ベースボールキャップ

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ベースボールキャップ

ベースボールキャップ (baseball cap) は、野球の試合や練習の際に選手監督などが着用するの付いた帽子である。

日本語では、野球帽(やきゅうぼう)と呼ばれる。打者および走者が着用するプラスチック製の保護帽は打撃用ヘルメットと呼ぶ。帽子の正面にチームのマークやイニシャルが刺繍ワッペンなどで施されることが多い。

競技用以外にも、ファッションアイテムやノベルティとしても広く用いられる。

概要[編集]

帽体は6枚接ぎが標準で、厚紙を芯とした庇がつく。前面が一枚となった5枚接ぎ、6枚接ぎに前立てを追加した7枚接ぎ、クラシカルな8枚接ぎ、前後方向に分割された4枚接ぎや5枚接ぎ、4枚接ぎに前立てを追加した5枚接ぎ、円筒形のケピ帽タイプなどのバリエーションもみられる。顎紐は付かない場合が多いが、飾りモールやパイピングが付与される例もある。かつては前面内部にメッシュの前立てが付くものが多かったが、帽体形状の流行変化のため現在ではほとんどみられない。またかつては庇の裏側に緑色のフェルトが貼られていたが、現在では灰色が主流となっている。

競技用のものには、ウールサージ織、コットン布帛ポリエステル製のニット素材やメッシュなどが使用される。競技用以外では、皮革人造皮革ポリウレタンなどさまざまな素材が用いられ、サイズ調整のため後部にアジャスター面ファスナーベルトなどが付属しているものが多い。

アポロキャップ[編集]

NASAアポロ計画の頃から作業帽として使用していたタイプの野球帽を、日本では特に「アポロキャップ」と呼んでいる。俗称であるため定義は存在しないが、一般的にはNASAが採用していた前部がフラットな7枚接ぎで、前立て全体と庇に刺繍が入っているタイプのものがこう呼ばれることが多い。

このタイプの帽子はアメリカ合衆国を始めとする各国の警察消防軍隊準軍事組織などで、略帽活動帽、作業帽などとして使用される例が多く見られる。日本の自衛隊においても部隊ごとに独自製造される識別帽として使用されている。

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]