スパイダーマン: ブランニュー・デイ

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"ブランニュー・デイ
Brand New Day"
出版社マーベル・コミック スパイダーマン: ビッグ・タイム
出版日2008年1月 – 7月
ジャンルスーパーヒーロー
タイトルThe Amazing Spider-Man #546-564
主要キャラスパイダーマン
ハリー・オズボーン
Mister Negative
Jackpot
Menace
Freak
製作者
ライターDan Slott, Marc Guggenheim, Bob Gale, and Zeb Wells
アーティストSteve McNiven, Salvador Larroca, Phil Jimenez, Chris Bachalo, Marcos Martin, and Barry Kitson
インカーDexter Vines, Andy Lanning, and Tim Townsend
着色Morry Hollowell, Dave Stewart, Jason Keith, Jeromy Cox, and Antonio Fabela

ブランニュー・デイ」("Brand New Day")は、マーベル・コミックの『アメイジング・スパイダーマン』で2008年に展開されたストーリー展開である。「ワン・モア・デイ」で世界が変わった後のスパイダーマンの冒険を描き[1]、"Spider-Man: Big Time"へと続いてゆく。

このストーリー展開に合わせてマーベルは『アメイジング・スパイダーマン』誌を同社唯一の『スパイダーマン』のオンゴーイングシリーズとし、月3回刊行のスケジュールとなり、『フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン英語版』及び『センセーショナル・スパイダーマン (vol. 2)英語版』はキャンセルされ[2]、「基本に立ち返った」ストーリーのシリーズとなった[3]。『スパイダーマン』作品が統一されたのは1976年12月(Peter Parker, The Spectacular Spider-Man #1が発売)以来のことである。

物語[編集]

新しい設定[編集]

「ワン・モア・デイ」によりスパイダーマンとメリー・ジェーン・ワトソンの結婚は無かった事になった。スパイダーマンの正体は全員が忘れ去り、ハリー・オズボーンは復活し、数年間ヨーロッパに居たことになっていた。メイおばさん英語版も健在であり、ホームレス施設へのボランティアを行っている。ピーターはまた自作した機械であるウェブシューターを使うようになっていた。「一部の人々」は、スパイダーマンが「シビル・ウォー」事件の際にマスクを脱いだことを漠然と覚えているが、どんな顔がマスクの下にあったかについては覚えていない[4]

ブランニュー・デイ[編集]

スパイダーマンはスーパーヒューマン登録法より100日間姿を消していた。ピーター・パーカーはメイおばさんの家に住みつつ、安いアパートを探し、就職活動をしていた。金に困ったピーターは『デイリー・ビューグル英語版』へ未払分の給料を貰いに行くが、『ビューグル』は部数激減により財政難に陥っていたことを知る。ピーターはそれでも給料を支払うようJ・ジョナ・ジェイムソンに求め、そしてジェイムソンはそのショックにより心臓発作で倒れてしまう。

日本語版[編集]

日本語版は小学館集英社プロダクションより発売されている。

タイトル 収録内容 ISBN 発行日
スパイダーマン: ブランニュー・デイ 1 The Amazing Spider-Man #546-551
Free Comic Book Day 2007: Spider-Man "Swing Shift"
Venom: Super Special
ISBN 978-4796871358 2012年12月8日
スパイダーマン: ブランニュー・デイ 2 The Amazing Spider-Man #552-558
ISBN 978-4796871365 2013年1月30日
スパイダーマン: ブランニュー・デイ 3 The Amazing Spider-Man #559-563
ISBN 978-4796871372 2013年2月27日

参考文献[編集]

  1. ^ Steve Wacker and Dan Slott interview”. 2011年6月1日閲覧。
  2. ^ Wizard World Philadelphia Spider-Man panel coverage” (2007年6月15日). 2013年1月30日閲覧。
  3. ^ San Diego Comic-Con 2007: Amazing Spider-Man - Brand New Day Creative Team Spotlight - Marc Guggenheim and Salvador Larroca”. 2011年6月1日閲覧。
  4. ^ "Spider-Man: The New Status Quo!", The Amazing Spider-Man #546 (2008年1月)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]