フィル・コールソン

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フィル・コールソン
Phil Coulson
出版の情報
出版者 Marvel Comics
初登場 アイアンマン』(2008年5月2日)
クリエイター マーク・ファーガス
ホーク・オストビー
アート・マーカム
マット・ホロウェイ
John August
作中の情報
所属チーム S.H.I.E.L.D.
サポート・キャラクター

フィル・コールソンPhil Coulson)は、マーベル・スタジオズ製作の複数のスーパーヒーロー映画のクロスオーバー世界であるマーベル・シネマティック・ユニバースに登場する架空の人物である。S.H.I.E.L.D.コールソンはジョン・ファヴローの2008年の映画『アイアンマン』で初登場し、アメリカ合衆国の俳優クラーク・グレッグが演じた。グレッグはマーベルと複数の映画への出演契約を交わし、ファヴローの2010年の映画『アイアンマン2』、ケネス・ブラナーの2011年の映画『マイティ・ソー』にもコールソン役で出演した。コールソンはジョス・ウィードンの2012年の映画『アベンジャーズ』や短編映画シリーズ、デジタル・コミックスにも登場する。さらにグレッグは放送予定のテレビアニメ『アルティメット・スパイダーマン』でスパイダーマンの学校のコールソン校長の声優を務める。

キャラクター経歴[編集]

映画[編集]

アイアンマン[編集]

コールソン捜査官はトニー・スタークロバート・ダウニー・Jr)がアフガニスタンでの誘拐から脱出した後の記者会見に出席した。そこでコールソンはスタークの秘書のペッパー・ポッツ英語版グウィネス・パルトロー)と話し、自分は戦略国土調停補強配備局(Strategic Homeland Intervention, Enforcement, and Logistics Division)の捜査官であると明かす。彼はスタークが脱出した際の詳細についての議論の必要性を説き、アポイントメントを取った。

コールソンは再び脱出の詳細を聞こうと、ウォルト・ディズニー・コンサートホールでスタークと会った。しかしながらスタークはスリスティン・エヴァンハートからの話を聞き、テン・リングスのグルミアでのテロを止めるためにその場を去って行った。

その後、ペッパー・ポッツからオバディア・ステイン英語版のアーマーの話を聞き、仲間のエージェントを率いて彼女と共にアーク・リアクター研究所に向かい、そこでアーマーを着たステインを目撃した。

コールソンがポッツやスタークと話す際にいつも政府機関のフルネームを言うが、彼らによって組織名が長すぎると指摘されている。スタークがアイアンマンの正体を明かした記者会見の前、組織の略称が「S.H.I.E.L.D.」に決定したとポッツに述べた。

アイアンマン2[編集]

トニー・スタークがジェームズ・ローディ英語版ドン・チードル)に敗北した後、S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーサミュエル・L・ジャクソン)は彼を酔いから覚まし、パラジウムに代わるアーク・リアクターの動力を探させるために彼の屋敷に軟禁した。コールソンはスタークの監視役に選任され、もし逃げ出そうものならばテーザー銃で撃つと彼を脅かした。コールソンが別の任務のためにスタークの屋敷を離れる前、新元素を作る作業の手伝いをした。

エンドクレジット後のシーンでコールソンはニューメキシコ州の砂漠に到着し、中央にハンマーが突き刺さる巨大なクレーターを発見した。

マイティ・ソー[編集]

「コールソン捜査官はコミックには存在しなかった人物の一人であり、そして彼には『アイアンマン』で小さな役割があった。そして私は、彼らがこのキャラクターをふくらませることを選択し、彼の出番を増やしてくれて非常にラッキーだった。それはまさに爆発だ!...私は、新しいものの一部でいくつかの刺激的なことをするようになる。

—— 『マイティ・ソー』でのキャラクターの拡張について、グレッグ[1]

『マイティ・ソー』でのS.H.I.E.L.D.は、地球で発見されたソーのハンマーを調査をする役割である。コールソンはハンマーの周りに設置したS.H.I.E.L.D.の施設を襲ってきたソー(クリス・ヘムズワース)に対し、お前は精鋭集団を軽々倒したが一体どこで訓練を受けた何者なのかと尋問した。またS.H.I.E.L.D.は ジェーン・フォスターナタリー・ポートマン)がまとめた、ソーを地球に導いたワームホール(後にビフレストと判明)に関する研究資料を押収するが、パワーを取り戻したソーが研究資料を彼女に返すならば地球とアスガルドで同盟を結んでやってもよいと述べると、コールソンは承諾した。この映画でコールソンはS.H.I.E.L.D.のエージェントのジャスパー・シットウェル英語版(マシミリアノ・ヘルナンデス)、クリント・バートンジェレミー・レナー)、ケイル(パトリック・オブライエン・デムゼイ)、ギャレット(デール・ゴッドボールドー)、ニック・フューリーらと共に登場した。

アベンジャーズ[編集]

グレッグは『アベンジャーズ』でもコールソン役を務める[2]。コールソンの存在がバラバラだったヒーロー達を一致団結させる重要な鍵となっている。また、作中ではキャプテン・アメリカクリス・エヴァンス)の大ファンでカードを集めていることや、スタークとポッツの会話からチェリストの彼女がいることが明らかになっている。

短編映画[編集]

2011年8月、マーベルは『マーベル・ワンショット』と呼ばれるオリジナル短編映画にコールソンが登場することを発表した。『マーベル・ワンショット』ではコールソンのS.H.I.E.L.D.エージェントとしての一日に焦点があてられる。第1作「相談役」は『マイティ・ソー』のBlu-ray及びBlu-ray 3Dに収録され、時系列的には『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』、『インクレディブル・ハルク』と『アベンジャーズ』の間の物語となる。また、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のBlu-rayに収録されている第2弾「ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事」では、『アイアンマン2』でトニーの屋敷を去ってから『マイティ・ソー』でハンマーがあるクレーターに辿り着くまでの間のできごとが描かれる[3]

テレビ[編集]

アルティメット・スパイダーマン[編集]

2011年のコミコン・インターナショナルにて、グレッグが放送予定のテレビアニメ『アルティメット・スパイダーマン』 で、S.H.I.E.L.D.のエージェントであり、スパイダーマンドレイク・ベル)が通う学校の校長でもあるコールソンの声を担当することが発表された[4][5]

S.H.I.E.L.D.[編集]

映画『アベンジャーズ』でロキによって殺されたと思われていたコールソンだったが、実際は生きており、『アベンジャーズ』の後日談であるテレビドラマ『S.H.I.E.L.D.』ではグレッグが演じるコールソンがシリーズの『ヘッドライン』として出演することが発表された。尚、ドラマのパイロット版でもグレッグはコールソンを演じている。

コミック[編集]

2010年、エージェント・コールソンはマーベルの「デジコミックス英語版であるIron Man 2-Phil Coulson: Agent of S.H.I.E.L.D. #1 と Amazing Spider-Man Digital #13 に登場した[6]

キャラクター像[編集]

コールソンを演じるクラーク・グレッグ[3]

マーベル・シネマティック・ユニバース作品では、コールソンは主人公のサポート役として登場し、物語上でS.H.I.E.L.D.の存在を表すのに使われる。しかしながら「Marvel One-Shots」ではコールソンにスポットライトが当てられ、差し迫った驚異の中でスーパーヒーローが周りに居ないという状況に置かれる[3]

参考文献[編集]

  1. ^ Blair Marnell (2010年4月28日). “Clark Gregg's 'Iron Man 2' S.H.I.E.L.D. Agent Will 'Do Some Exciting Things' In 'Thor'”. MTV News. 2011年8月3日閲覧。
  2. ^ MARVEL-OUS STAR WATTAGE: Actors Assemble For Comic-Con Panel Including 'The Avengers', 'Captain America', & 'Thor'”. Deadline.com (2010年7月24日). 2011年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月3日閲覧。
  3. ^ a b c Strom, Marc (2011年8月2日). “Marvel One-Shots: Expanding the Cinematic Universe”. Marvel.com. 2011年8月3日閲覧。
  4. ^ Harris, Jeffrey. “SDCC2011: New Details and Voice Cast of "Ultimate Spider-Man" Revealed”. Toon Zone. 2012年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月3日閲覧。
  5. ^ Collura, Scott. “Comic-Con: Ultimate Spider-Man Toon and Avengers Season 2”. IGN. 2011年8月3日閲覧。
  6. ^ Exclusive Digicomics: Iron Man 2- Phil Coulson”. Marvel.com (2010年4月28日). 2011年8月3日閲覧。

外部リンク[編集]