アイ・コール・ユア・ネーム

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スロウ・ダウン
ビートルズシングル
リリース イギリス:1964年6月19日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1964年3月1日
ジャンル ロック
時間 2分07秒
レーベル パーロフォン
作詞・作曲 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
ビートルズシングル盤 日本 年表
アイ・フィール・ファイン
b/w
シーズ・ア・ウーマン
(1965年)
ロング・トール・サリー
b/w
アイ・コール・ユア・ネーム
(1965年)
ノー・リプライ
b/w
エイト・デイズ・ア・ウィーク
(1965年)
ロング・トール・サリー 収録曲
A面
  1. ロング・トール・サリー
  2. アイ・コール・ユア・ネーム
B面
  1. スロウ・ダウン
  2. マッチ・ボックス
パスト・マスターズ Vol.1 収録曲
  1. ラヴ・ミー・ドゥ
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー
  3. サンキュー・ガール
  4. シー・ラヴズ・ユー
  5. アイル・ゲット・ユー
  6. 抱きしめたい
  7. ジス・ボーイ
  8. 抱きしめたい(ドイツ語)
  9. シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
  10. ロング・トール・サリー
  11. アイ・コール・ユア・ネーム
  12. スロウ・ダウン
  13. マッチ・ボックス
  14. アイ・フィール・ファイン
  15. シーズ・ア・ウーマン
  16. バッド・ボーイ
  17. イエス・イット・イズ
  18. アイム・ダウン
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アイ・コール・ユア・ネーム(I Call Your Name)は、1963年ビートルズビリー・J・クレイマーザ・ダコタスに提供し、翌年にセルフ・カヴァーした楽曲である。

解説[編集]

「アイ・コール・ユア・ネーム」はレノン=マッカートニーの作である。ただし実質はジョン・レノンが作詞・作曲に興味を持ち始めた15~16歳のごろに書き、1963年ごろに加筆修正して完成させたものといわれている。リード・ヴォーカルはジョン・レノンであり、ほとんどがダブル・トラックである。本作にはコーラスはついていない。この曲は、ビートルズがレコーディング、リリースする以前にビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタスが1963年にレコードを発売した曲である。

演奏は基本的な4人の分担で行われている。間奏部では演奏全体がスウィングするテンポに変わっており、ビートルズの初期の曲としては珍しい。「スカのリズムを取り入れたごく初期の曲」といわれる所以である。レノンによるとこれはビートルズがスカを意図的に試したものである[1]。 リードギターにはジョージ・ハリスンリッケンバッカー・360/12という12弦ギターを使用している。 ボーカルのダブルトラックと相まってのリードサウンドはコーラスのない曲の厚さを増している。

また、リンゴ・スターがソロでジェフ・リンらをバックに歌った映像も残されている。

ステレオ・ヴァージョン[編集]

「アイ・コール・ユア・ネーム」のリアル・ステレオ・ヴァージョンはビートルズの活動中にはリリースされなかった。ただしアメリカでは1964年4月にリリースされたアルバム『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』ステレオ盤に収録された。英国では1976年6月リリースの『ロックン・ロール・ミュージック』が最初となる(ただしアメリカで発売されていたものとは別ミックス。)。CDでは1988年3月にリリースされたアルバム『パスト・マスターズ Vol.1』に収録された。

ミキシング[編集]

本作のイントロ部分のギターの旋律がステレオとモノラルでは一部異なっている。

ロックン・ロール・ミュージック』(および『パスト・マスターズ Vol.1』)収録のヴァージョンと『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』収録のヴァージョン、オリジナル・モノラル・ヴァージョンでは3種それぞれカウベルの出始めの部分が異なっている。

アメリカ盤『ロックン・ロール・ミュージック』およびイギリス盤『ロックン・ロール・ミュージック Vol.1』は左右チャンネルが逆にミキシングされている。

収録作品[編集]

出典・脚注[編集]

  1. ^ 中公文庫「ジョン・レノン ラスト・インタビュー p170