ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲
ジャンル | 横スクロールアクション |
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対応機種 | ディスクシステム |
発売元 | バンダイ |
シリーズ | ウルトラシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | ディスクカード両面 |
発売日 |
1987年1月29日 |
その他 | 型式:BAN-ULM |
『ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲』(ウルトラマン かいじゅうていこくのぎゃくしゅう)は、1987年1月29日にバンダイから発売された、ファミリーコンピュータ ディスクシステム(A・B両面)用のアクションゲームである。
概要
[編集]このゲームは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』(1966年 - 1967年)を題材にした初めてのファミコンゲームである。ファミコンでの続編には、シミュレーションゲームとして製作された『ウルトラマン2 出撃科特隊』(1987年)、デフォルメされたキャラクターによるRPGとして製作された『ウルトラマン倶楽部』(1988年)シリーズがある。
ゲーム内容
[編集]システム
[編集]プレイヤーはハヤタ隊員となり、光線銃で敵を倒しながら横スクロールのフィールドを進んでいく。道中でエネルギー球を集めて画面上のメーターを満タンにすると、ウルトラマンに変身することが可能。エネルギー球は、敵を倒すと落としていったり、画面外から飛んできたり、特定の場所を撃つと出現するなど、ステージによって出現方法が異なる。
ウルトラマンは原作と同じく3分間だけ活動でき、ボスの怪獣にチョップやキックで攻撃することが可能。また、残り時間が1分を切ると、スペシウム光線と八つ裂き光輪をそれぞれ1回ずつ使用できる。ステージのボス怪獣を倒すと、ステージクリアとなる。
その他
[編集]全ステージをクリアして2周目に入ると、キャラクターがモロボシ・ダンとウルトラセブンに変わる。プレイヤーの能力は1周目と同じだが、敵キャラクター(中怪獣)の防御力が上がっている。
本作品は他のディスクシステム用作品と同じく、「ディスクカードのパッケージ販売」と「ディスクライターによるディスクカードの書き換えサービス」の2種類の方法で販売されていたが、書き換えサービス版は一部の音楽がパッケージ販売版と異なる。具体的には、パッケージ販売版で原作と同じ曲が使われているシーンの音楽が、オリジナル曲に差し替えられている。
設定
[編集]ステージ構成
[編集]- ステージ1「東京郊外」
- ステージ2「東京都心」
- ステージ3「太平洋諸島」
- ステージ4「洞窟」
- ステージ5「火山地帯」
- ステージ6「砂漠の都」
登場キャラクター
[編集]科学特捜隊
[編集]- ハヤタ/ウルトラマン
- 特殊潜航艇S-16
- ジェットビートル
- 宇宙ビートル
ウルトラ警備隊
[編集]- モロボシ・ダン/ウルトラセブン
- ウルトラホーク3号
- ハイドランジャー
敵キャラクター
[編集]- ガボラ
- テレスドン
- ゴモラ
- ペスター
- レッドキング
- ジェロニモン
- シーボーズ
- ザンボラー
- ゼットン
評価
[編集]評価 | ||||||
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ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、14.27点(満25点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.25 | 2.74 | 2.67 | 2.74 | - | 2.87 | 14.27 |
脚注
[編集]- ^ a b 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、26頁。