鴻海精密工業

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鴻海精密工業股份有限公司
(Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.)
企業形態 上場会社
取引所 台証所2317 (PDF)1991年6月18日上場)
業種 電子工業
設立 1974年2月20日
創業者 郭台銘
本部 台湾
新北市土城区自由街2號
売上高 372億NT$(2008年
従業員数 約4千人
ウェブサイト http://www.foxconn.com/
鴻海精密工業
各種表記
繁体字 鴻海精密工業股份有限公司
簡体字 鸿海精密工业股份有限公司
拼音 Hónghǎi Jīngmì Gōngyè Gǔfèn Yǒuxiàngōngsī
英文 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.
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鴻海精密工業(こうかいせいみつこうぎょう、ほんはいせいみつこうぎょう、台証所2317 (PDF))は、スマートフォン薄型テレビなどの電子機器を受託生産するEMS (Electronics Manufacturing Service) 企業の世界最大手であり[1]フォックスコン・グループ(鴻海科技集団)の中核会社である。台湾に本社を置く。

概説[編集]

主な顧客としては、米アップル、中国・小米科技(シャオミ)、米ヒューレット・パッカードソフトバンクグループ、ソニーなどである[2]。アップルのスマートフォンである「iPhone」のほか、ソニーや任天堂の各種ゲーム機や、ソフトバンクグループのヒト型ロボットである「 Pepper」などをも手掛ける[2]2001年には収益額はTSMCを抜いて台湾の民間企業の中で最大となり、2005年には台湾中油を抜いて台湾一の企業となり[3]、現在までその地位を保っている。2014年12月期の連結売上高は4兆2131億台湾ドル(約15兆1700億円)[1]

シャープの買収[編集]

2016年2月4日、経営再建中のシャープを7000億円超の規模で支援する意向を示し、シャープは同日開いた取締役会で鴻海案を協議した[1]。シャープはもともと官民官ファンドである産業革新機構からの出資を受け入れる方針だったが、対抗策として支援額を上積みした鴻海案の採用に判断が傾いたと報じられている[1]。翌2月5には、シャープは鴻海との合意書を締結したと発表した[4]。契約条件について協議を継続することや、鴻海が示した支援策の有効期限を同月末まで延長する内容である[4]。 鴻海の今回のシャープ買収の理由については、ここ数年鴻海の成長の鈍化がある[2]。2015年12月期の連結売上高(速報値)は前の期比6パーセントである4兆4830億台湾ドルであり、目標の10パーセントに届かなかった[2]。鴻海を率いる郭台銘董事長は「今後は(現在の2倍超の)売上高10兆台湾ドルを目指す」としており、シャープをその成長エンジンにしたい考えという[2]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 日本経済新聞2016年2月5日朝刊第1面「シャープ、鴻海が買収へ」
  2. ^ a b c d e 日本経済新聞2016年2月5日朝刊第3面「脱アップル依存狙う 鴻海、将来の成長に投資」
  3. ^ 千大製造業排名/天下:鴻海5連霸 廣達擠下中油排名第2 - NOWnews 2010年5月4日
  4. ^ a b 朝日新聞2016年2月6日朝刊第1面「シャープ、鴻海と合意書 契約条件29日まで協議」

関連項目[編集]