コンテンツにスキップ

シビル・ウォー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月28日 (月) 23:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2+) (ロボットによる 変更: ru:Гражданская война (комикс))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

シビルウォー』(Civil War)は、マーク・ミラー作、スティーブ・マクニヴン画の同名の短期シリーズ7作を中心にしたマーベル・コミックにおけるクロスオーバーイベントである。2006年から2007年にかけて出版され、過去のクロスオーバー、特に『アベンジャーズ・ディスアッセンブル』、『ハウス・オブ・M』、『ディシメーション』、『シークレットウォー』を発展させたイベントを元にしている。

シリーズのキャッチフレーズは「Whose Side Are You On?(君はどちらの味方だ?)」である[1]

概要

シビルウォーのストーリーの前提には、アメリカ合衆国が施行したスーパーヒューマン登録法(Superhuman Registration Act)という架空の法律が関わっている。同 じような法律はこれまでも物語上の仕掛けのひとつとして、ウォッチメンX-メン(アンキャニィ・X-メン)、DCコミックのザ・ニュー・フロンティア、パワーズMr.インクレディブルなどでも用いられていたが、ポップカルチャーの象徴とされるような超人キャラクター達を永久的に変えてしまうようなスケールでは決して行われなかった。

この法律は、アメリカ合衆国内において超人的能力を持つ者に対し、連邦政府への登録(当局に自身の正体を明かす事を含んでいる)と、適切なトレーニングを課すものである。この法に従う者にはS.H.I.E.L.D.のために働く事で、他の合衆国の公務員のように給与や利益を得るという選択肢も与えられる。

この法律の施行により、マーベルユニバースの超人たちは二つの派閥に別れる事になった。1つは登録を責任ある義務としてこれに賛成する者たちと、市民としての権利と彼らのシークレット・アイデンティティ(秘密の正体)がもたらす防御力を削ぐ物だとしてこれに反対する者たちである。この法律を奴隷制の一形態とみなす者たちもおり、また、公正であり、戦士たちが実行しなければならない方法とみなす者たちもいた。

このアイディアはマーク・ミラー、ブライアン・ミシェル・ベンディス、ブライアン・ヒッチの会話から生まれたものである[2]。作中でのキャラクターたちがどちら側につくかの決定はタイトルの『シビルウォー(市民戦争の意味。特にアメリカ合衆国では南北戦争を指す)』になぞらえている。シリーズは911米国愛国者法の結果として起こる事の寓意的なコメンタリーとして読まれる事がある。

あらすじ

ティーン・ヒーローチーム「ニューウォリアーズ」のメンバーたち(ナイトスラッシャー、ネイモリータ、スピードボール、マイクローブ)はリアリティ番組(台本なしで出演者の行動をカメラが追う形式のテレビ番組)撮影の一環として、コネチカット州スタンフォードでヴィラン集団(コバルトマン、スピードフリーク、コールドハート、ニトロ)と戦った。その最中にニトロは大爆発を起こし、小学生やニューウォリアーズのメンバーを含む600人以上の死者を出した。他のスーパーヒーロー達がスタンフォードに駆けつけ生存者を捜索した。ニューウォリアーズで生き残ったのはスピードボール唯一人だった。

市民たちに超人たちの存在を危険視する意見が大きくなり、ニューウォリアーズの活動していないメンバーたちはベビーキラー呼ばわりされさえもした。チームから距離を置いていたヒンドサイト・ラッドはネット上に彼等の正体を暴露し、幾人かが攻撃されてしまう。さらに、ニューウォリアーズ以外の超人にも市民の怒りの矛先が向かい、ヒューマントーチ(ファンタスティック・フォーのひとり)が市民の襲撃で重傷を負う。

アイアンマン主導のもと、議会は素早くスーパーヒューマン登録法(SHRA),6 U.S.C. § 558, を可決し[3]超人的能力を持つ全ての人間に合衆国政府への登録とリスト化、スーパーヒーローとして活動を望む者にはトレーニングを課した。同法は自然発生的に超人的能力を持った者、科学や魔法によって能力を得たもの(宇宙人や神々を含む。)、超科学を使っている普通の人間(アイアンマンなど)に適用される。連邦法の施行は州の犯罪規定(ニューヨーク州の刑法40章120条120節及びカリフォルニア州の刑法245節(d))の修正を引き起こした[4]

この法律に反対する超人たちを捕えるS.H.I.E.L.Dのストライクフォースへの参加をキャプテン・アメリカが拒否した後、彼は逃亡し、「シークレットアベンジャーズ」と名乗る地下レジスタンス運動を組織した。このチームにはハーキュリーズ(チャンピオンズの一員。ギリシャ神話ヘラクレス)、ファルコン、アイアンフィスト(当時はデアデビルの替え玉を演じていた)[5]、ルーク・ケイジ、ヤングアベンジャーズが所属することとなった[6][5]。アイアンマン、リード・リチャーズ(ファンタスティック・フォーのリーダーであるMr.ファンタスティック)、ヘンリー・ピム(アントマン=ジャイアントマン)、シーハルクは登録法に賛成。スパイダーマンは記者会見で自らマスクを脱ぎ、同法の支持を表明した[5]ドクター・ストレンジはどちらの派閥にも属さない事を望み、アイアンマンとMr.ファンタスティックに二度と彼のところに訪れないように言った(政府はドクター・ストレンジを同法から免除すると宣言している)。

政府の後ろ盾を得たヒーローたちは、登録していない超人たちを狩り立て、拘留または登録を強いていった。キャプテン・アメリカ率いるシークレットアベンジャーズは「社会の敵」と成り果てた。シークレットアベンジャーズはニック・フューリーが用意した秘密のセーフハウスを転々としていた。キャップのチームはスーパーヴィランたちを逮捕し続け(大体は彼等を縛って当局へ残していった。)捕われた超人たちを載せた輸送機関へ良く統制された攻撃を始めた。そういった攻撃のなかで、あるコンボイがヤンシーストリート(登録法に反対する市民たちの温床)に迂回した。ザ・シング(ファンタスティック・フォーのひとり。本名ベン・グリム)は、古い友人を訪ねていただけであったのに騙されて群衆のなだめるはめになった。しかし、ヤンシーストリートのギャングの若者が暴力によって命を落とし、グリムは両陣営に失望し、故郷のフランスへと去っていった。

シークレットアベンジャーズは偽のエマージェンシー・コールにおびき出され、登録賛成派によって待ち伏せされてしまう。不利な戦いを強いられる中、アイアンマン側による新たな兵器が投入される。プロジェクト・ライトニングこと雷神ソー(正確にはソーではなく、ソーの毛髪から作られたクローン)であった。ゴライアス(ビル・フォスター)の前に立ち塞がったソーは電撃を放って彼を殺害した。両陣営はこれに大きなショックを受け、キャプテン・アメリカは退却を命令する。スー・リチャーズ(ファンタスティック・フォーのひとり。インビジブル・ウーマン。Mr.ファンタスティックの妻)はエネルギーシールドを張って集合したシークレットアベンジャーズを守り、彼等の脱出を手助けした。

ビル・フォスターの死は両陣営を激しく揺さぶった。スタチューとナイトホークは政府に投降し、登録に従った。その一方でヒューマン・トーチとインビジブル・ウーマンは登録法に反対する。ピムは戦力増強のために投獄されたスーパーヴィランを強制的に従わせることでサンダーボルツ(かつて元ヴィランによって構成された偽ヒーローチーム)を再結成させた[7]

スパイダーマンはネガティブゾーン(ファンタスティック・フォーが発見した異次元世界)にある収容キャンプ42を見学する事を要求した[8]。彼は結局アイアンマン側についたのは間違いだったと気付いた。スパイダーマンことピーター・パーカーはアイアンマン陣営から離脱しようとするが、アイアンマンその人が立ち塞がる。短い戦闘の後、スパイダーマンは脱出に成功する。しかしアイアンマンの意志に反して、S.H.I.E.L.Dが派遣したサンダーボルツ(その多くは過去にスパイダーマンと因縁のあるスーパーヴィラン)によってスパイダーマンは捕らえられ、酷く打ちのめされてしまう。パニッシャーはスパイダーマンを助け出し、シークレットアベンジャーズのセーフハウスへと運んでいった。怪我から復帰するとスパイダーマンはシークレットアベンジャーズに参加し[7]、登録法との戦いを誓う声明を出した。

パニッシャーはキャプテン・アメリカの軍勢に加勢を申し出た。登録したヒーローたちのおかげで犯罪率は過去最低になっているが、政府が登録法を押し進める為に悪名高い殺人者たちを多数をサンダーボルツとして雇い入れる決定をしたことが、これまで隠れていた彼を表の社会に出る気を起こさせたのだと主張した。シークレットアベンジャーズのメンバーの多くは悪人を問答無用で殺害処刑するパニッシャーを仲間に加えることに難色を示したが、キャプテン・アメリカはパニッシャーを渋々受け入れた。

パニッシャーはネガティブゾーン監獄に囚われたヒーローたちを開放する計画のために設計図を求めてバクスター・ビルディング(ファンタスティック・フォーの本部)へ潜入し、スー・リチャーズはネイモア・ザ・サブマリナーに対してシークレットアヴェンジャーズへ助力を請うために海底王国アトランティスに赴いた。ゴールドバグ(Goldbug)とプランデラー(Plunderer)という二人のヴィランがシークレットアヴェンジャーズに加わろうとしたが、すかさずパニッシャーが二人を処刑し、怒ったキャプテン・アメリカはパニッシャーをチームから放逐した。

シークレットアベンジャーズ、ストーム、ブラックパンサーはネガティブゾーン監獄に押し入った。既にハルクリングがハンク・ピムになりすまして監獄に潜入しており、収容されたヒーローたちを独房から解放して、戦いに参加させた[9]

ドクター・ストレンジは瞑想の中でウォッチャーのウアトゥ(全宇宙の歴史を非干渉で観察する異星人の一人)と話し合い、ウアトゥは「何故、その計り知れない力を紛争の解決に役立てないのか」と尋ねた。ドクター・ストレンジはウアトゥに対し「人類の内紛に対してソーサラー・シュープリーム(マーベルユニヴァース最高位の魔術師)が干渉する権利を持たないが、この犠牲が人類に恩恵を与え、流される血が最も少なくなるように祈る」事を約束した。

最終決戦が始まった。クロークが戦士たちを出入り口が閉鎖されようとしているネガティブゾーンから唯一の出口があるニューヨークへテレポートさせ、市街地でヒーロー同士の大乱戦が始まる。ネイモア・ザ・サブマリナーとアトランティスの軍勢がシークレットアベンジャーズに加勢したのに対抗し、チャンピオンズとソー・クローン、キャプテン・マーベルがアイアンマン側に加勢した。Mr.ファンタスティックはタスクマスターが放った弾丸からインビジブル・ウーマンをかばい、ハーキュリーズがソー・クローンを撃破した。ザ・シングは、一般市民を戦闘の巻き添えから護る為にフランスから帰還した。

キャプテン・アメリカがアイアンマンにとどめの一撃を放とうとした時、警官隊とEMT及び消防隊員たちが彼を取り押さえようとした。キャプテン・アメリカは、この戦いが自分が護ろうとしていた人々に押し付けてしまった犠牲の大きさを悟ってマスクを脱いで投降し、チームには退却を命じた。

余波

  • 合衆国大統領はスーパーヒューマン登録法の対象者で登録を行った者たちに対して恩赦を与えた。しかしキャプテン・アメリカは逮捕された。(そして、後に暗殺された。)
  • トニー・スターク(アイアンマン)はS.H.I.E.L.D.の長官に就任した。マリア・ヒルは長官補佐に降格させられた。
  • 全米50州の知事は最終的に全ての州にスーパーヒーローチームを結成した。
  • マイティアベンジャーズが新たなチームとして結成された。
  • 幾人かのヒーローたちは法に従うより国外に亡命することを選んだ。カナダでは第3次オメガフライトが招集された。ファイアスターは引退した。幾人かのヒーローたちは地下に潜伏し、ニューアベンジャーズ(ルーク・ケイジ、スパイダーマン、スパイダーウーマン、アイアンフィスト、ドクター・ストレンジ、ローニン(実際にはクリント・バートン)、エコー、ウルヴァリン)も含まれている。
  • ゴライアス、バンタム、タイプフェイス、スティルトマンは紛争中に殺害された。
  • ミュータントたちは自由な活動が許されていたが、エグゼビア高等教育院(Institute for Higher Learning)には対ミュータントロボットのセンチネルが配置されて監視されていた。ビショップはX-メンを脱退し、the Office of National Emergency (O*N*E)にオフィス付きの高い身分でオファーを受けた。
  • J・ジョナ・ジェイムソン(JJJ)はスパイダーマンことピーター・パーカーを解雇し、詐欺行為で告訴した。暗黒街の顔役キングピンは、スパイダーマンと彼が愛する者たちの殺害を請け負った。ある暗殺者はスパイダーマンこそ逃したが、第二のターゲットであるメイおばさんを襲撃した。
  • Mr.ファンタスティックとインビジブルウーマンはファンタスティック・フォーをしばらく抜けて、結婚関係の修復を行うこととし、ブラックパンサーとストームがF4の代理メンバーとなった。
  • キャプテン・マーベルが現在に戻ってきた。
  • スピードボールの能力が劇的に変化し、彼は新たなサンダーボルツのメンバー、ペナンスとなった。
  • 再構成されたニューウォリアーズが出現し、かつてのウォリアーズのほとんどはThe Initiative Programの一部となった。
  • 「アニヒレーション」事件で地球を離れていたノヴァが帰還し、彼が創立時から所属していたチームであるニューウォリアーズのほとんどが死に、イニシアチブを取るかどうかを決めてしまった事を知り、サンダーボルツと戦った。

刊行の遅れ

マーベルは2006年8月に画家のスティーブ・マクニブンとの和解の為に核となる「シビルウォー」の本が数ヶ月先送りになる事を発表した。issue#4は一ヶ月遅れで9月にリリースされ、#5は2ヶ月遅れの11月にリリースされた。さらに、さまざまなタイ-イン・ブック(ミニシリーズ「Civil War: Front Line」と他のコミックスのタイインイシューを含んでいる)は話の展開を明かさない為に数ヶ月遅れらされた。

11月にマーベルはCIvil War#6の12月20日に予定していた発売の延期を発表し、2週間後の1月4日にずれこんだ。過去の例とは違ってパニッシャー・ウォージャーナル#2だけが延期された。

最後の予定変更でCivil War #7は2週間(1月17日から31日へ)延期になり[10]、直後に2月21日まで更に延期になった[11]

製作者の視点

シビルウォー#7出版後、Newsaramaとのインタビューでマーク・ミラーはイベントを「人々が自由を安全と交換したために、星条旗を身にまとった男が鎖にしばられる物語」[12]と説明しており、いくばくかの政治的な寓話[12]が表現されている事を認めているが、本の真の焦点はスーパーヒーローたちが互いに戦い合う事であるとした。「The Ultimates」と対比して、ミラーはー「『シビルウォー』は自分自身どうにもならなくなったので、偶然政治がらみのものになった。と述べている[12]

ミラーはまた、マーベルの当初のマーケッティングに反して両陣営が読者に取って平等に表現されていないという認識について質問を受けた。彼は返答としてシビルウォーの核となる部分で「全体を通してにトニーの方が良い者として描かれている」と説明したが、「タイイン(抱き合わせで売られる本)の方では彼らを少し悪魔化している。」とも言った。

トレード・ペーパーバック

トレード・ペーパーバック(en:Trade paperback (comics))として出版されたもの。 [13]

  • Straczynski, J. Michael; Bendis, Brian Michael (2007年2月). ロード・トゥ・シビル・ウォー. Illustrated by Alex Maleev. マーベル. ISBN 0785119744 
  • Bendis, Brian Michael (2007年2月). ニュー・アベンジャーズ Vol 5: シビル・ウォー. Illustrated by Howard Chaykin, Olivier Coipel. マーベル. ISBN 0785122427 
  • Reed, Brian (2007年3月). ミズ・マーベル Vol 2: シビル・ウォー. Illustrated by Roberto De La Torre, Mike Wieringo. マーベル. ISBN 0785123040 
  • Gray, Justin; Palmiotti, Jimmy (2007年4月). ヒーローズ・フォー・ハイア Vol 1: シビル・ウォー. Illustrated by Billy Tucci. マーベル. ISBN 0785123628 
  • Millar, Mark (2007年4月). シビル・ウォー TPB. Illustrated by Steve McNiven. マーベル. ISBN 078512179X 
  • Nicieza, Fabian (2007年4月). シビル・ウォー: サンダーボルツ. Illustrated by Tom Grummett. マーベル. ISBN 0785119477 
  • Jenkins, Paul (2007年4月). シビル・ウォー: フロントライン, Book 1. Illustrated by Ramon F. Bachs. マーベル. ISBN 0785123121 
  • Straczynski, J. Michael (2007年4月). シビル・ウォー: アメイジング・スパイダーマン. Illustrated by Ron Garney. マーベル. ISBN 0785122370 
  • Hine, David (2007年4月). シビル・ウォー: X-メン. Illustrated by Yanick Paquette. マーベル. ISBN 078512313X 
  • Fraction, Matt (2007年4月). パニッシャー・ウォージャーナル Vol 1: シビル・ウォー. Illustrated by Ariel Olivetti. マーベル. ISBN 0785127755 
  • Straczynski, J. Michael (2007年4月). シビル・ウォー: ファンタスティック・フォー. Illustrated by Mike McKone. マーベル. ISBN 0785122273 
  • Wells, Zeb (2007年5月). シビル・ウォー: ヤング・アベンジャーズ and Runaways. Illustrated by Stefano Caselli. マーベル. ISBN 0785123172 
  • Guggenheim, Marc (2007年5月). シビル・ウォー: ウルヴァリン. Illustrated by Humberto Ramos. マーベル. ISBN 0785119809 
  • Brubaker, Ed (2007年5月). シビル・ウォー: キャプテン・アメリカ. Illustrated by Mike Perkins, Lee Weeks. マーベル. ISBN 0785127984 
  • Aguirre-Sacasa, Roberto (2007年5月). シビル・ウォー: ピーター・パーカー, スパイダーマン. Illustrated by Clayton Crain, Angel Medina. マーベル. ISBN 0785121897 
  • Jenkins, Paul (2007年5月). シビル・ウォー: フロントライン, Book 2. Illustrated by Ramon F. Bachs, Steve Lieber. マーベル. ISBN 0785124691 
  • David, Peter; Nicieza, Fabian (2007年5月). シビル・ウォー: X-メン ユニバース. Illustrated by Dennis Calero, Staz Johnson. マーベル. ISBN 0785122435 
  • Tieri, Frank (2007年5月). シビル・ウォー: ウォー・クライムス. Illustrated by Staz Johnson. マーベル. ISBN 078512652X 
  • Hudlin, Reginald (2007年5月). ブラックパンサー: シビル・ウォー. Illustrated by Scot Eaton, Manuel Garcia, Koi Turnbull. マーベル. ISBN 0785122354 
  • Various (2007年5月). シビル・ウォー コンパニオン. Illustrated by Various. マーベル. ISBN 0785125760 
  • Brubaker, Dan; Slott, Dan; Jenkins, Paul; Fraction, Matt; Oeming, Michael Avon (2007年6月). シビル・ウォー: マーベル ユニバース. Illustrated by Lee Weeks, Tom Raney, Paul Smith, Leinil Francis Yu, David Aja, Phil Hester, Scott Kolins, Ty Templeton. マーベル. ISBN 0785124705 
  • Brubaker, Ed; Knauf, Charlie; Knauf, Daniel; Hudlin, Reginald (2007年6月). シビル・ウォー: アイアンマン. Illustrated by Mike Perkins. マーベル. ISBN 0785123148 

タイイン

  • 「ニューアヴェンジャーズ イルミナティ・スペシャル」(New Avengers Illuminati Special)
  • 「ファンタスティック・フォー」536-537号(Fantastic Four #536-537)
  • 「アメイジング・スパイダーマン」529-531号(Amazing Spider-Man #529-531)
  • 「シビルウォー オープニングショット・スケッチブック」(Civil War Opening Shot Sketchbook)

Civil War #1

  • 「マーベル・スポットライト」ミラー/マクニーブン特集号(Marvel Spotlight Millar/McNiven)
  • 「シビルウォー フロントライン」1号(Civil War Frontline #1)
  • 「シーハルク」8号(She-Hulk #8)
  • 「ウルヴァリン」42号(Wolverine #42)
  • 「アメイジング・スパイダーマン」532号(Amazing Spider-Man #532)

Civil War #2

  • 「サンダーボルツ」103号(Thunderbolts #103)
  • 「シビルウォー フロントライン」2-3号(Civil War Frontline #2-3)
  • 「アメイジング・スパイダーマン」533号(Amazing Spider-Man #533)
  • 「ニューアヴェンジャーズ」21号(New Avengers #21)
  • 「ファンタスティック・フォー」538号(Fantastic Four #538)
  • 「ウルヴァリン」43号(Wolverine #43)
  • 「Xファクター」8号(X-Factor #8)
  • 「サンダーボルツ」104号(Thunderbolts #104)
  • 「ケーブル&デッドプール」30号(Cable & Deadpool #30)

Civil War #3

  • 「シビルウォー:X-メン」1-2号(Civil War: X-Men #1-2)
  • 「ケーブル&デッドプール」31号(Cable & Deadpool #31)
  • 「Xファクター」9号(X-Factor #9)
  • 「ニューアヴェンジャーズ」22-23号(New Avengers #22-23)
  • 「ブラックパンサー」18号(Black Panther #18)
  • 「ウルヴァリン」44-45号(Wolverine #44-45)
  • 「ヤングアヴェンジャーズ&ランナウェイズ」1-2号(Young Avengers and Runaways #1-2)
  • 「デイリービューグル・スペシャルエディション シビルウォー」(Daily Bugle Special Edition: Civil War)
  • 「シビルウォー フロントライン」4-5号(Civil War Frontline #4-5)
  • 「アメイジング・スパイダーマン」534号(Amazing Spider-Man #534)
  • 「ファンタスティック・フォー」539号(Fantastic Four #539)
  • 「ミズ・マーベル」6-7号(Ms. Marvel #6-7)
  • 「サンダーボルツ」105号(Thunderbolts #105)
  • 「ヒーローズ・フォー・ハイアー」1号(Heroes for Hire #1)
  • 「シビルウォー ファイルズ」(Civil War Files)
  • 「フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」11-13号(Friendly Neighborhood Spider-Man #11-13)
  • 「センセーショナル・スパイダーマン」28-34号(Sensational Spider-Man #28-34)

Civil War #4

  • 「ウルヴァリン」46-47号(Wolverine #46-47)
  • 「シビルウォー:X-メン」3-4号(Civil War: X-Men #3-4)
  • 「アメイジング・スパイダーマン」535号(Amazing Spider-Man #535)
  • 「シビルウォー フロントライン」6-7号(Civil War Frontline #6-7)
  • 「ヤングアヴェンジャーズ&ランナウェイズ」3-4号(Civil War Young Avengers and Runaways #3-4)
  • 「ヒーローズ・フォー・ハイアー」2-3号(Heroes for Hire #2-3)
  • 「ケーブル&デッドプール」32号(Cable & Deadpool #32)
  • 「キャプテン・アメリカ」22-23号(Captain America #22-23)
  • 「ファンタスティック・フォー」540号(Fantastic Four #540)
  • 「ミズ・マーベル」8号(Ms. Marvel #8)
  • 「ニューアヴェンジャーズ」24-25号(New Avengers #24-25)
  • 「シビルウォー チュージング・サイズ」(Civil War: Choosing Sides)
  • 「ブラックパンサー」21号(Black Panther #21)
  • 「アイアンマン」13号(Iron Man #13)

Civil War #5

  • 「アイアンマン」14号(Iron Man #14)
  • 「アメイジング・スパイダーマン」536-538号(Amazing Spider-Man #536-538)
  • 「シビルウォー フロントライン」8-9号(Civil War Frontline #8-9)
  • 「ウルヴァリン」48号(Wolverine #48)
  • 「パニッシャー ウォー・ジャーナル」1号(Punisher War Journal #1)
  • 「ブラックパンサー」22-23号(Black Panther #22-23)
  • 「キャプテン・アメリカ」24号(Captain America #24)
  • 「シビルウォー:ウォークライム」(Civil War: War Crimes)
  • 「アイアンマン/キャプテン・アメリカ:カジュルティーズ・オブ・ザ・ウォー」(Iron Man Captain America: Casulties of the War)
  • 「ファンタスティック・フォー」541号(Fantastic Four #541)
  • 「ウィンター・ソルジャー:ウィンター・キルズ」(Winter Soldier: Winter Kills)
  • 「ムーンナイト」7-10号(Moon Knight #7-10)
  • 「ゴーストライダー」8-11号(Ghost Rider #8-11)
  • 「フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」14-16号(Friendly Neighborhood Spider-Man #14-16)
  • 「シビルウォー・ファイルズ」(Civil War Files)

Civil War #6

  • 「シビルウォー・フロントライン」10号(Civil War Frontline #10)
  • 「パニッシャー ウォー・ジャーナル」2-3号(Punisher War Journal #2-3)
  • 「ブレイド」5号(Blade #5)
  • 「シビルウォー:ザ・リターン」(Civil War: The Return)
  • 「ブラックパンサー」24号(Black Panther #24)
  • 「ファンタスティック・フォー」542号(Fantastic Four #542)

Civil War #7

  • 「アメイジング・スパイダーマン」538号(Amazing Spider-Man #538)
  • 「ブラックパンサー」25号(Black Panther #25)

Civil War エピローグ

  • 「シビルウォー フロントライン」11号(Civil War Frontline #11)
  • 「キャプテン・アメリカ」25号(Captain America #25)
  • 「ファンタスティック・フォー」543号(Fantastic Four #543)
  • 「シビルウォー・ポスターブック」(Civil War Poster Book)
  • 「シビルウォー:ザ・コンフェッション」(Civil War: The Confession)
  • 「シビルウォー:ザ・イニシアティブ」(Civil War: The Initiative)
  • 「シビルウォー:バトルダメージ・レポート」(Civil War: Battle Damage Report)
  • 「マーベル・スポットライト:シビルウォー・アフターマス」(Marvel Spotlight Civil War Aftermath)
  • 「マーベル・スポットライト:キャプテン・アメリカ・リメンバード」(Marvel Spotlight: Captain America Remembered)

関連しているがリストに載っていないもの

  • The 2006 Eternals relaunch has the Civil War play a fairly present background in the setting with Sprite appearing in pre-registration PSAs. 3号ではアイアンマンはSersiに登録する気を起こさせた。6号ではアイアンマンとハンク・ピムはエターナルズにもう一度登録させようと試みたが、断られた。最終的に、Zurasはエターナルズは人類に干渉するつもりは全くなく、一連の出来事とは没交渉でいる事を説明し、アイアンマンは妥当な折衷案としてそれを認めた。
  • 『デアデビル』87号はワンショット『シビルウォー: チュージングサイズ』に繋がっている。
  • 『ニュー・X-メン』28号および『シーハルク』9号は間接的だが強く巻き込まれている。
  • 『ブラックパンサー』19-20号(World Tour)では、ブラックパンサーがドクター・ドゥーム、そしてインヒューマンズとシビルウォーに関して議論した。(マーケティングの間違いのため公式のタイインとしてリストに加えられていない。)
  • 格子柄の背景や、『Not part of a Marvel Comics event』という文言、がカードを掲げて『Mark Millar licks goats』と読んでいる様子を含んだNextwave: Agents of H.A.T.E.#11のカバーはCivil Warのパロディになっている。
  • 『スパイダーマン&パワーパック』3号(2007年3月)にはMarc Sumerak作、Chris Glarrusso画の「Civil Wards」というタイトルのパロディがある。
  • ロバート・カークマンの『マーベル・チームアップ』の最終巻はアイアンマンとともにワシントンに旅立つピーター・パーカーで始まっている。
  • 2006年のミニシリーズ『ユニオンジャック』3号でもまたトニー・スタークとピーター・パーカーのワシントンへの旅が言及されている。
  • 『インクレディブル・ハルク』100号にはMr.ファンタスティックのクローン・ソーへの関与について、12ページのバックアップストーリーが含まれている。
  • 『アニヒレーション』(Anihilation)4号で、地球出身のヒーローであるノヴァがシビルウォーの事を知り、ヒーローたちが(団結してアニヒラスの脅威に立ち向かわずに)取った行動に失望した。

日本語版

訳出されたのは本編に相当するCIVIL WARの#1-#7のみであり、大まかな事件の流れは追うことができるが、個々のヒーローの内的葛藤はほとんど描かれていない。折込のチラシではその他のクロスオーバーストーリーは「翻訳検討中」となっている。

関連項目

脚注

  1. ^ "Civil War" (Press release). Marvel Comics. D2005-12-28. {{cite press release2}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  2. ^ www.newsarama.com - Civil War & Peace Of Mind with Mark Millar (Part 2)”. 2007年3月20日閲覧。
  3. ^ Civil War #1
  4. ^ Flamini, Anthony & Byrd, Ronald; Civil War Battle Damage Report; March 2007; Page 1
  5. ^ a b c Civil War #2
  6. ^ New Avengers #22
  7. ^ a b Civil War #4 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "Civil War #4"が異なる内容で複数回定義されています
  8. ^ Amazing Spider-Man #535
  9. ^ Civil War #6
  10. ^ forum.newsarama.com/showthread.php?t=92680”. 2007年3月20日閲覧。
  11. ^ www.marvel.com/catalog/?date=2007-02-21”. 2007年3月20日閲覧。
  12. ^ a b c www.newsarama.com - Mark Millar's Civil War Post-Game Show”. 2007年3月20日閲覧。
  13. ^ www.marvel.com/catalog/”. 2007年4月27日閲覧。

外部リンク

Newsarama Coverage