ザ・ビートルズ・アンソロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザ・ビートルズ・アンソロジーとは、ビートルズ解散後に制作された「アルバム」「ドキュメンタリービデオ」「ドキュメンタリーブック」の3部構成の総称である。
目次 |
シリーズ作品[編集]
- 未発表音源集の2枚組CDアルバム3部作。
-
- ザ・ビートルズ・アンソロジー1(1995年)
- 新曲「フリー・アズ・ア・バード」などを収録。
- ザ・ビートルズ・アンソロジー2(1996年)
- ビートルズとしての新曲「リアル・ラヴ」などを収録。
- ザ・ビートルズ・アンソロジー3(1996年)
- 新曲の代わりに「ア・ビギニング」がオープニング曲として収録。
- ザ・ビートルズ・アンソロジー1(1995年)
- ドキュメンタリー映像作品(VHS、レーザーディスク、DVD-Video)
- 当初は8巻セットのVHSとレーザーディスクのみ。日本では2巻セット4種と、全巻セット+スリーブボックス+ペアウォッチのセットが発売された。全巻セットは腕時計代が入っているため、2巻ずつ購入して揃えるよりも割高であった。後にDVD化された際には、2in1の4巻にスペシャル・ボーナス・ディスクの5巻セットで発売された。PCM2.0chの他、Dolby DigitalとDTSの5.1chトラックも含まれ、それに伴い一部の曲のリミックス・ヴァージョンが登場した(「アイ・アム・ザ・ウォルラス」の完全ステレオ・ヴァージョンもこのときに初めて作られた)。
- ビデオ発売に先駆け、約5時間に編集されたものがテレビ放映された。初放映は米ABC放送で、1995年11月20日から3夜連続で放映された。イギリスではITVにて12月に5回に別けて、日本では1995年12月31日18:00~23:30(JST)、テレビ朝日系列を通じて放送されている。ダイジェストでありながらビデオ発売されたものとは違う映像素材が使われている箇所もある。又、放映国によって編集が違う。特にアメリカで放映されたものは莫大な金額に上った放映権の為CMを増やさなければならず、カットされたパートが非常に多い。
- 本編とは別に「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」のビデオ・クリップも放送された。VHSとレーザーディスクには「フリー・アズ・ア・バード」のみ収録。DVDに追加された「リアル・ラヴ」は再編集されたものだった。
-
- ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.1&2
- Vol. 1 ザ・ビートルズ誕生 1940.7 - 1963.3
- Vol. 2 イギリスでの成功 1963.3 - 1964.2
- ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.3&4
- Vol. 3 アメリカ上陸 1964.2 - 1964.7
- Vol. 4 世界制覇へ 1964.8 - 1965.8
- ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.5&6
- Vol. 5 栄光と狂乱 1965.8 - 1966.7
- Vol. 6 レコーディング革命 1966.7 - 1967.6
- ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.7&8
- Vol. 7 愛こそすべて 1967.6 - 1968.7
- Vol. 8 ビートルズ解散 1968.7 - 解散
- ザ・ビートルズ・アンソロジー DVD BOX
- 上記の全巻と特典映像が収録されたボーナスディスクのボックスセット。DVD版はセット販売のみ。
- ザ・ビートルズ : アンソロジー Vol.1&2
- ドキュメンタリー単行本
- 『THE BEATLESアンソロジー』 - The Beatles Anthology(2000年、リットーミュージック。ISBN 4845605228)
- アンソロジー・プロジェクトの書籍版で、プロジェクト/シリーズ中、最後にリリースされた作品であり、2000年10月5日に、13カ国語版ともに世界同時発売された。唯一の公式な自伝といえる作品。各年代のメンバーの発言を中心に、貴重な未発表写真などを加え編集されている。無名時代から絶頂期、解散に至るまでの経緯がメンバー自身の言葉で語られている。日本語版の監修・翻訳はザ・ビートルズ・クラブ(BCC)が担当した。
解説[編集]
これらの制作プロジェクトを総括して「アンソロジー・プロジェクト」と呼び、これらの作品の総称は「アンソロジー3部作」とも呼ばれている。
ジャケット/表紙[編集]
各作品共にジャケット/表紙はビートルズの写真や、アルバムジャケットの切れ端のコラージュを模した、1枚の横長の絵画[1][2]になっている。アルバムの場合は1~3までを横に並べると見事に繋がるようになっている。制作はビートルズとも深い親交のあり『リボルバー』のジャケットアートも担当したクラウス・フォアマンによるものである。なお、CDのジャケットにはカットされてしまったが、ドキュメンタリーブックなどの表紙などで確認できるように、実際は背景の壁も広く描かれ、さらに絵画の下の方の背景も描かれている。
エピソード[編集]
- アンソロジー・ブックを日本人で最初に入手したのは叶姉妹とマスメディアに報道されていたが、実際にはインプレス・ダイレクトなどで注文した購入者の方が早く入手していた。これは目立ちたがりやの叶姉妹とネタ好きのマスコミの安易な報道と思われる。
- 2003年3月26日の夜~翌朝にかけて、渋谷・東急文化会館B1F 渋谷東急3において『ザ・ビートルズ アンソロジー・ナイト』という、アンソロジーDVD(ボーナスDVDも含む)を全て5.1chサラウンドでオールナイト上映するというイベントが行われた。抽選に当選した多くの熱烈なファンが集まったが、深夜になると大方の人が睡魔に負けていた。総イベント時間は11時間20分。
関連項目[編集]
Multimedia[編集]
- Videos complete 5 DVD
- Video Making Of the series
- Audio The Beatles Anthology 1 Full Album
- Audio The Beatles Anthology 2 Full Album
- Audio The Beatles Anthology 3 Full Album