ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン

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ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン
ビートルズ楽曲
収録アルバム マジカル・ミステリー・ツアー
リリース イギリスの旗 イギリス1967年10月29日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国1967年11月27日
日本の旗 日本1968年12月5日
録音 1967年5月11日 オリンピック・スタジオ
ジャンル ロック
時間 2分51秒
レーベル パーロフォン(イギリス)
キャピトル・レコード(アメリカ)
オデオン(日本)
作詞者 レノン=マッカートニー
作曲者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
ビートルズシングル盤 U.K.U.S. 年表
ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー
両A面
ペニー・レイン
(1967年)
愛こそはすべて
b/w
ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン
(1967年)
ハロー・グッドバイ
b/w
アイ・アム・ザ・ウォルラス
(1967年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー
b/w
ペニー・レイン
(1967年)
愛こそはすべて
b/w
ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン
(1967年)
ハロー・グッドバイ
b/w
アイ・アム・ザ・ウォルラス
(1968年)
マジカル・ミステリー・ツアー 収録曲
A面
  1. マジカル・ミステリー・ツアー
  2. フール・オン・ザ・ヒル
  3. フライング
  4. ブルー・ジェイ・ウェイ
  5. ユア・マザー・シュッド・ノウ
  6. アイ・アム・ザ・ウォルラス
B面
  1. ハロー・グッドバイ
  2. ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー
  3. ペニー・レイン
  4. ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン
  5. 愛こそはすべて

ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」(Baby, You're A Rich Man)は、1967年7月にビートルズが発表した15枚目のオリジナル・シングル(「愛こそはすべて」)のB面曲である。

解説[編集]

レノン=マッカートニーの作品。Aメロをジョンが、サビをポールが作った楽曲である。ヴォーカルはジョン・レノンとポール・マッカートニー。ジョンが作っていた「ワン・オブ・ザ・ビューティフル・ピープル」とポールが作っていた「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」を合体させて完成した曲である。前者が本曲の前半、後者がサビ〜後半部分となっており、曲名もポールの製作していた後者が採用された。

ジョンはヴォーカルのほか、ピアノクラヴィオライン(初期のアナログシンセサイザーの一種)、コーラス、ポールは同じくヴォーカルのほか、ベース、ピアノ、コーラスで、ジョージ・ハリスンがギター、コーラス、手拍子で、リンゴ・スターがドラムスタンバリン、手拍子を担当している。他にオリンピック・スタジオのエンジニアであるエディ・クレイマーヴァイブで、ローリング・ストーンズミック・ジャガーがコーラスで参加しているとの記録がある[1][2][3]

レコーディングは1967年5月11日ロンドンのオリンピック・スタジオで行われ、テイク1からテイク12までが録音された。同日にミキシングも行われている[4]

アニメ映画ビートルズのアニメ映画『イエロー・サブマリン』のために作られ、同映画でも使用された[5]。英国ではオリジナル・アルバム未収録だったが、キャピトル編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』には収録された。1999年に『イエロー・サブマリン』のDVD化に合わせて発売されたアルバム『イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜』にも、映画中で挿入歌として使用された経緯から、リミックス・ヴァージョンが収録されている。

また、同楽曲は映画『ソーシャル・ネットワーク』のエンディングテーマとしても使用されている。

ステレオ・ヴァージョン[編集]

「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」のリアル・ステレオ・ヴァージョンはビートルズの活動中にはリリースされなかった。ステレオ・ミキシングされたのは解散後の1971年10月22日で、西ドイツではアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』ステレオ盤に収録された。英国では1980年11月にリリースされた『リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス』に収録された。CDでは1987年8月にリリースされたアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録された。

脚注[編集]

  1. ^ レコーディング・セッションを収めたテープボックスの1本には「+ミック・ジャガー?」との表記がなされている。
  2. ^ 『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版』マーク・ルーイスン著、内田久美子翻訳、2009年・シンコーミュージック発行、171-172頁
  3. ^ かつてはブライアン・ジョーンズオーボエで参加しているとされる資料もあったが、オーボエの音はジョンがクラヴィオラインで演奏したものである。ジョーンズに関しては恋人をキース・リチャーズに取られた影響で精神が不安定になっていた上、レコーディング前日の5月10日に薬物所持で逮捕されている。
  4. ^ プロデューサージョージ・マーティンエンジニアはキース・グラント。
  5. ^ 映画のサウンドトラック・アルバム『イエロー・サブマリン』には収録されなかった。