X-MEN VS. STREET FIGHTER

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X-MEN VS. STREET FIGHTER
ジャンル 対戦型格闘ゲーム
対応機種 アーケードCPS-2
セガサターン
プレイステーション
発売元 カプコン
人数 1~2人
メディア カートリッジ(AC)
CD-ROM1枚(SS・PS、SSは4M拡張RAM同梱版あり)
発売日 1996年(AC)
1997年11月27日(SS)
1998年2月26日(PS)
デバイス 1レバー+6ボタン
  

エックスメン VS. ストリートファイター』(-バーサス-)(X-MEN VS. STREET FIGHTER)はカプコン1996年に発売した対戦格闘ゲームマーベル・コミックの代表作『X-メン』の登場人物と、カプコンの代表作『ストリートファイター』(主に『ストリートファイターZERO』)シリーズのキャラクターが共闘した初の作品。なお、『ストリートファイター』のキャラクターが複数登場するのに単数形なのは“ゲームとしての『X-MEN Children of The Atom』と『ストリートファイター』両タイトルの対決”という図式であるため。略称は『エクスト』『Xスト』『XMvsSF』など。

前作X-MEN Children of The Atomにおいて、あくまでお遊びの隠しキャラとしてストリートファイターシリーズのキャラである豪鬼が登場したことで、マーヴル側から「どうせなら完全にクロスオーバーさせては」との意見が出て、本作が誕生した。他社のキャラクターがクロスオーバーすることに慣れているアメリカンコミックならではの発想であった。

1997年11月27日に4メガ拡張RAM専用ソフト第1弾としてセガサターン版が発売された(初期は4M拡張RAMカートリッジ同梱。後に単体版が発売)。

目次

[編集] システム

本作では『X-MEN』および『ストリートファイター』シリーズの登場人物から2人を選び、相手のチームと1本勝負で戦う。交代方法は以下のとおり。

ヴァリアブルアタック
通常の交代。プレイヤーキャラが画面端に引っ込むのと同時にパートナーが特定の攻撃モーションをしながら乱入する。交代直後は決めポーズを取るので防御されると反撃確定となる為、使いどころをよく考える必要がある。
ヴァリアブルカウンター
ゲージを1本消費し、ガード硬直をキャンセルして交代する。
ヴァリアブルコンビネーション
ゲージを2本消費し、2人同時にハイパーコンボで攻撃する本作を象徴する技といえる。攻撃後にパートナーと交代する。互いに飛び道具系のハイパオーコンボであれば問題無いが、突進系である場合は威力を十分に発揮できないなど、キャラによる相性が別れる技でもある。

 ダメージを与えた際に、受けた側の体力ゲージに赤い部分と表示されない部分が発生する。表示が消えた部分はダメージとして確定した分で、赤く表示されている分については控えに回っている間、徐々に回復していく。なお交代して出てきた際に赤い部分が残っていた場合、それについてはダメージとして確定してしまう。

この交代関係のシステムは後のVS.シリーズでも共通して用いられることとなった。

・アドバンジックガード  防御中にパンチボタン三つを同時に押すことで、相手を後方に押しやるいわゆる硬め防止技で、本作以降、マーヴルVS全シリーズに受け継がれるシステムである。また、『ジョジョの奇妙な冒険』など一部のゲームでも採用された。

時間切れにおける判定については生き残っている人数ではなく、体力残量の合計値が基準となる。そのため、両者の体力がほとんど残っていない状態のチームに1人が倒された側のチームが勝つということもあり得る。

本作ではど派手なハイパーコンボを持つX-MENのキャラに合わせるべくストリートファター側の技が、大幅にパワーアップされたことが(リュウの巨大な波動券、ナッシュの衝撃波の出るサマーソルトなど)話題になった。またハイパーコンボも複雑な操作を必要としない簡単コマンドで出せる為、初心者でもとっつきやすくなっていた。

また、大ジャンプができるようになり、『ストリートファイター』のキャラクターのほとんどが空中で飛び道具が使えるようになった(大ジャンプ中に飛び道具を出した場合、地面に落ちる速度が少しの間だけ遅くなる)。

今作から「エリアルヒットマーク」というエリアルレイヴ開始技に限りこの白の波紋状のエフェクトが追加され、どの技がエリアル開始技なのかが対戦中に分かりやすくなった。

演出面では『X-MEN Children of The Atom』と『ストリートファイターZERO』シリーズの両方から引用されており、初期のバージョンのキャラクター選択時のBGMが『X-MEN』と『ストリートファイターZERO』の両方が流れるようになっていた(『X-MEN』のキャラクターにカーソルを置いていると『X-MEN Children of The Atom』のキャラクター選択BGMが流れ、『ストリートファイター』のキャラクターにカーソルを置けば『ストリートファイターZERO2』のキャラクター選択BGMが流れるようになっていた)。 しかし、後のバージョンになると『X-MEN Children of The Atom』のキャラクター選択時BGMに統一されている。

[編集] 概要

このゲームは多くのキャラクターが実戦で狙っていける程度の難度の永久コンボを持っていたが[1] 、当時ゲームセンターではそれなりにインカムがあった。

1998年2月26日にはプレイステーションで『エックスメン VS. ストリートファイター EXエディション』が発売された。セガサターン版は4M拡張RAMカートリッジを使用することでRAM容量が計6Mとなり4人分のキャラクターを問題なく扱うことができたが、拡張RAMの無いプレイステーション版では4人分の全ての動きを読み込むことができないので対戦中の交代が無いなどのアレンジが施されている(隠しコマンドを入力すれば、アーケード版システムでのプレイが可能になる(対戦モード限定)。その際は、お互い順番違いで同じキャラクターを選ぶ必要がある(例:リュウ&ケン VS ケン&リュウ)。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 登場キャラクター

[編集] プレイヤーキャラクター

[編集] X-MEN

サイクロップス
本作に登場したX-MENメンバーで次回作に続投するのは彼とウルヴァリンのみ。
タイトル画面と本人のエンディングでリュウと握手を交わす。
ウルヴァリン
本作の彼のエンディングにはX-MENメンバーのジュビリーが登場する。
ガンビット
シリーズ初登場となる。ハイパーコンボの「ロイヤルフラッシュ」は威力とヒット数が共に強い。
ジャガーノート
彼のエンディングは『ストリートファイター』のキャラクターが一切絡まない(ガンビットも同じ)。
ストーム
彼女のエンディングには次回作に参戦するキャラクター達がカメオ登場する。
セイバートゥース
ヴィラン側で唯一のシリーズ初登場キャラクター。ゲージがある時の爆発力が非常に高く、連続技の難易度も低いことから強いキャラ。
マグニートー
ベガとタッグを組むとエンディングの展開がうまくつながるようになる。ちなみに彼のエンディングは『ストリートファイターII'』の四天王エンディングのパロディになっている。本作の「マグネティックテンペスト」は大量の磁力塊を次々と飛ばすようになっており、対空や削りに使えるようになったうえに威力も上がったので性能が大幅に向上した。また「マグネティックフォースフィールド」は、前作までのバリアー技から当て身技へと変更された。
ローグ
シリーズ初登場となる。必殺技「パワードレイン」を決めた後に「能力使用」で相手の必殺技をコピーして使う事ができる。また豪鬼に「パワードレイン」を決めるとハイパーコンボの「瞬獄殺」も使用可能になる。

[編集] ストリートファイター

リュウ
本作のエンディングでサイクロップスと友情を誓う以外は、原作ゲームと性格は全く変わらない。
ケン
本作のエンディングは今までの出来事は息子のメルと一緒に遊んでいるゲームの内容という、いわゆる夢オチになっている。
春麗
通常は『ストリートファイターII』などのチャイナ服だが、スタートボタンを押しながらキャラクターを選択する事で『ストリートファイターZERO』シリーズでのジャージ衣装へと変化する。本人のエンディングではチャイナ服だが、他のキャラクターの時はジャージ衣装を着ている。
ナッシュ
『ストリートファイターZERO』シリーズの「報われないエンディング」という路線を受け継いだものか、本作のエンディングではシャドルーに捕まって改造手術されてしまい、親友が心配するオチになっている。
ザンギエフ
本作のエンディングではX-MENメンバーのコロッサスと一緒に、(次回作で復活する)オメガレッドを倒しにいく。
ダルシム
本作のエンディングはケンと同様に、夢オチ(座禅中に見た夢)になっている。
キャミィ
「シャドルー所属」の設定で登場する。本作のエンディングでは、この事件を経てデルタレッドに入隊したという経緯になっている。アメコミ作品とのクロスオーバーのためか、必殺技「スパイラルアロー」の名前が、海外版の『スーパーストリートファイターII』で使われていた名称である「キャノンドリル」になっている。本作での衣装と設定が後に『ストリートファイターZERO』シリーズへ受け継がれ、本作からの必殺技である「キャノンリベンジ」「キャノンストライク」「キラービーアサルト」も『ZERO3』へ逆輸入された。
ベガ
マグニートーとタッグを組むとエンディングの展開がうまくつながるようになる。本作の「サイコショット」と「ダブルニープレス」は溜め技ではなくコマンド技になっており、性能が変わっている。また飛行ができるようになり、「サイコフィールド」という必殺技が追加されている。
豪鬼
選択画面には姿が無いが、最上段のさらに上に隠れている。本作の瞬獄殺はゲージ一本で使用出来、技後の追い打ちが可能。

[編集] ボスキャラクター

アポカリプス
ボスキャラクターではあるが、最終戦の相手ではない(いわゆる中ボス)。アポカリプスを倒した後にパートナーキャラクター(プレイヤーはアポカリプスをKOした時に使用していたキャラクターを使用)との一騎打ちがあり、それに勝利するとエンディングとなる。
攻撃力は大きいが、体の向きを変える事ができないので、攻撃のパターンと対処法さえ覚えれば楽に倒せる。
プレイステーション版では使用可能になっていて、対人戦で使うと尋常でない強キャラである。
ちなみに体力ゲージが通常キャラのハイパーコンボゲージの位置に配置されている(その為、アポカリプスにハイパーコンボは無い)。ゲージの色も通常キャラクターは緑だが、アポカリプスのみ紫になっている。

[編集] 脚注

  1. ^ アップデート版や家庭用では一部の技の性能などが調整され、いくつかの連続技は成立しなくなっている。それでも全ての永久コンボ・即死コンボが無くなったわけではなく、調整によって新しく出来るようになった永久コンボもある。また、シリーズを重ねるにつれ、連続技があまり繋がらなくなった。

[編集] 関連項目

(※ この2作はVS.シリーズには含まないとする場合もある)