マン島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マン島
Ellan Vannin (マン島語)
Isle of Man (英語)
マン島の旗 マン島の紋章
(紋章)
地域の標語 : Quocunque Jeceris Stabit
ラテン語: 投ぐればいずくにでも、立たん
地域の歌 : God Save the Queen女王陛下万歳
マン島賛歌
マン島の位置
公用語 英語
主都 ダグラス
最大の都市 ダグラス
政府
連合王国国王 エリザベス2世
副総督
首席大臣
ポール・ハダックス
トニー・ブラウン
面積
総計 572km²191位
水面積率 極僅か
人口
総計(2005年 76,538人(201位
人口密度 131.2人/km²
GDPPPP
合計(Xxxx年 21.13億ドル(182位
1人当り 28,500ドル
王室領 1765年
通貨 マンクス・ポンド
UKポンドGBP
時間帯 UTC +0 西ヨーロッパ時間DST: +1 西ヨーロッパ夏時間
ISO 3166-1 IM / IMN
ccTLD .im
国際電話番号 44(市外局番 01624)

マン島(マンとう、マン島語: Ellan Vannin または Mannin; 英語: Isle of Man または Mann)は、グレートブリテン島アイルランドに囲まれたアイリッシュ海の中央に位置する淡路島ほどの小さな島。首都はダグラス (Douglas) 。人口は約8万2000人。

目次

[編集] マン島の概要

法的にはグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国の一部ではなく、自治権を持ったイギリス王室属国 (Crown dependency) である。ただし、イギリス連邦(commonwealth)の加盟国ではない。通貨はマンクス・ポンドマンクス銀行により独自の通貨が発行されている。為替レートイギリスポンドと同じ。イングランド銀行、スコットランド銀行などで発行されたイギリスポンドも国内で問題なく通用する。外交軍事はイギリス王室に委ねるという法律がある。公用語は英語。マン島語は20世紀初頭、最後の日常的な話者が亡くなったが、1970年代以降、言語復権運動から現在は約1200人のマン島語識者がいる。イギリスからの独立意識の高いマン島では、英語に次ぐ公用語として位置づけられ、国民にはマン島語による教育の機会も与えられている。また2005年にはマン島語のみを教授言語とする初等教育の学校ができた。

[編集] マン島の行政、法律

イングランド法のベースとなった独自の法律を持ち、立法権を持つ立法議会と下院、行政権を持つ政府がある。ティンワルドは世界最古の議会で、現在でも7月に青空議会が開かれている。法案は英国女王またはその代理である総督によって裁可される。外交と軍事は英国政府に委任しており、その代金を毎年支払っている。体罰制度が存続している。 また、道路の制限速度がない。

[編集] 観光、産業

島の公道を使って一周60kmを走るオートバイレースマン島TTレース(世界選手権からは除外)は、世界でもっとも歴史の長いオートバイレースとして有名。また、マン島は保存鉄道でも知られる。保存鉄道は、蒸気機関車アプト式登山鉄道、狭軌の電車の3系統がある。タックスヘイブンとしても有名で、特にキャプティブ保険会社(保険業でない企業が子会社として設立する、自社専用の保険引受業者)が数多く設置されている。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

マン島の地図。括弧内はマン島語名