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: 中の家(なかんち)当主・渋沢市郎右衛門の子。
: 中の家(なかんち)当主・渋沢市郎右衛門の子。
: 剛情っぱりでおしゃべりな性格。また物事を理論づけて考えることが得意であり、藍葉の買付や藍農家の番付などに商才を顕していく一方で、理屈に合わない迷信や理不尽には人一倍腹を立てたり反抗したりする。
: 剛情っぱりでおしゃべりな性格。また物事を理論づけて考えることが得意であり、藍葉の買付や藍農家の番付などに商才を顕していく一方で、理屈に合わない迷信や理不尽には人一倍腹を立てたり反抗したりする。
: 千代との結婚前後から攘夷思想に染まり、一時は高崎城の襲撃と横浜焼き討ちを計画するが、村に戻ってきた長七郎に「異国との軍事力の差からの武力による攘夷活動の限界」となった事件の数々を知らされ、別の道を模索するため喜作と父に頼み込んで村を出て京に上るが、円四郎と出ったことで一橋家に仕えることになり'''篤太夫'''と名乗る。
: 千代との結婚前後から攘夷思想に染まり、一時は高崎城の襲撃と横浜焼き討ちを計画するが、村に戻ってきた長七郎に「異国との軍事力の差からの武力による攘夷活動の限界」となった事件の数々を知らされ、別の道を模索するため喜作と父に頼み込んで村を出て京に上るが、円四郎と出ったことで一橋家に仕えることになり'''篤太夫'''と名乗る。
; [[渋沢市郎右衛門]](しぶさわ いちろうえもん)
; [[渋沢市郎右衛門]](しぶさわ いちろうえもん)
: 演:[[小林薫]]
: 演:[[小林薫]]

2021年10月25日 (月) 00:02時点における版

青天を衝け
ジャンル テレビドラマ
脚本 大森美香
演出 黒崎博
村橋直樹
渡辺哲也
田中健二
川野秀昭
松木健祐
尾崎裕人
出演者 吉沢亮
(以下五十音順)
朝加真由美
朝倉あき
池内万作
池田成志
石丸幹二
イッセー尾形
磯村勇斗
板垣李光人
板橋駿谷
犬飼貴丈
大倉孝二
大谷亮平
岡田健史
岡森諦
奥田洋平
尾上寛之
尾上右近
金井勇太
要潤
上白石萌音
川栄李奈
岸谷五朗
北大路欣也
木場勝己
木村佳乃
草彅剛
小池徹平
高良健吾
小林薫
小日向春平
小日向星一
酒向芳
佐戸井けん太
志尊淳
菅原大吉
高木渉
武田真治
竹中直人
田中要次
田辺誠一
玉木宏
津田寛治
堤真一
ディーン・フジオカ
手塚理美
手塚真生
遠山俊也
中島歩
中村靖日
波岡一喜
成海璃子
仁村紗和
博多華丸
萩原護
橋本愛
畑芽育
原日出子
平泉成
平田満
深川麻衣
福士誠治
藤野涼子
藤原季節
細田善彦
増田修一朗
町田啓太
満島真之介
三浦誠己
水上竜士
峯村リエ
みのすけ
美村里江
村川絵梨
モーリー・ロバートソン
山内圭哉
山崎育三郎
山崎銀之丞
山中聡
山本浩司
吉幾三
和久井映見
渡辺いっけい
渡辺大知
ナレーター 守本奈実
時代設定 江戸時代末 - 明治時代
製作
製作総指揮 菓子浩制作統括
福岡利武(制作統括)
プロデューサー 板垣麻衣子
制作 日本放送協会
放送
映像形式文字多重放送
音声形式解説放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2021年2月14日[1] - 12月26日[2]
放送時間日曜 20:00 - 20:45
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数41
大河ドラマ「青天を衝け」

特記事項:
初回・第40回・最終回(第41回)は15分拡大。
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青天を衝け』(せいてんをつけ)は、2021年(令和3年)2月14日から放送されているNHK大河ドラマ第60作[3]。「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一主人公[3]幕末から明治までを描く[4]

制作

2019年令和元年)9月9日に制作発表が行われ、題材・タイトルとともに脚本連続テレビ小説風のハルカ』『あさが来た』などを手がけた大森美香が担当し、主演を吉沢亮が務めることが発表された[3]。なお、吉沢亮は大河ドラマの主演俳優としては初の平成生まれである[5]

表題「青天を衝け」は渋沢自身が詠んだ漢詩の一節「勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征」(意:青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む)から取られた[3]

発表会見において、制作統括の菓子浩は「今の閉塞感が感じられる時代だからこそ、大きな時代のうねりを描きたいと思って、幕末から明治を題材に選んだ」と説明し、さらに大森も「得意とされている時代」だとした上で、「時代が動く変革の時期を描きたいと思った。他の時代も考えたが、早い段階で幕末に絞ってた」とコメントした[4]。また、菓子は「渋沢は主役候補に挙がっていたが、一万円札の肖像に決まったという発表が後押しになった」と、2024年度より発行される新紙幣の肖像に決定した[6]ことも理由の1つであるとした[4]

2020年12月4日、番組公式ホームページを開設、番組メインビジュアルを公開し、公式ツイッターも始動した[7]

前作『麒麟がくる』が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響などで放送日程が大幅に変更されたため、本作はNHK大河ドラマとしては史上初めて2月放送開始の作品となった[8]

2021年6月23日、東京五輪パラリンピック期間中の7月25日から9月5日までの計5話分の放送を休止することが発表された[9]

2021年7月21日、最終回が12月26日となり、放送回数は全41話となることが発表された[2]

2021年9月17日、Vaundyが書き下ろした、本作のインスパイアードソング「偉生人」が発表された[10]

あらすじ

血洗島・青春編

幕末武蔵国・血洗島村。藍玉作りや養蚕を生業とする農家に生まれた渋沢栄一は、剛情っぱりだが、おしゃべりで利発な少年。

同じころ、水戸藩主・徳川斉昭は軍事訓練を行ったことで、幕府から隠居を命じられるが、英邁と評判の子息・七郎麻呂に御三卿の一橋家への養子の話が持ち上がる。1847年、七郎麻呂は江戸城に入り徳川慶喜を名乗る。

成長した栄一は農家の仕事を務めながら、少年時代から想いを寄せていた千代と結婚する。また、栄一は千代の兄・尾高惇忠の道場で剣術を学び、開国、桜田門外の変と世の中がめまぐるしく変わる中、尊王攘夷思想にのめりこむ。栄一たちは横浜の外国人居留地に火をつけ、幕府を転覆する横浜焼き討ちを計画。だが、尾高長七郎の必死の説得で断念する。栄一といとこの渋沢喜作は、江戸で平岡円四郎に出会い、一橋家の家臣に誘われる。

1862年(文久2年)、慶喜は将軍後見職となり、翌年には宮中を守るため京に移る。栄一と喜作も世の中を変えたいという思いから、家を出て京へ向かう。

一橋家臣編

京についた栄一と喜作は平岡円四郎を訪ねる。円四郎のはからいで二人は一橋家臣となり、渋沢篤太夫、渋沢成一郎と名を改める。だが円四郎は攘夷志士に暗殺される。篤太夫は一橋家の財政安定のため尽力するが、14代将軍・徳川家茂が亡くなり、慶喜が将軍となる。図らずも幕臣となった篤太夫は失意の日々となる。慶喜はパリ万博とヨーロッパ留学に出発する弟の徳川昭武の随行人に篤太夫を任命。勘定奉行・小栗忠順からフランスからの借款交渉をまかされ、篤太夫は船でパリへと旅立つ。

パリ編

パリに到着した篤太夫は、万博の会場で最先端の西洋技術に驚嘆する。だが裏で手を引く薩摩藩の五代才助の策略により、幕府の借款は消滅してしまう。篤太夫は資金繰りに奔走する中、身分に関係なく皆で能力を発揮し合う西洋社会に感銘を受ける。同じころ、日本では西郷吉之助が軍備を整え、岩倉具視大久保一蔵が王政復古への動きを進めるが、慶喜は先手を打ち政権を朝廷に返上する。戊辰戦争が幕を開け激変する日本の状況は手紙を通してパリに伝わり、昭武らは衝撃を受ける。株式資本の仕組みを学んで新たな決意を抱いた篤太夫は帰国の途に着く。

静岡編

帰国した篤太夫は幕府崩壊の顛末を聞かされる。慶喜は謹慎を続けており、篤太夫の見立て養子となっていた平九郎は新政府軍との激戦で命を落とし、成一郎は箱館へと転戦していた。静岡で隠棲する慶喜と再会した篤太夫は、駿府藩で働き始める。篤太夫は藩の財政改革に乗り出し、パリで学んだ知識を元に商法会所を設立。その噂は新政府の元にまで届き、篤太夫は出仕を求められる。大隈重信の説得を受けた篤太夫は栄一に名を戻し、慶喜に別れを告げて大蔵省に仕官する。

登場人物

主人公とその縁戚

渋沢・中の家

渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
(渋沢栄一 → 渋沢篤太夫 → 渋沢栄一)
演:吉沢亮(少年:小林優仁
本作の主人公。
中の家(なかんち)当主・渋沢市郎右衛門の子。
剛情っぱりでおしゃべりな性格。また物事を理論づけて考えることが得意であり、藍葉の買付や藍農家の番付などに商才を顕していく一方で、理屈に合わない迷信や理不尽には人一倍腹を立てたり反抗したりする。
千代との結婚前後から攘夷思想に染まり、一時は高崎城の襲撃と横浜焼き討ちを計画するが、村に戻ってきた長七郎に「異国との軍事力の差からの武力による攘夷活動の限界」となった事件の数々を知らされ、別の道を模索するため喜作と父に頼み込んで村を出て京に上るが、円四郎と出会ったことで一橋家に仕えることになり篤太夫と名乗る。
渋沢市郎右衛門(しぶさわ いちろうえもん)
演:小林薫
栄一の父。中の家の当主。
渋沢ゑい(しぶさわ えい)
演:和久井映見
栄一の母。
渋沢千代(しぶさわ ちよ)
(尾高千代 → 渋沢千代)
演:橋本愛(少女:岩﨑愛子
栄一の妻。尾高惇忠の妹。
吉岡なか(よしおか なか)
(渋沢なか → 吉岡なか)
演:村川絵梨(少女:小田菜乃葉
栄一の姉。
渋沢てい(しぶさわ てい)
演:藤野涼子(少女:吉田帆乃華
栄一の妹。
市太郎(いちたろう)
栄一の長男。幼くしてはしかにより命を落とす。
渋沢うた(しぶさわ うた)
(うた → 渋沢うた)
演:小野莉奈[11](2か月:宮島瑠花[12]、1歳半:岡部光花俐[13]、少女:三井絢月山崎千聖
栄一と千代の長女。
渋沢こと(しぶさわ こと)
演:池田朱那[14](少女:吉川さくら
栄一と千代の次女。
篤二(とくじ)
演:泉澤祐希[14]
栄一と千代の長男。
須永才三郎(すなが さいさぶろう)
演:石川竜太郎
ていの夫となる中の家の後継者。結婚後に渋沢市郎を名乗る。

渋沢・新屋敷

渋沢喜作(しぶさわ きさく)
(渋沢喜作 → 渋沢成一郎 → 渋沢喜作)
演:高良健吾(幼少:石澤柊斗
栄一の従兄。
結婚に際しては栄一の恋敵となったが、思い合うふたりを前にして身を引き、よしと結婚する。栄一と同じく攘夷思想に傾くが、共だって江戸に出て一橋家に仕えることになり成一郎と名乗る。商いの知識を武器に出世していく栄一に対し、剣の腕でのし上がっていくこととなる。
渋沢よし(しぶさわ よし)
(よし → 渋沢よし)
演:成海璃子
喜作の妻。国領村の福田直三郎の姉。

渋沢・東の家

渋沢宗助(しぶさわ そうすけ)
演:平泉成
栄一の伯父。渋沢・東の家(ひがしんち)の当主。
渋沢まさ(しぶさわ まさ)
演:朝加真由美
栄一の伯母。宗助の妻。
口さがない性格で、何かと理由をつけてはよく中の家に口を出す。

尾高家

尾高惇忠(おだか じゅんちゅう)
(尾高新五郎 → 尾高惇忠)
演:田辺誠一
栄一の従兄。初名は新五郎(しんごろう)。
若くして水戸学に傾倒し、剣術道場や塾を開いて栄一たちに影響を与える他、各地からの尊攘の志士たちと交流を深める。
尾高やへ(おだか やへ)
演:手塚理美
惇忠らの母。栄一の伯母。
尾高長七郎(おだか ちょうしちろう)
演:満島真之介(少年:須東煌世
惇忠の長弟。
優れた体躯を持ち、栄一の従兄の中で最も剣術に秀でる。老中・安藤信正暗殺を企てていたが、栄一に制止される。後に幻覚を見るようになり、誤って人を殺め、牢獄に入れられる。
渋沢平九郎(しぶさわ へいくろう)
(尾高平九郎 → 渋沢平九郎)
演:岡田健史(少年:高木波瑠
尾高惇忠の次弟で、初名は尾高平九郎。栄一が渡仏するとその見立て養子となる。
尾高きせ(おだか きせ)
演:手塚真生
惇忠の妻。
尾高勇(おだか ゆう)[注釈 1]
演:畑芽育[11](少女:和田葵
惇忠の娘。

徳川慶喜と周囲の人々

慶喜と家族(一橋家)

徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)
(七郎麻呂 → 徳川慶喜)
演:草彅剛(七郎麻呂:笠松基生
一橋徳川家当主。のち江戸幕府第15代将軍水戸藩主・徳川斉昭の七男。幼名は七郎麻呂(しちろうまろ)。官職は刑部卿(ぎょうぶきょう)。のち一橋宰相、一橋中納言と称される。
父・斉昭が催した大規模な軍事訓練において見事な活躍をして、父から「征夷大将軍になれるかも知れん」と将来に期待されて、厳しく養育される。成長して、将軍職になることができる御三卿の一橋家の当主となり、将軍・徳川家慶から偏諱を授かり徳川慶喜と名乗る。家慶から実子のように可愛がられ、臨終の際も跡を託された。それゆえに黒船来航後の国難に備え、諸大名から次期将軍として期待されるが、なるつもりはないと断っていた。そんな中、斉昭の取り計らいで平岡円四郎が小姓になるが、朴直な円四郎に惹かれ、彼にだけは心を開いていく。
日米修好通商条約の調印を巡り、次第に過激化する斉昭の言動を度々諫めていたが、大老井伊直弼が勅許を得ぬまま条約を調印し、しかもそれを宿次奉書にて朝廷に伝達したため、朝廷を軽んじているとして激怒し、登城して直弼を面詰する。しかし、その後将軍家定から一橋派を処罰するよう命じられた直弼によって謹慎を命じられる。さらに、その後の安政の大獄により円四郎が甲府勤番に左遷され、別れを告げることとなった。
桜田門外の変後、父の斉昭の死を聞いて慟哭する。その後、謹慎を解かれ、薩摩藩主の父である島津久光が勅使とともに江戸に来ると、将軍後見職に任じられる。だが、久光との仲は悪い。同時期に政事総裁職となった松平春嶽とともに上洛し、三条実美ら攘夷派公卿の説得に当たる。だが、攘夷派の抵抗は強く、三条から攘夷の期日を早く決めるよう催促されたり、尊王攘夷の志士によって、宿舎である東本願寺に千種家家臣の賀川肇の首が送り付けられたりしている。また、この入京中に用人に復帰した円四郎との再会も果たしている。
その後一旦江戸に戻るも、参与会議の開催により再び上洛し、久光らとともに朝議参与に任じられる。薩摩藩などの外様が国政に影響力を持つ中で、春嶽から「徳川はもう、政の委任を返上した方が良い。一度全てを捨て、新しい世を作ろうではないか」と大政奉還を勧められ、静かに怒りを募らせる。また、遠乗りの途中に円四郎の画策で栄一・喜作と出会い、屋敷で対面を果たす。
水野忠精ら幕閣から、横浜鎖港を要求される中、久光が中川宮に取り入って勝手に横浜開港の許しを得ると、これに激怒する。酒宴の席で久光・春嶽・伊達宗城を見渡し、宮に対し「ここにおります3名は天下の大愚物、天下の大悪党にてございます」と言い放ち、その場をあとにする。追ってきた春嶽に対しては「私はあくまで徳川を、公方様をお守りします。二百余年もの間、日本を守った徳川に政権の返上など決してさせませぬ」と言って袂を分かつ。これにより参与会議は崩壊し、宿舎に戻って家臣らとともに酒を飲み交わし、「快なり!」と言い放つ。
その後、久光が興味を示していた禁裏御守衛総督に就任し、京都守護職の会津藩主・松平容保、京都所司代の桑名藩主・松平定敬とともに一会桑政権を樹立し、公武合体・開国を推進する。そのため攘夷の志士から憎まれ、円四郎が暗殺されると、雨の中号泣した。
長州藩が挙兵上洛して御所に迫り、禁門の変が起こると幕府軍の指揮を執り、これを撃退する。その後も天狗党の乱や長州征討など世情が不安定な中、「一橋の懐」を豊かにするとして財政政策を推進する篤太夫に惹かれていく。
長州征討の最中に突如家茂が病死すると、篤太夫の反対を押し切って徳川宗家を継ぎ、しばらくして15代将軍に就任する。だがその後も篤太夫への信頼は変わらず、彼に弟・昭武の渡仏に同行してフランスからの大借款を成功に導くという任務を任せる。
薩摩の動きが不穏になっていく中で、将軍として次々と幕政改革を打ち出し、近代化に努める。そして、これに危機感を覚えた薩摩が越前・土佐・宇和島の三藩と開催した四侯会議を解散させたり、イギリス・フランス・オランダの各公使に対し、それぞれ英語・フランス語・オランダ語で応対し、欧米諸国からの信頼を取り戻したりするなど、手腕を発揮していく。
しかし、薩摩藩の大久保一蔵が公家の岩倉具視と結託して討幕の密勅を引き出そうとしているのを察すると、先手を打って政権を帝に返上する。だが、否が応でも討幕を実行したい薩摩藩が江戸の天璋院の屋敷近くで騒擾を起こすなどしたため、これに幕臣・旗本が激怒し、罠であると知りつつも開戦を命ずる。こうして勃発した鳥羽伏見の戦いで旧幕府軍が敗北し、錦旗の御旗が立てられると、やむを得ず単身江戸へ引き返した。この退却を天璋院に責められ、小栗忠順らからも抗戦を主張されるも、新政府への恭順を示して上野の寛永寺に謹慎する。その後水戸へ移り、次いで駿府で謹慎生活を送る。そこで、フランスから帰国した篤太夫と再会を果たす。
徳信院(とくしんいん)
演:美村里江
一橋家先々代当主徳川慶壽の正室。慶喜の養祖母にあたる。
美賀君(みかぎみ)
演:川栄李奈
慶喜の正室今出川家の姫。

平岡家

平岡円四郎(ひらおか えんしろう)
演:堤真一
慶喜の側近。慶喜上洛に伴い、近江守(おうみのかみ)に任官する。
定職につかずにぶらぶらして暮らしていたが、慶喜の小姓に抜擢され、その純朴な性格が慶喜に気に入られる。栄一と喜作を見込み、攘夷に逸っていた2人を慶喜に目通りさせ一橋家の家中に迎え入れる。
本作品での平岡は少々乱暴なべらんめえ口調で、「ちゃきちゃきの江戸っ子」という言葉がぴったりな人物として描かれている。
やす
演:木村佳乃
平岡円四郎の妻。元は芸者だったが円四郎に見初められる。
竹を割ったような性格であり、円四郎からは「おかしれえ女」と称される。
よね
演:高野渚
平岡家の女中。

慶喜の配下

中根長十郎(なかね ちょうじゅうろう)
演:長谷川公彦
一橋家側用人
須磨(すま)
演:安部智凛
美賀君付きの女中。
川村恵十郎(かわむら えじゅうろう)
演:波岡一喜
一橋家家臣。剣術に長けている。
酒場で藤田小四郎を喝破する栄一を見かけて、円四郎に紹介する。
原市之進(はら いちのしん)
演:尾上寛之
水戸藩士。
水戸藩士ながら慶喜に仕え、円四郎から刺客ではないかと疑われるも、必死に弁解して認められる。
黒川嘉兵衛(くろかわ かへえ)
演:みのすけ
一橋家用人
黒船来航に際してペリーと交渉した経験がある。
猪飼勝三郎(いかい かつさぶろう)
演:遠山俊也
一橋家家臣。
小姓時代に何度か失態を犯したが、その度に許されており、慶喜の度量の広さに感服している。仕官した栄一と喜作に金を貸すなど世話を焼く。
伊之吉(いのきち)
演:松原正隆
京都一橋邸の奥口番。
稲垣練造(いながき れんぞう)
演:おかやまはじめ
備中一橋領代官
崎玉清兵衛(さきたま せいべえ)
演:国木田かっぱ
一橋領大坂代官。

江戸幕府

徳川将軍家

徳川家慶(とくがわ いえよし)
演:吉幾三
江戸幕府第12代将軍。
実子の家定を将軍とすることに不安を覚え、英邁な慶喜を可愛がり彼に期待を寄せる。やがてペリー艦隊が来航した頃に体調を崩し、慶喜に徳川を託してこの世を去る。
徳川家定(とくがわ いえさだ)
(徳川家祥 → 徳川家定)
演:渡辺大知
江戸幕府第13代将軍。家慶の子。初名は家祥(いえさち)。
病弱で、料理をすることが趣味。正室の篤君とは、その密命を知りつつも自身には篤く接してくれることなどから仲は良い。将軍として凡愚であることに自覚があり、自身を軽んじて慶喜に期待する幕閣や徳川・松平一門、そして慶喜に対して鬱屈した思いを抱き、期せずして名門譜代の家門を継いだ直弼を実績のないまま優遇する。最期には直弼に、慶喜と慶喜を推している者たちへの処断を託して若くして没する。
天璋院(てんしょういん)
(篤君 → 天璋院)
演:上白石萌音
家定の正室。島津斉彬の養女。名は篤君(あつぎみ)。
家定に輿入れした際は慶喜を将軍後継に認めさせるという密命を負っていたが、やがて家定が世を去ると、家定の愛情に恩を感じ始め、徳川の人間として家茂や和宮を見守るようになる。
徳川家茂(とくがわ いえもち)
(徳川慶福 → 徳川家茂)
演:磯村勇斗
江戸幕府第14代将軍。将軍就任前は紀州藩主。初名は慶福(よしとみ)。
家定の次代将軍の座を慶喜を争う立場にあったが、家定が慶喜周辺を疎んじたことと、慶喜自身が良しとしたこともあって将軍候補最有力となり、そのまま将軍に就く。降嫁してきた和宮との夫婦仲は良い。
静寛院宮(せいかんいんのみや)
(和宮 → 静寛院宮)
演:深川麻衣
家茂の正室。孝明天皇の妹宮。俗名は和宮(かずのみや)。
公武合体を目指す安藤信正によって家茂の正室となることとなり、拒絶するも甲斐なく降嫁する。家茂との夫婦仲は良い。

幕閣

阿部正弘(あべ まさひろ)
演:大谷亮平
家慶・家定期の老中首座。官職は伊勢守(いせのかみ)。
ペリー来航後の国難に立ち向かうため、斉昭を海防参与に登用するなど手腕を発揮する。強硬な攘夷論を唱える斉昭には、困惑することもある。開明的な考えの持ち主で、慶喜に対し「斉昭殿や私の世が終わり、新しい世が始まろうとしているのです」と語っている。その数日後、心労が祟って城内で倒れ、帰らぬ人となる。
久世広周(くぜ ひろちか)
演:佐瀬弘幸
家慶・家定期の老中。
内藤信親(ないとう のぶちか)
演:唐沢龍之介
家慶・家定・家茂期の老中。
井伊直弼(いい なおすけ)
演:岸谷五朗
家定・家茂期の大老彦根藩主。官職は掃部頭(かもんのかみ)。
庶子の生まれの14男であり長年部屋住みの境遇で、茶道和歌狂言などの趣味にのめりこんでいたため「茶歌ぽん」と渾名されていたが、兄の急逝により彦根藩主となる。当時の幕閣や徳川・松平一門の重鎮を厭う家定に抜擢され、幕臣の反発もありながら大老となる。岩瀬忠震らが言っていた自分の悪口を聞いたことから不安になり、皆が自分のことを全く信じていないのではないかという妄想に悩みもし、岩瀬らが締結した日米修好通商条約が違勅あたるとして狼狽したものの、登城した慶喜や斉昭にはこれを是とした対応を通す。家定には忠義心が篤く、家定の最期の想いを汲み、斉昭や春嶽をはじめとする一橋派の大名や老中を解職や謹慎蟄居に追いやる。新将軍である家茂に対しては、自ら汚れ役になることを告げ、開国を決めた幕府として攘夷派を弾圧する「安政の大獄」を主導したため、攘夷派浪士たちによる「桜田門外の変」で暗殺される。
堀田正睦(ほった まさよし)
演:佐戸井けん太
家定期の老中首座。佐倉藩主。官職は備中守(びっちゅうのかみ)。
阿部亡きあとの幕府の中枢を担い、開国派として、ハリスとの交渉を進める。だが、直弼が大老に就任し、日米修好通商条約が調印されると罷免される。
松平忠固(まつだいら ただかた)
演:加藤忠可
家定期の老中。
直弼の大老就任後、日米修好通商条約が調印されると堀田とともに罷免される。
脇坂安宅(わきさか やすおり)
演:仗桐安
家定・家茂期の老中。
安藤信正(あんどう のぶまさ)
演:岩瀬亮
家定・家茂期の若年寄、のち老中。官職は対馬守(つしまのかみ)。
直弼のもとで若年寄となり、直弼の死後は老中となる。公武合体を進めるべく和宮の降嫁を実現させるが、これに怒った大橋訥庵の門下生らに坂下門外で襲撃され、負傷して辞職する。
水野忠精(みずの ただきよ)
演:松村武
家茂期の老中。
参与らと横浜開港を進める慶喜に対し、酒井とともに鎖港を要求する。
酒井忠績(さかい ただしげ)
演:小山力也
家茂期の老中。大老。
参与らと横浜開港を進める慶喜に対し、水野とともに鎖港を要求する。
阿部正外(あべ まさと)
演:眼鏡太郎
家茂期の老中。
小栗の製鉄所建設案に難色を示す。朝廷の意向を無視して兵庫開港を進めたことが朝廷の怒りに触れ、辞職を命じられる。
田沼意尊(たぬま おきたか)
演:田中美央
若年寄。天狗党征討総督。
越前敦賀まで逃れ、自首した武田耕雲斎ら天狗党の面々を極刑に処す。
松前崇広(まつまえ たかひろ)
演:北斗
家茂期の老中。
朝廷の意向を無視して兵庫開港を進めたことが朝廷の怒りに触れ、辞職を命じられる。
板倉勝静(いたくら かつきよ)
演:永井秀樹
家茂・慶喜期の老中。
松平乗謨(まつだいら のりかた)
演:西海健二郎
家茂期の老中。
小笠原長行(おがさわら ながみち)
演:鈴木隆仁
慶喜期の老中。官職は壱岐守(いきのかみ)。
立花種恭(たちばな たねゆき)
演:蔵原健
慶喜期の若年寄。官職は出雲守(いずものかみ)。

川路家

川路聖謨(かわじ としあきら)
演:平田満
江戸幕府勘定奉行。のち外国奉行。官職は左衛門尉(さえもんのじょう)。
師と慕う人の息子である円四郎に目を掛け、慶喜の側近として彼を推薦する。円四郎とは仲が良く、よく平岡家へ足を運んでいる。開国派で、来航したロシアのプチャーチンと交渉する。交渉の最中に地震による津波が起こった際にはロシア人乗組員の救助に当たった。直弼が大老に就任すると、一橋派であったことから西丸留守居に左遷され、円四郎に別れを告げる。のちに外国奉行に任じられ、幕政に復帰する。
佐登(さと)
演:坪井木の実
聖謨の妻。
川路太郎(かわじ たろう)
演:田辺歩
聖謨の孫。英国留学生。

幕臣・女中

歌橋(うたはし)
演:峯村リエ
家定の乳母。江戸城大奥上臈御年寄
家定から全幅の信頼を寄せられている。将軍継嗣問題では慶喜を嫌い、幼い慶福を推す。
永井尚志(ながい なおゆき)
演:中村靖日
海防掛外国奉行大目付。官職は玄蕃頭(げんばのかみ)。
直弼の大老就任に、岩瀬忠震とともに抗議している。開国派だが、一橋派であったため、直弼によって左遷される。のちに復帰し、大目付として幕政に参与する。
森山栄之助(もりやま えいのすけ)
演:安部康二郎
オランダ語通詞
岩瀬忠震(いわせ ただなり)
演:川口覚
海防掛・外国奉行、目付。官職は肥後守(ひごのかみ)。
直弼の大老就任に対し、「政に関しては子ども同然の男」であるとして永井尚志とともに抗議している。開国派としてハリスとの交渉を担当し、違勅であったが、日米修好通商条約を締結する。一橋派であったため、直弼によって左遷される。
井上清直(いのうえ きよなお)
演:菊池敏弘
下田奉行
岩瀬とともに日米修好通商条約を調印する。
河野通訓(こうの みちのり)
演:松林慎司
幕臣。
安政の大獄に際し、慶喜に隠居慎の処分を伝達する。
土方歳三(ひじかた としぞう)
演:町田啓太
新選組副長。
上京した栄一・喜作と橋の上で出会う。その後、京に潜伏していた尊攘志士を、池田屋事件で襲撃する。後に仕官した篤太夫が大沢源次郎の捕縛の任を受けた時、護衛に付く。
小栗忠順(おぐり ただまさ)
演:武田真治
勘定奉行。官職は上野介(こうずけのすけ)。
栗本鋤雲(くりもと じょうん)
演:池内万作
目付、外国奉行。官職は安芸守(あきのかみ)。
柴田剛中(しばた たけなか)
演:江端英久
外国奉行。
溝口勝如(みぞぐち かつゆき)
演:鼓太郎
陸軍奉行
森新十郎(もり しんじゅうろう)
演:森一生
幕臣。陸軍奉行支配組頭。
大沢源次郎(おおさわ げんじろう)
演:成田瑛基
幕臣、書院番士。陸軍奉行支配。元京都見廻組
福地源一郎(ふくち げんいちろう)
演:犬飼貴丈[15]
幕臣。外国奉行支配、通詞御用頭取。
福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)
演:中村萬太郎
幕臣。外国奉行支配。
滝川具挙(たきがわ ともたか)
演:岩田知幸
大目付。官職は播磨守(はりまのかみ)。
天野八郎(あまの はちろう)
演:佐伯大地
幕臣。彰義隊副頭取。
伴門五郎(ばん もんごろう)
演:椋田涼
幕臣。彰義隊発起人の一人。
市村鉄之助(いちむら てつのすけ)
演:吉成翔太郎
土方歳三の小姓。

パリ万博使節団・留学生

徳川昭武(とくがわ あきたけ)
(余八麻呂 → 松平昭徳 → 徳川昭武)
演:板垣李光人(少年:有山実俊
慶喜の異母弟。将軍に就いた慶喜の命により清水徳川家当主となる。清水家を継ぐ以前の水戸藩時代は幼名を余八麻呂(よはちまろ)、のち松平昭徳(まつだいら あきのり)を名乗る。官職は民部大輔(みんぶたいふ)で、通称民部公子
田辺太一(たなべ たいち)
演:山中聡[15]
幕臣。外国奉行支配組頭。通称は田兄(でんけい)。
向山一履(むこうやま かずふみ)
演:岡森諦[15]
外国奉行。官職は隼人正(はやとのしょう)。
杉浦譲(すぎうら ゆずる)
(杉浦愛蔵 → 杉浦譲)
演:志尊淳[15]
幕臣。外国奉行支配調役。通称は愛蔵(あいぞう)。
山髙信離(やまたか のぶあきら)
演:山本浩司
幕臣。徳川昭武の傅役。
高松凌雲(たかまつ りょううん)
演:細田善彦[15]
奥医師
山内文次郎(やまうち ぶんじろう)
演:渋谷謙人
フランス語通詞。
山内六三郎(やまうち ろくさぶろう)
演:松永拓野
洋学者。
保科俊太郎(ほしな しゅんたろう)
演:後藤田しゅんすけ
フランス語通詞。
林董三郎(はやし とうさぶろう)
演:徳井汰朗
英国留学生。名は(ただす)。

駿府・静岡藩庁

大久保一翁(おおくぼ いちおう)
演:木場勝己[11]
駿府藩中老
平岡準(ひらおか じゅん)
(歩兵頭 → 平岡準)
演:大竹直(維新前:重岡漠[16]
幕府陸軍歩兵頭。のち駿府藩勘定頭。維新前の名は準蔵[16]
前島密(まえじま ひそか)
演:三浦誠己[11]
遠州中泉奉行。通称は来輔(らいすけ)。

水戸藩

水戸徳川家

徳川斉昭(とくがわ なりあき)
演:竹中直人
第9代水戸藩主。慶喜の父。家督を譲った後は「水戸の御老公」、没後は烈公(れっこう)と称される。
水戸学に基づいた「尊王攘夷」を唱え、諸国の志士たちから絶大な人気を誇る。息子の慶喜に期待しており、「征夷大将軍になれるやもしれん」と吉子に語っている。それゆえに厳しく養育し、御三卿の一、一橋家に養子入りさせる。
大規模な軍事訓練を行ったことを幕府に咎められ、隠居・謹慎を命じられる。だがその後許され、ペリーが来航すると海防参与として幕政に復帰する。老中首座の阿部に対し強硬な攘夷論を唱え、安政東海地震の際も、被災したロシア人を皆殺しにするよう主張し、東湖に諌められている。その東湖が安政江戸地震で横死すると、彼の遺体にすがって啼泣した。
阿部の死後は幕政から遠ざけられ、朝廷に攘夷を勧める手紙を送るなどして日米修好通商条約の調印に反対し、川路・永井に対しては「備中は腹を切らせ、ハルリスの首を刎ねよ」と息巻いており、慶喜や吉子に諌められている。その後、勅許を得ぬまま幕府が条約を調印すると、これに抗議し、息子の慶篤、尾張藩主の慶恕とともに登城し、大老の井伊を面詰するも、退けられてしまい、この不時登城の咎で謹慎を命じられる。その後の安政の大獄において、水戸での永蟄居を命じられ、武田耕雲斎らと別れを告げる。井伊の横死後、満月を観覧し、厠に立った後に倒れる。駆け付けた吉子にこれまでのことを感謝したのち、接吻して最期を遂げた。
貞芳院(ていほういん)
(吉子 → 貞芳院)
演:原日出子
斉昭の正室。慶喜や慶篤の母。実名は吉子(よしこ)。京の皇族の有栖川宮家の出で、幼称は登美宮(とみのみや)。斉昭没後は落飾して貞芳院と名乗る。
徳川慶篤(とくがわ よしあつ)
演:中島歩
慶喜の兄。第10代水戸藩主。
日米修好通商条約調印後、井伊の面詰のため父とともに不時登城した。
茂姫(しげひめ)
演:吉澤梨里花
慶喜の異母妹。

水戸藩士

藤田東湖(ふじた とうこ)
演:渡辺いっけい
斉昭の側近。
諍臣(そうしん)として斉昭を支える。『回天詩史』などの著作により全国の尊攘の志士から信望を集めるが、安政の大地震により命を落とす。
井上甚三郎(いのうえ じんざぶろう)
演:山中敦史
七郎麻呂の傅役。
林忠五郎(はやし ちゅうごろう) / 江幡広光(えばた ひろみつ)
演:丸山敦史(林) / 嘉人(江幡)
水戸藩士。
斉昭の息子でありながらも開国を進める慶喜を理解できず、家臣の円四郎にそそのかされていると思い込み、円四郎を暗殺する。
市川三左衛門(いちかわ さんざえもん)
演:神農直隆
水戸諸生党筆頭。
天狗党の乱に際して武田耕雲斎らを遠ざけ、藩の実権を握る。
鳥居瀬兵衛(とりい せべえ) / 榊原新左衛門(さかきばら しんざえもん)
演:小杉幸彦(鳥居) / 岡雅史(榊原)
水戸藩家老。
菊池平八郎(きくち へいはちろう)
演:町田悠宇
水戸藩士。徳川昭武の小姓頭取役。
井坂泉太郎(いさか せんたろう)
演:林雄大
水戸藩士。徳川昭武の小姓頭取役。
加治権三郎(かじ ごんざぶろう) / 三輪端蔵(みわ たんぞう) / 服部潤次郎(はっとり じゅんじろう)
演:尾関伸次(加地) / 川端康太(三輪) / 石川啓介(服部)
水戸藩士。

天狗党

武田耕雲斎(たけだ こううんさい)
演:津田寛治
斉昭の側近。官職は伊賀守(いがのかみ)[17]
東湖とともに斉昭を補佐する。東湖・斉昭亡きあとの水戸藩を支える。東湖の子・小四郎が起こした天狗党の乱を鎮圧しようとするも、政敵の市川三左衛門によって藩政から遠ざけられてしまう。貞芳院のとりなしによって復帰し、小四郎を諌める立場に立つが、小四郎に嘆願されてやむなく天狗党総大将になる。斉昭の子である慶喜に期待して京都を目指す。
藤田小四郎(ふじた こしろう)
演:藤原季節
藤田東湖の子。
父の横死後、堕落した生活を送っていたが、偶然酒場で会った栄一から喝破され、改心。父の志であった尊王攘夷を果たすため、筑波山にて挙兵して天狗党の乱を起こす。
田丸稲之衛門(たまる いなのえもん)
演:木村靖司
水戸天狗党首領。
金井国之丞(かない くにのじょう)
演:山科圭太
水戸天狗党。

諸藩

岡部藩

高島秋帆(たかしま しゅうはん)
演:玉木宏
岡部藩の獄に繋がれた砲術家。
幼き日の栄一と出会い、国を憂う思いを伝え影響を与える。のちに釈放された際に、長じた栄一と再会し、今後も励むようにという言葉を与える。
利根吉春(とね よしはる)
演:酒向芳
岡部藩代官。
血洗島の農家に労役を急に申し付けるなど、無理難題を強いる高慢な役人。御用金の取立にすぐには応じなかった栄一に怒りを露わにし、理不尽に罵倒する。また後日栄一が改めて御用金を収めに来た際は、彼の訴えを聞くこともなく金子だけを取り立てる。
村田文右衛門 / 舟田兵衛門
演:福井博章(村田) / 火野蜂三(舟田)
岡部藩の役人。

福井藩

松平春嶽(まつだいら しゅんがく)
(松平慶永 → 松平春嶽)
演:要潤
福井藩主。諱は慶永(よしなが)。官職は越前守(えちぜんのかみ)。
美しいものに心酔する癖があり、それゆえに慶喜に期待を寄せ、薩摩の島津斉彬とも協力して、慶喜を将軍にすべく尽力する。家定からは嫌われており、彼の命を受けた直弼により、隠居・謹慎を命じられる。その後赦免され、勅使とともに東下した久光の求めにより政事総裁職に就任する。将軍後見職となった慶喜とともに上洛し、三条実美ら攘夷派公卿を説得する。その後、朝議参与に任じられるが、幕府の政治に限界を感じており、慶喜に対し「一度全てを捨て、新しい世を作ろうではないか」と大政奉還を持ち掛けるも拒否される。同じ参与の島津久光とともに横浜開港を推進する。中川宮の面前で酔ったふりをした慶喜に罵倒された際には、席を立った慶喜を追って「あなたは何という強情公だ」と呆れるも、慶喜に「私は公方様をお守りします」と返される。参与会議後、福井に帰る。その後、来訪した大久保一蔵から雄藩連合のため再び京に出るよう促され、雄藩連合はもとは左内の考えだったと回顧にふけりながら、これを了承する。
橋本左内(はしもと さない)
演:小池徹平
福井藩士。松平春嶽の側近。
雄藩連合を構想し、金平糖を使って春嶽を説得している。将軍継嗣問題に際して慶喜の英邁さを伝える著作を記すため円四郎に接触する。しかしのちに安政の大獄による弾圧に遭い、生きるよう円四郎を促して、自身は処刑される。

薩摩藩

島津斉彬(しまづ なりあきら)
演:新納慎也
薩摩藩主。官職は薩摩守(さつまのかみ)。
将軍継嗣問題に慶喜を推し、彼を認めさせる密命を篤君に与えて彼女を大奥に送る。
島津久光(しまづ ひさみつ)
演:池田成志
薩摩藩国父。斉彬の弟。
上洛して勅使とともに江戸に下り、慶喜の将軍後見職就任と春嶽の政事総裁職就任を幕府に求める。八月十八日の政変により長州勢力が京都から退潮すると、国政に進出し、朝議参与に任じられる。横浜開港を主導し、中川宮に取り入って開港の許しを得るも、慶喜から「天下の大愚物。天下の大悪党」と罵倒され、「誰のおかげで将軍後見職になった」と怒りを募らせる。禁裏御守衛総督の座を狙っていたが、外様の台頭に危機感を覚える慶喜に取られると、怒って薩摩に帰国する。その後は大久保らの意見を容れ、討幕やむなしと考えるようになる。
五代友厚(ごだい ともあつ)
(五代才助 → 五代友厚)
演:ディーン・フジオカ[18][19]
薩摩藩士。通称は才助(さいすけ)。
薩英戦争で捕虜となるも釈放される。世界情勢に通じており、イギリスに留学する。
大久保利通(おおくぼ としみち)
(大久保一蔵 → 大久保利通)
演:石丸幹二
薩摩藩士。通称は一蔵(いちぞう)。
久光の側近として、公武合体を実現するために上洛し、裏工作に奔走する。その後、慶喜に罵倒されて幕府を倒すと言い出した久光に対し、今は兵を整え、将来の戦に備えるべきだと助言する。慶喜が禁裏御守衛総督に就任すると、上京した西郷にあとを任せ、自身は久光とともに薩摩へ帰り、討幕の機会をうかがう。
西郷吉之助(さいごう きちのすけ)
(西郷吉之助 → 西郷隆盛)
演:博多華丸
薩摩藩士。通称は吉之助(きちのすけ)。
久光が目指す公武合体の実現のため、大久保のあとを追って上京する。折田要蔵の弟子入りと称して薩摩藩の動きを探っていた篤太夫と出会い、彼と豚鍋をつつきながら日本の前途を語り合う。橋本左内とはともに慶喜を将軍にすべく奔走した仲であり、橋本が賢すぎたがゆえに井伊によって処刑されてしまったことを挙げ、円四郎も気を付けるよう忠告する。
折田要蔵(おりた ようぞう)
演:徳井優
薩摩藩士。摂海防禦御台場築造御用掛。
高慢で尊大な人物で、事あるごとに「摂海防禦御台場築造御用掛」と自らの職名を連呼して自慢している。
大坂で塾を開いており、諸藩の藩士が出入りしているものの、ただ大風呂敷を広げるのみで信用がないため、評判は悪い。薩摩の動きを偵察しに来た篤太夫を弟子に迎える。皇族の山階宮のもとにも出入りしているが相手にされておらず[20]、とても海岸防備の才があるとは思えないと篤太夫に評されている。
三島通庸(みしま みちつね)
演:松村龍之介
薩摩藩士。
川村純義(かわむら すみよし)
演:日向丈
薩摩藩士。通称は与十郎(よじゅうろう)。
中原猶介(なかはら なおすけ)
演:川畑和雄
薩摩藩士。
新納刑部(にいろ ぎょうぶ)
演:藤井宏之
薩摩藩士。
岩下佐次右衛門(いわした さじえもん)
演:俵木藤汰
薩摩藩家老。

長州藩

井上聞多(いのうえ かおる)
(井上聞多 → 井上馨)
演:福士誠治
長州藩士。通称は聞多(もんた)。
伊藤博文(いとう ひろぶみ)
(伊藤俊輔 → 伊藤博文)
演:山崎育三郎
長州藩士。通称は俊輔(しゅんすけ)。
来島又兵衛(きじま またべえ)
演:笠原竜司
長州藩士。

諸侯

松平頼胤(まつだいら よりたね) / 松平頼誠(まつだいら よりのぶ) / 松平頼縄(まつだいら よりつぐ)
演:石田尚巳(頼胤) / 中松俊哉(頼誠) / 林田直樹(頼縄)
水戸藩の支藩主。
徳川慶勝(とくがわ よしかつ)
(徳川慶恕 → 徳川慶勝)
演:稲荷卓央(藩主時:竹森千人
尾張藩主。初名は慶恕
日米修好通商条約調印後、井伊の面詰のため斉昭・慶篤とともに不時登城する。
山内容堂(やまうち ようどう)
演:水上竜士
土佐藩主。
一橋派で、のちに朝議参与に任じられる。久光や春嶽らとともに開国論を唱え、慶喜と衝突する。
伊達宗城(だて むねなり)
演:菅原大吉
宇和島藩主。官名は少将[21]
一橋派で、のちに朝議参与に任じられる。久光や春嶽らとともに開国論を唱え、慶喜と衝突する。
松平容保(まつだいら かたもり)
演:小日向星一
会津藩主。京都守護職
朝議参与に任じられる。参与会議崩壊後は、慶喜・定敬とともに一会桑の一角を担う。
松平定敬(まつだいら さだあき)
演:小日向春平
桑名藩主。京都所司代。松平容保の弟。
参与会議崩壊後、慶喜・容保とともに一会桑の一角を担う。

諸藩士たち

九世茂山千五郎正乕(きゅうせい しげやま せんごろう まさとら)
演:茂山千五郎[注釈 2] / 茂山茂
彦根藩お抱えの狂言師。
宮部鼎蔵(みやべ ていぞう)
演:三濃川陽介
肥後勤王党。

朝廷

皇室

孝明天皇(こうめいてんのう)
演:尾上右近
第121代天皇
異国を毛嫌いし、攘夷の実行を幕府に強く求める。だが、討幕は望んでおらず、公武合体に理解を示しており、禁裏御守衛総督となった慶喜を頼りにする。挙兵上洛して御所に迫った長州藩に怒り、慶喜に長州征討を命じる。
夙子(あさこ)
演:辻本みず希
孝明天皇の女御准后
明治天皇(めいじてんのう)
(祐宮 → 睦仁親王 → 明治天皇)
演:犬飼直紀(幼少:柴崎涼吏
第122代天皇。孝明天皇の皇子。幼称は祐宮(さちのみや)、諱は睦仁(むつひと)。

親王家・公家

岩倉具視(いわくら ともみ)
演:山内圭哉
公家。官名は中将。
幕府が和宮の降嫁を求めてくると、これを機に幕府を意のままに動かすべく、降嫁の許容を孝明天皇に求める。だが、それにより尊攘派から恨まれ、蟄居に追い込まれる。
三条実美(さんじょう さねとみ)
演:金井勇太
公家。
攘夷派で、上洛した慶喜・春嶽に対し攘夷の期日を決めるよう要求する。
賀川肇(かがわ はじめ)
演:清水ヨネタロウ
公卿用人。
中川宮(なかがわのみや)
演:奥田洋平
世襲親王家の皇族。実名は朝彦(あさひこ)。
金銭を融通した薩摩藩の求めに応じ、横浜開港を許可する。
二条斉敬(にじょう なりゆき)
演:森啓一朗
関白
正親町三条実愛(おおぎまちさんじょう さねなる)
演:置鮎龍太郎
公家。
勝手に兵庫開港を進めようとした老中の阿部正外と松前崇広を辞めさせるべく、慶喜に要求する。
中山忠能(なかやま ただやす)
演:堀内正美
公家。明治天皇の外祖父。

明治政府

太政官

江藤新平(えとう しんぺい)
演:増田修一朗[11]
太政官の官僚。

大蔵省の人々とその関係者

大隈重信(おおくま しげのぶ)
演:大倉孝二[22]
大蔵大輔
大隈綾子(おおくま あやこ)
演:朝倉あき[11]
重信の妻。
郷純造(ごう じゅんぞう)
演:松本こうせい
大蔵大丞。元幕臣。

改正掛

玉乃世履(たまの よふみ)
演:高木渉[11]
大蔵省官吏。岩国藩出身。
赤松則良(あかまつ のりよし)
演:上村海成
幕臣出身。
長岡謙吉(ながおか けんきち)
演:松澤匠
土佐藩出身。
佐藤政養(さとう まさやす)
演:鳥谷宏之
幕臣出身。
江口純三郎(えぐち じゅんざぶろう)
演:青柳尊哉
熊本藩出身。
岡本健三郎(おかもと けんざぶろう)
演:長友郁真
土佐藩出身。
肥田浜五郎(ひだ はまごろう)
演:松尾淳一郎
幕臣出身。
塩田三郎(しおだ さぶろう)
演:増本尚
幕臣出身。
古沢良成
演:中田暁良
大蔵省官吏。土佐藩出身。
吉武功成
演:小平大智
蓮池藩出身。
橋本重賢
演:小野匠
彦根藩出身。
高村順吉
演:西泰平
長州藩出身。

実業界

三野村利左衛門(みのむら りざえもん)
演:イッセー尾形[11]
三井組番頭
小野善右衛門(おの ぜんえもん)
演:小倉久寛[11]
小野組番頭。
清水喜助(しみず きすけ)
演:潟山セイキ
清水屋2代目棟梁。
岩崎弥太郎(いわさき やたろう)
演:中村芝翫[11]
三菱商会創立者。
佐々木勇之助(ささき ゆうのすけ)
演:長村航希[14]
第一国立銀行行員。

市井

血洗島近在の人々

朔兵衛(さくべえ) / 権兵衛(ごんべえ)
演:小久保寿人(朔兵衛) / 永野宗典(権兵衛)
血洗島の藍農家。
三太 / 利吉 / 吉五郎
演:笠松伴助(三太) / 小手山雅(利吉) / 所広之(吉五郎)
中の家で働く作男。
おうめ / おたか / おはる
演:三輪和音(おうめ) / 笠井里美(おたか) / 梶原みなみ(おはる)
中の家で働く女中。
金八 / 善太郎 / 伊之助 / 民治郎 / 林蔵
演:田村令(金八) / 福吉大雅(善太郎) / 武田匠(伊之助) / 志村光貴(民治郎) / 白戸達也(林蔵)
尾高惇忠の剣術の門弟。
須永伝蔵(すなが でんぞう)
(伝蔵 → 須永虎之助 → 須永伝蔵)
演:萩原護
中の家で働く若い作男。栄一や喜作の誘いで一橋家に仕え、幕臣にもなる。仕官中の名は虎之助(とらのすけ)。
角兵衛(かくべえ)
演:渡辺哲
血洗島で長老格の藍農家。

江戸・東京の人々

真田範之助(さなだ はんのすけ)
演:板橋駿谷
北辰一刀流千葉道場の門人。
道場破りのために血洗島に現れ、栄一たちと手合わせをする。長七郎に敗れた後は彼らと酒を酌み交わし、尊攘の志を共有して意気投合する。 やがて惇忠たちが横浜の外国人居留地を焼き討ちする計画を立てた際はそこに参加するが、尊攘活動の実際を知る長七郎に涙ながらに止められ、彼らとは違う道から尊攘を追い求めることとなる。
大橋訥庵(おおはし とつあん)
演:山崎銀之丞
思誠塾の主催者。
過激な尊攘論者。江戸に遊学に行った長七郎や栄一と出会い、影響を与える。桜田門外の変で直弼が殺されたのちに坂下門外の変を計画し、門下生に実行に移させるも、安藤信正の殺害には至らず捕縛される。
河野顕三(こうの けんぞう)
演:福山翔大
大橋訥庵の門下。
いわゆる「草莽の志士」であり、江戸に来た栄一・喜作に影響を与える。大橋の命で老中の安藤信正を坂下門外で襲い負傷させるが、護衛に返り討ちにされ、命を落とす。
多賀谷勇(たがや いさむ)
演:新納だい
大橋訥庵の門下。
椋木潜(むくのき ひそむ)
演:阿岐之将一
大橋訥庵の門下。
梅田慎之介(うめだ しんのすけ)
演:渡辺徹
江戸の武器商人。
尊攘思想に傾倒し横浜焼き討ち計画のため準備を進める栄一たちと出会う。当初は腹のうちを見せなかったが、彼らの尊攘の心意気に触れ、快く武器を売り渡す。
横川勇太郎(よこかわ ゆうたろう)
演:本多遼
千葉道場の門人。
中村三平(なかむら さんぺい)
演:木村達成
下谷海保塾塾生。

一橋領近在の人々

阪谷朗廬(さかたに ろうろ)
演:山崎一
漢学者。備中寺戸村興譲館の主宰。
関根(せきね)
演:辻本一樹
備中在住の撃剣家。
阪谷シオ(さかたに しお)
演:ともさと衣
阪谷朗盧の妻。
山本三四郎(やまもと さんしろう) / 山本五六郎(やまもと ごろくろう)
演:興津正太郎(三四郎) / 平松來馬(五六郎)
阪谷朗盧の門人兄弟。
庄左衛門(しょうざえもん)
演:大滝寛
備中一橋領の庄屋
多呂作(たろさく)
演:土平ドンペイ
播磨一橋領の百姓。
治郎作 / 三郎作
演:平田理(治郎作) / 鈴木康平(三郎作)
播磨一橋領の百姓。
山口常左衛門(やまぐち つねざえもん) / 山口たへ(やまぐち たへ)
演:五頭岳夫(常左衛門) / 中澤敦子(たへ)
武蔵旧一橋領の蚕農夫妻。

その他の地域の人々

藤兵衛(とうべえ) / 勘左衛門(かんざえもん)
演:カトウシンスケ(藤兵衛) / 松本亮(勘左衛門)
信州の藍農家。
伝六 / 源八
演:吉岡睦雄(伝六) / 植木祥平(源八)
在京の長州人。
トメ
演:梅沢昌代
岩倉具視の手伝いの老女。
大黒屋六兵衛(だいこくや ろくべえ)
演:隈部洋平
横浜の貿易商。
萩原四郎兵衛(はぎわら しろべえ)
演:田中要次[11]
駿府の茶問屋。
大内くに(おおうち くに)
演:仁村紗和[11]
大阪の料亭で働く女中。

諸外国

アメリカ合衆国

マシュー・ペリー
演:モーリー・ロバートソン
東インド艦隊司令長官。
日本を開港させるという使命を負い、黒船を率いて浦賀に来航する。
アダムズ
演:ブレーク・クロフォード
ペリーの副官。
タウンゼント・ハリス
演:チャールズ・グラバー
駐日総領事
ヒュースケン
ハリスの通訳官

イギリス帝国

アーネスト・サトウ
演:カイル・カード
日本語通訳官。
ダウエル
演:ネイサン・ベリー
イギリス海軍大佐
ハリー・パークス
演:イアン・ムーア
駐日公使
アレクサンダー・シーボルト
演:アレキサンダー・サガラ
日本語通訳官。

フランス帝国

レオン・ロッシュ
演:ディディエ・ケアロック
駐日公使。
カション
演:ド・ランクザン望
神父。日本語通訳。
モンブラン伯爵
演:ジェフリー・ロウ
琉球王国博覧会委員長。和名は白山。
フリュリ・エラール
演:グレッグ・デール
日本総領事。
ナポレオン三世
演:ジュリアン・ジョラン
フランス皇帝
ウジェニー
演:マリー・モリエット
ナポレオン三世の皇后
ヴィレット
演:サンシモン
フランス陸軍中佐。
ポール・ブリュナ
演:マッシモ・ビオンデイ
富岡製糸場顧問。フランス出身のお雇い外国人

その他の諸外国

ポルスブルック
演:ダニエル・マナシエフスキー
オランダ駐日公使。
レオポルド二世
演:アルノ・ルギャル
ベルギー国王

語り部

徳川家康(とくがわ いえやす)
演:北大路欣也
江戸幕府の祖にして、当ドラマの案内役。劇中の登場人物からは「東照大権現」と称される。
歴史背景などの情報を交え、自ら興した江戸幕府が終焉に向かう物語を俯瞰して解説する[23]

登場予定の人物

益田孝(ますだ たかし)
演:安井順平[11]
渋沢敬三(しぶさわ けいぞう)
演:笠松将[14]
穂積陳重(ほづみ のぶしげ)
演:田村健太郎[14]
阪谷芳郎(さかたに よしろう)
演:内野謙太[14]
伊藤兼子(いとう かねこ)
演:大島優子[14]
井上武子(いのうえ たけこ)
演:愛希れいか[14]
井上末子(いのうえ すえこ)
演:駒井蓮[14]
益田栄子(ますだ えいこ)
演:呉代久美[14]
大倉徳子(おおくら とくこ)
演:菅野莉央[14]
岩崎弥之助(いわさき やのすけ)
演:忍成修吾[14]
大倉喜八郎(おおくら きはちろう)
演:岡部たかし[14]

スタッフ

青天を衝け 紀行

放送

放送時間

ダイジェスト

放送日程

  • 初回は15分拡大。
  • 第9回(4月11日)の総合テレビでの本放送は、福岡県のみ福岡県知事選挙開票速報特番のため、19時30分 - 20時15分に先行ネット放送された(その他の地域では通常枠で放送)。
  • 第20回の総合テレビでの再放送(7月3日)は静岡県熱海市での大規模土砂災害関連の緊急ニュースのため急遽休止となり、翌日(4日)の13時50分 - 14時35分に改めて再放送された。ただし、北海道地方・徳島県では13時20分 - 15時に『Jリーグ2021北海道コンサドーレ札幌×徳島ヴォルティス」』中継を放送したため75分遅れの録画ネット(15時05分 - 15時50分)で放送された。
  • 第21回(7月4日)の総合テレビでの本放送は、東京都議会議員選挙の開票速報特番のため、15分繰り下げ(20時15分 - 21時)。また、同話の総合テレビでの再放送(同月11日)は九州南部の記録的大雨のニュースのため九州・沖縄地方ではネット返上、その他の地域では大雨関連ニュースにより13時のニュースが13時15分まで拡大されたのに伴い10分繰り下げ(13時15分 - 14時)て放送された。
  • 第23回の総合テレビでの3回目の再放送(8月14日)は、12時からの『正午のニュース』が西日本を中心とした記録的豪雨関連のニュースのため12時55分まで(全国枠は12時50分まで)拡大放送されたのに伴う特別編成のため10分繰り下げ(13時15分 - 14時)て放送された。
  • 第25回の総合テレビでの1回目の再放送(8月28日)は、9時 - 12時55分に『東京2020パラリンピック 陸上』中継を放送[注釈 8]したのに伴う特別編成のため10分繰り下げ(13時15分 - 14時)て放送された。
  • 第33回(10月31日)の総合テレビでの本放送は、第49回衆議院議員総選挙の開票速報特番のため、50分繰り上げ(19時10分 - 19時55分)て放送される予定[26][注釈 9]
  • 第40回(12月19日)と最終話となる第41回(12月26日)はそれぞれ放送時間を15分拡大して放送する予定[27]
放送回 放送日 サブタイトル 演出 紀行 地上波視聴率
血洗島・青春篇(第1回 - 第12回)
01回 02月14日 栄一、目覚める 黒崎博 旧渋沢邸 中の家(埼玉県深谷市 20.0%[28]
02回 02月21日 栄一、踊る 諏訪神社(血洗島)(埼玉県深谷市) 16.9%[29]
03回 02月28日 栄一、仕事はじめ 弘道館茨城県水戸市 16.7%[30]
04回 03月07日 栄一、怒る 村橋直樹 小石川後楽園東京都文京区
一ツ橋(東京都千代田区
15.5%[31]
05回 03月14日 栄一、揺れる 大川道場跡大川平三郎翁記念公園(埼玉県坂戸市
鹿島神社(埼玉県深谷市)
16.2%[32]
06回 03月21日 栄一、胸騒ぎ 黒崎博 玉泉寺静岡県下田市 15.5%[33]
07回 03月28日 青天の栄一 村橋直樹 馬喰さつき(群馬県南牧村
安中宿須藤本陣跡(群馬県安中市
内山峡詩碑(長野県佐久市
14.2%[34]
08回 04月04日 栄一の祝言 松木健祐 埋木舎滋賀県彦根市 15.3%[35]
09回 04月11日 栄一と桜田門外の変 村橋直樹 江戸城 桜田門(東京都千代田区)
豪徳寺(東京都世田谷区
天寧寺(滋賀県彦根市)
14.5%[36]
第10回 04月18日 栄一、志士になる 松木健祐 草津宿 本陣(滋賀県草津市
深谷宿 東常夜燈(埼玉県深谷市)
13.9%[37]
第11回 04月25日 横濱焼き討ち計画 黒崎博 東本願寺京都府京都市 14.1%[38]
第12回 05月02日 栄一の旅立ち 高崎城址(群馬県高崎市
尾高惇忠生家(埼玉県深谷市)
13.4%[39]
一橋家臣編(第13回 - 第21回)
第13回 05月09日 栄一、京の都へ 田中健二 三条小橋(京都府京都市) 13.9%[40]
第14回 05月16日 栄一と運命の主君 京都御苑(京都府京都市) 15.5%[41]
第15回 05月23日 篤太夫、薩摩潜入 川野秀昭 天保山台場跡(天保山公園)大阪府大阪市
湊川神社兵庫県神戸市
15.3%[42]
第16回 05月30日 恩人暗殺 村橋直樹 湯島聖堂(東京都文京区)
西町奉行所跡(京都府京都市)
14.6%[43]
第17回 06月06日 篤太夫、涙の帰京 田中健二 筑波山神社(茨城県つくば市
水藩烈士弔魂碑(埼玉県深谷市)
14.2%[44]
第18回 06月13日 一橋の懐 川野秀昭 興譲館岡山県井原市 14.2%[45]
第19回 06月20日 勘定組頭 渋沢篤太夫 尾崎裕人 姫路城(兵庫県姫路市
今市地区(兵庫県高砂市
13.6%[46]
第20回 06月27日 篤太夫、青天の霹靂 村橋直樹 壬生寺(京都府京都市)
亀山本徳寺(兵庫県姫路市)
14.6%[47]
第21回 07月04日 篤太夫、遠き道へ 川野秀昭 本圀寺(京都府京都市)
旧江戸城 清水門(東京都千代田区)
16.5%[48]
パリ編(第22回 - 第25回)
第22回 07月11日 篤太夫、パリへ 田中健二 戸定邸千葉県松戸市 14.7%[49]
第23回 07月18日 篤太夫と最後の将軍 岩倉具視幽棲旧宅(京都府京都市) 14.1%[50]
第24回 08月15日 パリの御一新 寛永寺(根本中堂)(東京都台東区
円通寺(東京都荒川区) 
14.3%[51]
第25回 08月22日 篤太夫、帰国する 黒崎博 能仁寺(埼玉県飯能市
渋沢平九郎自決の地(埼玉県越生町
12.0%[52]
静岡編(第26回 - 第28回)
第26回 09月12日 篤太夫、再会する 黒崎博 宝台院(静岡県静岡市 12.7%[53]
第27回 09月19日 篤太夫、駿府で励む 村橋直樹 五稜郭跡(北海道函館市 12.6%[54]
第28回 09月26日 篤太夫と八百万の神 黒崎博 徳川慶喜公屋敷跡(静岡県静岡市) 13.8%[55]
明治政府編(第29回 - 第31回)
第29回 10月03日 栄一、改正する 田島彰洋 大蔵省跡(東京都千代田区)
旧新橋停車場(東京都港区
郵便発祥の地(東京都中央区
13.1%[56]
第30回 10月10日 渋沢栄一の父 黒崎博 華蔵寺(埼玉県深谷市) 13.0%[57]
第31回 10月17日 栄一、最後の変身 鈴木航 富岡製糸場(群馬県富岡市 14.0%
実業〈算盤〉編(第32回 - )
第32回 10月24日 栄一、銀行を作る 村橋直樹 銀行発祥の地(東京都中央区)
第33回 10月31日 論語と算盤
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

総集編ほか

総集編
  • 第一部 - 2021年5月9日 1時34分 - 不詳(総合)[58][59]
第1回から12回を再構成し、渋沢栄一と徳川慶喜の二人が出会う運命の直前までの物語を振り返る。

東京オリンピック放送に伴う影響

  • 7月25日・8月1日・8日は総合テレビ・BS4Kで2020年東京オリンピック中継を放送のため、放送休止[9]。大河ドラマのオリンピック中継による放送休止は2012年8月12日の『平清盛』(ロンドンオリンピック男子マラソンの生中継に伴うもの)以来約9年ぶりとなったほか、それ以外の事象(年末年始を除く)も含めると2020年9月6日の『麒麟がくる』(台風10号関連ニュースに伴うもの)以来約10か月半ぶりとなった。一方、このオリンピック放送に伴う休止期間中の特別対応として、8月8日の0時35分(7日深夜)から総合テレビで総集編第一部・第二部の一挙放送と第22回・第23回の2回連続再放送をまとめて放送した(『深夜のイッキ見!まつり』企画の一環)。また、第23回については7月24日の13時05分 - 13時50分、8月14日の13時15分 - 14時にも総合テレビで再放送した。
    • なお、BSプレミアムでは7月25日・8月1日・8日の当ドラマの時間帯は7月25日は『英雄たちの選択「渋沢栄一 七転八倒の青春」』(18時 - 18時45分)、8月1日は『渋沢栄一inパリ万博』(18時 - 19時30分)、8月8日は『パーフェクトプラネット「太陽」』(18時 - 18時45分)を放送し穴埋めした。

東京パラリンピック放送に伴う影響

  • 8月29日・9月5日は総合テレビ・BS4Kで2020年東京パラリンピック中継を放送のため、放送休止[9]。大河ドラマのパラリンピック中継による放送休止は史上初めて。なお、休止期間中の特別対応として、9月6日の0時35分(5日深夜)から総合テレビで第24回・第25回を2回連続で再放送された。また、第25回については8月28日の13時15分 - 14時、9月11日の13時05分 - 13時50分にもいずれも総合テレビで再放送されている。
    • なお、BSプレミアムでは8月29日・9月5日の当ドラマの時間帯は『パーフェクトプラネット』[注釈 10]を放送し穴埋めされた。

関連商品

サウンドトラック

NHK大河ドラマ「青天を衝け」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:佐藤直紀
(2021年3月24日発売、avex CLASSICS、JAN : 4988064841165)
NHK大河ドラマ「青天を衝け」オリジナル・サウンドトラックII 音楽:佐藤直紀
(2021年8月11日発売、avex CLASSICS、EAN : 4988064841233)

書籍

公式ガイドブック
  • NHK大河ドラマ・ガイド 青天を衝け(NHK出版
    • 前編(2021年1月29日発売、ISBN 978-4149233864
    • 後編(2021年6月25日発売、ISBN 978-4149233871
    • 完結編(2021年10月29日発売予定、ISBN 978-4149233888
  • NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 青天を衝け: 渋沢栄一とその時代(NHK出版、2020年12月25日発売、ISBN 978-4149110363
  • NHK大河ドラマ「青天を衝け」完全ガイドブック(東京ニュース通信社
  • 2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」完全読本(産経新聞出版
ノベライズ
  • NHK大河ドラマ 青天を衝け(NHK出版)作:大森美香、著:豊田美加

舞台となる地域の反応

深谷大河ドラマ館
  • 渋沢栄一の故郷である血洗島村を含む埼玉県深谷市では、2020年(令和2年)1月31日、NHK大河ドラマ「青天を衝け」深谷市推進協議会の設立総会が開かれた。官民一体で大河ドラマによる地域振興のための協力体制を築き、放送に合わせて深谷市仲町の深谷生涯学習センター・深谷公民館内に2021年(令和3年)1月から2022年1月までの1年間、大河ドラマ館を設置することを決めた[60]。2020年10月21日、放送開始が2021年2月14日となることが発表されたため、大河ドラマ館の開館を2月中旬に延期することが発表され[61]、11月18日、開館期間が2021年2月16日から2022年1月10日までと再度発表され[62]、2021年2月16日に開館した。
  • 渋沢栄一終焉の街である東京都北区でも、本邸のあった飛鳥山に大河ドラマ館を設置することを発表した。東京23区での大河ドラマ館設置は初となる[63]。開館期間は2021年2月20日から12月26日まで[64]。なお、東京都北区と埼玉県深谷市を含む渋沢栄一ゆかりの団体が、2019年(令和元年)8月27日に「渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定」を締結し、各団体や自治体が持つそれぞれの特徴を活かしながら、多様な分野で包括的な連携と協働による事業を推進していくとしている[65]

脚注

注釈

  1. ^ 作中では平仮名でゆうと表記されることもある。
  2. ^ a b 狂言指導と九世茂山千五郎正乕役を兼任。当代(十四世)千五郎は九世千五郎の来孫にあたる(途中養子を挟む)。
  3. ^ 渋沢栄一および尾高惇忠の曾孫。
  4. ^ 渋沢史料館館長[24]
  5. ^ 戸定歴史館名誉館長[25]
  6. ^ 東北公益文科大学准教授[25]
  7. ^ a b c 俳優として本編にも出演。
  8. ^ 一部時間帯はサブチャンネルで放送。
  9. ^ NHKニュース7』は19時10分までの短縮放送、『ダーウィンが来た!』は休止。
  10. ^ 8月29日は「海洋」、9月5日は「気象」の回をそれぞれ放送。

出典

  1. ^ NHK「麒麟」来年2月7日まで 次期大河は翌週14日に開始”. 共同通信. 共同通信 (2020年10月21日). 2021年1月26日閲覧。
  2. ^ a b 大河ドラマ、および連続テレビ小説の放送日程につきまして”. NHKドラマトピックス. NHK (2021年7月21日). 2021年7月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 作・大森美香、主演・吉沢 亮 日本資本主義の父・渋沢栄一を描く! 大河ドラマ 青天を衝(つ)け”. NHKドラマトピックス. NHK (2019年9月9日). 2021年1月26日閲覧。
  4. ^ a b c NHK大河、なぜ再び近現代? CP「時代が動く変革の時期を描きたい」 1万円札決定も後押し”. スポーツニッポン (2019年9月9日). 2019年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月9日閲覧。
  5. ^ 吉沢亮、"平成生まれ初の大河主演" に反響 『青天を衝け』で渋沢栄一役”. モデルプレス (2019年9月9日). 2019年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月10日閲覧。
  6. ^ “紙幣刷新へ 1万円は渋沢栄一、5000円は津田梅子”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2019年4月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43505090Z00C19A4MM8000/ 2020年9月10日閲覧。 
  7. ^ “NHK大河「青天を衝け」メインビジュアル公開 泥んこ吉沢亮「世界観表している」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2020年12月4日). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/12/04/0013913726.shtml 2020年12月4日閲覧。 
  8. ^ 関原のり子 (2021年2月9日). “大河「青天を衝け」、コロナで異例の2月スタート”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社. 2021年5月20日閲覧。
  9. ^ a b c “NHK 五輪パラ期間中は大河は5話分放送休止 7月25日から9月5日まで”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2021年6月23日). https://www.daily.co.jp/gossip/2021/06/23/0014439438.shtml 2021年6月24日閲覧。 
  10. ^ ニュース|大河ドラマ「青天を衝け」|NHKオンライン”. 2021年9月20日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m ニュース:出演者発表 第7弾|大河ドラマ「青天を衝け」|NHKオンライン”. NHK (2021年8月11日). 2021年8月11日閲覧。
  12. ^ 宮島瑠花”. テアトルアカデミー. 2021年10月5日閲覧。
  13. ^ 岡部光花俐”. テアトルアカデミー. 2021年10月5日閲覧。
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m 大河ドラマ「青天を衝け」出演者発表 第8弾!|大河ドラマ|NHKドラマ”. NHK (2021年10月18日). 2021年10月18日閲覧。
  15. ^ a b c d e "大河ドラマ「青天を衝け」出演者発表 第5弾". NHKドラマトピックス. 日本放送協会. 2 May 2021. 2021年5月2日閲覧
  16. ^ a b 第20回字幕放送による。
  17. ^ 第18回の、慶喜からの進軍断念の勧告状より。
  18. ^ 2021年大河ドラマ「青天を衝け」新たな出演者発表・ディーン・フジオカさん、町田啓太さん!”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2021年2月9日). 2021年2月9日閲覧。
  19. ^ "大河「青天を衝け」新キャスト発表 ディーン・フジオカ「五代様」再び 町田啓太が土方歳三". Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. 9 February 2021. 2021年2月8日閲覧
  20. ^ 第15話、篤太夫と円四郎の会話より。
  21. ^ 第24回の、新政府から昭武への帰国命令の公文より。
  22. ^ "渋沢栄一がさらなる転身を遂げる明治維新 大転換期のステージで新風を吹き込む、新たな出演者が決定!". 日本放送協会. 27 May 2021. 2021年5月27日閲覧
  23. ^ “大河「青天を衝け」にまさかの家康登場!脚本家が狙い明かす”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2021年1月27日). https://www.cinematoday.jp/news/N0121328 2021年6月24日閲覧。 
  24. ^ 大河ドラマガイド・前編 P.164
  25. ^ a b 大河ドラマガイド・前編 P.206
  26. ^ 大河「青天を衝け」10・31は50分繰り上げ 午後7時10分から放送 衆院選開票速報のため”. スポーツニッポン (2021年10月20日). 2021年10月20日閲覧。
  27. ^ NHK大河「青天を衝け」12・26最終回と前週第40回は15分拡大”. 日刊スポーツ (2021年10月22日). 2021年10月22日閲覧。
  28. ^ “吉沢亮主演大河ドラマ「青天を衝け」初回20・0% 大河8年ぶり大台の好発進 前作「麒麟がくる」超え”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年2月15日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/02/15/kiji/20210214s00041000349000c.html 2021年2月15日閲覧。 
  29. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第2話視聴率16.9%". スポーツ報知. 報知新聞社. 22 February 2021. 2021年2月22日閲覧
  30. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第3話視聴率16.7% 前回から0.2ポイント微減". スポーツ報知. 報知新聞社. 1 March 2021. 2021年3月1日閲覧
  31. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第4話視聴率は15.5% 前回から1.2ポイント減". スポーツ報知. 報知新聞社. 8 March 2021. 2021年3月8日閲覧
  32. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第5話視聴率16.2%". スポーツ報知. 報知新聞社. 15 March 2021. 2021年3月15日閲覧
  33. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第6話視聴率15.5% 前回より0.7ポイント減". スポーツ報知. 報知新聞社. 22 March 2021. 2021年3月22日閲覧
  34. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第7話視聴率は14.2% 前回より1.3ポイント減". スポーツ報知. 報知新聞社. 29 March 2021. 2021年3月30日閲覧
  35. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第5話視聴率は15.3% 前回より1.1ポイント増". スポーツ報知. 報知新聞社. 5 April 2021. 2021年4月5日閲覧
  36. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第9話視聴率は14.5% 前回から0.8ポイント減". スポーツ報知. 報知新聞社. 12 April 2021. 2021年4月12日閲覧
  37. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第10話視聴率は13.9% 前回から0.6ポイント減". スポーツ報知. 報知新聞社. 19 April 2021. 2021年4月19日閲覧
  38. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第11話視聴率14.1% 前回から0.2ポイント増". スポーツ報知. 報知新聞社. 26 April 2021. 2021年4月26日閲覧
  39. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第12話視聴率13.4% 前回から0.7ポイント減". スポーツ報知. 報知新聞社. 6 May 2021. 2021年5月6日閲覧
  40. ^ "吉沢亮主演のNHK大河「青天を衝け」第13話視聴率は13.9% 前回から0.5ポイント増". スポーツ報知. 報知新聞社. 10 May 2021. 2021年5月10日閲覧
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関連項目

外部リンク

NHK総合 大河ドラマ
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青天を衝け