ツインファミコン

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ツインファミコン
TwinFamicon.jpg
SHARP AN500R.jpg
SHARP AN505BK.jpg
ツインファミコン。前期型黒・前期型赤・後期型黒
メーカー シャープ
種別 据置型ゲーム機
世代 第3世代
発売日 日本の旗 1986年7月1日
対応メディア ロムカセット
クイックディスク
対応ストレージ バッテリーバックアップ
磁気ディスク
コントローラ入力 ケーブル接続
外部接続 拡張端子A~D
オンラインサービス ファミリーコンピュータネットワークシステム
互換ハードウェア ファミリーコンピュータ
ファミリーコンピュータ ディスクシステム
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ツインファミコン (twin famicom) は、昭和61年(1986年)にシャープ株式会社が発売したファミリーコンピュータ互換機。

概要[編集]

任天堂が発売したオリジナルのファミリーコンピュータ本体とディスクシステムの機能を兼ね備え、ロムカセットとディスクカードの両方のゲームをプレイすることができる互換機。

当時の価格は32,000円で、これはファミリーコンピュータ(14,800円)とディスクシステム(15,000円)の合計金額よりも高額だった。

機種の詳細情報[編集]

ロムカセット差し込みスロットのそばに切替スイッチがあり、「カセット」にするとロムカセットのゲームを、「ディスク」にするとディスクカードのゲームをプレイできる。なお、切替スイッチはツインファミコン本体の電源を一旦切ってから行わないと、本体の故障やセーブデータ消失のおそれがある。

任天堂のファミリーコンピュータは映像出力RF出力のみであるのに対して、ツインファミコンはRFコンバータ拡張端子に加え、AV出力端子も備えており映像・音声出力機能は優秀。AV出力は一般の接続端子(RCAピンジャック)を搭載しているため、ニューファミコン(AV仕様ファミコン)・スーパーファミコンNINTENDO64等と異なり、専用ケーブルを必要とせず、市販品を使用できる。なお、ACアダプタは専用品を使用する。

ファミリーコンピュータのエキスパンドコネクタにあたるオス形レセプタクルはツインファミコンの拡張端子Aで、拡張端子BはRAMアダプタの通信用拡張ポートと同等の物である。底面にある拡張端子C・拡張端子Dは使用しない[2][3]

前期型と後期型の違い[編集]

製造時期などによって前期型と後期型に分けられ、本体のデザイン変更、電源スイッチ部に照明が追加されたほか、後期型ではコントローラに連射機能が搭載された。(周辺機器を追加することなく、2コントローラにも連射機能が付与することになる為、前期型よりも割高感は払しょくされた。2人同時にプレイできるソフト(例:「ツインビー」など)においてはかなり有効な変更といえる)本体色は前期型・後期型ともに赤と黒の2色が用意された。ディスク使用時の起動画面においては、最初期の製品では任天堂のディスクシステムと同じく「Nintendo」と表示され、それ以降の製品は「FAMICOM」と表示される。また、後期型の中には「FF」マークの付いているものがあり、ノイズフィルターなどが追加されている。

脚注[編集]

  1. ^ X1写真集 - RFコンバーターAN-58C
  2. ^ 拡張端子CとDはメイン基板とドライブユニットの間(ディスクシステムに於けるドライブ側の基板とドライブユニットの間)にあり、フタの内部でケーブルにより接続されている。拡張をする際にこのケーブルを外し拡張端子C・D間に機器を接続できるようになっていたが、そのような機器は市販されなかった
  3. ^ 配線はメイン基板 ~ 拡張端子C ~ 拡張端子D ~ ドライブユニットとなっている

外部リンク[編集]