チリトリー

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チリトリーとは、任天堂1979年に発売したロボット掃除機である。

概要[編集]

任天堂がコンピュータゲームに重きを置くようになる前に制作していた、テーブルゲームオモチャの一端である[1]携帯型ゲーム機の開発にも携わった横井軍平が開発した製品で、のちに横井は『横井軍平ゲーム館』(ちくま文庫)の中で、「1チャンネルラジコンのレフティを、実用的な仕事をさせるように応用させたかった」、「新聞マンガで、ラジコン自動車に掃除機を乗せるという物が、チリトリーを作っている時に出た」などと振り返っている[2]

21世紀になってからの動向[編集]

チリトリーは、発売から30年以上経った現在になって評価が上がっており、ニュースサイトのGIGAMENは、「早過ぎたロボット掃除機」と評している[3]

発売から20年以上経った2002年に、iRobot社から、チリトリーと似たようなコンセプトの「ルンバ」が発売され[注釈 1]、それ以降、多くの電機メーカーがロボット掃除機を製作・販売しているが、任天堂はその先駆けとなる製品を20年以上前に作っていた、ということになる[3][2]

製品について[編集]

ボタン・スイッチ類については、本体にスイッチ兼取っ手が1個、リモコンにボタン1個が付いている程度である。本体に単二電池4個と9V角形乾電池1個、リモコンに9V角形乾電池1個を使う[1]

本体のスイッチを入れると本体がその場で時計回りに回転し、リモコンのボタンを押している間、その時本体が向いている方向に直進する[1]。本体が壁にぶつかると自動的に方向転換する[2]

吸引力はあまり強くはなく、消しくずやパンくずを吸い込む程度だったという[1]

また、目や模様などのステッカーが付属しており、本体に貼って表情を付けることができた[1]

チリトリーに関する作品[編集]

  • メイド イン ワリオ - ナインボルトのステージに、「プチゲーム」の一つとしてチリトリーが登場する(フィールド上のゴミを全て吸い取るとクリア)。また、「サブゲーム」の一つとして、「VSチリトリー」というものがある(一人がゲームボーイアドバンスのLボタンを、もう一人がRボタンを使い、それぞれチリトリーを操作し、より早く一定量のゴミを吸い取ったほうの勝利)。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ルンバはチリトリーと異なり、電源を入れると自動で部屋を掃除する。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 世界の任天堂が「ルンバ」の20年前に作っていた自動掃除ロボット「チリトリー」”. Daily News Agency (2012年6月8日). 2017年5月2日閲覧。
  2. ^ a b c ルンバのさきがけ? 70年代に任天堂が出した「チリトリー」とは(動画)”. The Huffington Post Japan (2015年8月24日). 2017年5月2日閲覧。
  3. ^ a b 早過ぎたお掃除ロボット 任天堂チリトリー”. GIGAMEN. 2017年5月2日閲覧。

関連項目[編集]