抱きしめたい

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抱きしめたい
I Want To Hold Your Hand
ビートルズシングル
リリース イギリスの旗1963年11月29日
アメリカ合衆国の旗1963年12月26日(B-side is "I Saw Her Standing There")
日本の旗1964年2月5日
録音 アビー・ロード・スタジオ (1963年10月17日)
ジャンル ロック
時間 2分24秒
レーベル 東芝EMIパーロフォンキャピトル・レコード
作詞・作曲 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート最高順位

1位(イギリス、アメリカ・Billboard Hot 100

ビートルズシングル盤 U.K. 年表
シー・ラヴズ・ユー
b/w
アスク・ミー・ホワイ
(1963年)
抱きしめたい
b/w
ジス・ボーイ
(1963年)
キャント・バイ・ミー・ラヴ
b/w
ユー・キャント・ドゥ・ザット
(1964年)
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
シー・ラヴズ・ユー
b/w
アイル・ゲット・ユー
(1963年)
抱きしめたい
b/w
アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
(1963年)
プリーズ・プリーズ・ミー
b/w
フロム・ミー・トゥ・ユー
(1964年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
抱きしめたい
b/w
ジス・ボーイ
(1964年)
プリーズ・プリーズ・ミー
b/w
アスク・ミー・ホワイ
(1964年)
オールディーズ』 収録曲
A面
  1. シー・ラヴズ・ユー
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー
  3. 恋を抱きしめよう
  4. ヘルプ!
  5. ミッシェル
  6. イエスタデイ
  7. アイ・フィール・ファイン
  8. イエロー・サブマリン
B面
  1. キャント・バイ・ミー・ラヴ
  2. バッド・ボーイ
  3. デイ・トリッパー
  4. ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
  5. 涙の乗車券
  6. ペイパーバック・ライター
  7. エリナー・リグビー
  8. 抱きしめたい
パスト・マスターズ Vol.1』 収録曲
  1. ラヴ・ミー・ドゥ
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー
  3. サンキュー・ガール
  4. シー・ラヴズ・ユー
  5. アイル・ゲット・ユー
  6. 抱きしめたい
  7. ジス・ボーイ
  8. 抱きしめたい(ドイツ語)
  9. シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
  10. ロング・トール・サリー
  11. アイ・コール・ユア・ネーム
  12. スロウ・ダウン
  13. マッチ・ボックス
  14. アイ・フィール・ファイン
  15. シーズ・ア・ウーマン
  16. バッド・ボーイ
  17. イエス・イット・イズ
  18. アイム・ダウン

抱きしめたい」("I Want To Hold Your Hand")は、1963年11月にビートルズが発表した5枚目のオリジナル・シングル曲である。初期の代表作であり、ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では16位にランクされている。

目次

[編集] 解説

レノン=マッカートニーの作品。ボーカルジョン・レノンポール・マッカートニー。すべての楽器がリフをキメるダイナミックなイントロから始まり、中間部(ブリッジ)は、1回目がユニゾン、2回目はジョンがメロディを歌い、ポールがその上のハーモニーをつけている。 曲調はアメリカ的なゴスペルを意識したものであり、結果的にはこの曲でアメリカ市場を席巻することになった。

ボブ・ディランはこの曲の一節"I can't hide"を"I get high"と勘違いし、「ビートルズがドラッグソングを歌っている!!」と思ったという。ちなみにディランがフォークソングからロックに転向するきっかけとなった曲であるとも言われる。

[編集] ステレオ・バージョン

「抱きしめたい」のリアル・ステレオバージョンは、1966年12月にリリースされたコンピレーション・アルバムオールディーズ』ステレオ盤に収録された。

アメリカでは1982年10月にリリースされたコンピレーション『20グレイテスト・ヒッツ』に収。それ以前の『ミート・ザ・ビートルズ』(ステレオ盤)では疑似ステレオ・バージョンが、『ザ・ビートルズ1962年~1966年』ではモノラル・バージョンが収録されていた。

CDでは1988年3月にリリースされたアルバム『パスト・マスターズ Vol.1』に収録された。

なおこの曲は、3つのステレオ・バージョンが制作された。

  1. 1963年版(ヴォーカルが右)オーストラリア盤収録
  2. 1965年版(ヴォーカルが中央)ドイツ盤収録
  3. 1966年版(1965年版とほぼ同じ)イギリス盤収録

今日CD化されているミックスは66年版である。本作はビートルズが初めて4トラック録音をした楽曲である。

[編集] シングル盤

ビルボード誌では、1964年2月1日に週間ランキング第1位を獲得。同1964年年間ランキングでも第1位。また、キャッシュボックス誌では、8週連続第1位を記録し、年間でも第1位となっている。前作のシングル「シー・ラヴズ・ユー」と共に、彼らの人気を決定づけた曲でもある。B面は英国・日本では「ジス・ボーイ」、米国では「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア[1]

アメリカだけでも500万枚以上、イギリスでも170万枚以上のセールスを記録し、「シー・ラヴズ・ユー」に続いてミリオン・セラーとなった。全世界で1,200万枚をセールス。世界歴代シングル売上第5位(ギネス・ワールド・レコーズ認定による)。

日本においては、「抱きしめたい」がビートルズのデビュー・シングルである(1964年3月東芝音楽工業オデオン・レーベルから発売。レコードNo.OR-1041)。当初東芝音工では「プリーズ・プリーズ・ミー」を日本デビュー曲に決めていたが、アメリカでの熱狂ぶりを考慮して急遽変更され、この曲が第1弾シングルとなった。そのため当時のレコード番号は「プリーズ・プリーズ・ミー」の方が若い(OR-1024)。また既にジャケット等の印刷が始まった後でリリース順が変更されたことから、初期ロットの一部にはジャケットの差し替えが間に合わず「プリーズ・プリーズ・ミー」を第1弾シングルとして掲載しているものがある[2]

[編集] 収録アルバム

[編集] 抱きしめたい(ドイツ語)

抱きしめたい(ドイツ語)
Sie Libet Dich
ビートルズシングル
B面 シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
リリース ドイツの旗1964年3月5日
録音 アビー・ロード・スタジオ (1963年10月17日)、EMI パテ・マルコーニスタジオ (1964年1月29日)
ジャンル ロック
時間 2分25秒
レーベル オデオン(西ドイツ)
作詞・作曲 レノン=マッカートニー=ニコラス=モンタージュ
プロデュース ジョージ・マーティン
パスト・マスターズ Vol.1』 収録曲
  1. ラヴ・ミー・ドゥ
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー
  3. サンキュー・ガール
  4. シー・ラヴズ・ユー
  5. アイル・ゲット・ユー
  6. 抱きしめたい
  7. ジス・ボーイ
  8. 抱きしめたい(ドイツ語)
  9. シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
  10. ロング・トール・サリー
  11. アイ・コール・ユア・ネーム
  12. スロウ・ダウン
  13. マッチ・ボックス
  14. アイ・フィール・ファイン
  15. シーズ・ア・ウーマン
  16. バッド・ボーイ
  17. イエス・イット・イズ
  18. アイム・ダウン

抱きしめたい(ドイツ語)」("Komm, Gib Mir Deine Hand")はドイツのファンをターゲットとした「抱きしめたい」のドイツ語版である。バックトラックは英語版の流用[3]

レコーディングは1964年1月29日パリのEMIスタジオで行われており、同じ日に「シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)」も録音されている[4]

"Komm, Gib Mir Deine Hand"とは英語で"Come, give me your hand" すなわち「来て、あなたの手を取りたい」という意味であり、意訳されている。

シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)」同様、英語版と比較してハーモニーと発音が雑な仕上がりになっている。歌詞に、「君はダイアモンドのように美しい("O du, bist du schön, schön wie ein Diamant")」という一節が出て来るが、これはこの部分のオリジナルの一節"You'll let me be your man"と語呂を合わせるためのものと思われる。

[編集] 収録アルバム

[編集] パロディ・オマージュ

1965年インド映画の「JAANWAR」でダンスホールでのシーンでビートルズを思わせるバンドと主人公と女性がこの歌をマサラ映画風にアレンジした「Dekho Ab To(抱きしめたいのインド語)」が歌われてるシーンがある。映画自体もビートルズを題材にしたロマンティック・コメディーである。

[編集] 脚注

  1. ^ オリジナル・シングルのなかで英パーロフォン盤と米キャピトル盤でカップリングが異なっていたのは「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」と「抱きしめたい」の2種だけ。
  2. ^ 東京スポーツ・2010年12月15日付 連載「高嶋弘之 ビートルズとカレッジポップス」
  3. ^ マーク・ルウィーソン著『ビートルズ/レコーディング・セッション』内田久美子訳、シンコーミュージック、1990年、44頁
  4. ^ なお、このドイツ語版2曲のレコーディングはすぐに終了したため、残り時間を使って「キャント・バイ・ミー・ラヴ」が録音された。
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