サンキュー・ガール

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アイル・ゲット・ユー
ビートルズシングル
A面 シー・ラヴズ・ユー
リリース イギリス:1963年4月12日
アメリカ:1963年5月27日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1963年3月5日3月13日
ジャンル ロック
時間 2分02秒
レーベル パーロフォン
作詞・作曲 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
ビートルズシングル盤 U.K.U.S. 年表
プリーズ・プリーズ・ミー
b/w
アスク・ミー・ホワイ
(1963年)
フロム・ミー・トゥ・ユー
b/w
サンキュー・ガール
(1963年)
シー・ラヴズ・ユー
b/w
アイル・ゲット・ユー
(1963年)
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
キャント・バイ・ミー・ラヴ
b/w
ユー・キャント・ドゥ・ザット
(1964年)
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
b/w
サンキュー・ガール
(1964年)
ラヴ・ミー・ドゥ
b/w
P.S.アイ・ラヴ・ユー
(1964年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
ツイスト・アンド・シャウト
b/w
ロール・オーヴァー・ベートーヴェン
(1964年)
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
b/w
サンキュー・ガール
(1964年)
オール・マイ・ラヴィング
b/w
ラヴ・ミー・ドゥ
(1964年)
パスト・マスターズ Vol.1 収録曲
  1. ラヴ・ミー・ドゥ
  2. フロム・ミー・トゥ・ユー
  3. サンキュー・ガール
  4. シー・ラヴズ・ユー
  5. アイル・ゲット・ユー
  6. 抱きしめたい
  7. ジス・ボーイ
  8. 抱きしめたい(ドイツ語)
  9. シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
  10. ロング・トール・サリー
  11. アイ・コール・ユア・ネーム
  12. スロウ・ダウン
  13. マッチ・ボックス
  14. アイ・フィール・ファイン
  15. シーズ・ア・ウーマン
  16. バッド・ボーイ
  17. イエス・イット・イズ
  18. アイム・ダウン
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サンキュー・ガール」("Thank You Girl")は、1963年4月にビートルズが発表した3枚目のオリジナル・シングル(「フロム・ミー・トゥ・ユー」)のB面曲である。

解説[編集]

レノン=マッカートニーの作品。ヴォーカルはジョン・レノンとポール・マッカートニー。プロデューサーはジョージ・マーティン。エンジニアはノーマン・スミス

当初、ジョン・レノンはこの曲をシングルにしようと意図していた。「"Thank You Girl"はシングルを書こうとして上手く行かなかったうちの1つだ。だからB面やアルバムの曲の1つにもなった。」[1]1972年4月に"Hit Parader"で「(この曲を書いたのは)ポールと僕だ。これは適当にやっつけたばかげた曲だ。」と述べていた。

元の曲名は"Thank You, Little Girl"であった[2]ジョン・レノンポール・マッカートニーは数多くの女性ファンに捧げる曲としてこの曲を書いた。マッカートニーは「僕らは"Thank You Girl"っていう題の曲を書けば僕らにファンレターをくれる女の子たちに本当のありがとうを届けられると分かっていたんだ。だから僕らの多くの曲はファンに直接届いた。」[3]と述べていた。

「サンキュー・ガール」のレコーディングは1963年3月5日3月13日[4]アビー・ロード・スタジオで行われた。A面曲「フロム・ミー・トゥ・ユー」と同様、ファン(ビートルマニア=girl(s))への感謝(Thank You)の意を込めて作られた。

イギリスにおいてはアルバム未収録だが、アメリカにおいては『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』の2曲目に収録された。また、「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」のB面(日本盤のシングルも)としてビルボード誌において35位を獲得している。また、キャッシュボックス誌では、最高位38位を記録している。

ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC』にも収録されている。オリジナルより1秒短いこのヴァージョンは、1963年6月19日プレイハウス・シアターでレコーディングされた。プロデューサーはロン・ベルチア。曲の特徴となるジョンによるハーモニカが入っていない

演奏[編集]

ステレオ・ヴァージョン[編集]

「サンキュー・ガール」のリアル・ステレオ・ヴァージョンはビートルズの活動中にはリリースされなかった。ただしアメリカでは1964年4月にリリースされたアルバム『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』ステレオ盤に収録された。長らくステレオ・ヴァージョンはCD化されなかったが、2004年に発売された『ザ・ビートルズ ザ・キャピトル・アルバムス Vol.1』CDボックス中のアルバム『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』に収録された。キャピトル盤のステレオ・ヴァージョンはエコーが深い。

2009年9月9日にリマスターが施されて発売された『PAST MASTERS』にて、これまでステレオ・ヴァージョンは未発表だった英国を含む全世界で初めてエコーのないステレオ・ヴァージョンがリリースされた。

収録作品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying: The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. pp. 169. ISBN 0-312-25464-4. 
  2. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. pp. 28. ISBN 0-517-57066-1. 
  3. ^ Thank You Girl”. The Beatles Interview Database. 2007年12月19日閲覧。
  4. ^ この日にハーモニカのオーヴァーダビングのみが行われた。