デヴィル・イン・ヒズ・ハート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」"Devil In His Heart")は1962年に発表されたデトロイトの黒人女性グループザ・ドネイズThe Donays)のシングル曲である。ドネイズはこのシングル盤1枚を出したのみで解散し、シングルもヒットすることはなかったが、リヴァプールの船員が持ち込んだシングルからこの曲を知った[1]ビートルズにカヴァーされることによって、後世に名を残すこととなった。

なお、ドネイズのオリジナル版は、アメリカのガールズグループのコンピレーションアルバム"Kiss N Tell: 30 Works of Heart"に収録されている。

ビートルズによるカヴァー[編集]

デヴィル・イン・ハー・ハート
ビートルズ楽曲
収録アルバム ウィズ・ザ・ビートルズ
リリース 1963年11月22日
録音 1963年7月18日
ジャンル ロック
時間 2分29秒 (monaural version)
2分26秒 (stereo version)
2分23秒 (maxi single "Baby It's You" version)
レーベル パーロフォン
作詞者 リチャード・ドラプキン
プロデュース ジョージ・マーティン
ウィズ・ザ・ビートルズ 収録曲
A面
  1. イット・ウォント・ビー・ロング
  2. オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ
  3. オール・マイ・ラヴィング
  4. ドント・バザー・ミー
  5. リトル・チャイルド
  6. ティル・ゼア・ウォズ・ユー
  7. プリーズ・ミスター・ポストマン
B面
  1. ロール・オーヴァー・ベートーヴェン
  2. ホールド・ミー・タイト
  3. ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー
  4. 彼氏になりたい
  5. デヴィル・イン・ハー・ハート
  6. ナット・ア・セカンド・タイム
  7. マネー

「デヴィル・イン・ハー・ハート」 ("Devil In Her Heart") は、1963年に発表されたビートルズの2作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムウィズ・ザ・ビートルズ』の12曲目(当時のLPレコードではB面5曲目)、及びアメリカで1964年に発売された『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』の4曲目に収録されているカヴァー曲である。

日本語の歌謡曲では異性の立場に立った楽曲を歌うことは珍しくないが、英語圏では性別を違えて歌うことはほとんどない。その代わり歌詞や楽曲のタイトルを性別に合うように変更することが通常である。本作は女性グループの楽曲であるため、ビートルズは男性の立場に変更して歌っている。タイトルも歌詞に準じて変更されたものである。

この曲はジョージ・ハリスンの提案でカヴァーされることになったため、リード・ヴォーカルもジョージが担当している。

ビートルズはBBCのラジオ放送でもこの曲を2回演奏しており、1995年にリリースされたマキシ・シングル『ベイビー・イッツ・ユー』のカップリングとして、「アイル・フォロー・ザ・サン」、「ボーイズ」と共に収録された(他3曲も同様にBBC音源である)。

担当パート[編集]

収録アルバム[編集]