生活ほっとモーニング

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生活ほっとモーニング
SEIKATSU HOT MORNING
ジャンル 生活情報番組
放送時間 平日 8:35 - 9:25(50分)
放送期間 1995年4月3日 - 2010年3月19日
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
出演者 黒崎めぐみ永井伸一ほか
音声 ステレオ放送
データ放送 双方向サービス(不定期)
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生活ほっとモーニング』(せいかつ- )は、NHK総合テレビ生放送された平日朝の生活情報番組である。

概要[編集]

1966年鈴木健二をキャスターに迎えた『こんにちは奥さん』に始まる朝の生活情報番組は、後に『おはよう広場』→『おはようジャーナル』→『くらしのジャーナル』と継承されて[1]1995年のNHKロゴマーク変更時に本番組がスタートした。

日頃の暮らしに役立つ情報 (健康料理経済住環境ファッションなど) について、ゲストを交えたスタジオトークとVTRで構成される。

本番組開始の翌年、オウムビデオ事件での責任を取る形でワイドショーの廃止を発表した[2]TBSは本番組の裏番組として放送していた『モーニングEye』を打ち切り、同枠で芸能・時事問題を扱わない生活情報番組『はなまるマーケット』を開始させた[3]。『はなまるマーケット』の開始にあたり、TBSは本番組を参考にしたという[4]

なお、1996年度から2年間は土曜日にも平日と同時間帯で放送されていた。

2003年10月から放送時間を11:00まで延長する。9:25までと9:30 - 9:55の2部はそれぞれ1つの話題を取り上げる。10時台は最初の半年間は、『きょうの料理』・『おしゃれ工房』の再放送に充てたが、2004年4月からは『ほっと10時台』として再スタートした。しかし2005年10月から、第2部はNHKの一連の不祥事に伴う改革の一環として再放送枠として置き換えられ、9:55までの放送になった。2007年4月からは9:25までの放送となり、9:30からの第2部の枠は独立して『きょうの料理プラス』(金曜のみ『趣味の園芸プラス』)となった。

この2番組や『趣味の園芸』などの関連情報や質問コーナー、ゲストとのスタジオトークとなった。司会の柘植恵水は続投する。

本番組の視聴率は、7%程度だった[5]

放送時間の短縮・休止の例[編集]

祝日は原則休止[6]である。高校野球開催期間中は4試合開催日(8時30分に試合開始の場合)は休止、9時30分までに試合が開始となる場合は過去のアンコールを放送する。国会中継が9:00から始まる場合は短縮放送する。稀に平日にメジャーリーグ中継(オールスターゲームなど)を行う場合も休止になる。また国政選挙期間中は地域によって政見放送へ差し替えとなる(参議院・比例代表選挙や、選挙区選挙の特に広域放送圏の関東地方近畿地方など)。また毎年8月6日広島平和記念式典中継に伴う時間変更のため8:55開始となる。2006年12月19日の放送は北海道地方のみ全道高校アイスホッケーの中継のため通常は再放送枠に充てられる16:05 - 17:00(8:35 - 9:25の放送分)に時差放送された。2008年8月25日放送分はNHKワールド・プレミアムのみ放送休止となった(北京オリンピック期間中のニュース番組放送時間変更に伴う特別編成期間のため)。

総合テレビ以外での放送[編集]

当日放送されたものをBS1にて13:00 - 13:50に再放送した時期があったが、2000年3月を以って終了した(BS1での最終日の放送では、エンディングにて「朝は『おはよう日本』、『連続テレビ小説』、『ニュース』、そして『生活ほっとモーニング』」という旨のコメントをし、BS1の番組終了後にはBS1での終了告知の映像(総合テレビでお楽しみくださいというもの)を流した)。

2004年11月からはNHKワールド・プレミアムで同時放送する(8:35 - 9:25)。かつてはNHKワールドTVでも放送された。

番組の終了[編集]

NHKの調査によれば、数10年間で出勤時間が早まって生活環境が変化している[7]。また1990年代からそれまで8:30開始だった民放キー局3社(日本テレビフジテレビテレビ朝日)の朝のワイドショーが、テレビ朝日(1993年4月 - )、フジテレビ(1999年4月 - )[8]、日本テレビ(2004年10月 - )の順でそれぞれ8時開始に繰り上げた[9]。これらのことが本番組はもとより、『連続テレビ小説』も視聴率が低迷する要因に挙げられた。そこで、『ゲゲゲの女房』から、『連続テレビ小説』の総合テレビにおける放送開始を8時に繰り上げ(『NHKニュースおはよう日本』8時台は打ち切り)、クッションとなっていた5分ニュース、さらには9時台後半に放送する教育テレビ連動番組(『きょうの料理プラス』)も内包させ、8:15から9:54まで『あさイチ』を編成することとした(9:00 - 9:05は中断してニュースを放送)。

「選抜高校野球」中継のため、本番組は年度末より早い2010年3月19日に最終回を迎え、15年の歩みを振り返った。3月22日 - 26日の間は9:00から『選抜高校野球』を中継し、空いた時間は地デジ関連や新年度の番組情報など単発番組を放送した。

歴代司会者[編集]

8:35 - 9:30頃
期間 女性 男性
1995.4 1999.9 黒田あゆみ 住田功一
1999.10 2000.3 杉浦圭子
2000.4 2003.3 松井治伸
2003.4 2004.3 野村正育
2004.4 2005.3 根岸昌史
2005.4 2008.3 黒崎めぐみ 内多勝康
2008.4 2010.3 永井伸一
9:30以降
期間 9:30 - 9:55 10:05 -
2003.10 2004.3 野村正育、杉浦圭子 (不在)
2004.4 2005.3 根岸昌史、杉浦圭子 黒崎めぐみ
2005.4 2005.9 内多勝康、黒崎めぐみ 柘植恵水
2005.10 2007.3 柘植恵水 (不在)

主な内容[編集]

特集[編集]

特集では暮らしに役立つ情報、社会問題、健康情報などを扱う。

シリーズ[編集]

  • クイズdeなっとく!」(主に月曜、2006年度 - )
    視聴者もケータイ、パソコン、地デジリモコンから参加できるクイズ企画である。2008年度から進行は駒村多恵が担当[10]する。2006年度は、フリーの松波順子、2007年度は、結城未来が担当した。
  • おもしろ検定!ご当地ツウ」(主に月曜)
    2つの都道府県にゆかりのあるゲストを迎えご当地名物などを紹介するクイズ企画である。「クイズdeなっとく」と同様に視聴者も参加できる。
  • 発見!とっておきの旅」(主に木曜)
    ご当地アナウンサーがゲストを案内する旅コーナーである。時間短縮放送の場合に再構成版として使用されることが多い。2007年度までの「にっぽん体感こだわり旅」からコーナー名が変わったが番組構成は同じである。
  • この人にトキメキっ!」(主に金曜、2006年度 - )
    1組のゲストに密着し取材インタビューする。ゲスト2組での対談形式の場合もある。NHKワールド・プレミアムでは過去にゲスト出演者の肖像権の関係で別番組(主に地域情報番組)に差し替えとなった回が数回あった。
  • 夢の3シェフ競演」(主に火曜、月1回)
    和食(代表・中嶋貞治)、イタリアン(代表・落合務)、中華(代表・孫成順)の有名料理人を迎え、1つの食材をテーマにスタジオで調理を行う。

クイズdeなっとく!」・「おもしろ検定!ご当地ツウ」放送時には、地上デジタル放送ワンセグでは、双方向対応の番組連動データ放送を実施する。参加者の名前や成績順位は表示されないが、送信が「成功」か「失敗」かを確認できるような設定がされる(その問題に参加していない場合は「未参加」と表示される。送信回数が表示される場合もある)。4 - 6問出題し、正解数に関係なく、1回でも送信に成功すれば当日の放送でデータ画面に表示されるパスワード入力でパソコンの壁紙(風景の画像つきのカレンダー)や携帯電話の待ち受け画面としてのダウンロードができる。この形式は後継番組『あさイチ』の「スゴ技Q」(火曜日)でも継続して行なわれるが、送信の有無の確認が無くなった一方、双方向登録をしている場合はリモコンのdボタンを押さなくてもそのままクイズに参加できる(機種により異なる場合がある)。

時にはクイズでなく「あなたのお悩み解決します!」と題した、アンケート形式(3問)で行うものもあるが、要領はクイズで○×表示がない以外は基本的にクイズ回答と同じ双方向対応である。なお、パソコンからでもクイズに参加することができる。

過去の放送内容[編集]

  • 特集
    特集では基本的に暮らしに役立つ情報が中心だが、時折社会問題を扱う。がんサポートキャンペーンや戦後60年(2005年度)関連特集を放送した。毎月1回、公開収録を実施し、健康スペシャル(進行:吹田明日香)として(主として最終木曜日に)放送した。
  • ミニ番組
  • ほっと10時台/もっと知りたい
    • 2003年10月、生活ほっとは11時まで放送を拡大した。10時台はそれまで再放送した「きょうの料理」「おしゃれ工房」を杉浦・野村が補足情報などを交えて紹介する形をとる。
    • 2004年4月「ほっと10時台」としてリニューアル。
      月曜から木曜はゲストを招き、ゲストにまつわる話題を取り上げる。NHKの生活情報番組で反響や質問の多いテーマについて番組後半では「きょうの料理」の中から1品を再放送する(10分程度)。視聴者からのFAXや電子メールなどはアシスタントの岡本優岡本修が紹介する。
      金曜日は「趣味の園芸Q&A」(教育テレビから移設)を放送する。柳生真吾が進行に加わる。
    • 2005年10月には、ほっと10時台はコーナーの体裁を、10時台の編成見直しに伴って形式上9時台後半のパートに繰り上げ、25分間に集約する。「もっと知りたい」とタイトルを変更した。金曜日は従来の趣味の園芸Q&Aを引き継ぐ。
    • 2007年4月に「きょうの料理プラス」「趣味の園芸プラス」として再スタートする。

特記[編集]

  • 番組で紹介された内容(主に料理や健康関連が多い)をまとめた関連書籍が、NHK出版から発売された。2008年2月までは、隔月刊雑誌(偶数月16日発売)も発売された(こちらの雑誌には当番組だけでなく、『家計診断 おすすめ悠々ライフ』など土曜朝の経済番組の内容も掲載された)。
  • テーマソングは、中村幸代の「Morning Glory」(アルバム『Green Days』に収録)である。

脚注[編集]

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  1. ^ 特集 なつかしの番組 生活情報をお届け!『おはようジャーナル』”. NHKアーカイブス. 2015年9月25日閲覧。
  2. ^ なお、TBSのワイドショーは2004年秋に『(特)情報とってもインサイト』を持って復活している。
  3. ^ はなまる「打ち切り」…限界だった薬丸、岡江の亀裂 ,東スポWeb,2013年11月7日
  4. ^ 7~8時台ひとり勝ちのNHK 民放各局は朝ドラ対策に四苦八苦 2/2,NEWSポストセブン,2015年12月26日
  5. ^ イノッチ&有働アナが起こした朝の“革命” 取り戻した主婦層の支持,スポーツニッポン,2018年2月5日
  6. ^ 2010年2月11日は放送。
  7. ^ あさイチ」の項を参照。
  8. ^ 1994年4月 - 9月は『おはよう!ナイスデイ』を8:00開始としたほか、1998年10月 - 1999年3月は同番組を8:25開始とした。
  9. ^ 後の2014年3月末にTBSも8時開始に繰り上げた。
  10. ^ 駒村は2012年4月以降、後継番組『あさイチ』のレギュラーとして同枠再登板する。

外部リンク[編集]

NHK 総合 平日午前情報番組枠
前番組 番組名 次番組
生活ほっとモーニング
1995年4月3日 - 2010年3月19日
あさイチ
※8:15 - 9:54
(2010年3月29日 - )
NHK 総合 土曜午前情報番組枠
前番組 番組名 次番組
生活ほっとモーニング
1996年4月 - 1998年3月
土曜ほっとモーニング
(1998年4月 - 1999年3月)
NHK BS1 平日 13:00枠
前番組 番組名 次番組
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生活ほっとモーニング