ITV (イギリス)

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ITV plc
ITVロゴ
市場情報
LSE ITV
本社所在地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン
設立 2004年
業種 情報・通信業
事業内容 テレビ局
主要株主 ITV Network Limited
外部リンク http://www.itvplc.com/
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ITVIndependent Television:独立テレビジョン)は、イギリス最大かつ最古の民間放送局で、1955年9月に放送開始。主に娯楽番組でBBCと競合してきた。法律上は「Channel 3」。

法人としては ITV plc であり、ITVネットワーク・リミテッド (ITV Network Limited) のメンバーである。

概要[編集]

ITVは日本で言う「JNN」などの企業連合のような集合体。放送免許はIBA(後のITC。現在のOFCOM)という組織が管理しており、地域ごとに放送免許を交付する形をとる。交付された各々の会社が地域ごとの放送運営を行っている。交付されるのは14の地域と、そのうちのロンドンの平日向け放送と週末向け放送の15社とチャンネル3の電波を間借りする形で全国向けの朝の放送を行う会社、そして文字放送を行う会社、全部で17社。

なお、また後に「チャンネル4」というマイノリティ対象の別チャンネルが、ITV各局拠出による運営資金で、BBCの2チャンネルと従来のITVに次ぐ文字通り第4のチャンネルとして設けられた(関係性はない)。

1990年放送法による合理化[編集]

1990年放送法が施行、入札が行われて地域ごとの放送免許が更新。さらに放送法に基づき規制緩和に伴い放送局の合併が進み、グラナダ・メディア・グループ(以下グラナダまたはGMG)とカールトン・テレビジョン(以下カールトン)がそれぞれ合併を進めた。さらには両者が合併で合意し、2004年には15局のうち11局が統合された。現在はイングランドウェールズの放送エリアがITV plcによって運営され、スコットランド北アイルランド、本土南方のチャネル諸島の局は個々の系列局として免許を保持、実質的に単一の放送局となっている。ITV Plc、スコットランド全域を統括するstvの親会社であるSMG Plc、北アイルランドを放送区域とするUTVの親会社のUTV Media plcがそれぞれロンドン証券取引所に株式を上場しており、ITV PlcはFTSE 100の指数採用銘柄になっている。

デジタル放送[編集]

1998年に始まったイギリスの地上デジタル放送開始に伴い、ITVは衛星放送ケーブルテレビ向けに多チャンネル化を展開。地上デジタル放送向けに有料チャンネルを開設したが、経営難から2002年にサービスを終了、無料放送のFreeviewサービスへ引き継がれる。現在はアナログ放送でも視聴できるITV1のほかに、ITV2ITV3ITV4CITV ChannelITV Play等の専門チャンネルを運営している。

ITN[編集]

ITVは各々の放送局の集合体であったことから、ニュース番組を製作していない。ITNという制作会社が制作している。ITNが制作するニュースはチャンネル4や日本のNHKBSでも放送された。

朝の放送[編集]

午前中の放送が教育・教養番組だけだった状態から、朝にもニュース番組を放送しようということとなった。そのための専門の製作会社TV-amが設立され、1983年2月にサービスを開始した。10年後に行われた放送免許の更新でTV-amではなくGMTVが落札。1993年1月からはGMTVが放送を行っている。

2009年にITVは米国ウォルト・ディズニー・カンパニーからGMTV株を取得し連結子会社化、ITV Breakfastに社名変更し事実上の直轄となる。

ITVのフランチャイズ[編集]

概要[編集]

ITVの地方フランチャイズは前記の様に15社、全国向けフランチャイズは2社が存在する(2007年現在)。 すべてのフランチャイズ局(地方局)は非営利法人であるITVネットワーク・リミテッド(合資会社)(IBAアソシエーション・リミテッドの後身)に加盟している。その中のITV plcは15局のうち11局の放送免許を所有し、ネットワークを支配しているにもかかわらず、番組制作を各局に委託し、放送予定を組んでいる。また、他の民間放送業者やBBC(例:Mr.ビーン、テムズTV製作)から制作依頼されることもあるが、主にネットワーク放送の番組は地方局向けに提供される。

全国ニュースについては共通の契約者(今のところITN)が供給するものをネットワーク全体で放送している。 また、ネットワーク全局が全国ニュースを除いた全国向け番組制作から離脱する権利を有する。しかし、経済的に行き詰まる可能性が高いため、通例できない。

チャンネル(2006年~)[編集]

地方
  • スコットランド北部:STV
  • スコットランド中央部:STV
  • スコットランド南部・北西イングランドの一部・マン島:ITV1 ボーダー
  • イングランド北東部:ITV1 タイン・ティーズ
  • イングランド北西部:ITV1 グラナダ
  • ヨークシャー地方他:ITV1 ヨークシャー
  • ウェールズ・イングランド西部:ITV1 ウェールズ・ITV1 ウェスト
  • イングランド中部:ITV1 セントラル*
  • イングランド東部:ITV1 アングリア
  • ロンドン:ITV1 ロンドン
  • イングランド南部:ITV1 メリディアン*
  • イングランド南西部:ITV1 ウェストカントリー
  • 北アイルランド:UTV
  • チャネル諸島:ITV1 チャネル・テレビジョン
全国
  • GMTV:毎朝6:00-9:25の番組製作・放送
  • Teletext:ITVの文字多重放送・双方向サービス

放送局名の脇の*印は、ロンドンの西側の地区テムズバレーのニュースを管轄するITVテムズバレーの放送地域と重複。

免許交付の状況[編集]

それぞれの放送局が製作したテレビドラマ等とともに掲載。

  • スコットランド北部:グランピアン■(1961年-)
  • スコットランド中央部:スコティッシュ■(1957年-)
  • スコットランド南部・北西イングランドの一部・マン島:ボーダー*(1959年-)
  • イングランド北東部:タイン・ティーズ*(1959年-)
  • イングランド北西部:グラナダ*(1955年-)『シャーロック・ホームズの冒険』等
  • ヨークシャー地方他:ヨークシャー・テレビジョン*(1968年-)
  • ウェールズ・イングランド西部:ハーレック・テレビジョン(HTV)(1968年−)
  • イングランド中部:セントラル(CTV,1982年-1999年/カールトン・セントラル(1999年-)
  • イングランド東部:アングリア*(1959年-)
  • ロンドン平日:テムズ・テレビジョン(1968年-1992年 月曜 - 金曜夕方)『ロンドン特捜隊スウィーニー』等/カールトン(1993年-)◎
  • ロンドン週末:ロンドン・ウィークエンド・テレビジョン*(LWT:1968年- 金曜夕方 - 日曜)◎
  • イングランド南部:メリディアン・ブロードキャスティング*(1993年-)『ホーンブロワー 海の勇者
  • イングランド南西部:カールトン・ウェストカントリー(1999年-。旧ウェストカントリーを1996年カールトンが買収 )
  • 北アイルランド:アルスター・テレビジョン(UTV)(1959年-)
  • チャネル諸島:チャネル・テレビジョン(1962年-)

放送局名の脇の*印は、合併前の「グラナダ・メディア・グループ (GMG)」の構成局だったことを示す。このGMGとカールトンのグループ局が合併して、現在の単一ITVとなった。

放送局名の脇の■印(スコットランド全域)は、2000年にスコティッシュ・メディア・グループ(SMG)を発足。2006年5月30日、"stv"(スコティッシュ・テレビジョン)として統合。

放送局名の脇の◎印は、2002年、ITVロンドンに統合された。LWTについては1994年にグラナダが敵対的買収に乗り出し、結局取引に合意した。2002年にグラナダ・カールトン間で締結された地方番組制作協定に応じた地方局の推薦状のみによって、イングランド・ウェールズの地方局すべてをITV1ブランドに統一することが決定され、現在に至る。なお、LWTプロダクション製作の番組は2004年10月31日を最後に、グラナダ・ロンドン製作に替わり、次いで2006年からはITV plc全局の製作番組の終了時にITVプロダクションズと表示されるようになった。

過去には『フランチャイズ・ラウンド』と呼ばれるテレビ局放送ライセンスの入札制度により、運営するテレビ局が交替する事があった。1992年一杯で「TV-am」がライセンスを失ったときは話題となった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

共に英語サイトである。