胃酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

胃酸(いさん、Gastric acid)は、胃液に含まれる強い酸性消化液のこと。

化学的にはpH1 - 2の塩酸で、胃内を一定以上の酸性に保ち、食物の消化、および食物と一緒に体内に取り込まれた各種の菌の殺菌を行う。

分泌[編集]

胃酸の分泌には、アセチルコリンガストリンヒスタミンという3つのホルモンが関与している。

  • 食事を摂ろうとすると、からの刺激が副交感神経に伝わり、アセチルコリンが分泌される。アセチルコリンは胃壁細胞のムスカリン受容体に結合して、胃酸の分泌が起こる。
  • 食物が胃に入ると、その刺激によりガストリン細胞がガストリンを分泌する。ガストリンは胃壁細胞のガストリン受容体に結合して、胃酸の分泌が起こる。
  • ガストリンはECL細胞肥満細胞を刺激して、ヒスタミンを放出させる。ヒスタミンは胃壁細胞のH2受容体に結合して、胃酸の分泌が起こる。

関連事項[編集]