会いたくて 会いたくて

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会いたくて 会いたくて
西野カナシングル
初出アルバム『to LOVE
B面
  • LOVE IS BLIND
  • Grab Bag
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル SME Records
作詞・作曲
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン[1]
  • 2010年5月度月間7位(オリコン)
  • 2010年度年間72位(オリコン)
  • 2010年度年間1位(着うたフル、日本レコード協会)
  • 西野カナ シングル 年表
    • 会いたくて会いたくて
    • (2010年)
    • if
    • (2010年)
    to LOVE 収録曲
    Dear…
    (11)
    会いたくて 会いたくて
    (12)
    You are the one
    (13)
    ミュージックビデオ (Short ver.)
    「会いたくて 会いたくて」 - YouTube
    テンプレートを表示

    会いたくて 会いたくて」(あいたくて あいたくて)は、西野カナの楽曲である。2010年5月19日にSME Recordsから10枚目のシングルとして発売された。

    概要[編集]

    前作『Best Friend』から約3か月ぶりのシングル。

    初回限定仕様にはプリシールが封入され、初回限定ジャケットとなっている。

    オリコンチャートでは、自己最高位の2位を獲得し、発売時点でのシングルの売り上げ記録を更新した(現在、売り上げそのものは5か月半後にリリースされた『君って』に続き2番目だが、オリコンチャートの最高位と登場回数の記録は現在もこの作品が保持している)。着うた着うたフルでは配信から3か月で100万DLを突破した。特に着うたフル配信3か月でのミリオンは、GReeeeNの『キセキ』の1か月で100万、『愛唄』の3か月で100万に次ぐ歴代2位の速さのミリオン突破となった。また、同年の着うたフル有料音楽配信チャート年間1位に認定された[2]

    本楽曲は冒頭とサビ部分において「会いたくて 会いたくて 震える」のフレーズが用いられている[3]。これをマイナビニュースでは「『心に飛び込みやすい馴染みのある言葉』を使用する、西野カナの歌詞の特徴のひとつ」と評価しているほか[3]、本楽曲のヒットを以って女子SPA!では「西野カナは『会いたくて震える』界のパイオニア」[4]AOLニュースでは「『会いたくて 震える』というキラーワードを生み出し揺ぎ無いブランドを生み出した」[5]などとして報じている。CDジャーナルのミニレビューでは「リアルに傷ついた心をそのまま歌詞に反映させ、痛いほどの苦しい歌詞を、ピアノストリングスをエッセンスとして取り入れた繊細なサウンドで彩った」と評価している[6]

    なお、西野本人の恋愛観はこの曲とは対照的である旨がインタビューで述べられている[7]

    収録曲[編集]

    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「会いたくて 会いたくて」GIORGIO CANCEMIGIORGIO CANCEMI
    2.「LOVE IS BLIND」Kana NishinoHIRO(Digz,inc)HIRO(Digz,inc)
    3.「Grab Bag」
    • Kana Nishino
    • Sachiyo Matsuoka
    • DJ Mass(VIVID Neon*)
    • EXXXIT
    • Kana Nishino
    • VIVID Neon*
    • EXXXIT
    合計時間:

    タイアップ[編集]

    曲名 タイアップ
    会いたくて 会いたくて ジェムケリー TV-CFソング
    LOVE IS BLIND イオン「2010 Yukata & Mizugi キャンペーン」TV-CFソング

    収録アルバム[編集]

    会いたくて 会いたくて

    LOVE IS BLIND

    脚注[編集]

    1. ^ 会いたくて 会いたくて | 西野カナ”. ORICON NEWS. オリコン. 2019年7月1日閲覧。
    2. ^ 2010年 年間1位は西野カナ「会いたくて 会いたくて」〜「着うたフル(R)」有料音楽配信年間チャート発表!〜” (日本語). プレスリリース. 日本レコード協会 (2010年12月20日). 2010年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月10日閲覧。
    3. ^ a b 八湊真央 (2015年5月3日). “西野カナの歌詞に見る、イマドキ10代の恋愛事情” (日本語). マイナビティーンズ. マイナビ. 2017年1月20日閲覧。
    4. ^ 石黒隆之 (2014年9月6日). “バカにしていた西野カナの新曲「Darling」に、妙に心惹かれる理由” (日本語). 女子SPA!. 扶桑社. 2015年9月14日閲覧。
    5. ^ AOLニュース編集部 機動サイバー班 (2015年5月1日). “西野カナの新曲が「会いたくて会えない曲すぎる」と話題に ネット上で愛されキャラ確立も” (日本語). AOLニュース. AOLオンラインジャパン. 2015年9月14日閲覧。
    6. ^ 西野カナ/会いたくて 会いたくて” (日本語). CDジャーナル. 音楽出版社 (2010年5月19日). 2015年9月14日閲覧。
    7. ^ 西野カナ、自身の恋愛で「会いたくて会いたくて震える」ことはない!?”. ダ・ヴィンチニュース. KADOKAWA (2014年4月20日). 2017年2月10日閲覧。