ドクターマリオ

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ドクターマリオ
ジャンル 落ち物パズル
対応機種 ファミリーコンピュータ[FC]
ゲームボーイ[GB]
スーパーファミコン[SFC]
ゲームボーイアドバンス[GBA]
ニンテンドーDSi[DSi]
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1~2人
メディア [FC]512kbitカセット
[GB]256Kbitカセット
[SFC]フラッシュロムカセット
[GBA]カセット
[DSi]ダウンロードニンテンドーDSiウェア
発売日 [FC][GB]1990年7月27日
[SFC]1998年6月1日
[GBA]2004年5月21日[1]
[GBA]2005年9月13日[2]
[DSi]2008年12月24日[3]
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
売上本数 [FC]153万本[4]
[GB]208万本[4]
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ドクターマリオ』(Dr. MARIO)は任天堂が発売した落ち物パズルゲームである。

概要[編集]

任天堂のパズルゲームシリーズで、任天堂で二番目のオリジナルパズルゲームである(一番目は日本未発売のゲーム&ウオッチ『ボムスイーパー』)。『テトリス』の人気を受け各社より類似のパズルゲームが発売されたが、その中でもゲーム誌や子供向け雑誌での度重なる特集記事の掲載、任天堂の1社提供テレビ番組「スーパーマリオクラブ」における対戦風景の放送など各種メディアでの露出も手伝い、後継作品の『ヨッシーのたまご』が発売されるまで長期に渡り人気を保った。

また日本国外には任天堂VS.システムを使ったアーケード版が存在する。

スーパーマリオブラザーズ』でおなじみのマリオが医師に扮し、ビンの中に繁殖したウイルスを、カプセルを使って退治していくというもの(説明書ではピーチ姫が看護師に扮している)。ウイルスは(ゲームボーイ版ではグレー)の3種類がいて、カプセルの色はそれに対応している。画面上のマリオが全部で6通りある組み合わせからランダムに選んで投げられるカプセルを、縦か横1列に同じ色を、ウイルスを含め4つ以上つなげると消える。ビンの中にいるウイルスをすべて消せばステージクリア、その前に上までカプセルが積み上がってしまうとゲームオーバーである。

スピードがLOW・MID・HIの3段階に、レベルが0~20の21段階に変更可能である。スピードがLOWからMID、MIDからHIになるにつれてカプセルが落ちる速度が速くなり、得点もスピードに応じて高くなる。レベルが高くなるにつれてウイルスの数が4匹ずつ増える。しかしレベル20以降は変化がない。設定を変えることによって自分の実力に合う設定でプレイできる。

BGMはFEVER・CHILL・OFF(なし)の3種類から選択可能。作曲は田中宏和が担当。

操作方法[編集]

基本的な操作方法は十字ボタンの左右でカプセルを移動させ、十字ボタンの下でカプセルを高速落下させる。Aボタンでカプセルが右回転し、Bボタンでカプセルが左回転する。

ゲームモード[編集]

1人用[編集]

オリジナル
ビンの中にあるウイルスをすべて消すことが目的となっている。なおウイルスを消すと画面下部のウイルスが一定時間ひっくり返ってもがき苦しみ、特定の色のウイルスがすべて消されると画面下部の対応した色のウイルスも消滅する。
ファミコン版ではスピードHI・MIDのレベル5・10・15・20、スピードLOWの20をクリアするとデモ画面が見られる。ゲームボーイ版ではスピードHIのレベル5・10・15・20、スピードMIDのレベル20をクリアするとデモ画面が見られる。それらはレベル毎、機種毎に少し違う展開になる。
レベル20クリア後は21、22と続いていくが、最大レベルは24まででレベル24をクリアすると再びレベル24が繰り返される(ゲームボーイ版ではレベル30まである)。
おはなし(GC版のみ)
対戦のルールで、コンピュータが操作するキャラと順番に戦って勝ち抜くモード。ワリオランド3のキャラクターたちが登場する。盗まれたクスリを取り戻すのが目的のマリオ編とクスリを横取りするのが目的のワリオ編があり、対戦するキャラクターが若干違ってくる。難易度NORMAL以上でノーコンティニューでボスキャラを倒すと隠しキャラ(マリオ編はバンパイアワリオ、ワリオ編はメタルマリオ)との対戦になる。この対戦もノーコンティーニューでクリアすればVS.COMで選択可能になる。
VS.COM
コンピュータと対戦ゲームをプレイする。SFCは3色のウィルス(赤、黄、青の順番で強い)、GCはお話に登場したキャラクター、GBA・Wiiウェア・DSiウェアは3段階の難易度から対戦相手を選択してプレイする。
フラッシュ(GC、GBA版、Wiiウェア版のみ)
ビンの中にいる光るウィルスを先に全滅させた方が勝ちになる対戦ゲーム。その他のルール、設定はVS.COMと同じ。
たいきゅう(GC版のみ)
ビンの中にいるウィルスを全滅させてもクリアにならず、一定時間経つとビンの底部から新しいウィルスがせり上がってくる。連鎖を起こすことで、ウィルスがせり上がるのを少しの間食い止めることが出来る。ゲームオーバーになるまで半永久的にプレイできるモード。
スコアアタック(GC版のみ)
3分間の間にどれだけウィルスを消すことが出来るか競うモード。制限時間内にすべて消せばボーナスが出る。

2人用[編集]

VS 2P
2人で対戦をするモード。対戦時には一度に複数のカプセルおよびウイルスを消すと相手のビンに消した数に応じてハーフカプセルが降り注ぐ。相手より先にウイルスをすべて消すか、相手のビンの上までカプセルが積み上がると1ポイント獲得。3ポイント先取で勝利となる。スピード・レベルはプレイヤーごとに変更が可能で、これに差をつけることによりハンデ戦も可能。
フラッシュ(GC、GBA版、Wiiウェア版のみ)
2人でフラッシュ対戦をするモード。
スコアアタック(GC版のみ)
どちらがより多く得点できるか競うモード。ルールは1人用と同じ。

多人数用(GC版のみ)[編集]

VS 4P
4人で対戦モードをプレイするモード。人数が足りない場合はコンピュータが操作を担当する。連鎖の最初に消したウィルスの色で攻撃対象が決まる。
フラッシュ
4人でフラッシュ対戦をするモード。
タッグバトル
2対2でチーム対戦をするモード。味方を攻撃するとハーフカプセルがストックされ、次に敵を攻撃したときに追加して落下させることが出来る。

歴史[編集]

ここでは主に日本国内において発売された『ドクターマリオ』のシリーズについて述べる。

シリーズ作品[編集]

1990年
1997年
SNES用ソフトとして日本国外でのみ発売されていた『TETRIS & Dr. MARIO』 から『ドクターマリオ』を引用し、4月のイベントゲームとして放送。イベントの内容はハイスコアを競うという単純なものであった。イベント期間終了後もサテラビューのサービス終了となる2000年まで繰り返し再放送が行われた。ゲーム内容はファミコン版と大差はないが、上位機種への移植に伴うグラフィックやBGMの向上、デモ画面の変更がされたことに加え、コンピュータとの対戦プレイ、ハイスコアの記録が可能となっている。ちなみにこの『ドクターマリオBS版』はサテラビュー最後のゲームでもあった。
1998年
内容は前年のサテラビュー版と同一。異なる点はタイトル画面の著作権表記に1998(年)と追加されたくらいである。日本のスーパーファミコン最後のマリオシリーズとなった。
2003年
日本国外の市場のみで発売されていたNINTENDO64用ソフト『Dr. MARIO 64』を『パネルでポン』『ヨッシーのクッキー』と共に収録。4人対戦など数多くのゲームモードが追加された。この作品から対戦BGMに「CUBE」と「QUEQUE」が加わった。ストーリーモードではマリオだけでなくワリオの話も用意されている。同梱または別売りのGBAケーブルを使用することでゲームボーイアドバンスにファミコン版をダウンロードさせる事ができる。ただしこちらは1人用のみで対戦プレイはできない。さらにテレビとは画面比率が異なるため、やや上下に潰れた状態で表示される。
2004年
  • 『ドクターマリオ』(ゲームボーイアドバンス)
ファミコンミニシリーズとして発売。『NINTENDOパズルコレクション』のダウンロード版とは異なり、通信ケーブルやワイヤレスアダプタを使用することで対戦プレイが可能。
2005年
  • 『ドクターマリオ&パネルでポン』(ゲームボーイアドバンス)
スーパーマリオブラザーズ発売20周年記念ソフトの1つ。任天堂で人気が高かったパズルゲームである『ドクターマリオ』と『パネルでポン』を収録して発売。『ドクターマリオ』は『NINTENDOパズルコレクション』に収録された物と似た見た目となっている。ゲーム内容はスーパーファミコン版とほぼ同じであるが、先に光るウイルスを全て消したプレイヤーが勝利となる「フラッシュ」が『NINTENDOパズルコレクション』版より追加されている。今作ではレベル20をクリアすると21以降をレベル選択画面で選ぶことができるようになる(ただし電源を切ると選べる最大値は20に戻る)。ちなみにレベルは表示上は99まで存在し、レベル99をクリアするとウイルスの数が変わらないままレベル0に戻される。『マリオテニスアドバンス』と共にゲームボーイアドバンス最後のマリオシリーズの新作ソフトであった。
2008年
Wiiウェア用ソフトとして配信。お馴染みの『ドクターマリオ』と『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』に収録された「細菌撲滅」の2本立てで収録。ゲーム内容は次のカプセル表示が3個に増えた事がGBA版以前からの変更点。それにに加え、操作方法・ルール説明機能とニンテンドーWi-Fiコネクションによるオンライン対戦が追加され、ソフトを持っていない人に「フレンド対戦限定版 ドクターマリオ」をプレゼントでき、プレゼントされたソフトはWi-Fiコネクションによるフレンド対戦のみプレイできる。また、Mii対応で対戦モードの時にMiiが登場し、オプション設定でMiiにすると、オリジナルモードに登場するドクターマリオからMiiに変更することが出来る。「細菌撲滅」でもMii対応。これまでのキャラクターグラフィックが2Dから3DCGになった。
ニンテンドーDSiウェアとして2008年12月24日配信開始。オリジナルとVS.COMのみの1人専用。グラフィックやBGMはWiiウェア版と同一。プレイヤーのビンは下画面に、コンピュータのビン(VS.COM時)は上画面に表示される。今作ではレベル21以降もウィルスの数が増え、最大はレベル24の99である。レベル25以降もあるが、ウィルスの数は99固定となる。
2014年
Wii Uのダウンロード専用タイトルとして配信。ゲーム内容は『Dr. MARIO & 細菌撲滅』と同様だが、タイトルが示すように、マリオの代わりにルイージが登場する。また、従来のカプセルに加えてL字型のカプセルも登場する。

関連作・派生品[編集]

1993年
「マヨネーズしつもんコーナー」内にて、マヨネーズに含まれる酢の殺菌力を説明する際に、バイキン役でウイルスが登場した。
2001年
ドクターマリオがプレイヤーキャラクターとして登場した。プレイヤーキャラクター専用のフィギュアが3体ある。音楽に『ドクターマリオ』の曲が収録されている(この曲は『スマブラX』でも起用されている)。
2003年
プチゲームとミニゲームの双方で収録されている。プチゲームの方は画面上に2匹いるウイルスをカプセル1個で消すという1手詰めの問題。ミニゲームの方は主人公がワリオで、ウイルスの顔も違うパロディ版で、タイトルも『ドクターワリオ』(Dr. WARIO)となっている。なお、ミニゲームの方はポーズをしてもカプセルが表示されたままになっている。オリジナルに比べてビンの中が狭く、BGMはCHILLのみ。
基本的には『メイド イン ワリオ』の移植のためプチゲーム版が引き続き収録されている。
敵キャラでウイルスが登場した。攻撃すると色が変化し、色を揃えると消滅する。普通にダメージを与えて倒すことも出来る。
2005年
『DSトレーニング』自体はマリオとは無関係なゲームだが、『ドクターマリオ』のルールを踏襲した「細菌撲滅」という名のサブゲームが登場する。BGMもドクターマリオのBGMをオルゴールにしたもので日替わり交互でFEVER・CHILLが流れる。タッチペンで操作するため、落下中のカプセルはすべて移動できる仕様となっている。
2008年
プレイヤーとしての登場はなかったが、音楽に前作『DX』にあった『ドクターマリオ』の曲があり、新たに『Chill』のBGMのアレンジも登場している。シールに『NINTENDOパズルコレクション』版の『ドクターマリオ』「ウイルス・青」「ウイルス・赤」「ウイルス・黄」「カプセル」がある。
『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』と同じく「細菌撲滅」が収録されている。文系編・理系編の両方に収録。ウイルスが『ドクターマリオ』の絵に近くなり途中保存ができるようになった。
2012年
引き続き「細菌撲滅」が収録されている。ウイルスのデザインやシステムは『ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング』と同様。

CD[編集]

ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.1(2004年1月7日)
ファミコン サウンドヒストリーシリーズ「マリオ ザ ミュージック」(2004年7月22日)
サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。

脚注[編集]

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  1. ^ ファミコンミニ
  2. ^ ドクターマリオ&パネルでポン
  3. ^ ちょっとDr.MARIO
  4. ^ a b GEIMIN.NET/国内歴代ミリオン出荷タイトル一覧、GEIMIN.NET、2013年2月28日閲覧。

関連項目[編集]

  • 横井軍平 - 初期のプロデューサー
  • テトリスフラッシュ - テトリスの名が使われているが、性質的にはドクターマリオに近い。
  • アリカ - Wiiウェア版・ニンテンドーDSiウェア版の開発元。

外部リンク[編集]

任天堂ホームページ

海外版のドクターマリオシリーズ