はたらく細胞

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はたらく細胞
ジャンル 科学シチュエーション・コメディ
漫画
作者 清水茜
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
レーベル シリウスKC
発表号 2015年3月号 - 連載中
巻数 既刊5巻(2018年8月現在)
漫画:はたらく細菌
原作・原案など 清水茜(監修)
作画 吉田はるゆき
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
レーベル KCデラックス なかよし
発表号 2017年5月号 - 連載中
巻数 既刊3巻(2018年10月現在)
漫画:はたらかない細胞
原作・原案など 清水茜(監修)
作画 杉本萌
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
レーベル シリウスKC
発表号 2017年9月号 - 連載中
巻数 既刊1巻(2018年7月現在)
漫画:はたらく細胞BLACK
原作・原案など 清水茜(監修)
原田重光(原作)
作画 初嘉屋一生
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
レーベル モーニングKC
発表号 2018年27号 - 36・37合併号(第1部)
2018年45号 - (第2部)
巻数 既刊2巻(2018年9月現在)
漫画:はたらけ!アニメ化見学
作者 杉本萌
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年シリウス
発表号 2018年3月号 - 9月号
小説:小説 はたらく細胞
著者 時海結以
清水茜(原作)
イラスト 清水茜
出版社 講談社
レーベル 講談社KK文庫
発売日 2018年7月12日
巻数 1巻
アニメ
原作 清水茜
監督 鈴木健一
シリーズ構成 柿原優子
キャラクターデザイン 吉田隆彦
音楽 末廣健一郎MAYUKO
アニメーション制作 david production
製作 アニプレックス、講談社
david production
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2018年7月8日 - 9月30日
話数 全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

はたらく細胞』(はたらくさいぼう)は、清水茜による日本漫画。本項において、本作品のスピンオフである『はたらく細菌』『はたらかない細胞』『はたらく細胞BLACK』も記載する。

作品解説[編集]

月刊少年シリウス』(講談社)にて、2015年3月号より連載中。2014年に行われた第27回少年シリウス新人賞の大賞を受賞した読切作品『細胞の話』を連載化したもの。作者初の連載作品。2016年宝島社このマンガがすごい』7位。

人間の体内にある細胞(主に免疫系の諸細胞が中心)を擬人化した作品。キャラは全て細胞名で統一されているため、名前はない(個体識別番号のみ)。病原体などはモンスター化・怪人化して描かれている。

2018年7月下旬には、連日の猛暑で熱中症が社会問題となっていることを受け、正しい知識を啓発するために編集部が第6話「熱中症」を特別に全ページ無料で公開している。編集部が作者およびアニメの制作委員会に事前に確認を取ったところ、どちらも快諾している。

2018年7月から9月にかけてはテレビアニメが放送。それに伴い、『月刊少年シリウス』2018年3月号から9月号まで、杉本萌によるアニメ版制作現場のレポート漫画『はたらけ!アニメ化見学』が連載された。

制作背景[編集]

作者の清水が日本マンガ塾在学中、当時高校生の妹から「細胞について覚えたいので読み切り漫画を1本描いて」と細胞を擬人化したキャラクターのイラストを提示されたのがきっかけと言う[1][2]。折しも卒業制作のテーマを探していた清水は、この案を基に卒業制作として『細胞の話』を描き、審査にあたった各出版社の編集者からも好評を得て「少年シリウス新人賞」への応募を勧められたとのこと。

本編の元となった読切作品『細胞の話』と『はたらく細胞』は、

  • 服装などが違う(帽子が無い、色が異なる)
  • 細胞に寿命がある
  • 公衆電話やスマホがあり、連絡手段として使われている
  • 細胞同士の仲が悪いうえに、ストライキを起こす
  • 本編に未登場のネフロン腎小体)がいる[注 1]

などいくらかの相違がある。

スピンオフ関連[編集]

以下の漫画が講談社の各誌で連載されており、いずれも原作者の清水茜が監修となっている。

はたらく細菌
なかよし』2017年5月号より連載。こちらは体内の細菌を擬人化している。いわゆる悪玉菌から善玉菌まで様々な細菌を有害無害問わず扱う。
はたらかない細胞
『月刊少年シリウス』2017年9月号より連載。赤血球の分化前に当たる「赤芽球」を主軸とし、理由を付けて赤血球になろうとせず働かない、とある赤芽球たちの日常を描く。
『はたらく細胞』本編のアニメ化の際には、本作のキャラクターがアニメ制作現場を紹介するレポート漫画『はたらけ!アニメ化見学』が、同じく『月刊少年シリウス』において短期連載された。
はたらく細胞BLACK
モーニング』2018年27号から36・37合併号まで第1部が連載され、同年45号から第2部が連載されている。細胞が働く劣悪な環境(不健康・不摂生な成人男性の体内)をブラック企業に喩え、喫煙・飲酒・ED円形脱毛症水虫淋病胃潰瘍狭心症痛風心筋梗塞などを取り上げている。本編では稀にしか登場しない薬剤や抗生物質(細胞たちからすればロボット兵器)が対応策として頻繁に投与される。また、いわゆる「外の人」(細胞たちの職場となる体内の人間)の状況についてもある程度言及されている。コミカルな本編や他のスピンオフ作品に比べ、全編を通してシリアスかつ殺伐とした雰囲気、青年漫画ならではの題材と描写が特徴である。第2部では、第1部とは別の世界(体)に(輸血によって)舞台を移して始まっている。

あらすじ[編集]

『はたらく細胞』[編集]

ここはとある「人」の体内。その中では数十兆個もの細胞が年中無休で働いている。赤血球は酸素を身体中に運び、免疫細胞たちは細菌やウイルスなどの身体を脅かす異常と戦い、その他の細胞も自分たちの働きを全うしている。小さなことから大きなことまで様々な騒動が起こる身体の中で、新米の赤血球「AE3803」や白血球「U-1146」などを中心に、そんな細胞たちの日常を描く。

『はたらく細菌』[編集]

とある女子高生の体内。「宿主」の女子高生は食生活が不安定で、その腸内では善玉菌、悪玉菌、日和見菌たちが日夜、陣取り合戦を繰り広げている。

『はたらかない細胞』[編集]

とある人の骨髄の中。ここではマクロファージによって赤芽球たちが育てられ、一人前の赤血球となって旅立っている。しかし、とあるマクロファージのところには、もう成人して赤血球になれるのにも関わらず、何かと理由をつけては赤芽球のままでいようとする5名の問題児たちがいた。立派に働けるはずなのに働かない問題児たちに、マクロファージが時にキレて、時に笑っての和みありの日常を描く。

『はたらけ!アニメ化見学』[編集]

ひょんなことから体外に出た赤芽球の5人は、等身大の姿でカートに乗ったり、マクロファージ先生に引率されたりして、アニメ制作現場を見学する。脚本打ち合わせから、都内の編集スタジオでのカッティング、多摩地区にある「デイヴィッドプロダクション」での作画、アフレコ現場などを見学。最終回は、5人の「まだ余裕でレポートできる」発言を「アニプレックス」の取材同行スタッフに録音され、いくらでも続編が作れるような終わり方になっている。

『はたらく細胞BLACK』[編集]

体中に酸素や養分を運ぶ、新米赤血球の男性。しかし彼の職場(宿主)は不摂生で、細胞たちの労働環境は、極めてブラックだった。赤血球は宿主が摂取したアルコールで酔っぱらったり、肝臓でストレス発散したり、時に同僚たちの死にも直面しながら、苦悩しつつ激務をこなしていく。

読切作品『細胞の話』[編集]

とある人間の腎臓においてがん細胞が出現するが、免疫細胞たちは喧嘩とそれに伴うストライキを起こしており、まともな対応がとられていなかった。そんな折、腎臓への酸素運搬の仕事を抱える主人公の新米赤血球は、たまたま知り合った白血球(好中球)とともに腎臓に向かう。

腎臓において、白血球・キラーT細胞・NK細胞の3名が戦いを挑むも、がん細胞はいつものものよりも手強く、さらにキラーTとNKの連携が壊滅的に悪いため、なかなか退治できずにいた。そんな窮地を知りながらも救援に行こうとしない他の免疫細胞たちに業を煮やした赤血球は、彼らを強引に戦場まで連れ出し、協力し合うべきだと主張する。そして、赤血球の説得に折れて一時休戦し、連携を取り戻した免疫細胞たちにより、がん細胞は駆除される。

平和が戻ったものの、この仕事の完了により白血球は寿命を迎え、分解されて新しい血球として生まれ変わることになり、赤血球は再会を約束して彼と別れる。後日、かつての白血球と似た姿の白血球と出会った赤血球は、彼と一緒に仕事へと向かう。

登場キャラクター[編集]

劇中では、体内の細胞がもつ様々な機能が職業や技能として表現されており、個々の細胞はその職種に所属する人物として描写されている。同種の細胞でも外見や性格は違い、特に赤血球と好中球には個別の識別番号も存在する。登場キャラクターとして明確に区別されている個体についても個別に記述する。「声」はテレビアニメ版における担当声優

細胞[編集]

血球[編集]

赤血球(せっけっきゅう)
ヘモグロビンを多く含むため赤い。血液循環によって体の隅々の細胞へ酸素を運搬し、肺へ二酸化炭素を送る。
作中では宅配便の配達員のようなキャラクターであり、箱や台車を使って酸素や二酸化炭素を運ぶほか、食べ物(栄養)を運搬したり、薬品を配達することもある。動脈では急ぎ足、静脈ではのんびり移動する[3]
制服は黒の半袖Tシャツに赤いジャケット。ジャケットはリバーシブルになっており、動脈と肺静脈では明るい赤側が表になり、静脈と肺動脈では暗い赤側が表となる[3]。男女両方のキャラクターが存在し、女子はインディゴブルーの短パンと短めの黒い靴下に赤い靴。男子は女子と同色ズボンに赤のロングブーツ。どちらも実物の赤血球の形を模した帽子を被っている[1]
外傷から体外に放り出されてしまう危険があるほか、溶血性の細菌など赤血球の命を狙う外敵[注 2]の襲来にも晒されるが、免疫細胞キャラクターのような戦闘能力は無いため、基本的には逃げるしかない。
AE3803
声 - 花澤香菜[4]
主人公の一人[5]。赤毛をショートカットにした女性で、帽子の中からでも飛び出すアホ毛が特徴。極度の方向音痴でよく迷子になる新米のドジっ子運送屋だが、性格は純粋で一生懸命[6]。細菌の侵入など、トラブルの現場に居合わせることが多い。肺炎球菌に襲われたことから、白血球U-1146番と知り合う。
読切版でも主人公を務めている。識別は「Ae班の3803番」となっている。連載との違いは帽子とアホ毛が無く、赤十字マークと赤血球の文字がある腕章をつけている。また、迷子や逆走の描写が無く、コミカルな要素が薄い。
赤芽球(せきがきゅう)
声 - 花澤香菜(AE3803)、泊明日菜
赤血球の幼少時代の姿。前駆細胞として生まれた後、造血幹細胞によって赤血球に選別された者が赤芽球として成長する。一人前になるまでは赤色骨髄の中で過ごし、迷路遊びやかくれんぼでその資質を育んでいく。卒業時に細胞核(帽子に付いたポンポン)を千切り取ることで赤血球となる。
AE3803はこの頃から迷子になりやすく、訓練の際に骨髄の中で迷子になり迷った先で緑膿菌に襲われたことがあるが、骨髄球(後の好中球1146番)に救われている。
AA5100
声 - 遠藤綾[7][注 3]
赤血球AE3803の先輩。茶色でロングヘアーの女性。迷子になりやすいAE3803を気にかけており、よく一緒に配達をしてあげている[8]。赤血球としては優秀で頼もしいが、他の細胞や細菌に対する知識や術には疎く、手伝いに出されては振り回されたり、細菌の襲撃に取り乱すことが多い。
NT4201
声 - 石川由依[注 4]
新米赤血球。釣り眼で黒髪の長身女性。教育係を任されたAE3803が圧倒されるほど優能で、クールな性格の持ち主。当初は傲慢な面が目立ち、免疫細胞のことを「野蛮」と称したり、AE3803に対しては「要領が悪い人物」として見下していたが、出血性ショックによる世界(体)の異変の中でも取り乱すことなく懸命に仕事を続けようとするAE3803の姿を見て彼女への認識を改め、また次第に周囲と打ち解けていく。
DB5963
声 - 近藤孝行
輸血によって体内に運ばれた、別の「体」からやってきた赤血球たちのリーダー格。眉毛の太い青年の姿をしており、喋りに独特のなまりがある。出血多量で滅亡寸前に陥る世界(体)を救うべく尽力し、復興を成し遂げる。元来のフランクな面もあり、古くからいた血球たちとはすぐに馴染んでいる。
輸血でやってきた赤血球たちはジャケットが長袖で、男子がロングブーツではなく黒い靴下に短靴(背景に描かれた赤血球には、赤い長靴で雪だるまやイグルー風のかまくらを作る個体たちもいる)。女子は前開きでマジックテープ装着の深靴(スノーブーツ)。 制服の微妙な違いで、元から居る赤血球と識別が可能。
白血球/好中球(はっけっきゅう/こうちゅうきゅう)
白血球と呼ばれる細胞にはいくつかの種類があるが、その一種である「好中球」を白血球と俗称することも多く、本作の「白血球」も主に好中球を指し、作中の解説では「白血球(好中球)」のように併記される。好中球は体内に侵入したウイルス細菌などの駆除が主な役割。抗原提示を必要としない自然免疫系の白血球であり、病原体の侵入時には真っ先に対処行動を取る。
劇中では、侵入者に対処する警備部隊として何万何億という個体が存在する。平時は赤血球たちに混ざって血管内をパトロールし、侵入者を見つけるや否や、常備しているダガーナイフで斬殺する。戦闘に関しては容赦が無く、外敵駆除後も返り血まみれの姿で平然と闊歩しているため一般細胞からは恐怖を抱かれ、血に飢えた凶暴な奴らと思い込まれているが、実はほのぼの系で優しく、基本的に温厚な性格[9]
実際の好中球は細胞の隙間を移動する「遊走」と呼ばれる機能を持つが、キャラクターとしての好中球も部屋[注 5]の排気口など、正規の通路でない場所を通り抜けて神出鬼没に移動することができる。
白髪で肌も青白く、瞳にハイライトが描かれない。制服は純白の長袖ロングジャケットに長ズボンと帽子[注 6]で、帽子の前面には「白血球」と書かれ、左下側に個人ナンバーが書かれたプレートが、後頭部には付近の抗原に反応するレセプターが付いている[11]。武器として主にダガーナイフ[注 7]で戦うが、稀に投げナイフも使う[12]。強力な侵入者に対しては他の免疫細胞と共同戦線を張ることもある。細菌に敗れれば死亡し膿となる。
本編で登場しているのは男性のみだが、『BLACK』には女性の好中球も登場する。
1146番
声 - 前野智昭[4]
主人公の一人[5]。好中球課所属の男性で、個人ナンバーは「U-1146番」。ナンバーの由来は「いい白」の語呂合わせから[13]
右目が前髪に隠れた個体。冷静かつ仕事に真面目で、面倒見も良い性格をしており、AE3803をはじめ非免疫細胞との交流が多いことから、キラーT細胞からは「平和ボケ」と罵られている。しかし、異物を発見した際には他の好中球同様に殺伐とした態度になり、罵声を浴びせながら容赦なく侵入者を切り裂き排除する。
トラブルに遭遇しやすい赤血球AE3803とよく同じ場所に居合わせ、「また会ったな」と声をかけるのがお約束。血液循環の回では心配のあまり彼女を尾行している。
『はたらく細菌』においても、解説コラム「おしえて白血球さん!」で登場している。
読切版では番号が「1116」(正式には「Uc-16609-1116」)となっている。レセプターをはじめとする制服の細かい設定はない。ふとしたきっかけで赤血球と知り合うが、直後に起こったがん細胞との戦いの後、規定回数(夏休みのラジオ体操のようなスタンプ記録で数えている)の仕事をこなしたことで寿命を迎える。その後、「1117」という番号の白血球が赤血球と再会する。
この読切版での白血球の評判が良かったため、連載版でもメインキャラとなるが、作者自身は読切において彼を適当に描いていたため、具体的にどこが魅力なのか理解できておらず、連載初期は描くのに苦労したという[14][1]。誰が見てもかっこいいものをイメージし、ウルトラマンや『ドラゴンボール』の孫悟空などのヒーローキャラクターを参考にキャラクターを固めていった[14]
骨髄球(こつずいきゅう)
声 - 村中知
白血球(好中球、好酸球好塩基球)の幼少時代の姿。
幼少期のU-1146は、緑膿菌に襲われていた赤芽球AE3803を助けたことがある。緑膿菌に叩きのめされ「赤芽球を差し出せば助けてやる」と言われても、断固として拒否する正義感の強い少年だった。
白血球として成長した後、肺炎球菌襲撃の際にAE3803と再会したが、互いに緑膿菌の件の相手だとは気付かなかった。
2001番
声 - 江越彬紀
短髪の個体。原作では第1話のラストに新米白血球の指導員として2コマ[15]のみ登場。同じ髪形の好中球は何度か登場するものの、2001番として明確に登場しているのは単行本第5巻時点では本話のみである。
原作ではほぼ1話限りのキャラクターだが、アニメでは下記の3名とともに設定画が用意されており[16][17]、第2話(原作第4話)や第10話(原作第15話)にも登場する。
2048番
声 - 佐藤健輔
刈り上げたボブカットの個体。第4話において、細菌に苦戦しているところをU-1146に助けられる。好中球の中では4989番に次いで出番が多い。
2626番
声 - 柳田淳一
前髪で目元が隠れた個体。第3話から登場しているが、2048番や4989番と比べると登場頻度は低く、個人ナンバーの初出も第16話[18]である。アニメではオープニング映像中や原作では未登場の第2話(原作第4話)などにも登場するなど、出番が若干増えている。
4989番
声 - 熊谷健太郎
クセ毛の個体。デフォルメ時によくギョロ目になる。第1話から脇役端役として頻繁に登場している。
第4話(アニメでは第2話)では細菌との戦闘中に危うく体外へ放り出されそうになるが、建物の残骸にしがみついて命拾いする。アニメ第8話のラストではすれ違うキラーT細胞に気づかず、B細胞と共に一般細胞と談笑していた。
好中球先生
声 - 日野聡
第7話(アニメでは第6話)に登場。髪が見えない個体(帽子の中の髪の有無は不明)。赤芽球の避難訓練のため、細菌役を演じた。その際に、緑膿菌に襲われた赤芽球や彼女を守ろうと奮闘する骨髄球を助けている。
血小板(けっしょうばん)
声 - 長縄まりあ[4](リーダー格)、春野杏赤尾ひかる森永千才石見舞菜香立花芽恵夢
血管壁がすり傷などで損傷した際に、集合して血栓を作り傷口を塞ぐ役割を持つ細胞。二次血栓として赤血球や白血球を強制的に連行して使い、外傷の場合にはこれが乾いてかさぶたになる。
劇中では、血管の破損箇所を道路の舗装工事のように修理してまわる一団で、仕事が無い時も通行人としてよく姿を見せるほか、白血球(好中球)と結合することで遊走する能力があり、劇中では白血球(好中球)に肩車される血小板という形で表現されている。
実際の血小板が赤血球や白血球より小さいことに倣い、キャラクターの見た目も幼稚園児から小学校低学年くらいの幼い子供の姿をしていて、言動も子供っぽい。制服はスモックのような大き目のTシャツと半ズボンに、血小板と書かれた帽子をかぶる。長靴も履いているが、単行本の表紙などでは光沢のあるゴム長靴[19]、アニメでは濃い灰色で艶なしのハーフブーツのように描かれている。ルーズソックスと運動靴を履いていたり、帽子を逆向きに被るなど、他の細胞に比べて制服を着崩している者も見られる。
劇中でレギュラーとして登場するのは髪がロングの女の子がリーダー格の一群で、リーダーがホイッスルを吹きながら作業のまとめ役をこなしている。「あのねあのね」が口癖。
読切版でもロングヘアの個体が登場。姿は連載版と似ているが、発言内容は高尚で専門用語が混じり、赤血球はほとんど理解できていない。スマートフォンも使用する。
巨核球(きょかくきゅう)
血小板の前身[20][21]で、骨髄中最大の造血系細胞。赤芽球や骨髄球とは異なり、巨核球自体が血小板になるのではなく、巨核球から分離した細胞質が血小板となる。
第26話から登場。成人女性の姿をしている。服装は血小板のものと類似しており、水色のシャツの上に白のジャケット、「巨核球」と書かれた帽子をかぶり、白の短パンに黒のゴム長靴を履いている[22]。劇中では血小板を生み出すと同時に教育する存在として描かれており、血小板たちからは「師匠」と呼ばれている。
元々第7話においてプロット段階まで登場を検討されていた[23]が、没となったため、同話が収録されている単行本第2巻の血球分化過程図[20]に存在が記載されるに留まり、本編での初登場は第26話まで先送りとなった。プロットのラフ画では帽子の文字を除いて血小板と全く同じ服装をしており、サイズも同じのためぴっちりとしたへそ出しスタイルとなっていた[23]

免疫細胞[編集]

好中球以外の免疫細胞(血球系の細胞を含む)について記載する。

劇中の免疫系は指令系統を持つ防衛組織として描写されている。好中球などの自然免疫が初動対処を行い、しばらく経った後に抗原提示細胞であるマクロファージや樹状細胞が病原体の抗原情報をヘルパーT細胞へ伝達し、ヘルパーT細胞の指示によってリンパ球が駆除活動を始めるという、実際の免疫系の働きを模した構成になっている。

キラーT細胞・単球・マクロファージは複数個体のチームで登場することが多いが、それ以外の免疫細胞はほとんどの場合単体で登場しており、主要キャラクター以外の個体が登場することは稀である。

T細胞の仲間
白血球の一種である、各種のリンパ球
ヘルパーT細胞(ヘルパーティーさいぼう)
声 - 櫻井孝宏[24]小松未可子(未熟胸腺細胞時代)
抗原提示を受け、キラーT細胞やB細胞などへ外敵の情報や対策などを指示するリンパ球。
第1話から登場。メガネ男子の司令官として描かれている。緩んだ性格をしており、おやつのクッキーの粉が頬についたままで司令を出すなど、おっちょこちょいな一面もあるが、必要とあらば戦いの現場にも姿を見せる。
ヘルパーT細胞に分化する前の胸腺学校時代は無駄を嫌う優等生で「ヘルパーにも制御にもキラーにも道が開ける天才」と称されたエリートであったが、同期の胸腺細胞(現・キラーT細胞(班長))から「肩の力を抜いたほうがいい」と言われたことが後の人格形成に寄与する結果となる。
読切版でも登場。眼鏡がごく一部のコマ以外では透けていないということを除くとデザインは連載版とほぼ同じ。他の免疫細胞を下っ端と呼ぶなど、やや上から目線の態度が目立つ。
制御性T細胞(せいぎょせいティーさいぼう)
声 - 早見沙織[24]
T細胞の暴走を抑制するリンパ球。
第1話から登場。ヘルパーT細胞の秘書のような立ち位置の女性として描かれている。冷静沈着であるが、杓子定規すぎる一面もあり、その弱点を利用され、がん細胞の傀儡にされてしまったこともある。劇中では基本的に文官のような立ち位置にいるが、戦闘力はキラーT細胞に勝るとも劣らない。
胸腺学校時代はヘルパーT細胞やキラーT細胞と同期だった。
キラーT細胞(キラーティーさいぼう)
細胞傷害性T細胞とも呼ばれ、ヘルパーT細胞の命令を受け、癌細胞などの異物を殺すリンパ球
第1話から登場。白血球(好中球)と同じく複数の個体が登場し、統制された武闘派の“殺し屋”や軍隊[注 8]のような部署として描かれている。制服は「KILL」と書かれた黒い帽子と黒い半袖長ズボンの作業着[注 6]で、サングラスを掛けたり、黒い戦闘用ヘルメットや防護服を着用した個体も確認できる。戦闘時は主に素手でのパンチを用いる。
班長
声 - 小野大輔[4]東内マリ子(未熟胸腺細胞時代)
劇中で主に活躍するキラーT細胞で、彼らのリーダー格。跳ねた金髪で筋骨隆々の男性個体。他のキラーT細胞同様、典型的な体育会系であり、赤血球など非力な細胞に対し粗暴な言動をとる人物だが、単純な性格なため、NK細胞にいいように利用されることもある。また、唯一マクロファージに対しては敬語で話す。血小板と接する時は、台詞自体は書かれていないが、水の入ったバケツを貸してくれるよう頼む、仁義を尊ぶ一面も有る。
病気などで有害化した細胞も殺すという自分の役割から、他の細胞たちと距離を置こうとするが、実は仲良くなりたいとも思っている。赤血球AE3803と親しくなった白血球U-1146番を羨んで殴ったりもしているが、先に一般細胞と遊んでいた部下に引きずられる形でバドミントンに参加し、白血球に点数係をやらせつつ楽しんでいる。
胸腺学校時代はひ弱で落ちこぼれと揶揄されていたものの、同期の胸腺細胞の助けもあり無事ナイーブT細胞として卒業した。その際、ライバルであった胸腺細胞(現・ヘルパーT細胞)からかけられた言葉が人格形成に寄与している。
読切版でも登場。服の色が連載版と異なっている(ベタスクリーントーンもない)。直情型の性格という点は連載版と変わらず、NK細胞との仲の悪さも連載版と同様である。部隊としては登場せず、この個体のみが登場する。
メモリーT細胞(メモリーティーさいぼう)
声 - 竹内良太
キラーT細胞の一部。前回の抗原との戦いを記憶しており、同じ抗原が出現した際、抗原提示を待たずに速やかな再攻撃をしかけられるようになっている。
第3話にインフルエンザを経験した個体が登場。服装はキラーT細胞とほぼ同じで、「MEMORY」と書かれた帽子をかぶっている。抗原の記憶は、可愛らしい本に記録としてまとめているという描写になっている。
第23話のがん細胞復活エピソードからは、戦闘経験のある上記のキラーT細胞(班長)がメモリーT細胞となっている。
ナイーブT細胞(ナイーブティーさいぼう)
声 - 田村睦心(アニメ第3話登場個体)
抗原と一度も遭遇したことがない未熟なT細胞。樹状細胞などから抗原提示を受けることでエフェクターT細胞として活性化し、各種T細胞へ分化する。
第3話「インフルエンザ」においてT細胞戦闘員の新米として登場する。服装はキラーT細胞とほぼ同じで、「NAIVE」と書かれた帽子から跳ねた前髪が一房だけ出ている少年。性格は臆病で、まともに戦えないことを先輩であるキラーT細胞たちから叱られる。
なお、第12話などで別の個体も登場するほか、回想シーンなどでは現在のキラーT細胞たちがかつてナイーブT細胞だった頃の姿も登場する。
エフェクターT細胞(エフェクターティーさいぼう)
声 - 乃村健次
ナイーブT細胞が樹状細胞の効果で活性化したもの。
第3話「インフルエンザ」において、上記のナイーブT細胞が樹状細胞の助言により活性化した姿。見た目は先輩のキラーT細胞以上にたくましくなり、跳ねた前髪は上方に伸びている。分裂増殖も完了しているため同じ姿をしたものが複数現れ、一気に免疫細胞系の戦力の主力となる。インフルエンザB型を一掃するために奮闘するが、B型掃討後に出現したA型に返り討ちにされ、元のナイーブT細胞に戻ってしまう。再登場時にはこちらの姿となっており、登場するのも一体だけである。
B細胞の仲間
T細胞と同じくリンパ球の一種。
B細胞(ビーさいぼう)
声 - 千葉翔也[25]
「抗体産生細胞」とも呼ばれる、抗原に対して抗体を発明し駆除するリンパ球。
第2話から登場。劇中では明るい熱血漢の青年で、白血球(好中球)たちの制服と似たデザインの青い帽子にジャケット、ズボンを穿いており、ドラムバッグ型の抗体入りのタンクを背負い、Y字型の銃身を持つ射撃武器(形状は登場するたびに変わっている)を持ち歩く。
スギ花粉アレルギーの惨事を引き起こした際は責任問題でマスト細胞と激しい言い争いになった。
読切版でも登場。ジャケットのデザインと色(キラーTと同様、ベタもトーンもない)が異なり、そのほか顔が汚れているといった差異もある。マスト細胞だけでなく、記憶細胞との仲も悪い。
記憶細胞(きおくさいぼう)
声 - 中村悠一[7]
抗原の免疫を記憶しているリンパ球で、同じ抗原が現れた際のB細胞の抗体製造を補佐する。
第2話から登場。抗原情報を記録・管理する文官系の男性として描かれており、抗原特定のため現場にも出向くこともある。抗原の記憶についての表現は、初登場時は「いいつたえメモ」という形で代々残されてきたものという描写で、それ以降はB細胞と共有のオフィスに書類や模型等の形で抗原のサンプルデータが保管されているという描写になっている。B細胞の抗体の製造にかかわっているため、B細胞からは頼られている。
思い込みが激しいうえに、事あるごとに大きなリアクションを取る人物で[26]、言い伝えの解釈から心配性になってスギ花粉の襲来を「古くから伝わる『世界の終わり』」だと怯えたり、過去の出来事を夢に見たのを「未来予知」と勘違いし、騒いだこともある。
読切版でも登場。連載版に比べると黒目が小さく三白眼で、目つき自体も悪い。性格も粗暴であり、B細胞やマスト細胞をはじめ他の免疫細胞との仲も悪く、キラーT細胞が死にそうと知らされたときは「ざまぁ」と吐き捨てるように言っている。
単球の仲間
白血球の一種。
マクロファージ
声 - 井上喜久子[4](リーダー格)、木村珠莉貫井柚佳
細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出す役割をもつ。
第1話から登場。純白のエプロンドレスを纏った穏やかな口調の女性で、一見するとか弱そうだが外敵への殺傷能力はかなり高く、集団で現れたウイルスにも動じず笑顔でや鈍器を振り回す。赤芽球や未熟胸腺細胞の育成も行っており、彼らのクラス担任を務めている者もいる。
『はたらかない細胞』では、赤芽球の問題児の扱いに苦悩している個体が主要キャラクターとして登場する(#『はたらかない細胞』のキャラクターを参照)。
単球(たんきゅう)
声 - 井上喜久子(アニメ第10話)
貪食性、遊走性が旺盛な強力な免疫細胞。血管から外に出るとマクロファージに変化する。
第2話から登場。黄色の全身防護服にゴム手袋と長靴の人物として描かれる。寡黙であり、身振り手振りで意思表示を行なう[27]。親指を立てるのが合図で、仕事時以外ではゴルフのスイングの練習をするなどコミカルな部分もある[27]。マクロファージへの変化は服を着替える(防護服などを脱ぐ)という描写になっている。
読切版では、単球とは明言されていないが、単球と同じように防護服を着た細胞が登場。白血球に寿命を告げ、脾臓へ案内する。連載版の単球とは異なり、普通に言葉を話している。
単芽球(たんがきゅう)
単球およびマクロファージの幼少時代の姿[20][28]。目が大きな半袖の少女の姿で描かれている。本編未登場。
樹状細胞(じゅじょうさいぼう)
声 - 岡本信彦[24]
体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示し、他の免疫系の細胞に伝える役割を持つ免疫細胞。
第1話から登場。周囲に突起を伸ばした大樹の中で、受付のような場所にいる男性となっている。緑色の制帽・制服でネクタイを締めており、帽子の端から枝が生えている。現実とは異なり、自ら抗原情報を確認しに行動するのではなく、マクロファージなどからの抗原提示を各所に伝える連絡係といった役割に徹している。自身の仕事を楽しんでいる節があり[29]、不気味な笑みをたびたび浮かべる。各細胞の昔のアルバム写真を所持している[29]
乳酸菌の生成する多糖類を補給すると活性化して性格が変わり、派手な格好(サングラスとコートに鞭)になる。免疫細胞たちの恥ずかしい写真をバラまき、彼らを活性化させる。
ランゲルハンス細胞(ランゲルハンスさいぼう)
異物の侵入を体内に知らせるのと、体表の乾燥を防ぐ役割を主に担う、樹状細胞の一種。
第16話に登場。眼鏡に蝶ネクタイで口ひげと顎ひげを生やした西洋紳士風の中年男性として描かれている。
マスト細胞(マストさいぼう)
声 - 川澄綾子[7]
過剰に作られたIgE抗体の刺激に反応して、装置を操作しヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。「肥満細胞」とも呼ばれるが、肥満とは関係ない。
第2話から登場。黒いストレートのロングヘアに白衣を着た女性として描かれている。融通がきかないほど生真面目な上、ヒステリックな性格をしており、激怒しやすい[30]。「肥満細胞」と呼ばれることを嫌う。
マニュアル通りに仕事をしているが、ヒスタミンは正常な細胞にも影響が出る(アレルギーの直接的原因になる)ため、一般細胞から苦情が来ることもあり、当人の性格も相まってしばしば言い争いに発展する[31]
スギ花粉アレルギーの惨事を引き起こした際は、責任問題でB細胞と激しい言い争いになる。
読切版でも登場。デザインは連載版とほぼ同じだが、こちらではマスト細胞自身がアレルギー症状を起こしており、常にマスクを着用している。喧嘩の中で八つ当たり気味にヒスタミンを放出するなど、職務への忠実度は低い。
好酸球(こうさんきゅう)
声 - M・A・O[24]
白血球の一種である顆粒球の一つで、寄生虫が体内に侵入した際、その殺傷を助けるなど、寄生虫感染に対する防御を行う。
第5話(アニメでは第4話)から登場。金髪をツインテールにまとめ、 ピンク色のツナギを着た女性として描かれている。服の色は現実の細胞が実験に使われる際の染色の色が元で、ツインテールも同じく現実の細胞の核が2つに分かれてることを表している[1]。武器には二股のを用いている。細菌に対しての戦闘能力は弱いが、それでも細菌から血球を守ろうと立ち向かうなど使命感は強い。基本的に表情はクールだが、照れ屋でほめられると弱い一面もある。
対細菌戦でのあまりの弱さゆえに、彼女の本業が寄生虫退治であることを知らない非免疫細胞たちから軽蔑されていたが、本業の寄生虫退治においてはめっぽう強く好中球でも歯が立たなかった強力な寄生虫アニサキスを撃破して、他の細胞から一気に見直される。
好塩基球(こうえんききゅう)
声 - 杉田智和
白血球の一種で、特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出され、アレルギー反応を引き起こすとされている。好中球(白血球)と好酸球を問題部位に導く役割も持つが、解明されていない点も多い。
第5話(アニメでは第4話)から登場。傘を持ち、口に黒マスク、頭に青ニット帽、さらにその上に青緑の雨具を着用して目以外を覆った姿をした男性として描かれている。ミステリアスなキャラクターとなっており、修辞過剰で難解な言い回しで喋るために好中球やマスト細胞には言っていることがあまり理解出来ないが、好酸球は理解出来ている模様[32]。体で事件が発生しても一切あわてることなく落ち着いている。
NK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)
声 - 行成とあ
全身をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけ次第攻撃するリンパ球。リンパ球としては珍しく自然免疫であり、抗原提示がなくとも自己判断で異物を攻撃できるのが強み。
第8話(アニメでは第6話終盤)から登場。黒のタンクトップに短パン姿、サーベルを武器として用いる攻撃的な筋肉質の女性として描かれている。現場に居合わせたキラーT細胞をからかったりするが、頭の切れる面もある。笑うことでその刺激により活性化して強くなるが、逆にストレスを感じると極端に弱体化してしまう[33]
樹状細胞所有のアルバムによれば、ルーキー時代はゴスロリファッションだったらしく、現在では見た瞬間発狂するほどの黒歴史らしい。
読切版でも登場。デザイン・性格ともに連載版とほぼ同じとなっている。
M細胞(エムさいぼう)
腸内の免疫器官であるパイエル板の表面に存在する細胞。病原体を捕らえ、樹状細胞に引き渡す役割を持つ。
第19話に登場。ダンディなバーテンダー風の男性として描かれている。腸で暴れている細菌をお客として歓待するふりをしながら、免疫細胞たちに包囲させる。

その他の細胞・体内器官[編集]

以下の中には、アニメのエンディングクレジットで細胞の種類が明かされたものも存在する。

一般細胞(いっぱんさいぼう)
声 - 石田彰前田弘喜ほか
一般市民のような存在。「細胞」と書かれたTシャツを着ているのが特徴。赤血球から酸素と栄養素を受け取り、ひたすら細胞分裂を繰り返すのが役目。作中では集合住宅に住み、室内で培養槽を用い自身のコピーを製造・育成する仕事として表現される。赤血球から酸素が届かないと酸欠で死亡してしまうので、出血性ショックの回では命の危機に晒された。
咽頭の一般細胞
第11話で初登場した一般細胞側のメインキャラの一人。これといって特徴のない細胞だが、コピー元の細胞が自身の誕生直後に感染で免疫細胞に殺された過去があり、免疫細胞に対して複雑な感情を抱いている。第20話から第25話までの乳酸菌に関わる一連のエピソードでは、赤血球AE3803に代わって白血球U-1146と行動を共にしており、半ば主人公のように活躍している。
消化管細胞(しょうかかんさいぼう)
声 - 梶原岳人柳田淳一
消化器を構成している細胞。具体的にどの細胞かは明言されていない。
第3話で初登場。水色の調理員のような制服とマスクで、白い長靴を履いている。劇中では、調理場のような場所で、胃や小腸などから吸収した栄養素をサンドイッチなどの形に処理している。消化器やその周辺が舞台のエピソードで端役として登場することが多い。
汗腺細胞(かんせんさいぼう)
声 - 江越彬紀(隊長)、貫井柚佳
汗腺を構成する細胞。
第3話で初登場。指令室のような場所で発汗機能をコントロールしている。第3話では背広・ワイシャツ姿で描かれていたが、第6話からはオレンジ色のジャケットと制帽を着用している。隊長はもみあげの大きな男性で、熱中症の際には自棄を起こして「雨乞い」の儀式を始めている。
神経細胞(しんけいさいぼう)
声 - 江越彬紀、柳田淳一(交感神経細胞隊長)
神経系を構成する細胞。
第5話に登場。胃の異常を感知し、警報を鳴らす。
第18話では交感神経細胞が登場し、血球の少なさを血圧による血流増加で補おうとしたが、かえって出血をひどくしてしまう。
また、神経系とは明言されていないものの、アニメ第12話では背広姿の中高年男性たちが会議をしているシーンがあり、その会議室の壁に「自律乃心」という、自律神経系を示唆するような揮毫の額が掲げてある。頭部の損傷による出血性ショックの際に、他のメンバーに対応を求められた長官が体内に「緊急事態」を宣言し発令した。
造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)
声 - 木村珠莉森永千才長谷川育美
赤血球、白血球、血小板などの血液細胞の元となる幹細胞
第7話(アニメでは第6話)で初登場。看護師姿の女性で、機械で生み出された前駆細胞(後の血球)たちを適正ごとに選別するのが仕事となっている。
胸腺上皮細胞(きょうせんじょうひさいぼう)
声 - 小山力也(教官)、笠間淳
T細胞になる前の未熟胸腺細胞が、T細胞になるまでを過ごす「胸腺」を構成する上皮細胞
第12話(アニメでは第9話)に登場。作中の胸腺は非常に厳しい訓練を行う学校となっており、上皮細胞はT細胞候補生を育成すべくビシビシ鍛え上げる強面の鬼教官として描かれている。
皮脂腺細胞(ひしせんさいぼう)
毛穴で皮脂を作る細胞。
第14話に登場。アクネ菌にこき使われていたが、U-1146に救われる。ストッキングのような帽子が特徴。
色素細胞(しきそさいぼう)
メラニンを形成する細胞。
第14話に登場。毛穴の細胞たちの長老。皮脂腺細胞共々アクネ菌に奴隷のように扱われていた。
毛母細胞(もうぼさいぼう)
体毛を作り出す細胞。
第14話に登場。少年の姿をしている。アクネ菌の恐怖に怯える皮脂腺細胞を鼓舞し、反逆の引き金を引いた。
腸管上皮細胞(ちょうかんじょうひさいぼう)
腸内の栄養・水分の吸収を行う、消化器の上皮細胞。
第19話で初登場。真っ黒なダイビングスーツを着用している。
杯細胞(さかずきさいぼう)
ムチンを生成する細胞。腸管上皮細胞と共に腸を管理している。
第23話で初登場。巨大な潜水服を着用している。
がん細胞(がんさいぼう)
細胞の一種だが、本記事では異物として#害となるものに記述。

異物・身体外の生物[編集]

害となるもの[編集]

細菌
自然界の生物の多くを占める単細胞生物。膨大な数の種族が存在するが、その一部が人体にとって害になる。
劇中ではモンスターや怪人として描かれる。多くは言葉を解し、細胞たちとの掛け合いも行っている。
肺炎球菌(はいえんきゅうきん)
声 - 吉野裕行[7]笠間淳
レンサ球菌の一種。肺炎の原因となる強力な病原体で、肺胞に侵入して赤血球を破壊し、最悪の場合脳を破壊する細菌。
第1話で初登場。頭部などから鉤爪のついた触手が伸びた薄紫色の人型生物として描かれている。漫画やアニメ版では赤血球の栄養分のバスケットを狙って殺そうとしてくるが、小説版では「赤血球を毒液でとかし、えさにする」と表現されている。
第1話で侵入した最後の個体は、赤血球AE3803の荷物の中に紛れ込んで肺まで辿り着くが、最終的にAE3803と白血球に気管支まで誘導され、くしゃみとして体外に追放される。それ以降も、黄色ブドウ球菌の手下として、第1話に登場した肺炎球菌の兄が登場する。
『BLACK』でも、第1話で登場している。
黄色ブドウ球菌(おうしょくブドウきゅうきん)
声 - 中原麻衣
ブドウ球菌の一種。人体の皮膚や腸内に生息する常在菌。各種感染症の原因となる。腸内では悪玉菌に分類される。
第4話(アニメでは第2話)に登場。肺炎球菌に似た姿をしているが、下半身は蛸状になっており、言動も女性的。肺炎球菌の遺した情報を元に擦り傷から体内に侵入し、破傷風を引き起こそうとする。
上記個体の義理の姉を名乗る別個体が第15話(アニメでは第10話)で複数登場。合体して巨大化し、フィブリンを作り出して好中球軍団を一網打尽にするも、駆け付けた単球部隊が変化したマクロファージ部隊により討伐される。
化膿レンサ球菌(かのうレンサきゅうきん)
声 - 松風雅也
レンサ球菌の一種。人体に生息するありふれた常在菌だが、各種感染症の原因となる。
第4話(アニメでは第2話)で初登場。肺炎球菌に似た姿をしており、頭部などから数珠状の触手が伸びている。黄色ブドウ球菌軍団の一員としてすり傷から侵入するが、好中球に瞬殺される。
緑膿菌(りょくのうきん)
声 - 北沢力
人体に限らず、自然界のいたるところに生息する常在菌。病原体ではあるが、健常な人間ならまず発症しないほど弱い。
第4話(アニメでは第2話)で初登場。黄色ブドウ球菌と共に体内に侵入する。現実世界の細菌に近い姿をしており、巨大な単眼を持つ。
別個体が第7話(アニメでは第6話)の回想でも登場し、赤芽球を襲っている。酸素も栄養も必要としないにもかかわらず、「弱い者いじめは楽しいから」という理由で血球を虐げる残虐性を見せ付ける。
現実でもかなりありふれた存在のため、上記以外でもモブ細菌として同種が何度も作中に登場している[34]
腸炎ビブリオ(ちょうえんビブリオ)
声 - 山本格
海水中に生息し、食用の魚介類などを介して人体に感染する細菌。食中毒の原因となる。
第5話(アニメでは第4話)に登場。毛玉のような形をした大型の細菌。子分を率いて胃から襲来するが、白血球U-1146によって倒される。
セレウス菌(セレウスきん)
声 - 鳥海浩輔
非常に熱に強い性質を持つ土壌細菌。食中毒の原因となる。
第6話(アニメでは第11話)に登場。人型で、手足が触手状になっている。熱中症で倒れた際に生じた傷口から体内に侵入する。高熱により機能が低下した白血球U-1146を嘲笑い、倒れて動けない彼の眼前でボトルの麦茶をこぼして愚弄するなど卑劣な性格。しかし、医療行為である輸液で体内環境が改善したため、回復したU-1146に倒される。
アクネ菌(アクネきん)
ニキビの原因になることもある皮膚常在菌。脂質が好物。
第14話に登場する。ウナギに手足を付けたような姿をしている。毛穴に住み着いて細胞たちを牛馬のようにこき使い、皮脂を無理矢理生成していた。
その親玉は白血球の数十倍の巨体を持っており、警邏に来ていた白血球を何千匹と殺し、毛穴の底に膿としてコレクションしていた。周囲の皮脂を食うことで怪我を負ってもすぐに回復してしまうが、毛母細胞らに大量の皮脂を流し込まれ、逃げようとしたところをU-1146に仕留められる。
ミュータンス菌(ミュータンスきん)
第17話(アニメでは第12話)に登場する虫歯の原因菌。ドロドロのゲル状で、巨大なを髑髏にしたような頭部がある。白血球U-1146と壮絶な死闘を繰り広げる。
カンピロバクター
声 - 小林大紀
感染性腸炎の原因となる細菌。
第4話(アニメでは第2話)で初登場。人型の上半身に、らせん状になったウナギのような下半身をしている。
スポットが当てられたのは第19話で、腸管上皮細胞を人質に取り、恨み重なる白血球たちを辱しめたり同士討ちさせたりして散々もてあそぶが、免疫細胞たちの結託によりパイエル板におびき寄せられ、追放される。
ピロリ菌(ピロリきん)
胃炎や胃がんの原因となる悪玉菌。胃酸に対する耐性を持つ。
第20話に登場する。「ピロリー」と鳴いたり、普通の日本語を話したりする。胃酸に強い体質を利用し暴れ回るが、乳酸菌の猛攻を受けて胃から脱出したところを白血球U-1146に討伐される。
悪玉菌(あくだまきん)
腸内細菌の3グループのうちの1つで、人体に害を及ぼす菌の総称。
第22・23話に登場する。個別の種名は不明。大勢の日和見菌を味方につけ、内から来襲。一般細胞を毒素攻撃で苦しめるも、善玉菌の出現で日和見菌が一斉に寝返り、好中球らに一掃される。
ウイルス
生物の最小構成単位である「細胞」を持たず、それでいて遺伝子を有するという、生物と非生物の中間のような存在。他の生物の細胞を利用して自己増殖を行う。
劇中では、帽子や仮面などの形で細胞(主に一般細胞)に憑りついてゾンビ化させる存在として描かれている。細菌と異なり、言葉を話す描写はない。
インフルエンザウイルス
第3話で初登場。細菌とは異なり、現実世界のウイルスそのままの姿をしている。帽子のように細胞の頭にピッタリとはまり込み、細胞を殺しゾンビ化させて操る習性を持つ。
第22話には、抗原変異した進化体が再登場した。頭が尖った形に変異しており、感染細胞を屈強なゾンビに変えて体内を破壊しようとするが、樹状細胞の「鼓舞」=「黒歴史の暴露」により奮起した免疫細胞群の総攻撃の前に全滅させられる。
ライノウイルス
第11話に登場する風邪の原因ウイルス。帽子に擬態し、下らないイタズラで一般細胞の興味を引き、ゾンビ化させようと目論む。
ムンプスウイルス
第13話に登場するおたふく風邪の原因ウイルス。感染した細胞をおかめのような顔に変え、「フク〜」しか言えないゾンビにしてしまう。圧倒的な増殖力と結束力で白血球たちを追い詰めるが、過去の予防接種の獲得免疫を思い出した記憶細胞とB細胞の形成した抗体により全滅する。
デングウイルス
第16話に登場するデング熱の原因ウイルス。によって運ばれる。天狗のお面のような形をしており、ランゲルハンス細胞を感染させて天狗に変え、体内に大嵐を巻き起こす。
その他
スギ花粉アレルゲン(スギかふんアレルゲン)
声 - 興津和幸
スギ花粉内部に存在するタンパク質。本来人体にとって特に害はないが、一部の人体は免疫細胞が過剰反応することでアレルギースギ花粉症)を引き起こす。
第2話(アニメでは第5話)に登場。埴輪のような顔をした準人型のゲル状生命体として描かれており[注 9]、「スギ〜」と鳴く。図体は大きいもののこれと言って敵性はなく、体内をところかまわず徘徊するだけ。しかし、劇中の身体では「なんかしらトラブルの原因になる」と認識されており、免疫細胞はこれを殺すよう定められている。
アニサキス
魚介類に寄生する寄生虫で、稀に人体にも寄生して食中毒の原因となる。細菌とは全く異なる多細胞生物であり、細菌や免疫細胞とは比べ物にならないほど巨体。
第5話(アニメでは第4話)に登場。ウツボのような外見で描かれている。腸炎ビブリオとほぼ同時に来襲し、胃壁を食い破って大暴れするが、好酸球に撃破される。
がん細胞(がんさいぼう)
声 - 坂泰斗、芳野由奈(子供)
細胞の分裂エラーで生まれるできそこないの細胞。何の役にも立たず、無限に増殖し続け、やがて器官を乗っ取ってしまう。毎日何千個も生じているが、基本的には増殖する前に殺されている。
第8話(アニメでは第7話)で初登場。容姿は基本部分こそ通常の細胞と同じだが、髪が白く、全身を脈が走った不気味な姿をしている。
がん細胞の親玉
声 - 石田彰諏訪彩花(子供)
第8話(アニメでは第6話終盤から第7話)に登場するがん細胞の親玉。何もしていないにもかかわらず免疫細胞に追い回され殺されるという理不尽な境遇を恨み、人体全てを乗っ取ろうと画策する。一般細胞を装うが、NK細胞に正体を見破られる。NK・好中球U-1146・キラーT細胞の3人に対しても終始優勢に立ち回るほどに増幅・強化していたが、赤血球の呼び出した増援を受けた3人により討伐される。死の直前にも「僕はただ生まれてきただけなのに…」と己の出自を嘆き、「通常細胞のフリをしていた時、あんた(好中球)に優しくされたのはちょっと嬉しかったぜ」と語る。死に際、再来を宣言する。
第22話にて、細胞情報流出に伴い復活を遂げ、制御性T細胞を傀儡として再び人体征服を目論み、悪玉菌コロニーが生成した毒素で得た力により免疫細胞を滅ぼそうとする。しかし乳酸菌の活躍により毒素の供給を絶たれ、メモリーT細胞(上記のキラーT細胞)から吹き飛ばされ、最後は喉元をU-1146に切り落され絶命。「キラーTとNKは大嫌いだがあんたはそれなりに好きだった」「だから満足だ」と言い残して事切れる。
読切版でも登場。連載版よりもやや童顔であり、理性はなく短い単語をたどたどしく喋る。通常は頭か心臓を潰せば死ぬところを、この個体は死なず、その異常な耐久力で免疫細胞たちを追い詰める。しかし、赤血球の活躍で連携を取り始めた免疫細胞たちに全身をバラバラにされたことで駆除される。

共生するもの・害とならないもの[編集]

善玉菌(ぜんだまきん)
腸内細菌の3グループのうちの1つで、人体に益をもたらす菌の総称。
乳酸菌(にゅうさんきん)
初登場は第20話。複数種登場しており、いずれも起き上がりこぼしとペンギンを足したような外見で、種類によって色や模様が異なる。「にゅー」と鳴く。大人しい性格で、悪玉菌退治に加勢したり、プリン体を好んで食べたりするなど、人体の健康には欠かせない細菌の一つ。頭部の左右に角(多糖体)を生やすことができ、また活性化することで巨大な姿となる。
日和見菌(ひよりみきん)
腸内細菌の3グループの1つで、人体にとって益にも害にもならない菌の総称。名前の通り、善玉菌と悪玉菌の優勢な方に味方する。
劇中では第22・23話に登場する。狐のような見た目をしたものをはじめ複数種登場しているが、バクテロイデス菌[13]以外の菌の名前は不明。当初は優勢な悪玉菌に味方するが、乳酸菌が呼び寄せた善玉菌が多数出現したことで即座に寝返る。その後、好中球に命乞いをするも、不法侵入者として問答無用で処分される。

薬・抗生物質[編集]

ステロイド
声 - 不明
超強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を持つホルモンの一種で、副腎皮質ホルモンとも呼ばれており、人体でもわずかながら生産されている。
劇中では医師から投与された薬剤として登場し、レーザー砲を備えた頭部とガトリング砲になった両腕を持つ白いロボットとして描かれている。また、原作漫画では額や肩のマークが赤十字となっているが、アニメ版では「S」の字が入った紅白カプセルのマークに変更されている。他の細胞たちはステロイドのことは知らなかったが、記憶細胞からは「世界に異変が起こった時にどこからともなく現れる」「騒動に関わった奴を一掃するタイプ」と言われる。
第2話(アニメでは第5話)に登場。スギ花粉アレルギー発症の責任が誰にあるかで体内の細胞同士が喧嘩する中、AE3803の赤血球が持ってきた「薬用」と書かれた黒い球体の中から現れる。動き出すや否や、誰にも止められない強さで敵味方関係なく攻撃し暴れ回って体内を破壊、最後は「電池切れ」(アニメ版では「有効成分切れ」)で沈黙する。アレルギー反応で変形した建物などもまとめて破壊したため、結果的に種々のトラブルには終止符が打たれ、なし崩しに細胞たちの喧嘩も収まるが、荒れ果てた世界(体)を前に、揃って呆然とすることとなる。
『BLACK』にも登場しており、 T細胞の暴走を阻止している。

スピンオフ・読切・アニメ作品のキャラクター[編集]

スピンオフ及び読み切り独自のキャラクター、本編に未登場の種族、本編と(容姿などの)設定が大きく異なるものなどについて解説している。

主にキャラクターとしての解説を行い、本編で同種が登場するものについての現実での役割は本編のキャラクター節に譲っている。

『はたらく細菌』のキャラクター[編集]

本編とは異なり、細菌は人間に近い容姿で描かれている。

善玉菌
ビフィダム菌(ビフィダムきん)
善玉菌側の主要人物。ビフィズス菌の一種。酢酸を作り、体によい働きをする。
王子様か宝塚風の衣装で、リーダー格の個体は、左目の下に泣きぼくろがある水色の髪の青年の姿。薔薇の花飾りを胸につけている。
ロンガム菌(ロンガムきん)
ビフィズス菌の一種。Y字型の角がある少女の姿をしていて、酢酸クッキーを作る。悪玉菌のウェルシュ菌がサルモネラ菌と戦った時は、同じ常在菌として応援し称賛している。
乳酸菌(にゅうさんきん)
大き目の帽子にネクタイを緩めて着用し、靴下も緩めて履いている。青年と女性の姿をした個体がいる。
ラクトバチルス菌(ラクトバチルスきん)
乳酸菌の一種。乳酸を作り、免疫力を上昇させる。リボンで髪をまとめた少女で、ロンガム菌と彼女が作る酢酸クッキーが好き。
納豆菌(なっとうきん)
わら納豆に似た髪型で、目が小さい。もんぺ姿に足袋を着用。胃酸にやられず腸内に留まれる。だが体内滞在できる期間には限度があり、自分たちを「旅人」と称する。
表皮ブドウ球菌(ひょうひブドウきゅうきん)
汗や皮脂を分解して、体によい物質を出す。髪にパーマがかかった男子と子供の二人組が登場している。
こうじ菌(こうじきん)
栄養素を消化・吸収しやすくする菌。一人称が「うち」の少女。
酵母菌(こうぼきん)
ビタミンなどの栄養素を多く含んだ菌。ゆるキャラのように描かれる。
悪玉菌
ウェルシュ菌(ウェルシュきん)
悪玉菌側の主人公。動物性タンパク質を分解して、体に良くない物質を発生させると下痢などの原因となる。ただし、常在菌であるため、サルモネラ菌など人体にとって凶悪な外敵が来た際には排除するために戦う。
「アニキ」と呼ばれるリーダー格は、黒髪の青年という容姿をしており、ボンベを背負い噴射器を持つ。悪玉菌の勢力拡大に勤しむ一方、宿主のことも少なからず心配している。
白癬菌(はくせんきん)
水虫などの原因となる[注 10]。鱗模様が描かれた帽子とタイツで半ズボン。
黄色ブドウ球菌(おうしょくブドウきゅうきん)
傷口から出た体液などを餌に増殖する。旗を立てたオートバイで暴走する青年の集団として登場。
マラセチア菌(マラセチアきん)
脂肪酸を出し、肌荒れとニオイの原因になる。お団子を重ねたような丸い二本の角が生えたぽっちゃり体形の少年。
サルモネラ菌(サルモネラきん)
食中毒の原因となる。食べ物と一緒に腸にたどり着く。ループタイをしていて、額に細菌の模様がある。
虫歯菌(むしばきん)
糖分を材料に粘々した物質で歯石を作る。ヘルメットを被った土木作業員のなりをした男性で、作業指示を出す棟梁には年配の個体もいる。
歯周病菌(ししゅうびょうきん)
口の中にいつもいる常駐菌で、歯をささえている骨を溶かす。蝙蝠の羽が生えたドレスで、宝石の代わりに歯を並べたネックレスをした女性。スカートも蝙蝠の形に裾が切られている。
緑膿菌(りょくのうきん)
アイドル歌手のような衣装の姉妹。湿気を好み、不衛生な宿主ので仲間(観衆や追っかけのファン)を増やそうとした。爪の変色に気付いた宿主にジェルネイルを除去され、増殖は失敗に終わる。タブレットで人間のコンサートも視聴している。二人には「ミドリン」「ミドミド」という愛称がある。
日和見菌
バクテロイデス菌(バクテロイデスきん)
細菌の優勢なほうに味方する。フードの付いた厚めの上着と足まで包むズボン姿で、袖が長く手が見えない。悪玉菌の味方時は服が黒ずくめだが、善玉菌に寝返ると白一色に変わる。
大腸菌(だいちょうきん)
毒は作らずビタミンを生成するなど、善玉菌のような働きもする。
第6話に登場。腰までのストレート黒髪の女性という容姿をしており、善玉菌と仲良くしたがっている。
アクネ菌(アクネきん)
皮脂を分解して肌に良い働きをする。だが、肌の環境が悪いとにきびを作る[注 11]。猫のような目で鳥のデザインの被り物をした少年。

『はたらかない細胞』のキャラクター[編集]

本作の主要キャラクターは、アニメ『はたらく細胞』の公式サイトで公開されているアニメ制作現場のレポート漫画「はたらけ!アニメ化見学」にも登場している。

赤芽球の問題児
本編とは異なり、番号の語呂合わせで名前がついている。
871
主人公。通称「ヤナイ」。怠け者で屁理屈をいう。2本の白線があるジャージを着用。本棚には『はたらく細胞』や、スピンオフ作品のコミックスなどがある。チェスや将棋を覚えようとしている。
036
871の同級生。通称「」。眼鏡をかけている。本を持ち、勉強に勤しんでいるが、赤血球になることへの不安がある。
328
同上。通称「ミツバ」。マクロファージ先生が大好きな女の子。アイドルマニアで、先生のことを「まくまく」と呼ぶ。『はたらけ!アニメ化見学』では化粧(鏡を見ながらパッティング)[35]もしている。3104の長い髪を三つ編みにするなどヘアアレンジも上手。
1516
同上。通称「彦十郎」「イチゴ先輩」。ボブカットで短パン。可愛い少女のような容姿だが、男性で赤芽球たちの最年長。怖がりで怪談が苦手。教室にある緑膿菌のぬいぐるみは、怖くない様子で抱きしめたりしている。
3104
同上。通称「西園寺」。サラサラの金髪ロングヘアーで中性的な外見。フリルのアンブレラ袖ブラウスに、ヒールのある白のロングブーツを履いている。『はたらけ!アニメ化見学』では着せ替え(試着室でのフィッティング)も披露している。光沢素材も好き。年下の赤芽球たちのいたずらで、「裸の王様」の服を勧められたがうまく回避した。
マクロファージ先生
上記の赤芽球たちを担当している、おくれ毛の髪形をしたマクロファージ。いつまでも出ていかない問題児の5人に業を煮やしており、笑顔で毒を吐く。
単球
マクロファージ先生の同期。先生も含めて四人の仲良しグループだった。第15話に登場。別れた後も赤血球への伝言や、ニューロンを通じて連絡が取れると先生を励ました。性別不詳で美少年のような風貌をした個体が一人いる。
赤芽球の幽霊 (0)
赤血球になれず亡くなった赤芽球の少女の霊魂。通称「0(れい)ちゃん」。赤芽球の身体を乗っ取って赤血球になろうとしており、ミツバ次いでヤナイに憑依しようとした。

『はたらく細胞BLACK』のキャラクター[編集]

赤血球AA2153[36][37]
主人公の赤血球。跳ねた赤毛と帽子から飛び出たアホ毛が特徴のメガネ男子。爪先が白いツートンカラーの赤い運動靴を素足で履く。
新章(第二部)では別の体に輸血され、一緒に来た赤血球たちのリーダー的存在となりつつある[38]
赤血球AC1677[36][37]
AA2153の同期の赤血球。生真面目なAA2153に比べて要領よくふるまい、サボり方をAA2153にも教える。第1話からレギュラーで登場するが、第7話でAA2153を助けながらも自身は胃酸の海に落ちて死亡する。この同僚の死が引き金となり、AA2153は一時はたらく意思を失って職場放棄する。
赤血球NC8429[37]
AA2153の後輩の赤血球。赤いが特徴。第9話から職場復帰したAA2153と共に行動し、プラークの崩落に巻き込まれそうになったところを救われる。
新章(第二部)では、AA2153と一緒に別の体に輸血された。
中堅赤血球
AA2153の先輩の赤血球。もみあげがトレードマーク。ちょっと荒っぽいものの、引きこもってしまったAA2153が久々に出勤した際も、温かく迎えるなど優しい面も見せる。
新章(第二部)でも、AA2153やNC8429と一緒に別の体に輸血された。
白血球1196[37]
準主人公。日本刀型の武器を使う、右目が前髪に隠れた長髪と巨乳が特徴の女性個体。手袋のみ黒い。運動靴、手袋のロゴは<WBC>。WBCは好中球数を表す。クールにふるまうが元からそうした性格ではなく、「使命を全うする為にクールであろうと努める健気なお姉さん」[37]である。
新章(第二部)では、AA2153ら赤血球たちと一緒に別の体に輸血されて以降、行方不明。
赤血球(輸血先)
新章(第二部)の第11話から登場。輸血元にいた仲間たちと制服が微妙に違う。複数の個体が登場するが、エナジードリンクを「天の恵み」と呼び、浴びると元気になる。
白血球(輸血先)
同じく第11話から登場。主人公がいた体の個体と制服が大幅に違い、手袋も白い。AA2153は「白血球ちゃん」と呼び掛けている。
肝細胞(かんさいぼう)
第2話から登場。肝臓には様々な役割があるが、赤血球からアルコールを抜く働きはキャバクラとして描写され、肝細胞もキャバクラ嬢のように描かれる。自らの仕事に誇りを持ち、アルコールを分解したアセトアルデヒドの毒素に蝕まれながらも、客である赤血球たちの前では笑顔を絶やさない。
脂肪細胞(しぼうさいぼう)
第8話から登場。細胞質内に脂肪滴(油分)を有する細胞。丸々と太ってシャツ1枚なのに汗だくの男性で描かれる。
記憶細胞(きおくさいぼう)
本編の「いいつたえメモ」で大騒ぎをする三枚目キャラと異なり、腰に2台のモニターとキーボードがセットになった機械を装備した男性。情報を冷静に分析して、ヘルパーや制御性のT細胞に伝えている。
赤脾髄(せきひずい)
劣化した老廃赤血球を償却する脾臓の器官。第8話で登場。老齢の裁判長のように描かれ、白い顎ひげと口ひげを生やし、法服ガウン)と房あり角帽を着用して木槌(ガベル)を持つ。第7話以来仕事を放棄していたAA2153が、役立たずな自分を処理するよう訴えるも、「勘違いをするな」「はたらけ」と一喝して退ける。
糸球体(しきゅうたい)
腎臓でボーマン嚢に囲まれた毛細血管の塊。糸球体からつながる尿細管とで腎小体を構成している。
第13話から登場。髪を後ろでのように纏めて飾り紐をつけた女性。着物に裸足で赤血球などをシャワーで洗う。腎臓は「沈黙の臓器」ということで喋らない。
淋菌(りんきん)
一つ目の大蛇のような形態。攻撃は、免疫細胞の体に巻きつき、締め上げる。

読切作品『細胞の話』のキャラクター[編集]

ネフロン腎小体
腎臓で尿を生成する。腎臓内の人口は100万人と説明されている。
連載には未登場(2018年9月現在)のキャラクター。真ん中分けの長髪で眉が細い女性として描かれている。喧嘩ばかりしている免疫細胞たちに困り果てる。

アニメオリジナルキャラクター[編集]

循環くん(じゅんかんくん)
声 - 石上静香
アニメ第8話に登場。心臓のモニター画像内にマスコットキャラとして登場。肺循環と体循環についてエンドレスで赤血球たちに説明していたが、AE3803は「何度見てもよく分からない」と言っていた。
なお、読み切り作品『細胞の話』の白血球が持つスタンプカードや、原作第1話の気管支ピタゴラスイッチの看板等、アニメ第1話の迷子になった赤血球が見る張り紙等にも、イラストとして描かれている。

書誌情報[編集]

本編[編集]

スピンオフ[編集]

ノベライズ[編集]

小説 はたらく細胞
時海結以、清水茜(原作・イラスト)、講談社(講談社KK文庫)、 2018年7月12日発売[54]ISBN 978-4-06-511718-7
講談社の児童書レーベルから刊行された小中学生向けノベライズ。漫画のエピソードが再構成されており、文章による詳細な状況描写が独自に加えられたりしている。

テレビアニメ[編集]

スタッフ[55]
原作 清水茜
監督 鈴木健一
シリーズ構成 柿原優子
キャラクターデザイン 吉田隆彦、玉置敬子(サブ)
細菌キャラクターデザイン
プロップデザイン
三室健太
美術 アトリエPlatz
美術設定 曽野由大、橋口コウジ
美術監督 若林里紗
色彩設計 水野愛子
CGディレクター 中島豊
撮影監督 大島由貴
編集 廣瀬清志
音響監督 明田川仁
音響制作 マジックカプセル
音楽 末廣健一郎MAYUKO
音楽プロデューサー 山内真治
音楽制作 アニプレックス
プロデューサー 高橋祐馬、伊藤洋平、笠間寿高
若松剛(アニメーション)
アニメーション制作 david production
製作 アニプレックス、講談社、david production

2018年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送された[55]。ナレーションは能登麻美子[25]

アニメ公式サイトでは、各話の放送後に代々木ゼミナール生物講師・鈴川茂[56]による解説動画「はたらく細胞ゼミナール」を公開している。

製作[編集]

本放送開始前の2018年7月4日にコミックナタリーのもとで行なわれた原作者の清水茜と監督の鈴木健一の対談によれば、清水はアニメ化の第一報を担当者から聞かされた際、実感や当事者意識が芽生えなかった。一方、鈴木は監督就任への依頼が来てから初めて原作を読んだが、「細胞の擬人化」のインパクトに惹かれて快諾した。鈴木が本作までに男臭い作品ばかりを担当してきたこともあり、シリーズ構成には男臭さとのバランスを取りたいという彼の要望で柿原優子が起用された[57]

本放送終了後の2018年9月 - 10月に開催された『マチ★アソビ vol.21』でのトークステージによれば、キャラクターの動きの印象という点では原作を超えることは難しいため、背景は原作よりハイディティールにしたいという意欲があった。また、血小板や背景、原作の小ネタなどを描くに際してはアニメーターからも悲鳴が上がったものの、その分素晴らしい絵が上がってきて満足がいったほか、放送後のTwitterニコニコ動画でのコメントなどに細かい描写への反応が見られたり、楽しんでいる声を目にしたりして「次の話数も頑張ろう」と活力になったという。なお、鈴木が第3話の制作段階でインフルエンザに罹患して以来、病気で不在のスタッフは「ロケハンに行っている」と言われるようになったそうである[58]

反響[編集]

ライブラ株式会社のニュースサイト「STANDBY」によれば、ニコニコ動画の第1話無料放送では100万回再生を突破し、「生きているだけで聖地巡礼できるアニメ」「推しが体内にいるアニメ」として話題を集めているほか、インターネット内では「流血シーンがなかったら朝に放送してほしい」「アニメのおかげで子供にしつけや教育がしやすくなった」との好評が挙がっているという[59]

ビッグローブ株式会社のニュースサイト「BIGLOBEニュース」によれば、癌研究者の大須賀覚がTwitterで第7話「がん細胞」を解説し、「癌研究者目線でも、とても正確な内容だったと思います」などと称賛したと伝えている[60]

第13話(最終話)放送後には、全国の学校や学会などから寄せられた「作品を授業やレポートの資料として使用したい」との反響に際し、教育機関や医療施設などの関係者を対象とした画像素材の無償提供が開始された[61]。また、本作とのコラボレーションを行なった滋賀県湖南市では、広報紙『Konan』2018年9月号が追加設置分も含めてほぼ底をついたという[62][63]

2018年10月10日には、ビリビリ動画における全話の累計視聴総数が1億回を突破したことが報じられた[64]。また、同年10月15日にはドワンゴのニコニコアンケート「ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙 2018 夏」にて、作品部門では第1位、キャラクター部門では血小板が第1位をそれぞれ獲得したことが報じられた[65]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ミッション! 健・康・第・イチ」[66]
作詞・作曲 - ゆうまお / 編曲 - 末廣健一郎 / 歌 - 赤血球(花澤香菜)、白血球(前野智昭)、キラーT細胞(小野大輔)、マクロファージ(井上喜久子
第9話では2番の歌詞を使用。
エンディングテーマ「CheerS」[66]
作詞 - ハヤシケイ / 作曲 - megane / 編曲 - 毛蟹 / 歌 - ClariS

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督アクション
作画監督
総作画監督
第1話肺炎球菌 柿原優子鈴木健一
三室健太吉田隆彦
第2話すり傷 西田正義吉川志我津
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
  • 西村彩
  • 齋藤大輔
  • 清水勝祐
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第3話インフルエンザ 吉川博明朝木幸彦
  • 齋藤大輔
  • 清水勝祐
  • 小野陽子
  • 九鬼朱
  • 門智昭
  • 福士真由美
  • 吉田隆彦
第4話食中毒 西田正義清丸悟
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
  • 三浦春樹
  • 清水勝祐
  • 福士真由美
  • 齋藤大輔
  • 西村彩
  • 小野陽子
  • ShinHyungWoo
  • 三室健太
  • 入江俊博
第5話スギ花粉アレルギー 大脊戸聡
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
  • 西村彩
  • 楠木智子
  • 門智昭
  • 斎藤大輔
  • 青野厚司
  • 棚澤隆(メカ)[67]
第6話赤芽球と骨髄球 鵜飼ゆうき上野壮大
  • 清水勝祐
  • 西村彩
  • 三浦春樹
  • 斎藤大輔
  • 門智昭
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第7話がん細胞 鈴木健一
  • 鈴木健一
  • 西田正義
吉川志我津
  • 斎藤大輔
  • 西村彩
  • 三浦春樹
  • 清水勝祐
  • 楠木智子
  • 福士真由美
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第8話血液循環 柿原優子西田正義佐々木純人
  • 斎藤大輔
  • 清水勝祐
  • 小坂知
  • 楠木智子
  • 西村彩
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
第9話胸腺細胞 江副仁美
  • 清丸悟
  • 福士真由美
  • 清水勝祐
  • 斎藤大輔
  • 三浦春樹
  • 小坂知
  • 小野陽子
  • 楠木智子
玉置敬子
第10話黄色ブドウ球菌
  • 森川滋
  • 鵜飼ゆうき
  • 鈴木健一
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
  • 福士真由美
  • 斎藤大輔
  • 清水勝祐
  • 清丸悟
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
第11話熱中症 岩崎知子久保太郎
  • 藤優子
  • 清丸悟
  • 福士真由美
  • 斎藤大輔
  • 三浦春樹
  • 西村彩
  • 小坂知
  • 吉田隆彦
  • 清水勝祐
  • 吉田隆彦
第12話出血性ショック(前編) 大脊戸聡
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
  • 三浦春樹
  • 福士真由美
  • 斎藤大輔
  • 藤優子
  • 清丸悟
  • 西村彩
  • 清水勝祐
  • 棚澤隆(メカ)
第13話出血性ショック(後編) 鈴木健一
  • 西田正義
  • 鈴木健一
  • 鈴木健一
  • 吉川志我津
  • 上野壮大
  • 吉田隆彦
  • 玉置敬子
  • 斎藤大輔
  • 清水勝祐
  • 三浦春樹
  • 西村彩
  • 福士真由美
  • 清丸悟
  • 近響子

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[68]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [69] 備考
2018年7月8日 - 9月30日 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) TOKYO MX 東京都
とちぎテレビ 栃木県
群馬テレビ 群馬県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) テレビ愛知 愛知県
日曜 2:38 - 3:08(土曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 アニメシャワー』第2部[70]
北海道放送 北海道 [71]
2018年7月9日 - 10月1日 月曜 2:25 - 2:55(日曜深夜) RKB毎日放送 福岡県 [72]
2018年7月10日 - 10月2日 火曜 23:00 - 23:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[68]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年7月9日 - 10月1日 火曜 12:00 更新
火曜 23:00 - 23:30 ニコニコ生放送
2018年7月10日 - 10月2日 水曜 0:00 - 0:30 AbemaTV
水曜 0:00 更新

中国ではbilibili台湾では巴哈姆特動畫瘋・iQIYIにて配信。

BD / DVD[編集]

発売日[74] 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2018年8月29日 第1話 ANZX-14701/2 ANZB-14701/2
2 2018年9月26日 第2話 - 第3話 ANZX-14703/4 ANZB-14703/4
3 2018年10月24日 第4話 - 第5話 ANZX-14705/6 ANZB-14705/6
4 2018年11月28日予定 第6話 - 第7話 ANZX-14707/8 ANZB-14707/8
5 2018年12月26日予定 第8話 - 第9話 ANZX-14709/10 ANZB-14709/10
6 2019年1月30日予定 第10話 - 第11話 ANZX-14711/2 ANZB-14711/2
7 2019年2月27日予定 第12話 - 第13話 ANZX-14713/4 ANZB-14713/4

舞台[編集]

体内活劇「はたらく細胞」』のタイトルで、2018年11月16日から25日までシアター1010にて上演予定[75]

スタッフ(舞台)[編集]

  • 原作 - 清水茜
  • 演出 - きだつよし
  • 脚本 - 川尻恵太
  • 制作 - トライフルエンターテインメント

キャスト[編集]

コラボレーション[編集]

日本赤十字社
2018年6月30日から7月7日の期間中、各地の献血ルームや移動採血バスで献血に協力すると、イラストカードが配布される。カード裏面にはQRコードとシリアルナンバーが記載されており、QRコードを読み取り、シリアルナンバーを入力すると、アニメ第1話を先行で視聴できるキャンペーンを行った[76]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『細胞の話』に登場する細胞は、本編ではネフロン以外すべて序盤(NK細胞・がん細胞以外は全て第1話か第2話、NK細胞とがん細胞は第8話)に初登場しており、ネフロンのみは単行本第5巻(第25話)時点でも未登場となっている。
  2. ^ 実際の赤血球は細菌や化学物質によって細胞膜が損傷すると破壊されてしまう。
  3. ^ アニメでのクレジット名は「先輩赤血球」。
  4. ^ アニメでのクレジット名は「後輩赤血球」。
  5. ^ 劇中に登場する建物や道路、設備などは、対応する細胞や臓器を建造物として表現したもの[10]
  6. ^ a b 好中球の服装は軍服、キラーT細胞の服装はアメリカの警察官をイメージしている[1]
  7. ^ モデルはロシア軍の「アンチテロ」[12]
  8. ^ 第4話「すり傷」において、ブドウ球菌が「軍隊」と称している。
  9. ^ 現実でのスギ花粉アレルゲンは、ただの物質であり生命体ではない。
  10. ^ 白癬菌は病原菌だが、作中の解説コラム「おしえて白血球さん!」で「悪玉菌」と記載されている。
  11. ^ 本編では、病原体としてモンスター姿の悪役だが、本作の「おしえて白血球さん!」で「日和見菌」に分類されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e “「はたらく細胞」 清水茜インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年11月20日). https://natalie.mu/comic/pp/hatarakusaibou 2018年9月8日閲覧。 
  2. ^ “【インタビュー】『はたらく細胞』清水茜インタビュー 細胞×擬人化×ヒーローアクションで大ブレイク! ……でも好きなキャラは敵役や小物!?”. このマンガがすごい!WEB (宝島社). (2016年11月29日). http://konomanga.jp/interview/83755-2 2018年9月8日閲覧。 
  3. ^ a b 単行本第1巻p. 101.
  4. ^ a b c d e アニメ「はたらく細胞」赤血球役は花澤香菜、白血球役は前野智昭(コメントあり)”. コミックナタリー (2018年1月26日). 2018年1月26日閲覧。
  5. ^ a b 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 5.
  6. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 10-11.
  7. ^ a b c d アニメ「はたらく細胞」追加キャストに中村悠一、川澄綾子、遠藤綾、吉野裕行”. コミックナタリー (2018年5月26日). 2018年5月26日閲覧。
  8. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 14.
  9. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 21.
  10. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 99-109.
  11. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 16, 20.
  12. ^ a b 単行本第3巻p. 160.
  13. ^ a b 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 139.
  14. ^ a b “【インタビュー】『はたらく細胞』清水茜インタビュー 細胞×擬人化×ヒーローアクションで大ブレイク! ……でも好きなキャラは敵役や小物!? 2ページ目”. このマンガがすごい!WEB (宝島社). (2016年11月29日). http://konomanga.jp/interview/83755-2/2 2018年10月8日閲覧。 
  15. ^ 単行本第1巻pp. 57, 59.
  16. ^ デイヴィッドプロダクションさんのツイート: "【はたらく細胞テレビアニメ応援企画!】7月の放送開始まで、週替りでアニメ用の様々な素材を公開いたします! 6週目は、月刊少年シリウス6月号付録のポスターにも描かれている、白血球のみなさんの設定です! #はたらく細胞… "、アニメーション制作会社公式Twitter、2018年4月27日。
  17. ^ CHARACTER - TVアニメ『はたらく細胞』公式サイト”. 2018年9月23日閲覧。
  18. ^ 単行本第4巻p. 58.
  19. ^ 『はたらく細胞(3)』(清水茜)”. 講談社. 2018年7月17日閲覧。
  20. ^ a b c 単行本第2巻p. 62.
  21. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 102.
  22. ^ 『はたらく細胞』公式さんのツイート: "おひさしぶりです!(担当編集S)、『はたらく細胞』公式Twitter、2018年6月25日。
  23. ^ a b 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 146.
  24. ^ a b c d “『はたらく細胞』櫻井孝宏さん、早見沙織さん、岡本信彦さん、M・A・Oさんら追加声優解禁! 意気込みコメントも公開”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2018年4月26日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1524715816 2018年4月26日閲覧。 
  25. ^ a b 2018年7月放送テレビアニメ「はたらく細胞」第2弾キービジュアル・PVを公開!”. PR TIMES (2018年6月18日). 2018年6月18日閲覧。
  26. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 36-37.
  27. ^ a b 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 42.
  28. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 102.
  29. ^ a b 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 32-33.
  30. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 39.
  31. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 38-39.
  32. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 50.
  33. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』p. 45.
  34. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』pp. 70-71, 79.
  35. ^ アニメ工程のカッティングの駄洒落。
  36. ^ a b 『はたらく細胞BLACK』第1巻こみらの!限定特典ペーパー
  37. ^ a b c d e 『はたらく細胞BLACK』第2巻おまけページ
  38. ^ 「モーニング」2018年11月22号・巻頭付録(「はたらく細胞BLACK」大解剖!)
  39. ^ 『はたらく細胞(1)』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  40. ^ 『はたらく細胞(2)』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  41. ^ 『はたらく細胞(3)』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  42. ^ 『アクリルキーホルダー付き はたらく細胞(3) 特装版』(清水茜)”. 講談社. 2016年6月9日閲覧。
  43. ^ 『はたらく細胞(4)』(清水茜)”. 講談社. 2016年11月30日閲覧。
  44. ^ 『アクリルキーホルダー付き はたらく細胞(4) 特装版』(清水茜)”. 講談社. 2016年11月30日閲覧。
  45. ^ 『はたらく細胞(5)』(清水茜)”. 講談社. 2017年8月9日閲覧。
  46. ^ 『アクリルキーホルダー付き はたらく細胞(5) 特装版』(清水茜)”. 講談社. 2017年8月9日閲覧。
  47. ^ 『はたらく細胞 公式コミックガイド』(清水茜、シリウス編集部、講談社)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  48. ^ 『はたらく細菌(1)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年2月9日閲覧。
  49. ^ 『はたらく細菌(2)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  50. ^ 『はたらく細菌(3)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  51. ^ 『はたらかない細胞(1)』(杉本萌、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  52. ^ 『はたらく細胞BLACK(1)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年7月9日閲覧。
  53. ^ 『はたらく細胞BLACK(2)』(吉田はるゆき、清水茜)”. 講談社. 2018年9月21日閲覧。
  54. ^ 『小説 はたらく細胞』(時海 結以,清水 茜)|講談社BOOK倶楽部”. 講談社. 2018年8月14日閲覧。
  55. ^ a b 細胞を擬人化「はたらく細胞」今夏TVアニメ化、監督は「ジョジョ」の鈴木健一(コメントあり / 動画あり)”. コミックナタリー (2018年1月19日). 2018年1月19日閲覧。
  56. ^ 代ゼミ生物講師 鈴川茂のホームページ
  57. ^ “アニメ「はたらく細胞」特集 清水茜×鈴木健一対談”. コミックナタリー. (2018年7月4日). https://natalie.mu/comic/pp/hatarakusaibou02/ 2018年10月22日閲覧。 
  58. ^ “「病欠はロケハン」などの裏話も飛び出た「はたらく細胞」振り返りトークショー”. GIGAZINE. (2018年10月7日). https://gigazine.net/news/20181007-hataraku-saibou-machiasobi21/ 2018年10月16日閲覧。 
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  60. ^ “TVアニメ「はたらく細胞」の「がん細胞」回、癌研究者が絶賛「研究者目線でも、とても正確」”. BIGLOBEニュース. (2018年8月20日). https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0820/blnews_180820_9558371852.html 2018年8月20日閲覧。 
  61. ^ アニメ「はたらく細胞」教育機関・医療施設向けに素材を無償提供”. コミックナタリー (2018年9月30日). 2018年9月30日閲覧。
  62. ^ 広報こなん“売り切れ” 人気アニメ「はたらく細胞」とコラボ”. 中日新聞 (2018年10月3日). 2018年10月7日閲覧。
  63. ^ 漫画「はたらく細胞」コラボ 湖南市広報誌が大人気”. 毎日新聞 (2018年10月5日). 2018年10月7日閲覧。
  64. ^ “アニメ「はたらく細胞」中国でも大人気! コア層だけでなく一般層にまで支持されたワケは?”. アニメ!アニメ!. (2018年10月10日). https://animeanime.jp/article/2018/10/10/40689.html 2018年10月16日閲覧。 
  65. ^ ““ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙 2018 夏”人気ナンバー1アニメは『はたらく細胞』、キャラクターは“血小板”に決定!”. ファミ通.com. (2018年10月15日). https://www.famitsu.com/news/201810/15165862.html 2018年10月16日閲覧。 
  66. ^ a b MUSIC”. テレビアニメ「はたらく細胞」公式サイト. 2018年5月26日閲覧。
  67. ^ STORY(第5話クレジット) - TVアニメ『はたらく細胞』公式サイト
  68. ^ a b ON AIR”. テレビアニメ「はたらく細胞」公式サイト. 2018年6月18日閲覧。
  69. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  70. ^ 2018年7月16日2:20 - 2:50に第2話を放送
  71. ^ 2018年7月16日2:50 - 3:20に第2話を放送
  72. ^ 2018年7月16日2:55 - 3:25に第2話を、2018年7月23日1:35 - 2:05に第3話を放送
  73. ^ U-NEXT
  74. ^ 検索結果|はたらく細胞”. アニプレックス. 2018年7月8日閲覧。
  75. ^ 体内活劇「はたらく細胞」キャスト決定、白血球は和田雅成&赤血球は七木奏音”. コミックナタリー (2018年7月5日). 2018年7月9日閲覧。
  76. ^ 日本赤十字社「 アニメ「はたらく細胞」献血キャンペーン」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]