MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES

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MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
ジャンル 対戦型格闘ゲーム
対応機種 アーケード(NAOMI)
ドリームキャスト
プレイステーション2
Xbox
発売元 カプコン
人数 1~2人 (対戦)
メディア GD-ROM1枚(DC)
CD-ROM1枚(PS2)
DVD-ROM1枚(Xbox)
発売日 2000年3月(AC)
2000年3月30日(DC)
2002年9月19日(PS2、Xbox)
デバイス 1レバー+6ボタン
モデム対応(DC、PS2)
  

MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES』(マーヴル VS. カプコン 2 ニューエイジ オブ ヒーローズ)は2000年3月にカプコンアーケードドリームキャストで発売した対戦格闘ゲーム。本項においてはゲームのタイトル、及び当時の記述にならいMARVELの表記を「マーヴル」に統一する。

目次

[編集] 概要

マーヴル・コミック社とのVS.シリーズの最終作となった本作では、これまでのシリーズ作品のキャラクターがほぼ総登場し、使用可能キャラクターの総数は50人を超えた。これは最終作としてプレイヤーに未練を残させたくなかったためとしている。また、キャラクターの多さに伴って、従来のVS.シリーズの2on2による対戦から3on3による対戦へ変更している。

これまでのシリーズと同様に、「ハメ」に近い攻め手やアーケードゲームではタブーとされる永久コンボ・即死コンボが多数存在しており、その点を挙げて「ゲームバランスが悪い」と酷評されることが多いが、自由度の高い「ヴァリアブルアシスト」を利用した立ち回りや大味さと緻密さを併せ持つチーム単位での戦術面はマニアックな支持を受けている。また、日本よりも米国での人気が高くゲームへの研究が盛んで、米国では格闘ゲームの全国大会「Evo」の種目として毎年選ばれているほどの人気を誇る。

後に2002年9月19日にはプレイステーション2Xboxでも発売されたが、生産数が少ないためか中古市場でも高値で安定している。ドリームキャスト版は現在では購入には注意が必要(理由は後述)。

2009年PS3XBOX360にてダウンロード販売が決定。またPS3版では北米のみ体験版が配信されており、6キャラクターが使用可能。北米以外での販売は未定だが、PS3体験版では日本語に対応している。

[編集] 特徴

背景
これまでの2D格闘にはあまり見られなかったが、本作は2D(ドット絵)で描画したキャラクターを3D(ポリゴン)で表現した背景の上に置いている。後に、『CAPCOM VS. SNK 2』でも本作と同様の手法がとられている。
音楽
柴田徹也高野充彦が共同で作曲を担当。今作ではキャラクター単位ではなくステージ単位で音楽が用意されており、ステージによってはBGMはインストゥルメンタルではなくボーカル入りのものがある。このボーカル担当者についてはスタッフロールでシークレットとされている。
キャラクター
一度に最大6人もの人数が画面に登場するシステムによるメモリ不足を避けるため、キャラクターのドットが前作までよりも若干削減され、キャラクター全員がアドバンシングガードのモーションを削られている他、ジャガーノート、ブラックハートなどの巨大なキャラクターは通常のパターン画も減らされており、センチネルに到っては立ちポーズでの動きがほとんど削られている。

[編集] ゲームシステム

本作はそれまでのVS.シリーズと異なり1チーム3人制。いわゆる3on3であるがSNKの『KOF』シリーズやSEGAの『バーチャファイター3tb』のような勝ち抜き戦とは異なり、6人のキャラクターが同時に入り乱れてバトルする。なおチームは必ず3人で組まねばならず、それより少ない人数でのプレイは出来ない。

操作形態は1レバー・6ボタン制だが、前作までと違い直接の攻撃に使用するボタンは6つの内4つ(弱・強のパンチ・キック。中攻撃は弱攻撃からチェーンコンボとしてのみ出すことができる)だけで、残り2つはパートナーに関する操作の為のボタンとなっている。

強力な必殺技である「ハイパーコンボ」などを使用するのに消費するハイパーコンボゲージは最大5本まで溜めることができる。

相手側チーム3人全員を倒さねば決着にならないルールだが、時間切れでの決着もある。その際は3人の体力ゲージ残量の合計で勝敗が決まるようになっている。例えば片方のチームが「1人もKOされてはいないが、3人とも体力ゲージが一割を切っている」という状態でもう片方が「メンバー2人をKOされたが最後の1人は全くの無傷」という状態の場合、後者の勝利になる。

[編集] パートナーボタン

パートナーボタンは控えの2名にそれぞれ対応しており、ヴァリアブルコンビネーションを除く以下のパートナーボタンを使ったアクションにおいて、パートナーの選択がボタンの押し分けで行われる。なお、現在戦っているキャラクターがパートナーと交代する場合は、パートナーボタンではなく同じ強さのボタン同時押しで行う(ヴァリアブルアタック)。

ヴァリアブルアシスト
『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』でも採用された、パートナーを呼んでの援護攻撃。通称アシスト。パートナーボタンを押すことで対応したパートナーが出現、必殺技を繰り出し、去っていく。使用回数に制限は無いが、その間に攻撃を受けた場合はダメージを受ける。
キャラクター選択時には1人決定するごとにアシストタイプセレクトが入る。全てのキャラクターに「タイプα」、「タイプβ」、「タイプγ」の3種類があり、キャラクターごとに性能は違うが「対空迎撃タイプ」「シューティングタイプ」「打ち上げ攻撃タイプ」などの大まかな説明を表示してくれるので、それを見ながら1種類を選ぶ。
パートナーを呼ぶタイミングが前2作に比べ格段に自由度が増したことで、ヴァリアブルアシストは、キャラクターをアシスト専門としてチームに入れる戦術も取られるほどに、攻めるための布石などとして操作キャラクターの立ち回りの大きな比重を占める本作において真っ先に理解すべき最重要システムとなった。熟練したプレイヤー同士のゲームであれば、事実上操作キャラクターだけでなく、アシストも含めた1対1以上での戦いが繰り広げられる。
ヴァリアブルカウンター
ガード硬直をキャンセルして反撃しながらの交代。
スナップバック
自分が交代するのではなく、殴り飛ばして相手側を強制交代させる。相手側のパートナーどちらが出てくるかは、攻撃側が2つのパートナーボタンのうちのどちらを押したかで決定される。
自分側が有利に立てるキャラクターや体力の少ないキャラクター、アシスト専門のキャラクターなどを呼び出して攻撃できるチャンスを得るのに使うほか、「ディレイドハイパーコンボ」を弱体化させるために並びを崩すといったより高次な戦略でも使ったり、相手側がアシストを呼び出している場合にはこれを利用した永久コンボも行える。
ヴァリアブルコンビネーション
チームメンバー全員でハイパーコンボを同時に出す。前作までと異なりこの行動では交代は行われなくなった。ちなみにゲーム中に特に説明は無いが、複数のハイパーコンボを持つキャラクターがその中からどれを出すのかはアシストタイプと連動して決定されている。パートナーボタンの同時押しで発動。

[編集] その他の新システム

ディレイドハイパーコンボ
ハイパーコンボの動作中(ほぼいつでも)に次のキャラクターのハイパーコンボのコマンドを入力する事で、次に待っている控えキャラクターがハイパーコンボを出しながら登場。敵に次々とハイパーコンボを叩き込みつつ交代する事ができる。次のハイパーコンボを撃った時点で前のハイパーコンボを撃ったキャラクターは動作を中断し、控えキャラクターとなる。
連続技としての使用のほか、ヴァリアブルアタックに比べて安全な交代、隙の長いハイパーコンボの隙消し、ディレイによって相手の反撃を潰すなど汎用性の高いシステム。キャラクター間の相性にも良し悪しがあり、このシステムを有効活用するためにはチームの順番もまた重要な要素となる。
ハイパーキャンセル
必殺技中にハイパーコンボのコマンドを入力すると、必殺技をキャンセルしてハイパーコンボを出すことができる。
ヴァリアブルカウンターも必殺技扱いのためハイパーキャンセル可能であり、ディレイドハイパーコンボも組み合わせた強力な反撃も行える。

[編集] 総評

全体のシステムも個々のキャラクターの性能も、1対1ではなく複数人同士がぶつかる事を前提に構築されており、複数キャラクターとの連携攻撃や、時には逃げて控えキャラクターの体力を回復させるといった、多くの戦法をとることができ、従来の格闘ゲームと比べ戦術理論はより複雑である。そのため、対人戦での初心者と熟練者の力の格差も従来のゲーム以上に大きい。

[編集] アーケードとドリームキャストの連動

アーケード版はシステム基板としてNAOMIを使用しており、同時期に発売されたドリームキャスト版とビジュアルメモリを介して連動する。

ドリームキャスト版のセーブデータはシステムデータとビジュアルメモリ用のアプリケーション"VS.COM"からなり、アーケード版はこれを認識することでドリームキャスト版で使用可能になっているキャラクターが使えるという特典が発生したり、連動プレイを繰り返すことでアーケード版自体で使用可能なキャラクターが増えたりする。

アーケード版にビジュアルメモリを挿してプレイすることにより、ドリームキャスト側では隠しキャラクターを購入するために必要なポイントの一つ"N-pts."が獲得できる。隠し要素の購入に必要なポイントはこのN-pts.の他に、ドリームキャスト版のオフラインプレイで獲得可能な"D-pts."と、ドリームキャスト版のオンラインプレイ(通信による対人戦。なおすでにこの通信対戦サービスは終了している)で獲得可能だった"V-pts."がある。また、ドリームキャスト版のセーブデータにもレベルがあり、このレベルに応じた条件で選ばれたキャラクターを購入していくことになる。なお、キャラクターの購入はドリームキャスト版だけでなく、ビジュアルメモリ上のVS.COMからも可能。

アーケード版との連動や通信対戦も重視した仕様だったが、多大な時間と手間、そしてアーケードでのプレイ代や通信料などの出費を要求されるシステムであった事から、批判的意見が多かったようである。その反省からか後に発売された『カプコン バーサス エス・エヌ・ケイ ミレニアムファイト 2000』ではポイントは一本化されている。

2006年現在、ドリームキャストだけでのプレイで獲得できるD-pts.については問題無いとして、連動プレイ対応筐体の設置店の少なさからN-pts.の獲得チャンスは非常に限定されてしまっている上、前述の通り通信対戦サービスが既に終了しているためにV-pts.にいたっては完全に獲得不可能である。そのため救済措置として、カプコンユーザーサポートにその旨を伝えビジュアルメモリを送ると、全キャラクターが使用可能なセーブデータを入れて返送してくれる。ただしこれは全キャラクター使用可能なデータで上書きするという形であるため、それまでにセーブされていたハイスコア等の内容は保持されない(ビジュアルメモリを送る際の送料はユーザー負担。返送の際の送料はカプコン側が負担してくれる)。なお、現在のような救済形態になる前に「オフィシャルサイトで全キャラクターが使用可能なデータを公開する」という方法をとっていた時期がある。また、DC版『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』の予約特典ディスクに、全ての隠し要素が開放されたセーブデータを入手できるディスクもあった(現在は入手困難になっている)。

プレイステーション2版では、ポイントは通常プレイして得られるもの(P-pts.)とネットワーク対戦によって得られるもの(V-pts.)の二種類に変更され、購入画面を出入りすることで、V-pts.がなくともP-pts.のみで全てのキャラクターを集めることが可能になった(その代わり、P-pts.の使用ポイント数が高くなる)。なお、2004年8月24日に通信対戦サービスは終了した(DC版と同様の郵送によるサービスを行ってくれるのかについては不明)。

[編集] 登場キャラクター

以下に挙げるキャラクターの内、アビスは最終ステージで登場するボスキャラクターでありプレイヤーが使用することはできない。それ以外の56人(正確には55人だが、ウルヴァリンにはバージョン違いがあり2人分に数える)が使用キャラクターである。各キャラクターにはアーケード版およびドリームキャスト版で異なるグループ分け(アーケード版では使用可能になるタイミングが、ドリームキャスト版ではショップに入るレベルの条件が異なる)が行われている。

本作では、『X-MEN Children of The Atom』から『MARVEL VS. CAPCOM』までの5作品にプレイヤーキャラクターとして登場したことのあるほとんどのキャラクターが総出演するが、このうち、「アニタ」、「憲磨呂」、「アポカリプス」、「メカ豪鬼」、「オンスロート」の5体は本作では登場しない(後者3体はCPU専用で、家庭用版のみ使用可能)。また、通常のキャラクターのバージョン違い(「シャドウ」や「アーマースパイダーマン」など、『Xスト』から『マブカプ』までの隠しキャラクター)も、ハイパーコンボによってチェンジできる「メカザンギエフ」と「日焼けさくら」、および先述の「アダマンチウムを失ったウルヴァリン」以外は登場しない。設定上は別人だがゲーム中のグラフィックが同一のキャラクター(「キャプテンアメリカ」に対する「USエージェント」など)も基本的に登場しないが、例外として「アイアンマン」と「ウォーマシン」は共に登場する。

各キャラクターについては、名前の後のカッコ内に示した英語版ウィキペディアの記事へのリンクも参考にされたい。日本版のゲーム中に表示されるアルファベット表記と英語表記が異なるキャラクターは、日本版/北米版の順に併記する。

なお、声優担当者の名前は全て「Secret」扱いである。

[編集] マーヴル・コミック側

[編集] アーケード版・家庭用ゲーム機版ともに最初から使用可能

ケーブル (Cable)
サイクロップスとマデリーン(ジーングレイのクローン。ゲームには登場しない)の息子。原作での細かな設定などについてはX-メンの項目を参照されたし(他のX-MENキャラクターも同様)。
必殺技の「バイパービーム」および「ハイパーバイパー」は格闘ゲームとしては珍しい、激しい曲線のビームであるが、これについても小さな長方形の当たり判定を細かくつけることでグラフィックと連動した判定を実現している。
体が大きく、動きが遅く大振りで隙も大きい、攻撃力・防御力ともに並と苦しい戦いを強いられるが、空中で出すハイパーコンボ「ハイパーバイパー」の性能が際だって高く、「ハイパーバイパー」を連続して当てる高い威力の連続技や、βヴァリアブルカウンターをキャンセルして「ハイパーバイパー」に繋げる連続技などで爆発的な強さを発揮。反面、自身はゲージを溜める能力にも乏しいことから、ハイパーコンボゲージを溜めてからの爆発力に特化した性能と言える。キャラクター評価としては「四強」の中に入っており、初心者が使用しても強力である。上級者の間では対センチネル戦を得意とすることが高く評価されており、センチネルキラーとして使われることも多いが、それ以外のキャラクターには苦手キャラクターが多く、相手のガードを崩す力の低さや「ハイパーバイパー」以外の強みの少なさから対応されやすいため本来の強さを発揮するには知識を要する。
マロウ (Marrow)
肉体から強靭な骨を取り出し武器とすることができるというミュータント能力を持つ。心臓が2つあるのも原作では大きな特徴であったが、それは特にゲームには反映されていない。
敏捷性に優れたキャラクターだが防御力が低いため使いこなすのが難しい。日本ではゲーム発売当時知名度も低かった事もあり、プレイヤーキャラクターとしての人気は低かった。
サイクロップス (Cyclops)
X-MENの初代リーダーでゲームの登場も多い。「オプティックブラスト」と呼ばれる強力な破壊光線を目を開けている限り常に放っており、ゴーグルで制御している。
今作ではスーパーオプティックブラストのコマンドが変更され、より使い易くなり、メガオプティックブラストが空中でも使用可能になった。長い無敵と多段ヒットが特徴のβアシストが強豪キャラクター(特にセンチネル)と相性が良い。上級者の間ではアシスト専門キャラクターとされるが、高性能のハイパーコンボや二段ジャンプができるなど本体性能も悪くなく、アメリカの巨大なゲーム大会Evolution2007の決勝で優勝候補の一角であるプレイヤーがほとんど相手の体力を減らせないままサイクロップス一人の状態に追い詰められ、更に相手がその試合を勝つと相手の優勝が決定するという逆境から、マグニート、ストーム、サイロックといった強力なチームをサイクロップス1人で倒すという凄まじい大逆転を見せた。最終戦で敗北し、準優勝に終わったものの、その雄姿はEvolution2007のDVDの販促用ムービーとして採用されており、YouTubeなどで見ることができる。
スパイダーマン (Spider-Man)
ウルヴァリンなどと並び、マーヴル・コミックスのキャラクターでは最も人気のあるキャラクターのうちの一人で、日本での知名度も高い。技の構成で言うと一応「波動昇龍キャラ」に分類されるが、性能が独特で慣れがいる。原作での細かな設定などについてはスパイダーマンの項目を参照されたい。
ハルク (Hulk)
マーヴル世界において怪力の代名詞のようなキャラクターで、力の強さを表す際に「ハルクと互角のパワー」などと良く比較対象にされる。映画化の影響で最近は国内でも知名度が高い。本作ではジャガーノートと同じタイプのスーパーアーマー効果を常に帯びている。
ジャガーノート、ザンギエフ、コロッサスなどとの大きな違いは「敏捷性」である。原作でも弾道ミサイルをジャンプして捕まえるなどと「敏捷性」を意識させる動きがあったが、ハイパーコンボ「ガンマクラッシュ」は宇宙までジャンプして隕石を持って落下してきて相手にダメージを与える。普通の必殺技でも様々な方向へ高速の体当たり「ガンマチャージ」が可能である。
キャプテン・アメリカ (Captain America)
第二次大戦中に米国の「超人兵士計画」によって産まれたヒーロー。マーブルユニバース最強のヒーローチーム「アベンジャーズ」のリーダー。超合金製の盾で殴ったり投げつけたりして敵を攻撃する。盾を手に持っている状態と、投げて手放してしまった状態とで別に防御力に差は出ないが、必殺技及び通常技の性能に変化がつく。
アイスマン (Iceman)
X-MEN創設メンバーの1人。体の周囲にあるものの温度を急激に下げる事が出来る。ボタンの強さによる空中アイスビームの角度が『X-MEN Children of The Atom』に登場した時とは逆になっているため注意がいる。そのときの能力であった「ビーム耐性」も残っており、一部の飛び道具必殺技はガードしても削りダメージがない。
ドクター・ドゥーム (Doctor Doom)
コミックス『ファンタスティック・フォー』の代表的な悪役。科学と魔法の両道に通じた天才であり、東欧の小国ラトベリアの専制君主である。今作ではエレクトリックケイジにスフィアフレイムと二つのハイパーコンボが追加された。
βアシストが強力なアシスト専門キャラクターだが、プレイヤーキャラクターとしては空中で飛び道具フォトンショットを連発しているだけで相手がなかなか対応しづらく、決定打にはならないが時間稼ぎをしやすい。
ベノム (Venom)
悪のスパイダーマン的な存在。スパイダーマンに恨みを持っていたが、後に和解して街を守るヒーローとなることも原作ではあった。中身の人間の体格が大柄なために、変身後の腕力も強いという原作を意識してか、スパイダーマンに比べ攻撃力が高く遅いが、トリッキーな動きができる。スパイダーマン同様、蜘蛛の糸を操る技がある。特にハイパーコンボの「ベノムウェブ」は、身近に見られる蜘蛛の巣で蜘蛛が餌を取るシーンに近い。一方もう一つのハイパーコンボの「デスバイト」は名前からしても、悪役のイメージを与える。

[編集] アーケード版のみ最初から使用可能

ウルヴァリン (Wolverine)
超回復能力「ヒーリングファクター」(ゲーム中では再現されていない)と、アダマンチウムで覆われた骨格を持ち同じくアダマンチウムで覆われた鋭利な爪を武器に戦うX-MENメンバー。身長160cm程度という小柄な設定で、ゲームでもそれが反映されており他のキャラクターなら避けようのない攻撃を当り判定の小ささで回避出来る事がある。
ガンビット (Gambit)
フランス出身のX-MENメンバー。棒術とミュータント能力で爆弾化したカードで戦う。従来の作品同様、やや玄人好みの作りになっているが、強力なアシストも持っておりやや使いやすくなっている。
しかし、このキャラクターで特筆すべき点は一瞬で試合を決めるバグ技を使った特殊な点にある。日本のプレイヤーの間で「大気圏バグ」と呼ばれることが多く、大会では使用禁止されることが多い。
スナップバックで相手を吹き飛ばし、相手チームのキャラクターが一人もステージにいなくなる間に必殺技ケイジャンストライクで相手キャラクターを追いかけると、ガンビットがいなくなり、以降このバグを使用したチームのキャラクターが一人もステージに現れず、一切相手にダメージを与えられないためにタイムオーバーで負けてしまうというものである。無論、ガンビットのいるチーム側が回復見込み量も含んだ残り体力で勝ってるのが条件となるが、開幕にこれで試合が決まるということもあって多くのプレイヤーから嫌われた。
原理はケイジャンストライクの相手キャラクターに追尾するという特性を利用したもので、プログラムは『チームの控え室』的役割を果たす場所にガンビットが居ると扱う。逆に相手キャラクターを追尾する特性を持つ技(飛び道具を除く)でこのバグを破ることができるキャラクターもいる。
ジャガーノート (Juggernaut)
プロフェッサーXの義理の兄にあたる人物。巨体にみあった高い攻撃力と防御力を持つが、見た目通りに判定も大きいため敵の攻撃を回避しにくい。しかし完全なものではないが常時スーパーアーマーの状態にあり、多少の攻撃にはひるむことなく行動できる。今作ではコマンド投げ技であったネイルスラムがカットされている。
攻撃力を上昇させる「サイトラックパワーアップ」のバグを利用した永久パワーアップや、極めて高い性能を持つ突進攻撃によるハイパーコンボ「ジャガーノートヘッドクラッシュ」など強力な攻撃力を持つが、キャラクター固有の動きの鈍重さから研究が進むにつれて強さを発揮できなくなった。
マグニートー (Magneto)
磁界王と称される強大無比な能力を持つミュータント。原作や映画では人間の血(鉄分)を動かしたり電磁バリアでミサイルを跳ね返したりと、その威力はすさまじい。無論、自分を動かすということに関してもすさまじく老人といって差し支えない年齢だが、物理的パワーや機動力に関してもマーブルのヒーローにひけを取らない。原作コミックの創刊号(1963年)から登場している為、知名度、人気ともに非常に高い。
本作では高い機動力、それによる強力な連続攻撃と回避の性能により最強キャラクターの一角という意見が多く、アメリカではマグニートーを主軸にしたチームでこのゲームの大会で4年間シングル戦無敗という格闘ゲーム史上前代未聞の記録を作ったプレイヤーもいる。日本のプレイヤーはストーム、センチネル、マグニート、ケーブルの4名を4強としてキャラランクの最上位として扱うことが多く、総合力ではセンチネルとストームがマグニートとケーブルより勝ってるとされるが、この4人のうちセンチネルかマグニートをチームの攻撃面の軸に組み立て、ストームは2番手としてチーム全体をサポートする、といった組み立て方のチームが多い。
マグニートをアシストとしてサポートするキャラクターはサイロックαやセンチネルαがよく使われる。上級レベルになると、強力な連続技と連携以外にスナップバックを多用する珍しい戦術が加わり、相手のアシストキャラクターを倒すことで相手チームに致命傷を与える、という爆発力も持つ。
シュマゴラス (Shuma-Gorath)
コミックでは数十年前に2回ほどドクター・ストレンジ (Doctor Strange) の敵役で登場したのみのキャラクターで、カプコンの『MARVEL SUPER HEROES』に登場するまではアメリカですら非常に知名度の低いキャラクターであった。語尾に「シュ」をつけた「でシュまシュ口調」とでも言うべき喋り方をするがこれは日本語版のみの個性で、開発陣の女性スタッフが遊びで言い始めたことによるもの。特筆すべき特殊能力として、K投げに体力吸収能力が付加されている。これは相手の全身に触手で絡みつき、ピストン運動を連想させる動作を行う技であり、当時ゲームセンターでは、女性キャラクターにこの技をしかける光景がよく見られた。家庭用発売によりこの傾向は更に顕著になったといえよう。

[編集] 家庭用ゲーム機版のみ最初から使用可能

サイロック (Psylocke)
X-MENメンバー。本名はエリザベス・ブラドック。イギリスの大富豪の家の生まれだが、現在の肉体は日本人のものである。異次元人を父親に持ち、超能力も父親からの遺伝。
対空アシストαが発生が早く無敵時間があり、ヒットすると吹き飛びダウンなため本体が追い討ち可能。安全なディレイドハイパーコンボ「胡蝶隠れ」と3段ジャンプの時間稼ぎでメインキャラクターの体力回復が可能。このような性質、特にアシストの相性がマグニートーと非常に良く、サポート役としてストームを仲間入りさせたチーム編成は本作の愛好者の間でMSP(Magneto、Storm、Psylockeの頭文字)と呼ばれる。
ローグ (Rogue)
X-MENメンバー。「ローグ(悪党、泥棒などの意)」の名の通り、肌が触れあった相手の生命力や能力を吸収する能力"パワードレイン"を持っている(サイクロップスのオプティックブラスト同様、自分でそれを止める事が出来ない)。その能力通りに初登場の『X-MEN VS. STREET FIGHTER』ではパワードレインで敵の力を吸収し同じ必殺技を使う事が出来たが、本作では力を吸収した相手の個性にあわせてパワーアップやスピードアップなどの効果が現れるという仕様。なお常時スーパーアーマー状態のキャラクター(ジャガーノート、センチネル、ハルク)や、ハイパーコンボ等でスーパーアーマーを発動中のキャラクター(コロッサス、シルバーサムライ、ザンギエフ、ジン・サオトメ)にパワードレインをかけると、それぞれのスーパーアーマーの特性をそのままトレースした効果が得られる(例えば、シルバーサムライの場合なら闘気の重ねがけ回数による影響も正確にトレースし、ザンギエフの場合ならば仰け反らないがガードも出来なくなる)。ちなみに相手もローグだった場合はなにも吸収できない。
アダマンチウムを失ったウルヴァリン (Bone Claw Wolverine)
原作コミックの「全身の骨格に移植されていた特殊金属アダマンチウムをマグニートーに剥ぎ取られた」というエピソードを反映した状態のウルヴァリン。骨でできた爪で戦う。爪の色以外はアーケード版に登場するウルヴァリン(以下通常)と全く同じ外見であり、名前も通常時と変わらず「WOLVERINE」としか画面に表示されないが、二人とも解禁されている場合はこの二人でチームを組むこともできる。このバージョンのウルヴァリンは一部の技が違っていたり(通常に比べてハイパーコンボが2つ少ない)、攻撃力が高かったり動きが軽くなっている反面、防御力が通常のものよりさらに弱いという、より攻撃的な性能になっている。

[編集] アーケード版・家庭用ゲーム機版ともに最初は使用不能

ストーム (Storm)
アフリカ出身のX-MENメンバー。天候を制御する能力を持ち「大自然の女神」と称される。
風に乗り画面を自由に動き雹、雷撃、竜巻などを攻撃手段とする。単体でも十分な強さをもつが『試合を決めるキャラクターではないが、チームを影ながら支える大変強力なキャラクター』『最強の2番手』と評され、使用人気が高い。『4強』の中でも特筆する強さを持つ。
ディレイドハイパーコンボによるアイスストームが非常に強力で、1番手のキャラクターのピンチを救う。また優秀な機動力を活かして逃げ回ることによって、一番手のキャラクターやアシストが強力な3番手のキャラクターの体力回復の時間を稼ぐ、といった従来の格闘ゲームでは珍しい役目も果たす。マグニートやダルシムなどが持つ高速で8方向の空中ダッシュのほか、ジャンプ中は『空中制御』という特殊能力を持ち、レバー↑要素で落下を遅く、↓要素で落下を速くできる。また通常のキャラクターとは異なり、ノーマルジャンプでもレバー←→要素で落下地点をある程度変えられる。
1番手として活躍することもある。ハイパーキャンセルの恩恵で、今作からハイパーコンボのライトニングストームがエリアルレイヴ中、又はそれ以外の場面でのライトニングアタックからコンボになり、次のキャラクターのディレイドハイパーコンボを連続技として組み立てやすい。そのため、複数のゲージを使った強力なハイパーコンボを持つセンチネルなどを2番手に置いて相手の先発を一気に倒すことによって、人数でのアドバンテージを取ることができる。
これらのように『チーム内の繋ぎ』を任されることが多く、戦術をよく知った上級者になればなるほど、ストームの性能の恩恵に預かれることが多い。この作品がチームで戦うという戦術が要求されることを象徴するキャラクターでもある。
コロッサス (Colossus)
ロシア出身のX-MENメンバー。原作マーブルでハルクの「腕力」に対し「防御力」の象徴ともいえる存在にある。ミュータント能力で全身輝く金属の巨人と化す。防御面の性能が高いキャラクターだがハイパーコンボ「スーパーアーマー」によってさらに打たれ強さを強化でき、敵の攻撃に対し全く仰け反らなくなる。
スパイラル (Spiral)
「異次元の魔女」の異名通り、X-MENの敵キャラクターであるモジョが造りだした6本腕の人造生命体で、モジョ・バースというモジョが支配する世界から、神出鬼没に現われる。
空間から6本の剣を呼び出して任意のタイミングで飛ばす「ダンシングソード」による固め・削りが特徴だが、アシストシステムのおかげで「ダンシングソード」の剣をつけやすく、またワープや急降下などの機動面での必殺技も頼りになる。ゲージの補充効率が高いためケーブルなどと相性が良く、自身も3ゲージ消費による強力なハイパーコンボを持つ。
オメガレッド (Omega Red)
ロシア出身。旧ソ連時代に改造手術を受けたミュータント。死のフェロモンであるデスファクターを、特殊合金性の鞭を通して他者に流し込み攻撃する。
ブラックハート (Blackheart)
ゴーストライダー』の宿敵の一人。地獄の王メフィストの息子であるが、反旗を翻し追放されている。
強攻撃は悪魔をばらまく多段ヒットする飛び道具であり、性能は高いが隙が大きいという弱点を持つ。しかし、アシストを隙消しのように使うことで弱点を払拭でき、空中から悪魔をばら撒くという戦法が強さを発揮する。相性のいいアシストはソンソンγやサイクロップスβなどの対空アシスト。自身のβアシストも性能が高い。
セイバートゥース (Sabretooth)
カナダ出身。ウルヴァリンの元同僚で、アダマンチウムの爪と牙を武器としている。ウルヴァリンを、誕生日毎に襲撃してくる宿敵。
シルバー・サムライ (Silver Samurai)
日本のヤクザにしてミュータント。刀を携え銀色の鎧を身につけている。ゲームでは「雷」「氷」「炎」の三種類の闘気を操り、同属性の闘気は重ねがけで効果をアップさせる事が可能。特に防御面を向上させる「氷」の闘気の三段重ねは影響が大きく、コロッサスのものと同じ完全なスーパーアーマー状態になれる。今作では『XーMEN』にあっためくらましと分身の二つ技はカットされ、当然のことながら通常攻撃による削り能力もカットされている。
アイアンマン (Iron Man)
本名トニー・スターク。大富豪の息子として生まれ、わずか15歳で名門マサチューセッツ工科大学を卒業する天才。21歳の時に父親を事故で亡くし、跡を継いでスタークエンタープライズの社長となった。原作通りにゲームでもアーマーの機能で飛行や空中ダッシュなどの行動が可能。
マグニートー、ストーム、センチネル同様に8方向ダッシュや飛行などの特殊移動を持ち、強力なβアシストや、決めれば相手を即死させ、かつゲージを大量に補充できる永久コンボの存在によって、上級者が使えば現実的にワンチャンスで相手チーム3人のうちの2人以上を殺すという、このゲームにおいて「致命傷」を与えることができる連携をもつ強力なキャラクターである。(2人死ぬと残されたキャラクターはアシストなしで戦わねばならず、実質2人のキャラクターと同時に戦うこととなるため。)
ウォーマシン (War Machine)
本名ジム・ローズ。アイアンマンの仲間で、彼の物とほぼ同じ(実際にはコミックスではデザインが異なるがゲームには反映されていない)アーマーを装着している。
画像が使い回しなため通常技などの外見はほぼ同じ。前作では必殺技も名称が違えどグラフィックも同じであったが、今作では「ショルダーキャノン」は名称通り肩から発射されるミサイルになり、しゃがみ大パンチがビームになるなど若干差が設けられている。主には「攻撃のスピードが遅い分、攻撃単発の威力が高い」という性能の傾向で差別化されている。アイアンマンと類似の強力な連携とアシストを持ち、ウォーデストロイヤーという強力なオリジナルのハイパーコンボを持つにもかかわらず、共通のハイパーコンボの「プロトンキャノン」の性能の悪さから、アイアンマンを使う人が多く強さの割に人気がない。無論2人とも選ぶことは可能だが、アイアンマンのサポーターとしては優秀なキャラクターが他にいるのも、人気が低い理由の一つとなっている。
センチネル (Sentinel)
ミュータントを脅威と見なした人間達が作り出したミュータントハンターロボット。最初に選択枠がある52キャラクターを使用可能にすることでキャラクターの選択枠が登場する。本作ではジャガーノートと同じタイプのスーパーアーマー効果を常に帯びている。このキャラクターは出現してからしばらくの間は「動きが遅いが高い攻撃力と防御力を兼ね備えたキャラクター」という扱いであったが、アメリカ人が飛行の有効性を見抜き、動きを研究し続けた結果、「動きは素早く、更に高い攻撃力と防御力、リーチの非常に長い攻撃を数多く取り揃えたキャラクター」へと変貌した。上記の説明でわかる通り、あらゆる面において最強クラスのキャラクターである。特に動きの高速化は凄まじく、飛行をフル活用する事でこのゲームの半数以上のキャラクターはセンチネルに触れる事すら非常に困難な状態になる。一方のセンチネル自身には非常にリーチの長い攻撃が多数ある為に、逃げながら一方的に攻撃を仕掛ける事も可能。アシストの強力さもあいまって(αがマグニート、γがその他強力なキャラクターと相性が良い)、上級者の使用頻度の高さはストームと並びトップである。唯一の弱点は体の巨大さ故の喰らい判定が大きい事であるが、同時に複数人が登場しながら戦うこのゲームにおいてはそれが逆に強みなる場面もある(大きな喰らい判定を利用し、同じチームメイトを敵の攻撃から保護する)。
サノス (Thanos)
木星の衛星タイタン出身。最初に選択枠がある52キャラクターを使用可能にすることでキャラクターの選択枠が登場する。『MARVEL SUPER HEROES』及び、その原作『インフィニティガントレット』の敵役。『MARVEL SUPER HEROES』でボスキャラクターとして登場した時はドクター・ドゥームと同じくボスらしい強力なキャラクターであったが、今作ではゲーム性を考慮した作りになっていて、飛び道具も一種類に減らされ、接近戦を挑まないと勝てないようになっている(強攻撃によるゲージの溜まる量、ハイパーコンボがパワー、スペース、ソウル、リアリティ、の4つのジェムのみであり、マインド、タイムは使用不可能な点など)。

[編集] カプコン側

[編集] アーケード版・家庭用ゲーム機版ともに最初から使用可能

ルビィハート (Ruby Heart)
本作オリジナルのキャラクターであり主人公。父の後を継いで一味を率いる女海賊。彼女が使用する必殺技は盗み集めた魔法の道具によるもの。「波蝕の鎧」を確保しようとする海賊一味の作戦に荷担した事により、今回の騒動に巻き込まれる。マーヴルとカプコンのヒーロー達を船に乗せAbyssへと向かう[1]
ソンソン (Sonson)
カプコンのゲーム『ソンソン』の主人公ソンソンの同じ名前の孫娘という設定。これは『ソンソン』の主人公ソンソンが孫悟空の孫という設定であった事のセルフパロディ。ハイパーコンボの『猿王』はドラゴンボールのパロディ。
対空のγアシストが非常に強力かつブラックハートと相性が良い。しかし本人の性能は並以下なため、引っ張り出されてしまうと苦しい。
アミンゴ (Amingo)
サボテンのような姿をした本作オリジナルキャラクター。「人植物」という種族の一人で、とある緑豊かな国の母なる巨大樹から種の状態から散らばり、たどり着いた土地で成長して人のような姿になる。海から吹いて草木を枯らす呪われた風の原因を探る旅に出た。そこでルビィハート、ソンソンと出会い、行動を共にする。通常技・必殺技を問わず、まるで『ヴァンパイア』シリーズのキャラクターのように身体を自在に変形させるものが多い。
奇抜な外見と独特な技性能から一見アクの強いキャラクターに思えるが、初心者の入門用に良いキャラクターである。しかしチームメイトとの連携性には欠ける。
ハヤト (Hayato)
スターグラディエイター』シリーズの主人公。勝利ポーズでジューンやサターンなどの原作での仲間が登場する他、Lv3専用ハイパーコンボ「裏羅刹斬」ではハヤトの悪の人格であるブラックハヤトが一瞬登場する。
リュウ (Ryu)
前作『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』では『ストリートファイターII』や『ストリートファイターIII』のような赤いハチマキをしていたが、本作では『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』以前と同様、『ストリートファイターZERO』のような白いハチマキに戻っており、ボイスも『ZERO』のものに戻った。ハイパーコンボ「真・昇龍拳」が他シリーズにならってLV3専用技に変更され、「モードチェンジ」は削除された。
ザンギエフ (Zangief)
ダッシュの性能が他のキャラクターと違い、相手と密着すると自動的に掴むようになっている。また、バックダッシュは無い。ハイパーコンボ「アイアンボディ」で『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』の隠しキャラクターだった“メカザンギエフ”の性能になれる(もう一度入力すると元に戻る)。
カプコン側のパワーキャラ代表ともいえるキャラクターで攻撃防御ともに優れているが、ハルクやジャガーノートなどとの違いは「投げ技」という個性である。
なお、メカザンギエフ時のカラーリングが前作から若干変更されており、肌の色が薄い紫のかった灰色に変更されている。
ガイル (Guile)
アメリカ空軍在籍の男性軍人。独特の髪型を持つ。飛び道具と対空技を併せ持つ、攻守バランスの整ったキャラクター。ナッシュの親友。
アナカリス (Anakaris)
相手を無力な姿に変身させる「王家の裁き」は本作でも使用可能だが、裁かれた状態の姿は全キャラクターで共通のものになっている。
ストライダー飛竜 (Strider Hiryu)
ストライダー飛竜』シリーズの主人公。原作のゲームで使われていた「円盤型2足歩行オプション、豹型オプション、鳥型オプション」が援護し、サイファーという剣で相手を斬りつける。また原作で敵が使用していた機雷の援護があったり、忍者を前身とする組織という設定などを意識した分身攻撃や瞬間移動などもある。
攻撃力・防御力ともに低いが、高い機動力と「ワープ」を絡めたアシストとの連携攻撃によって強さを発揮する。ハイパーコンボも優秀で、「ウロボロス」とβDr.ドゥームによる連携は強力。

[編集] アーケード版のみ最初から使用可能

キャプテンコマンドー (Captain Commando)
カプコンの横スクロールアクション『キャプテンコマンドー』の主人公。元々アメリカンコミックスを意識したデザインであるため、このシリーズでもマーヴル側のキャラクターとの違和感があまり無い。ヴァリアブルアシストでチームメイトを呼ぶのとは別に、必殺技で原作での仲間のショウ、ジェネティ、フーバーを呼ぶ攻撃を持っている。なお、2種類あるキャプテンコマンドーのハイパーコンボはどちらも4人がかりで行うために、必殺技で呼ばれた仲間が画面内に残っている間は出す事が出来ない。
アシスト専門キャラクター。Y軸を全ステージ分カバーし、かつ威力の高い対空必殺技「キャプテンコレダー」を放つアシストタイプβが、飛行しての立ち回りが中心のセンチネルと抜群に相性が良く、日本の愛好者の間では「センチネル&アシストタイプβのキャプテンコマンドー」という組みあわせに「センチコレダー」という通称が存在する。本体もスキの少ない「キャプテンファイヤー」や様々な状態に対応できる「コマンドーストライク」に優秀な通常技、とセンチネルの間を埋めることも可能。
ジン・サオトメ (Jin Saotome)
ヴァリアント・アーマー(V.A)乗りの熱血漢。先に仲間2人を倒され本人も体力が三分の一以下になると、身体が金色に光り出してジャガーノートタイプのスーパーアーマーが発動するという特徴を持っている。V.A「ブロディア」とともに戦う。小さく細い外見からは想像もつかない攻撃力を持つ。攻撃力の基本数値は全キャラクター中トップクラスである。
モリガン・アーンスランド (Morrigan Aensland)
いわゆる「波動昇竜タイプ」のバランス型キャラクターだが、本作では機動力に特化させる形で差別化されている。「シャドウブレイド」でのアシストやディレイドハイパーコンボが非常に強力で使い易い。前作『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』でのLv3専用ハイパーコンボ「エターナルスランバー」は削除された。また、「リリス風モリガン」の技も使用できない。
バレッタ (Bulleta / B. B. Hood)
ヴァンパイア』シリーズからの参戦。赤い頭巾を被った少女だが、風貌からは想像できない程の残忍さと戦闘スキルを持つプロの魔物ハンター。服や手に下げたカゴの中に多くの武器を隠し持つ。
豪鬼 (Gouki / Akuma)
攻撃に特化しており、極端に打たれ弱い。『ストリートファイターIII』シリーズのスーパーアーツ、「滅殺豪螺旋」がハイパーコンボに追加された。ただし同技の空中版である「滅殺豪旋風」は本作では使用できない。

[編集] 家庭用ゲーム機版のみ最初から使用可能

ジル・バレンタイン (Jill Valentine)
バイオハザード』シリーズから参戦。原作ゲーム通りに様々な重火器を駆使するが、このゲーム内ではオーラのようなものを身に纏って突進する技もある。またゾンビなどの原作では敵である筈のキャラクターにまるで援護させているように見える技も存在している(実際は、ゾンビの出現の気配を感じ取り、本人は避けるという技)。
さくら (Sakura)
ドリームキャスト版の技表などには記載が無いが、ハイパーコンボゲージを一度に3本消費して『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』の隠しキャラクター“日焼けしたさくら”の性能になれる(もう一度使用すると元に戻るがその際もゲージを3本消費する)。
日焼けさくら時のカラーリングがメカザンギエフ同様変更されており、スカートが藍色になってノーマル時のカラーリングに近くなっている。
トロン・ボーン (Tron Bonne)
ロックマンDASH』から参戦。ロボットに乗って戦い、コブンを使った技が多く、キャラクターとしては『トロンにコブン』におけるものがベースである。
基本的にあまり弱くはないのだが、13強のキャラクターに加えると本体性能は同等ないし劣るといった感がある。しかしアシストγのしゃがみ中Pがなぜか最大3ヒットでハイパーコンボ並の破壊力と驚異的な数字であり、これを買ってチームに入れる価値は十分にある。

[編集] アーケード版・家庭用ゲーム機版ともに最初は使用不能

ケン (Ken)
リュウのライバル。「空中竜巻旋風脚」を組込んだお手軽かつ高威力のコンボや、画面端対画面端でも余裕で確定反撃として使える「昇竜裂破」など、使い勝手の良い技を持つ。
春麗 (Chun-Li)
前作『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』で追加されたハイパーコンボ「七星閃空脚」は削除された。また、「シャドウレディ」の技も使用できない。
ダルシム (Dhalsim)
カプコンの格闘ゲームにおいて変則的キャラの代名詞ともいえるキャラクター。動きこそ遅いが伸びる手足の攻撃間合いは非常に広い。また、機動力面は歩きこそ遅いもののダッシュ、8方向空中ダッシュなどが速くトップクラスの性能を持っている。
優れた機動力とリーチを持つがマグニートに比べると操作が難しく、いわば「玄人向け」なキャラクターである。
ナッシュ (Nash / Charlie)
ガイルの親友。基本的にガイルと同タイプの技を持つが、ジャンプ強Kが下に出る、「ムーンサルトスラッシュ」という必殺技など、ガイルに比べアグレッシブな動きが可能。なお、本作では『MSH VS.』の「シャドウ」が使っていた技は使えない。
ベガ (Vega / M. Bison)
悪の組織シャドルーの総帥。地上での機動力はそこそこあり、飛行も使用できる。「ダブルニープレス」などオーソドックスな技を持つ一方、「ベガワープ」、「サイコショット」など変則的な技も持っている。エリアルレイヴでのサイコクラッシャーは後ろのキャラクターの強力なディレイドハイパーコンボに繋げやすく、地上では通常技から連続技にできるニープレスナイトメアは高いダメージを持つ。また、このキャラクターで特筆すべき面はガンビットのバグ技(バグ技の詳細はガンビットの項を参照)を破ることができる点にある。必殺技サマーソルトスカルダイバーが相手の位置にて軌道が決まるため、画面から消えたガンビットを元に戻すことができるという、プログラムの穴の更に穴をついた原理である。
キャミィ (Cammy)
本シリーズには『X-MEN VS. STREET FIGHTER』以来の参戦となる。『ストリートファイターZERO3』で登場した技「リバースシャフトブレイカー」が追加された。
ハイパーコンボの「キラービーアサルト」がどこでも出せる上に相手にヒットするまでは完全無敵であり、またハイパーキャンセルによる連続技に組み込めるためダメージ効率も高い。その他、空中で出す「キャノンドリル」でトリッキーな立ち回りや、2段ジャンプと速い地上ダッシュと通常技の機動力の高さから来るアシストとの連携攻撃の相性の良さや、上昇中完全無敵+相手にホーミングと驚異的な性能を誇る、キャミィ自身の強力なαアシストもあいまって、日本のプレイヤー間では「13強(うち4人は4強)」という高い評価を受けていることが多い。
ダン (Dan)
リュウやケンの兄弟子にあたる人物。それゆえ使う技も同タイプではあるが、途中で破門されたことからどの技にも自己流のアレンジが入っている。Lv3専用ハイパーコンボ「漢道(おとこみち)」の破壊力は今作では非常に大きい、が、ヒットさせると敵だけでなく自分の体力も減少してしまうのは相変わらず。必殺技よりも挑発方面が充実したコミカルなキャラクター。ハイパーコンボ「挑発伝説」を発動するとこぶしを振り上げて三回挑発し、そのあとサインを書いて投げる。更に全て成功するとコンボゲージがMAXになる特典付き。
ロックマン (Rockman / Mega Man)
ロックマン』シリーズの主人公。なお、本作には『DASH』のトロンやコブンが参戦しているが、こちらは初代シリーズをベースとしたロックマンとなっている。
ロール (Roll)
『ロックマン』シリーズのサブキャラクター。『ロックマン8』をベースとしたデザイン。身長が画面の縦の8分の1と非常に低く、当たり判定の範囲が狭い。そのため、ドクター・ドゥームのビームがしゃがみ状態にならずとも当たらない。ただし、それ以外の性能は並かそれ以下。2段ジャンプや相手を引き寄せる攻撃が追加され、前作からちょっとだけパワーアップしている。通常技の発生がコブンと並びトップクラスの発生など、それを駆使して先発でゲージ溜め役などといった使い方ができるようになった。
フェリシア (Felicia)
『ヴァンパイア』シリーズからの参戦。キャットウーマン族の一人。最初に選択枠がある52キャラクターを使用可能にすることでキャラクターの選択枠が登場する。『ヴァンパイア』にあった必殺技をベースに強化したハイパーコンボ「スーパーサンドスプラッシュ」が追加された。
コブン (Kobun / Servbot)
『ロックマンDASH』のトロン・ボーンの参戦にともなって、単体キャラクターとしても登場。最初に選択枠がある52キャラクターを使用可能にすることでキャラクターの選択枠が登場する。通常のキャラクターの膝くらいまでしか身長が無い。その見た目通り、という程では無いが当たり判定が他のキャラクターと比べてかなり小さく、まともに当らない技が多数存在するのが特徴と言える。ハイパーコンボの中の一つが強力で、ガードさせてもかなりの体力値を削り取ることができる。そのかわり通常攻撃力、防御力は全キャラクター中最低。
家庭用のみだが三人全員コブンを選びヴァリアブルコンビネーションを発動している最中、相手側がハイパーコンボや一部必殺技をだすと処理落ちが原因と思われる様々なバグ現象が相手キャラクターに発生する(現象は相手キャラクターの技によって異なる)。

[編集] ボスキャラクター

アビス (Abyss)
アビスは「鎧の巨人」「液体人間」「液体巨獣」とでも表現するべき3つの形態を持っており、倒すたびに姿を切り換えてくる。第一形態は接近戦や誘導弾などで攻撃してきてハイパーコンボとして腹部レーザーと頭上から無数の弾を落下させてくれるが、動きは遅く二段ジャンプを持っているキャラクターなら軽々と飛び越せるのでほぼ問題なく倒せる。第二形態は通常は腕から発射される炎とレーザーであるが、画面移動の際に一端沈みその際に風船風の弾を三発出してくる。この弾は防御不能で、触れると一定時間拘束され、その隙に攻撃を受ける恐れがあるが、攻撃すれば破壊することができる。最終形態は前方攻撃に腕による縦型の衝撃波を発し、移動の際には弱点である中心部を露出しするなど変則的な攻撃をしかけてくるが、画面を移動していればまず攻撃を食らうことは無いので三形態中もっとも楽に倒せる。なおシルバーサムライの雷鳴剣なら三発で倒すことができる。第1形態が装備している鎧は「波蝕の鎧」と呼ばれており、プレイヤーキャラクター達は全員これを封印するためにやってきたという設定があるが(スタッフロールでルビィハートが投げ捨てているのがこの鎧)、今作では戦闘開始前のメッセージが無い為、プレイヤーには若干分かりにくいものとなっている。
マーヴル・ユニバースにもアビス (Abyss) というキャラクターが登場するため混同されがちだが無関係の別人である。


[編集] 脚注

  1. ^ 月刊アルカディア月刊化前Vol.3より参照。

[編集] 外部リンク