馬と鹿

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馬と鹿
米津玄師シングル
B面 海の幽霊
でしょましょ
リリース
規格 マキシシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル ソニー・ミュージックレーベルズ
作詞・作曲 米津玄師
プロデュース 米津玄師
坂東祐大
チャート最高順位
米津玄師 シングル 年表
Flamingo / TEENAGE RIOT
2018年
馬と鹿
2019年
ミュージックビデオ
「海の幽霊」 - YouTube
「馬と鹿」 - YouTube
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馬と鹿」(うまとしか)は、2019年8月12日より各音楽配信サービスで先行配信され、同年9月11日ソニー・ミュージックレーベルズからリリースされた米津玄師のメジャー10枚目のシングルである。

背景[編集]

「馬と鹿」は前作シングル『Flamingo/TEENAGE RIOT』より約10ヶ月ぶりのリリースとなり、楽曲はTBS日曜劇場ノーサイド・ゲーム」の主題歌として制作されたが、その情報はドラマの初回放送まで一切伏せられていた。ドラマのエンディングにて初めて楽曲がオンエアされたことで情報が解禁され、視聴者、SNSで情報を得たファンの間で大きな話題となった。「ノーサイド・ゲーム」は大泉洋演じる君嶋隼人が社内の権力者への反駁をきっかけに左遷され、社内ラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャーとして奮闘する様が描かれており、米津は「主人公が逆境の中を進んでいく様をどうにか音楽にできないかと探った末にこの曲ができた」とコメントしている[1]

フィジカルは「ノーサイド盤」「映像盤」「通常盤」の3形態でリリースされた。「ノーサイド盤」はレザージャケット仕様で、真鍮製のホイッスル型ペンダントが付属、「映像盤」は紙ジャケット仕様で、「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」の約20分に渡るティザー映像と「海の幽霊」のミュージックビデオを収録したDVDが付属する[2]

プロモーション・リリース[編集]

「馬と鹿」はTBS日曜劇場の第106作「ノーサイド・ゲーム」の主題歌としてドラマの初回放送内で解禁された。同枠では池井戸潤の小説を原作とする5作「半沢直樹(2013年版)」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット(2015年版、2018年版)」「陸王」のテレビドラマが制作されたが、いずれも主題歌が使用されていなかった[3]。楽曲解禁後、7月12日に楽曲のCDシングルリリースが告知された。

ミュージックビデオ[編集]

「馬と鹿」のミュージックビデオは、「Lemon」「Flamingo」のミュージックビデオ、米津が出演したソニー完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」のコマーシャルの映像を手がけた山田智和が監督を務めている。ダンサーの振り付けは「LOSER」「Flamingo」のミュージックビデオや米津のワンマンライブの演出などに携わってきた辻本知彦が担っている。映像は某所の屋上、栃木県宇都宮市のカネホン採石場、同地域内の採石場跡地の地下空間OHYA UNDERGROUNDにて撮影された。映像は米津が屋上にて、肩を組んだ数十人のダンサーを背景に歌う様から始まる。楽曲の展開に合わせて撮影箇所は採石場跡などへ移動する。百人に近い規模まで増加したダンサーの中で、体中を引っ張られながら歌う米津や、天井から吊るされ燃える松明などが印象的である。

公開まで[編集]

「馬と鹿」のミュージックビデオは、2019年9月2日にYouTubeの米津の公式チャンネルへアップロードされた。また、同日には表参道ヒルズにて開催された「鏡の上映会」では鏡の乱反射や来場者の姿を演出として利用する特殊な環境でミュージックビデオが上映された[4]。YouTubeへ公開されたミュージックビデオは9月9日時点で1000万回再生を記録した。

ビジュアル・アートワーク[編集]

ジャケットワーク[編集]

「馬と鹿」のジャケットワークは米津が自ら手がけている。米津はミュージシャンと平行してイラストレーターとしても活動しており、これまで自身のジャケットワークの多くを手がけてきた。自らジャケットの絵を書き下ろしたのは「Flamingo/TEENAGE RIOT」以来で、漫画家の五十嵐大介が制作した「海の幽霊」以来2作ぶりである。本作のジャケットは、白色の背景に、曲名にちなんだ鹿角を生やした馬が精微なタッチで描かている。

アートワーク[編集]

楽曲のリリースに先駆けて公開された米津のアートワークは2種類存在し、いずれも写真家の小浪次郎が手がけている。アートワークは2つの異なる光の中てられる石群が左右に分かれその間に米津が佇むという内容[5]

評価・チャート[編集]

批評家の反応[編集]

ROCKIN'ON JAPANの小池宏和は「馬と鹿」の詩的且つ神秘的な歌詞に着目し、「ノーサイド・ゲーム」の物語が展開するに連れて、歌詞に込められた真意が暴かれていく様子を好意的に捉えている[6]。同じく蜂須賀ちなみは度重なる転調、複雑なコードやメロディの展開など、少々難解な要素の多い楽曲を大衆的なポップソングへ昇華したと米津の手腕を肯定的に評価している。[7]

チャート成績[編集]

「馬と鹿」は2019年8月12日に各音楽配信サービスにて配信が開始され、iTunesレコチョクmora他、27に及ぶサイトにてデイリーランキング首位を獲得した[8]オリコン発表のデイリーデジタルシングルランキングでは64834件のダウンロード数を記録し、1位を記録した[9]。楽曲は8月26日付けの週間チャートへ初登場し、164798ダウンロードを記録、デジタルシングルチャートで1位、合算シングルチャートで2位へチャートインした[10][11]。このデジタルシングルチャートにおいて「馬と鹿」は「LOSER」「Lemon」「Flamingo」「海の幽霊」に次ぎ通算5作目の1位を獲得した楽曲となり、米津はアーティスト別の通算1位獲得数で単独1位となった。またダウンロード件数ではチャート史上歴代3位、2019年単独1位の数値を記録した。[12]。Billboard JAPANでは8月26日付けのチャートで初登場し、Hot 100で2位、Download Songsで1位にチャートインした[13]


収録曲[編集]

CD
全作詞・作曲: 米津玄師、全編曲: 米津玄師。編曲協力:坂東祐大(#1、#2)。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「馬と鹿」(TBS系テレビドラマ『ノーサイド・ゲーム』主題歌)米津玄師米津玄師
2.海の幽霊(劇場アニメ『海獣の子供』主題歌)米津玄師米津玄師
3.「でしょましょ」米津玄師米津玄師
合計時間:
DVD(映像盤のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」(ライブ ティザー映像)  
2.「海の幽霊」(MV)  
合計時間:

脚注[編集]

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  1. ^ 米津玄師 ハチさんのツイート”. Twitter (2019年7月7日). 2019年7月15日閲覧。
  2. ^ “米津玄師ニューシングル「馬と鹿」に「海の幽霊」収録、ライブ映像付きの形態も”. 音楽ナタリー (natasha). (2019年7月12日). https://natalie.mu/music/news/339549 2019年7月15日閲覧。 
  3. ^ “米津玄師「馬と鹿」9月11日発売決定&ジャケット公開 日曜劇場主題歌”. エキサイトニュース (M-ON! MUSIC). (2019年7月15日). https://www.excite.co.jp/news/article/M_on_music_0000354943/ 2019年7月15日閲覧。 
  4. ^ “米津玄師、『ノーサイド・ゲーム』主題歌「馬と鹿」MV公開 “衝動”や“情熱”を120人が表現”. リアルサウンド (realsound.jp). (2019年9月2日). https://realsound.jp/2019/09/post-411181.html 2019年9月8日閲覧。 
  5. ^ “米津玄師、髪が淡い水色に。新ビジュアル&新曲“でしょましょ”を含む『馬と鹿』収録詳細公開”. rockinon.com (rockin`on holdings). (2019年7月26日). https://rockinon.com/news/detail/187978 2019年8月25日閲覧。 
  6. ^ “美しいたてがみと角を持つものへ”. rocnkin'on holdings. (2019-9-). https://rockinon.com/disc/detail/189192 2019年9月11日閲覧。 
  7. ^ “【今週の一枚】米津玄師はシングル『馬と鹿』収録の3曲で新たな時代の幕開けに何を歌ったのか?”. rocnkin'on holdings. (2019-9-). https://rockinon.com/news/detail/189220 2019年9月11日閲覧。 
  8. ^ “https://this.kiji.is/534003905097450593?c=39546741839462401”. 徳島新聞 (nor.). (2019年8月12日). https://this.kiji.is/534003905097450593?c=39546741839462401 2019年8月13日閲覧。 
  9. ^ “オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2019年08月12日付”. ORICON NEWS (oricon). (2019年8月12日). https://www.oricon.co.jp/rank/dis/d/2019-08-12/ 2019年8月12日閲覧。 
  10. ^ [https://www.oricon.co.jp/rank/dis/w/2019-08-26/ “週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2019年08月26日付”]. ORICON NEWS (oricon). (2019年8月26日). https://www.oricon.co.jp/rank/dis/w/2019-08-26/ 2019年8月21日閲覧。 
  11. ^ [https://www.oricon.co.jp/rank/cos/w/2019-08-26/ “週間 合算シングル(単曲)ランキング 2019年08月26日付”]. ORICON NEWS (oricon). (2019年8月26日). https://www.oricon.co.jp/rank/cos/w/2019-08-26/ 2019年8月21日閲覧。 
  12. ^ “米津玄師「通算1位獲得数」歴代単独1位に「馬と鹿」オリコン初週16.5万DLで1位獲得!”. Qetic. (2019年8月20日). https://qetic.jp/music/yonedugenshi-190821/327848/ 2019年8月21日閲覧。 
  13. ^ “Charts”. Billboard JAPAN (Hanshin Contents Link Corporation). (2019年8月26日). http://www.billboard-japan.com/charts/ 2019年8月21日閲覧。 

外部リンク[編集]