ビートルズの作品

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ビートルズの作品(ビートルズのさくひん)は、ビートルズアルバムおよび出演映画作品の一覧。


個々の楽曲についてはビートルズの曲名一覧を、ビートルズ解散後の動きや各ソロ作品については、ジョン・レノンポール・マッカートニーウィングス)、ジョージ・ハリスンリンゴ・スターを参照のこと。

ディスコグラフィー[編集]

註:各アルバム名をクリックした際に現れる「収録曲」の「A面」「B面」などの表記は、当初、アナログレコードとして発売された際のもの。当時は、各面ごとに収録曲順を考慮したためにあえて記す。現在、英国版オリジナルアルバムは、全てCD化されている。したがって、CDの後半に収録の曲番は、A面の収録曲数に、B面の曲順を足したものとなる。また、オリジナルリリースがCDの場合は、曲順のみ、通し番号で記す。

なお、CD化するにあたり ジョージ・マーティンはミキシングを若干変更している。そのためアナログ版と少々異なる雰囲気になっている。

シングル盤[編集]

英国[編集]

チャートは「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」
  1. ラヴ・ミー・ドゥ / P.S.アイ・ラヴ・ユー (1962年) 【英;17位】
  2. プリーズ・プリーズ・ミー / アスク・ミー・ホワイ (1963年) 【英;2週2位】
  3. フロム・ミー・トゥ・ユー / サンキュー・ガール (1963年) 【英;6週1位】
  4. シー・ラヴズ・ユー / アイル・ゲット・ユー (1963年) 【英;通算7週1位】
  5. 抱きしめたい / ジス・ボーイ (1963年) 【英;5週1位】
  6. キャント・バイ・ミー・ラヴ / ユー・キャント・ドゥ・ザット (1964年) 【英;3週1位】
  7. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! / 今日の誓い (1964年) 【英;3週1位】
  8. アイ・フィール・ファイン / シーズ・ア・ウーマン (1964年) 【英;5週1位】
  9. 涙の乗車券 / イエス・イット・イズ (1965年) 【英;3週1位】
  10. ヘルプ! / アイム・ダウン (1965年) 【英;3週1位】
  11. デイ・トリッパー / 恋を抱きしめよう (両A面 1965年) 【英;5週1位】
  12. ペイパーバック・ライター / レイン (1966年) 【英;2週1位】
  13. イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー (両A面 1966年) 【英;4週1位】
  14. ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー / ペニー・レイン (両A面 1967年) 【英;3週2位】
  15. 愛こそはすべて / ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン (1967年) 【英;3週1位】
  16. ハロー・グッドバイ / アイ・アム・ザ・ウォルラス (1967年) 【英;7週1位】
  17. レディ・マドンナ / ジ・インナー・ライト (1968年) 【英;2週1位】
  18. ヘイ・ジュード / レヴォリューション (1968年)【英;2週1位】
  19. ゲット・バック / ドント・レット・ミー・ダウン (1969年) 【英;6週1位】
  20. ジョンとヨーコのバラード / オールド・ブラウン・シュー (1969年) 【英;3週1位】
  21. サムシング / カム・トゥゲザー (両A面 1969年) 【英;4位】
  22. レット・イット・ビー / ユー・ノウ・マイ・ネーム (1970年) 【英;2位】
  23. イエスタディ / 恋する二人 (1976年) 【英;8位】
  24. バック・イン・ザ・U.S.S.R. / ツイスト・アンド・シャウト (1976年) 【英;19位】
  25. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ / ア・デイ・イン・ザ・ライフ (1978年) 【英;63位】
  26. ザ・ビートルズ・ムービー・メドレー / すてきなダンス (1982年) 【英;10位】
  27. フリー・アズ・ア・バード / クリスマスタイム・イズ・ヒア・アゲイン (1995年) 【英;2位】
  28. リアル・ラヴ / ベイビーズ・イン・ブラック (1996年) 【英;4位】

米国[編集]

  1. プリーズ・プリーズ・ミー / アスク・ミー・ホワイ (1963年)
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー / サンキュー・ガール (1963年)
  3. シー・ラヴズ・ユー / アイル・ゲット・ユー (1963年) 【米;2週1位】
  4. 抱きしめたい / アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア (1963年) 【米;7週1位/14位】
  5. プリーズ・プリーズ・ミー / フロム・ミー・トゥ・ユー (1964年) 【米;2週3位/41位】
  6. ツイスト・アンド・シャウト / ゼアズ・ア・プレイス (1964年) 【米;4週2位/74位】
  7. ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット / サンキュー・ガール (1964年) 【米;2位/35位】
  8. ラヴ・ミー・ドゥ / P.S.アイ・ラヴ・ユー (1964年) 【米;1位/10位】
  9. シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)/ アイル・ゲット・ユー (1964年) 【米;97位】
  10. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! / 恋する二人 (1964年) 【米;2週1位/53位】
  11. ぼくが泣く / すてきなダンス (1964年) 【米;2週25位/95位】
  12. アンド・アイ・ラヴ・ハー / 恋におちたら (1964年) 【米;2週12位/53位】
  13. マッチボックス / スロウ・ダウン (1964年) 【米;2週17位/2週25位】
  14. アイ・フィール・ファイン / シーズ・ア・ウーマン (1964年) 【米;3週1位/2週4位】
  15. エイト・デイズ・ア・ウィーク / パーティーはそのままに (1965年) 【米;2週1位/39位】
  16. 涙の乗車券 / イエス・イット・イズ (1965年) 【米;1位/46位】
  17. ヘルプ / アイム・ダウン (1965年) 【米;3週1位/101位】
  18. イエスタディ / アクト・ナチュラリー (1965年) 【米;4週1位/47位】
  19. 恋を抱きしめよう / デイ・トリッパー (1965年) 【米;3週1位/5位】
  20. ひとりぼっちのあいつ / 消えた恋 (1966年) 【米;3位/81位】
  21. ペイパーバック・ライター / レイン (1966年) 【米;2週1位/2週23位】
  22. イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー (1966年) 【米;2位/2週11位】
  23. ストロベリー・フィールズ・フォーエバー / ペニー・レイン (1967年) 【米;8位/1位】
  24. 愛こそはすべて / ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン (1967年) 【米;1位/34位】
  25. ハロー・グッドバイ / アイ・アム・ザ・ウォルラス (1967年) 【米;3週1位/56位】
  26. レディ・マドンナ / ジ・インナー・ライト (1968年) 【米;3週4位/96位】
  27. ヘイ・ジュード / レヴォリューション (1968年) 【米;9週1位/3週12位】
  28. ゲット・バック / ドント・レット・ミー・ダウン (1969年) 【米;5週1位/35位】
  29. ジョンとヨーコのバラード / オールド・ブラウン・シュー (1969年) 【米;3週8位】
  30. サムシング / カム・トゥゲザー (1969年) 【米;両A面 1位】
  31. レット・イット・ビー / ユー・ノウ・マイ・ネーム (1970年) 【米;2週1位】
  32. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード / フォー・ユー・ブルー (1970年) 【米;2週1位】
  33. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ / ヘルター・スケルター (1976年) 【米;3週7位】
  34. オブラディ、オブラダ / ジュリア (1976年) 【米;2週49位】
  35. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ / ア・デイ・イン・ザ・ライフ (1978年) 【米;71位】
  36. ザ・ビートルズ・ムービー・メドレー / すてきなダンス (1982年) 【米;2週12位】
  37. ベイビー・イッツ・ユー, アイル・フォロー・ザ・サン, デヴィル・イン・ハー・ハート, ボーイズ (1994年) 【米;67位】
  38. フリー・アズ・ア・バード, アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア, ジス・ボーイ, クリスマスタイム・イズ・ヒア・アゲイン (1995年) 【米;6位】
  39. リアル・ラヴ, ベイビーズ・イン・ブラック, イエロー・サブマリン, ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア (1996年) 【米;11位】

日本[編集]

  1. 抱きしめたい / ジス・ボーイ (1964年2月5日)
  2. プリーズ・プリーズ・ミー / アスク・ミー・ホワイ (1964年3月5日) 
  3. シー・ラヴズ・ユー / アイル・ゲット・ユー (1964年4月5日)
  4. キャント・バイ・ミー・ラヴ / ユー・キャント・ドゥ・ザット (1964年4月5日)
  5. フロム・ミー・トゥ・ユー / アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア (1964年4月5日) *日本独自発売
  6. ツイスト・アンド・シャウト / ロール・オーヴァー・ベートーヴェン (1964年5月5日)
  7. ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット / サンキュー・ガール (1964年5月5日)
  8. オール・マイ・ラヴィング / ラヴ・ミー・ドゥ (1964年5月5日) *日本独自発売
  9. プリーズ・ミスター・ポストマン / マネー (1964年6月5日) *日本独自発売
  10. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! / 今日の誓い (1964年8月5日)
  11. 恋する二人 / ぼくが泣く (1964年9月5日)
  12. アンド・アイ・ラヴ・ハー / 恋におちたら (1964年10月5日)
  13. マッチボックス / スロウ・ダウン (1964年11月5日)
  14. すてきなダンス / テル・ミー・ホワイ (1965年1月5日) *日本独自発売
  15. アイ・フィール・ファイン / シーズ・ア・ウーマン (1965年1月5日)
  16. ロング・トール・サリー / アイ・コール・ユア・ネーム (1965年2月5日) *日本独自発売
  17. ノー・リプライ / エイト・デイズ・ア・ウィーク (1965年2月5日) *日本独自発売
  18. ロック・アンド・ロール・ミュージック / エヴリー・リトル・シング (1965年2月5日) *日本独自発売
  19. ミスター・ムーンライト / ホワット・ユー・アー・ドゥーイング (1965年3月15日) *日本独自発売
  20. カンサス・シティ~ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ / アイル・フォロー・ザ・サン (1965年3月15日) *日本独自発売
  21. パーティーはそのままに / みんないい娘 (1965年4月15日) *日本独自発売
  22. 涙の乗車券 / イエス・イット・イズ (1965年5月15日)
  23. ヘルプ! / アイム・ダウン (1965年8月15日)
  24. ディジー・ミス・リジー / アンナ (1965年9月15日) *日本独自発売
  25. 恋のアドバイス / テル・ミー・ホワット・ユー・シー (1965年10月15日) *日本独自発売
  26. ザ・ナイト・ビフォア / アナザー・ガール (1965年11月15日) *日本独自発売
  27. アクト・ナチュラリー / イエスタディ (1965年11月15日)
  28. 恋を抱きしめよう / デイ・トリッパー (1966年1月15日)
  29. ひとりぼっちのあいつ / 消えた恋 (1966年4月15日)
  30. ペイパーバック・ライター / レイン (1966年6月15日)
  31. イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー (1966年9月5日)
  32. ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー / ペニー・レイン (1967年3月15日)
  33. 愛こそはすべて / ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン (1967年8月5日)
  34. ハロー・グッドバイ / アイ・アム・ザ・ウォルラス (1968年1月10日)
  35. レディ・マドンナ / ジ・インナー・ライト (1968年4月21日)
  36. ヘイ・ジュード / レヴォリューション (1968年9月14日)
  37. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ / ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス (1969年3月10日) *日本独自発売
  38. ゲット・バック / ドント・レット・ミー・ダウン (1969年6月1日)
  39. ジョンとヨーコのバラード / オールド・ブラウン・シュー (1969年7月10日)
  40. カム・トゥゲザー / サムシング (1969年11月21日)
  41. レット・イット・ビー / ユー・ノウ・マイ・ネーム (1970年3月25日)
  42. オー!ダーリン / ヒア・カムズ・ザ・サン (1970年6月5日) *日本独自発売
  43. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード / フォー・ユー・ブルー (1970年9月5日)
  44. イエスタディ / 恋する二人 (1976年7月5日)
  45. ヘルター・スケルター / ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ (1976年7月5日)
  46. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ / ア・デイ・イン・ザ・ライフ (1978年10月5日)
  47. レット・イット・ビー / ゲット・バック (1981年9月1日) *日本独自発売
  48. ザ・ビートルズ・ムービー・メドレー / すてきなダンス (1982年4月21日)
  49. ベイビー・イッツ・ユー, アイル・フォロー・ザ・サン, デヴィル・イン・ハー・ハート, ボーイズ (1995年4月8日) *CDのみの発売
  50. フリー・アズ・ア・バード, アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア, ジス・ボーイ, クリスマスタイム・イズ・ヒア・アゲイン (1996年1月1日) *CDのみの発売
  51. リアル・ラヴ, ベイビーズ・イン・ブラック, イエロー・サブマリン, ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア (1996年3月28日) *CDのみの発売

EP[編集]

英国[編集]

全盤モノラル。ただし『マジカル・ミステリー・ツアー』のみステレオ、モノラルの併売。日本盤のEP33回転とは異なり、イギリス盤EPの再生速度は毎分45回転で、シングル盤と同じく中心部に折り取れるようにLPと同じ穴がある。

  1. ツイスト・アンド・シャウト("Twist And Shout")(1963年7月12日
    "Twist And Shout", "A Taste Of Honey" / "Do You Want To Know A Secret", "There's A Place"
  2. ザ・ビートルズ・ヒッツ("The Beatles' Hits")(1963年9月6日
    "From Me To You", "Thank You Girl" / "Please Please Me", "Love Me Do"
  3. ビートルズ No.1("The Beatles' No.1")(1963年11月1日
    "I Saw Her Standing There", "Misery" / "Anna (Go To Him)", "Chains"
  4. オール・マイ・ラヴィング("All My Loving")(1964年2月7日
    "All My Loving", "Ask Me Why" / "Money (That's What I Want)", "P.S. I Love You"
  5. ロング・トール・サリー("Long Tall Sally")(1964年6月19日
    "Long Tall Sally", "I Call your Name" / "Slow Down", "Matchbox"
  6. エクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト("Extracts From The Film A Hard Day's Night")(1964年11月4日
    "I Should Have Known Better", "If I Fell" / "Tell Me Why", "And I Love Her"
  7. エクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイト("Extracts From The Film A Hard Day's Night")(1964年11月6日
    "Any Time At All", "I'll Cry Instead" / "Things We Said Today", "When I Get Home"
  8. ビートルズ・フォー・セール("Beatles For Sale")(1965年4月6日
    "No Reply", "I'm A Loser" / "Rock And Roll Music", "Eight Days A Week"
  9. ビートルズ・フォー・セール No.2("Beatles For Sale No.2")(1965年6月4日
    "I'll Follow The Sun", "Baby's In Black" / "Words Of Love", "I Don't Want To Spoil The Party"
  10. ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズ("The Beatles Million Sellers")(1965年12月6日
    "She Loves You", "I Want To Hold Your Hand" / "Can't Buy Me Love", "I Feel Fine"
  11. イエスタデイ("Yesterday")(1966年3月4日
    "Yesterday", "Act Naturally" / "You Like Me Too Much", "It's Only Love"
  12. ひとりぼっちのあいつ("Nowhere Man")(1966年7月8日
    "Nowhere Man", "Drive My Car" / "Michelle", "You Won't See Me"
  13. マジカル・ミステリー・ツアー("Magical Mystery Tour")(1967年12月8日
    Disc 1:"Magical Mystery Tour", "Your Mother Should Know" / "I Am The Warlus ("No, You're Not!" Said Little Nicola)"
    Disc 2:"The Fool On The Hill", "Flying" / "Blue Jay Way"
  14. ラヴ・ミー・ドゥ(Love Me Do) (1982年10月5日) 【英;4位】
    "Love Me Do", "P.S. I Love You", "Love Me Do (Original Single Version)"
    • 12"ヴィニールでの発売(1992年に5"CD化)
  15. ザ・ビートルズ("The Beatles")(1982年
    "She's A Woman", "Baby You're A Rich Man" / "The Inner Light", "This Boy"
    • ボックス・セット『E.P. Collection』収録のボーナスEP。英国未発表のステレオ・バージョンで収録。
  16. ベイビー・イッツ・ユー("Baby It's You")(1995年4月8日) 【英;7位】
    "Baby It's You", "I'll Follow The Sun" / "Devil In Her Heart", "Boys"
    • BBC Radio1放送音源
  17. フリー・アズ・ア・バード("Free As A Bird")(1996年1月1日
    "Free As A Bird", "I Saw Her Standing There (Take 9)", "This Boy", "Christmas Time (Is Here Again)"
    • CDのみの発売
  18. リアル・ラヴ("Real Love")(1996年3月28日
    "Real Love", "Baby's In Black", "Yellow Submarine", "Here There and Everywhere"
    • CDのみの発売

米国[編集]

全盤モノラル。

  1. "The Beatles"1963年3月23日 Vee Jay Records)
    "Misery", "A Taste Of Honey" / "Ask Me Why", "Anna (Go To Him)"
  2. "Four By The Beatles"1964年5月11日 Capitol Records)
    "Roll Over Beethoven", "All My Loving" / "This Boy", "Please Mr. Postman"
  3. "4 By The Beatles"1965年2月1日 Capitol Records)
    "Honey Don't", "I'm A Loser" / "Mr. Moonlight", "Everybody's Trying To Be My Baby"

日本[編集]

  1. "Twist And Shout", "Please Please Me" / "I Want To Hold Your Hand", "She Loves You" (1964年8月5日)
  2. "A Hard Day's Night", "I Should Have Known Better" / "Please Mr. Postman", "And I Love Her" (1965年1月5日)
  3. "All My Loving", "If I Fell" / "I'm Happy Just To Dance With You", "Tell Me Why" (1965年3月5日)
  4. "Long Tall Sally", "Matchbox" / "I Feel Fine", "Slow Down" (1965年5月5日)
  5. "Rock And Roll Music", "Eight Days A Week" / "Mr. Moonlight", "Kansas City ~ Hey-Hey-Hey-Hey!" (1965年6月5日)
  6. "Help!", "Ticket To Ride" / "I'm Down", "Dizzy Miss Lizzy" (1965年12月5日)
  7. "You're Going To Lose That Girl", "The Night Before" / "Act Naturally", "Yesterday" (1966年1月5日)
  8. "Anna (Go To Him), "Boys" / "Sie Liebt Dich", "You've Got To Hide Your Love Away" (1966年3月5日)
  9. "Michelle", "Girl" / "Nowhere Man", "What Goes On" (1966年5月15日)
  10. "Paperback Writer", Norwegian Wood (This Bird Has Flown) / "We Can Work It Out", "Drive My Car" (1966年12月5日)
  11. "Yellow Submarine", "Taxman" / "Here, There And Everywhere", "And Your Bird Can Sing" (1966年12月5日)
  12. "Bad Boy", "Strawberry Fields Forever" / "Penny Lane", "Good Day Sunshine" (1967年3月15日)

アルバム[編集]

英国盤公式オリジナル・アルバム[編集]

  1. プリーズ・プリーズ・ミー - Please Please Me1963
    ビートルズの記念すべきデビューアルバム。シングルで先行発売された4曲を除く10曲を、ほぼ1日でスタジオでライヴ録音したもの 。正味レコーディング時間は、6-7時間といわれている。ポピュラー音楽というジャンルを音楽的なアートと呼ばれるまでに押し上げた、彼らの最初の金字塔を打ち立てた作品。
  2. ウィズ・ザ・ビートルズ - With The Beatles1963
    ボーカルのダブルトラッキングも使いはじめているが、2トラック録音である。
  3. ハード・デイズ・ナイト - A Hard Day's Night1964年
    タイトル曲は、リンゴのふと漏らしたつぶやきから決定した映画のタイトルに合わせてジョンが作ったもの。それまでのカバー曲とオリジナル曲で構成されたアルバムとは異なり、初めて全曲オリジナルの構成で発表された。
  4. ビートルズ・フォー・セール - Beatles For Sale1964
    1964年クリスマス商戦に合わせてツアーの合間に作られたため、1、2枚目のアルバム同様、ビートルズのオリジナル曲にカバー曲を加えて短期間で録音された作品。メンバーが敬愛するバディ・ホリーチャック・ベリーのカバーも収められている。カントリー色が強い。
  5. ヘルプ! - Help!1965
    レコードではA面、CDでは前半が映画のサウンドトラックである。「悲しみはぶっとばせ」「イエスタデイ」では、セッションミュージシャンが起用されている。タイトル曲「ヘルプ!」は、映画のタイトルに合わせてジョンが作った曲であるが、邦題に反しアイドルとして活動することに対しての息苦しさを(無意識的にではあるが)歌った曲となった。
  6. ラバー・ソウル - Rubber Soul1965
    ハードなナンバーにはサウンドの変化が起きつつあるものの、この後に聴かれる「サイケ」色はほとんどない。「ミッシェル」や「ノルウェーの森」に代表される、バラード系やアコースティック系の曲が多い。このアルバムで初めてジョージが持ち込んだインドの楽器シタールが、「ノルウェーの森」で演奏されている。ジョンとポール双方の作品も質・数ともにバランスが取れはじめ、ジョージも佳作を出し始めてきた時期の作品。
  7. リボルバー - Revolver1966
    ロック色が強いが、サイケデリックな特徴が出始めた作品でもある。この頃からスタジオテクノロジーも駆使しはじめ、複雑化したサウンドが主流となって、スタジオで出す音をステージで再現することは不可能になった。1966年のコンサートでは本作品からの曲は披露されず、以後ビートルズはコンサートツアーを停止した。
  8. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band1967
    世界初のコンセプト・アルバムと呼ばれ、その後のポップ・ミュージックに大きな影響を与えた作品。本作によってミュージシャンとしてのビートルズの名声は決定的なものになったとされる。
  9. ザ・ビートルズ - The Beatles1968
    通称『ホワイト・アルバム(WHITE ALBUM)』アップルレーベルの初アルバムで、オリジナルアルバムでは唯一のダブル・アルバム(二枚組)である。ソロ色の強い作品を『ビートルズ』のブランド名のもとにまとめた印象の強い作品で、メンバーの個性の競演とも、あるいは散漫とも評され、メンバーの評価も分かれている。30曲収録というボリュームで、曲調はバラードからギターの弾き語り調、ボードビルからハードロックミュージックコンクレート風まで幅広い。
  10. イエロー・サブマリン - Yellow Submarine1969
    レコードではA面 (CDでは前半) のみがビートルズの作品。メンバーが当初乗り気でなかったので、既録音の余った曲や捨て曲が主に入れられたとも言われている。レコードB面 (同じくCDでは後半) はジョージ・マーティン作曲・編曲による、オーケストラでのサウンドトラック (フィルモグラフィーなども参照のこと) 。
  11. アビイ・ロード - Abbey Road1969
    次作「Let It Be」より後に制作されたが、諸事情で先に発売されることになったという、実質的なラスト・アルバムとされている[1]。この時期はすでにメンバー間に亀裂が入っていたが、完成度は非常に高く、レコードB面に収録された、未完成曲を繋げた「メドレー」でも知られる。4人が並んで横断歩道を歩くジャケット写真は非常に有名。
  12. レット・イット・ビー - Let It Be1970
    1969年1月22~31日、4月30日および1970年1月3~5日のセッションでレコーディングされた音源を元に、フィル・スペクターが編集しオーケストラやコーラスを加えることなどによって作品としたもの。ジョン・レノンとジョージ・ハリスンはスペクターの仕事を高く評価したが、ポール・マッカートニーは特に「ロング・アンド・ワインディング・ロード」へのオーケストラ、コーラスのオーヴァー・ダビングに強く不満を持つなどしてスペクターの仕事をまったく評価しなかった。
    曲目が全て一緒ではないが、当時の曲の本来のアレンジに近く編集・リミックスされたアルバムが、2003年11月、『レット・イット・ビー...ネイキッド』として発売された。

米国編集アルバム[編集]

日本では未発売。ヴィージェイ・レコード社からのリリース。
キャピトル・レコード社からのリリース。以後同社からのリリースに統一。
日本では未発売。当初ユナイテッド・アーティスツ・レコード社からリリースされたが後年キャピトルに移行している。
日本では未発売。ただしCDでは『ザ・ビートルズ ’64 BOX』に収録された。
日本では未発売。ただしCDでは『ザ・ビートルズ’65BOX』に収録された。
日本では未発売。
同名映画のサウンドトラック(英オリジナルはEP盤で発売)に、同時期に発表されたシングル曲を加えLPアルバムとした編集盤。後にイギリスでもリリースされた。1987年のCD化の際には英国盤公式オリジナル・アルバムに準ずる扱いを受けている。楽曲の発表順では『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の後に位置し2009年9月9日発売のデジタルリマスター盤では9作目のオリジナル・アルバムの位置に順番付けられている。詳細は当アルバムの項目を参照のこと。
後にイギリスでもリリースされた。

1960年代当時のアメリカでは楽曲の出版登録の関係によってアルバムには12曲までしか収録することができなかったため、これらの米国版アルバムは、英国版オリジナルアルバムの収録曲を減らした上で、何枚かのアルバムからピックアップした曲にシングルのうちアルバム未収録、または別バージョンなどを加え、アルバムの数を水増ししたような形で発売された。楽曲のなかには英国よりも先にリリースされた作品もある。

このキャピトル・レコードのやり方にビートルズのメンバーは非常に怒っていたそうで、実際にジョン・レノンはキャピトルに対して怒りを見せ[2]ジョージ・ハリスンはグループ解散後のインタビューで「最悪の編集版だよ」と語っている。[3]また、日本独自の編集盤も含めて契約上、各国さまざまな収録曲目のアルバムやミックス違いのヴァージョンが、初期から中期にかけて顕著に発売された。後年CD化によって、アメリカ編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』を除き、各国とも曲目・ヴァージョンは英国オリジナルのものに統一された。

近年ではアメリカ編集盤もCD化がなされている。2004年11月『ミート・ザ・ビートルズ』、『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』、『サムシング・ニュー』、『ビートルズ '65』の4枚の米国盤が、CDアルバムボックスセット『ザ・ビートルズ '64 BOX』(『THE CAPITOL ALBUMS VOL. 1』)として発売。2005年には『ビートルズ VI』、『ジ・アーリー・ビートルズ』、『ヘルプ!(米国編集版)』、『ラバー・ソウル(米国編集版)』の4枚が、『ザ・ビートルズ '65 BOX』(『THE CAPITOL ALBUMS VOL. 2』)として発売された。Vol.1、Vol.2とも、CD一枚にモノラル版とステレオ版が収録されている。

日本編集アルバム[編集]

日本でのファーストアルバム。ジャケットはアメリカ盤のデザインを転用し、一部を変更している。曲順も日本独自のもの。モノラル盤のみ。
日本でのセカンドアルバム。詳細は前項に同じ。
日本でのサードアルバム。曲順は英国オリジナルと同一だが、ジャケットが映画の一場面の写真に変更されている。
曲順もジャケットの仕様も英国オリジナルと同じになったが、「Beatles For Sale」という文字のデザインのみが異なる。さらに、アルバムの邦題は別内容のアメリカ編集盤と重複している。
最後の日本編集盤。ジャケットはアメリカ盤「Beatles '65」のデザインを転用し、一部を変更している。曲順も日本独自のもの。モノラル盤のみ。
来日記念盤。日本では初めてステレオ仕様で初期の2枚が紹介された。ただし、ジャケットも曲順もオリジナルの仕様とは異なる。見開きジャケットで写真集つき。1976年にアルバムの仕様が英国オリジナル通りに戻されて再発された際に、邦題のみが帯のタイトル表示に残ることになった。

ビートルズの人気がアメリカを通して紹介された日本では、デビューアルバムもアメリカ盤に沿う形で製作された。しかし曲順は曲数の少ないアメリカ盤とは異なり、たっぷり14曲が選ばれた。3枚目のアルバム「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」から、曲順は英国仕様に準拠することになり、それ以前の曲でアルバム未収録だった曲をまとめた「ビートルズ No.5」をもって日本独自の編集盤は作られなくなる。しかし、これらのアルバムは、1976年に日本でも初期のアルバムが英国オリジナルの仕様で発売されるようになってからも、何枚かのアメリカ編集盤と共に「日本オリジナル」盤として品番を変えて発売され続けた。

また、1966年に、ビートルズの来日を記念して、日本独自のベストアルバム「THE BEST OF THE BEATLES」が企画され、曲目やジャケットも決定し試作盤も製作されたが、結局実現はしなかった。そのため東芝音楽工業は、日本ではオリジナルの曲目で発売されていなかったファーストアルバム「Please Please Me」と、セカンドアルバム「With the Beatles」をステレオ盤仕様で発売することでそれらを来日記念盤とした。

ベスト盤・編集盤 [編集]

通称「赤盤」。
通称「青盤」。CD化に際して「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の観客の歓声のSE(効果音)が除去された。
上記の2作は、当時海賊盤レコード対策として発売された。選曲はジョージ・ハリスンによるもの。
デジタル・リマスタリングが施されており、既存CDと同じミックスの曲でも音量バランスや音質、ノイズの程度が異なっている。特にノイズ面が顕著でオリジナルCDと比較するとテープヒス等のノイズが大部分除去されている。

オリジナル・アルバムCD化以降の作品[編集]

英国オリジナルアルバム未収録曲・レアバージョンをまとめたシリーズ。CDアルバム未収録曲を補完する意味合いがある。リンゴがドラムを叩いている「ラヴ・ミー・ドゥ」のシングルバージョン(アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』収録のバージョンでは、ドラムスはセッション・ドラマーが担当)、「シー・ラヴズ・ユー」や「抱きしめたい」のドイツ語バージョン、EP盤としてリリースされた「ロング・トール・サリー」「アイ・コール・ユア・ネーム」などを収録。
同コンセプトの第2弾。英国オリジナルアルバム未収録の「レイン」「ジ・インナー・ライト」「オールド・ブラウン・シュー」や、「アクロス・ザ・ユニバース」のチャリティ・アルバム収録バージョンを収録。
BBC音源での初期のライブを収録し、ライブバンドとしてのビートルズの姿を伝える作品。海賊版対策を兼ねていると言われている。古い音源であり、一般聴取者がエアチェックした音源も含まれるため、多少音質に難のある曲もある。ジョンの歌う「ハニー・ドント」など貴重なトラックも多数収録。「ベイビー・イッツ・ユー」がシングルカットされた。
同名アニメーション映画の再発(DVDビデオ)に合わせ発表された、映画のナンバーを集めた新しいコンピレーションアルバム。1969年に発表されたアルバム『イエロー・サブマリン』と収録曲が異なるほか、リミックスによって音質の向上と楽曲の現代的な再構築が試みられた。
「英・米のチャートで1位になった曲をまとめた」というコンセプトで作られたベスト・アルバム。全世界で約2,500万枚の売り上げがあり、現在も売り上げを伸ばし続けている。
赤盤、青盤と同様にデジタル・リマスタリングが施されているが、このアルバムの発売に際して新たにマスタリングし直した為、オリジナルCDや赤盤、青盤とも異なる音質・音量となっている。
オリジナルアルバム『レット・イット・ビー』から、フィル・スペクターによる編集やダビングを取り除き、幻のアルバム『ゲット・バック』での本来のテーマにそった形で再制作された作品。
ミート・ザ・ビートルズ』、『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』、『サムシング・ニュー』、『ビートルズ '65』の4枚の米国盤をリマスターした、紙ジャケットCDのボックスセット。
ビートルズ VI』、『ジ・アーリー・ビートルズ』、『ヘルプ!(米国編集版)』、『ラバー・ソウル(米国編集版)』の4枚の米国盤をリマスターした、紙ジャケットCDのボックスセット。
21世紀に入って2つ目となる最新作。元はビートルズの楽曲を元にしたシルク・ドゥ・ソレイユラスベガスでの常駐公演『LOVE』のために作られていたものであるが、正式にアルバム作品となることが確定。ビートルズにおいて初めて、リミックスを音質の調整ではなく作品の再構築の手段とした(一種のマッシュアップとも言える)アルバムとなる。通常盤(CD)とスペシャルエディション(CD+DVD)が発売された。スペシャルエディションDVD(DVD-AudioとDVD music (映像を収録せず音声のみ収録のDVD-Video)のハイブリッド) では、ビートルズ作品初の映像を伴わない5.1chサラウンド音声での作品となった。

英国において発表されたが、CD化されていない作品[編集]

1966年はオリジナルアルバムが8月の『リボルバー』のみで、クリスマス商戦の時期にオリジナルアルバムが作られなかったので用意されたベスト盤。1963年から1966年にかけてのシングル曲・有名曲に加えて、当時英国で未発表であった『バッド・ボーイ』を収録した。
オフィシャル・ファン・クラブ会員の為に1963年以降クリスマス用に配布された7インチEPを全作収録したLP。1970年はバンドが解散してしまった為このアルバムを制作、配布された。アメリカのファン・クラブでは別デザインのカバーで、タイトルも「The Beatles' Christmas Album」とされた。
1964年1965年ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行われたライブ演奏を収録したアルバム。観客の悲鳴によって音質が悪かったが、ジョージ・マーティンがリミックスを行った結果、発表できることとなった。

発売がアナウンスされながら未発表となっている作品[編集]

ゲット・バック・セッションの音源を元に製作された、レット・イット・ビーの前身ともいえるアルバム。プロデューサーはグリン・ジョンズ。このプロジェクトの発端がコンサート活動の再開〜TVコンサートであったため、映像関係に太いパイプのあった同氏が選ばれた。このためデビュー以来のプロデューサーであるジョージ・マーティンへは相談もなく、彼もまたザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)制作時の混乱から嫌気をさし、一部の撮影や録音に干渉してはいるものの、先行シングルのゲット・バック c/w ドント・レット・ミー・ダウンとシングルバージョンのレット・イット・ビーを除きプロデューサーとしてはノータッチである。制作過程によって2種類のバージョンがあり、選曲と曲順が異なっている。
「原点に帰れ」のコンセプトから、オーバー・ダブを極力排し、シンプルでストレートなアレンジを鉄則として定め、ジャケットの表記タイトルはプリーズ・プリーズ・ミーのそれをもじって「Get Back with Don't Let Me Down and 13 other Songs」と命名、ジャケット写真もプリーズ・プリーズ・ミーの時と同じ場所、同じようなポーズ、同じカメラマンで撮影がなされた(後にこのアルバムとは別のテイクがザ・ビートルズ1967年〜1970年で使われた)。
先にマスター・アップしたバージョン(1969.05.28制作)がボツにされたため、グリン・ジョンズは再度編集を試み、70年には各放送局宛にアセテート盤がサンプルとして配布されるまでに至った。しかし、映画のサントラでありながら完全にはシンクロしていないこと、それまでのビートルズが発表してきたような完成度の高い曲が少ないこと、さらにグリンへの不信感(プロデューサーとしてクレジットを入れたがったのをジョンが売名行為だと非難した)などから再びボツとなり、マザー・テープがフィル・スペクターに託された時点で消滅。
レコーディング中のライブ感を出したかったためか、前述の正式発表バージョンがある曲(ドント・レット・ミー・ダウン)を含む半分ほどの曲では制作過程の中途半端なテイクを使ったりしており、マニアにとっては興味深い内容ではあるものの、万人が聴きやすいアルバムとは言えない。
音質がよくジャケットも本物かと見紛うような海賊版が横行することに頭を痛めていたEMIが企画した、未発表音源収録物。既発表曲のデモや別バージョン、ファンクラブ用ソノシートの収録曲、また完全な未発表曲などで構成されている。マスターテープとアルバムカバーが完成した段階で、なぜか某メンバー(明らかにされていない)から異議が出たため、文字通りお蔵入りしてしまう。後にボリュームアップして形を変え、ザ・ビートルズ・アンソロジーへと昇華した。

楽曲提供・カバー作品[編集]

ビートルズ(レノン&マッカートニー)の楽曲提供、カバーされた作品からヒット・チャートにランキングされたアーティストの作品リスト。ソロの楽曲提供、カバーも含む。()内は英はNME誌、米はBillboard誌。

1963年

  • Do You Want To Know A Secret - Billy J. Kramer & The Dakotas (英;1)
  • From Me To You - Del Shannon (米;77)
  • Bad To Me - Billy J. Kramer & The Dakotas (英;1 /米;9)
ジョン・レノンが楽曲提供している。
  • Hello Little Girl - The Fourmost (英;9)
ジョン・レノンが楽曲提供している。
  • Love Of The Loved - Cilla Black (英;35)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • I'll Keep You Satisfied - Billy J. Kramer & The Dakotas (英;4)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • I Wanna Be Your Man - The Rolling Stones (英;12)
  • I'm In Love - The Fourmost (英;17)
ジョン・レノンが楽曲提供している。

1964年

ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • A World Without Love - Bobby Rydell (米;80)
  • Can't Buy Me Love - Ella Fitzgerald (英;34)
  • Nobody I Know - Peter And Gordon (英;10 /米;12)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • Like Dreamers Do - The Applejacks (英;20)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • I Want To Hold Your Hand - Boston Pops Orchestra (米;55)
  • All My Loving - The Hollyridge Strings (米;93)
  • Ringo's Theme (This Boy) - George Martin & His Orchestra (米;53)
  • From A Window - Billy J. Kramer & The Dakotas (英;10 /米;23)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • It's For You - Cilla Black (英;7 /米;79)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • I Should Have known Better - The Naturals (英;24)
  • I Don't Want To See You Again - Peter & Gordon (米;16)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • All My Loving - The Dowlands (英;33)

1965年

  • And I Love Him - Esther Phillips (米;46)
  • From A Window - Chad And Jeremy (米;97)
  • You've Got To Hide Your Love Away - Silkie (英;28 /米;10)
  • That Means A Lot - P.J. Proby (英;30)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • Yesterday - Matt Monro (英;8)
  • Yesterday - Marianne Faithfull (英;36)
  • If I Needed Someone - The Hollies (英;20)
ジョージ・ハリスンの作品をカバー。
  • A Hard Day's Night - Peter Sellers (英;14)
  • Michelle - Billy Vaughn And His Orchestra (米;77)
  • Michelle - David & Jonathan (英;11 /米;16)

1966年

  • Michelle - Overlands (英;1)
  • Girl - St. Louis Union (英;11)
  • A Hard Day's Night - Ramsey Lewis Trio (米;29)
  • Michelle - Bud Shank (米;65)
  • Girl - Truth (英;27)
  • Woman - Peter & Gordon (英;28 /米;14)
ポールがバーナード・ウェッブというペン・ネームで提供している。
  • Drive My Car - Bob Kuban And The In-Men (米;93)
  • Got To Get You Into My Life - Cliff Bennett (英;6)
  • Day Tripper - The Vontastics (米;100)
  • Nowhere Man - Three Good Reason (英;47)
  • Day Tripper - Ramsey Lewis Trio (米;74)
  • Day Tripper - Otis Redding (英;43)

1967年

  • With A Little Help From My Friends - Joe Brown (英;32)
  • With A Little Help From My Friends - Young Idea (英;10)
  • When I'm Sixty-Four - Kenny Ball & His Jazzmen (英;43)
  • Good Day Sunshine - Claudine Longet (米;100)
  • Yesterday - Ray Charles (英;44 /米;25)

1968年

  • Step Inside Love - Cilla Black (英;8)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • Eleanor Rigby - Ray Charles (英;36 /米;35)
  • The Fool On The Hill - Sergio Mendes & Brazil '66 (米;6)
  • Lady Madonna - Fats Domino (米;100)
  • With A Little Help From My Friends - Joe Cocker (英;1 /米;68)
  • Ob-La-Di, Ob-La-Di - The Marmalade (英;1)
  • Ob-La-Di, Ob-La-Di - Bedrocks (英;20)
  • Hey Jude - Wilson Pickett (英;16 /米;23)
  • Ob-La-Di, Ob-La-Da - Arthur Conley (米;51)

1969年

  • Goodbye - Mary Hopkin (英;2 /米;13)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • Back In The USSR - Chubby Checker (米;82)
  • Badge - Cream (米;60)
ジョージがエリック・クラプトンと共作している。ギターでも参加。
  • Birthday - Underground Sunshine (米;26)
  • Julia - Ramsey Lewis Trio (米;76)
  • Golden Slumbers-Carry That Weight - The Trush (英;35)
  • Eleanor Rigby - Aretha Franklin (米;17)
  • She Came In Through The Bathroom Window - Joe Cocker (米;30)

1970年

  • Come And Get It - Badfinger (英;4 /米;7)
ポール・マッカートニーが楽曲提供している。
  • Ticket To Ride - The Carpenters (米;54)
  • Come Together - Ike & Tina Turner (米;57)
  • Dear Prudence - 5 Stairsteps (米;66)
  • Something - Shirley Bassey (英;4 /米;55)
ジョージ・ハリスンの作品をカバー。
  • The Long And Winding Road - Roy Morgan (英;32)
  • Something - Booker T. & The MG's (米;76)
ジョージ・ハリスンの作品をカバー。
  • My Sweet Lord - Billy Preston (米;90)
元々はジョージがビリー・プレストンに提供している。
  • The Fool On The Hill - Shirley Bassey (英;48)

1971年

  • We Can Work It Out - Stevie Wonder (英;27 /米;13)
  • Here Comes The Sun - Richie Heavens (米;16)
ジョージ・ハリスンの作品をカバー。
  • Try Some, Buy Some - Ronnie Spector (米;77)
ジョージがロニー・スペクターの復帰のために書き下ろした。
  • It's For You - Springwell (米;60)
  • Love - The Lettermen (米;42)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。
  • Mother - Barbra Streisand (米;79)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。
  • Let It Be - Joan Baez (米;49)

1972年

  • What Is Life - Olivia Newton-John (英;16)
ジョージ・ハリスンのソロ作品をカバー。

1974年

  • You Won't See Me - Ann Murray (米;8)
  • Something - Johnny Rodriguez (米;85)
ジョージ・ハリスンの作品をカバー。
  • Please Please Me - David Cassidy (英;16)
  • My Love - Margie Joseph (米;69)
ポール・マッカートニーのソロ作品をカバー。
  • Leave It - Mike McGear (英;36)
ポールが弟、マイクのために書き下ろした。
  • Lucy In The Sky With Diamonds - Elton John (英;10 /米;1)
  • Mine For Me - Rod Stewart (米;92)
ポールがロッド・スチュワートのために書き下ろした。
  • Day Tripper - Ann Murray (米;59)

1975年

  • Got To Get You Into My Life - Blood, Sweat & Tears (米;62)
  • Fame - David Bowie (英;17 /米;1)
ジョンがデヴィッド・ボウイ、カルロス・アロマーと共作している。
  • Dear Prudence - Katfish (米;62)
  • Drive My Car - Gary Toms Empire (米;69)

1976年

  • Here, There And Everywhere - Emmylou Harris (英;30 /米;46)
  • Here Comes The Sun - Steve Harley & Cockney Rebel (英;10)
  • Get Back - Rod Stewart (英;11)
  • We Can Work It Out - The Four Seasons (英;34)

1977年

  • Magical Mystery Tour - Ambrosia (米;39)

1978年

  • Got To Get You Into My Life - Earth, Wind & Fire (英;33 /米;9)
  • Come Together - Aerosmith (米;23)
  • Oh! Darling - Robin Gibb (米;15)
  • Get Back - Billy Preston (米;86)

1980年

  • I'm Happy Just To Dance With You - Ann Murray (米;64)

1981年

  • Jealous Guy - Roxy Music (英;1)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。
  • It's Only Love - Gary ‘US’ Bonds (英;43)

1982年

  • Imagine - Randy Crawford (英;60)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。

1983年

  • We Can Work It Out - Brass Construction (英;70)
  • Dear Prudence - Siouxsie & The Banshees (英;3)

1984年

  • Help - Tina Turner (英;40)
  • We Can Work It Out - Paradise (英;81)
  • Taxman - Rockwell (英;88)
ジョージ・ハリスンの作品をカバー。
  • On The Wings Of A Nightingale - The Everly Brothers (米;50)
ポールが憧れのエヴァリー・ブラザーズのために書き下ろした。

1985年

  • Revolution - The Thompson Twins (英;56)

1986年

  • In My Life - Rod Stewart (英;80)

1987年

  • Let It Be - Ferry Aid (英;1)
  • In My Life - Ruby Turner (英;95)

1988年

  • I Saw Him Standing There - Tiffany (英;8 /米;7)
  • With A Little Help From My Friends - Wet Wet Wet (英;1)
  • She's Leaving Home - Billy Brag (英;1)

1989年

  • Imagine - Tracie Spencer (米;85)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。
  • Help! - Bananarama & LaNaNeNeNoNo (英;3)
  • Helter Skelter - Vow Wow (英;77)
  • Veronica - Elvis Costello (米;19)
ポールがエルヴィス・コステロと共作している。

1990年

  • Strawberry Fields Forever - Candy Flip (英;3)
  • I Feel Fine - Wet Wet Wet (英;30)

1991年

  • She's A Woman - Scritti Politti feat. Shabba Ranks (英;20)
  • Give Peace A Chance - Peace Choir (米;54)
  • Live And Let Die - Guns N’ Roses (英;5 /米;33)
ポール・マッカートニーのソロ作品をカバー。

1993年

  • All You Need Is Love - Tom Jones (英;19)

1995年

  • I'm Only Sleeping - Suggs (英;7)
  • Come Together - Smokin’ Mojo Filters (英;19)

1997年

  • Yesterday - Wet Wet Wet (英;4)

1998年

  • Maybe I'm Amazed - Carleen Anderson (英;24)
ポール・マッカートニーのソロ作品をカバー。

2000年

  • Imagine - Shola Ama (英;24)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。

2002年

  • The Long And Winding Road - Will Young & Gareth Gates (英;1)

2003年

  • Happy X'mas (War Is Over) - Idols (英;5)
ジョン・レノンのソロ作品をカバー。

2004年

  • With A Little Help From My Friends - Sam & Mark (英;1)

2005年

  • In My Life - Ozzy Osbourne (英;63)

非パーロフォン・セッション[編集]

フィルモグラフィー[編集]

主演作品
ドキュメンタリー風のアイドル映画。次作と共にカンヌ国際映画祭グランプリ受賞監督リチャード・レスターの初期の傑作としても知られる。
前作と同じくレスター作品。リンゴが中心となる映画で、前作とは違い完全フィクション映画である。
制作・脚本などすべてビートルズが自主制作したTV映画(監督は「リチャード・スターキー MBE」)。サイケ色の強いロードムービー
アニメ作品。声を当てているのは声優だが、メンバーもラストで映像出演している。
アルバム制作過程を追ったドキュメンタリー。ポールはこれを利用して再びライヴ活動をしたかったようだが、皮肉にもバンド崩壊の様子を後世に伝える作品となってしまった。上記4作品はDVD化されているが、当作品のみ未発売である。
ドキュメンタリー・映像作品 (アップル製作のみ)
  • 武道館コンサート - Concert at Budokan 1966 (1985年)
1966年6月30日、武道館コンサートを収録。日本のみの発売で、1993年別編集で再発売。未DVD化。
  • ザ・ファースト U.S.ヴィジット - The First U.S. Visit (1992年)
初のアメリカ上陸時のドキュメンタリー。2004年にDVD化。
アンソロジーシリーズの映像版。当時の貴重な映像や、メンバー他関係者のインタビューで構成されている。
その他
  • ビートルズ・ライヴ - Ready Steady Go! Special Edition THe Beatles Live! (1985年)
1964年のテレビ・スペシャル「Around The Beatles」の抜粋。未DVD化。
  • ビートルズ・スペシャル - Ready Steady Go! (1987年)
イギリスのテレビ番組「Ready Steady Go! 」出演時の映像集。日本のみの発売。未DVD化。
  • メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト - The Making Of A Hard Day's Night (1995年)
映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」製作ドキュメンタリー。進行役はフィル・コリンズ。映画未収録の「You Can't Do That」を初公開。
  • エド・サリヴァン presents ザ・ビートルズ ノーカット完全版 - The Four Historic Ed Sullivan Shows featuring The Beatles (2003年)
1964年、1965年のエド・サリヴァン・ショー出演時のDVD2枚組。ライヴ演奏した放送回のすべてが収録されている。

ほか、「ペイパーバック・ライター」「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ハロー・グッドバイ」「ヘイ・ジュードレボリューション(スタジオライヴ音声が重ねられており、シングルとはテイクが異なる)」などのプロモーションフィルムが存在する。これらは現在まで未発売であるが、いずれの曲も細かい編集が変更されているものの、ザ・ビートルズ・アンソロジー1-8に収録されてはいる。 非公認ビデオは数多くあるが、中でも「コンプリート・ザ・ビートルズ」(1982年)は「ザ・ビートルズ・アンソロジー」の登場まで定番ヒストリー・ビデオだった。発売中止になったものではテレビ放映された「Making Of Sgt, Pepper」(1992年)がある。

書籍[編集]

アンソロジー・プロジェクトの書籍版で、唯一の公式な自伝といえる作品。各年代のメンバーの発言を中心に、貴重な未発表写真などを加え編集されている。無名時代から絶頂期、解散に至るまでの経緯がメンバー自身の言葉で語られている。

追記[編集]

メンバーのソロ作品として発表された作品のうち、ビートルズ時代にデモが作られたり、ビートルズとしては未発表となった主なもの。

ジョン・レノン
  • 「チャイルド・オブ・ネイチャー」
    ジェラス・ガイ」(『イマジン』収録)の原曲。インド滞在中に作曲され、「ホワイト・アルバム」のレコーディングセッションおよび「ゲット・バック・セッション」でも演奏されている。
  • イマジン」(アルバム『イマジン』収録)
    『Let It Be ....Naked』のBonus Discにわずかながら収められている。
  • 真実が欲しい」(『イマジン』収録)
    1969年のビートルズのゲット・バック・セッションでジョンとポールが演奏を試みている。


ポール・マッカートニー
  • 「テディ・ボーイ」(『マッカートニー』収録)
    ゲット・バック・セッションで演奏、お蔵入りになったプロモーション盤『ゲット・バック』にも収録されていた。『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』収録。
  • 「アナザー・デイ」(ソロ・シングル)
ゲット・バック・セッションでポールのピアノ弾き語りが演奏されている。
  • 「メイビー・アイム・アメイズド」(『マッカートニー』収録)
    ゲット・バック・セッションでポールのピアノ弾き語りが演奏されている。
  • 「バックシート・オブ・マイ・カー」(『ラム』収録)
    ゲット・バック・セッションでポールのピアノ弾き語りが演奏されている。
  • 「コズミカリー・コンシャス」(『オフ・ザ・グラウンド』収録)
    1968年、インド滞在時に書かれたサイケ色の強い曲。ビートルズでの演奏は不明。


ジョージ・ハリスン


リンゴ・スター
  • 「ティキップ・オブ・ア・カロライナ」
    ゲット・バック・セッションの最中に演奏。この一部が『Let It Be...Naked』のBonus Discに収められている。

CM等のオンエア曲[編集]

解散後数十年が経過し、オリジナル曲を耳にすることは減りつつも数々のアーティストによりカヴァーされている。この項では、近年、CM等で採用されたビートルズの作品のみを列記する。

脚注[編集]

  1. ^ 正確には1970年にも『Let It Be』(あるいは"Get Back")のレコーディングは行われている。
  2. ^ デヴィッド・プリチャード/アラン・ライソート 『ビートルズ オーラル・ヒストリー』 加藤律子訳、シンコー・ミュージック、1999年、220頁。
  3. ^ マイク・エバンス編著、斉藤早苗監修 『ビートルズ世界証言集』 恩蔵茂・中山啓子訳、ポプラ社、2006年、p.446

外部リンク[編集]