はたらく細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
はたらく細胞
ジャンル 科学
漫画
作者 清水茜
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
レーベル シリウスKC
発表号 2015年3月号 - 連載中
巻数 既刊5巻(2017年8月9日現在)
漫画:はたらく細菌
原作・原案など 清水茜(監修)
作画 吉田はるゆき
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
レーベル KCデラックス なかよし
発表号 2017年5月号 - 連載中
巻数 既刊2巻(2018年7月9日現在)
漫画:はたらかない細胞
原作・原案など 清水茜(監修)
作画 杉本萌
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
レーベル シリウスKC
発表号 2017年9月号 - 連載中
巻数 既刊1巻(2018年7月9日現在)
漫画:はたらく細胞BLACK
原作・原案など 清水茜(監修)
原田重光(原作)
作画 初嘉屋一生
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
レーベル モーニングKC
発表号 2018年27号 - 連載中
巻数 既刊1巻(2018年7月9日現在)
漫画:はたらけ! アニメ化見学
原作・原案など アニメ制作現場の皆さん(取材協力)
作画 杉本萌
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
発表号 2018年3月号 - 連載中
アニメ
原作 清水茜
監督 鈴木健一
シリーズ構成 柿原優子
キャラクターデザイン 吉田隆彦
音楽 末廣健一郎MAYUKO
アニメーション制作 david production
製作 アニプレックス、講談社
david production
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2018年7月8日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

はたらく細胞』(はたらくさいぼう)は、清水茜による日本漫画。『月刊少年シリウス』(講談社)にて、2015年3月号より連載中。第27回少年シリウス新人賞大賞した読切作品『細胞の話』を連載化したもの。作者初の連載作品。2018年7月からはテレビアニメが放送中。

人間の体内にある細胞擬人化した作品。キャラは全て細胞名で統一されているため、名前はない(個体識別番号のみ)。病原体などはモンスター化・怪人化して描かれている。2016年宝島社このマンガがすごい』7位。

スピンオフ作品として、『なかよし』2017年5月号から吉田はるゆきによる漫画『はたらく細菌』、『月刊少年シリウス』2017年9月号から杉本萌による漫画『はたらかない細胞』、『モーニング』2018年27号から原田重光(原作担当)と初嘉屋一生による漫画『はたらく細胞BLACK』が連載されている。また『月刊少年シリウス』2018年3月号からは、杉本萌によるアニメ版制作現場のレポート漫画『はたらけ! アニメ化見学』が連載されている。

あらすじ[編集]

ここは、とある「ヒト」の体内。新米の赤血球「AE3803」は、二酸化炭素を運搬しなければならなかったが、迷子となる。そこへ床(血管内皮細胞)を突き破り、肺炎球菌が出現する。街(体内)を襲い始める菌に白血球が駆けつけ駆除するのであった。

登場人物[編集]

「声」はテレビアニメ版における担当声優

細胞[編集]

血球[編集]

赤血球(せっけっきゅう)
ヘモグロビンを多く含むため赤い。仕事は、血液循環による体の隅々の細胞へ酸素運搬や、肺へ二酸化炭素を送ること。性別は男女ともに存在する。
制服は黒のインナーに赤のジャケットで、ジャケット部分は動脈静脈でリバーシブルになっている。女子はインディゴブルーの短パンで、短めの黒い靴下に赤い靴。男子は女子と同色ズボンに赤のロングブーツ。
AE3803
声 - 花澤香菜[1]
主人公の位置付け的なキャラの一人。新米のドジっ子運送屋。よく迷子になる女性。帽子の中からでも飛び出すアホ毛が特徴。アホ毛は不吉な時にザワつく。肺炎球菌に襲われたことから、白血球U-1146番と知り合う。
赤芽球(せきがきゅう)
赤血球の幼少時代の姿。前駆細胞として生まれた後、造血幹細胞によって赤血球に選別された者が赤芽球として成長する。一人前になるまでは赤色骨髄の中で過ごし、迷路遊びやかくれんぼで資質を学んでいく。卒業すると細胞核を取って赤血球として働く。
「彼女」はこの時から迷子になりやすく、その際も迷子が原因で細菌(緑膿菌)に襲われている。
AA5100
声 - 遠藤綾[2]
赤血球の先輩。ロングヘアーの女性。迷子になりやすい赤血球と一緒に配達をしてあげている。
NT4201
新米赤血球。黒髪の長身女性。生まれつき出来が良く、クールな性格。当初はやや傲慢で免疫細胞の事を「野蛮」と見下していたが、赤血球の下で研修を積み、次第に周囲と打ち解けていく。
DB5963
輸血によって体内に運ばれた別の「体」からやってきた赤血球たちのリーダー格。眉毛の太い青年の姿をしている。出血多量で壊滅寸前に陥る人体を救うべく尽力し、復興を成し遂げた。古くからいた血球たちとはすぐに馴染んでいる。喋りに独特のなまりがある。
白血球/好中球(はっけっきゅう/こうちゅうきゅう)
1146
声 - 前野智昭[1]
主人公の位置付け的なキャラの一人。制服は純白のツナギと帽子。仕事は真面目でクールな男性。面倒見がいい。配属は好中球課、コード番号は「U-1146番」。彼以外にも何万何億という白血球が存在しており、敵を見つけるや否や鬼神の如く戦う。
仕事は、体内に侵入したウイルス細菌などの駆除班(武器はダガーナイフ)。しかし容赦なく駆除を行うためその姿は周りから恐れられている。
骨髄球(こつずいきゅう)
白血球(好中球、好酸球好塩基球)の幼少時代の姿。緑膿菌に襲われていた赤芽球を助けた。正義感の強い少年で、白血球(主人公)にどことなく似ている。
2048
声 - 佐藤健輔
4089
声 - 熊谷健太郎
血小板(けっしょうばん)
声 - 長縄まりあ[1]
見た目は園児から小学校低学年くらいの幼い子供たち(みんな女子のように見えるが、アニメでは男子っぽい子も何人かいる)。
血小板とかかれた帽子(逆向きに被っている子もいる)に、大き目のTシャツと半ズボンを着用、長靴(コミックスの表紙などでは、光沢のあるゴム長靴だが[3]、アニメでは、濃い灰色で艶なしのハーフブーツのように描かれている)を履いている。
血管が損傷(すり傷など)した際に、集合して傷口を塞ぐ。これが乾くとかさぶたになる。
赤血球AE3803が遭遇する個体達のリーダー格は、髪がロングの女の子で他の個体たちを上手くまとめている。

免疫細胞[編集]

ヘルパーT細胞(ヘルパーティーさいぼう)
声 - 櫻井孝宏[4]
メガネ男子の司令官。細胞たちへ外敵の情報や対策などを知らせる。おやつクッキーの粉が頬についたままで司令を出すなど、おっちょこちょいな一面もある。
胸腺時代から「ヘルパーにも制御にもキラーにも道が開ける天才」と称されたエリートであり、(後の)キラーT細胞から「肩の力を抜いたほうがいい」と言われたことが後の人格形成に寄与する結果となる。
制御性T細胞(せいぎょせいティーさいぼう)
声 - 早見沙織[4]
ヘルパーT細胞の秘書のような立ち位置の女性。冷静沈着であるが、杓子定規すぎる一面もあり、その弱点を利用され、がん細胞の傀儡にされてしまったこともある。文官であるが、戦闘力はキラーT細胞に勝るとも劣らない。
胸腺時代はヘルパーT細胞やキラーT細胞と同期だった。
記憶細胞(きおくさいぼう)
声 - 中村悠一[2]
古くから伝わる言い伝えによる、スギ花粉の襲来が『世界の終わり』であることに怯える。
仕事は、抗原の免疫を記憶しているリンパ球(白血球の一種)。B細胞の抗体の製造にかかわっているため、B細胞からは頼られている。
過去の出来事をに見たのを未来予知と勘違いし、騒いだ事もある。
キラーT細胞(キラーティーさいぼう)
声 - 小野大輔[1]
筋骨隆々の男性で、黒い作業着をまとう“殺し屋”。攻撃的で怖がらせることが好き。単純な性格なため、NK細胞にいいように利用されることも。
細胞傷害性T細胞とも呼ばれ、ヘルパーT細胞の命令を受け、癌細胞などの異物を殺すリンパ球
胸腺ではヘルパーT細胞とライバル関係にあり、落ちこぼれと揶揄されていたものの、(後の)ヘルパーT細胞の助けもあり無事ナイーブT細胞として卒業。その際に彼から言われたことが後の人格形成に寄与している。
メモリーT細胞(メモリーティーさいぼう)
キラーT細胞の一部。見た目はほぼ彼らと同じだが、敵が出現したときに再び攻撃をしかけるよう、その記録を可愛らしい本にまとめている。
ナイーブT細胞(ナイーブティーさいぼう)
T細胞戦闘員の下っ端。男性。抗原と一度も遭遇したことがない未熟なT細胞で、性格も臆病。
エフェクターT細胞(エフェクターティーさいぼう)
とあるナイーブT細胞が樹状細胞の助言により活性化した姿。見た目はキラーT細胞以上にたくましくなり、分裂増殖もする。インフルエンザ事件後も成長したままの姿でキラーT細胞と共に働いている。
B細胞(ビーさいぼう)
声 - 千葉翔也[5]
明るく熱血的な性格の青年。外敵(抗原)に対し武器(抗体)を発明し駆除する。
マスト細胞(マストさいぼう)
声 - 川澄綾子[2]
白衣を着た女性。過剰に作られたIgE抗体の刺激に反応して、装置を操作しヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。
肥満細胞とも呼ばれるが、肥満とは関係ない。
マクロファージ
声 - 井上喜久子[1]
白血球の一種で、細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す役割をもつ。女性。見た目は一見か弱く見えるお嬢様だが、ウイルス集団にも動じず笑顔でナタを振り回して敵を殺すなど、その殺傷能力はかなり高い。実は単球。
赤芽球や未熟胸腺細胞の育成も行っており、彼らのクラス担任を務めている者もいる。
単球(たんきゅう)
白血球の一種で、全身防護服の人物。貪食性、遊走性が旺盛な強力な免疫細胞。血管から外に出ると単球に変化する。
樹状細胞(じゅじょうさいぼう)
声 - 岡本信彦[4]
周囲に突起を伸ばした大樹の中で、受付のような場所にいる男性。体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示し、他の免疫系の細胞に伝える役割を持つ。乳酸菌の生成する多糖類を補給すると急に元気になり性格が変わる。その後、免疫細胞達の恥ずかしい写真をバラまき、彼らを活性化させた.
ナイーブT細胞を活性化させることも仕事の内で、キラーT細胞達の昔のアルバム写真を見せることで彼を元気づけた。
ランゲルハンス細胞(-さいぼう)
外国人紳士風の男性。異物の侵入を体内に知らせるのと、体表の乾燥を防ぐのが主な仕事。
好酸球(こうさんきゅう)
声 - M・A・O[4]
金髪ツインテールの女性で、ピンク色のツナギを着ている。武器は二股の。白血球の一種である顆粒球の一つで、寄生虫が体内に侵入した際、その殺傷を助けるなど、寄生虫感染に対する防御を行う。
細菌に対しての戦闘能力は弱いが、それでも細菌から血球を守ろうと立ち向かうなど正義感は強い。
好塩基球(こうえんききゅう)
白血球の一種。特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出され、アレルギー反応を引き起こすとされている。
傘を持ち、目以外を覆った服装をした男性で、好中球(白血球)と好酸球を問題部位に導く役割をもつ。しかし、いわゆる厨二病のような難解な台詞で喋るため、好中球やマスト細胞には伝わらなかった。好酸球は理解できている様子。
NK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)
全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球。武装はサーベル。攻撃的な筋肉質の女性で、現場に居合わせたキラーT細胞をからかったりしている。
頭の切れる面もあり、また笑うことでその刺激により活性化し強くなるのだが、逆にストレスを感じると極端に弱体化してしまう。
ちなみに樹状細胞所有のアルバムによれば、ルーキー時代はゴスロリファッションだったらしく、現在では見た瞬間発狂するほどの黒歴史らしい。
M細胞
腸内の平和を守るパイエル板の管理者。ダンディな紳士風の外見をしており、腸で暴れる病原体を保護するふりをして免疫細胞に引き渡すのが主な仕事。

その他一般細胞[編集]

造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)
血液中の赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を産生する細胞。看護師姿の女性。血球たちを種類ごとに選別するのが仕事。
胸腺上皮細胞(きょうせんじょうひさいぼう)
強面の男性。T細胞候補生を育成すべくビシビシ鍛え上げる鬼教官。
皮脂腺細胞(ひしせんさいぼう)
毛穴で皮脂を作る細胞。アクネ菌にこき使われていたが、U-1146に救われる。ストッキングのような帽子が特徴。
色素細胞(しきそさいぼう)
メラニンを形成する細胞。アラビア風の衣装を着た女性。皮脂腺細胞共々アクネ菌に奴隷のように扱われていた。
毛母細胞(もうぼさいぼう)
体毛を作り出す細胞。少年の姿をしている。アクネ菌の恐怖に怯える皮脂腺細胞を鼓舞し、反逆の引き金を引いた。
腸管上皮細胞(ちょうかんじょうひさいぼう)
腸内の栄養・水分の吸収を行う細胞。真っ黒なダイビングスーツを着用している。
杯細胞(さかずきさいぼう)
ムチンを生成する細胞。腸管上皮細胞と共に腸を管理している。巨大な潜水服を着用している。
細胞(さいぼう)
一般市民のような存在。「細胞」と書かれたTシャツを来ているのが特徴。只管細胞分裂を繰り返すのが役目。
咽頭細胞(いんとうさいぼう)
一般細胞側のメインキャラの一人。これといって特徴のない細胞。免疫細胞の強権ぶりには辟易しており、よく病原体にその不満を利用されてしまう。乳酸菌編においては半ば主人公として登場した。

善玉菌[編集]

乳酸菌
初登場は第20話。起き上がりこぼしとペンギンを足したような外見。「にゅー」と鳴く。大人しい性格で、悪玉菌退治に加勢したり、プリン体を好んで食べたりするなど、人体の健康には欠かせない細菌の一つ。活性化することで巨大な姿となる。

病原体[編集]

肺炎球菌
声 - 吉野裕行[2]
第1話に登場。肺炎の原因となる強力な細菌で、肺胞に侵入して赤血球を破壊し、最悪の場合を破壊する最悪の部類の病原体。1話で侵入した最後の個体は、 赤血球AE3803の荷物の中に紛れ込んで肺まで辿り着くが、最終的にAE3803と白血球に気管支まで誘導されくしゃみとして体外に追放されたが、それ以降も黄色ブドウ球菌の手下として1話の肺炎球菌の兄が登場した。
スギ花粉アレルゲン
第2話に登場。スギ花粉内部に存在するタンパク質で、図体は大きいがこれと言って敵性は無い。しかし好中球ら免疫細胞はこれを殺さざるをえない。
インフルエンザウイルス
第3話に登場。細菌とは異なり現実世界のウイルスそのままの姿をしている。細胞を殺してゾンビ化させて操る(帽子のように細胞の死骸の脳にピッタリとはまり込む)習性を持つ。
その後、抗原変異した進化体が第22話で再登場(少し頭が尖っている)。感染細胞を屈強なゾンビに変えて体内を破壊しようとしたが、樹状細胞の「鼓舞」により奮起した免疫細胞群の総攻撃の前に全滅させられる。
黄色ブドウ球菌
声 - 中原麻衣
第4話に登場。肺炎球菌に似た姿をしているが、下半身は蛸状になっており、言動も女性的。肺炎球菌の遺した情報を元に擦り傷から体内に侵入し、破傷風を引き起こそうとした。
上記個体の姉を名乗る別個体が第15話で登場。合体して巨大化し、フィブリンを作り出して好中球軍団を一網打尽にするも、駆け付けたマクロファージ部隊により討伐される。
化膿レンサ球菌
声 - 松風雅也
第4話に登場。肺炎球菌に似た姿をしている。本来なら無害な体内常在菌であるが、黄色ブドウ球菌軍団の侵入に伴い凶暴化した。
緑膿菌
声 - 北沢力
第4話に登場。黄色ブドウ球菌と共に体内に侵入した。現実世界の細菌のそれに近い姿をしており、巨大な単眼を持つ。
別個体が7話の回想でも登場し、赤芽球を襲っていた。栄養を必要としないにも関わらず、楽しいからという理由で血球を虐げ殺戮する残虐性を持つ。
腸炎ビブリオ
第5話に登場。食中毒の原因となる大型の細菌で、毛玉のような形をしている。
アニサキス
第5話に登場。ビブリオと共に胃袋で暴れ回り、胃壁を食い破って大暴れした大型の多細胞生物(寄生虫)。細菌とは比べ物にならないほどの巨体。
セレウス菌
第6話に登場。非常に熱に強い細菌。熱中症で倒れた際に生じた傷口から体内に侵入した。高熱により機能が低下した白血球を嘲笑い、眼前で水を零して愚弄するなど卑劣な性格。
がん細胞
第8話に登場。細胞の分裂エラーで生まれるできそこないの細胞で、何の役にも立たず、無限に増殖し続け、やがて器官を乗っ取ってしまう。通常の細胞と異なり髪が白く、全身を脈が走った不気味な姿をしている。毎日何千個も生じているが、増殖する前に殺されている。
がん細胞の親玉
第8話に登場したがん細胞の親玉。何もしていないにもかかわらず免疫細胞に追い回され殺されるという理不尽な境遇を恨み、人体全てを乗っ取ろうと画策した。通常細胞に化けて免疫を欺き、NK・好中球・キラーT細胞の三人に対しても終始優勢に立ち回る程に増幅・強化していたが、赤血球の呼び出した増援を受けた三人により討伐される。死の直前にも「僕はただ生まれてきただけなのに…」と己の出自を恨み、「通常細胞のフリをしていた時、あんた(好中球)に優しくされたのはちょっと嬉しかったぜ」と語っていた。
第22話にて、細胞情報流出に伴い復活を遂げ、制御性T細胞を傀儡として再び人体征服を目論み、悪玉菌コロニーが生成した毒素により免疫細胞を滅ぼそうとした。しかしキラーT細胞により吹き飛ばされ、最後は喉元を白血球に切り落され絶命。「キラーTとNKは大嫌いだがあんたはそれなりに好きだった」「だから満足だ」と言い残し事切れる。
ライノウイルス
第11話に登場したウイルス。風邪の原因となる。帽子に擬態し、下らないイタズラで体細胞の興味を引き、ゾンビ化させようと目論んだ。
ムンプスウイルス
第13話に登場したウイルス。感染した細胞をおかめのような顔に変え、「フク〜」しか言えないゾンビにしてしまう。圧倒的な増殖力と結束力で白血球たちを追い詰めたが、過去の予防接種の獲得免疫を思い出した記憶細胞とB細胞の形成した抗体により全滅する。
アクネ菌
第14話に登場。ウナギに手足を付けたような姿をしている。皮脂が大好物で、毛穴に住み着いて細胞たちを牛馬のように扱き使い皮脂を無理矢理生成していた。
アクネ菌の親玉
白血球の数十倍の巨体を持つ。今まで警邏に来ていた白血球を何千匹と殺し、毛穴の底に膿としてコレクションしていた。周囲の皮脂を食うことで怪我を負ってもすぐに回復してしまうが、毛母細胞らに大量の皮脂を流し込まれ、逃げようとしたところをU-1146に仕留められた。
デングウイルス
第16話に登場したウイルス。によって運ばれる。天狗のお面のような形をしており、ランゲルハンス樹状細胞を感染させて天狗に変え、体内に大嵐を巻き起こした。
ミュータンス菌
第17話に登場した、虫歯の原因となる細菌。ドロドロのゲル状で、白血球との戦いは壮絶な死闘となった。
カンピロバクター
声 - 小林大紀
第19話に登場した細菌。下半身がスナーク風になっている。腸管上皮細胞を人質に取り、恨み重なる白血球たちを辱しめたり同士討ちさせたりして散々弄んだが、免疫細胞たちの結託によりパイエル板におびき寄せられ、追放された。
ピロリ菌
第20話に登場した細菌。「ピロリー」と鳴いたり、普通の日本語を話したりする。胃酸に強い体質を利用し暴れ回ったが、乳酸菌の猛攻を受けて胃から脱出したところを白血球に討伐される。
悪玉菌
第22〜23話に登場した細菌。内から来た。大勢の日和見菌を味方につけ、一般細胞毒素攻撃で苦しめるも、好中球らに一掃された。

書誌情報[編集]

単行本[編集]

スピンオフ漫画[編集]

  • 清水茜(監修)・吉田はるゆき(作画) 『はたらく細菌』講談社〈KCデラックス なかよし〉、既刊2巻(2018年7月9日現在)
    1. 2018年2月9日発売[14]ISBN 978-4-06-510910-6
    2. 2018年7月9日発売[15]ISBN 978-4-06-512138-2
  • 清水茜(監修)・杉本萌(作画) 『はたらかない細胞』講談社〈シリウスKC〉、既刊1巻(2018年7月9日現在)
    1. 2018年7月9日発売[16]ISBN 978-4-06-511982-2
  • 原田重光(原作)・初嘉屋一生(作画)・清水茜(監修) 『はたらく細胞BLACK』講談社〈モーニングKC〉、既刊1巻(2018年7月9日現在)
    本編とは異なり主に赤血球が男性、白血球が女性となっている。細胞が働く環境をブラック企業とし、喫煙、飲酒、ED、円形脱毛症など取り上げている。
    1. 2018年7月9日発売[17]ISBN 978-4-06-512067-5

その他[編集]

  • 清水茜&シリウス編集部・講談社 『はたらく細胞 公式コミックガイド』 2018年7月6日発売[18]ISBN 978-4-06-511951-8

テレビアニメ[編集]

2018年7月よりTOKYO MXほかにて放送中[19]。ナレーションは能登麻美子[5]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ミッション! 健・康・第・イチ」[20]
作詞・作曲 - ゆうまお / 編曲 - 末廣健一郎 / 歌 - 赤血球(花澤香菜)、白血球(前野智昭)、キラーT細胞(小野大輔)、マクロファージ(井上喜久子
エンディングテーマ「CheerS」[20]
作詞 - ハヤシケイ / 作曲 - megane / 編曲 - 毛蟹 / 歌 - ClariS

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督
第1話肺炎球菌 柿原優子鈴木健一
吉田隆彦
第2話すり傷 西田正義吉川志我津
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
  • 西村彩
  • 斎藤大輔
  • 清水勝祐
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[21]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [22] 備考
2018年7月8日 - 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) TOKYO MX 東京都
とちぎテレビ 栃木県
群馬テレビ 群馬県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) テレビ愛知 愛知県
日曜 2:38 - 3:08(土曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 アニメシャワー』第2部
北海道放送 北海道
2018年7月9日 - 月曜 2:25 - 2:55(日曜深夜) RKB毎日放送 福岡県
2018年7月10日 - 火曜 23:00 - 23:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[21]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年7月9日 - 火曜 12:00 更新
火曜 23:00 - 23:30 ニコニコ生放送
2018年7月10日 - 水曜 0:00 - 0:30 AbemaTV
水曜 0:00 更新
日本国外 インターネット / 放送期間および放送時間
配信期間 配信時間 配信サイト 対象地域 備考
2018年7月7日 - 土曜 24:30 (CST) 更新 ビリビリ動画 中国大陸 中国独占配信 / 中国語簡体字)字幕あり
土曜 24:30 (NST) 更新 巴哈姆特動畫瘋 中国台湾 中国語繁体字)字幕あり
爱奇艺 中国台湾 中国語繁体字)字幕あり

BD / DVD[編集]

発売日[24] 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2018年8月29日予定 第1話 ANZX-14701/2 ANZB-14701/2
2 2018年9月26日予定 第2話 - 第3話 ANZX-14703/4 ANZB-14703/4
3 2018年10月24日予定 第4話 - 第5話 ANZX-14705/6 ANZB-14705/6
4 2018年11月28日予定 第6話 - 第7話 ANZX-14707/8 ANZB-14707/8
5 2018年12月26日予定 第8話 - 第9話 ANZX-14709/10 ANZB-14709/10
6 2019年1月30日予定 第10話 - 第11話 ANZX-14711/2 ANZB-14711/2
7 2019年2月27日予定 第12話 - 第13話 ANZX-14713/4 ANZB-14713/4


舞台[編集]

体内活劇「はたらく細胞」』のタイトルで、2018年11月16日から25日までシアター1010にて上演予定[25]

スタッフ(舞台)[編集]

  • 原作 - 清水茜
  • 演出 - きだつよし
  • 脚本 - 川尻恵太
  • 制作 - トライフルエンターテインメント

キャスト[編集]

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e アニメ「はたらく細胞」赤血球役は花澤香菜、白血球役は前野智昭(コメントあり)”. コミックナタリー (2018年1月26日). 2018年1月26日閲覧。
  2. ^ a b c d アニメ「はたらく細胞」追加キャストに中村悠一、川澄綾子、遠藤綾、吉野裕行”. コミックナタリー (2018年5月26日). 2018年5月26日閲覧。
  3. ^ 『はたらく細胞(3)』(清水茜)”. 講談社. 2018年7月17日閲覧。
  4. ^ a b c d “『はたらく細胞』櫻井孝宏さん、早見沙織さん、岡本信彦さん、M・A・Oさんら追加声優解禁! 意気込みコメントも公開”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2018年4月26日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1524715816 2018年4月26日閲覧。 
  5. ^ a b 2018年7月放送テレビアニメ「はたらく細胞」第2弾キービジュアル・PVを公開!”. PR TIMES (2018年6月18日). 2018年6月18日閲覧。
  6. ^ 『はたらく細胞(1)』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  7. ^ 『はたらく細胞(2)』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  8. ^ 『はたらく細胞(3)』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  9. ^ 『アクリルキーホルダー付き はたらく細胞(3) 特装版』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  10. ^ 『はたらく細胞(4)』(清水茜)”. 講談社. 2016年11月30日閲覧。
  11. ^ 『アクリルキーホルダー付き はたらく細胞(4) 特装版』(清水茜)”. 講談社. 2016年11月30日閲覧。
  12. ^ 『はたらく細胞(5)』(清水茜)”. 講談社. 2017年8月9日閲覧。
  13. ^ 『アクリルキーホルダー付き はたらく細胞(5) 特装版』(清水茜)”. 講談社. 2017年8月9日閲覧。
  14. ^ 『はたらく細菌(1)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年2月9日閲覧。
  15. ^ 『はたらく細菌(2)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  16. ^ 『はたらかない細胞(1)』(杉本萌、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  17. ^ 『はたらく細胞BLACK(1)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  18. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』(清水茜、シリウス編集部、講談社)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  19. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 細胞を擬人化「はたらく細胞」今夏TVアニメ化、監督は「ジョジョ」の鈴木健一(コメントあり / 動画あり)”. コミックナタリー (2018年1月19日). 2018年1月19日閲覧。
  20. ^ a b MUSIC”. テレビアニメ「はたらく細胞」公式サイト. 2018年5月26日閲覧。
  21. ^ a b ON AIR”. テレビアニメ「はたらく細胞」公式サイト. 2018年6月18日閲覧。
  22. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  23. ^ U-NEXT
  24. ^ 検索結果|はたらく細胞”. アニプレックス. 2018年7月8日閲覧。
  25. ^ 体内活劇「はたらく細胞」キャスト決定、白血球は和田雅成&赤血球は七木奏音”. コミックナタリー (2018年7月5日). 2018年7月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]