されている。
ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.1
2004年1月7日、サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。

スタッフ[編集]

アーケード版
ファミリーコンピュータ版
  • エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥
  • プロデューサー:上村雅之
  • コンセプト・デザイン:宮本茂
  • プログラム:中郷俊彦
  • サウンド:兼岡行男、田中宏和

ゲーム&ウオッチ版[編集]

テーブルトップ版

本作は、ゲーム&ウオッチにも何度か移植されている。

  • 1982年10月26日 『ドンキーコングJR.』(ニューワイドスクリーン)
  • 1983年3月7日 『ドンキーコング2』(マルチスクリーン)
  • 1983年4月28日 『ドンキーコングJR.』(テーブルトップ)
  • 1983年10月7日 『ドンキーコングJR.』(パノラマスクリーン)

ゲーム&ウオッチ版『ドンキーコングJR.』はアーケード版の1・2面をモチーフに、『ドンキーコング2』は3・4面をモチーフにしている。

以上のほかに、日本国外ではミニクラシックスでも発売された。

また、『ゲームボーイギャラリー3』には『JR.』と『2』が、『ゲームボーイギャラリー4』(GBA版は日本未発売、後にVC配信)には『JR.』がそれぞれ収録されている。

2009年8月19日よりニンテンドーDSiウェアとしてニューワイドスクリーンの移植版が配信されている。

脚注[編集]

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  1. ^ 本作では「ジュニア」と表記されている。
  2. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 33頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]