ピクミンシリーズ

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ピクミンシリーズ
Pikmin 2023.webp
ジャンル AIアクション
開発元 任天堂
アーゼスト
発売元 任天堂
主な製作者 宮本茂
手塚卓志
日野重文
阿部将道
1作目 ピクミン
2001年10月26日
最新作 ピクミン4
2023年予定
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ピクミンシリーズは、任天堂が発売したコンピュータゲームシリーズ。公式でのゲームジャンルはAIアクションとなっている。

概要[編集]

タイトルにもなっている生物であるピクミンの群れを指示して進行していく、上記にある通り、AIアクションゲームだが、リアルタイムストラテジーシミュレーションゲームの要素を持ち合わせている。危険な原生生物が多数生息する未開の星で、オリマーを始めとする主人公たちを操作して種類や能力の異なるピクミンを駆使し、敵や障害を突破して道を開き、ちょうどアリが獲物を運ぶようにパーツや生物の死骸、お宝、果実などを回収していくというのが基本プレイスタイルである。

ピクミン一匹一匹はあまりにか弱い存在であり、敵の攻撃や自然の危難によってあっけなく命を落とすが、数を殖やして大集団となり、オリマーやアルフなどのブレインとなるリーダーが揃うと大きな力を発揮し、重い荷物を運び、脅威であった巨大な原生生物すら互角に渡りあい撃退するという点にこのゲームの特色がある。それに加え、ピクミンの個性や地形を活かした謎解きや、限られた時間や日数で効率よくピクミンの数を増やし物品を回収するといったパズル・ノルマ要素が特徴となる。また、弱肉強食の色濃い世界観および登場する生物に対する自然学的な解説など、現実世界における生態系の要素も再現されている。

『ピクミン』では、オリマーの乗る宇宙船ドルフィン号が隕石に衝突し、未知の惑星に墜落した上、多くの宇宙船パーツを失ってしまう。そこで出会ったピクミンの力を借りて宇宙船のパーツを回収するため、惑星を探索、生命維持装置が働く30日以内に全て回収し切り、惑星からの脱出を目的とする。

『ピクミン2』では、前作からの惑星脱出の後から始まる。ホコタテ運送の新入社員ルーイの大失態で、莫大な借金を抱え、倒産の危機に瀕している会社を救うため、オリマーはルーイを連れて再びあの惑星に逆戻りし、今度は借金返済にあてるためのお宝を回収して回ることが目的となる。借金の返済後も冒険は続き、全てのお宝を回収するのと、途中ではぐれたルーイを救出することが最終目的となる。今作では、十分な生命維持装置を準備してきているため、日数制限がなく、前作と比べると遥かに余裕を持って捜索できる。

『ピクミン3』では、前作でのホコタテ星人のオリマー、ルーイから、新たにコッパイ星人のアルフ、ブリトニー、チャーリーにバトンタッチ。コッパイ星人の気質と人口の急激な増加によって食糧難に陥った母星を救うため、『PNF-404』と名付けられたピクミンの星へ向かい、食糧となる果実を回収することが目的となるが、話を進めていくにつれて、とある人物を助け出すことが最終目的となっていく。今作では再び日数制限が設けられ、果実を回収しないと食糧が無くなってしまい、捜索続行が不可能になる。また、全ての果実を回収した後は、食糧の補給ができなくなるため、食糧の数に余裕があれば、捜索を続行できるが、無くなってしまっている場合はその限りではない。しかし、作業内容で無駄を無くして上手く立ち回れば、『2』程ではないが日にちに余裕が生まれるため、『1』と比べると比較的余裕が持てる。果実を全て回収しきると、最大で99日まで日数を引き伸ばせる。

横スクロールアクションとして登場した『Hey! ピクミン』では、オリマーの乗るドルフィン2号機が隕石に衝突、ピクミンたちが生息する惑星に墜落する。再びロケットを動かすためには原動力である「キラキラエネルギー」が30,000キラ必要とのことで、キラキラエネルギーの詰まった木の実や様々なお宝を集めながら惑星からの脱出を目的とする。なお、今作は日数の概念が存在せず、日数制限もない。また、作中のドルフィン2号機の発言から、少なくとも初代『ピクミン』よりも後の物語である事や歴代シリーズの惑星とは別の星が舞台であることが分かる。

ストーリー[編集]

『ピクミン』[編集]

ホコタテ星の運送会社に勤めるキャプテン・オリマーは、久々に取れた有給休暇を使ってドルフィン号で宇宙旅行をしていた最中、不運にも隕石がドルフィン号に衝突、そのまま謎の惑星(ピクミンの星)に墜落。気付くとドルフィン号は壊れてひっくり返ってしまい、多くの宇宙船パーツを失ってしまった上、この星の大気は猛毒の酸素が多量に含まれている事が判明。更に不運は続く。それらから、身を守ってくれる生命維持装置が30日しか持たない事が分かるなど極めて厳しい状況に置かれてしまう。大きな絶望感に襲われながらも、考えてる暇はないと思い立ち、早速パーツ探しを開始したオリマーの前に不思議な生物が現れた。故郷のホコタテ星名産のオニヨンそっくりの赤紫色の物体があった。オリマーが近付くとそれは、赤い鮮やかな色に変化し、白い花を咲かせて立ち上がり、そこから一つのタネを吹いた。これが成長したこれまた、ホコタテ星名産のピクピクニンジンそっくりの奇妙な二足歩行の生物。オリマーはそれぞれ、前者の赤い物体を『オニヨン』、後者の二足歩行の生物を『ピクミン』と名付けた。オリマーはピクミンとオニヨンの性質を理解しつつ、探索をしていくと最も重要なエンジンパーツを発見。ピクミンに指示を出して回収させ、どうにかドルフィン号を飛ばす事に成功する。その後、『希望の森』と名付けた広大な森で黄ピクミン、その先の『樹海のヘソ』と名付けた薄暗い洞窟で青ピクミンに出会い、最初に不時着した『遭難地点』と名付けた場所を改めて探索するなど、更なるパーツ回収を進めて行く。そして更に捜索範囲を広げ、『大水源』と名付けた湿地帯の探索を経て29個のパーツ回収に成功。残り最後のパーツ回収のため、更に奥地にある『最後の試練』と名付けた土地へ向かう。三色のピクミンの能力を駆使してパーツへの道を開き、深奥部で潜んでいた巨大な生物、ダイオウデメマダラと交戦、激闘の末、撃破。呑み込んでいた最後のパーツを回収して漸くドルフィン号が完成した。その後、ピクミン達に別れを告げ、ドルフィン号を発進、惑星からの脱出に成功と同時に、故郷のホコタテ星に無事に帰還した。

『ピクミン2』[編集]

前作でオリマーがドルフィン号と共に未知の惑星に不時着し、ピクミンの力を借りて惑星からの脱出に成功してホコタテ星へ帰ってきてからの話となる。

オリマーの勤めるホコタテ運送には新入社員ルーイの失態によって莫大な社長の借金ができてしまっていた。そんな時に未知の星からお土産に持って帰ってきていた物体をドルフィン初号機が鑑定した所、かなりの価値があることが判明。社長の命令により借金を返済するためにルーイを伴って再びピクミンの星へ行き、10000ポコ(ゲーム上の通貨の単位)を稼ぐことになる。惑星に到着し、最初の探索エリア『ねむりの谷』に降り立とうとする際トラブルに見舞われ、ルーイとはぐれてしまうが、自生していた赤ピクミンの力を借りてどうにか合流。加えて近くに落ちていたお宝を運良く回収することに成功する。さらに捜索は続き、着実にお宝を回収していく最中、地下洞窟に通ずる穴を発見する。そこに飛び込んだオリマーたちは不思議な紫色の大きな花を発見。そこに、ピクミンを放り込むと花が閉じて放り込まれたピクミンを再びタネにして吹き出し、枯れてしまった。それを抜くと見たことのない新種のピクミンが生まれた。どうやら、赤ピクミンと違いオニヨンがないらしく、彼らはこういった形で増やしていくことを知ったオリマーは増やせる分だけ増やして、彼ら紫ピクミンの力を借りて、赤ピクミンだけでは、回収できなかった巨大な惑星の様子を描いた地図のようなお宝を回収。初号機がそれを解析したことによって捜索範囲が広がり、新たなエリア『めざめの森』に向かう。そこの地下洞窟でまたしても新種のピクミンと出会うことになる。今度は白い色のピクミンで、彼らの埋まっているお宝を掘り出す能力と毒に強い特性を生かして順調にお宝を回収、更には、その過程で『まどいの水源』で黄ピクミン、『めざめの森』で青ピクミンとも出会い、五色のピクミンを駆使してついに10000ポコの借金に相当するお宝を回収することに成功する。無事にホコタテ星へ帰還しようとしたのも束の間、ルーイがピクミンの惑星に置き去りになっていたことに気付く。しかし、引き返すこともできるはずもなく、一端はホコタテ星に帰還する。

借金を全て返済し、まだ惑星にはお宝が沢山ある事を社長に伝えると、社長は再び回収に向かうよう指示を出すが、ルーイがいない事に気付く。すると、社長は自らが行くと言い、オリマーは社長と共に三度、惑星へ向かう。これまでのエリアに残されたお宝を全て回収し終えると、新たに『のぞみの大地』と名付けた土地へ降り立ち、ルーイの捜索を展開しつつお宝を回収していく。最後に降り立った地下洞窟の深奥部でお宝に囲まれたルーイを発見するが、直後に巨大なクモのような生物、ヘラクレスオオヨロヒグモが出現。ピクミン達がそれぞれに耐性を持つ火、水、電気、毒を放射するお宝を駆使した攻撃に苦戦を強いられながらもどうにか撃破に成功する。残されたお宝とルーイ救出に成功し、遂に全てのお宝を回収したオリマーと社長は、三度ピクミン達に別れを告げ、ホコタテ星へ帰還した。

『ピクミン3・ピクミン3デラックス』[編集]

ホコタテ星の近隣にある星、コッパイ星。効率良く生産することをせず食べ尽くしたら土地を移動する生活様式と第5次ベビーブームに伴う人口増加と好き嫌いが激しく我慢できない気質のため、深刻な食料危機に陥ってしまう。そんなコッパイ星を救うべく、食糧確保のプロジェクトが持ち上がり、無人探査機『スパロウ』を宇宙各地の惑星に飛ばして調べ上げるが、一向に成果が出ない。誰もが諦めかけた時にある星に向かったスパロウの一つが有力な反応を示したのである。その星は『PNF-404』と名付けられた。この星に存在する食糧を持ち帰るため、アルフ・ブリトニー・チャーリーの3人が、PNF-404に向かうことになる。しかし、そこで搭乗していた宇宙船『ドレイク号』が謎のトラブルに見舞われ、不時着する形で、着陸してしまった。さらに、アルフたち3人は惑星の各地に散り散りに落ちてバラバラになってしまう。その内の一人アルフはとある森の中で目を覚ました。幸い、ドレイク号に異常は見られないようだが、故郷へ帰るために必要なワープドライブ・キーがなくなっていることに気付く。ワープドライブ・キーと、残りの2人を探そうと立ち上がり、森の奥へ行った所に不思議な生物に遭遇する。木に引っ掛かった赤い物体を落とそうと一心にそれに向かう小さな赤い色をした生き物だった。アルフはその生き物たちを呼び寄せた後、その赤い物体に投げ付けて無事に下へ落とすことに成功する。それはやがて3本の足を伸ばして立ち上がった。そしてこの物体と生き物こそ、オニヨンとピクミンと呼ばれる生き物であることをアルフは知る。アルフは近くの獲物やペレットを、回収しながらピクミンを増やし、石の橋を掛けさせるとその先にあるパッドを回収することに成功した。そしてそれを頼りに捜索すると、探していた果実を発見し、回収することができた。やがて新たな捜索エリア『再会の花園』を発見すると、オニヨンとそこへ着陸。更なる捜索の過程でブリトニーと再会するが、彼女一人では脱出できない場所にいた。何か方法がないか辺りをアルフが捜索していると、隅のとある広場で新たなオニヨンを発見し、同時に全身が岩のようなゴツゴツした固い体をもつ岩ピクミンと出会う。アルフは岩ピクミンの力を借りて漸くブリトニーと合流することに成功、二人で協力して果実の回収とチャーリーの捜索に奔走する。巨大な切り株の洞穴にいた巨大なヨロヒイモムカデを撃退して手に入れた不思議な形をした機械的な物体を解析して更に捜索範囲を広げると、雪原の大地が広がるエリア『迷いの雪原』に向かうが、またしてもトラブルでブリトニーとアルフは離れ離れになってしまったが、ブリトニーが転落した洞窟内で新たに黄ピクミンを仲間にしたことで、アルフとお互いのピクミンを交換して活用させ、どうにか合流に成功。その後は果実を回収しつつ、とある洞窟内に潜んでいたオオバケカガミを倒すと口の中からチャーリーが出てくる。かくして、3人無事に合流することに成功すると、本格的に果実回収を開始。果実回収の過程でアルフが最初に落ちていた『はじまりの森』と名付けたエリアに再び戻り、巨大生物のオオスナフラシを倒して入手した以前の機械物とはまた別の機械を回収し、更なる捜索エリアの拡大に成功、その新な捜索エリア『交わりの渓流』に降り立ち、マリグモの巣に引っ掛かっていたピンク色のオニヨンを助けるとまた新たなピクミン、羽ピクミンと出会う。4種類のピクミンを駆使して果実回収を進めて行くと、誰かが残したメモを回収した。行く先々で回収をしていたが、その中で母星に帰るためのワープドライブ・キーをその筆者、キャプテン・オリマーが拾い持っていることが判明すると同時にドレイク号から救難信号を受信する。アルフたちはそこに映る人物がキャプテン・オリマーだと思い、巨木の頂上でタテゴトハチスズメを退けて彼を助けたが、翌日、彼の手によって、いつの間にか「再会の花園」のエリアに降り立っていた上に食糧を奪って逃走されてしまう。急いで後を追う途中、青いオニヨンと青ピクミンに出会った。青ピクミンの力を借りて、以前は捜索していなかった沼地に向かうと、島に足がはえたような非常に巨大な生物ヌマアラシと遭遇する。その圧倒的な巨体に苦戦しながらもどうにか退くと囚われていたその人物と果実を回収する。その夜、その人物はキャプテン・オリマーではなく、ルーイという名前であると同時にオリマーは『哀しき獣の塔』という場所にいることを聞いたアルフたちはこれまでのエリアの果実を全て回収した後、早速、そのエリアに向かう。すぐ目の前には巨大な土の塊のような塔のような物体が聳え立つ。中に入り、頂上に向かった先にキャプテン・オリマーが横たわっているのを発見したが、隣に金色の謎の生物がいた。それはアルフたちを見つけるなり、オリマーを取り込んでしまった。金色の生物を攻撃してオリマーを救出。塔の中へ入り、脱出を試みる。するとさっきの金色の生物がアメーバ状の透明な姿に変えて迫ってきた。障害物と原生生物を着実に退かせながら出口を目指す3人。塔から出た所でアメーバ状の生物が追い付き、オリマーを取り込んだ後、金色の巨大な人型の生物アメニュウドウとなってアルフたちとピクミンに襲い掛かってきた。5種類のピクミンが持つ火、水、電気、水晶、飛行を駆使した攻撃に苦戦を強いられながらも、力を合わせてどうにか撃退。オリマーを救出することに成功、同時にやはりオリマーが持っていたワープドライブ・キーを取り戻すことにも成功した。オリマーから感謝の言葉を受けると、ピクミンたちに別れを告げた後、無事に惑星から脱出を果たし、オリマーとルーイをホコタテ星に帰し、3人は無事にコッパイ星に帰還した。

世界[編集]

ホコタテ星
主人公オリマーたちの暮らす惑星。
ゲーム中の舞台となるのは下記の「未開の星」であるため、詳細はほとんど登場しておらず、どのような環境であるかなどは不明である。
外見は『2』にて初登場し、土星のようなガス惑星で、輪が2つかかっている。環境に至っては、ホコタテ運送の周りはかなり荒涼とした雰囲気となっていた。
ここに住むホコタテ星人は、身長は約3cmという超小型種族で、未開の星においては石ころ程度の大きさしかない。文明はかなり高度なようで、ワープ航行が可能な宇宙船人工頭脳などが開発され、オリマーのような一般人にまで広がっている。その他、ホコタテ星人の特徴や嗜好などに関してはGC版『ピクミン2』公式ホームページに詳しく記載されている。
ホコタテ星の生命体の呼吸は嫌気呼吸であり、酸素は猛毒となっており多量に存在する場所では生存不能である。そのため、未開の星での活動では生命維持装置が必須となる。
コッパイ星とは近隣にあり、ブリトニーの弁によればホコタテ星人は野菜を主食としているらしい。また、お宝好きとのこと。ホコタテ星人は、目が一の字型になっているのも特徴(驚いたり感情の抑揚が大きかったりした時などは目を見開いた形になる)。
ホコタテ星という名称は、任天堂の本社所在地である京都府京都市の「鉾立町」から[1]
コッパイ星
『3』の主人公達が暮らす惑星。ホコタテ星の近くに位置する。
第五次ベビーブームによる人口爆発と住民達の無計画さ、そして好き嫌いが激しく我慢ができない気質により食料難に陥っており、アルフ達はそれを解消すべく、ピクミンの星で食料となる果実を集めることになる。コッパイ星人達もホコタテ星人同様微小種族である。ホコタテ星人の目が一の字型なのに対し、こちらの種族は普通の目である。
大気にはPNF-404の3分の1の量の酸素が含まれており、重力はPNF-404の10倍。
未開の星(ピクミンたちの星) / PNF-404
実際にゲームの舞台となる謎の惑星。ホコタテ星およびコッパイ星から27万9千光年離れた場所にある。場面や作品ごとに呼び方が異なり、ホコタテ星人側は特別な名称で呼んでおらず、『大乱闘スマッシュブラザーズX』では「とある星」という名称になっており、コッパイ星人の命名は「PNF-404(由来はインターネットに於けるサーバーエラーのメッセージと思われる)」となっている。
自然豊かで生息する生物は非常に多種多彩であるが、半動半植物のピクミンを含めて通常進化では発生すると考えがたい奇怪な構造・生態を持つ生物や、分解者などにも属しそうにない生態系ニッチの不明な生物など、明らかに異質異様な生物がその大半である。大気に酸素が多量に含まれている環境のため、好気呼吸を行っている。
明らかな文明の痕跡、それもホコタテ星人より遥かに巨大な種族だったと分かるものが発見されている(特に『2』ではお宝や地下洞窟の構造などに顕著に出ている)が、その文明が現在も未発見地域に存在するのか、すでに滅亡してしまったのかは明らかとなっていない。
『Hey! ピクミン』の舞台となっている惑星も同様の性質を備えているが、作中でドルフィン2号機が「この星のピクミンも〜」等の発言をしている事から別の惑星である可能性が高い。しかし、何故異なる惑星に同じ生物が生息しているのかなど、不可解な点も多い。

キャラクター[編集]

主人公[編集]

キャプテン・オリマー
声の出演:戸高一生
『ピクミン』『Hey! ピクミン』の主人公、『ピクミン2』の基本主人公であるホコタテ星人の男性。通称オリマー。ベテラン宇宙航海士で、ホコタテ運送のベテラン社員である。家族には、妻と子供2人の3人がいて、チャッピーという名前のペットがいる。ピクミンの星にて隕石に衝突され、愛機ドルフィン号と共に不時着したのを機に様々なトラブルに見舞われ、その都度切り抜けてきた。
『ピクミン3』でもルーイと共に三度ピクミンの星に来て、お宝捜索に奔走していたようであり、作中のステージ上にヒントにもなる航海日誌のデータをいくつか置いていっている。また、その道中に原生生物に捕らわれの身となって窮地に陥ってしまっていたが、アルフ達がルーイの救難信号を偶然に傍受した事で無事に救出された。
ルーイ
声の出演:戸高一生
『ピクミン2』の主人公の一人であるホコタテ星人の若い男性で『ピクミン2』から初登場。ホコタテ運送の新入社員。少し無口でたまに何を考えているかオリマーも分からなくなる。虫によく懐かれる。食欲旺盛で、野菜、果物、肉類などありとあらゆるものを食べる。
借金返済すると彼は行方不明になり、原生生物に捕まるが、後にオリマーや社長に救出された。
『ピクミン3』でもオリマーと共に再び星に訪れてお宝回収に勤しんでいたが、オリマーが原生生物に捕まった事で救難信号を発信、傍受したアルフ達に救助される。その道中、アルフ達の食料を奪って逃走するなどトラブルを起こすものの、最終的に再び捕縛された後、オリマーの居場所をアルフ達に伝え、間接的ではあるが、オリマーの窮地を救った。その後は再び忽然と姿を消した。
社長
声の出演:戸高一生
ホコタテ運送の社長であるホコタテ星人の壮年男性。『ピクミン2』で初登場。本名は「ル・チャチョー」。お金に目が無く、社員の扱いが荒い。
借金返済すると行方不明になったルーイの代わりに彼がピクミンの星に行く事となり、事実上の『ピクミン2』の主人公の一人となる。
『ピクミン3』では直接的に登場はしないが、オリマーの日誌の中でその存在が触れられており、オリマー達をこき使う傍ら自らはバカンスに悠々自適に出掛ける等、相変わらずの様子であることが窺える動向が明かされている。
アルフ
声の出演:斎賀みつき
『ピクミン3』の主人公の一人であるコッパイ星人の青年。3人が乗ってきた宇宙船「ドレイク号」の若きエンジニア。明るく前向きで仕事熱心。経緯は不明だが、チャーリーを尊敬している。ゲーム開始の際は最初は必ず彼がリーダーに設定されている。宇宙服の色は水色。
ブリトニー
声の出演:朝日温子
『ピクミン3』の主人公の一人であるコッパイ星人の女性。コッパイ星を代表する植物学者。しっかり者で気が強い。ルーイ程ではないが、実は食いしん坊。チャーリーに対して、ぞんざいな扱いをすることが多い。シリーズでは、初の女性主人公となる。宇宙服の色はピンク色。
チャーリー
声の出演:長嶝高士
『ピクミン3』の主人公の一人であるコッパイ星人の壮年男性。ドレイク号のキャプテンとして3人の調査団をまとめている。ブリトニーに対して想いを寄せているが、当の本人には全く相手にされていない。昔はレンジャーとして活躍しており、数々の勲章と功績を上げた。無類のアヒル好き。
尚、アルフ、ブリトニー、チャーリーの3人の名前は、軍隊などでのアルファベットの数え方「アルファ、ブラボー、チャーリー」が元ネタでドレイク号と合わせると「デルタ」もつく。宇宙服の色は緑色。

ピクミン[編集]

※声は岩ピクミンや羽ピクミン以外、全て若井淑が演じている。

赤ピクミン
能力:炎に耐性がある、攻撃力が低い
特徴:針がある
黄ピクミン
能力:高く投げられる、バクダン岩を扱える(『1』)、電気に耐性がある(『2』以降)、穴掘りが早い(『3』)
特徴:大きな耳がある
青ピクミン
能力:水に耐性がある、(フリー時のみ)おぼれた仲間を助ける(『1』『2』)
特徴:口のようにも見えるエラがある
紫ピクミン
『2』から登場
能力:力が強い(他のピクミンの10倍)、体重が重い(他のピクミンの10倍)、赤ピクミンよりも攻撃力が高い、敵を麻痺させる事もある、フーセンドックリの吹き飛ばしを無効化できる、特定の生物が放つ匂いにも他のピクミンが混乱する中で唯一動じない、他のピクミンでは倒せないアメボウズに対抗できる
短所:足が全ピクミン中、最も遅い。火や水などの全てのギミックに耐性がない。
特徴:頭から6本の毛が生えている、太っている
白ピクミン
『2』から登場
能力:毒に耐性がある、体内に毒を持っている、足が速い、地中に埋もれているお宝を発見できる、物を運ぶ速度が速い
特徴:目が赤く光っている、他のピクミンよりも一回り体が小さい
岩ピクミン
声の出演:長嶝高士
『3』から登場
能力:体が硬く、他のピクミンでは壊せない水晶やガラスの障害物を壊せる、押し潰しや突き刺しを無効化できる
特徴:丸くてゴツゴツしており岩に似ており、硬い体を有している
短所:敵の身体に張り付かせられない。
羽ピクミン
声の出演:朝日温子
『3』から登場
能力:空を飛べる
特徴:体がピンク色、目が青い、背中に羽が生えている、腹部に縞模様がある、『2』時点で最小だった白ピクミンよりも体が小さい
短所:攻撃力が全ピクミンの中で最も低く、敵を倒すのに時間が掛かる。フリー状態の際、他のピクミンの運搬する獲物を横取りする事がある。

ピクミンの亜種[編集]

キノコピクミン
『1』のみ登場。ボケナメコの胞子の影響で敵になったピクミン。
能力:何も無く、オリマーや他の胞子を浴びていないピクミンに攻撃を加える。攻撃しすぎると死んでしまうが、稀に元に戻る。死なせることなく元に戻したい場合はわざとオリマーに攻撃させ、振り払うことで元に戻る。
特徴:赤紫色で、目つきが悪く、本来葉っぱや花の部分がキノコの傘になっている
コッパチャッピー ハチャッピー
『2』のみ登場。ハチャッピーが連れている。最大10匹連れている。チャッピーにヤドリピクミンが寄生した形。地下洞窟にのみ登場し、地上に連れて帰ることはできない。
能力:生物の死骸やお宝を運べる。赤(炎)、青(水)、黄(電気)、白(毒)それぞれの耐性を持つ
特徴:普通のコチャッピーの3分の1サイズで、背から葉っぱが生えている。ポンガシグサに入れると、ポンガシグサと同じ色のピクミンが出てくる。他の原生生物に捕食されるなどの要因で死亡した場合、他のピクミンと同様に死亡ピクミンにカウントされる。

また、以上2種のほか、ポンガシグサがピクミンの亜種である可能性があるとされているが詳しくは不明である(『1』のエンディングより)。

原生生物[編集]

ピクミンの星には、ピクミンを捕食したり、襲ってきたりする原生生物がたくさんいる。多くの生物には「通称」「和名」および属する「科」が設定されており、『1』のエンディングや『2』、『Hey!』の生物図鑑で各生物の生態に関する詳細な説明が見られる。ここではその一例を挙げる。

イヌムシ科
ピクミンシリーズの代表的な敵。テントウムシのような生物で、カタツムリのように飛び出した目を持ち足が2本ある。ほとんどの生物の通称に「チャッピー」、和名に「デメマダラ」とつく。「チャッピー」というのは、元々はオリマーのペットの名前で、それに似ているため「チャッピー」と名付けられた。
パンモドキ科
この科の生物には、他の生物に擬態するものや自分の巣を持つものなど、同じパンモドキ科でも多種多様の生物がいる。イヌムシ科の生物に擬態しているものは、大きさ以外はイヌムシ科と変わらない生物がいる。
ピクミン科
ピクミンと名がつくがピクミンではなく、ピクミンに寄生共生という説もある)された生物のこという。寄生された生物は背中に葉がついている。
ブタドックリ科
ブタドックリ科の生物は外見がとっくりに似ており、長い鼻を持ち、種類によって違うが鼻からいろいろなものを吐き出す。

ホコタテ星関連[編集]

ドルフィン初号機(ドルフィンしょごうき)
声の出演:戸高一生
『ピクミン2』から登場するキャラクターで『ピクミン2』の主要人物の一機。オリマー達が乗り込む宇宙船。社長の愛機。人工知能を搭載しているため会話ができ、感情も持ちあわせている。
冒険の手助けをしてくれるが、少々口うるさい。虫が苦手で普段は平仮名でしゃべるが虫や機械にはできない感情、味覚などの感覚的な事になると片仮名でしゃべる。
外見はかなり古ぼけ赤と白の色をした二人乗りだと見て分かるようなロケット。尚、社長の影響なのか『ピクミン2』でオリマーがピクミンの星から子供の土産に拾って来た瓶の蓋を見た時は「お宝!お宝!カネ!カネ!」と言いお宝と金に目が無い様子を見せた。その一方でゲーム本編のみで借金返済後は社長に金ピカにコーティングされ、これについて、作中で「悪趣味な金ピカになってしまえ」と発言していることから悪趣味だと思っている節があり、あまり気に入っていない様子が窺える。
これに乗ったルーイが初仕事で高級食材ゴールデンピクピクニンジンを一人で自ら食べてしまう。
『ピクミン3』ではヌマアラシの攻撃を受け大破してしまっている。『ピクミン3』エンディングでも持ち運びが不可能だったのか持ち運ばれた様子が一切無くピクミンの星に置き去りにされてしまった模様。因みに『ピクミン2』で借金返済後に社長に金ピカにコーティングされたが、何故か『ピクミン3』では元の機体の色に戻っていた。そして『ピクミン3 デラックス』で本当にドルフィン初号機をピクミンの星に置いて来た事が判明し、それを知った社長が激怒してオリマーとルーイを5度に渡りピクミンの星に戻らせ、ドルフィン初号機を修復するまでホコタテ星に帰還しない様に無茶な命令を出した事でオリマーとルーイがピクミンの星に散らばったドルフィン初号機のパーツを全て回収して修復した事で見事復活。そしてオリマーとルーイは復活したドルフィン初号機に乗り漸くホコタテ星に帰還した。
ドルフィン2号機(ドルフィンにごうき)
『Hey! ピクミン』においてオリマーが乗り込む宇宙船で、初号機同様に人工知能を搭載しており会話が可能である。
赤と白のボディに、青い頭頂部を持つロケットである。

作品[編集]

発売の年表(関連作含む)
2001ピクミン
2002
2003
2004ピクミン2
2005
2006
2007
2008Wiiであそぶ ピクミン
2009Wiiであそぶ ピクミン2
2010
2011
2012
2013ピクミン3
2014
2015
2016
2017Hey! ピクミン
2018
2019
2020ピクミン3 デラックス
2021Pikmin Bloom
2022
2023ピクミン4
ピクミン
ニンテンドーゲームキューブ用ソフト。2001年10月26日発売。シリーズ第1作目。
ピクミン2
ニンテンドーゲームキューブ用ソフト。2004年4月29日発売。シリーズ2作目。前作に登場した主人公に加え、新キャラクターが登場し、新たなピクミンが2種類登場した。
ピクミン3
Wii U用ソフト。2013年7月13日発売。シリーズ3作目。主人公が一新されているが、前2作に登場した旧主人公も登場する。ピクミンも前作までの5種類に加え、更に2種類のピクミンが登場した。
ピクミン4
Nintendo Switch用ソフト。2023年発売予定。シリーズ4作目。

移植・リメイク作品[編集]

Wii向けタイトルについては、どちらもWiiであそぶセレクションとしての発売。

Wiiであそぶ ピクミン
Wii用ソフト。2008年12月25日発売。『ピクミン』の移植版。
Wiiであそぶ ピクミン2
Wii用ソフト。2009年3月12日発売。『ピクミン2』の移植版。
ピクミン3 デラックス
Nintendo Swich用ソフト。2020年10月30日発売。『ピクミン3』に新要素を追加した移植版。

スピンオフ作品[編集]

Hey! ピクミン
ニンテンドー3DS用ソフト。2017年7月13日発売。シリーズ初の横スクロールアクション[2][3]
Pikmin Bloom
スマートデバイス向けアプリ。2021年11月1日配信[4]。任天堂とNianticの共同開発による「歩くことを楽しくする」アプリ[5][6]
赤ピクミンから岩ピクミンまでの多様なピクミンが登場する。

外部出演[編集]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
シリーズ3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』(Wii)以降、プレイアブルキャラクターである「ピクミン&オリマー」として登場している。またシリーズ4作目『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降は上記カラーバリエーションとして『ピクミン3』から「ピクミン&アルフ」も登場している。
Nintendo Land
Wii U用ソフト。2012年12月8日発売。本シリーズをモチーフにしたゲーム『ピクミンアドベンチャー』が収録されている。

アニメ[編集]

4Gamer.netによる『ピクミン3』のインタビューにて、シリーズプロデューサーの宮本茂がアニメ化を発表[7]。「ゲームだけでは見せられない部分を形にしていく」「ピクミンそのものに愛着を持ってもらいたい」という目的の下、実験的に制作を進めていた[7]

タイトルは『ピクミン ショートムービー』。2014年10月に第27回東京国際映画祭の特別上映作品として3D上映された[8]

「真夜中のジュース」、「ビンの中のお宝」、「たいへんな一日」の3話構成の短編で、全23分。

同年11月6日よりニンテンドー3DSWii Uにて、ダウンロードソフトとして配信を開始した。3DS版は3D映像で、Wii U版はHD画質での配信となる。

2020年10月8日(木)10時をもって配信を終了[9]。同日、Wii U配信のHD版がYouTubeで無料公開された[10]

スタッフ[8][編集]

  • 監督 - 松瀬勝
  • エグゼクティブプロデューサー - 宮本茂
  • プロデューサー - 小林信一、広川ひろし

CMソング[編集]

CMソングは主にストロベリー・フラワーが手掛けている。

  • 愛のうた」 - 『ピクミン』CMソング
  • 「愛のうた フランス語CMヴァージョン」 - 『ピクミン』CMソング(フランス語版)
  • 種のうた」 - 『ピクミン2』CMソング
  • 「Hey! ピクミンのうた」 - 『Hey! ピクミン』CMソング

出典[編集]

  1. ^ 株式会社インプレス (2013年7月13日). “宮本茂氏 発売記念インタビュー、自信の仕上がり!! Wii U「ピクミン3」 (キャラクターを投げることで広がるゲームの幅) 自らが語る「ピクミン3」の魅力! 「Wii Uは『ピクミン』を待っていたハードというくらい相性がいいんです」” (日本語). GAME Watch. 2019年7月24日閲覧。
  2. ^ Nintendo 3DS Direct 2016.9.1”. 任天堂. 2016年9月2日閲覧。
  3. ^ タッチペンで遊ぶピクミン。ニンテンドー3DS『Hey! ピクミン』は、7月13日に発売決定!”. 任天堂. 2017年4月13日閲覧。
  4. ^ 歩いて増やす、歩いて咲かせる、歩いてのこす。『Pikmin Bloom(ピクミン ブルーム)』配信開始。”. 任天堂 (2021年11月1日). 2021年11月1日閲覧。
  5. ^ 「ピクミンGO」!? 任天堂とNiantic、「ピクミン」を起用したスマホアプリを発表”. Game Watch (2021年3月23日). 2021年3月23日閲覧。
  6. ^ “「Pikmin Bloom」(ピクミンブルーム)が海外で配信開始。ピクミンと一緒に花を咲かせられる“歩くことを楽しくする”アプリ”. 4Gamer.net. (2021年10月27日). https://www.4gamer.net/games/560/G056049/20211027002/ 2021年10月27日閲覧。 
  7. ^ a b 任天堂の宮本 茂氏に聞く,『ピクミン3』の魅力――「インタラクティブメディアは,“自分”が関わっていることが一番面白い」3ページ目 4Gamer.net,2013/07/13 2013年8月28日閲覧。
  8. ^ a b 第27回東京国際映画祭 ピクミン ショートムービー 2014年11月7日閲覧。
  9. ^ ピクミン ショートムービー”. 任天堂. 2022年6月12日閲覧。
  10. ^ 編集部 Hana (2020年10月8日). “『ピクミン3 デラックス』無料体験版が本日から配信開始。「ピクミンショートムービー」も無料公開。”. 任天堂. 2020年10月9日閲覧。

関連項目[編集]

  • 宮本茂 - ピクミンシリーズのプロデューサー
  • 手塚卓志 - ピクミンシリーズのプロデューサー
  • 日野重文 - ピクミンシリーズのディレクター
  • 阿部将道 - ピクミンシリーズのディレクター
  • 若井淑 - ピクミンシリーズの音楽担当、ピクミンの声優
  • 戸高一生 - ピクミン2のサウンドディレクション、キャプテン・オリマーの声優
  • 渡邊貴宏 - ピクミン2の効果音担当

外部リンク[編集]