はたらく細胞

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はたらく細胞
ジャンル 科学シチュエーション・コメディ
漫画
作者 清水茜
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
レーベル シリウスKC
発表号 2015年3月号 - 連載中
巻数 既刊5巻(2018年8月現在)
漫画:はたらく細菌
原作・原案など 清水茜(監修)
作画 吉田はるゆき
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
レーベル KCデラックス なかよし
発表号 2017年5月号 - 連載中
巻数 既刊2巻(2018年7月現在)
漫画:はたらかない細胞
原作・原案など 清水茜(監修)
作画 杉本萌
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
レーベル シリウスKC
発表号 2017年9月号 - 連載中
巻数 既刊1巻(2018年7月現在)
漫画:はたらく細胞BLACK
原作・原案など 清水茜(監修)
原田重光(原作)
作画 初嘉屋一生
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
レーベル モーニングKC
発表号 2018年27号 - 36・37合併号(第1部)
巻数 既刊2巻(2018年9月現在)
漫画:はたらけ!アニメ化見学
作者 杉本萌
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
発表号 2018年3月号 - 9月号
小説:小説 はたらく細胞
著者 時海結以
清水茜(原作)
イラスト 清水茜
出版社 講談社
レーベル 講談社KK文庫
発売日 2018年7月12日
巻数 1巻
アニメ
原作 清水茜
監督 鈴木健一
シリーズ構成 柿原優子
キャラクターデザイン 吉田隆彦
音楽 末廣健一郎MAYUKO
アニメーション制作 david production
製作 アニプレックス、講談社
david production
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2018年7月8日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

はたらく細胞』(はたらくさいぼう)は、清水茜による日本漫画。本項において、本作品のスピンオフである『はたらく細菌』『はたらかない細胞』『はたらく細胞BLACK』も記載する。

作品解説[編集]

月刊少年シリウス』(講談社)にて、2015年3月号より連載中。2014年に行われた第27回少年シリウス新人賞の大賞を受賞した読切作品『細胞の話』を連載化したもの。作者初の連載作品。2016年宝島社このマンガがすごい』7位。

人間の体内にある細胞(主に免疫系の諸細胞が中心)を擬人化した作品。キャラは全て細胞名で統一されているため、名前はない(個体識別番号のみ)。病原体などはモンスター化・怪人化して描かれている。

2018年7月下旬には、連日の猛暑で熱中症が社会問題となっていることを受け、正しい知識を啓発するために編集部が第6話「熱中症」を特別に全ページ無料で公開している。編集部が作者およびアニメの制作委員会に事前に確認を取ったところ、どちらも快諾している。

2018年7月からはテレビアニメが放送中。それに伴い、『月刊少年シリウス』2018年3月号から9月号まで、杉本萌によるアニメ版制作現場のレポート漫画『はたらけ!アニメ化見学』が連載された。

制作背景[編集]

作者の清水が日本マンガ塾在学中、当時高校生の妹から「細胞について覚えたいので読み切り漫画を1本描いて」と細胞を擬人化したキャラクターのイラストを提示されたのが切っ掛けと言う[1][2]。折しも卒業制作のテーマを探していた清水は、この案を基に卒業制作として『細胞の話』を描き、審査にあたった各出版社の編集者からも好評を得て「少年シリウス新人賞」への応募を勧められたとのこと。

本編の元となった読切作品『細胞の話』は、服装などが違う(帽子が無い、色が異なる)、細胞に寿命がある、公衆電話やスマホがあり連絡手段として使われている、本編に未登場のネフロン腎小体)がいる[注 1]などいくらかの相違がある。

スピンオフ関連[編集]

以下の漫画が講談社の各誌で連載されており、いずれも原作者の清水茜が監修となっている。

はたらく細菌
なかよし』2017年5月号より連載。こちらは体内の細菌を擬人化している。いわゆる悪玉菌から善玉菌まで様々な細菌を有害無害問わず扱う。
はたらかない細胞
『月刊少年シリウス』2017年9月号より連載。赤血球の分化前に当たる「赤芽球」を主軸とし、理由を付けて赤血球になろうとせず働かない、とある赤芽球たちの日常を描く。
『はたらく細胞』本編のアニメ化の際には、本作のキャラクターがアニメ制作現場を紹介するレポート漫画『はたらけ!アニメ化見学』が、同じく月刊少年シリウスにおいて短期連載された。
はたらく細胞BLACK
モーニング』2018年27号から36・37合併号まで第1部が連載され、第2部が連載予定。細胞が働く劣悪な環境(不健康・不摂生な成人男性の体内)をブラック企業に喩え、喫煙・飲酒・ED円形脱毛症水虫淋病胃潰瘍狭心症痛風心筋梗塞などを取り上げている。本編でも登場する薬や抗生物質(細胞たちからすればロボット兵器)が対応策として頻繁に投与される。また、いわゆる「外の人」(細胞たちの職場となる体内の人間)の状況についてもある程度言及されている。コミカルな本編や他のスピンオフ作品に比べ、全編を通してシリアスかつ殺伐とした雰囲気が特徴。

あらすじ[編集]

『はたらく細胞』[編集]

ここはとある「人」の体内。その中では数十兆個もの細胞が年中無休で働いている。赤血球は酸素を身体中に運び、免疫細胞たちは細菌やウイルスなどの身体を脅かす異常と戦い、その他の細胞も自分たちの働きを全うしている。小さなことから大きなことまで様々な騒動が起こる身体の中で、新米の赤血球「AE3803」や白血球「U-1146」などを中心に、そんな細胞たちの日常を描く。

『はたらく細菌』[編集]

とある女子高生の体内。「宿主」の女子高生は食生活が不安定で、その腸内では善玉菌、悪玉菌、日和見菌たちが日夜、陣取り合戦を繰り広げている。

『はたらかない細胞』[編集]

とある人の骨髄の中。ここではマクロファージによって赤芽球たちが育てられ、一人前の赤血球となって旅立っている。しかし、とあるマクロファージのところには、もう成人して赤血球になれるのにも関わらず、何かと理由をつけては赤芽球のままでいようとする5名の問題児達がいた。立派に働けるはずなのに働かない問題児達にマクロファージが時にキレて時に笑っての和みありの日常を描く。

『はたらけ!アニメ化見学』[編集]

ひょんなことから体外に出た赤芽球の5人は、等身大の姿でカートに乗ったり、マクロファージ先生に引率されたりして、アニメ制作現場を見学する。脚本打ち合わせから、都内の編集スタジオでのカッティング、多摩地区にある「デイヴィッドプロダクション」での作画、アフレコ現場などを見学。最終回は、5人の「まだ余裕でレポートできる」発言を「アニプレックス」の取材同行スタッフに録音され、いくらでも続編が作れるような終わり方になっている。

『はたらく細胞BLACK』[編集]

体中に酸素や養分を運ぶ、新米赤血球の男性。しかし彼の職場(宿主)は不摂生で、細胞たちの労働環境は、極めてブラックだった。赤血球は宿主が摂取したアルコールで酔っぱらったり、肝臓でストレス発散したりしながら、苦悩しつつ激務をこなしていく。

登場キャラクター[編集]

劇中では、体内の細胞がもつ様々な機能が職業や技能として表現されており、個々の細胞はその職種に所属する人物として描写されている。同種の細胞でも外見や性格は違い、特に赤血球と好中球には個別の識別番号も存在する。登場キャラクターとして明確に区別されている個体についても個別に記述する。「声」はテレビアニメ版における担当声優

細胞[編集]

血球[編集]

赤血球(せっけっきゅう)
ヘモグロビンを多く含むため赤い。血液循環によって体の隅々の細胞へ酸素を運搬し、肺へ二酸化炭素を送る。
作中では宅配便の配達員のようなキャラクターであり、箱や台車を使って酸素や二酸化炭素を運ぶほか、食べ物(栄養)を運搬したり、薬品を配達することもある。動脈では急ぎ足、静脈ではのんびり移動する[3]
制服は黒の半袖Tシャツに赤いジャケット。ジャケットはリバーシブルになっており、動脈と肺静脈では明るい赤側が表になり、静脈と肺動脈では暗い赤側が表となる[3]。男女両方のキャラクターが存在し、女子はインディゴブルーの短パンと短めの黒い靴下に赤い靴。男子は女子と同色ズボンに赤のロングブーツ。どちらも実物の赤血球の形を模した帽子を被っている[1]
外傷から体外に放り出されてしまう危険があるほか、溶血性の細菌など赤血球の命を狙う外敵[注 2]の襲来にも晒されるが、免疫細胞キャラクターのような戦闘能力は無いため、基本的には逃げるしかない。
AE3803
声 - 花澤香菜[4]
主人公の一人[5]。赤毛をショートカットにした女性で、帽子の中からでも飛び出すアホ毛が特徴。極度の方向音痴でよく迷子になる新米のドジっ子運送屋だが、性格は純粋で一生懸命[6]。細菌の侵入など、トラブルの現場に居合わせることが多い。肺炎球菌に襲われたことから、白血球U-1146番と知り合う。
赤芽球(せきがきゅう)
声 - 花澤香菜(AE3803)、泊明日菜
赤血球の幼少時代の姿。前駆細胞として生まれた後、造血幹細胞によって赤血球に選別された者が赤芽球として成長する。一人前になるまでは赤色骨髄の中で過ごし、迷路遊びやかくれんぼでその資質を育んでいく。卒業時に細胞核(帽子に付いたポンポン)を千切り取ることで赤血球となる。
AE3803はこの頃から迷子になりやすく、迷った先で緑膿菌に襲われたことがある。
AA5100
声 - 遠藤綾[7]
赤血球AE3803の先輩。ロングヘアーの女性。迷子になりやすいAE3803を気にかけており、よく一緒に配達をしてあげている[8]。赤血球としては優秀で頼もしいが、他の細胞や細菌に対する知識や術には疎く、手伝いに出されては振り回されたり、細菌の襲撃に取り乱すことが多い。
NT4201
新米赤血球。釣り眼で黒髪の長身女性。教育係を任されたAE3803が圧倒されるほど成績優秀で、クールな性格。当初は傲慢な面が目立ち、免疫細胞のことを「野蛮」と称したり、AE3803のことを「要領が悪い」として見下していたが、AE3803の下での研修を通じて、次第に周囲と打ち解けていく。
DB5963
輸血によって体内に運ばれた別の「体」からやってきた赤血球たちのリーダー格。眉毛の太い青年の姿をしている。出血多量で壊滅寸前に陥る人体を救うべく尽力し、復興を成し遂げる。古くからいた血球たちとはすぐに馴染んでいる。喋りに独特のなまりがある。
白血球/好中球(はっけっきゅう/こうちゅうきゅう)
白血球と呼ばれる細胞にはいくつかの種類があるが、その一種である「好中球」を白血球と俗称することも多く、本作の「白血球」も主に好中球を指し、作中の解説では「白血球(好中球)」のように併記される。好中球は体内に侵入したウイルス細菌などの駆除が主な役割。抗原提示を必要としない自然免疫系の白血球であり、病原体の侵入時には真っ先に対処行動を取る。
劇中では、侵入者に対処する警備部隊として何万何億という個体が存在する。平時は赤血球たちに混ざって血管内をパトロールし、侵入者を見つけるや否や、常備しているダガーナイフで斬殺する。戦闘に関しては容赦が無く、返り血まみれになった姿に一般細胞からは恐怖を抱かれ、血気盛んで変な奴らと思われているが、実はほのぼの系で優しく、基本的に温厚な性格[9]
実際の好中球は細胞の隙間を移動する「遊走」と呼ばれる機能を持つが、キャラクターとしての好中球も部屋[注 3]の排気口など、正規の通路でない場所を通り抜けて神出鬼没に移動することができる。
白髪で肌も青白く、瞳にハイライトが描かれない。制服は純白の長袖ロングジャケットに長ズボンと帽子[注 4]で、帽子の前面には「白血球」と書かれ、左下側に個人ナンバーが書かれたプレートが、後頭部には付近の抗原に反応するレセプターが付いている[11]。武器として主にダガーナイフ[注 5]で戦うが、稀に投げナイフも使う[12]。強力な侵入者に対しては他の免疫細胞と共同戦線を張ることもある。細菌に敗れれば死亡し膿となる。
本編で登場しているのは男性のみだが、『BLACK』には女性の好中球も登場する。
1146番
声 - 前野智昭[4]
主人公の一人[5]。好中球課所属の男性で、個人ナンバーは「U-1146番」。ナンバーの由来は「いい白」の語呂合わせから[13]
右目が前髪に隠れた個体。冷静かつ仕事に真面目で、面倒見も良い性格をしており、AE3803をはじめ非免疫細胞との交流が多いことから、キラーT細胞からは「平和ボケ」と罵られている。しかし、異物を発見した際には他の好中球同様に殺伐とした態度になり、容赦なく侵入者の急所を切り裂き排除する。
トラブルに遭遇しやすい赤血球AE3803とよく同じ場所に居合わせ、「また会ったな」と声をかけるのがお約束。血液循環の回では心配のあまり彼女を尾行したことがある。
『はたらく細菌』においても、解説コラム「おしえて白血球さん!」で登場している。
骨髄球(こつずいきゅう)
声 - 村中知
白血球(好中球、好酸球好塩基球)の幼少時代の姿。
幼少期のU-1146は、緑膿菌に襲われていた赤芽球AE3803を助けた事がある。緑膿菌に叩きのめされ「赤芽球を差し出せば助けてやる」と言われても、断固として拒否する正義感の強い少年だった。
白血球として成長した後、肺炎球菌襲撃の際にAE3803と再会したが、お互いに緑膿菌の件の相手だとは気付かなかった。
2001番
声 - 江越彬紀
短髪の個体。原作では第1話のラストに新米白血球の指導員として2コマ[14]のみ登場。アニメでは第2話に登場する。
2048番
声 - 佐藤健輔
刈り上げたボブカットの個体。第4話において、細菌に苦戦しているところをU-1146に助けられる。好中球の中では4989番に次いで出番が多い。
2626番
声 - 柳田淳一
前髪で目元が隠れた個体。第3話から登場しているが、2048番や4989番と比べると登場頻度は低く、個人ナンバーの初出も第16話[15]である。アニメではオープニング映像中や原作では未登場の第2話(原作第4話)などにも登場するなど、出番が若干増えている。
4989番
声 - 熊谷健太郎
クセ毛の個体。デフォルメ時によくギョロ目になる。第1話から脇役端役として頻繁に登場している。
第4話(アニメでは第2話)では細菌との戦闘中に危うく体外へ放り出されそうになるが、建物の残骸にしがみついて命拾いする。アニメ第8話のラストではすれ違うキラーT細胞に気づかず、B細胞と共に一般細胞と談笑していた。
好中球先生
声 - 日野聡
第7話(アニメでは第6話)に登場。髪が見えない個体(帽子の中の髪の有無は不明)。赤芽球の避難訓練のため、細菌役を演じた。その際に、緑膿菌に襲われた赤芽球や彼女を守ろうと奮闘する骨髄球を助けている。
血小板(けっしょうばん)
声 - 長縄まりあ[4](リーダー格)、春野杏赤尾ひかる森永千才石見舞菜香立花芽恵夢
血管壁がすり傷などで損傷した際に、集合して血栓を作り傷口を塞ぐ役割を持つ細胞。二次血栓として赤血球や白血球を強制的に連行して使い、外傷の場合にはこれが乾いてかさぶたになる。
劇中では、血管である道路の破損箇所を舗装工事のように修理してまわる一団で、仕事が無い時も通行人としてよく姿を見せるほか、白血球(好中球)と結合することで遊走する能力があり、劇中では白血球(好中球)に肩車される血小板と言う形で表現されている。
実際の血小板が赤血球や白血球より小さいことに倣い、キャラクターの見た目も幼稚園児から小学校低学年くらいの幼い子供の姿をしていて、言動も子供っぽい。制服はスモックのような大き目のTシャツと半ズボンに、血小板と書かれた帽子をかぶる。長靴も履いているが、単行本の表紙などでは光沢のあるゴム長靴[16]、アニメでは濃い灰色で艶なしのハーフブーツのように描かれている。ルーズソックスと運動靴を履いていたり、帽子を逆向きに被るなど、他の細胞に比べて制服を着崩している者も見られる。
赤血球AE3803が遭遇した一群のリーダー格は髪がロングの女の子で、ホイッスルを吹きながら作業のまとめ役をこなしている。「あのねあのね」が口癖。

免疫細胞[編集]

劇中の免疫系は指令系統を持つ防衛組織として描写されている。自然免疫である好中球などが初動対処を行い、しばらく経った後に抗原提示細胞であるマクロファージや樹状細胞が病原体の抗原情報をヘルパーT細胞へ伝達し、ヘルパーT細胞の指示によってリンパ球が駆除活動を始めるという、実際の免疫系の働きを模した構成になっている。

T細胞の仲間
白血球の一種である、各種のリンパ球
ヘルパーT細胞(ヘルパーティーさいぼう)
声 - 櫻井孝宏[17]小松未可子(未熟胸腺細胞時代)
抗原提示を受け、キラーT細胞やB細胞などへ外敵の情報や対策などを指示するリンパ球。
第1話から登場。メガネ男子の司令官として描かれている。緩んだ性格をしており、おやつのクッキーの粉が頬についたままで司令を出すなど、おっちょこちょいな一面もあるが、必要とあらば戦いの現場にも姿を見せる。
ヘルパーT細胞に分化する前の胸腺学校時代は無駄を嫌う優等生で「ヘルパーにも制御にもキラーにも道が開ける天才」と称されたエリートであり、後にキラーT細胞になる同期から「肩の力を抜いたほうがいい」と言われたことが人格形成に寄与する結果となる。
制御性T細胞(せいぎょせいティーさいぼう)
声 - 早見沙織[17]
T細胞の暴走を抑制するリンパ球。
第1話から登場。ヘルパーT細胞の秘書のような立ち位置の女性として描かれている。冷静沈着であるが、杓子定規すぎる一面もあり、その弱点を利用され、がん細胞の傀儡にされてしまったこともある。劇中では基本的に文官として立ち回っているが、戦闘力はキラーT細胞に勝るとも劣らない。
胸腺学校時代はヘルパーT細胞やキラーT細胞と同期だった。
キラーT細胞(キラーティーさいぼう)
細胞傷害性T細胞とも呼ばれ、ヘルパーT細胞の命令を受け、癌細胞などの異物を殺すリンパ球
第1話から登場。白血球(好中球)と同じく複数の個体が登場し、統制された武闘派の“殺し屋”や軍隊[注 6]のような部署として描かれている。制服は「KILL」と書かれた黒い帽子と黒い半袖長ズボンの作業着[注 4]で、サングラスを掛けたり、黒い戦闘用ヘルメットや防護服を着用した個体も確認できる。戦闘時は主に素手でのパンチを用いる。
班長
声 - 小野大輔[4]東内マリ子(未熟胸腺細胞時代)
劇中で主に活躍するキラーT細胞で、彼らのリーダー格。跳ねた金髪で筋骨隆々の男性個体。他のキラーT細胞同様、典型的な体育会系であり、赤血球など非力な細胞に対し粗暴な言動をとる人物だが、単純な性格なため、NK細胞にいいように利用されることもある。
病気などで有害化した細胞も殺すという自分の役割から、他の細胞たちと距離を置こうとするが、実は仲良くなりたいとも思っている。赤血球AE3803と親しくなった白血球U-1146番を羨んで殴ったりもしているが、先に一般細胞と遊んでいた部下に引きずられる形でバドミントンに参加し、白血球に点数係をやらせつつ楽しんでいる。
胸腺学校時代はひ弱で落ちこぼれと揶揄されていたものの、同期の助けもあり無事ナイーブT細胞として卒業した。その際、ライバルであり後にヘルパーT細胞となる同期からかけられた言葉が人格形成に寄与している。
メモリーT細胞(メモリーティーさいぼう)
声 - 竹内良太
キラーT細胞の一部。前回の抗原との戦いを記憶しており、同じ抗原が出現した際、抗原提示を待たずに速やかな再攻撃をしかけられるようになっている。
第3話にインフルエンザを経験した個体が登場。服装はキラーT細胞とほぼ同じで、「MEMORY」と書かれた帽子をかぶっている。抗原の記憶は、可愛らしい本に記録としてまとめているという描写になっている。
第23話のがん細胞復活エピソードからは、戦闘経験のある上記のキラーT細胞(班長)がメモリーT細胞となっている。
ナイーブT細胞(ナイーブティーさいぼう)
声 - 田村睦心(アニメ第3話登場個体)
抗原と一度も遭遇したことがない未熟なT細胞。樹状細胞などから抗原提示を受けることでエフェクターT細胞として活性化し、各種T細胞へ分化する。
第3話「インフルエンザ」においてT細胞戦闘員の新米として登場する。服装はキラーT細胞とほぼ同じで、「NAIVE」と書かれた帽子から跳ねた前髪が一房だけ出ている少年。性格は臆病で、まともに戦えないことを先輩であるキラーT細胞たちから叱られる。
ちなみに、上述の個体とは別に、キラーT細胞たちがかつてナイーブT細胞だった頃の姿も登場する。
エフェクターT細胞(エフェクターティーさいぼう)
声 - 乃村健次
ナイーブT細胞が活性化したもの。
第3話「インフルエンザ」において、上記のナイーブT細胞が樹状細胞の助言により活性化した姿。見た目はキラーT細胞以上にたくましくなり、跳ねた前髪は上方に伸び、分裂増殖も完了しているため同じ姿をしたものが複数現れる。インフルエンザB型を一掃するために奮闘するが、B型掃討後に出現したA型に返り討ちにされ、元のナイーブT細胞に戻ってしまう。再登場時にはこちらの姿となっている。
B細胞の仲間
T細胞と同じくリンパ球の一種。
B細胞(ビーさいぼう)
声 - 千葉翔也[18]
「抗体産生細胞」とも呼ばれる、抗原に対して抗体を発明し駆除するリンパ球。
第2話から登場。劇中では明るい熱血漢の青年で、白血球(好中球)たちの制服と似たデザインの青い帽子にジャケット、ズボンを穿いており、ドラムバッグ型の抗体入りのタンクを背負い、Y字型の銃身を持つ射撃武器(形状は登場するたびに変わっている)を持ち歩く。
スギ花粉アレルギーの惨事を引き起こした際は責任問題でマスト細胞と激しい言い争いになった。
記憶細胞(きおくさいぼう)
声 - 中村悠一[7]
抗原の免疫を記憶しているリンパ球で、同じ抗原が現れた際のB細胞の抗体製造を補佐する。
第2話から登場。抗原情報を記録・管理する文官系の男性として描かれており、抗原特定のため現場にも出向くこともある。抗原の記憶についての表現は、初登場時は「いいつたえメモ」という形で代々残されてきたものという描写で、それ以降はB細胞と共有のオフィスに書類や模型等の形で抗原のサンプルデータが保管されているという描写になっている。
思い込みが激しいうえに、事あるごとに大きなリアクションを取る人物で[19]、言い伝えの解釈から心配性になってスギ花粉の襲来を「古くから伝わる『世界の終わり』」だと怯えたり、過去の出来事を夢に見たのを「未来予知」と勘違いし、騒いだこともある。
B細胞の抗体の製造にかかわっているため、B細胞からは頼られている。
単球の仲間
白血球の一種。
マクロファージ
声 - 井上喜久子[4](リーダー格)、木村珠莉貫井柚佳
細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す役割をもつ。
第1話から登場。純白のエプロンドレスを纏った穏やかな口調の女性で、一見するとか弱そうだが、外敵への殺傷能力はかなり高く、集団で現れたウイルスにも動じず笑顔でや鈍器を振り回す。赤芽球や未熟胸腺細胞の育成も行っており、彼らのクラス担任を務めている者もいる。
『はたらかない細胞』では、赤芽球の問題児の扱いに苦悩している個体が主要キャラクターとして登場する(#『はたらかない細胞』のキャラクターを参照)。
単球(たんきゅう)
声 - 井上喜久子(アニメ第10話)
貪食性、遊走性が旺盛な強力な免疫細胞。血管から外に出るとマクロファージに変化する。
第2話から登場。黄色の全身防護服にゴム手袋と長靴の人物として描かれる。寡黙であり、ジェスチャーで意思表示を行う[20]。マクロファージへの変化は服を着替える(防護服などを脱ぐ)という描写になっている。
樹状細胞(じゅじょうさいぼう)
声 - 岡本信彦[17]
体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示し、他の免疫系の細胞に伝える役割を持つ免疫細胞。
第1話から登場。周囲に突起を伸ばした大樹の中で、受付のような場所にいる男性となっている。緑色の制帽・制服でネクタイを締めており、帽子の端から枝が生えている。現実とは異なり、自ら抗原情報を確認しに行動するのではなく、マクロファージなどからの抗原提示を各所に伝える連絡係といった役割に徹している。自身の仕事を楽しんでいる節があり[21]、不気味な笑みをたびたび浮かべる。各細胞の昔のアルバム写真を所持している[21]
乳酸菌の生成する多糖類を補給すると活性化して性格が変わり、派手な格好(サングラスとコートに鞭)になる。免疫細胞たちの恥ずかしい写真をバラまき、彼らを活性化させる。
ランゲルハンス細胞(ランゲルハンスさいぼう)
異物の侵入を体内に知らせるのと、体表の乾燥を防ぐ役割を主に担う、樹状細胞の一種。
第16話に登場。眼鏡に蝶ネクタイで口ひげと顎ひげを生やした西洋紳士風の中年男性として描かれている。
マスト細胞(マストさいぼう)
声 - 川澄綾子[7]
過剰に作られたIgE抗体の刺激に反応して、装置を操作しヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。「肥満細胞」とも呼ばれるが、肥満とは関係ない。
第2話から登場。黒いストレートのロングヘアに白衣を着た女性として描かれている。融通がきかないほど生真面目な上、ヒステリックな性格をしており、激怒しやすい[22]。「肥満細胞」と呼ばれることを嫌う。
マニュアル通りに仕事をしているが、ヒスタミンは正常な細胞にも影響が出る(アレルギーの直接的原因になる)ため、一般細胞から苦情が来ることもあり、当人の性格も相まってしばしば言い争いに発展する[23]
スギ花粉アレルギーの惨事を引き起こした際は責任問題でB細胞と激しい言い争いになった。
好酸球(こうさんきゅう)
声 - M・A・O[17]
白血球の一種である顆粒球の一つで、寄生虫が体内に侵入した際、その殺傷を助けるなど、寄生虫感染に対する防御を行う。
第5話から登場。金髪をツインテールにまとめ、 ピンク色のツナギを着た女性として描かれていて、ツインテールは核が2つに分かれてることを表している[1]。基本的に表情はクールだが、満更でもない時にはデレることもある。武器にも二股のを用いている。細菌に対しての戦闘能力は弱いが、それでも細菌から血球を守ろうと立ち向かうなど使命感は強い。
好塩基球(こうえんききゅう)
声 - 杉田智和
白血球の一種で、特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出され、アレルギー反応を引き起こすとされている。好中球(白血球)と好酸球を問題部位に導く役割も持つが、解明されていない点も多い。
第5話から登場。傘を持ち、口に黒マスク、頭に青ニット帽、さらにその上に青緑の雨具を着用して目以外を覆った姿をした男性として描かれている。ミステリアスなキャラクターとなっており、修辞過剰で難解な言い回しで喋るために好中球やマスト細胞には言っていることがあまり理解出来ないが、好酸球は理解出来ている模様[24]。体で事件が発生しても一切あわてることなく落ち着いている。
NK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)
声 - 行成とあ
全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球。リンパ球としては珍しく自然免疫であり、抗原提示がなくとも自己判断で異物を攻撃できるのが強み。
第8話から登場。黒のタンクトップに短パン姿、サーベルを武器として用いる攻撃的な筋肉質の女性として描かれている。現場に居合わせたキラーT細胞をからかったりするが、頭の切れる面もある。笑うことでその刺激により活性化して強くなるが、逆にストレスを感じると極端に弱体化してしまう[25]
樹状細胞所有のアルバムによれば、ルーキー時代はゴスロリファッションだったらしく、現在では見た瞬間発狂するほどの黒歴史らしい。
M細胞(エムさいぼう)
腸内の免疫器官であるパイエル板の表面に存在する細胞。病原体を捕らえ、樹状細胞に引き渡す役割を持つ。
第19話に登場。ダンディなバーテンダー風の男性として描かれている。腸で暴れている細菌をお客として歓待するふりをしながら、免疫細胞たちに包囲させる。

その他の細胞[編集]

造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)
声 - 木村珠莉森永千才長谷川育美
赤血球、白血球、血小板などの血液細胞の元となる幹細胞
第7話(アニメでは第6話)で初登場。看護師姿の女性で、機械で生み出された前駆細胞(後の血球)たちを適正ごとに選別するのが仕事となっている。
胸腺上皮細胞(きょうせんじょうひさいぼう)
声 - 小山力也(教官)、笠間淳
T細胞になる前の未熟胸腺細胞が、T細胞になるまでを過ごす「胸腺」を構成する細胞。
第12話(アニメでは第9話)に登場。作中の胸腺は非常に厳しい訓練を行う学校となっており、上皮細胞はT細胞候補生を育成すべくビシビシ鍛え上げる強面の鬼教官として描かれている。
消化管細胞(しょうかかんさいぼう)
声 - 梶原岳人柳田淳一
栄養の処理を司っている細胞。水色の給食係のような制服とマスクで、白い長靴を履いている。アニメ第3話から登場するが、調理場(消化器)に来た赤血球たちの背景に描かれる事がある。
循環器細胞(じゅんかんきさいぼう)
声 - 石上静香
心臓のモニター画像内にマスコットキャラ「循環くん」として登場。肺循環と体循環について赤血球たちに説明していたが、AE3803は「何度見てもよく分からない」と言い、あまり理解できてない様子だった。
汗腺細胞(かんせんさいぼう)
声 - 江越彬紀(隊長)
発汗機能をコントロールしている細胞で、オレンジ色のジャケットと制帽。 隊長は行動力があるもみあげ男で、熱中症の際には「雨乞い」の儀式を始めた。
皮脂腺細胞(ひしせんさいぼう)
毛穴で皮脂を作る細胞。
第14話に登場。アクネ菌にこき使われていたが、U-1146に救われる。ストッキングのような帽子が特徴。
色素細胞(しきそさいぼう)
メラニンを形成する細胞。
第14話に登場。毛穴の細胞たちの長老。皮脂腺細胞共々アクネ菌に奴隷のように扱われていた。
毛母細胞(もうぼさいぼう)
体毛を作り出す細胞。
第14話に登場。少年の姿をしている。アクネ菌の恐怖に怯える皮脂腺細胞を鼓舞し、反逆の引き金を引いた。
腸管上皮細胞(ちょうかんじょうひさいぼう)
腸内の栄養・水分の吸収を行う細胞。
第19話で初登場。真っ黒なダイビングスーツを着用している。
杯細胞(さかずきさいぼう)
ムチンを生成する細胞。腸管上皮細胞と共に腸を管理している。
第23話で初登場。巨大な潜水服を着用している。
一般細胞(いっぱんさいぼう)
声 - 前田弘喜
一般市民のような存在。「細胞」と書かれたTシャツを来ているのが特徴。赤血球から酸素と栄養素を受け取り、ひたすら細胞分裂を繰り返すのが役目。作中では集合住宅に住み、室内で培養槽を用い自身のコピーを製造・育成する仕事として表現される。赤血球から酸素が届かないと酸欠で死亡してしまうので、出血性ショックの回では命の危機に晒された。
咽頭の一般細胞
第11話で初登場した一般細胞側のメインキャラの一人。これといって特徴のない細胞だが、コピー元の細胞が自身の誕生直後に感染で免疫細胞に殺された過去があり、免疫細胞に対して複雑な感情を抱いている。第20話から第25話までの乳酸菌に関わる一連のエピソードでは、赤血球AE3803に代わって白血球U-1146と行動を共にしており、半ば主人公のように活躍している。

善玉菌[編集]

腸内細菌の3グループのうちの1つで、人体に益をもたらす菌。

乳酸菌(にゅうさんきん)
初登場は第20話。複数種登場しており、いずれも起き上がりこぼしとペンギンを足したような外見で、種類によって色や模様が異なる。「にゅー」と鳴く。大人しい性格で、悪玉菌退治に加勢したり、プリン体を好んで食べたりするなど、人体の健康には欠かせない細菌の一つ。頭部の左右に角(多糖体)を生やすことができ、また活性化することで巨大な姿となる。

悪玉菌[編集]

腸内細菌の3グループのうちの1つで、人体に害を及ぼす菌。

劇中では第22・23話に登場する。個別の種名は不明。大勢の日和見菌を味方につけ、内から来襲。一般細胞を毒素攻撃で苦しめるも、善玉菌の出現で日和見菌が一斉に寝返り、好中球らに一掃される。

日和見菌[編集]

腸内細菌の3グループの1つで、人体にとって益にも害にもならない菌。名前の通り、善玉菌と悪玉菌の優勢な方に味方する。

劇中では第22・23話に登場する。狐のような見た目をしたものをはじめ複数種登場しているが、バクテロイデス菌[13]以外の菌の名前は不明。当初は優勢な悪玉菌に味方するが、乳酸菌が呼び寄せた善玉菌が多数出現したことで即座に寝返る。その後、好中球に命乞いをするも、問答無用で処分される。

その他の病原体[編集]

肺炎球菌(はいえんきゅうきん)
声 - 吉野裕行[7]笠間淳
レンサ球菌の一種。肺炎の原因となる強力な病原体で、肺胞に侵入して赤血球を破壊し、最悪の場合を破壊する細菌。
第1話で初登場。頭部などから鉤爪のついた触手が伸びた薄紫色の人型生物として描かれている。原作では赤血球の栄養分のバスケットを狙って殺そうとしてくるが、小説版では「赤血球を毒液でとかし、えさにする」と表現されている。
第1話で侵入した最後の個体は、赤血球AE3803の荷物の中に紛れ込んで肺まで辿り着くが、最終的にAE3803と白血球に気管支まで誘導され、くしゃみとして体外に追放される。それ以降も、黄色ブドウ球菌の手下として、第1話に登場した肺炎球菌の兄が登場する。
『BLACK』でも、第1話で登場している。
スギ花粉アレルゲン(スギかふんアレルゲン)
声 - 興津和幸
スギ花粉内部に存在するタンパク質。本来人体にとって特に害はないが、一部の人体は免疫細胞が過剰反応することでアレルギースギ花粉症)を引き起こす。
第2話(アニメでは第5話)に登場。ハニワのような顔をした準人型のゲル状生命体として描かれており[注 7]、「ス〜ギ〜」「スギ」と鳴く。図体は大きいもののこれと言って敵性はなく、体内をところかまわず徘徊するだけ。しかし、「なんかしらトラブルの原因になる」ということで免疫細胞はこれを殺すよう定められている。
インフルエンザウイルス
第3話で初登場。細菌とは異なり、現実世界のウイルスそのままの姿をしている。帽子のように細胞の頭にピッタリとはまり込み、細胞を殺しゾンビ化させて操る習性を持つ。
第22話には、抗原変異した進化体が再登場した。頭が尖った形に変異しており、感染細胞を屈強なゾンビに変えて体内を破壊しようとするが、樹状細胞の「鼓舞」=「黒歴史の暴露」により奮起した免疫細胞群の総攻撃の前に全滅させられる。
黄色ブドウ球菌(おうしょくブドウきゅうきん)
声 - 中原麻衣
ブドウ球菌の一種。人体の皮膚や腸内に生息する常在菌。各種感染症の原因となる。腸内では悪玉菌に分類される。
第4話(アニメでは第2話)に登場。肺炎球菌に似た姿をしているが、下半身は蛸状になっており、言動も女性的。肺炎球菌の遺した情報を元に擦り傷から体内に侵入し、破傷風を引き起こそうとする。
上記個体の義理の姉を名乗る別個体が第15話(アニメでは第10話)で複数登場。合体して巨大化し、フィブリンを作り出して好中球軍団を一網打尽にするも、駆け付けた単球部隊が変化したマクロファージ部隊により討伐される。
化膿レンサ球菌(かのうレンサきゅうきん)
声 - 松風雅也
レンサ球菌の一種。人体に生息するありふれた常在菌だが、各種感染症の原因となる。
第4話(アニメでは第2話)に登場。肺炎球菌に似た姿をしている。黄色ブドウ球菌軍団の一員としてすり傷から侵入するが、好中球に瞬殺される。
緑膿菌(りょくのうきん)
声 - 北沢力
人体に限らず、自然界のいたるところに生息する常在菌。病原体ではあるが、健常な人間ならまず発症しないほど弱い。
第4話(アニメでは第2話)で初登場。黄色ブドウ球菌と共に体内に侵入する。現実世界の細菌に近い姿をしており、巨大な単眼を持つ。
別個体が第7話(アニメでは第6話)の回想でも登場し、赤芽球を襲っている。酸素も栄養も必要としないにもかかわらず、「弱い者いじめは楽しいから」という理由で血球を虐げる残虐性を見せ付ける。
現実でもかなりありふれた存在のため、上記以外でもモブ細菌として同種が何度も作中に登場している[26]
腸炎ビブリオ(ちょうえんビブリオ)
声 - 山本格
海水中に生息し、食用の魚介類などを介して人体に感染する細菌。食中毒の原因となる。
第5話(アニメでは第4話)に登場。毛玉のような形をした大型の細菌。子分を率いて胃から襲来するが、白血球U-1146によって倒される。
アニサキス
魚介類に寄生する寄生虫で、稀に人体にも寄生して食中毒の原因となる。細菌とは全く異なる多細胞生物であり、細菌や免疫細胞とは比べ物にならないほど巨体。
第5話(アニメでは第4話)に登場。腸炎ビブリオとほぼ同時に来襲し、胃壁を食い破って大暴れするが、好酸球に撃破される。
セレウス菌(セレウスきん)
声 - 鳥海浩輔
非常に熱に強い性質を持つ土壌細菌。食中毒の原因となる。
第6話(アニメでは第11話)に登場。熱中症で倒れた際に生じた傷口から体内に侵入する。高熱により機能が低下した白血球U-1146を嘲笑い、倒れて動けない彼の眼前でボトルの麦茶をこぼして愚弄するなど卑劣な性格。しかし、医療行為である輸液で体内環境が改善したため、回復したU-1146に倒される。
がん細胞(がんさいぼう)
声 - 坂泰斗、芳野由奈(子供)
細胞の分裂エラーで生まれるできそこないの細胞。何の役にも立たず、無限に増殖し続け、やがて器官を乗っ取ってしまう。毎日何千個も生じているが、基本的には増殖する前に殺されている。
第8話(アニメでは第7話)で初登場。容姿は基本部分こそ通常の細胞と同じだが、髪が白く、全身を脈が走った不気味な姿をしている。
がん細胞の親玉
声 - 石田彰諏訪彩花(子供)
第8話(アニメでは第6話終盤から第7話)に登場するがん細胞の親玉。何もしていないにもかかわらず免疫細胞に追い回され殺されるという理不尽な境遇を恨み、人体全てを乗っ取ろうと画策する。一般細胞を装うが、NK細胞に正体を見破られる。NK・好中球U-1146・キラーT細胞の3人に対しても終始優勢に立ち回るほどに増幅・強化していたが、赤血球の呼び出した増援を受けた3人により討伐される。死の直前にも「僕はただ生まれてきただけなのに…」と己の出自を嘆き、「通常細胞のフリをしていた時、あんた(好中球)に優しくされたのはちょっと嬉しかったぜ」と語る。死に際、再来を宣言する。
第22話にて、細胞情報流出に伴い復活を遂げ、制御性T細胞を傀儡として再び人体征服を目論み、悪玉菌コロニーが生成した毒素で得た力により免疫細胞を滅ぼそうとする。しかし乳酸菌の活躍により毒素の供給を絶たれ、メモリーT細胞(上記のキラーT細胞)から吹き飛ばされ、最後は喉元をU-1146に切り落され絶命。「キラーTとNKは大嫌いだがあんたはそれなりに好きだった」「だから満足だ」と言い残して事切れる。
ライノウイルス
第11話に登場する風邪の原因ウイルス。帽子に擬態し、下らないイタズラで一般細胞の興味を引き、ゾンビ化させようと目論む。
ムンプスウイルス
第13話に登場するお多福風邪の原因ウイルス。感染した細胞をおかめのような顔に変え、「フク〜」しか言えないゾンビにしてしまう。圧倒的な増殖力と結束力で白血球たちを追い詰めるが、過去の予防接種の獲得免疫を思い出した記憶細胞とB細胞の形成した抗体により全滅する。
アクネ菌(アクネきん)
第14話に登場するニキビの原因菌。ウナギに手足を付けたような姿をしている。皮脂が大好物で、毛穴に住み着いて細胞たちを牛馬のようにこき使い、皮脂を無理矢理生成していた。
アクネ菌の親玉
白血球の数十倍の巨体を持つ。警邏に来ていた白血球を何千匹と殺し、毛穴の底に膿としてコレクションしていた。周囲の皮脂を食うことで怪我を負ってもすぐに回復してしまうが、毛母細胞らに大量の皮脂を流し込まれ、逃げようとしたところをU-1146に仕留められる。
デングウイルス
第16話に登場するデング熱の原因ウイルス。によって運ばれる。天狗のお面のような形をしており、ランゲルハンス細胞を感染させて天狗に変え、体内に大嵐を巻き起こす。
ミュータンス菌(ミュータンスきん)
第17話に登場する虫歯の原因菌。ドロドロのゲル状で、白血球U-1146と壮絶な死闘を繰り広げる。
カンピロバクター
声 - 小林大紀
第4話で初登場した細菌。下半身がスナーク風になっている。
スポットが当てられたのは第19話で、腸管上皮細胞を人質に取り、恨み重なる白血球たちを辱しめたり同士討ちさせたりして散々もてあそぶが、免疫細胞たちの結託によりパイエル板におびき寄せられ、追放される。
ピロリ菌(ピロリきん)
第20話に登場する細菌。「ピロリー」と鳴いたり、普通の日本語を話したりする。胃酸に強い体質を利用し暴れ回るが、乳酸菌の猛攻を受けて胃から脱出したところを白血球に討伐される。

薬・抗生物質[編集]

ステロイド
声 - 不明
超強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を持つホルモンの一種で、副腎皮質ホルモンとも呼ばれており、人体でもわずかながら生産されている。
劇中では医師から投与された薬剤として登場し、レーザー砲を備えた頭部とガトリング砲になった両腕を持つ白いロボットとして描かれている。また、原作漫画では額や肩のマークが赤十字となっているが、アニメ版では「S」の字が入った紅白カプセルのマークに変更されている。他の細胞たちはステロイドのことは知らなかったが、記憶細胞からは「世界に異変が起こった時にどこからともなく現れる」「騒動に関わった奴を一掃するタイプ」と言われる。
第2話(アニメでは第5話)に登場。スギ花粉アレルギー発症の責任が誰にあるかで体内の細胞同士が喧嘩する中、AE3803の赤血球が持ってきた「薬用」と書かれた黒い球体の中から現れる。動き出すや否や、誰にも止められない強さで敵味方関係なく攻撃し暴れ回って体内を破壊、最後は「電池切れ」(アニメ版では「有効成分切れ」)で沈黙する。アレルギー反応で変形した建物などもまとめて破壊したため、結果的に種々のトラブルには終止符が打たれ、なし崩しに細胞たちの喧嘩も収まるが、荒れ果てた世界(体)を前に、揃って呆然とすることとなる。
『BLACK』にも登場しており、 T細胞の暴走を阻止している。

スピンオフ作品のキャラクター[編集]

スピンオフ独自のキャラクター、本編に未登場の種族、本編と(容姿などの)設定が大きく異なるものなどについて解説している。

主にキャラクターとしての解説を行い、本編で同種が登場するものについての現実での役割は本編のキャラクター節に譲っている。

『はたらく細菌』のキャラクター[編集]

本編とは異なり、細菌は人間に近い容姿で描かれている。

善玉菌
ビフィダム菌(ビフィダムきん)
善玉菌側の主要人物。ビフィズス菌の一種。酢酸を作り、体によい働きをする。左目の下に泣きぼくろがある水色の髪の青年の姿をしている。
ロンガム菌(ロンガムきん)
ビフィズス菌の一種。少女の姿をしている。悪玉菌のウェルシュ菌がサルモネラ菌と戦った時は、同じ常在菌として応援し称賛した。
乳酸菌(にゅうさんきん)
大き目の帽子にネクタイを緩めて着用した青年の姿をしている。
ラクトバチルス菌(ラクトバチルスきん)
乳酸菌の一種。乳酸を作り、免疫力を上昇させる。
納豆菌(なっとうきん)
わら納豆に似た髪型で、が小さい。もんぺ姿に足袋を着用。胃酸にやられず腸内に留まれる。
悪玉菌
ウェルシュ菌(ウェルシュきん)
悪玉菌側の主人公。動物性タンパク質を分解して、体に良くない物質を発生させると下痢などの原因となる。ただし、常在菌であるため、サルモネラ菌など人体にとって凶悪な外敵が来た際には排除するために戦う。
黒髪の青年という容姿をしており、ボンベを背負い、噴射器を持つ。悪玉菌の勢力拡大に勤しむ一方、宿主のことも少なからず心配している。
白癬菌(はくせんきん)
水虫などの原因となる[注 8]。鱗模様が描かれた帽子とタイツで半ズボン。
サルモネラ菌(サルモネラきん)
食中毒の原因となる。食べ物と一緒に腸にたどり着く。ループタイをしていて、額に細菌の模様がある。
日和見菌
バクテロイデス菌(バクテロイデスきん)
細菌の優勢なほうに味方する。フードの付いた厚めの上着と足まで包むズボン姿で、が長く手が見えない。

『はたらかない細胞』のキャラクター[編集]

本作の主要キャラクターは、アニメ『はたらく細胞』の公式サイトで公開されているアニメ制作現場のレポート漫画「はたらけ!アニメ化見学」にも登場している。

赤芽球
本編とは異なり、番号の語呂合わせで名前がついている。
871
主人公。通称「ヤナイ」。怠け者で屁理屈をいう。2本の白線があるジャージを着用。
036
871の同級生。通称「」。眼鏡をかけている。本を持ち、勉強に勤しんでいるが、赤血球になることへの不安がある。
328
同上。通称「ミツバ」。マクロファージ先生が大好きな女の子。アイドルマニアで、先生の事を「まくまく」と呼ぶ。『はたらけ!アニメ化見学』では化粧(鏡を見ながらパッティング)[27]もしている。
1516
同上。通称「彦十郎」「イチゴ先輩」。ボブカットで短パン。可愛い少女のような容姿だが、男性で赤芽球たちの最年長。怖がりで怪談が苦手。教室にある緑膿菌のぬいぐるみは、怖くない様子で抱きしめたりしている。
3104
同上。通称「西園寺」。サラサラの金髪ロングヘアーで中性的な外見。フリルのアンブレラ袖ブラウスに、ヒールのある白のロングブーツを履いている。『はたらけ!アニメ化見学』では着せ替え(試着室でのフィッティング)も披露している。
マクロファージ先生
上記の赤芽球達を担当しているおくれ毛の髪形をしたマクロファージ。いつまでも出ていかない問題児の彼らに業を煮やしており、笑顔で毒を吐く。

『はたらく細胞BLACK』のキャラクター[編集]

赤血球AA2153[28]
主人公の赤血球。跳ねた赤毛と帽子から飛び出たアホ毛が特徴のメガネ男子。爪先が白いツートンカラーの赤い運動靴を素足で履く。
赤血球AC1677[28]
AA2153の同期の赤血球。
白血球
準主人公。個体番号は不明。日本刀型の武器を使う、右目が前髪に隠れた長髪と巨乳が特徴の女性個体。手袋のみ黒い。
肝細胞
第2話に登場。肝臓には様々な役割があるが、赤血球からアルコールを抜く働きはキャバクラとして描写され、肝細胞もキャバクラ嬢のように描かれる。自らの仕事に誇りを持ち、アルコールを分解したアセトアルデヒドの毒素に蝕まれながらも、客である赤血球たちの前では笑顔を絶やさない。
肥満細胞
本編のマスト細胞に相当。呼称「肥満」の由来は実物の細胞が膨張するから。
第8話から登場。本編が白衣の女性なのに対し、丸々と太ってシャツ一枚なのに汗だくの男性で描かれる。
記憶細胞
本編の「いいつたえメモ」で大騒ぎをする三枚目キャラと異なり、腰に2台のモニターとキーボードがセットになった器械を装備した男性。情報を冷静に分析して、ヘルパーや制御性のT細胞に伝えている。
赤脾髄
劣化した老廃赤血球を償却する脾臓の器官。大学教授のような房あり角帽で、裁判長の木槌(ガベル)を持つ。

書誌情報[編集]

本編[編集]

スピンオフ[編集]

  • 清水茜(監修)・吉田はるゆき(作画) 『はたらく細菌』講談社〈KCデラックス なかよし〉、既刊2巻(2018年7月9日現在)
    1. 2018年2月9日発売[38]ISBN 978-4-06-510910-6
    2. 2018年7月9日発売[39]ISBN 978-4-06-512138-2
  • 清水茜(監修)・杉本萌(作画) 『はたらかない細胞』講談社〈シリウスKC〉、既刊1巻(2018年7月9日現在)
    1. 2018年7月9日発売[40]ISBN 978-4-06-511982-2
  • 原田重光(原作)・初嘉屋一生(作画)・清水茜(監修) 『はたらく細胞BLACK』講談社〈モーニングKC〉、既刊2巻(2018年9月21日現在)
    1. 2018年7月9日発売[41]ISBN 978-4-06-512067-5
    2. 2018年9月21日発売[42]ISBN 978-4-06-512760-5

ノベライズ[編集]

小説 はたらく細胞
時海結以、清水茜(原作・イラスト)、講談社(講談社KK文庫)、 2018年7月12日発売[43]ISBN 978-4-06-511718-7
講談社の児童書レーベルから刊行された小中学生向けノベライズ。漫画のエピソードが再構成されており、文章による詳細な状況描写が独自に加えられたりしている。

テレビアニメ[編集]

2018年7月よりTOKYO MXほかにて放送中[44]。ナレーションは能登麻美子[18]

アニメ公式サイトでは、各話の放送後に代々木ゼミナール生物講師・鈴川茂[45]による解説動画「はたらく細胞ゼミナール」を公開している。

ライブラ株式会社のニュースサイト「STANDBY」によれば、ニコニコ動画の第1話無料放送では100万回再生を突破し、「生きているだけで聖地巡礼できるアニメ」「推しが体内にいるアニメ」として話題を集めているほか、インターネット内では「流血シーンがなかったら朝に放送してほしい」「アニメのおかげで子供にしつけや教育がしやすくなった」との高評が挙がっているという[46]

ビッグローブ株式会社のニュースサイト「BIGLOBEニュース」によれば、癌研究者の大須賀覚は自身のTwitterで第7話「がん細胞」を解説し、「癌研究者目線でも、とても正確な内容だったと思います」などと称賛しているという[47]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ミッション! 健・康・第・イチ」[49]
作詞・作曲 - ゆうまお / 編曲 - 末廣健一郎 / 歌 - 赤血球(花澤香菜)、白血球(前野智昭)、キラーT細胞(小野大輔)、マクロファージ(井上喜久子
エンディングテーマ「CheerS」[49]
作詞 - ハヤシケイ / 作曲 - megane / 編曲 - 毛蟹 / 歌 - ClariS

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督アクション
作画監督
総作画監督
第1話肺炎球菌 柿原優子鈴木健一
三室健太吉田隆彦
第2話すり傷 西田正義吉川志我津
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
  • 西村彩
  • 齋藤大輔
  • 清水勝祐
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第3話インフルエンザ 吉川博明朝木幸彦
  • 齋藤大輔
  • 清水勝祐
  • 小野陽子
  • 九鬼朱
  • 門智昭
  • 福士真由美
  • 吉田隆彦
第4話食中毒 西田正義清丸悟
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
  • 三浦春樹
  • 清水勝祐
  • 福士真由美
  • 齋藤大輔
  • 西村彩
  • 小野陽子
  • ShinHyungWoo
  • 三室健太
  • 入江俊博
第5話スギ花粉アレルギー 大脊戸聡
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
  • 西村彩
  • 楠木智子
  • 門智昭
  • 斎藤大輔
  • 青野厚司
第6話赤芽球と骨髄球 鵜飼ゆうき上野壮大
  • 清水勝祐
  • 西村彩
  • 三浦春樹
  • 斎藤大輔
  • 門智昭
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第7話がん細胞 鈴木健一
  • 鈴木健一
  • 西田正義
吉川志我津
  • 斎藤大輔
  • 西村彩
  • 三浦春樹
  • 清水勝祐
  • 楠木智子
  • 福士真由美
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第8話血液循環 柿原優子西田正義佐々木純人
  • 斎藤大輔
  • 清水勝祐
  • 小坂知
  • 楠木智子
  • 西村彩
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
第9話胸腺細胞 江副仁美
  • 清丸悟
  • 福士真由美
  • 清水勝祐
  • 斎藤大輔
  • 三浦春樹
  • 小坂知
  • 小野陽子
  • 楠木智子
玉置敬子
第10話黄色ブドウ球菌
  • 森川滋
  • 鵜飼ゆうき
  • 鈴木健一
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
  • 福士真由美
  • 斎藤大輔
  • 清水勝祐
  • 清丸悟
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第11話熱中症 岩崎知子久保太郎
  • 藤優子
  • 清丸悟
  • 福士真由美
  • 斎藤大輔
  • 三浦春樹
  • 西村彩
  • 小坂知
  • 吉田隆彦
  • 清水勝祐
  • 吉田隆彦

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[50]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [51] 備考
2018年7月8日 - 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) TOKYO MX 東京都
とちぎテレビ 栃木県
群馬テレビ 群馬県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) テレビ愛知 愛知県
日曜 2:38 - 3:08(土曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 アニメシャワー』第2部[52]
北海道放送 北海道 [53]
2018年7月9日 - 月曜 2:25 - 2:55(日曜深夜) RKB毎日放送 福岡県 [54]
2018年7月10日 - 火曜 23:00 - 23:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[50]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年7月9日 - 火曜 12:00 更新
火曜 23:00 - 23:30 ニコニコ生放送
2018年7月10日 - 水曜 0:00 - 0:30 AbemaTV
水曜 0:00 更新

中国ではbilibili台湾では巴哈姆特動畫瘋・iQIYIにて配信。

BD / DVD[編集]

発売日[56] 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2018年8月29日 第1話 ANZX-14701/2 ANZB-14701/2
2 2018年9月26日予定 第2話 - 第3話 ANZX-14703/4 ANZB-14703/4
3 2018年10月24日予定 第4話 - 第5話 ANZX-14705/6 ANZB-14705/6
4 2018年11月28日予定 第6話 - 第7話 ANZX-14707/8 ANZB-14707/8
5 2018年12月26日予定 第8話 - 第9話 ANZX-14709/10 ANZB-14709/10
6 2019年1月30日予定 第10話 - 第11話 ANZX-14711/2 ANZB-14711/2
7 2019年2月27日予定 第12話 - 第13話 ANZX-14713/4 ANZB-14713/4

舞台[編集]

体内活劇「はたらく細胞」』のタイトルで、2018年11月16日から25日までシアター1010にて上演予定[57]

スタッフ(舞台)[編集]

  • 原作 - 清水茜
  • 演出 - きだつよし
  • 脚本 - 川尻恵太
  • 制作 - トライフルエンターテインメント

キャスト[編集]

コラボレーション[編集]

日本赤十字社
2018年6月30日から7月7日の期間中、各地の献血ルームや移動採血バスで献血に協力すると、イラストカードが配布される。カード裏面にはQRコードとシリアルナンバーが記載されており、QRコードを読み取り、シリアルナンバーを入力すると、アニメ第1話を先行で視聴できるキャンペーンを行った[58]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 『細胞の話』に登場する細胞は、本編ではネフロン以外すべて序盤(NK細胞・がん細胞以外は全て第1話か第2話、NK細胞とがん細胞は第8話)に初登場しており、ネフロンのみは単行本第5巻(第25話)時点でも未登場となっている。
  2. ^ 実際の赤血球は細菌や化学物質によって細胞膜が損傷すると破壊されてしまう
  3. ^ 劇中に登場する建物や道路、設備などは、対応する細胞や臓器を建造物として表現したもの[10]
  4. ^ a b 好中球の服装は軍服、キラーT細胞の服装はアメリカの警察官をイメージしている[1]
  5. ^ モデルはロシア軍の「アンチテロ」[12]
  6. ^ 第4話「すり傷」において、ブドウ球菌が「軍隊」と称している。
  7. ^ 現実でのスギ花粉アレルゲンは、ただの物質であり生命体ではない。
  8. ^ 白癬菌は病原菌だが、作中の解説コラム「おしえて白血球さん!」で「悪玉菌」と記載されている。

出典[編集]

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  52. ^ 2018年7月16日2:20 - 2:50に第2話を放送
  53. ^ 2018年7月16日2:50 - 3:20に第2話を放送
  54. ^ 2018年7月16日2:55 - 3:25に第2話を、2018年7月23日1:35 - 2:05に第3話を放送
  55. ^ U-NEXT
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  58. ^ 日本赤十字社「 アニメ「はたらく細胞」献血キャンペーン」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]