打上花火 (曲)

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打上花火
DAOKO×米津玄師シングル
B面 「Forever Friends」
「Cinderella step」
リリース
規格 CDシングルデジタル・ダウンロード
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 米津玄師
チャート最高順位
  • 1位Billboard Japan Hot 100
  • 1位(Billboard Japan Hot Buzz Song)
  • 1位(Billboard Japan Hot Animation)
DAOKO 年表
拝啓グッバイさようなら
(2017年)
打上花火
(2017年)
ステップアップLOVE
(2017年)
米津玄師 年表
ピースサイン
(2017年)
打上花火
(2017年)
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打上花火」(うちあげはなび)は、日本の歌手DAOKOの楽曲[1][2][3]。メジャーレーベルからの3枚目のシングルとして2017年8月16日にトイズファクトリーより発売された。米津玄師とのコラボレーション作となっており、米津が作詞・作曲を担当。客演としても米津が「DAOKO×米津玄師」名義でクレジットされている[4]。この楽曲は、新房昭之監督のアニメ映画打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌としても使用されている。また、カップリングの「Forever Friends」も同映画の挿入歌として使用。原作ドラマで使用された主題歌のカバーとなっている。

「打上花火」は、複数の音楽批評家から肯定的評価を受けている。ある批評家は、2016年に大ヒットを記録したRADWIMPSによるアニメーション映画の主題歌「前前前世」に続くアンセムと評価した。また、「打上花火」は商業的にも成功を収めている。Billboard Japan Hot 100総合シングルチャート及びアニメソング・チャートHot Animationで首位を獲得。特にHot Animationでは、11週連続で首位を獲得し、同チャートの連続首位記録を更新した。日本レコード協会によるゴールドディスク認定では、10万以上のデジタル・ダウンロードを記録し、有料配信のゴールド認定を受けている。

付随するミュージック・ビデオは、2つ公開された。映画のオリジナルシーンを多数使用したアニメバージョンとDAOKOが出演する実写版のショートバージョンである。カップリングの「Forever Friends」のビデオは、原作ドラマを担当した岩井俊二が監督を務めている。

楽曲について[編集]

表題曲「打上花火」は、米津玄師が作詞・作曲、楽曲プロデュースをしていて[5]、11月1日発売の米津玄師の4thアルバム「BOOTLEG」に、セルフカバーという形で収録される予定[6]

批評家の反応[編集]

「打上花火」は、複数の音楽批評家から肯定的評価を与えられた。洋楽・邦楽ポータルサイト『Skream!』の諏佐美友は、「切ないピアノの旋律と、ブレスの効いたきれいなウィスパー・ヴォイスで、夏の夜に咲く打上花火の美しく儚い様子が表現されている。」とコメントし[7]。総合カルチャーサイト『Real Sound』の森朋之は、この曲は間違いなく、DAOKOにとって大きなターニングポイントになるだろうと宣言。音楽的には「美しく、繊細なピアノのフレーズから始まるこの曲は、クラシカルなストリングスと先鋭的なエレクトロが混ざり合うトラックのなかで、DAOKOと米津が<はっと息を飲めば/消えちゃいそうな光が/きっとまだ 胸に住んでいた>と声を合わせるミディアムバラード」だとコメント。映画のストーリーとしっかりと重なった歌詞、普遍的な魅力を備えたメロディ、斬新な手触りのサウンドメイクが絶妙なバランスで共存するこの曲は、2016年の「前前前世」(RADWIMPS)に続き、2017年を象徴する楽曲になる可能性をたっぷり秘めていると森は断言した[8]ROCKIN'ON JAPANのウェブサイト「RO69」の兵庫慎司も「前前前世」に続くアンセムと評価し、「特にサビの普遍的な名曲っぷりがヤバい。」とコメント[9]。RO69の古河晋は、幻想的なDAOKOの歌声と心の奥に秘めたザラつきをいつになく剥き出した米津の声のコントラストは、映画の主人公の同じ思春期にいながらの成熟度のズレとリンクしているとも感じたとコメント。メロディやサウンドに関しても、気だるさと焦燥感の狭間で命が燃えているような、まさに打上花火のような時間感覚が見事に表現されていると評価した[10]

チャート成績[編集]

Billboard Japan Hot 100総合シングルチャートでは、2017年8月21日付けのチャートで3位で初登場[11]。翌週8月28日付けで、前週に引き続きダウンロード、ストリーミング、動画再生で1位、ラジオ2位、シングルセールス11位のポイントが後押しとなって2位に上昇。特に動画再生では480万回超をマークし、長らく首位を守っていたTWICE「TT」に200万回の大差をつけて1位になった[12]。9月4日付けで、前週に引き続きダウンロード、ストリーミング、動画再生数で1位となり、総合首位を獲得した。特に動画再生回数では、日本国内において週間約747.4万回を記録し、2位のTWICE「TT」の約246.7万回にトリプル・スコアの大差をつけた[13]。その後もロングヒットを続け、ラジオ以外の他指標では概ね横ばいの高ポイントをバランス良く獲得し、10月2日付けで首位に返り咲いた[14]

Billboard JapanのアニメソングチャートJapan Hot Animationでは、2017年8月21日付けで初登場首位を獲得。Twitterとダウンロードの2指標で圧倒的な高ポイントを獲得した。Billboard Japanは、映画公開後のリスナーの獲得と、次週以降加算されるセールス・ポイントが伸びれば楽曲の勢いが加速する可能性も十分考えられると指摘した[15]。CDセールス・ポイントが加わった8月28日付けでも首位を獲得。先週から総合ポイントを3倍伸ばしラジオの再生回数、ダウンロード、動画の再生回数、Twitter、ストリーミングの5指標で首位を獲得し、デジタル領域での強さを見せた。また、セールスは4位、ルックアップは3位とフィジカル領域でも上位につけた[16]。その後、10月8日付けまで8週連続で首位を記録。これにより、2016年に大ヒットを記録したRADWIMPS前前前世」の同チャート連続首位記録に並んだ[17]。翌週以降も連続首位記録を更新し続け、12週目にAqours未来の僕らは知ってるよ」に抜かれるまで11週連続で首位を獲得した[18][19]。その後、米津がアルバム『BOOTLEG』を発売したことやDAOKOが同年12月にアルバムを発売することを発表したことから楽曲への注目度が再び高まってダウンロードポイントを伸ばし、11月13日付で首位に返り咲いた[20]

Billboard Japanが、2017年10月9日付けより公表を開始したストリーミングチャートStreaming Songsで1位、ダウンロードチャートDownload Songsで3位を記録[21]

オリコンチャートでは、2017年8月28日付けで初登場及び最高9位を記録した[22][23]

ミュージック・ビデオ[編集]

「打上花火」のミュージック・ビデオは、2つ公開された。1つは、映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』のオリジナルシーンを多数使用したフルサイズのアニメーション版である。これは2017年8月10日にYouTubeで公開された[24]。もう1つは、ショートバージョンでDAOKOが出演する実写版である。打ち上げ花火や彩り豊かな夏の風景が、歌う彼女に投影されている。ショートバージョンの監督を務めたのは佐伯雄一郎[25]で、ビデオは2017年8月16日に公開された[26]

カップリング「Forever Friends」のビデオは、原作ドラマを担当した岩井俊二が監督を務めている。当時のドラマの撮影場所である千葉県飯岡撮影が行われた[27]

収録曲[編集]

通常盤CD
# タイトル 作詞・作曲 編曲 時間
1. 「打上花火」(DAOKO×米津玄師) 米津玄師 米津玄師、田中隼人
2. 「Forever Friends」    
3. 「Cinderella step」 DAOKO 江島啓一
合計時間:
初回限定盤CD
# タイトル 作詞・作曲 編曲 時間
1. 「打上花火」(DAOKO×米津玄師) 米津玄師 米津玄師、田中隼人
2. 「Forever Friends」 REMEDIOS 神前暁
合計時間:

チャート[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ DAOKO×米津玄師「打上花火」対談 (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー” (2017年8月17日). 2017年9月5日閲覧。
  2. ^ DISCOGRAPHY” (2017年8月17日). 2017年9月5日閲覧。
  3. ^ DISCOGRAPHY” (2017年8月17日). 2017年9月5日閲覧。
  4. ^ “岩井俊二原作アニメ『打ち上げ花火』 主題歌はDAOKO×米津玄師”. ORICON NEWS. (2017年6月28日). http://www.oricon.co.jp/news/2093198/full/ 2017年7月2日閲覧。 
  5. ^ http://www.oricon.co.jp/news/2093198/full/
  6. ^ http://tower.jp/article/campaign/2017/08/29/03
  7. ^ “DAOKO『打上花火』”. Skream!. (2017年9月). http://skream.jp/diskreview/2017/09/daoko.php 2017年10月4日閲覧。 
  8. ^ “星野源、DAOKO、DISH//……今夏注目の主題歌・OP曲揃い踏み!”. Real Sound. (2017年8月15日). http://realsound.jp/2017/08/post-99921.html 2017年10月4日閲覧。 
  9. ^ “2017年のアンセム、出ました”. RO69 (ロッキング・オン). (2017年8月16日). https://rockinon.com/disc/detail/165468 2017年10月4日閲覧。 
  10. ^ “『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』とDAOKO×米津玄師“打上花火”について”. RO69 (ロッキング・オン). (2017年8月19日). https://rockinon.com/news/detail/165851 2017年10月4日閲覧。 
  11. ^ “【ビルボード】乃木坂46「逃げ水」がミリオン達成し総合首位、DAOKO×米津玄師「打上花火」ダウンロード1位で初登場総合3位に”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年8月16日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/54371/2 2017年9月3日閲覧。 
  12. ^ “【ビルボード】星野源「Family Song」が3冠で総合首位獲得、DAOKO×米津玄師「打上花火」はダウンロード&ストリーミング&動画再生で1位に”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年8月23日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/54626/2 2017年9月3日閲覧。 
  13. ^ a b “【ビルボード】動画再生数が急伸、DAOKO×米津玄師「打上花火」が3冠で総合首位に到達”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年8月30日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/54849/2 2017年9月3日閲覧。 
  14. ^ “【ビルボード】「打上花火」総合首位返咲き YouTubeで急伸「ダンシング・ヒーロー」総合2位 安室奈美恵なんと12曲チャート・イン”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年9月27日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/55835/2 2017年9月30日閲覧。 
  15. ^ a b “【ビルボード】DAOKO×米津玄師の強力タッグによる話題の映画主題歌がアニメチャート首位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年8月16日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/54367/2 2017年10月4日閲覧。 
  16. ^ “【ビルボード】DAOKO×米津玄師「打上花火」がアニメ・チャート断トツ首位、2位は祭nine.”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年8月23日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/54624/2 2017年10月4日閲覧。 
  17. ^ “【ビルボード】DAOKO×米津玄師、8週連続アニメ・チャート1位で「前前前世」連続首位記録に並ぶ(※10/4訂正)”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年10月4日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/56087/2 2017年10月4日閲覧。 
  18. ^ “【ビルボード】DAOKO×米津玄師「打上花火」、ついに「前前前世」のアニメ・チャート連続首位記録を破る”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年10月11日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/56284/2 2017年10月11日閲覧。 
  19. ^ “【ビルボード】アニメ・チャートの1位が12週ぶりに変動 Aqoursが断トツ首位に”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年11月1日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/57020/2 2017年11月1日閲覧。 
  20. ^ “【ビルボード】DAOKO×米津「打上花火」アニメ・チャート首位に返り咲き、JUNNAが初登場3位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年11月8日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/57219/2 2017年11月9日閲覧。 
  21. ^ a b c “ビルボードジャパンがダウンロードおよびストリーミングチャートの公表をスタート”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年10月4日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/55932/2 2017年10月5日閲覧。 
  22. ^ “8/28付週間シングルランキング1位は星野源の「Family Song」”. オリコンチャート (オリコン). (2017年8月23日). http://www.oricon.co.jp/news/2096015/full/ 2017年10月4日閲覧。 
  23. ^ a b “打上花火”. オリコンチャート (オリコン). (2017年). http://www.oricon.co.jp/prof/571932/products/1241893/1/ 2017年10月4日閲覧。 
  24. ^ “DAOKO×米津玄師「打上花火」アニメーションMVフルサイズで公開”. ナタリー. (2017年8月10日). http://natalie.mu/music/news/244399 2017年10月7日閲覧。 
  25. ^ “打上花火(Short Ver.)”. スペースシャワーTV. (2017年). http://www.spaceshowertv.com/search/detail.cgi?mu=0124391&ch=0 2017年10月7日閲覧。 
  26. ^ “DAOKO×米津玄師「打上花火」実写版MV公開、6都市でライブツアーも”. スペースシャワーTV. (2017年8月16日). http://natalie.mu/music/news/244883 2017年10月7日閲覧。 
  27. ^ “DAOKO、映画『打ち上げ花火』挿入歌のMVフルver解禁。監督は岩井俊二”. ロッキング・オン. (2017年8月2日). https://rockinon.com/news/detail/164771 2017年10月7日閲覧。 
  28. ^ “Top Singles Sales”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク,プランテック,Prometheus Global Media). (2017年9月6日). http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=sales&year=2017&month=09&day=11 2017年10月5日閲覧。 
  29. ^ “レコ協 8月度有料配信認定、Superfly「タマシイレボリューション」がトリプル・プラチナ”. musicman. (2017年9月20日). https://www.musicman-net.com/business/68884 2017年10月7日閲覧。 

関連項目[編集]