ドラえもん (2005年のテレビアニメ)
ドラえもん | |
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ジャンル | ファミリー・一般向けアニメ、SFギャグアニメ |
アニメ | |
原作 | 藤子・F・不二雄 |
総監督 | 楠葉宏三(2005年-2012年)→(不在) |
監督 | 善聡一郎 |
シリーズ構成 | 水野宗徳 |
脚本 | 大野木寛 清水東 相内美生 千葉美鈴 水野宗徳 与口奈津江 伊藤公志 |
キャラクターデザイン | 渡辺歩(2005年-2013年) 富永貞義(2008年-) 丸山宏一(2013年-2014年・2015年-[注 1]) 吉田誠(2015年-) |
音楽 | 沢田完 |
アニメーション制作 | ベガエンタテイメント |
製作 | テレビ朝日・シンエイ動画・ADK |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 2005年4月15日 - |
ドラえもん のび太 しずか ジャイアン スネ夫 ドラミ |
水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 千秋 |
テンプレート - ノート |
『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』を原作とするテレビアニメである。
『ドラえもん』のテレビアニメには以下の3作品が存在する。
- 1973年に日本テレビ系列局で放送されたシリーズ
- 1979年から2005年3月まで放送されたシリーズ
- 2005年(平成17年)4月から放送中のシリーズ
これらを区別する呼称は公式には発表されていないが[注 2]、アニメ誌では2005年(平成17年)4月より放送中のシリーズを『ドラえもん(新・第2期)』としている。ウィキペディアではそれにならい、1973年(昭和48年)に放送されたシリーズを第1作、1979年(昭和54年)より放送されているシリーズをまとめて第2作とする。また第2作において、1979年(昭和54年)から2005年(平成17年)3月まで放送されたシリーズを第1期、2005年(平成17年)4月から放送中のシリーズを第2期とする。
本記事では第2作第2期について記述する。
概要
メインキャラクターである野比のび太らは、現代の小学生の等身大キャラクターとして描いており、主人公であるドラえもんも子守りロボットとしては成長途中で、のび太の目線に近いキャラクターとして設定している。のび太は月見台小学校[注 3]5年3組[1][注 4]に通う小学生。
のび太らが暮らすのは、東京都練馬区月見台という町。下町的な雰囲気にあふれ、たとえば「のび太のブラックホール」(2007年3月16日放送)では、のび太とジャイアンの大食い対決のために、駅前商店街の料理店、菓子屋の店主らが無償で食糧を提供し、対決を大いに盛り上げている。
町の自然も美しく描写されている。原作および前シリーズでは「ドブ川」と称され、川べりもコンクリートで固められ、まるで汚さを象徴するかのような川だけが流れていたが、本作では緑あふれる散歩道の中に自然のままの小川も流れている[2]。町のシンボルでもある「うら山」は、前シリーズでは町のど真ん中に位置し、周りを交通量の多い車道に囲まれていたが、本作では周囲をのどかな田園地帯が囲んでいる[3]。
設定は基本的に原作に忠実。原作はギャグ漫画という位置づけであるがゆえ、説明されるべき事項がギャグで済まされる、あるいはそのまま流されることがあるが、そういった箇所は本作では現代科学や物語背景に基づき合理的に解釈され、原作既読者も楽しめるようになっている。作中の何気ない描写が、物語の重要な鍵を握る伏線となることがあり、緻密に計算されたシナリオが物語に深みを与えている。
本放送時原作収録本が絶版になっていた作品もアニメ化されており[4]、本シリーズで初めてアニメ化された作品もある[5]。
時代設定
基本的に、前シリーズと同様に現代と変わらない世界として描かれている。2006年9月1日放送分ではドラミが作中の現代を指して「21世紀は…」と発言しており、現代と変わらない世界であることを示唆する事物がその後もたびたび作中に登場している。また、のび太の部屋に貼られているカレンダーも現代のものと全く同じである。
2007年5月11日放送分より使用されるオープニングアニメーションに登場する、のび太たちの服装が今の時代に合わせて変化する[6]。それにともなって新しい服装がアニメ本編でも取り入れられていき、スネ夫が前シリーズ以来再び携帯電話を使うなど、現代の生活に反映した作品作りが今後も展開されるという(また「物体変換銃でカバンをカバに!?」(2014年5月16日放送)ではスネ夫がパソコンを持参していた)。しずかや玉子など、主要な女性キャラクターは原作どおり昔ながらの女性語を用いるが、特に新声優陣へ変更以降はゲストキャラの幼稚園児の女の子や、のび太・しずかたちが小学校にいるシーンなどでまわりから聞こえてくる女子児童の言葉が一部「――だよ」「――だね」というようにユニセックスな言葉遣いとなっている。また、原作で過去のアイドルが登場する場面には、代わりに1980年代以降に生まれた俳優や女優 (速水もこみち・相武紗季など)を起用している。
2007年8月17日放送の「ママのダイヤを盗み出せ」では、のび太の母親である玉子の少女時代に松田聖子のサイン会が開かれており[注 5]、玉子は昭和50年代に少女時代を送ったことになっている。
一方、雑誌『もっと! ドラえもん』第1号に掲載されている美術監督のインタビューでは「はっきりとはさせていないが、ひと昔前(1970年代後半から1980年代ごろ)くらい」と書かれている。また、のび助が幼いころ戦時疎開するエピソードである「白ゆりのような女の子」もほぼ原作そのままにアニメ化されている。
放送形態
放送開始当初から前シリーズに引き続き字幕放送をドラえもんの台詞は黄色、のび太の台詞は水色、それ以外の人物は白で表示で放送されている。また、放送時間も変わらず19:00~19:30のゴールデンタイムである。他のアニメと比べ特番を組むことも比較的多い。
本シリーズ開始直後には「ドラえもんミニシアター」というミニコーナーが存在した。これは幼児向けの雑誌に掲載されていた、単行本未収録の全2、3ページ程度の作品をアニメ化しているミニコーナーだった。その後、2005年夏ごろは「踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭」を放送。2007年5月11日放送分から6月15日放送分までは、体験学習の面白さを伝えるミニコーナー「ドラミのちょっとやってみよう」を放送した。2008年5月から11月まで「ドラえもんひみつ道具クイズ」を放送した。また2008年夏ごろに再び「踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭」を放送した。
シリーズの2回目となる2006年の大晦日は例年どおり放送し、テレビアニメ史上初と思われる生放送(「ひみつ道具コンテスト」の電話投票を実施)を実施したが、放送時間が従来の3時間(18〜20時台)から、2時間(18〜19時台)へと例年より1時間短くなった。2007年も放送時間は2時間のまま放送した。2008年は約2時間半(18〜20時台前半)へと再び拡大した。
放送開始当初のオープニングテーマは引き続き「ドラえもんのうた」(ただし、女子十二楽坊による演奏のみ)が使われていたが、2005年10月28日放送分からは夏川りみが歌う「ハグしちゃお」に変更した。オープニングに「ドラえもんのうた」ではない歌が使用されたのは、テレビアニメ第2作第1期を含めると放送開始26年半にして2度目のこと (1度目は「ぼくドラえもん」)。その後、2007年5月11日放送分からは、「夢をかなえてドラえもん」に変更された。
エンディングテーマは映画の宣伝や情報を流すため休止し、2005年8月5日から10月21日放送分まで「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」をエンディングに使用した(ドラえもんの音頭としては、1979年の「ドラえもん音頭」以来26年ぶり2曲目。通常放送ではエンディングアニメーションを使用しないため、スタッフおよびキャストのテロップはオープニングアニメーションにすべてクレジット(挿入)している。また、2007年以降「踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭」をエンディングアニメーションで流す際、オープニングアニメーションをカットすることがあるが、そのときはエンディングでスタッフおよびキャストのテロップを流している。
前シリーズでは次回予告のナレーションにドラえもんだけが登場していたが、本シリーズではドラえもんとともに、2005年6月3日放送分まではのび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が毎週持ち回りで担当していた。6月10日放送分からはドラえもんとのび太のみ(たまにしずか、ジャイアン、スネ夫やゲストとして他の登場人物が入ることもある)が登場している。なお、サブタイトルのクレジットも初めのころはしていた(大きなどら焼きがあり、その右下にドラえもんが右手を挙げている絵)が、2006年以降は挿入していない(次回のどちらか1話のあらすじのみ)。次回予告の長さは、15〜30秒と統一されていない。
アニメの時間(尺)は2005年4月以降は22分。2007年5月から21分30秒に変更した。
リニューアル当初、各エピソードは、アニメオリジナルのストーリーのみになっていたのを、原作中心に戻した。ただし、2007年3月からは再びアニメオリジナルのストーリーを制作するようになった(レギュラー放送初オリジナル作品は「あの人は居間」)。
大晦日特集は12月31日で、金曜日以外でも必ず放送する。大晦日の放送は18時(日本時間)からスタートするが、以前は21時までの3時間あったのが、編成上の関係で近年は20時、ないしは20時30分までに短縮される傾向にあった。しかし2010年代に入ってからは年末特番の超ロング化のため、大晦日に放送したのは2012年と2015年だけであり、2015年は2012年以来3年ぶりに大晦日での放送となるものの、ゴールデンタイムではなく、16時30分からの1時間枠となった。それ以外は次の様な事になっている。
- 2010年→『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』年越しSPのため大晦日特番は行われず。大晦日にドラえもん特番を放送しなかったのは、1995年に『ザ・ビートルズ・アンソロジー』を放送するため12月30日に繰り上げて以来15年ぶり。
- 2011年→前回同様『学べるニュース』編成のため大晦日には放送せず、代わりに前日の12月30日の17時30分から1時間スペシャル特番として放送。
- 2013年→大晦日にくりぃむしちゅー司会の大型年越しトークバラエティ番組『今年スゴかった人 全員集合テレビ2013』(18時00分 - 2014年1月1日1時30分)編成のため、2年振りに12月30日に放送、しかも18時30分 - 23時30分に『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』5時間SPを編成のため、17時30分からの1時間SPとして放送。
- 2014年→大晦日に前年同様くりぃむしちゅーが司会を務め、林修らが出演する大型年越しクイズ番組『くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー』を編成するため、12月30日に放送、本作は前年同様18時30分に『アメトーーク』5時間SPを編成のため、17時30分からの1時間SPで放送。
2008年3月21日に初めて、大みそか以外の3時間スペシャルが放送された。これ以後毎年3月には、公開前の劇場版の宣伝を兼ねた3時間SPが放送、この3時間SPでは過去上映された劇場版が放送される(『クレヨンしんちゃん』も同じ)
2009年4月3日から、テレビアニメ30周年記念に、視聴者から30年後(すなわち2039年ごろ)こうなってるんじゃないかという建物や物を再現する「みんなでつくる 30年後ののび太の町」が開始された。また、9月11日の放送では紹介された作品全てを完成したのび太の町として紹介された。
2010年7月・8月の夏休みは『クレヨンしんちゃん』との連動(コンプレックス)による『夏休みアニメ祭り』として放送され、その前半として扱われた。
2011年2月11日放送の『ドラえもん三大祭! ドドーンと! 映画3時間スペシャル』で二度目の大晦日以外の3時間スペシャルを放送。
2011年3月11日は、東日本大震災が発生し、ANN報道特別番組に急遽変更され休止した。リニューアル後このような形で番組が休止されるのは初めて。
例年3月中旬(春の映画スペシャルの次の週)から4月下旬(第4金曜日の傾向が多い)までと、9月上旬(誕生日スペシャルの次の週)から10月中旬(第3金曜日の傾向が多い)までは特番が入り、次の時間の『クレヨンしんちゃん』とともに放送休止になる。ただし、当初は2011年3月11日に放送を予定していた、「のび太のハチャメチャ入学式」が同年3月25日に振替放送されたことや2011年10月7日、2014年11月7日、11月14日にドラえもんのみ放送されたり、2012年3月23日、3月30日、9月14日の放送は休止されなかったなど、例外のときもいくつかあげられる。
2012年から毎年3月には、劇場版の宣伝を兼ね、先述の3時間SPのほか、日曜6:00 - 6:30(通常は『日本!食紀行』など)に過去放送された作品を再放送する『ドラえもんセレクション』(2016年では『朝からドラえもん』)が、関東ローカル[注 6]で放送されている(2014年からは『しんちゃん』も追加)。なお放送は、初回となる2012年は3月全ての日曜6:00に放送されたが、以後は2013年と2016年は2回、それ以外は1回放送となっている。
2014年4月11日からはテレビアニメ35周年を記念して、データ放送「どこでもドアかくれんぼ」が開始された。内容は、4つあるどこでもドアの中から、ドラえもんがどこにいるか当てるというもの。舞台は基本的に空き地だが、2015年1月9日は『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』仕様になった。
2015年4月10日放送の『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り 第2弾』から、データ放送が「びっくりラッキーマンボ」に変更[7]。内容はドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫がマンボリズムに乗って踊り、目の前の箱を叩く事で、どこに「金のマンボウ」がいるかを当てるというもの。最後は、4人のうちマンボウのいる箱を開けた1人による運勢(ラッキーアイテム等)に関する一言とそれに対するのび太達のコメントで締め括られる。
2015年5月15日放送分から7月10日放送分まで期間限定で3本立ての放送となっている。通称「ドラララ3(スリー)」[8]。
2015年7月31日からは通常の2本立ての放送に戻った。
リニューアル
テレビと映画が25周年を迎えたことを機に、前シリーズから大幅にリニューアルした。それに伴い、ハイビジョン制作への移行し、キャスト(声優陣)の一新、キャラクターデザインや設定の変更などを行ったうえで、サブタイトル場面、次回予告、本編BGMなどの音楽や効果音が大幅にリニューアルされ、『それいけ!アンパンマン』と同じ効果音になった。また、同時にエピソードの再使用も開始されたため、リメイク作品としての色合いも強い勢力となっている。前シリーズは新作1話と再放送1話だったが、現在は新作のみの放送になった。制作スタッフも一部を除き一新された。また、地上デジタルテレビジョン放送への対応のため、ハイビジョン制作(アナログ放送では2010年6月25日まで14:9の画像サイズの放送、7月2日より16:9画像サイズの放送)へ移行した。
キャスト一新の理由は、リニューアル前の『ドラえもん』でドラえもんの声を演じていた大山のぶ代が、自身の病気を理由に降板を申し出たことがきっかけである[9]。また、源静香役の野村道子は同時期に長年務めた『サザエさん』のワカメ役も降板しており、夫の内海賢二が当時経営していた賢プロダクションのマネージメント業に専念するための降板とされる[10]。
キャラクターデザインは原作第30巻前後に近いデザインになった(具体的には、ドラえもんの頭がやや大きくなった。しずかの髪の色がこれまでの淡い栗色から黒髪に(ただし、『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』では、濃い栗色になっている)変更されている。ドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンの黒目が大きくなってハイライトが入る=従来の●から○へ。しずかの目を閉じる絵が睫毛と一緒に下がるものに変更され、通常時のジャイアンの白目の表現がなくなったほか、キャラクターデザインでの普段着に変更された、など。ただし、しずかの母の顔のデザインは原作とは違い従来のアニメのまま)。野比家の外観、間取りなども原作に準拠した設定に変更(のび太の机がステンレスから木製に変更、のび太の部屋の扉がふすまからドアに変更など)された他、タイトルロゴの「ド」の字の濁点部分にあたる「目」も、本作から「笑った目」に変更されている。
映画との関連
映画では作品によって美術設定に追加・変更などが行われている。特に顕著なのが野比家であり、外観ではアルミサッシが十字の物から二枚ガラスの物に変更されたり、雨戸を収納する戸袋のデザインが変えられたりしている。内装では襖の柄や居間のレイアウト(『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』では絨毯が敷かれ、ちゃぶ台や足つきのテレビが置かれるなど昭和をイメージした物となっており、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』においてはテレビシリーズで鏡台が置かれている床の間に掛軸や壺が置かれ和室色が強くなっている)など。一番多く描かれることが多いのび太の部屋においては、押入れ側の壁上部には天袋が、左に襖張りの引き戸式収納スペースが追加されたり、ドア側の壁にはカラーボックスが置かれるようになった。小物だと『ドラえもん のび太の恐竜2006』では、恐竜が発条仕掛けで卵を割って歩く玩具[注 7]とメガドライブに酷似したゲーム機が置かれている。次作『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』では引き続き恐竜の玩具が登場するとともに、2003年の『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』のキャンペーンで販売・付属されていたフィギュア風オシシ仮面人形が新たに登場。『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』以降の作品ではキー坊に水をあげるのに使ったねんどバケツの植木が、机の左にあるカラーボックスの上に配置されている。他にもライオン仮面や伊藤翼、星野スミレとミーア[注 8]のポスターが壁に張られていたり、『モッコロくん』シールが登場するなどスタッフの遊び心が反映されている。
タイトルロゴもテレビと映画では若干の違いがある(テレビでは「ド」の目玉の部分が両目とも「∩」であるのに対し、映画ではウインクになっている)。映画公開前後には1時間特番があり、映画の見所や長編ストーリーを公開する。なお、前夜祭も従来と同様に放送される(まったく放送されない年もある)。
主な歴史
2005年
- 4月15日:初回放送。
- 10月21日:1981年10月以来変わらず使用され続けてきたオープニングテーマ曲「ドラえもんのうた」が、「ハグしちゃお」に変更される(最初の3週間のみOP映像が若干異なっていた[11])。
- 12月31日:テレビアニメ第2作2期における初の大晦日3時間特番放送。
2006年
- 3月4日:テレビアニメ第2作第2期における映画第1作『のび太の恐竜2006』公開。テレビアニメ第2作1期における映画『のび太の恐竜』のリメイク作品。
- 4月14日:新生ドラえもん1周年スペシャル。
- 5月5日:同年6月16日の放送分にかけて「キャラクター大分析シリーズ」が開始され、ドラえもんに代わって対象となるキャラクターとなった。奥から流れてくるひみつ道具はまれに追加されている。
2007年
- 3月23日:『映画なぞ解きスペシャル』からはオリジナルストーリーとして開始される。
- 5月11日:オープニングテーマが「夢をかなえてドラえもん」に変更される。
2008年
- 4月25日:サブタイトルの画面が看板を掲げるドラえもんの映像に変更される。また、ミニコーナー「ひみつ道具クイズ」開始(開始時は次回予告の前に放送されていたが、のちにオープニング前へ移動)。「こんなときに使えるひみつ道具は何?」といった問題で、3つまたは2つの選択肢がある。2008年11月21日終了。
- 10月24日:情報・ワイドショー番組『ワイド!スクランブル』の夕方コーナーにドラえもんがゲスト出演。この日の放送に浅田真央選手が出演することを告知した。
2009年
- 4月3日:「みんなでつくる30年後ののび太の町」開始。9月11日終了。
- 5月1日:オープニング映像が変更される。
- 10月16日:映画30周年を記念して、オープニング映像が映画30周年記念バージョンに変更される。
2010年
- 4月23日:オープニング映像が変更される。テレビアニメリニューアル5周年を迎える。
- 6月25日:『ドラえもん 世にもフシギなぞなぞスペシャル』(19:00 - 19:54)を放送。そして終了直後に、ドラえもんが初めて直後番組『ミュージックステーション夏スペシャル』のクロスプログラムを担当した[注 9]。
- 7月2日:この回から、地上アナログ放送ではレターボックスとなる。
- 7月30日 - 8月27日:「夏休みアニメ祭り」として、クレヨンしんちゃんとのコラボレーションキャンペーンを実施。その際次のような視聴者プレゼント企画を実施した。
- 番組中の「夏休みアイテム」を探し出す(キーワードと同等)。それを見つけて番組終了後の電話応募で両番組の関連グッズを抽選でプレゼントする。
- またこの夏休みアイテムを全10個見つけるとその応募者の通っている学校・幼稚園・保育園にドラえもんかしんのすけが訪れるという企画があった。
- 9月3日:リニューアル後初めて9月3日(ドラえもんの誕生日)が金曜日になったため、1時間枠で「ドラえもん誕生日スペシャル」を放送(19:00 - 19:54)。なお今回は、『Mステ』(通常放送)へのクロスプログラムは、ドラえもんは行わなかった。
- 11月30日:テレビ朝日は会見で、1981年から毎年大晦日の夜に放送されていたドラえもんの特別番組を、『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』の特別番組を放送する関係で、2011年1月3日の(6:00 - 8:55)(タイトルは、『新春! ドラえもん祭 祝ウサギ年映画もあるピョンスペシャル』)に放送すると発表。理由は紅白歌合戦に対抗する強力なコンテンツを考えた結果だという。
2011年
- 2月4日:2月11日に放送の『ドラえもん三大祭! ドドーンと! 映画3時間スペシャル』に福山雅秋役を演じる福山雅治が声優に初挑戦、さらに3月5日公開の映画『新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』に出演、2月中旬から放送する映画の特別CMのでナレーションも担当する事になった。
- 3月11日:東北地方太平洋沖地震に伴う地震・津波被害、大津波警報等発令(東日本大震災)の情報を伝える『ANN報道特別番組』(『報道ステーション』)のため、急遽放送延期となった[注 10]。第2期において、臨時特番による延期はこれが初。この日放送予定だった、『のび太のハチャメチャ入学式』は2週間後の3月25日に振替放送された。なお、地震から1週間後の3月18日に1時間枠で放送予定だった『ドラえもん三大祭!第三夜 ウルッと! 感謝・感激・感動スペシャル』は通常通り放送された。
- 4月8日:『ドラえもん×クレヨンしんちゃん 超豪華! 春のアニメ メガ盛りスペシャル』(3時間スペシャル)を放送。
- 5月6日 : オープニング『夢をかなえてドラえもん』が8秒ほど短縮される。
- 7月1日:7月8日の放送に、甘栗旬役として小栗旬が出演。
- 7月22日 - 8月26日:(7月29日は世界水泳選手権のため休止)「夏休みアニメ祭り」として、クレヨンしんちゃんとのコラボレーションキャンペーンを実施。内容は上記と同上。
- 9月9日:「ドラえもん誕生日スペシャル」を1時間枠で放送。放送された「走れドラえもん! 銀河グランプリ」では、同じ藤子・F・不二雄作品『21エモン』のレギュラーキャラ・ゴンスケがゲスト出演した(声はテレビ版で担当した龍田直樹)。なおこの日の『Mステ』(通常放送)のクロスプログラムは、ドラえもんは行わなかった。
- 11月21日:翌年の3月3日公開の映画『のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』の主題歌を福山雅治が担当すると発表。
- 12月30日:前年と同じ、大晦日の夜に『学べるニュース』の特別番組を放送する関係で、1時間スペシャルに短縮して『年忘れだよ!ドラえもん検定クイズスペシャル』(17:30 - 18:30)として放送。
2012年
- 2月10日:ジャイ子の声優が山崎バニラから山田ふしぎに一時交代。
- 3月16日:ドラえもん誕生100年前とクレヨンしんちゃん映画20周年にちなんで、『ダブルアニバーサリー 春のアニメ祭』(3時間スペシャル)が放送された。
- 8月10日 - 8月31日:「夏休みアニメ祭り」として、クレヨンしんちゃんとのコラボレーションキャンペーンを実施。内容は上記と同上。
- 9月7日:「ドラえもん誕生日スペシャル」を1時間枠で放送。放送された「アリガトデスからの大脱走」では、昨年同様、ゴンスケがゲスト出演した。なおこの日も『Mステ』(通常放送)のクロスプログラムは、ドラえもんは行わなかった。
- 11月2日:直後に『フィギュアスケートグランプリシリーズ 世界一決定戦2012 中国大会』(19:30 - 21:54)の中継が放送されるにあたり、終了直後にドラえもんが同番組へのクロスプログラムを行った。ドラえもんが直後番組を告知するのは、2010年6月25日の『なぞなぞSP』以来で、通常体制では史上初。なお映像は、浅田真央が出演した2008年10月24日放送分の一部を流用した。
- 12月31日:3年ぶりに「大みそかだよドラえもん」を放送。なお直後番組『お願い!ランキング』年越しスペシャル(21:00 - 1月1日0:30)への接続はステブレレスだが、その接続内容は、大晦日の夜空を飛んでいたドラえもんが『お願い!ランキング』の秘密基地を見つけると、基地内に入って告知をするといった内容だった。
2013年
- 3月15日:『ドラえもん クレヨンしんちゃん 春だ! 映画だ! 3時間アニメ祭り』(3時間スペシャル)を放送。
- 4月12日:直後に『世界フィギュアスケート国別対抗戦2013』(19:30 - 21:54)の中継が放送されるため、ドラえもんが同番組へのクロスプログラムを行った。映像は前年11月2日同様、浅田真央出演回の一部を流用。
- 7月26日:「ドラえもん 夏の大冒険 1時間スペシャル」を放送。
- 8月9日 - 8月30日:「夏休みアニメ祭り」として、クレヨンしんちゃんとのコラボレーションキャンペーンを実施。内容は上記と同上。8月30日の放送で、よゐこ本人役を演じるよゐこが登場。
- 9月13日:「ドラえもん誕生日スペシャル」を1時間枠で放送。劇中では『パーマン』のパーマン1号(声はオリジナル版と同じ三輪勝恵)がゲスト出演、パーマンとの共演はリニューアル後では初。またパーマンファンの宇宙警察官ニーナ役の声優に坂本真綾がゲスト出演[12]。ニーナが見ている地球のテレビ番組の中に、『パーマン』(シンエイ動画版)のワンシーンがインサートされ、BGMには同作主題歌「きてよパーマン」が使われた。そしてラストの「ドラドラニュース」では、2013年9月8日に2020年のオリンピック開催地が東京に決まった事を伝えた。なお今回もドラえもんが『Mステ』(通常放送)へのクロスプログラムを行わず。
- 11月1日:『クレヨンしんちゃん』との接続が、通常体制では初の「クロスプログラム抜き・ステブレレス」になった。また同年同月15日の放送分も、『クレヨンしんちゃん』との接続はステブレレスとなった。
- 12月6日:テレビ朝日開局55周年記念『55時間テレビ』の一環、および藤子・F・不二雄生誕80年を記念して、「ドラえもん冬の1時間スペシャル」を18:53 - 19:54で放送。それまでテレビ朝日平日19時台番組は、2012年より通常番組拡大版などの特別番組の時に限り、不定期にフライングスタートしていたが、金曜アニメの『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』は拡大版でもフライングスタートは行わなかったため、『ドラえもん』のフライング体制は『ニュースシャトルANN』編成による18:50開始時期(1987年10月 - 1989年3月)を除けば史上初。なお直後の『フィギュアスケートグランプリファイナル 世界一決定戦2013』中継へのクロスプログラムは、まず浅田真央出演回の映像を流用してドラえもんが5秒告知を行うと、画面がスケート会場であるマリンメッセ福岡に替わり、現地レポートの松岡修造が10秒告知を行うという、初の2段告知だった。
- 12月30日:2年ぶりに1時間スペシャルに短縮して「年忘れだよ!ドラえもん1時間スペシャル」(17:30 - 18:30)として放送。なお直後番組『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』5時間SPへの接続はステブレ入りだが、クロスプログラムはドラえもんは関わらなかった。
2014年
- 2月7日:2014年では初めて、『クレヨンしんちゃん』との接続がステブレレスになった。この日を含め、2月21日放送のソチオリンピック中継を挟む3回の放送は全てステブレレス。
- 2月14日:この日の放送で、名曲「月の光」とルナ役の華原朋美が特別ゲストに出演。
- 3月7日:2014年では初の『クレヨンしんちゃん』との合体SP『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』を放送。前35分は『クレヨンしんちゃん』の10分拡大版だが、その後は2013年公開作品『のび太のひみつ道具博物館』を地上波初放送。
- 3月14日:この日も『クレヨンしんちゃん』との接続はステブレレス。またこの日放送の『Mステ』にはKis-My-Ft2とドラえもんが出演し、映画主題歌「光のシグナル」を歌った。
- 4月11日:テレビアニメ35周年を記念し、データ放送「どこでもドアかくれんぼ」が始まる。
- 5月16日:エンディング曲が「夢をかなえてドラえもん合唱バージョン」に変更される。
- 6月6日:OP曲が「夢をかなえてドラえもん」に戻り、「STAND BY ME ドラえもん」の予告映像が公開される。
- 8月1日:『STAND BY ME ドラえもん』公開記念として、2014年初の単独3時間SP「ドラえもん夏祭り3時間SP」を放送。19:54まではアニメ1時間SPで、パーマンが前年9月13日の「誕生日SP」以来のゲスト出演(ただし台詞はない)、そして19:54からはクイズ『ドラえもん知識王No.1決定戦SP』を放送、同コーナーの司会は羽鳥慎一と小池栄子、そしてドラえもん自身が担当。これに先立ち、7月26日の2:45〜4:00に大予選会が放送された。また、同日にテレビアニメ版OPが「STAND BY ME」の公開に合わせ「ひまわりの約束」に変更される。
- 8月8日:この日『STAND BY ME ドラえもん』が公開、これを記念して、同作監督の山崎貴と八木竜一がゲスト出演した『徹子の部屋』にもドラえもんが3DCGで登場、『徹子の部屋』の出演は2000年2月11日以来で、リニューアル後では初。
- 8月29日:『クレヨンしんちゃん』との接続が、5ヶ月半ぶりのステブレレス。また9月12日放送分と9月19日放送分、10月17日放送分、11月21日放送分、11月28日放送分もステブレレス接続となる。
- 9月5日:単独では2014年初の1時間スペシャル「ドラえもん誕生日スペシャル」を放送。作中で、ラピス役の田村ゆかりがゲスト出演。この回もドラえもんは『Mステ』へのクロスプログラムを行わず。
- 10月17日 - 12月5日:テレビアニメ放送開始&映画35周年を記念し、「夢をかなえてドラえもん」をレギュラーメンバー5人で歌唱。映像は過去に公開された映画本編(第1期も含む)が流れた(全て映像が異なる)。ただし、提供バック部分のBGMは従来のmao版が使用されている。
- 11月7日:直後の『フィギュアスケートグランプリシリーズ 世界一決定戦2014 中国大会』へのクロスプログラムは、レポーター松岡修造の中国会場からの告知のみで、ドラえもん自身による告知と、浅田真央出演回の映像流用は初めて行わなかった。また、翌14日の直後『キリンチャレンジカップサッカー2014 日本× ホンジュラス』(豊田スタジアム)へのクロスプログラムは、川平慈英ナビゲーターによる告知のみで、ドラえもんは関わらなかった。
- 12月5日 - 2月27日:本編の冒頭部分で画面右上に内容に関するテロップが表示されていた。
- 12月30日:前年と同日に1時間スペシャル「今年最後のドラ笑い!!年忘れだよ!ドラえもん1時間スペシャル」(17:30 - 18:30)を放送。番組ラストのコーナーにて、2015年3月7日公開予定の『のび太の宇宙英雄記』の主題歌をmiwaが担当すると発表、同コーナーでオリジナルキャラクター「ワーミー」の声当てをmiwaが声優に初挑戦として行った[13]。なお直後の『アメトーーク!』5時間SPへの接続は、前年同様ステブレ入りで、ドラえもんがクロスプログラムに関わらなかった。
2015年
- 1月9日:この回から「どこでもドアかくれんぼ」の映像(&データ放送画面)が、『のび太の宇宙英雄記』バージョンにリニューアルされる。この回の『クレヨンしんちゃん』との接続はステブレレスで、年頭初放送でステブレレス接続は初。
- 1月23日:当初は放送を予定していたが、『AFCアジアカップ2015』において、日本代表がグループDを制し、決勝トーナメント進出が決まった結果、「AFCアジアカップ2015 日本×UAE」(スタジアム・オーストラリア。枠は18:10 - 21:20)を急遽放送することになったため、『クレヨンしんちゃん』と共に1週間延期となった[14]。なお当日は21:00の『世界の村で発見!こんなところに日本人』(朝日放送)は本作・『クレヨンしんちゃん』・20:54の各局別ミニ番組(関東は『世界の街道をゆく』)と共に休止、そして20:00の『Mステ』は80分繰り下げ、21:54の『報道ステーション』は22:14開始に変更された。
- 3月6日:2015年では初の合体3時間SP『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』を放送。19:00からは『クレヨンしんちゃん』の10分拡大だが、19:35からは、前年公開された『新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』を地上波初放送。
- 4月10日:合体3時間SP『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』の第2弾を放送。今回は前回とは逆に、19:00からは『ドラえもん』の14分拡大放送、19:44からは『クレヨンしんちゃん』の劇場版『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』を地上波初放送した。また、この日から、データ放送「びっくりラッキーマンボ!」がスタートした。テレビアニメ放送開始36年自人突!
- 5月15日:この日から7月10日放送分まで、期間限定のエピソード3本立て「ドラララ3」( - スリー)となる。リニューアル15周年記念スペシャル!
- 6月19日:前日の18日に、2005年3月までジャイアンを演じたたてかべ和也が死去。この日の放送分では、冒頭に追悼テロップを添えて放送した(後述)。
- 7月24日:2015年初の1時間スペシャル「夏祭りだよ!ドラえもん 1時間スペシャル」を放送。サバンナ・高橋茂雄がゲスト出演し、高橋自身が考案したひみつ道具を題材にしたエピソードが放送された。そのエピソード内で声の出演も果たしたほか、「びっくりラッキーマンボ!」では普段はドラえもんらが正答を発表しているものの、この回のみ高橋が発表した。
- 8月21日:この回のエンディングは、8月30日に同局の『日曜洋画劇場』で放送される『STAND BY ME ドラえもん』の宣伝を兼ねて、同作のハイライトシーンに同作主題歌「ひまわりの約束」を流した。また『クレヨンしんちゃん』へのクロスプログラムの放送後、再び『STAND BY ME』の宣伝を行った。続く8月28日のエンディングも『STAND BY ME』のハイライトシーンと「ひまわりの約束」で構成した。
- 9月4日:「ドラえもん誕生日スペシャル」を1時間枠で放送。作中で、DX列車セットから出てくる車掌兼運転士指導員のヒツジ役で9nine・佐武宇綺がゲスト出演[15]。この回も直後の『Mステ』へのクロスプログラムは、ドラえもんは関わらず。
- 10月9日:番組ラストで、翌2016年公開の新作『新・のび太の日本誕生』のタイアップ企画「夢のペットコンテスト」を告知。この日の『クレヨンしんちゃん』への接続は、1月9日放送以来9ヶ月振りのステブレレス。また翌10月16日放送分も「コンテスト」告知を行い、『しんちゃん』との接続はステブレレス。
- 10月30日:『新・のび太の日本誕生』の応援ソング「ウンタカダンス」をエンディングでテレビ初披露。
- 11月27日:出木杉役の萩野志保子が育児休暇を終えて復帰。同月25日には、2005年3月まで出木杉を演じた白川澄子が死去。この日の放送分では、冒頭に追悼テロップを添えて放送した(後述)。
- 12月31日:「今年最後のドラ笑い!!大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」(16:30 - )を放送。ゴールデンタイムではないものの、3年ぶりに大晦日での放送となる。地上波での午後4時台の放送は、番組開始以降初。また大晦日特番がオールノンプライム枠も史上初。
2016年
- 1月15日:この回から「びっくりラッキーマンボ!」の映像(&データ画面)が、『新・のび太の日本誕生』バージョンにリニューアルされる。
- 2月19日:この日放送の『ミュージックステーション』に、『新・のび太の日本誕生』主題歌『空へ』を歌う山崎まさよしが出演、同番組にはドラえもんとのび太も出演した。
- 2月26日:エンディング曲が「空へ」に変更される。
- 3月4日:『新・のび太の日本誕生』公開の記念するかたちで、2016年では初の合体3時間SP『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』を放送。19:00 - 19:44に『クレヨンしんちゃん』の拡大版を放送し、19:44 - 21:48に前年公開の『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』を地上波初放送。
- 3月11日:合体SPでは久々の映画抜き・1時間SP『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春のアニメ祭り』を、19:00 - 19:54で放送。
- 4月1日:『ドラえもん・クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』の第2弾を放送。今回は前回とは逆に、19:00からは『ドラえもん』の拡大版、19:35からは『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』を地上波初放送。
声の出演
- ドラえもん - 水田わさび
- 野比のび太 - 大原めぐみ
- 源静香 - かかずゆみ
- 骨川スネ夫 - 関智一
- ジャイアン(剛田武) - 木村昴
- 出木杉 - 萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー)
- 野比玉子(のび太のママ) - 三石琴乃
- 野比のび助(のび太のパパ) - 松本保典
- セワシ - 松本さち
- ドラミ - 千秋
- ミニドラ - あかいとまと
- しずかのママ - 折笠愛
- しずかのパパ - 田原アルノ
- スネ夫のママ - 高山みなみ
- スネ夫のパパ - 田中秀幸
- スネ吉 - 山崎たくみ
- ジャイアンの母ちゃん - 竹内都子(ピンクの電話)
- ジャイアンの父ちゃん - 辻親八
- ジャイ子 - 山崎バニラ[注 11]
- ムク - 高戸靖広
- 先生 - 高木渉
- 神成 - 宝亀克寿
- ミイちゃん - まるたまり
スタッフ
- 原作 - 藤子・F・不二雄
- 総監督 - 楠葉宏三[注 12] → (不在)
- 監督[注 13][注 14] - 善聡一郎
- メインキャラ設定 - 丸山宏一[注 15]
- キャラ設定[注 16] - 渡辺歩 → 渡辺歩・富永貞義[注 17] → 丸山宏一・富永貞義[注 18]→富永貞義[注 19] → 富永貞義・吉田誠[注 20]
- 総作画監督 - 丸山宏一 → 丸山宏一・三輪修[注 21] → 三輪修[注 22]
- 総作画監督補佐 - 金子志津枝[注 23] → (不在)
- 構成[注 24] - 水野宗徳[注 25]
- 美術監督 - 清水としゆき → 清水純子[注 26]
- 撮影監督 - 熊谷正弘
- 色彩設計 - 堀越智子
- 音響監督 - 田中章喜
- 編集 - 岡安肇 → 岡安肇・小島俊彦 → 岡安肇・三宅圭貴 → 小島俊彦・三宅圭貴 / 藤本理子(岡安プロモーション)[注 27]
- ビデオ編集 - 山本洋平・大谷美香子 → 山本洋平・菊池亮(東京現像所)
- 連載 - 小学館の学習雑誌、てれびくん、コロコロコミック
- 3DCG制作 - IKIF+ → IKIF+・シンエイ動画(堤規至)[注 28]
- 音響制作 - AUDIO PLANNING U
- レコーディングスタジオ - APU MEGURO STUDIO → (ノンクレジット)
- ミキサー - 田口信孝 →山本寿
- アシスタントミキサー - 金子俊也 → 福島佳世子 → (不在) → 小沼則義 → (不在)
- 音楽 - 沢田完
- 音響効果 - 糸川幸良(グループ・アンド・アイ)
- 企画協力 - 安達元一[注 29]→ (不在)
- 編成 - 松久智治・小野仁 → 菊池寛之・西勇哉 → 松久智治・二階堂義明 → 小久保聡・二階堂義明 → 牧元宗弘・池田佐和子 → 牧元宗弘・大松宏樹 → 川北桃子・大松宏樹 → 神田エミイ亜希子 → 平泉季里子(テレビ朝日)
- 宣伝 - 天野貴代 → 塚崎旬子・大川希 → 大川希 → 小枝加奈 → 尾木実愛(テレビ朝日)
- ライター - 櫻井真奈美・門倉麻理子 → 櫻井真奈美 → 門倉麻理子
- ホームページ - 小笠原克敏・長谷川圭水・川尻幸一・板橋由香里 → 中世古裕美・川尻幸一・板橋由香里 → 中世古裕美・川尻幸一・佐藤由美 → 小野仁・沼田真明・板橋由香里・佐藤由美 → 小野仁・沼田真明・板橋由香里 → 小野仁・水谷誠也・板橋由香里 → 小久保聡・板橋由香里 → 小久保聡・勅使川原裕未 → 梶淳・勅使川原裕未
- アシスタントプロデューサー
- テレビ朝日 - 吉川大祐 → 今川朋美 → 菅野あゆみ → 神田エミイ亜希子 → 川北桃子 → 福田美菜子 → 横山幸恵 → 川崎栞・横山幸恵 → 川崎栞・磯田ゆう
- シンエイ動画 - 齋藤敦 → 高橋麗奈 → (不在)
- 制作デスク - 高橋麗奈 → 吉田成彦 → (不在) → 岡田麻衣子 → 中村和喜 → 落合竜太郎
- 設定制作 - 岡田麻衣子 → (不在) → 中村和喜 → (不在)
- チーフプロデューサー[注 30]
- プロデューサー
- 制作 - テレビ朝日・ADK → ADK<・シンエイ動画
オープニングテーマ
本シリーズは諸事情により初回放送からオープニングテーマに全てのスタッフ・クレジットを集約しており、エンディングテーマをカットしている[注 31]。エンディングテーマをカットした理由の1つは最新映画の情報や宣伝枠を確保するためで[要出典][注 32]、情報のない4月から夏にかけてはミニコーナーを放送している。
- 「ドラえもんのうた」
- 「ハグしちゃお」
- 「夢をかなえてドラえもん」
- 作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - mao / コーラス - ひまわりキッズ
- 2007年5月11日から使用中。2008年以降エンディング使用期間は休止。
- オープニングアニメーション
- 「ひまわりの約束」
- 作詞・作曲・歌 - 秦基博 / 編曲 - 秦基博・皆川真人
- 『STAND BY ME ドラえもん』主題歌。2014年8月1日放送分から2014年8月29日放送分まで使用。
- 「夢をかなえてドラえもん」
- 作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 沢田完 / 歌 - ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)
- 2014年10月17日、11月21日、11月28日のみ使用。
- 2007年7月からアバンパートを入れたため、オープニングアニメーションを流すタイミングを変えている。
- 映画公開中または映画公開間際になるとその年の映画のオープニングアニメーションが使われることがある。
- 上記の休止期間中は、夏限定のエンディング「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」を流している。
- 2013年10月18日、25日放送分では、同年8月に実施された「夏休みアニメ祭り」の視聴者プレゼント企画に当選した応募者の通う幼稚園へドラえもんが訪問した時の様子が放送された。
- エンディングを使用しているときはオープニングは流れず、エンディングにキャスト・スタッフがクレジットされる。
オープニングアニメーション 映画30周年記念バージョン
2009年10月16日放送分から2010年3月26日放送分まで使用。それぞれの映画作品の予告編映像を用いている[17]。(「予告編」というテロップにはボカシがかけられている。)
- 『ドラえもん のび太の恐竜』(2009年10月16日放送分から2009年10月30日放送分まで使用, DVD41)
- 『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』 - 『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』(2009年11月6日放送分にて使用, DVD42)
- 『ドラえもん のび太の魔界大冒険』 - 『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(2009年11月13日放送分にて使用, DVD43)
- 『ドラえもん のび太と竜の騎士』 - 『ドラえもん のび太の日本誕生』(2009年11月20日放送分にて使用, DVD44)
- 『ドラえもん のび太とアニマル惑星』 - 『ドラえもん のび太と雲の王国』(2009年11月27日放送分にて使用, DVD45)
- 『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』 - 『ドラえもん のび太の創世日記』(2009年12月4日放送分にて使用, DVD46)
- 『ドラえもん のび太と銀河超特急』 - 『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』(2009年12月11日放送分にて使用, DVD47)
- 『ドラえもんアニバーサリー25』(2009年12月31日放送分にて使用)
- 『ドラえもん のび太の南海大冒険』 - 『ドラえもん のび太の太陽王伝説』(2010年1月8日放送分にて使用, DVD48)
- 『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』 - 『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』(2010年1月15日放送分にて使用, DVD49)
- 『ドラえもん のび太の恐竜2006』 - 『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』(2010年1月22日放送分にて使用, DVD50)
- 『ドラえもん のび太の人魚大海戦』(2010年1月29日放送分から3月26日放送分まで使用。3月5日放送分より映像変更)
エンディングテーマ
当初は夏限定でエンディングテーマを流していたが、2010年以降は夏でなくても流れることがある。
2008年以降のエンディングではスタッフロールが流れるようになり、その代わりオープニングがカットされる。
2011年10月から不定期にエンディングテーマが復活して流れておりオープニングテーマがカットされている(2012年からは映画主題歌が流れる)。
- 「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」(2007年は「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭2007」)
- 作詞 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 沢田完 / 歌 - ドラえもん(水田わさび)
- 2005年8月5日 - 10月21日
- 2007年6月29日 - 8月17日
- 2008年7月11日 - 8月8日
- 2009年7月17日 - 8月14日
- 2010年7月9日 - 8月13日
- 2011年8月5日 - 8月26日
- 2012年8月10日 - 8月24日
- 2013年8月9日 - 8月30日
- 2005年8月5日 - 10月21日、2007年6月29日 - 8月17日は、歌とアニメのみ(オープニングあり)。2008年以降はスタッフロールも流れる(オープニングなし)。
- 音頭の振付は真島茂樹が担当している。
- 「ドラえもん絵かき歌」(2010年4月23日 - 9月17日)
- 「F組あいうえお」(えふぐみあいうえお)(2011年9月9日 - 12月16日・2012年9月14日・2013年7月5日)
- 「夢をかなえてドラえもん」
- 2011年12月30日 - 2012年1月27日・4月27日 - 5月18日・6月1日・9月7日・12月7日
- 2013年5月10日 - 6月21日・9月6日・10月18日 - 12月6日・12月30日
- 2014年6月20日
- 2015年5月8日 - 10月23日
- 作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - mao / コーラス - ひまわりキッズ
- 一部カットしたバージョン。
- 「生きてる生きてく」Tv Ver. with 雅秋&フクラージョ(2012年2月3日 - 3月30日、12月31日)
- 作詞・作曲・歌 - 福山雅治 / 編曲 - 福山雅治、井上鑑
- 「ジャイアンにボエボエ」(2012年6月15日・6月22日・7月6日・2013年6月14日)
- 作詞 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 沢田完 / 歌 - ジャイアン(木村昴)
- 「フレンド オブ ザ ハ〜ト」(2012年11月2日・11月9日・11月23日)
- 作詞 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 沢田完 / 歌 - ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)
- 「未来のミュージアム」(2013年1月11日 - 5月3日)
- 「ハッピー☆ラッキー・バースデー!」(2013年9月13日・2014年9月5日・2015年9月4日)
- 作詞 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 沢田完 / 歌 - ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)
- 「光のシグナル」(2014年1月17日 - 5月2日)
- 作詞 - せんせい(東京カランコロン) / 作曲 - 中谷あつこ / 編曲 - 鈴木雅也 / 歌 - Kis-My-Ft2
- 「夢をかなえてドラえもん合唱バージョン」(2014年5月16日 - 5月30日)
- 作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 沢田完 / 歌 - ひばり児童合唱団
- 「夢をかなえてドラえもん」(2014年10月24日 - 11月14日・12月5日)
- 作詞・作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 沢田完 / 歌 - ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)
- 「360°」(2014年12月30日 - 2015年4月24日)
- 作詞 - miwa / 作曲 - miwa & NAOKI-T / 編曲 - NAOKI-T / 歌 - miwa / コーラス - ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)
- 「ひまわりの約束」(2015年8月21日、28日)
- 作詞・作曲・歌 - 秦基博 / 編曲 - 秦基博・皆川真人
- 「ウンタカダンス」(2015年10月30日[18] - 2016年2月19日)
- 「空へ」(2016年2月26日 - )
- 作詞・作曲・編曲 - 山崎将義 / 歌 - 山崎まさよし(EMI Records)
各話リスト
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 遅れ日数 | 字幕 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | 金曜 19:00 - 19:30 | テレビ朝日系列 | 制作局 | ○ | |
北海道 | 北海道テレビ(HTB) | 同時ネット | ||||
青森県 | 青森朝日放送(ABA) | |||||
岩手県 | 岩手朝日テレビ(IAT) | |||||
宮城県 | 東日本放送(KHB) | |||||
秋田県 | 秋田朝日放送(AAB) | |||||
山形県 | 山形テレビ(YTS) | |||||
福島県 | 福島放送(KFB) | |||||
新潟県 | 新潟テレビ21(NT21→UX) | |||||
石川県 | 北陸朝日放送(HAB) | |||||
長野県 | 長野朝日放送(ABN) | |||||
静岡県 | 静岡朝日テレビ(SATV) | |||||
中京広域圏 | 名古屋テレビ(メ〜テレ)(NBN) | |||||
近畿広域圏 | 朝日放送(ABC) | |||||
広島県 | 広島ホームテレビ(HOTV) | |||||
山口県 | 山口朝日放送 | |||||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |||||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |||||
福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | |||||
長崎県 | 長崎文化放送 | |||||
熊本県 | 熊本朝日放送 | |||||
大分県 | 大分朝日放送 | |||||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |||||
沖縄県 | 琉球朝日放送 | |||||
山梨県 | 山梨放送(YBS) | 土曜 5:00 - 5:29 | 日本テレビ系列 | 29日遅れ | × | |
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | 火曜 16:24 - 16:53 | TBS系列 | 11日遅れ | [注 34] | |
福井県 | 福井放送(FBC) | 水曜 15:55 - 16:24[注 35] | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
12日遅れ | ||
宮崎県 | テレビ宮崎 | 土曜 5:00 - 5:30 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
15日遅れ | ||
富山県 | 北日本放送(KNB) | 日曜 7:00 - 7:30 | 日本テレビ系列 | 16日遅れ | ○ | |
高知県 | 高知放送 | 月曜 16:24 - 16:53 | 17日遅れ | × | [注 36] | |
日本全域 | テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラティ・アニメ |
土曜 19:00 - 20:00 | CS放送 | 5年遅れ | [注 37] | |
ディズニー・チャンネル | 月曜 - 木曜 6:30 - 7:00 | 16年遅れ | ○ | [注 38] |
- 遅れ日数はテレビ朝日での放送休止で短縮したり、放送局の都合上で延長したりする。
- 基本的に遅れネット局は原則1時間スペシャルを放送しない。また、1時間スペシャル放送時や、番組改編期などでテレビ朝日での放送休止の場合は再放送もしくは別番組になる。
- クロスネット局や系列外局では、番組改編期などで、テレビ朝日での放送休止が続いた場合は再放送になる。
- その一方で、テレビ朝日系列フルネット局でも、ごくまれに再放送をすることがある[注 39]。
- テレ朝チャンネルでは2013年4月よりレギュラー放送。それまではスペシャルプログラムとして再放送が行われている[19]。BS朝日では放送されていない。
各コーナーのアニメーション
エンディングアニメーション(踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭)
ドラえもんが踊る映像になっている。
サブタイトルアニメーション
- 初代(2005年4月15日 - 2008年3月28日)
- 3DCGで描かれたひみつ道具が奥からたくさん流れてきて最後にどこでもドアが開き、そこにやわらかいタッチのドラえもんの一部が描かれていて、その中央にタイトルが表示されている。
- ドラえもんの絵は5種類ある。2006年春に行っていた「キャラクター大分析シリーズ」時はドラえもんに代わって対象となるキャラクターとなった。奥から流れてくるひみつ道具はまれに追加されている。
- また2006年1月13日放送分から2007年5月25日放送分まで、サブタイトルの前に更に煽り文句が付いた。その時期に放送された作品を再放送する際は、煽り文句を除去している。
- 2代目(2008年4月25日 - 2015年5月8日・2015年7月24日 - )
- サブタイトルの書かれた立て札を、ドラえもんが四次元ポケットから出し持ち上げて見せるというアニメーション。背景は緑。表情が複数あり、ランダムで使用される。2012年8月17日放送分からはサブタイトルのBGMが初代のものに変更され、立て札を持ち上げている部分からの映像になった。またスペシャル番組などの時、ドラえもんが番組内容に合わせた服を着ていたり(『クリスマススペシャル』ならサンタクロースの帽子、『ドラえもん祭り』ならはっぴなど)、背景や立て札のデザインが変更されたりする。(『バレンタインスペシャル』ならチョコレート仕様など。)そのほか、ハロウィンを題材とした回ではかぼちゃのお化けが付け足されたりする。
- 3代目(2015年5月15日 - 2015年7月10日)
- 期間限定の3本立て「ドラララ3」(スリー)で、サブタイトル場面は初代の静止画が使用され、音楽は2代目後半のものが使用されている。
アイキャッチアニメーション
前番組では、通常時も実施していたが、本番組では映画の公開が迫ったとき映画公開までの期間をカウントダウンする(例:『公開まであと○○日』)という放送が実施されるのみである。
劇場アニメ
公開順 | タイトル | 公開日 |
---|---|---|
1-26 | ドラえもん のび太の恐竜2006 | 2006年3月4日 |
2-27 | ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜 | 2007年3月10日 |
3-28 | ドラえもん のび太と緑の巨人伝 | 2008年3月8日 |
4-29 | ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 | 2009年3月7日 |
5-30 | ドラえもん のび太の人魚大海戦 | 2010年3月6日 |
6-31 | ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜 | 2011年3月5日 |
7-32 | ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜 | 2012年3月3日 |
8-33 | ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 | 2013年3月9日 |
9-34 | ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜 | 2014年3月8日 |
10-35 | ドラえもん のび太の宇宙英雄記 | 2015年3月7日 |
11-36 | ドラえもん 新・のび太の日本誕生 | 2016年3月5日 |
Webラジオ
- ドラえもん スーパーレディオステーション ドラチャン★ドラヂオ
- 映画第2作『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』の公式サイトで期間限定配信された『ドラジオ』の後継番組である。
- ドラえもんチャンネル内で配信されており、ポッドキャストを使って番組を無料でダウンロードできるようになっている。
- 『のび太の新魔界大冒険』以降も映画公開に合わせ、期間限定で映画特別編の配信が恒例となっている。
- パーソナリティ:ドラえもん(水田わさび)、野比のび太 - のび太(大原めぐみ)
- ゲスト
- 第1回:剛田武 - ジャイアン(木村昴)
- 第3回:源静香 - しずかちゃん(かかずゆみ)
- 第4回:野比玉子 - のび太のママ(三石琴乃)
- 第6回:野比のび助 - のび太のパパ(松本保典)
- 第7回:骨川スネ夫 - スネ夫(関智一)
- 第11回:源静香 - しずかちゃん(かかずゆみ)
- 主なコーナー
- ドラヂオニュース
- ドラえもんに関する最新情報を紹介する。
- ようこそ! ドラえもんの部屋コーナー
- ドラえもん唯一のプライベート空間である、押入れの中にゲストを招いて、色々な質問をするコーナー。ゲストがいない場合は「ドラヂオ質問コーナー」になる。
- ドラえもんシークレットファイル
- ドラヂオ第8回特別企画で、のび太の質問にドラえもんが答えるという内容。のび太曰く「"大解剖"」している。特別企画だが、継続するという。
映像ソフト
前作と同じく小学館より発売。「NEW TV版 ドラえもん」シリーズで、それぞれ5話〜9話に抑制している。
反響
声優交代前の反響
本作の放送から1年前の2004年11月22日、朝日新聞は「2005年4月から『ドラえもん』の声優陣が一新される」というニュースを報じた。その他の報道機関は全くの寝耳に水の話で、この記事を見てその日の朝の情報番組で紹介するという有様であった。『ドラえもん』の放送局であるテレビ朝日も、ドラえもんに携わっているスタッフ以外誰も知らず、この朝日新聞の記事で知ったという社員が多数であった。その後、朝日新聞以外の、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞が朝日新聞の報道のあった11月22日付けの夕刊に、産経新聞(東京本社版)と主要スポーツ紙が翌日の2004年11月23日付けに掲載された。また、テレビ朝日内での案件にも関わらず、他の民放各局やNHKも突然の発表で時間を割いて報道するなど、国民的アニメの突然の声優交代というニュースは、世間の大きな関心を集めた。
評価
本作の放送開始から10年を迎えた2015年、オリコンは「第1期は原作にも通じるブラックな面も見受けられ、映画作品ではドラえもんが拷問の末に壊れるなど子供が怖がるであろう場面も見受けられた。その一方で、第2期はこのような要素が薄まりユーモアや心温まるエピソードに重きが置かれた純粋な娯楽作品になり、映画も肩の力を抜いて楽しめるものとなった」と述べ、「ニーズの変化に合わせて少しずつ変化したことで親子で楽しめるものになった」と本作の放送が10年続いた理由を分析した[20]。
日本国外での放送
アメリカ版『Doraemon』
2014年、アメリカ合衆国のディズニーXDにて、本作のローカライズ版『Doraemon』が放送され、全26話が放送された。 舞台はアメリカの架空の町に変更され、ドラえもん以外のキャラクターの名称やひみつ道具が英語式の名前に変更された[21]。たとえば"Nobita"という音の響きが英語圏では女性的に聞こえてしまうため、のび太の名称は"Noby"に変更された[21]。タケコプターは飛び越える(Hop)ように場所を移動することができるため"Hopter"という名称に変更された[22]。 通常の小道具等もローカライズの対象になり、たとえばのび太が受け取る小遣いがドル紙幣に変更されたり[21]、登場人物たちが食事をする場面の箸がフォークに変更された[23]。 また、健康志向に配慮するという理由で、ドラえもんが大量のどら焼きを頬張る場面を控え目なものにしたり、のび太のおやつをフルーツにするといった変更も行われた[23]。 その一方でジャイアニズムを象徴する台詞などそのまま残った部分もある[21]。
日本のディズニー・チャンネルは、2016年2月1日にアメリカ版の「Doraemon」の放送を開始した。
キャスト
括弧内は『Doraemon』での名称。
- ドラえもん(Doraemon):モナ・マーシャル(日本語吹替:水田わさび[24])
- のび太(Noby):ジョニー・ヨング・ボッシュ(日本語吹替:大原めぐみ[24])
- しずか(Sue Morris):カサンドラ・モリス(日本語吹替:かかずゆみ[24])
- ジャイアン(Big G):カイジ・タン(日本語吹替:木村昴[24])
- スネ夫(Sneech):ブライアン・ビーコック(日本語吹替:関智一[24])
- ドラミ(Dorami):ウェンディー・リー
- ジャイ子(Little G):ミナエ・ノジ
- 出木杉(Ace Goody):スパイク・スペンサー
- ミニドラ(Mini-Doras):クリスティーナ・ヴィー
- 先生(Mr. S):キース・シルバースタイン
- のび太の母(Tammy):マリ・デヴォン
- のび太の父(Toby):トニー・オリバー
- のび郎(Chester):キース・シルバースタイン
その他
- テレビ朝日には、2011年5月に「ゴーちゃん。」というキャラクターが登場するまで、局公式のマスコットキャラクターが存在しなかった[25]ため、現在でもドラえもん自体が局全体のイメージキャラクターとして扱われる事がある。例として、テレビ朝日がオリンピック中継を担当する場合、イメージキャラクターにドラえもんが採用される事があるほか、大災害が発生した場合のANN系列における義捐金にも「テレビ朝日ドラえもん募金」の名称が使われている。
- 2011年11月11日より実写化したトヨタのCMが放送され、主要キャラクターに俳優・女優などが採用されている。BGMは菊池俊輔作曲の第1期のものが使用されている。
- 2015年6月19日放送分では、前日に第1期でジャイアンの声優を務めたたてかべ和也が死去したことを受け、以下のテロップを出して追悼した[26][27]。同年11月27日放送分で同月25日に第1期で出木杉の声優を務めた白川澄子が死去した際にも同様のテロップが流れた[28]。
1979年から2005年まで26年に渡り、テレビアニメ「ドラえもん」のキャラクター
””の声優を務めていただいた、””さんがお亡くなりになりました。
多くの子どもたちに、夢を届けていただいた
””さんのご冥福を心からお祈りいたします。 — テレビ朝日、「ドラえもん」の声優の追悼テロップ
- 2005年のキャッチフレーズは、「あ、ドラえもんだ!」。
脚注
注釈
- ^ 2014年までは富永貞義と共同でキャラ設定。2015年より単独でメインキャラ設定を担当。
- ^ 2005年(平成17年)4月より放送中のシリーズのDVDは『NEW TV版ドラえもん』というタイトルで発売されている。
- ^ 『21世紀版ドラえもんひみつ大百科』(小学館〈ワンダーライフスペシャル〉、2005年7月発行、ISBN 4-09-106233-4)では「月見台小学校」に通っていると書かれているが、この学校名はアニメ作中では一度も使用されていない。一方、「のび太を愛した美少女」(2009年6月26日放送『ドラえもん 1時間お26スペシャル(1じかんおふろスペシャル)』内)の作中では、「練馬区立第三小学校」と校門に学校名が表示されていた。Wikipedia:検証可能性の観点から、ここでは「月見台小学校」が正しいものとして扱う。
- ^ ただし、2009年5月1日放送分から2009年9月18日放送分まで使用したオープニングアニメーションでは、のび太たちが着用している体操着に「5-1」(一般的には5年1組を指す)と書かれていた。
- ^ BGMに「赤いスイートピー」が流れた
- ^ 在阪準キー局の朝日放送は、自社作品『プリキュアシリーズ』劇場版(3月なのでオールスターズ映画)の宣伝番組を放送するためネットしない。
- ^ 1988年にタカラが「エッ? グッ!」というシリーズタイトルで発売していたゴジラのキャラクター玩具がモデル。藤子・F・不二雄が実際に所有し、仕事机に置いていた。
- ^ 2011年9月2日放送「ドラえもんたった一日の恋」登場のアイドル猫。
- ^ テレビ朝日では2010年4月から、20時枠と21時枠の番組のクロスプログラムは、(一部を除き)直前番組の出演者かナレーターが「『――』の後は」(あるいは「この後は『――』」)と言ってから行うようになったが、アニメのため前後半枠体制となっている金曜日と火曜日(2011年3月まで)は、前半枠のアニメキャラが後半枠アニメの予告をすることはなかった。
- ^ 『ドラえもん』での「つながろう日本」CMも同時期に製作、放送された。内容は「夢をかなえてドラえもん」4代目OP映像の一部を使用。
- ^ 2012年2月10日 - 6月1日放送分のみ山田ふしぎ。
- ^ 2005年4月15日放送分より2012年12月31日放送分までクレジット。
- ^ シリーズ監督
- ^ 楠葉降板後は善の単独監督
- ^ 2015年5月22日放送分よりクレジット。
- ^ キャラクターデザイン
- ^ 2008年4月25日放送分より2013年1月25日放送分までクレジット。
- ^ 2013年2月1日放送分よりクレジット。
- ^ 2014年11月28日放送分よりクレジット。
- ^ 2015年5月22日放送分よりクレジット。
- ^ 2014年10月24日放送分よりクレジット。
- ^ 2015年5月22日放送分よりクレジット。
- ^ 2005年5月13日放送分のみクレジット。
- ^ シリーズ構成
- ^ 2007年5月11日放送分よりクレジット。
- ^ 2013年6月21日放送分よりクレジット。
- ^ 2010年4月23日放送分よりクレジット。
- ^ IKIF+については「個人名(IKIF+)」の形式でクレジットしていたが、途中より社名のみの表記へと変更された。シンエイ動画(堤規至)は一部回のみクレジット。
- ^ 2006年5月26日放送分より2007年4月20日放送分までクレジット。
- ^ 旧・総合プロデューサー
- ^ また、後続番組の「クレヨンしんちゃん」も同じくカットされるようになった。
- ^ そのため、OPとEDが両方放映されることはなく、いつも連続して放映されているEDは存在しない。ただ、両方カットすることは映画を除きなく、どちらかはほぼ必ず流されている。
- ^ 『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』でも短縮版オープニングが使用されているが、こちらはイントロのカットはない。2011年3月18日放送の「ドラえもん三大祭最終夜 ピポッと! 感謝・感動・感激スペシャル」では映画版のオープニングが放送された。
- ^ スポンサードネット
- ^ 2013年10月2日からは現在の時間帯での放送に変更。
- ^ 映画公開特番や直後に放送されるnews every.拡大版などで休止となる場合がある。
- ^ 2013年4月6日より放送、2話連続放送。リピート放送あり。
- ^ 2016年2月1日より放送。
- ^ 2008年3月1日から3月29日までの6:00 - 6:30に山口朝日放送が再放送を実施している。
出典
- ^ 「熱血! のび太の運動会」(2009年11月6日放送)
- ^ 「弟をつくろう」(2008年11月28日放送)
- ^ 「大ピンチ! スネ夫の答案」(2007年2月2日放送)
- ^ 2006年9月8日放送「ドラえもんの歌(藤子不二雄ランド1巻・藤子・F・不二雄大全集一巻収録)」
- ^ 2010年8月13日放送「みんなで体をとりかえっこ(てんとう虫コミック11巻収録)、2011年12月16日放送「重力ペンキ(てんとう虫コミック5巻収録)」 等
- ^ “ドラえもん”. テレビ朝日 (2007年4月24日). 2007年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月28日閲覧。
- ^ データ放送のゲームが新しくなったよ!その名も『びっくりラッキーマンボ!』(2015年4月10日時点のアーカイブ).2015年4月10日閲覧。
- ^ 来週から期間限定ごうか3本立てに!ドラララ3スタート!(2015年5月8日時点のアーカイブ).2015年5月8日閲覧。
- ^ 大山のぶ代著:『ぼくドラえもんでした』
- ^ 第11回アニメーション神戸賞でのプロフィール
- ^ アニメ・ドラえもんOP 『ハグしちゃお』の微妙な修正
- ^ “坂本真綾「ドラえもん」特番でパーマンファンの少女を熱演”. ナタリー (2013年9月11日). 2013年9月14日閲覧。
- ^ また、双子の女子子役ダンサー(テアトルアカデミー所属の遠藤美優、遠藤真優。公式ブログ)とmiwa本人が「ミニ☆ミワズ」として共演もした。
- ^ 放送日変更のお知らせ(2015年1月22日時点のアーカイブ)
- ^ “9nine・佐武宇綺、国民的アニメ『ドラえもん 誕生日SP』ゲスト出演”. ORICONstyle (2015年9月1日). 2015年9月2日閲覧。
- ^ テレ朝チャンネルでの放送ではこの映像で統一している。
- ^ “ドラえもん”. テレビ朝日 (2009年10月16日 更新). 2010年4月25日閲覧。
- ^ “「映画ドラえもん」の応援団・ウンタカ!ドラドラ団が 「ウンタカダンス」でCDデビュー”. アニメ!アニメ!. (2016年2月5日) 2016年2月6日閲覧。
- ^ テレ朝チャンネル「ドラえもんだよ!! 24時間スペシャル」TVシリーズ
- ^ “声優交代から10年…新たに確立した新世代の『ドラえもん』”. ORICON STYLE. オリコン (2015年2月22日). 2016年1月23日閲覧。
- ^ a b c d “ドラえもん:米国版場面カットが初公開 テスト、お金、看板が……初のローカライズ版”. まんたんウェブ. 毎日新聞 (2014年5月12日). 2016年1月22日閲覧。
- ^ Kris Kosaka (2014年5月1日). “Doraemon, the robot cat, gets your tongue”. ジャパンタイムズ. 2016年1月22日閲覧。
- ^ a b 小松芙未、細木信宏 (2014年5月12日). “「ドラえもん」史上初の“ローカライズ版”で全米進出!”. シネマトゥデイ. 2016年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e “国民的アニメ『ドラえもん』のアメリカ版がついに日本へ!? 『Doraemon』がディズニー・チャンネルにて初放送!”. アニメイトTV. 2016年1月30日閲覧。
- ^ “テレビ朝日、初マスコット誕生「ゴーちゃん。」”. (2011年5月11日). オリジナルの2011年5月14日時点におけるアーカイブ。 2015年2月2日閲覧。
- ^ “「ドラえもん」放送でたてかべさん追悼”. デイリースポーツ. (2015年6月19日) 2015年6月19日閲覧。
- ^ “声優・たてかべ和也さんの訃報に、テレビ「ドラえもん」で追悼テロップ 多くの声優からも悼む声”. ねとらぼ (ITmedia). (2015年6月19日) 2015年7月25日閲覧。
- ^ “「ドラえもん」で追悼テロップ “出木杉くん”白川さんの冥福祈る”. スポニチアネックス. (2015年11月27日) 2015年11月28日閲覧。
外部リンク
- テレビ朝日「ドラえもん」公式サイト
- ドラえもん 声優水田わさび公式ブログ
- シンエイ動画「ドラえもん」ホームページ
- 公式インターネットラジオ 「ドラえもん スーパーレディオステーション ドラチャン★ドラヂオ」
ANN系列 金曜19:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ドラえもん
(第2作第1期) (1981年10月2日 - 2005年3月25日) |
ドラえもん
(第2作第2期) (2005年4月15日 - ) |
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