バイオハザードシリーズ
| バイオハザード | |
|---|---|
| ジャンル | サバイバルホラー |
| 開発元 | カプコン |
| 発売元 | カプコン |
| 主な製作者 | 三上真司 小林裕幸 神谷英樹 中西晃史 稲船敬二 竹内潤 川田将央 竹中司 佐藤大 鈴木幸太 平林良章 佐々木栄一郎 菅正太郎 |
| 1作目 | PS バイオハザード (1996年3月22日) |
| 最新作 | PS3・Xbox 360・Windows バイオハザード6 (2012年10月4日) |
バイオハザード(BIOHAZARD、欧米ではRESIDENT EVIL)シリーズは、カプコンから発売されているテレビゲームの一シリーズ。主なジャンルは「サバイバルホラー」で、派生作品によっては、「サバイバルガンシューティング」「サバイバルアクション」「サバイバルシューター」などと銘打たれたものも含まれている。
目次 |
概要 [編集]
1996年にプレイステーションで発売されて以来、シリーズ化され、携帯アプリも含めて様々なハードで商品展開されている人気タイトル。移植作品を含めた、2012年6月30日時点のタイトル数は70以上にも及び、全世界でシリーズ累計5000万本以上を売り上げている[1]。この実績は、本作と並ぶ同社の代表作である『ストリートファイター』シリーズ、『ロックマン』シリーズ、『デビルメイクライ』シリーズ、『モンスターハンター』シリーズを上回る。
本作以前にも「ホラーゲーム」と呼ばれる作品は発売されていたが、本作のヒットにより家庭用ゲーム機の一ジャンルとして確立され、広く一般へと浸透した。同社では本作のヒットを機に、基本システムを流用した他のシリーズ作品として、『ディノクライシス』『鬼武者』『デビルメイクライ』『カオス レギオン(一作のみ)』などといったゲーム群も発売している。映画のワンシーンのような俯瞰視点からキャラクターを操作する、いわゆるラジコン操作であった[2]ため、初期はユーザーからの戸惑いの声も多かったが、シリーズ作品や同システムのゲームが定着するにつれて薄れていった。数あるアクションゲームの中でも、肉体損壊及び流血描写の過激さや、登場するモンスターたちのグロテスクさは群を抜いており、ソフトのパッケージには「このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています」といった主旨の注意書きが印字されている[3]。
その他の商品展開として、ドラマCD化・小説化・漫画化などが行なわれており、登場人物や世界観をゲームと同一としたフルCG映画も製作されている。また、ゲーム上の設定を一部取り入れた実写映画が公開されており、こちらもまたシリーズ化されている。
バイオハザードの誕生 [編集]
『バイオハザード』は当初、新人教育の傍ら、カプコン第4開発部(当時)の三上真司によって片手間で作られていた。その頃はまだ“画面のパラメーター表示を極力排除した、映画的な恐怖”がテーマのホラーアドベンチャーゲームに過ぎなかった。最初の半年間は三上一人の手で進められていたが、同社発売の既作品で、バイオハザードの原形とも言われている、洋館を舞台としたホラーRPG『スウィートホーム』のスタッフも合流するなど、徐々にプロジェクトが巨大化。「スウィートホームを新たに造り直す」という方向で本格的に動き出した。ドアを開くシーンなど、『スウィートホーム』で用いられた演出を一部流用している。
開発初期には“背景は3Dデータをリアルタイムでレンダリングする”予定であったが、プレイステーション自体のスペックに限界があったため、“背景を一枚絵にし、カットを繋いでいく”手法に変更。これが「映画的な画面作り」において大いに貢献することとなった。途中、背景デザイナーの集団大脱走事件など紆余曲折の末、1996年3月にプレイステーションで発売。ミリオンセールスを記録し、一躍社会現象となった。
なお、「サバイバルホラー」というゲームジャンルの始祖は、1992年に発売されたフランス製のパソコンゲーム『アローン・イン・ザ・ダーク』とされている[4]。同作は『バイオハザード』に大きな影響を与えたと言われており[5][6]、『バイオハザード』の特徴として挙げられることの多い「視点固定式のポリゴン描写システム」や「キャラクターのラジコン式操作方法」、「アイテムをパズル的に組み合わせてゲームを進行」などといったゲームシステムや映画的演出は、『アローン・イン・ザ・ダーク』で既に使われていた。同ジャンルの歴史については「サバイバルホラー#歴史」も参照のこと。
日本国外 [編集]
日本国外における多くの国では、『バイオハザード』シリーズは『RESIDENT EVIL(身近に潜む恐怖,邪悪なる居住者)』というタイトルとなっている。これは既に、『BIOHAZARD』という名称が日本国外において商標登録されていた理由による。中国語版では、中国の場合は『バイオハザード』を中訳した『生化危機』、台湾では『Resident Evil』を中訳した『悪霊古堡』となっている。
海外(特に北米)では難易度の高いゲームが好まれるため、内容面においては、下記のような変更が行われている。
- 『4』より前の作品は、自動照準(銃を構えると自動的に敵の方を向く)機能がない。例外として、豪州版には、国内版同様に実装されている。
- 敵の体力が高くなっている。
- 敵の攻撃力が一部高くなっている。
- 味方・敵共に、キャラクター死亡時の残酷表現が日本版より激しい。
- セーブ用アイテムであるインクリボンが登場する作品は、その数が減っている。
その他、各海外版について。
- 北米では、ゲームボーイカラー版『RESIDENT EVIL』が開発されていたが、中止となった。
- 北米のみ、携帯ゲーム機game.comで『RESIDENT EVIL 2』が発売されている。
- 豪州版の初期設定では、主人公やその他のキャラクター、ゾンビ等の血の色が緑となっている。
- ドイツ版では、主人公・敵ともに一切出血や欠損描写がなく、残虐効果が極力抑えられている(一部作品を除く)。
全作品リスト [編集]
ゲーム [編集]
【各ハード略字】 ※発売日は国内版のもの。
PS=プレイステーション、PS2=プレイステーション2、PS3=プレイステーション3、PSP=プレイステーション・ポータブル、GA=ゲームアーカイブス、SS=セガサターン、DC=ドリームキャスト、N64=NINTENDO64、GC=ニンテンドーゲームキューブ、Wii=Wii、Wii U=Wii U、GBC=ゲームボーイカラー、DS=ニンテンドーDS、3DS=ニンテンドー3DS、X360=Xbox 360、PC=パソコン、doc=iアプリ、au=EZアプリ、SB=Vアプリ(または現在のS!アプリ)、iOS=iOS (アップル)(iPhone,iPod touch,iPad)、AC=アーケード
アクションアドベンチャーゲーム作品 [編集]
| タイトル | バージョン別タイトル | 発売日・配信開始日 |
|---|---|---|
| バイオハザード | 『バイオハザード』(PS) | 1996年3月22日 |
| 『バイオハザード』(SS) | 1997年7月25日 | |
| 『バイオハザード』(PC) | 1997年9月14日 | |
| 『バイオハザード ディレクターズカット』(PS) | 1997年9月25日 2006年11月22日(GA) |
|
| 『バイオハザード ディレクターズカット デュアルショックver.』(PS) | 1998年8月6日 | |
| 『バイオハザード』(GC) 【リメイク版】 | 2002年3月22日 | |
| 『バイオハザード Deadly Silence』(DS) 【PS版を元にした作品】 | 2006年1月19日 | |
| 『バイオハザード オペレーション』(doc、au) 【リメイク版を元にした作品】 | 2007年5月24日 | |
| 『バイオハザード』(Wii) 【リメイク版】 | 2008年12月25日 | |
| バイオハザード2 | 『バイオハザード2』(PS) | 1998年1月29日 2007年12月26日(GA) |
| 『バイオハザード2 デュアルショックver.』(PS) | 1998年8月6日 | |
| 『バイオハザード2』(PC) | 1999年2月19日 | |
| 『バイオハザード2 Value Plus』(DC) | 1999年12月22日 | |
| 『バイオハザード2』(N64) | 2000年1月28日 | |
| 『バイオハザード2』(GC) | 2003年1月23日 | |
| バイオハザード3 LAST ESCAPE | 『バイオハザード3 LAST ESCAPE』(PS) | 1999年9月22日 2008年12月24日(GA) |
| 『バイオハザード3 LAST ESCAPE』(PC) | 2000年6月16日 | |
| 『バイオハザード3 LAST ESCAPE』(DC) | 2000年11月16日 | |
| 『バイオハザード3 LAST ESCAPE』(GC) | 2003年1月23日 | |
| 『バイオハザード -THE STORIES-』(doc) | 2004年8月2日 | |
| 『バイオハザード THE MISSIONS』(au、SB) | 2004年12月1日 | |
| 『バイオハザード the episodes』(doc) | 2007年7月2日 | |
| バイオハザード CODE:Veronica | 『バイオハザード CODE:Veronica』(DC) | 2000年2月3日 |
| 『バイオハザード CODE:Veronica 完全版』(DC、PS2) | 2001年3月22日 | |
| 『バイオハザード CODE:Veronica 完全版』(GC) | 2003年8月7日 | |
| 『バイオハザード リバイバルセレクション』[7](PS3/X360) | 2011年9月8日 | |
| バイオハザード0 | 『バイオハザード0』(GC) | 2002年11月21日 |
| 『バイオハザード0』(Wii) | 2008年7月10日 | |
| バイオハザード4 | 『バイオハザード4』(GC) | 2005年1月27日 |
| 『バイオハザード4』(PS2) | 2005年12月1日 | |
| 『バイオハザード4 Wii edition』(Wii) | 2007年5月31日 | |
| 『バイオハザード4』(PC) | 2007年6月7日 | |
| 『バイオハザード4 モバイルエディション』(au) | 2008年2月1日 | |
| 『バイオハザード4 モバイルエディション(完全版)』(iOS) | 2010年12月 | |
| 『バイオハザード リバイバルセレクション』[7](PS3/X360) | 2011年9月8日 | |
| バイオハザード5 | 『バイオハザード5』(PS3/X360) | 2009年3月5日 |
| 『バイオハザード5』(PC) | 2009年9月17日 | |
| 『バイオハザード5 オルタナティブエディション』(PS3) | 2010年2月18日 | |
| バイオハザード リベレーションズ | 『バイオハザード リベレーションズ』(3DS) | 2012年1月26日 |
| 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』(PS3/X360/Wii U/PC) | 2013年5月23日 | |
| バイオハザード6 | 『バイオハザード6』(PS3/X360) | 2012年10月4日 |
| 『バイオハザード6』(PC) | 2013年3月22日 |
派生ゲーム作品 [編集]
注:『ガンサバイバー3』は、異なるゲーム『ディノクライシス』シリーズを題材にしており、バイオハザードシリーズには含まれない。
| 区分 | タイトル | 発売日・配信開始日 |
|---|---|---|
| ガンサバイバーシリーズ | 『バイオハザード ガンサバイバー』(PS) | 2000年1月27日 |
| 『ガンサバイバー2 バイオハザード CODE:Veronica』(AC) | 2001年7月稼動 | |
| 『ガンサバイバー2 バイオハザード CODE:Veronica』(PS2) | 2001年11月8日 | |
| 『ガンサバイバー4 バイオハザード HEROES NEVER DIE』(PS2) | 2003年2月13日 | |
| アウトブレイクシリーズ | 『バイオハザード アウトブレイク』(PS2) | 2003年12月11日 |
| 『バイオハザード アウトブレイク FILE2』(PS2) | 2004年9月9日 | |
| クロニクルズシリーズ | 『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』(Wii) | 2007年11月15日 |
| 『バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ』(Wii) | 2010年1月14日 | |
| 『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』[8](PS3) | 2012年6月28日 | |
| マーセナリーズシリーズ | 『バイオハザード マーセナリーズ VS』(iOS) | 2011年4月10日 |
| 『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』(3DS) | 2011年6月2日 | |
| その他、単発ゲーム (ゲーム機、PC) |
『バイオハザード GAIDEN』(GBC) | 2002年3月29日 |
| 『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』(PS3、X360、PC) | 2012年4月26日 | |
| 『バイオハザード ポータブル(仮称)』(PSP) | 未定[9] | |
| その他、単発ゲーム (携帯アプリ) |
『BIOHAZARD i SURVIVOR』(doc) | 2001年6月4日 |
| 『バイオハザード ゾンビシューター』(doc) | 2001年 | |
| 『バイオハザード ゾンビバスター』(doc、au、SB) | 2002年 | |
| 『バイオハザード A.T.N ASSAULT THE NIGHTMARE』(doc、SB) | 2002年 | |
| 『バイオハザード confidential report』(doc) | 2005年 | |
| 『バイオハザード ディジェネレーション』(doc、au、iOS) | 2008年 | |
| 『バイオハザード サバイバルドア』(doc、au、SB) | 2010年 | |
| 『バイオハザード アウトブレイク サバイヴ』[10](doc、au、SB、iOS) | 2011年6月 |
時系列 [編集]
0(1998年7月22日) → 1(1998年7月23日) → 3(1998年9月28日〜10月1日) → 2(1998年9月29日) → CODE:Veronica(1998年12月) → ダークサイドクロニクルズ『オペレーション・ハヴィエ』(2002年) → アンブレラクロニクルズ『アンブレラ終焉』(2003年) → 4(2004年秋) → CG映画・ディジェネレーション ≒ リベレーションズ(2005年) → 5(2009年) → 6(2013年)
- 『5』のダウンロードコンテンツである『LOST IN NIGHTMARES』では、『リベレーションズ』と『5』の間となる、2006年のエピソードが描かれている。
- 『ガンサバイバー』では1998年11月、『ガンサバイバー 4』では2002年9月の事件が描かれている。
- 『アウトブレイク』シリーズ、及び『オペレーション・ラクーンシティ』では、『2』と『3』の裏側となるエピソードが描かれている。
- 『クロニクルズ』シリーズでは、「クロニクル(年代記)」というタイトル通り、複数の年代の事件を一本のソフトで取り扱っている。
- 『アンブレラ・クロニクルズ』では、『0』『1』『3』それぞれの事件の、裏側をも含めた各エピソードと、アンブレラ社崩壊へと至る2003年の事件が描かれている。
- 『ダークサイド・クロニクルズ』では、『2』『CODE:Veronica』それぞれの事件の各エピソードと、『4』へ繋がる2002年の事件が描かれている。
- 『ディジェネレーション』(後述のCG映画、レオンとクレアが登場)では、『5』に繋がる一場面が終盤に描かれている。
- 『GAIDEN』は、『4』以降と矛盾するため、アナザーストーリー扱い。
- 携帯アプリの作品については、バイオハザード (携帯アプリ)も参照。
ドラマCD [編集]
| タイトル | 発売元 | 発売日 |
|---|---|---|
| バイオハザード ドラマアルバム 〜マコバヴィレッジの惨劇〜 | ソニーレコード | 1997年12月31日 |
| バイオハザード ドラマアルバム 〜運命のラクーンシティー〜 VOL.1 | 1998年2月21日 | |
| バイオハザード ドラマアルバム 〜運命のラクーンシティー〜 VOL.2 | 1998年3月21日 | |
| バイオハザード ドラマアルバム 〜運命のラクーンシティー〜 VOL.3 | 1998年4月22日 | |
| バイオハザード2 ドラマアルバム 〜小さな逃亡者シェリー〜 | カプコン 「セルピュータ」レーベル |
1999年3月20日 |
| バイオハザード2 ドラマアルバム 〜生きていた女スパイ・エイダ〜 | 1999年4月21日 |
CG映画 [編集]
| タイトル | 公開日 | BD/DVD発売元 |
|---|---|---|
| Biohazard 4D-Executer | 2000年10月27日 | 未発売 / 東京国際ファンタスティック映画祭2000にて上映 |
| バイオハザード ディジェネレーション | 2008年10月18日 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| バイオハザード ダムネーション | 2012年10月27日 |
実写映画 [編集]
いずれもアメリカ映画で、続きもののシリーズ作品。
| タイトル | 日本公開日 | BD/DVD日本発売元 |
|---|---|---|
| バイオハザード | 2002年8月31日 | アミューズソフトエンタテインメント/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| バイオハザードII アポカリプス | 2004年9月11日 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| バイオハザードIII | 2007年11月3日 | |
| バイオハザードIV アフターライフ | 2010年9月10日 | |
| バイオハザードV リトリビューション | 2012年9月14日 |
小説 [編集]
| 書籍名 | 著者(翻訳者) | 出版社(レーベル) | 発売日 | 図書コード |
|---|---|---|---|---|
| BIO HAZARD THE BEGINNING | 有賀博之 | カプコン | 1997年7月25日 | SS版『バイオハザード』初回特典[11] |
| バイオハザード 北海の妖獣 | 朝倉究 | 集英社 (JUMP j-BOOKS) |
1998年1月29日 | ISBN 978-4-08-703067-9 |
| BIOHAZARD to the Liberty | 木村睡蓮 | メディアワークス (電撃文庫) |
2002年3月25日 | ISBN 978-4-8402-2093-4 |
| BIOHAZARD ローズ・ブランク | 愛沢匡 | ISBN 978-4-8402-2080-4 | ||
| バイオハザード | 牧野修 | 角川書店 (角川ホラー文庫) |
2002年7月24日 | ISBN 978-4-04-352204-0 |
| バイオハザードII アポカリプス | キース・R. A.デカンディード (富永和子) |
2004年8月25日 | ISBN 978-4-04-294301-3 | |
| バイオハザードIII | 2007年10月25日 | ISBN 978-4-04-294302-0 | ||
| バイオハザードアンブレラ・クロニクルズ (SIDE A) | 牧野修 | 2007年12月22日 | ISBN 978-4-04-352211-8 | |
| バイオハザードアンブレラ・クロニクルズ (SIDE B) | 2008年1月25日 | ISBN 978-4-04-352212-5 | ||
| バイオハザード1 アンブレラの陰謀 | S・D・ペリー (風間賢二 1〜3) (野下祥子 4〜6) |
中央公論新社 (C★NOVELS) |
2004年7月25日 | ISBN 978-4-1250-0862-2 |
| バイオハザード2 悪夢の洞窟 | 2004年9月25日 | ISBN 978-4-1250-0873-8 | ||
| バイオハザード3 死者の街 | 2005年1月25日 | ISBN 978-4-1250-0885-1 | ||
| バイオハザード4 地下世界 | 2005年5月25日 | ISBN 978-4-1250-0898-1 | ||
| バイオハザード5 追跡者ネメシス | 2005年9月25日 | ISBN 978-4-1250-0917-9 | ||
| バイオハザード6 CODE:Veronica | 2006年1月25日 | ISBN 978-4-1250-0927-8 |
漫画 [編集]
- バイオハザード〜マルハワデザイア〜
-
- 著者:芹沢直樹
- 秋田書店『週刊少年チャンピオン』掲載 - 2012年13号(2月23日発売)〜
パチスロ [編集]
- パチスロ バイオハザード(山佐、2008年7月稼働)
- バイオハザード5(エンターライズ《カプコンの子会社》、2012年12月稼働)
登場人物 [編集]
詳細は「バイオハザードシリーズの登場人物」を参照
登場クリーチャー [編集]
本項では、シリーズに頻出している敵クリーチャーを紹介している。記載されていないクリーチャーについては、各作品別の記事を参照のこと。
- ゾンビ (Zombie)
- T-ウイルスに感染した人間のなれの果て。これに噛み付かれたり引っ掻かれたりすると、それらを受けた側もT-ウイルスに感染し、ゾンビと化してしまう。正式名称は「活性死者」という。
詳細は「ゾンビ (バイオハザードシリーズ)」を参照
- ケルベロス (Cerberus) /ゾンビ犬 (Zombie Dog)
- ケルベロスはアンブレラが開発したB.O.W.、ゾンビ犬は警察犬や軍用犬がT-ウイルスに感染してゾンビ化したため、それぞれ別物である。シリーズ中に登場する犬種は全てドーベルマン。人間と違い、俊敏性や耐久力は失われていない。
-
- ケルベロス
- 軍用のドーベルマンにT-ウィルスを投与し、誕生した生物兵器。コードナンバーは「MA-39」。非常に凶暴な性質で、犬の習性が残っているために群れをなして行動することが多い。安価かつ性能的に優れていることから、アンブレラ社でも研究を続けていた。当初は自然発生したゾンビ犬と比べても大した性能差はなかったが、GC版ではダウン耐性・耐久性が大幅に上昇し、能力が更に高い小ボス級の個体が現れるなど、兵器の名に恥じない完成度を見せる。
- ゾンビ犬
- ケルベロスは違い、偶発的に生まれた個体で、主な感染ルートはT-ウィルスに汚染された食料を摂取したことによる。性質自体はケルベロスとほとんど同じである。ゲーム中に登場するゾンビ犬は、その大半がラクーン市警の警察犬であり訓練を施されていたため、T-ウィルス感染後もそれ以前と同等の目標を捕捉する能力を有していた。『CV』に登場した個体は、ロックフォート島で飼育されていた軍用犬がT-ウィルスに感染したものである。
- ジャイアントスパイダー (Giant Spider)
- T-ウィルスに感染し、巨大化したクモ。世界中あらゆる地域に存在する(つまり、優れた環境適応能力を有している)クモは、B.O.W.にふさわしい素体であるとして、アンブレラの研究素材となっていた。『3』の攻略本によれば、既に完成された形態にあるためか外見にはほとんど変化がなく、巨躯だけが常軌を逸したものとなっている。生態は徘徊性であり、壁や天井を這い回っては大きな顎で噛み付くなど、積極的な捕食を行なう。毒性を備えているものも存在しており、口から強酸性の毒液を飛ばす攻撃も行う。メスは腹部に大量の子グモを宿しており、親グモが息絶えると腹部が破裂して子グモが飛び出す。子グモは数が多く素早いが、踏み潰すだけで死ぬためにそれほど脅威ではない。
- シリーズ中においての呼び名は様々で、『1』では「ウェブスピナー/糸を紡ぐ者」。『2』、『3』、『CV』では従来のタランチュラタイプではなくゴケグモ系を素体とするために「大グモ」とされており、英名は「ブラックウィドー」。『OB』シリーズでは「ジャイアントスパイダー」となっている。『CV』に登場する他の作品より遥かに巨大な個体は、「大クモ」と呼ばれる(他の作品と変わらないサイズの個体も存在するが、ここでは「中クモ」と呼ばれる)。
- ウェブスピナー (Web Spinner)
- 『1』に登場する大クモには「ウェブスピナー(糸を紡ぐ者/網の紡ぎ手)」という固有の名称がある(ただし、ウェブスピナーは進化の過程で網を張る能力が退化している)。この個体は、実験により意図的に生み出されたB.O.W.である。攻撃力は低いが、壁面や天井を自由に移動する機動力を活かし、ウィルスを拡散させる兵器として注目・研究されていた。ウェブスピナーの胎内から出現する小クモは「ベビースパイダー」と呼ばれており、母胎の大きさに比べて数が少ない。
- 廃棄処分されたウェブスピナーの生き残りは、施設から逃げ出した後に突然変異を遂げ、従来の数倍に巨大化。網を張る能力が復活して生命力と運動性能も向上し、毒の影響により身体がどす黒く変色したことで、研究員から「ブラックタイガー (Black Tiger) 」と呼ばれるようになった個体も存在する。
- 大クモ/ジャイアントスパイダー
- 大クモ(ジャイアントスパイダー)と呼ばれるものには「元々B.O.W.用及び研究用に開発されていたもの」「生物災害でT-ウィルスに2次感染したもの」の2種類が存在する。B.O.W.や研究用として開発された個体は、非常に高い戦闘能力を有している。南極基地で見られた個体は、猛毒を持つ黒クモとなっている。これはアンブレラ支社へ搬送される予定だった中クモの1体が、搬送用カプセルから逃げて南極の厳しい環境に適応した進化形であり、体毛が無い。2次感染で大クモとなった個体は、自然界の蜘蛛がウィルスに感染したもので、凶暴化した他の生物に劣らないよう本来持つ環境適応能力により急速に進化・大型化し、毒性を強めただけである。
- クロウ (Crow)
- T-ウイルスに感染した死体を食べたことにより2次感染したカラス。元々雑食であるカラスは、人間の死体以外にも昆虫や動植物なども食していたため、クロウは生物災害発生時の初期段階から出現していた。クロウには、鳴くことにより敵を威嚇する、群れを作り行動するなどのカラスが本来持つ習性が残っており、外見にも感染前との顕著な違いはない。しかし、それ以外はカラスとは異なっており、銃声などの大きな音にも怯まず(カラスは音には敏感である)、人間にも容赦なく襲いかかるほどに凶暴性が増している。この変貌ぶりは、後のアンブレラの研究に大きな影響を与えることになる。
- 基本的には、縄張りに侵入しない限り襲いかかることはない。森林や市街地など様々な地域に生息している上、飛行能力を有しているため、T-ウィルスの拡散を後押しした要因の1つとなっている。
- ハンター (Hunter)
- 人間にT-ウイルスを投与して遺伝子を変化させ、そこに他の生物の遺伝子(主に爬虫類)を組み合わせて生み出されたB.O.W.。最も成功したB.O.W.であり数種類の亜種も存在するが、共通項としては強靱な肉体のほか、簡単な命令(「出会った人間は全て殺害しろ」など)を理解して仲間内での連携が可能な知能を持つこと、非常に攻撃的であることが挙げられる。その行動概念はまさしくハンター(狩人)の名に相応しい上、巨大な爪を使った即死効果を有する「首狩り」を必殺技に持つ(一部を除く)ことからも、多くのプレイヤーの脅威となった。
詳細は「ハンター (バイオハザードシリーズ)」を参照
- リッカー (Licker)
- ゾンビ化した人間が更にT-ウイルスに汚染されて突然変異を起こした結果、誕生したクリーチャー。通常のゾンビは激しい新陳代謝をまかなうだけの食糧を摂取できず、エネルギーが枯渇して完全な死を迎えるが、一部のゾンビはエネルギーを摂取し続けながら、T-ウイルスによる肉体の再構成を可能とする。変異の過程で脳は肥大して外部へ剥き出しとなり、剥離した皮膚からは新たに形成された筋肉組織が露出している。視覚能力は失ったものの、それを補うように聴覚が異常に発達している。ゾンビでは考えられないほどの運動能力を有し、跳躍力も異常に発達している。骨格の変形に伴い4足歩行へと変化したが、これにより天井を逆さまに移動する能力を獲得した。こういった突然変異の結果、獲物を見つけると長い舌を槍のように硬く伸ばして相手の急所を貫き、仕留めるといった生態を持つに至った。なお、初出の『2』では脳が露出していたが、『OB』シリーズではスキンヘッドになっている。
- 「リッカー」は、「舐める者」という意味。作中では、「このモンスターと初めて交戦したラクーン市警署員によってつけられたニックネーム」と設定されている[12]。
- 『バイオハザード2』
- 『1』におけるハンターのような存在として登場。『2』で最高の攻撃力を誇るクリーチャーG第4形態の「かみくだき」に次ぐ威力を持つ、「飛びツメ攻撃」を繰り出す。ハンターとは違いゲーム序盤から登場するため、初心者にとっては強敵。体色が黒緑に変化し、爪が大型化した「リッカー改」という亜種も存在するが、こちらはゾンビ改からの変異体となっている。
- 『ガンサバイバー2 バイオハザード CODE:Veronica』
- カメレオンのように体色を変化させる個体が登場する。
- 『バイオハザード アウトブレイク』シリーズ
- ゾンビからリッカーへ進化したばかりで身体にまだ衣服が残っている個体や、更なる進化形として「サスペンデッド(吊るす者)」と呼称される個体が登場する。
- 『バイオハザード5』
- トライセル社が従来のリッカーを始祖ウイルスで進化させた個体「リッカーβ」が登場する。聴力や嗅覚が発達した上、従来の個体には見られなかった繁殖力や即死技も持っており、群れを成して獲物へ襲い掛かる。
- 実写版
- ゲーム版とは設定が異なり、アンブレラ社によってT-ウイルスを体組織へ直接注入された人間が変貌したB.O.W.として登場する。
- 『バイオハザード』
- 実質的なボスクリーチャー。カプセルでの封印が解かれて登場した当初の個体は体躯も小さく人体に近い姿であるが、新鮮なDNAを摂取することで急速な成長・変異を遂げ、ゲーム版と同様の姿へ変貌する。アリス・アバーナシーと死闘を繰り広げた末、ハイブからの脱出列車とレールの摩擦熱によって焼き殺された。
- 『バイオハザードII アポカリプス』
- ジル・バレンタインが同僚や避難民を連れて逃げ込んだ教会で、数体が一度に登場する。どの個体も既にゲーム版と同様の姿となっており、ジル達の攻撃をものともせず窮地へ追い込むが、駆け付けたアリスの攻撃によって一掃された。
- 『バイオハザードV リトリビューション』
- 『5』のマジニの設定を追加された個体が登場する。従来の能力に加え、マジニの特徴である食虫植物状に割れた口を持っており、体躯も巨大化している。
- アニメ版
- 基本的な設定はゲーム版に準拠。
- 『バイオハザード ダムネーション』
- 従来の個体より巨大化した個体が登場し、タイラントとの戦闘も行う模様。
- タイラントシリーズ (Tyrant)
- ゾンビと同じく、アンブレラによる狂気の研究を象徴するクリーチャー。人間の成人男性をベースにウィルスを投与し、様々な肉体強化を施して製造された究極のB.O.W.。圧倒的な戦闘能力と生命力に加え、任務を遂行する兵士としての行動が可能な知能をも有する。シリーズのほとんどにタイラント(またはそれに準ずる亜種)が登場するが、本編内での登場回数は作品によってかなりのばらつきがある。タイラントシリーズの心臓は右胸にある場合が多い。
- どの個体にも共通して言えることは、生命の危機に瀕すると暴走することや、それによって身体そのものをも変化させうるということである。そういった強靭な生命力を持つため、大抵の個体は特殊な手段を用いない限り、止めを刺せない。
詳細は「タイラント (バイオハザードシリーズ)」を参照
- プラーガ(Plaga)
- 邪教団「ロス・イルミナドス」が研究して生み出した寄生虫。後にトライセル社が改良を施し、実用性や繁殖性が向上された。
- 『4』では邪教団の民全員がこれに寄生され、「ガナード」という知能を持ったゾンビのような(『鬼武者』シリーズに登場する幻魔や造魔に近い)者になった。『5』ではアフリカの市民を「マジニ」へ変貌させた。ガナードは寄生してから操るまでに1日以上時間を要するが、マジニは短時間で操ることが可能。また、一部のプラーガはG-ウイルスのように一度倒すと変化を起こすタイプも存在する。あくまでも「寄生生物」であり、「ウイルス」ではない。『6』ではプラーガと似た特性の「C-ウィルス」によって誕生したクリーチャーが登場する。
詳細は「プラーガ」を参照
シリーズ頻出の武器・アイテム [編集]
本項では、2作品以上登場しているものについて紹介している。特に記述の無いものは、全作品に登場。
主要武器 [編集]
- ナイフ(Knife)
- キャラクターが初期(一部を除く)から持っている武器。サバイバルナイフ、コンバットナイフ、ナイフ、といったように呼称や形状はシリーズを通して様々で、威力もシリーズ毎に違う事が多い。ナイフとは別に包丁といった物が登場する事も。また、同作品中でもキャラクターによって太刀筋が違っている。共通して接近戦を強いられる為、銃器と比較してダメージを受けやすい。その為、後述するナイフクリアなどのやりこみが行われたり、弾薬が尽きた際の攻撃手段としてのイメージが強い。しかし、作品によっては相手と状況を考えて使用すれば非常に強力な攻撃を行う事が可能。特に『CODE:Veronica』に於いては、一振りで複数回の攻撃判定が発生し、ダウン中の相手を切り刻む事で大ダメージが見込める。また、『4』以降では標準装備化による銃器との併用・弱点を狙うことができるなどの要素から、使い勝手が格段に向上している。
- ハンドガン(Hand Gun)
- ナイフと同様に、キャラクターが初期から持っている銃器。主に 9mmx19mmパラベラム弾を使用する。攻撃力は弱めに設定されるが弾薬は序盤から終盤に渡って入手が可能で、シリーズ中でも数多くの強化パーツが登場する等、自身の立ち回り次第では終盤のクリーチャー(一部除く)とも十二分に渡り合う事ができる。特に『4』『5』では強化が容易で、性能もそれなりにあることから終盤でも十分主力として使っていける。
- ショットガン(Shot Gun)
- 実包内に込められた小径の鉛弾丸複数を一度に発射する、大口径銃の総称。ゲーム中での使用弾薬は一部の例外を除いて12番弾。放射線状に攻撃判定がある為、複数のクリーチャーに囲まれた状況でも活路を開く事ができる。単体相手でも接近状態ではノックバック付の強力なダメージを見込め、ゾンビ・ガナード・マジニの頭を狙えば頭部を吹き飛ばして一撃死させられる。ポンプアクション式とセミオート式の2種類がある。欠点は連射の遅さと距離による威力の減退が大きいこと。
- マグナム(Magnum)
- 火薬の量を数倍に増量し、破壊力を強化した強装大型弾薬を使用する銃器の通称。シリーズではハンドガンタイプのみが登場し、.357、.44、.50など口径にもいくつかのバリエーションがある他オートマとリバルバーの2種類がある。発射後の隙も大きく、装弾数、入手できる弾薬ともに少ないが、その分の威力は絶大な為、強敵相手に有効な攻撃手段となる。一部の例外を除いて飛び抜けて高い威力を誇っている。
- グレネードランチャー(Grenade Launcher)
- 登場作品:『4』以外の全作品
- ハンドグレネード(手榴弾)、榴弾等を遠距離へ投擲・発射させる携行銃器。銃口部へ装着し空砲の空気圧で発射させる物、専用の弾薬(主に40mm榴弾)を撃鉄によって施条された銃砲身から撃ち出す物が存在する。後者は一発ごとに装填するタイプと、回転式弾倉で弾薬を携行、連続発射可能とするタイプが存在し、ゲームでもシリーズにより両タイプ共登場する。主に女性キャラが使用する機会が多い。ゲーム中の弾薬の種類には、グレネード弾(シリーズによっては榴弾もしくは炸裂弾)・硫酸弾・火炎弾(シリーズによっては焼夷弾)・冷凍弾・ガス弾(対B.O.W.ガス弾)があり、実在するものはグレネード弾と火炎弾で、ガス噴出式の物は煙幕弾が暴動鎮圧用等の用途に使用されるが、その他の対B.O.W.ガス弾等はゲーム独自の設定。弾薬毎に有効な敵が異なるため、敵に合わせて使用する弾薬を交換することが求められる。『3』ではガンパウダーで量産することができるが、炸裂弾以外の弾薬の入手量は極めて少なめに設定されており、マップ上で入手する事は出来ない。
- マインスロアー
- 登場作品:『3』、『4』
- アンブレラ社の兵器開発部門が開発した特殊な武器。弾を発射すると敵や障害物に突き刺さり、その数秒後に爆発する。爆発の際、近くにいると巻き込まれて自分もダメージを受ける。『3』に登場する物は、アンブレラ社がU.B.C.S.に支給したもの。その為に入手できる弾薬は、極めて少ない。『4』に登場する物はアンブレラ崩壊後に作られた模造品だが、性能は殆ど変わらない。なお、敵や動物に着弾した際にはダメージは発生しない。爆発の威力は手榴弾と同等で、爆発による足止めも可能。弾薬を無限にするアイテムと組み合わせる(『4』では限定仕様にする)と誘導弾になる(『3』は貫通能力も付く)。
- ボウガン(Bow Gun)
- 登場作品:『2』、『CODE:Veronica』、『4』(GC版以外)、『ダークサイド・クロニクルズ』
- 弓を銃器の要領で発射可能な武器。主に女性キャラが使用する機会が多い。『CODE:Veronica』と『4』では、マグナムに勝るとも劣らない威力の「火薬付きボウガン」を使用できる。
- ロングボウ(Longbow)
- 登場作品:『4』、『5』、『ザ・マーセナリーズ 3D』
- 『4』ではミニゲーム「マーセナリーズ」にて、クラウザーのみが使用可能。『5』では隠し武器且つ弾数無限の武器として登場し、シェバのみが装備可能。いずれも弾道が放物線を描きさらに『5』ではレーザーサイトが装備されていないため扱いが難しい(wiiリモコンやPS moveを使用するとその欠点がなくなる)が、威力は高く雑魚モンスターなら一撃で倒せる。
- ロケットランチャー(Rocket Launcher)
- ほとんどのクリーチャーを一撃で葬り去るほどの威力を持つが、構えるまでの時間や着弾までのラグが大きく取り回しには優れない。主にラスボスに止めを刺す手段としての登場が多い。『1』に登場したようなランチャータイプと、『2』に登場したようなバズーカタイプの2種類がある。なお、全作品にクリア後の特典として幾ら撃っても弾が減らない「無限ロケットランチャー」が登場する。基本的に水平方向にしか構えられないため、背の低い敵や空を飛ぶ敵などには直接命中させるのが困難あるいは不可能な場合がある。
- 『1』のリメイク版や『0』では、はじめから無限化されたライフルタイプが登場し、『4』や『5』では性能や入手要件などの仕様が大幅に異なり、特に『4』では特殊弾頭を使用する新しいタイプも登場している。『6』には無限ロケットランチャーは登場しない。詳細はバイオハザード4の項を参照のこと。
- 火炎放射器
- 登場作品:『1』、『2』、『5』
- 化学燃料を発火させて炎を噴出させる武器。射程が短く、補給も出来ず使い切りの場合が多い。『1』ではクリス編でのみ使用可能で、ストーリーの進行上必ず使う。ジル編ではバリーがイベントシーンで使うのみ。『2』ではレオン編でのみ使用可能。触手を燃やす事も可能。『5』ではウロボロス・ムコノとの戦闘でのみ使用が可能。一定時間使うと充填装置に戻して補給する必要がある。
- ガトリング(Gatling)
- 登場作品:『2』、『3』、『4』、『5』、『リベレーションズ』
- 一部の作品にて隠し武器且つ弾数無限の武器として登場する(『4』では、敵キャラのみ)。後述のサブマシンガンと多少似ており、威力では上回るが発射までの隙が大きく、取り回しの良さでは劣る。『5』ではクリスのみが装備することができ、命中精度は最も低い。また、所持しているだけで弾薬箱を背負う状態となり、移動は遅くなるが背後からの射撃を弾くようになる。
- サブマシンガン(Sub Machine Gun)
- 登場作品:『2』、『CODE:Veronica』、『0』、『4』、『5』、『リベレーションズ』、『アウトブレイク』シリーズ、『クロニクルズ』シリーズ、『ザ・マーセナリーズ 3D』
- 世界各国の軍事組織、特殊部隊や武装集団が使用する、拳銃弾を連続発射可能な携行銃器。ハンドガン用の拳銃弾を共用できる物、専用拳銃弾を使用する物がある。拳銃の要領で対象へ連続して弾丸を撃ち込む事が可能だが、威力はハンドガンの1/2程度。シリーズで登場した物には、『0』『OUTBREAKシリーズ』『5』でH&K MP5系、『2』と『CODE:Veronica』でMAC-M11、『4』ではステアーTMPがある。隠し武器として、弾数が無限になっているサブマシンガンを入手できる作品もある。ガトリングガンに比べ、攻撃力では劣るが発射までのタイムラグが少なく、足下や上方向でも狙え、弾幕を張れるなどの取り回しの良さに優れる。
- アサルトライフル(Assult Rifle)
- 登場作品:『3』、『CODE:Veronica』、『5』、『リベレーションズ』、『アウトブレイク』シリーズ、『ザ・マーセナリーズ 3D』
- 世界各国の正規軍からテロリスト等の武装集団といった、現代のあらゆる軍事組織、武装組織が使用する、強力な貫通力、連射力を誇る主力歩兵小火器。『3』と『OUTBREAKシリーズ』では5.56mmx45mmのNATOライフル弾を使用するM4A1、『CODE:Veronica』では7.62×39mm弾を使用するAK-47が登場。そして『5』では5.56mmx45mm使用のSIG SG556が登場した。サブマシンガンと酷似する部分も多いが、その歴史や使用目的は大きく異なる。ゲーム中では3点バーストモードへの切り替え(『3』でのみ)・連射速度・一発辺りの威力などがサブマシンガンとの相違点である。現実とは異なり弾丸が貫通することは無く、一発辺りの威力もハンドガンより低い。
- スナイパーライフル
- 登場作品:『CODE:Veronica』、『4』、『5』、『リベレーションズ』、『アウトブレイク FILE2』、『ザ・マーセナリーズ 3D』
- 銃器に光学照準器を搭載することにより、遠距離の対象の射撃を可能とした物。一般的にはボルトアクション等の小銃が狙撃銃の定型として有名であり、その精度の良さ、取り扱いの面から軍や警察の各種特殊部隊から、一般の狩猟用としても広汎に用いられている。しかし、アサルトライフルを原型とした狙撃銃もあり、銃器メーカーでは通常ラインで生産されたアサルトライフルの内、精度の特に高い物を選別し、狙撃銃に改良して販売している場合もある。ゲーム内では、威力もハンドガンやショットガン等と比較して高い傾向にあり、貫通力も高い。シリーズでは『CODE:Veronica』に初登場、特定のボス戦でのみ使用できた。『アウトブレイク FILE2』では、シナリオ「咆哮」においてハンティングライフルが登場するほか、シナリオ「突破」でNPCがPSG-1を使用していた。『4』ではシステム上狙いを付けることは他の武器でも可能だが、ライフルの場合は弱点を狙撃した際に特にダメージが高くなる敵が存在する他、ガナードの頭部を狙撃すると一部の例外を除いて一撃で倒せる。
- 種類は、ボルトアクションタイプとセミオートタイプの2つ。ボルトアクションタイプは一発撃つごとに再装填が必要な上に、その際スコープから目を離してしまうが、セミオートでは弾倉を換えるまでは覗いたまま撃てる。
投擲武器 [編集]
- 手榴弾
- 登場作品:『4』、『5』、『リベレーションズ』、『クロニクルズ』シリーズ、『ザ・マーセナリーズ 3D』
- 敵に向かって使用する手投げ爆弾。通常の榴弾の他、焼夷弾、閃光弾などがある。複数の敵を巻き込めるが、投げてから爆発するまでにタイムラグが生じる。
- 卵
- 登場作品:『4』、『5』
- 鶏が産んだり、蛇を倒した際に入手できる回復アイテムで、数種類が存在。装備する事で武器としても使用できるが、基本的に威力は非常に低い。
アイテム [編集]
- グリーンハーブ(Green Herb)
- シリーズを通して登場するキャラクターの体力を回復する為のアイテム。最もポピュラーなハーブであり、登場数も多い。組み合わせる事により回復量を増やす事もできる。ハーブ全般に関する特徴として、Tウィルスの進行をわずかに抑制する作用がある。『5』ではシリーズで初めて使用場面が描かれ、救急スプレー同様患部に噴射して使用する。『6』ではタブレット状にして服用する。
- レッドハーブ(Red Herb)
- 他ハーブの効能を大幅に向上させることができるが、単独での使用は基本的に不可能な補助アイテム。そのため、作品を通して登場する数はあまり多くない。基本的な使用法はグリーンハーブとの組み合わせによる全回復アイテムの精製であろう。また回復量が上限に達した回復系ハーブとの組み合わせは不可。『OUTBREAKシリーズ』でのみ、ウィルスゲージ進行の妨害のため単独使用が可能。また、特定のキャラクターのみ、調合して「止血剤」に出来る。ラクーンシティではこれを使った料理などのレシピも存在し、住民にとってはかなり身近な物のようである。
- ブルーハーブ(Blue Herb)
- 解毒作用のある回復アイテム(ただし一部のものを除く)。ブルーハーブ未調合のハーブであれば調合可能。なお、作品によっては鉢植えのもの(プランター)が登場し、持ち運びは不可能だがいくら使っても無くならない。
- イエローハーブ(Yellow Herb)
- 『4』でブルーハーブが廃止された代わりに登場したライフの限界値を増やすアイテム。グリーンハーブ、グリーンハーブ+レッドハーブと組み合わせる事で使用可能となり単独もしくはレッドハーブのみと組み合わせた状態では使用できない。
- 調合ハーブ(Mixed Herb)
- 上記のハーブのいずれかを二つ以上調合することで製作することができる。シリーズ通して調合できる最大数は基本的に3つまでとなっており、より多く調合を繰り返したほうが高い効果を期待できる。なお、調合前は草のような概観だが、調合後のグラフィックは粉薬のようなイメージに切り替わる。
- グリーンハーブ+グリーンハーブ(+グリーンハーブ)…高い回復効果を得られる。三つ調合すると最大値まで回復するアイテムになる。
- グリーンハーブ+レッドハーブ…体力を最大値まで回復できる。グリーンハーブ三個の調合よりも無駄が少ない。
- グリーンハーブ+ブルーハーブ…グリーンハーブ1個分の回復力に解毒作用がある。アイテム欄の節約に使われる調合。
- グリーンハーブ+レッドハーブ+ブルーハーブ…体力最大回復と解毒作用があるゲーム中最高能力のハーブ。
- グリーンハーブ+イエローハーブ…グリーンハーブ1個分の回復力と最大体力の上昇をする。現在では4のみ登場。
- グリーンハーブ+レッドハーブ+イエローハーブ…最大の回復能力と体力値の上昇。現在では4のみ登場。
- 救急用(緊急用)スプレー(First-aid spray)
- キャラクターの体力全回復が可能な回復アイテム。グリーンハーブ×3、グリーンハーブ+レッドハーブと同等の効果がある。作品によっては救急スプレーを同時に3つ所持できる「救急ボックス」がある。解毒作用は無い。『アウトブレイク』では装備して武器のように使用することで、クリーチャーを怯ませたり、仲間を回復するなどの新たな使い方がある。
- インクリボン(Ink ribbon)
- タイプライターでゲーム内容のセーブをするために必要なアイテム。作品や難易度によって使用回数は異なる(無限のものや1回きりものもある)。4ではインクリボンは存在せず、タイプライターで無限にセーブできる。
- ライター(Liter)
- 仕掛けに着火したり、ゾンビの焼却に使用。シリーズによっては主に男性キャラが最初から持っている場合がある。
ファイル [編集]
ゲーム中で入手できる書物。基本的には日記、または何らかの書類の形式となっている。謎解きのヒント、敵について、ストーリーの背景、などといった事項が書かれている。
『1』で入手できる「飼育係の日誌」は、T-ウィルスに感染した人間の経過が巧みに表現されたもの。このファイルの最後の「かゆい、うま」という文章は、『ブレス オブ ファイア』シリーズなど、同じカプコン開発のゲームにおいても小ネタとして用いられ、他社であるスクウェア・エニックスのDSソフト『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』でもこのネタが使われているシーンがある。『3』では特定の順番でファイルを入手したとき、最後のファイルが「ジルの日記」に変わる。
ゲーム用語 [編集]
組織等 [編集]
- ラクーンシティ
- シリーズ初期において物語の中心となる、アメリカ中西部の工業都市。
詳細は「ラクーンシティ」を参照
- S.T.A.R.S.
- ラクーン市警察が保有する特殊部隊。各分野のエキスパートから構成されている。
詳細は「S.T.A.R.S.」を参照
- R.P.D.
- “Raccoon Police Department”の略。ラクーン市警。ラクーンシティの警察機関で、街の規模に合わせ、十分な数の警官を確保、常備勤務させている。バイオハザード大発生時においては、宿直の警官から非番の警官まで総動員し、対応に追われていたが、署内に残っていた警官の殆どは、署長ブライアン・アイアンズの策略で脱出が出来ず、無意味な死を遂げることとなる。
- 同市警察の特殊部隊『S.T.A.R.S.』は、『0』『1』のアークレイ山中事件にてメンバーの大半が殉職、機能停止となってしまっていた。その代わりとして、急遽R.P.D.選抜警官隊が創設された。同部隊は、S.T.A.R.S.に代わり、ラクーン市警のSWATとして機能する筈であった。そのため、S.T.A.R.S.程ではないが、隊員たちは厳しい選考課程を突破した、優秀なラクーン市警の選抜警官である。主な武装はベネリM3、H&K MP5A5。
- 災害が発生した当初は、署内で同部隊が大いに活躍すると期待されていたが、ゾンビの数は市警の予測を大いに上回っており、出動後に間もなく壊滅する様子が『3』のオープニングにて描かれている。
- アンブレラ
- 国際規模で事業展開している巨大製薬企業。秘密裏に生体兵器の研究開発・販売を行なっていた。
詳細は「アンブレラ (バイオハザードシリーズ)」を参照
- B.O.W.
- “Bio Organic Weapon”の略。アンブレラ社がT-ウィルスを使って作り出した生体兵器。ハンターやタイラントがこれにあたる。ゾンビやカラスなどは、アンブレラが意図的に開発したものではないので、B.O.W.には含まれない。
- U.B.C.S.
- 主に傭兵で構成される、アンブレラ社の非正規部隊。
詳細は「アンブレラ (バイオハザードシリーズ)」を参照
- U.S.S.
- アンブレラ社が保有する私的保安警察。
詳細は「アンブレラ (バイオハザードシリーズ)」を参照
- H.C.F.
- “Hive or Host Capture Force”[13]の略。アンブレラと敵対関係にある組織。規模は不明だがアンブレラと同程度の技術を有し、B.O.W.の運用も行っている。この部隊にはエイダや、『CODE:Veronica』当時のウェスカーなどが所属する。
ウィルス [編集]
- 始祖ウィルス
- アンブレラ創始者のオズウェル・E・スペンサーが貴族仲間のエドワード・アシュフォード、学友であり、自身と同じ科学者であるジェームス・マーカスらとアフリカの古代遺跡の深奥部に咲く「始祖花」から発見された、遺伝子の構造を劇的に変化させる架空のウィルス。後に開発されるTーウィルスや、Gーウィルスなどの様々なウィルスの原型となる。
- このウィルスの発見が数々のバイオテロを引き起こすきっかけとなり、それらとの戦いのきっかけとなった。
- 劇中では、「Genesis Virus(創世記ウィルス)」と呼ばれている。
- T-ウィルス
- 『1』から登場する架空のウィルス。アンブレラによって人為的に開発された。
詳細は「T-ウィルス」を参照
- G-ウィルス
- 『2』から登場する架空のウィルス。ウィリアム・バーキン博士がウィルス被験者(リサ・トレヴァー)の体内から発見し採取した未知のウィルスをベースにして研究や実験を繰り返した結果、誕生した。色は紫。「G」の由来は、キリスト教の七つの大罪を七番目のアルファベット(G)に置き換えたもの、もしくは「God」(神)の頭文字をとったものとされる。
- このウィルスは、他の始祖系ウィルスに比べて未知なる構想の上に成り立ち、兵器の概念からも逸脱した存在である。本来、一度生体内の遺伝子に変異を起こした生物は進化の袋小路に入ってしまい、それ以降ウィルスによる突然変異を起こすことは殆ど無ないが、G-ウィルスが他の始祖系ウィルスと一線を画している理由はここにある。始祖系ウィルスに感染した生物は変異を起こすが、それはウィルスの遺伝子により構造変化させた物であり、宿主生体内の遺伝子が突然変異を起こすのは希である。ウィルスの活性化によって生体内の遺伝子が再構築される場合もあるが、それには外的要因が必要であり、変異もある程度の予想の範疇にある。
- このウィルスに感染した生命体(通称「G生体」)は、外的要因を必要とせず自発的な突然変異を続けるため、死ぬまで予測不能な進化を繰り返すようになる。繁殖能力も備えることによって、“胚”の植え付けによる繁殖本能にしたがって行動するようになり、知能も自我もほとんど失ってしまう(作品によっては一部残っている描写もある)。
- 死者をも蘇らせる効力を持つとされるが、『2』の劇中にて変化したバーキン博士はまだ瀕死状態であり、完全に息絶えていたわけではなかった。
- 胚を植えつける相手は、自分と遺伝情報が似通った者でなければ、不完全体なG生体ができるだけで、まともな繁殖はできない。胚を植え付けられた相手の遺伝子情報が植え付けた側と似通っていた場合、植えつけられた胚は宿主の体と融合し、完全なG生体化することになる。G生体となった人間は、最初は人間の姿を保っているが、右肩に巨大な目玉が生成される。進行すると頭部が別のものに置き換わり、脇腹の部分から新しい腕が生えるなど、人間の姿はほとんど失われる。例えば、ウィリアム・バーキンは、最終的に触手を持つ巨大な肉塊の生物になってしまった。胚を植えつけられた者の対処法は、対G用ワクチン「DEVIL」を打ち込むしかないが、それも胚が初期段階にある時のみに限られる。打ち込まない場合、胚がその人の体に合わなければ、拒絶反応を起こして宿主の体を内部から破壊してしまう(宿主は死亡する)。この場合は不安定なG生物が複製される。
- T-Veronicaウィルス
- 『CODE:Veronica』『ダークサイド・クロニクルズ』に登場する架空のウィルス。
詳細は「T-Veronica」を参照
- ウロボロスウィルス
- 『5』に登場する架空のウィルス。名前は「完全な世界」「死と再生」「不老不死」「無限」の意味を持つギリシャ語、尻尾を咥えた龍「ウロボロス」に由来する。
- ウロボロスウィルスは、『T』『G』『T-Veronica』それぞれのウィルス、そしてプラーガを手中に収めたアルバート・ウェスカーが、それらの持つ共通項である感染者の自我崩壊、知能欠如、身体的異変という欠点を克服し強制的な進化を起こさせるべく、始祖ウィルスの源泉である植物「始祖花」から生成させた完全な新種のウィルスである。このウィルスは人間の遺伝子に作用し、適合すれば投与された者の精神や外観を損ねる事無く知性的、肉体的な超強化を及ぼすが非常に毒性が強く、初期の頃は被験者をたちどころに死亡させてしまい効果の程を確認することすら困難を極めていた。しかし偶然にもウェスカーが捕獲したジル・バレンタインの体内にウィルスの毒性を弱める抗体を発見、そこからさらに研究が重ねられて遂に実用可能となる。
- 前述の通り、適合者に対しては劇的な進化をもたらすものの、不適合であった場合は直ちに暴走を起こして感染者の肉体を支配、体中から無数の触手を生やした不定形のクリーチャーへと変質させてしまう。これは本来ウェスカーの求める結果とは異なるものであるが、進化に適しない人類の抹殺を考えていた彼の目的と一致するため、この欠点は無視される形となった。
- T-Abyssウィルス
- 『リベレーションズ』に登場する架空のウィルス。深海魚から発見されたジ・アビスと呼ばれるウィルスの遺伝子を、T-ウィルスと掛け合わせることで作られた。
- FBC長官モルガン・ランズディールの主導により開発された、T-ウィルスの改良型に位置付けられるウィルスである。ジ・アビスの遺伝子により、T-ウィルスでも不十分だった水溶性の効果や異種間感染の範囲が増大されたことで、海水にウィルスを流して汚染する用法や海洋生物ベースのB.O.W.制作が更に容易なものとなった。そのため従来のウィルス兵器とは異なる「海洋性ウィルス」のジャンルで扱われる。
- 当初のT-ウィルスとジ・アビスを直接組み合わせた試作型は効力が強過ぎ、被験体の身体組織が急激な変異に耐えられず液状に崩壊してしまう程であったが、これを敢えて抑え込ませることで定着を図ることでウィルスは安定化し「T-Abyss」の基本形が完成。モルガンはそのウィルスをテロ組織ヴェルトロに渡し「テラグリジア・パニック」を引き起こさせ、その一方でヴェルトロに提供した豪華客船クイーン・ゼノビア内の極秘裏に建造された研究施設で、テロ活動との同時進行でウィルスの研究を続行していた。最終的に隠蔽工作も兼ねてゼノビアとその姉妹船セミラミス/ディードに意図的にT-Abyssを流出、バイオハザードを発生させ沈没したディード以外の二隻を海上で隔離された実験場とすることにより、感染体のサンプルを大量に確保。本来ならば長期間の小規模な実験から抗体を見出し、兵器として必須となるウィルスとは対を成すワクチンを生成しなければならなかったが、この一連の行動によりワクチンの完成は劇的に早まり、T-Abyssは確固たるウィルス兵器となった。
- ウィルス自体の汚染力は、海にバラ撒けばその範囲を汚染しただけでは収まらず、海洋生物やバクテリアを通じてウィルスは増殖を続け、最終的には地球上の海全域が汚染される計算が出た程の極めて凄まじいものである。故にワクチンの開発は必須であり、かつ迅速に行わなければ制御不可能な状態にもなりかねないレベルであったと言える。
- C-ウィルス (C-Virus)
- 『6』に登場する架空のウィルス。カーラ・ラダメスにより開発され、物語本編の半年前にイドニア共和国でその存在が確認された新種のウィルス。始祖ウイルスから抽出した「DNAを変異させる特性」にT-Veronicaを組み合わせた「t-02」に、シェリー・バーキンから採取したG-ウィルスを合成させた事により、感染者は知能を保ったままの肉体の変異を可能としている。また感染者は変異の過程でサナギ化し一旦活動を停止するが、その中では更に激しい変異が繰り返されておりその後“完全体”となり姿を現す。また生命活動が停止した際は体が燃え上がり灰化する。C-ウィルスのCの語源は『Chrysalid』(サナギ)。
- 本編終盤ではジェイクの血を混合させた強化型C-ウィルスが登場し、サナギ化の過程を経ずに肉体が変異しており、驚異的な不死性を備えている。尚且つ知能の低下が見られないなどの特徴が存在する。また、強靭な精神力があればウィルスを制御することも可能。事実、投与されたシモンズはレオン達への復讐に燃え上がり何度も変異を繰り返しながら復活し、自我や知能の喪失が見受けられず、ピアーズは肉体が侵食されてながらも最期まで理性を保っていた。
コンディション [編集]
プレイヤーの現在の体力や状態を表す。心電図のような形式で表示され(『4』『5』除く)、以下のパターンがある。『アウトブレイク』ではこれに加え、ウイルス感染度を示すウイルスゲージが表示される。詳しくは、バイオハザード アウトブレイクを参照。
- Fine
- 体力が100~75%の状態。心電図の色は緑。行動する上で特に問題の無いレベル。
- Caution(黄)
- 体力が74~50%の状態。心電図の色は黄色。行動に支障は出ないが、状況によっては回復を必要とするレベル。
- Caution(オレンジ)
- 体力が49~25%の状態。心電図の色はオレンジ。回復が必要なレベル。プレイヤーがこの状態だと、敵によっては即死攻撃を行う。
- Danger
- 体力が24~1%の状態。心電図の色は赤。歩行速度が極端に遅くなり、早急の回復を必要とするレベル。
- Poison
- 毒を受けている状態。心電図の色は紫。この状態になると体力が徐々に減っていく。ブルーハーブか解毒剤による解毒を必要とする。作品によっては解毒に血清を必要とする特殊な毒も存在する。
- Bleed
- 出血している状態。心電図の色は体力に準ずる。Danger状態と同様移動が極端に遅くなり、歩くたびに体力が減っていく。一定時間経過するか、止血剤を使えば治る。
THE MERCENARIES [編集]
『3』『4』『5』『6』に登場するミニゲーム。
詳細は「THE MERCENARIES」を参照
ナイフクリア [編集]
シリーズ共通のやりこみ要素の一つとして、ナイフ以外の武器を使わずにクリアするナイフクリアが挙げられる。このナイフクリアは元々、開発陣の意図していないやりこみ要素の為、クリア特典などは特に設けられていないものの、シリーズに慣れているプレイヤーの間では人気がある。
本来、小火器やボウガンといった、目標と一定の距離を保ちつつ脅威を排除することが可能な中距離射程の武器を使用することが一般的なプレイスタイルとなる本シリーズにおいて、近接戦闘に特化して更に攻撃力の低いナイフのみを使用するという制約を加えると、戦闘は必要最小限度の物に終始しなくてはならず、シナリオ進行や移動ルート、攻撃法といった些細な部分に至るまでの一切の無駄を省く徹底したプレイを心掛ける必要があり、当然ながら難易度は跳ね上がる。
『4』や『5』においては、ボス戦で強制的に使用武器が変更されたり、特定の武器を使用しないと倒せないボスの存在など、シリーズ伝統のやりこみ要素の一つに数えられるナイフクリアは実質不可能となっている。
供給媒体に関する経緯 [編集]
プレイステーション(PS)での初代『バイオハザード』発売以降、様々な機種に移植や関連シリーズの発売がなされてきたバイオハザードだが、その度に製作者の口から出た発言が波乱を生み続けている。
まず一作目がPSで発売された時、「セガサターン(SS)はポリゴン能力が低く、移植が不可能」と発言されたが、結果的にPS版と比べクオリティは著しく劣るもののSSにも移植されている。続いて二作目はPS・SSの両機種で同時発売と謡っていたものの、当時のSSは既にドリームキャスト(DC)への移行が始まっていた。そのためSS版は発売中止とし、後にセガとのプロジェクト(開発協力)として『バイオハザード CODE:Veronica』を製作することになった。また『CODE:Veronica』の発売と同時期に『2』と『3』もPS版に新しい要素を加えてDCで発売された。
『CODE:Veronica』に関しては、当時ゲーム開発部門を統括していた岡本吉起が、発売当時の雑誌のインタビューで他機種に「移植はしない」と発言していた。しかし、セガの家庭用ゲーム機事業の撤退が決まった2001年春に、追加要素を加えた「完全版」がDCとプレイステーション2(PS2)の2機種で同時発売され、実質的にPS2への移植がなされた。DC版はPS2版に比べて定価が1000円安く、隠し要素の出現条件などの仕様が有利に設定されているなどの配慮があった。
これより少し前の話として、『バイオハザード0』は、発表当初はN64でのリリースが予定されていた。これはN64末期に『2』の移植が発売された後に最新作(番外編)としてリリースされるはずだったが、N64からGCへの市場の移行が進められた事もありN64版の開発を中止、日本国内におけるGC用ソフトとして発表された最初のタイトルとなった。また、この時はGCへのシリーズ独占供給計画は発表されていない。
PS2が発売されてしばらくして、『バイオハザード4』は公式にPS2で開発されていることが公表された。その内、開発中止となったバージョンの一つが形を変えて、PS2ソフト『デビルメイクライ』として発売された。しかし2001年9月13日、任天堂の新型ゲーム機のゲームキューブ(GC)発売前日にバイオハザードの生みの親である三上真司によって、GCだけに今後のバイオハザードシリーズの新作を独占供給していく事業計画が発表され、PS2向けの『4』は開発中止となった。三上は「ゲーム製作にストイックな任天堂に感銘を受け、決断した」と語っており、この席には任天堂の宮本茂まで招きその決意の強さを示した。以降、GCへのバイオハザードのプラットフォーム化の一環として、初代『バイオハザード』が任天堂の技術協力の元、GCでリメイクされ、『2』『3』『CODE:Veronica(完全版)』も移植された。そして完全新作として、『0』『4』を発表した。
また、任天堂への供給を決定した背景として、当時開発チームを集めてアンケートを行った結果、個人的にPS2を所持している者の大多数がゲーム機としてよりDVD再生機として使っていた(ゲームソフトよりDVDを多く所有している)という事実により、PS2への見切りを付けたという裏話もある。
GCでの独占供給以降、売り上げ低下が懸案事項となった同シリーズだが、三上は「他の機種でバイオハザードの新作が発売されたら腹切りますよ」と、当初の公約の継続を力強く宣言していた。「公約破棄」は移籍発表の時点から囁かれており、実際に『ガンサバイバー4』や『アウトブレイク』がPS2で出される度に公式発表で「正統シリーズはGC独占」と念を押していた(但し、アウトブレイクは「ネットワーク版」としてGC移籍前から発表済み)。しかし、2003年頃からバブル期に行った不動産投資の失敗、大作ソフトが軒並み散々な結果に終わったことからカプコンの業績が悪化し、「GCでは独占するが、次世代機では分からない」といったような弱気な発言が見受けられるようになった。そして2004年の秋、表向きは「より多くの人にプレイする機会を供給したい」という理由ではあったが、GC版『4』が発売されるよりも前にPS2への移植が発表された。この事はGCというハード自体が末期であったことを考慮する必要がある。その後PCへの移植も発表された。2007年4月6日発売の週刊ファミ通4/20号においてWii版『4』が発売されることが告知されたが、その誌面上で5年ぶりに三上が公式の場に現れ、GC版『4』とPS2版『4』を買ったユーザー双方に対し謝罪のコメントを述べた。
以降は、プレイステーション3(PS3)・Xbox 360の2機種向けに『バイオハザード5』、Wii向けに『クロニクルズシリーズ』やGC版の移植作品など、様々なハードにシリーズ作品が供給されるようになった。
沿革 [編集]
- 1996年
- 春 バイオハザード(PS)発売
- 秋 バイオハザード(SS)発表
- 1997年
- 夏 バイオハザード(PC・SS)発売
- 夏 バイオハザード2(PS・SS)2機種同時発売と発表
- 1998年
- 春 バイオハザード2(PS)発表
- 夏 バイオハザード2(SS)開発中止、DCへ移行
- 秋 バイオハザード コードベロニカ(DC)DCのみへの供給と発表
- 1999年
- 春 バイオハザード0(N64)発表
- 春 バイオハザード3(PS)発表・発売
- 冬 バイオハザード2(DC)発売
- 2000年
- 春 バイオハザード2(N64)発売
- 春 バイオハザード コードベロニカ(DC)発売
- 秋 バイオハザード3(DC)発売
- 秋 バイオハザード4(PS2)発表
- 2001年
- 春 バイオハザード0(N64)開発中止、GCへ移行
- 春 バイオハザード コードベロニカ完全版(PS2・DC)発表・発売
- 秋 バイオハザード(GC)発表、以後同シリーズはGCのみへ供給と発表
- 秋 バイオハザード4(PS2)開発中止、GCへ移行
- 2002年
- 春 バイオハザード(GC)発売
- 秋 バイオハザード0(GC)発売
- 2003年
- バイオハザード2(GC)1月23日発売
- バイオハザード3 LAST ESCAPE(GC)1月23日発売
- バイオハザード CODE:Veronica 完全版(GC)8月7日発売
- 2004年
- 秋 バイオハザード4(PS2)発表
- 2005年
- 春 バイオハザード4(GC)発売
- 夏 バイオハザード5(PS3・Xbox360)発表
- 冬 バイオハザード4(PS2)発売
- 2006年
- 春 バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ(Wii)発表、ただしこの時点ではタイトルは未発表
- 2007年
- 春 バイオハザード4 Wiiエディション(Wii)発表・発売
- 夏 バイオハザード4(PC)発表・発売
- 秋 バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ(Wii)発売
- 2008年
- 春 バイオハザード0(Wii)発表
- 夏 バイオハザード0(Wii)発売
- 秋 バイオハザード(Wii)発表
- 冬 バイオハザード(Wii)発売
- 2009年
- 春 バイオハザード5(PS3・Xbox360)発売
- 春 バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ(Wii)発表
- 夏 バイオハザード ポータブル(仮称)(PSP)発表
- 2010年
- 早春 バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ(Wii)発売
- 2011年
- 夏 バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D(3DS)発売
- 2012年
- 冬 バイオハザードリベレーションズ(3DS)発売
関連項目 [編集]
- MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES - 『1』のジルが出演。必殺技、ハイパーコンボの演出でクリーチャーが登場。
- MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds - クリス、ウェスカー、ジルが登場。ジルはDLC配信。
- ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 - 上記3人に加え、『3』からネメシス-T型も登場。
- SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズシリーズ - シリーズを通して多数のバイオハザードのキャラクターが出演。
- NAMCO x CAPCOM - 『ガンサバイバー4』のブルースと鳳鈴が出演。
- プロジェクト クロスゾーン - クリス、ジル、ネメシス-T型の他、一部のクリーチャーが登場。
- 鬼武者Soul - カプコンヒロインズとしてジル、クレア、エイダが武将となって登場し、一部のクリーチャーが敵として登場。
- ポケットファイター - 春麗がフラッシュコンボを使用する際に、ジルのコスチュームになる。
- WE LOVE GOLF! - 『3』におけるジルのコスチュームが登場している。
- デッドライジング - 同じくカプコンから発売された、バイオハザードとは異なるゾンビ主体のゲーム。
- 仮面ライダー 正義の系譜 - 本シリーズ(主に『1』のSS版や、 『CODE:Veronica』一連など)の下請けを務めたXAXENTERTAINMENT(ザックス・エンターテインメント)が、このゲームの下請けにも関わっていたため、ゲーム内容が似通っている。システム面では『鬼武者』シリーズに近い。
- 加山雄三、鈴木史朗 - シルバーゲーマーで本シリーズファン。特に鈴木は、様々なメディアで『4』のザ・マーセナリーズを主とした腕前を披露している。
脚注 [編集]
- ^ “シリーズソフトの累計販売本数”. カプコン. 2011年9月27日閲覧。
- ^ フルモデルチェンジが敢行された『バイオハザード4』以降では、操作キャラクターを後方視点から追う、画面進行方向と操作入力方向が一致したシステムとなっている。
- ^ 同様の注意書きが初めて用いられたソフトは、PCエンジン用ソフト『リンダキューブ』をプレイステーション用へと移植した『リンダキューブアゲイン』である。
- ^ 「Alone in the Dark」の最新作は原点回帰。怖さを効果的に使いプレイヤーを飽きさせない工夫が満載(4gamer.net、2006年8月25日)
- ^ アローン イン ザ ダーク ~新たなる悪夢~ 日本語版レビュー (4gamer.net、2002年12月23日) - 「少し大げさかもしれないが,この第1作がなければあの「バイオハザード」も存在しなかったかもしれないほどで,アドベンチャーゲームのターニングポイントとなった作品なのである。」
- ^ 「アローン・イン・ザ・ダーク(2008年版)」レビュー(GAME Watch、2009年1月8日) - 「サバイバルホラー系ゲームの原点として、後に「バイオハザード」シリーズなど数々の3Dアドベンチャーゲームに影響を与えている。」
- ^ a b 『CODE:Veronica 完全版』と『4』をカップリングしたHDリマスター移植版。
- ^ 『アンブレラ・クロニクルズ』と『ダークサイド・クロニクルズ』をカップリングしたHDリマスター移植版。
- ^ E3 2009のソニープレスカンファレンスで機種とタイトルのみ発表されたが、その後の続報は無いまま現在に至る。 - 驚き度はナンバーワン! SCEプレスカンファレンス【E3 2009】(ファミ通.com、2009年6月3日)
- ^ PS2の『アウトブレイク』シリーズとは内容が別物。
- ^ ハードカバーの特典本『BIO HAZARD -The True Story Behind BIO HAZARD-』に収録。ゲーム内での使用を前提に書かれたものの、お蔵入りとなった『トレヴァーの手記』(著者不明)も併録。
- ^ 実際はファンの公募により命名された。
- ^ 『CODE:Veronica』公式攻略本(エンターブレイン発行)掲載のゲーム設定資料より。
外部リンク [編集]
- バイオハザードシリーズ 公式ホームページ
- バイオハザード(カプコン) 公式Facebookページ
- BIOHAZARD(カプコン) 公式mixiページ
- BIOHAZARD CHANNEL - 公式YouTubeチャンネル(Flash Video)
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