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2006年11月23日 (木) 08:03時点における版

NHK放送センター
所在地 150-8001
渋谷区神南二丁目2番1号
総合テレビ
開局日 1953年2月1日
放送対象地域 関東広域圏+大東諸島
デジタル総合は茨城県を除く
コールサイン JOAK-DTV
親局 東京 27ch (キーID 1)
Eテレ
放送対象地域 関東広域圏+大東諸島
コールサイン JOAB-DTV
親局 東京 26ch (キーID 2)
ラジオ第1
開局日 1925年7月12日
放送対象地域 関東広域圏
コールサイン JOAK
親局 東京 594kHz
ラジオ第2
放送対象地域 関東広域圏+伊豆地方+山梨東部地区
コールサイン JOAB
親局 東京 693kHz
FM
放送対象地域 東京都
コールサイン JOAK-FM
親局 82.5MHz
主な中継局
アナログテレビ
○総合
 秩父 14ch
 常陸鹿島 31ch
 小見川、下総光 32ch
 八王子、平塚 33ch
 東金 35ch
 大船 36ch
 矢板、石岡 40ch
 久里浜、北茨城 43ch
 千葉、水戸 44ch
 秦野 47ch
 多摩、足利 49ch
 衣笠、江戸崎 50ch
 南足柄、逗子、根岸岡村、銚子、
  勝浦、成田、児玉、下仁田、
   沼田、桐生、宇都宮、十王 51ch
 小田原、横浜みなと、館山、
  佐原、前橋、今市、日立 52ch
○教育
 常陸鹿島 16ch
 八王子、平塚、 29ch
 矢板 30ch
 大船 34ch
 児玉 35ch
 東金 38ch
 石岡 42ch
 佐原、足利 44ch
 久里浜、北茨城 45ch
 水戸 46ch
 多摩 47ch
 衣笠、江戸崎 48ch
 南足柄、逗子、秦野、
  根岸岡村、銚子、勝浦、成田、秩父、
   沼田、下仁田、宇都宮、十王 49ch
 小田原、横浜みなと、小見川、
  館山、下総光、前橋、今市、日立 50ch
 桐生 57ch
デジタルテレビ
○総合
 平塚 19ch
 水戸、日立、山方、常陸鹿島 20ch
 前橋 37ch
 宇都宮、十王 47ch
○教育
 水戸、日立 13ch
 平塚、山方、常陸鹿島 26ch
 前橋、宇都宮 39ch
ラジオ
○ラジオ第一 設置なし
○ラジオ第二 設置なし
○FM  新島 77.5MHz
 八丈島82.9MHz
特記事項:
小笠原諸島でラジオ中継局未整備
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東京・渋谷にあるNHK放送センター

NHK放送センターえぬえいちけいほうそうせんたー)は、東京都渋谷区にあるNHKの総本部(放送法第10条における「主たる事務所」)である。全国ネットワーク番組の大半はここで制作・発信されている。但しNHKは全国単一組織であるため、NHK放送センターを指してキー局とは呼ばない。また関東甲信越向け放送の拠点でもある。そのほかBS(衛星放送)や海外向け国際放送NHKワールド」の発信拠点にもなっている。

放送局概要

  • 仮放送 1925年3月22日
  • 開局 1925年7月12日
  • 地上アナログテレビ放送開始 1953年2月1日
  • 地上デジタルテレビ放送開始 2003年12月1日午前11時

放送局の周波数一覧

(東京都にある中継局を一部含む)

テレビ局

ラジオ局

  • 第1放送(放送対象地域は関東広域圏)
    • 東京(正式名称は菖蒲久喜ラジオ放送所 埼玉県南埼玉郡菖蒲町)594kHz(コールサインJOAK、出力300kW 減力放送時は200kWまたは10kW)
  • 第2放送(全国向け放送;東京送信所公式放送エリアは関東1都6県と静岡県伊豆地方)
    • 東京(菖蒲久喜ラジオ放送所 埼玉県南埼玉郡菖蒲町)693kHz(コールサインJOAB、出力500kW 減力放送時は250kWまたは10kW)
      • 東京からの第1放送、第2放送は日中、東京から300km圏の名古屋、新潟、福島まで聴取が可能。
      • 第1放送、第2放送共用の予備送信所が埼玉県さいたま市桜区新開(しびらき)にある。(新開予備放送所、出力10kW)
        菖蒲久喜ラジオ放送所の大掛かりなメンテナンスが行われる際、年数回の減力放送で運用される。
  • NHK-FM都域放送
    • 東京(東京都港区芝公園の東京タワー)82.5MHz(コールサインJOAK-FM、出力10kW 減力放送時は1kW)
    • 新島77.5MHz(出力100W)
    • 八丈島82.9MHz(出力10W)
    • 小笠原諸島は中継局が無いため聴取不可だが将来的には設置する可能性がある。

首都圏放送センター

首都圏(=関東1都6県)向けの広域ローカル放送及び関東甲信越(=関東+水戸・甲府・長野・新潟各放送局)向けの管中番組はNHK放送センター内の"首都圏放送センター"で制作されている。なおレギュラーの一部番組は、静岡放送局でも放送されている。ワンセグ放送では当分の間、首都圏ローカルの番組(「こんにちはいっと6けん」を除く)も関東甲信越全域で放送される。

首都圏放送センター制作番組

  • NHKニュースおはよう日本 首都圏(平日7:30~7:45,土曜日7:30~8:13,日曜日・祝祭日を除く,一部を除いて関東・甲信越ブロック,NHKワールドで放送・尚,平日7:42から7:45までは関東地方及び甲信越各局ローカル放送)
  • こんにちはいっと6けん(平日11:05~11:54,首都圏向け放送)
  • ゆうどきネットワーク(平日17:10~18:00,首都圏向け放送。但し17:30までは全国一部地域向けでも放送)※2006年4月3日から放送
  • 首都圏ネットワーク(平日18:10~18:59,首都圏向け放送)
  • 特報首都圏(金曜日19:30~19:55,関東・甲信越ブロック放送)
  • 首都圏ニュース845(平日20:45~21:00,首都圏向け放送)
  • 首都圏ニュース(土休日18:45~18:59,首都圏向け放送)
  • 小さな旅(日曜日8:00~8:25,関東・甲信越・静岡ブロック放送 土曜日4:30からの総合テレビと金曜日19:30からのBSハイビジョンでも全国放送)

首都圏放送センター制作番組(放送終了)

  • ニュースセンター640(1976年~1982年)
  • ニュースセンター630(1982年~1988年)
  • 関東甲信越ネットワーク(1984年~1991年)
  • ニュースセンター850(1984年~1987年)
  • ニュースセンター845(1987年~1996年)
  • イブニングネットワーク首都圏(1988年4月~1997年3月)
  • ニュースセンター首都圏(1991年~1993年)
  • 首都圏いきいきワイド(1998年4月~2003年3月)
  • 週刊首都圏ニュース(2002年4月~2003年9月,2003年10月以降も「首都圏まるごと一週間」として,『首都圏ネットワーク』内で金曜日17:20頃~17:55頃に放送)

スタジオ

テレビ放送用スタジオ

テレビスタジオは半数以上がハイビジョン対応で基本的にNHKで放送されるテレビ放送番組を生放送あるいは収録を行うが、AM、FM、短波(国際放送)のラジオ放送や効果音など音声のみの収録で使用される場合もある。以前は極まれに他局の番組の収録にスタジオを貸していたこともある。ちなみにその時はNTVのクイズ番組だった。

ニュースセンター内のスタジオ

国内放送、国際放送を問わずニュース番組はNHKニュースセンターにある「NCスタジオ」から放送されている。地上波用スタジオ(NC大フロア)及び、編集センター、スポーツ報道分室、映像回線センターは2階、BS用スタジオ(NC中フロア)及びBSニュースセンターやテロップ・CGの作成を行うアートセンターは3階にある。1階は番組分室や手話ニュース用のスタジオなどがある。報道端末5300が各フロアやスタジオ近くに備えられ、迅速な原稿制作に対応している。完成は1988年3月25日。運用開始は1989年2月6日である。

ニュースセンターに隣接する3つのスタジオは総合テレビと、同時放送されるBS2・BSハイビジョン・NHKワールド向けのスタジオ(ハイビジョン対応)。

災害・地震の緊急放送ではBS1、教育テレビや国際放送も含むテレビ・ラジオ放送の全チャンネルがNC-Aフロアから同時放送される。ニュースによってはBS1、ラジオ第1、NHKワールドラジオ日本で同時放送することもある。なお、NC-AフロアとNC-Bフロアの間仕切りは可動式。

ラジオ放送用(音声専用)スタジオ

  • ラジオセンター内

ほかにラジオ放送用のニューススタジオ(ラジオ第1放送、FM放送、一部NHKワールド・ラジオ日本でも放送 131・132スタジオの中間に位置している)、気象通報・株式市況を放送するラジオ第2放送専用スタジオ、収録専用スタジオと全部で5箇所ある。

  • CRスタジオ 
  • CDスタジオ
    • 513スタジオ
    • 514スタジオ
    • 607スタジオ
    • 805スタジオ
    • 808スタジオ
    • 809スタジオ … 5.1サラウンド対応
    • 812スタジオ

※音声専用スタジオは全部で22カ所ある

営業センター・報道室

営業センター
報道室

その他の施設

NHK放送センター所轄のアナウンサー

Template:Ana

東京アナウンス室

《男性》

《女性》

ラジオセンター

※注記 ラジオセンター所属アナウンサーは、番組出演をしないスタッフ専門(プロデューサー、ディレクター、デスクワークなど)のアナウンサーもいる。

《男性》

《女性》

日本語センター

★印は、現役アナウンサーの出向。ほかは、退職者(日本語センター専属)。専属者の中には、ラジオニュースなどの業務を行うアナウンサーもいる。

《男性》

《女性》

NHK情報ネットワーク(いずれも男性、放送センターからの出向)

ローカルニュースについて

  • 平日正午のニュースの内12:15から12:20の首都圏ローカルニュースは、BS-1で13:15から放送している列島ニュースで時差・全国放送している他、平日朝のNHKニュースおはよう日本の関東(甲信越)ローカルニュース(一部)はBShiでリアルタイムで視聴できる。海外向け国際放送NHKワールドTVでは一部番組を除くすべての時間帯で放送されている。また、モバイル放送のモバイル.nでも一部時間帯で放送される。BS-2は以前は首都圏ローカルニュースを一部放送していたが、現在はその同時放送もすべてなくなった。
  • 尚、列島ニュース開始までは12:15からの首都圏ローカルニュースは、正午の全国ニュースのキャスターが、引き続き担当していた(但し、重大・緊急ニュース等で大幅な時間延長した時は除く)。ただし1990年前後頃までは、全国ニュースのアナウンサーの横にローカルニュースのアナウンサーがいた。

備考

  • 通常「NHK首都圏」・「NHK東京」は番組等ではあまり使用しないが、毎月1日(1月のみ4日)の正午の時報直前の11:59より緊急警報放送の試験信号発射実施の場合のみ「NHK東京」を使用する(「ただいまから緊急警報放送の試験信号をNHK東京から発射(放送)します」と発する)。なお、首都圏放送センター製作番組についても、制作クレジットは「NHK」(東京製作の全国放送番組と一緒)となる。なお、2004年頃にはある番組(詳細失念・確か「百歳バンザイ!」と思ったが…)では、製作・著作「NHK広島・東京」のクレジットが出たことがあった。
  • 総合、教育テレビやラジオ第1・2放送に於いては先述の通り、関東・甲信越向け放送の拠点でもある。そのため朝、晩の7時のニュースや正午のニュースという(いわゆる長い時間のニュースの)全国とローカルが切り替わる際に、ローカル部分のニュースは関東甲信越で総括して放送される為、内容は共通である(朝5時、正午、夜7時のニュ―ス直前のコールサインも関東甲信越内では東京の管轄になる)。一方それに対し、FM放送に関しては各放送局毎の管轄の製作となる為、ローカルニュースは関東甲信越であっても各放送局によって独自の内容となる(上記時間帯の各ニュース前のコールサイン、並びに正午や夜7時の時報直前の”おしらせ”に関してまで、その管轄放送局の独自の{いわゆる地元に根付いたその県毎の}内容になり、東京以外の場合は、ラジオのニュースやお知らせの番組に関しては第1放送よりもFM放送の方が、地元の情報が入手出来る可能性が高いといえる)。

首都圏管轄のNHK放送局

外部リンク