巨石記念物

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ストーンヘンジ
カルナックの列石群
モンゴルの立石
マルタの巨石神殿
アイルランド、Poulnabroneにあるドルメン

巨石記念物(きょせききねんぶつ、megalithic monument(s))は、自然で、あるいは面取り化粧仕上げなどの一部の加工のみが加えられた石で、築かれた構築物。単一のものや後述するような列石など集合体の形態をとるもの、ストーンヘンジのような建造物に近い形態のものを指す。世界中に分布し、伝播説まである。

「巨石記念物」という名称は、有史以来の全ての建造物に適用されてよいはずの名称であるが、特に新石器時代から初期金属器時代までの、巨石使用を特徴とする構築物について、「巨石使用」を強調して、このように呼称する。そのため、これらの正確な範囲をどこまでとするかは様々である。通常は、ピラミッドジッグラトのような石組みの複雑な構造を持っている建造物は除外され、やや原始的な文化という意味合いを持たせて、古代の構造物が単に巨石で築かれていることを強調して使用される用語である。

どのような意味を持っていたか

農耕儀礼、太陽崇拝天文台説などがある。

主な種類[編集]

G・ダニエル (Glyn Daniel) などの分類に基づく。多くの形態が複合されていることも多い。ヨーロッパでは、大西洋岸・ケルト地域に多く分布し、ケルト人の遺跡と誤解されることがあるが、ケルト以前の先住民による遺物であり、ケルト人との関係は無い。


担い手[編集]

ヨーロッパにおける巨石文化の担い手は、Y染色体ハプログループR1bに属し、新石器時代にヨーロッパに農耕をもたらした集団と考えられる。現在はバスク人に90%以上に見られる[1]ことから、バスク語に近い言語を話していたことが想定される。

現代の巨石文化[編集]

東南アジアで、現在も首長の地位を高めるために祭りの一環として建立が行われることがある。

関連項目[編集]

  1. ^ Adams S, King T, Bosch E, Jobling M (2006). "The case of the unreliable SNP: recurrent back-mutation of Y-chromosomal marker P25 through gene conversion". Forensic Sci. Int. 159 (1): 14–20. doi:10.1016/j.forsciint.2005.06.003. PMID 16026953